JPH06164930A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH06164930A
JPH06164930A JP4305432A JP30543292A JPH06164930A JP H06164930 A JPH06164930 A JP H06164930A JP 4305432 A JP4305432 A JP 4305432A JP 30543292 A JP30543292 A JP 30543292A JP H06164930 A JPH06164930 A JP H06164930A
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JP
Japan
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image
processing
image signal
signal
picture
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Pending
Application number
JP4305432A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kunishi
毅 國司
Yuichiro Toyohara
裕一郎 豊原
Hidenori Ozaki
英礼 尾崎
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の入力経路からの画像信号に応じて良好
な画像形成を行う。 【構成】 多値のデジタル画像信号の入力経路を複数個
具備し(20,21)、該複数の入力経路の中から1個
の経路を選択し、該選択した入力経路から入力した多値
のデジタル画像信号に少なくとも入力した画像信号の中
の数画素程度の大きさ、幅の画像のみに強く作用する画
像処理(以下、この画像処理を“画像整形処置”と呼
ぶ。)を1個以上含んだ画像処理を行い、該画像処理後
の画像信号に対応した顕画化像を形成する装置におい
て、選択した画像信号の入力経路の種類に応じて前記画
像整形処理の作用効果の大きさを変化させることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置、そのなか
でも特にデジタルプリンターやデジタル複写機で代表さ
れる多値のデジタル画像信号を顕画化する装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】任意の画素の濃度あるいは輝度に対応し
た多値のデジタル画像信号に対応した顕画化像を形成す
る従来のこの種の画像形成装置では、以下に説明するよ
うな方式が広く実用化されている。
【0003】帯電手段で一様に帯電した像担持体表面に
画像処理後の画像信号に対応して発光するレーザービー
ムを走査して該像担持体表面上に静電潜像を形成し、該
静電潜像を現像手段でトナー像に現像し、該トナー像を
転写手段で転写材に転写した後定着手段で転写材上のト
ナー像を該転写材に定着して出力するレーザービームプ
リンタがある。そのほかにも画像処理後の画像信号の顕
画化手段としてインクジェットプリンターや画像信号を
ビデオ信号に変換してCRT画面に出力する装置等が数
多く用いられている。
【0004】多値のデジタル画像信号を顕画化する画像
形成装置においては、複数個の入力経路を具備し、該複
数個の入力経路の中から1個の経路を選択し、該選択し
た入力経路から入力した画像信号に応じて画像形成を行
うものがある。複数の入力経路から入力される画像信号
の種類としては、コンピューター等の画像信号作成手段
によって作成された画像信号や、CCD等を利用した画
像読み取り手段によって原稿等から読み取られた画像信
号等がある。
【0005】この種の画像形成装置では入力した画像信
号に対して、種々の画像処理を行っている。これらの画
像処理は以下に説明する二種類のタイプに分けることが
できる。
【0006】第一に入力された画像信号に対して影付
け、網かけ、斜体等の画像装飾を行う処理や、指定した
領域のみにトリミング、マスキング、あるいは前記画像
装飾を行う処理がある。図7に影付け、網かけ、斜体の
一例を示す。
【0007】第二に入力された画像信号に対して画像信
号の不具合いを整形、修正等する処理がある。画像信号
の不具合いとは以下に説明するようなものがある。前記
の画像読み取り手段で読み取った画像信号では該画像読
み取り手段のCCDやCCDに画像を投影する光学系の
分解能の高さに応じて数画素程度の大きさ、幅の画像で
は画像の外形にボケが生じたり、画像の濃度レベルが低
下するため画像の品位が低い。このような不具合いを解
決するために従来から画像信号の中の数画素程度の大き
さ、幅の画像のみに強く作用する画像処理(以下、この
画像処理を“画像整形処理”と呼ぶ。)を行うことが提
案、実用されていた。具体的には多値のデジタル画像信
号に、画像信号の空間的二次微分値に所定の定数(以
下、この定数を“二次微分加算定数”と呼ぶ。)を乗算
した値を加算する処理(以下、この処理を“二次微分加
算処理”と呼ぶ。)や、空間的一次微分値の絶対値に所
定の定数(以下、この定数を“一次微分加算定数”と呼
ぶ。)を乗算した値を加算する処理(以下、この処理を
“一次微分加算処理”と呼ぶ。)が行われていた。図8
に二次微分加算処理と一次微分加算処理の作用を表すモ
デル図を示す。
【0008】画像読み取り手段で読み取った画像信号の
場合、前記の不具合いとは違う別の不具合いもあった。
画像読み取り手段で網点画像やスクリーン画像を読み取
った場合、該画像読み取り手段の固有空間周波数と該網
点画像やスクリーン画像の固有空間周波数とが干渉を起
こしモアレ縞が発生する。このような不具合いを解決す
るために従来から画像信号中の任意の画素と、該任意の
画素の近傍の画素の信号値との間で平均化処理を行った
値を該任意の画素の値にする処理(以下、この処理を
“スムージング処理”と呼ぶ。)が行われていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術では以下に説明するような欠点があった。
【0010】コンピューター等の画像信号作成手段によ
って作成された画像信号では数画素程度の大きさ、幅の
画像にも前記の画像読み取り手段で読み取った画像信号
に存在するような画像のボケや濃度レベルの低下などは
発生しない。そのような画像信号に二次微分加算処理や
一次微分加算処理を行った場合、中間調濃度の画像と背
景の白地部との境界に画像の中間調濃度より濃度の高い
部分が発生してしまう。例えば、中間調濃度で形成され
たゴシック文字の周りに文字の濃度より高い濃度の縁取
りが発生したり、数画素程度の大きさや幅のドットやラ
インで形成された網点画像やスクリーン画像の個々のド
ットやラインの大きさ、幅、さらには濃度が大きく変化
する現象が現れ画像の品位が著しく低下してしまう。
【0011】コンピューター等の画像信号作成手段によ
って作成された画像信号にスムージング処理を行った場
合は、画像のエッジ部がボケてしまうという欠点があっ
た。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の画像処理装置は、多値のデジタル画像信号
の入力経路を複数個具備し、該複数の入力経路の中から
1個の経路を選択し、該選択した入力経路から入力した
多値のデジタル画像信号に少なくとも入力した画像信号
の中の数画素程度の大きさ、幅の画像のみに強く作用す
る画像処理を1個以上含んだ画像処理を行い、該画像処
理後の画像信号に対応した顕画化像を形成する装置にお
いて、選択した画像信号の入力経路の種類に応じて前記
画像処理の作用効果の大きさを変化させることを特徴と
する。
【0013】
【実施例】本発明の以下に説明する実施例は、多値のデ
ジタル画像信号の入力経路を複数具備し、該複数の入力
経路の中から1個の経路を選択し、該選択した入力経路
から入力した多値のデジタル画像信号に少なくとも入力
した画像信号の中の数画素程度の大きさ、幅の画像のみ
に強く作用する画像処理(以下、この画像処理を“画像
整形処置”と呼ぶ。)を1個以上含んだ画像処理を行
い、該画像処理後の画像信号に対応した顕画化像を形成
する装置において、選択した画像信号の入力経路の種類
に応じて前記画像整形処理の作用効果の大きさを変化さ
せることで、入力した画像信号の種類によらず画像のボ
ケ、中間調濃度の画像の縁取り、網点画像やスクリーン
画像の劣化が発生することのない高品位であると同時に
種々の画像装飾処理を行った付加価値の高い画像を出力
できるようにしたものである。
【0014】(実施例1)図1は本発明の特徴を最もよ
く表した画像形成装置の画像信号の流れを示すブロック
図である。本実施例では、原稿等の画像情報を多値のデ
ジタル画像信号に変換するリーダー20と、多値のデジ
タル画像信号の作成、編集が行えるコンピューター21
の2種類の画像信号出力機器からの入力経路を具備して
いる。前記リーダー20の具体的構成は図示しないが、
原稿等にハロゲンランプ、蛍光燈等で光を照射し該原稿
からの反射光をレンズ、ミラー等の光学系でCCDライ
ンセンサ等の光電気変換手段に投影し、発生したアナロ
グ電気信号をA/D変換手段で多値のデジタル画像信号
に変換する構成になっている。本実施例では多値のデジ
タル画像信号の大きさは画像の濃度の大きさに対応して
いるものとして説明を進める。
【0015】前記2種類の画像信号出力機器は画像形成
装置内のインターフェイス22に接続されている。該イ
ンターフェイス22はオペレーターの操作によってCP
U25を介してリーダー20とコンピューター21のう
ちどちらか一方の機器を選択する指示が行われるか、リ
ーダー20とコンピューター21のうちどちらか一方の
機器が画像形成装置に画像信号を送信してくることで自
動的に該一方の機器を選択して、該一方の機器の画像信
号を画像処理ブロック23に送信する。画像処理ブロッ
ク23は図2に示すよう画像整形ブロック30と画像装
飾ブロック31で構成されている。画像整形ブロック3
0ではCPU25から送信されてくる画像信号の種類に
関する情報に応じてインターフェイス22から送信され
てきた多値のデジタル画像信号に対して前記二次微分加
算処理を行う。図3に本実施例で行っている具体的な演
算のフローチャートを示す。
【0016】二次微分加算処理は差分法によれば以下の
演算に置き換えることができる。
【0017】Xi,j=Xi,j+A(Xi−1,j+
Xi+1,j+Xi,j−1+Xi,j+1) Xi,jは画像信号内の任意の画素の濃度に対応する信
号値である。iとjの添字は任意の画素の空間的位置を
表す。Aは二次微分加算定数である。
【0018】画像整形ブロック30に入力された画像信
号がリーダー20からの信号である場合は二次微分加算
定数Aの値は−1となり該画像信号にはリーダー20で
発生した数画素程度の大きさ、幅の画像の外形のボケは
修正される。画像整形ブロック30に入力された画像信
号がコンピュータ21からの信号である場合は二次微分
加算定数Aの値は0となり該画像信号には、何の修正も
行われない。
【0019】画像整形ブロック30で前記の所定の処理
を終えた画像信号は画像装飾ブロック31に送信され
る。画像装飾ブロック31ではCPU25から送信され
てくる画像装飾の実行に関する情報に応じて、入力され
た多値のデジタル画像信号に対して、影付け、網かけ、
斜体等の画像装飾を行う。
【0020】画像装飾ブロック31で前記の所定の処理
を終えた画像信号はプリンター24に送信される。図4
は電子写真方式を利用したレーザービームプリンターの
主要断面の概略図である。帯電手段11で一様に帯電し
た像担持体10表面に画像処理後の画像信号に対応して
発光するレーザービーム12を走査して該像担持体表面
上に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像手段13でト
ナー像に現像し、該トナー像を転写手段14で転写材1
5に転写した後、図示しない定着手段で転写材上のトナ
ー像を該転写材に定着して出力する。ここでプリンター
24は、入力された画像信号の値と該信号に対応して出
力される画像の濃度との関係が線型であるような出力特
性をもっているものとする。
【0021】本実施例においては、リーダーから入力し
た画像信号に関してはリーダー内部で発生した画像細部
のボケを修正した状態で、そしてコンピューターから入
力した画像信号に関しては、中間調濃度の画像に縁取り
が発生したり、ドットやラインで形成された網点画像や
スクリーン画像に大きな変化が発生することのない高品
位な状態のままで、いずれの画像信号に対しても種々の
画像装飾処理を行った付加価値の高い画像を出力でき
る。
【0022】本実施例において、画像信号がリーダー2
0からの信号である場合の二次微分加算定数Aの値は−
1に限定されるものではない。二次微分加算定数Aの値
は、リーダー部を構成しているCCD、レンズ、ミラー
等の解像力等の性能、及びオペレーターが希望する画像
のシャープネスに対応した最適な値を設定することが望
ましいことは言うまでもない。
【0023】(実施例2)実施例2では、画像整形ブロ
ック30で行う画像整形処理が一時微分加算処理の場合
について説明する。画像形成装置の画像信号の入力経路
や画像処理のブロック図は実施例1と同じ図1である。
リーダー20、コンピューター21、インターフェイス
22、プリンター24、画像装飾ブロック31、の構
成、作用は実施例1で説明したとおりである。
【0024】画像整形ブロック30ではCPU25から
送信されてくる画像信号の種類に関する情報に応じて、
インターフェイス22から送信されてきた多値のデジタ
ル画像信号に対して前記一次微分加算処理を行う。図5
に本実施例で行っている具体的な演算のフローチャート
を示す。
【0025】一次微分加算処理は差分法によれば以下の
演算に置き換えることができる。
【0026】Xi,j=Xi,j+B(|Xi,j−X
i−1,j|+|Xi,j−Xi,j−1|) Xi,jは画像信号内の任意の画素の濃度に対応する信
号値である。iとjの添字は任意の画素の空間的位置を
表す。Bは一次微分加算定数である。
【0027】画像整形ブロック30に入力された画像信
号がリーダー20からの信号である場合は一次微分加算
定数Bの値は+1となり該画像信号にはリーダー20で
発生した数画素程度の大きさ、幅の画像の濃度レベルの
低下は修正される。画像整形ブロック30に入力された
画像信号がコンピューター21からの信号である場合は
一次微分加算定数Bの値は0となり該画像信号には、何
の修正も行われない。
【0028】本実施例においては、リーダーから入力し
た画像信号に関してはリーダー内部で発生した画像細部
の濃度の低下を修正した状態で、そしてコンピューター
から入力した画像信号に関しては、中間調濃度の画像に
縁取りが発生したり、ドットやラインで形成された網点
画像やスクリーン画像に大きな変化が発生することのな
い高品位な状態のままで、いずれの画像信号に対しても
種々の画像装飾処理を行った付加価値の高い画像を出力
できる。
【0029】本実施例において、画像信号がリーダー2
0からの信号である場合の一次微分加算定数Bの値は+
1に限定されるものではない。一次微分加算定数Bの値
は、リーダー部を構成しているCCD、レンズ、ミラー
等の解像力等の性能、及びオペレーターが希望する画像
の濃度に対応した最適な値を設定することが望ましいこ
とは言うまでもない。
【0030】本実施例において、一次微分加算処理の具
体的演算は前記したものに限定するものではない。任意
の画素近傍の画像信号の空間的一次微分値が求められる
演算であれば他の演算を行っても同様の効果が得られ
る。
【0031】Xi,j=Xi,j+B(|Xi,j−X
i+1,j|+|Xi,j−Xi,j+1|) がある。
【0032】(実施例3)実施例3では、画像整形ブロ
ック30で行う画像整形処理がスムージング処理の場合
について説明する。画像形成装置の画像信号の入力経路
や画像処理のブロック図は実施例1と同じ図1である。
リーダー20、コンピューター21、インターフェイス
22、プリンター24、画像装飾ブロック31、の構
成、作用は実施例1で説明したとおりである。
【0033】画像整形ブロック30ではCPU25から
送信されてくる画像信号の種類に関する情報に応じて、
インターフェイス22から送信されてきた多値のデジタ
ル画像信号に対して前記スムージング処理を行う。図6
に本実施例で行っている具体的な演算のフローチャート
を示す。
【0034】 Xi,j=(2Xi,j+C×Xi+1,j)/2 以下、Cをスムージング定数と呼ぶ。
【0035】本実施例においては、リーダーから入力し
た画像信号に関しては網点画像等の画像ではモアレ縞が
発生することなく、そしてコンピューターから入力した
画像信号に関しては、画像のエッジ部にボケが発生する
ことなく高品位な状態のままで、いずれの画像信号に対
しても種々の画像装飾処理を行った付加価値の高い画像
を出力できる。
【0036】本実施例において、スムージング定数Cの
値は2に限定されるものではない。本実施例において、
スムージング処理の演算の具体的内容は前記したものに
限定されるものではない。
【0037】(実施例4)本発明によれば、実施例1,
2,3を組み合わせて使用すれば、より大きな効果を得
ることができる。いずれの場合においても、画像装飾後
の画像の品位を確保するために画像整形ブロックを画像
装飾ブロックの上流に配置することが望ましい。
【0038】(実施例5)実施例1,2,3ではインタ
ーフェイス22からの出力を画像処理ブロック23内の
画像整形ブロック30に入力する構成で本発明を説明し
たが、インターフェイス22からの出力を画像処理ブロ
ック23内の画像装飾ブロック31に入力するような構
成にしても効果が得られる。しかしながら、この構成で
は画像処理ブロック30を2個以上のICに分割するこ
ととなり、コスト的、スペース的な面で不利となること
を知っておかなければならない。
【0039】実施例1,2,3,4,5ではリーダーは
CCDを使用した構成で、プリンターは電子写真方式の
レーザービームプリンター構成で本発明の説明を行って
きたがこれらの方式は上記構成に限定されるものではな
い。例えば、インクジェットプリンタ、熱転写プリンタ
などでもよい。特に熱エネルギーによる膜沸騰によりイ
ンクを吐出させるタイプのバブルジェットプリンタでも
よい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、多値のデジタル画像信
号の入力経路を複数個具備し、該複数の入力経路の中か
ら1個の経路を選択し、該選択した入力経路から入力し
た多値のデジタル画像信号に少なくとも入力した画像信
号の中の数画素程度の大きさ、幅の画像のみに強く作用
する画像処理を1個以上含んだ画像処理を行い、該画像
処理後の画像信号に対応した顕画化像を形成する装置に
おいて、選択した画像信号の入力経路の種類に応じて前
記画像整形処理の作用効果の大きさを変化させること
で、入力した画像信号の種類によらず、画像ボケ、中間
調濃度の画像の縁取り、網点画像やスクリーン画像の劣
化等が発生することのない高品位であると同時に種々の
画像装飾処理を行った付加価値の高い画像を出力できる
画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した画像形成装置の画像信号の流
れを示す図である。
【図2】本発明を実施した画像形成装置の画像処理ブロ
ック内の画像整形ブロックと画像装飾ブロックの配置を
示す図である。
【図3】実施例1の画像整形処理のフローチャートであ
る。
【図4】実施例のプリンター部の主要断面の概略図であ
る。
【図5】実施例2の画像整形処理のフローチャートであ
る。
【図6】実施例3の画像整形処理のフローチャートであ
る。
【図7】画像装飾処理の一例を示すものである。
【図8】画像整形処理の作用を表すモデル図である。
【符号の説明】
10 像担持体 11 帯電手段 12 レーザービーム 13 現像手段 14 転写手段 15 転写材 20 リーダー 21 コンピューター 22 インターフェイス 23 画像処理ブロック 24 プリンター 25 CPU 30 画像整形ブロック 31 画像装飾ブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値のデジタル画像信号の入力経路を複
    数個具備し、該複数の入力経路の中から1個の経路を選
    択し、該選択した入力経路から入力した多値のデジタル
    画像信号に少なくとも入力した画像信号の中の数画素程
    度の大きさ、幅の画像のみに強く作用する画像処理(以
    下、この画像処理を“画像整形処置”と呼ぶ。)を1個
    以上含んだ画像処理を行い、該画像処理後の画像信号に
    対応した顕画化像を形成する装置において、選択した画
    像信号の入力経路の種類に応じて前記画像整形処理の作
    用効果の大きさを変化させることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記画像整形処理は、数画素程度の大き
    さ、あるいは幅の画像のエッジのシャープネスを変化さ
    せる処理(以下、この処理を“シャープネス処理”と呼
    ぶ。)であることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記シャープネス処理は入力した多値の
    デジタル画像信号に該画像信号の空間的二次微分値に所
    定の定数(以下、この定数を“二次微分加算定数”と呼
    ぶ。)を乗算した値を加算する処理(以下、この処理を
    “二次微分加算処理”と呼ぶ。)であり、選択した画像
    信号の入力経路の種類に応じて、該二次微分加算処理定
    数の値を変化させることを特徴とする請求項2記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像整形処理は、画像信号に該画像
    信号の空間的一次微分値の絶対値に所定の定数(以下、
    この定数を“一次微分加算定数”と呼ぶ。)を乗算した
    値を加算する処理(以下、この処理を“一次微分加算処
    理”と呼ぶ。)であり、選択した画像信号の入力経路の
    種類に応じて、該一次微分加算処理定数の値を変化させ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像整形処理は、任意の画素と、該
    任意の画素の近傍の画素の信号値との間で平均化処理を
    行った値を該任意の画素の値にする処理であり、選択し
    た画像信号の入力経路の種類に応じて、前記平均化処理
    の対象となる画素の個数と平均計算の重み付け定数を変
    化させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
JP4305432A 1992-11-16 1992-11-16 画像形成装置 Pending JPH06164930A (ja)

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Effective date: 20020820