JPH06164473A - ページングシステム - Google Patents
ページングシステムInfo
- Publication number
- JPH06164473A JPH06164473A JP43A JP31362192A JPH06164473A JP H06164473 A JPH06164473 A JP H06164473A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 31362192 A JP31362192 A JP 31362192A JP H06164473 A JPH06164473 A JP H06164473A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- voice
- receiving terminal
- message
- sent
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般電話網から無線回線を利用して呼び出し
を行うページングシステムにおいて、音声信号を圧縮符
号化して無線送信し、それを受信して伸長復号化した音
声信号を再生する。また受信端末において圧縮された音
声信号をそのまま記録する。 【効果】 簡単な構成で音声情報を用いたページングシ
ステムを実現できる。
を行うページングシステムにおいて、音声信号を圧縮符
号化して無線送信し、それを受信して伸長復号化した音
声信号を再生する。また受信端末において圧縮された音
声信号をそのまま記録する。 【効果】 簡単な構成で音声情報を用いたページングシ
ステムを実現できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般電話網から無線回
線を利用して呼び出しを行うページングシステムに関す
る。
線を利用して呼び出しを行うページングシステムに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】現在、電話を用いて呼び出しをおこなう
ページングシステムは、ポケットベルとして広く普及し
ている。このシステムでは、呼び出し音によってページ
ャに呼び出しがあったことといくつかの文字や数字情報
を受信者に伝えることができる。
ページングシステムは、ポケットベルとして広く普及し
ている。このシステムでは、呼び出し音によってページ
ャに呼び出しがあったことといくつかの文字や数字情報
を受信者に伝えることができる。
【０００３】また、音声情報を伝達できるページングシ
ステムも存在する。このシステムには、ＦＭ変調、復調
による方式や、音声認識、合成による方式がある。
ステムも存在する。このシステムには、ＦＭ変調、復調
による方式や、音声認識、合成による方式がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したポケットベル
のシステムでは、携帯用の受信端末の表示器の大きさに
制限があるため、送られた文字数が多いと一度に受信者
に表示することができない。全ての内容を伝えるために
は、受信者の何らかの操作を必要とし、不便である。ま
た、送信者はキーボード等を用いて文字情報を入力する
必要があり、この操作は大変煩わしいものである。
のシステムでは、携帯用の受信端末の表示器の大きさに
制限があるため、送られた文字数が多いと一度に受信者
に表示することができない。全ての内容を伝えるために
は、受信者の何らかの操作を必要とし、不便である。ま
た、送信者はキーボード等を用いて文字情報を入力する
必要があり、この操作は大変煩わしいものである。
【０００５】そこで、特開平２−１４３７２３のように
音声情報をディジタル信号化して伝達できるページング
システムが考えられるが、音声の情報量が多いためにそ
のままディジタル信号化して送ることが困難であり、Ｉ
Ｃを用いた音声合成の音質にも問題が残る。また、特開
平４−２０７８２６のように音声認識によって音声を文
字コード化する方式は、現状の技術では音声認識の計算
負荷が大きく、計算のための大きな設備が必要となる。
音声情報をディジタル信号化して伝達できるページング
システムが考えられるが、音声の情報量が多いためにそ
のままディジタル信号化して送ることが困難であり、Ｉ
Ｃを用いた音声合成の音質にも問題が残る。また、特開
平４−２０７８２６のように音声認識によって音声を文
字コード化する方式は、現状の技術では音声認識の計算
負荷が大きく、計算のための大きな設備が必要となる。
【０００６】本発明はこれらの課題を解決するもので、
より簡単な構成で音声情報を伝達できるページングシス
テムを提供することを目的としている。
より簡単な構成で音声情報を伝達できるページングシス
テムを提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のページングシス
テムは、音声信号を圧縮符号化する手段と、音声信号を
伸長復号化する手段とを具備したことを特徴とする。ま
た、圧縮された音声信号を蓄積する手段を具備したこと
を特徴とする。
テムは、音声信号を圧縮符号化する手段と、音声信号を
伸長復号化する手段とを具備したことを特徴とする。ま
た、圧縮された音声信号を蓄積する手段を具備したこと
を特徴とする。
【０００８】
【実施例】（実施例１）以下、図面に基づいて、本発明
の実施例を説明する。
の実施例を説明する。
【０００９】図１に本発明のページングシステムの実施
例を示す。端末１０１は従来の電話端末である。ここで
送信者は受信端末の識別番号を入力したあと、音声によ
るメッセージを通話口に発声する。この識別番号と音声
は、交換局１０２を介して一般の電話網で無線呼び出し
基地局１０３まで伝達される。ここまでは従来の設備で
何ら問題はない。無線呼び出し基地局１０３ではまず識
別番号を無線で発信する。続いてメッセージが音声信号
であることを知らせる信号を送信し、そのあと順次送ら
れてきた音声を圧縮符号化して、定められた転送レート
に従って送信する。受信端末１０４では、最初に送られ
てきた識別番号を照合し、識別番号が自分のものであれ
ば続いて送られてくる符号を伸長復号化して、音声によ
るメッセージを出力する。
例を示す。端末１０１は従来の電話端末である。ここで
送信者は受信端末の識別番号を入力したあと、音声によ
るメッセージを通話口に発声する。この識別番号と音声
は、交換局１０２を介して一般の電話網で無線呼び出し
基地局１０３まで伝達される。ここまでは従来の設備で
何ら問題はない。無線呼び出し基地局１０３ではまず識
別番号を無線で発信する。続いてメッセージが音声信号
であることを知らせる信号を送信し、そのあと順次送ら
れてきた音声を圧縮符号化して、定められた転送レート
に従って送信する。受信端末１０４では、最初に送られ
てきた識別番号を照合し、識別番号が自分のものであれ
ば続いて送られてくる符号を伸長復号化して、音声によ
るメッセージを出力する。
【００１０】図２は信号の流れ図である。（１）から
（４）は信号の処理、矢印２０１、２０２は信号の形態
を表している。端末１０１において音声信号を入力する
と（１）、音声信号２０２が無線呼び出し基地局１０３
まで有線で伝達されて、そこで圧縮符号化される
（２）。圧縮符号２０１は無線で受信端末１０４まで配
送される。受信端末１０４では受信した圧縮符号２０１
が伸長復号化されて（３）、音声信号２０２として出力
される（４）。この実施例のほかに無線呼び出し基地１
０３のかわりに端末１０１もしくは交換局１０２におい
て圧縮符号化する方式も可能である。
（４）は信号の処理、矢印２０１、２０２は信号の形態
を表している。端末１０１において音声信号を入力する
と（１）、音声信号２０２が無線呼び出し基地局１０３
まで有線で伝達されて、そこで圧縮符号化される
（２）。圧縮符号２０１は無線で受信端末１０４まで配
送される。受信端末１０４では受信した圧縮符号２０１
が伸長復号化されて（３）、音声信号２０２として出力
される（４）。この実施例のほかに無線呼び出し基地１
０３のかわりに端末１０１もしくは交換局１０２におい
て圧縮符号化する方式も可能である。
【００１１】圧縮符号化はＶＳＥＬＰやＭＰＣ等のハイ
ブリッド符号化方式を用いる。これらの符号化方式は圧
縮率が高く、復号化された音声品質もよい。信号をその
まま符号化するために、認識合成の方式では伝えにくか
った話者情報も伝えることができる。またこれらの符号
化方式は認識合成方式よりも計算量が少ないので、より
簡単な装置で実現できる。特に伸長復号化は圧縮符号化
よりも簡単な計算で実現できるので、受信端末１０４を
より安価で提供できる。
ブリッド符号化方式を用いる。これらの符号化方式は圧
縮率が高く、復号化された音声品質もよい。信号をその
まま符号化するために、認識合成の方式では伝えにくか
った話者情報も伝えることができる。またこれらの符号
化方式は認識合成方式よりも計算量が少ないので、より
簡単な装置で実現できる。特に伸長復号化は圧縮符号化
よりも簡単な計算で実現できるので、受信端末１０４を
より安価で提供できる。
【００１２】図３は受信端末の構成ブロック図である。
アンテナ３０１は送信された電波を捕え、受信部３０２
はその電波を電気信号に変換する。信号検出部３０３で
は検波回路等により必要なデータをディジタル信号に変
換し、その中の受信端末識別番号を番号照合部３０４
に、メッセージ信号を信号分離部３０５にそれぞれ送
る。番号照合部３０４は送られてきた識別番号と自分に
割当てられた識別番号とを照合し、一致しなかった場合
には一連の処理を終了し待機状態に戻る。信号分離部３
０３は送られてきたメッセージ信号を判別し、信号が音
声であれば伸長復号部３０６に送り、文字であれば文字
変換部３０８に送る。伸長復号部３０６は圧縮符号化さ
れた信号を連続音声信号に変換する、スピーカ３０７は
伸長復号部より送られた連続音声信号を音に変換して出
力する。文字変換部３０８は文字コードをコード表に従
って文字に変換し、表示部３０９はその文字をディスプ
レイ等表示する。
アンテナ３０１は送信された電波を捕え、受信部３０２
はその電波を電気信号に変換する。信号検出部３０３で
は検波回路等により必要なデータをディジタル信号に変
換し、その中の受信端末識別番号を番号照合部３０４
に、メッセージ信号を信号分離部３０５にそれぞれ送
る。番号照合部３０４は送られてきた識別番号と自分に
割当てられた識別番号とを照合し、一致しなかった場合
には一連の処理を終了し待機状態に戻る。信号分離部３
０３は送られてきたメッセージ信号を判別し、信号が音
声であれば伸長復号部３０６に送り、文字であれば文字
変換部３０８に送る。伸長復号部３０６は圧縮符号化さ
れた信号を連続音声信号に変換する、スピーカ３０７は
伸長復号部より送られた連続音声信号を音に変換して出
力する。文字変換部３０８は文字コードをコード表に従
って文字に変換し、表示部３０９はその文字をディスプ
レイ等表示する。
【００１３】図４は受信端末１０４における制御の流れ
図である。電波を受信すると（１）、その電波から信号
を検出する（２）。検出した信号のうち、識別番号の部
分を選びだし、その受信端末１０４にあらかじめ与えら
れている識別番号と照合し（３）、その結果が一致して
いなければこの信号は他の受信端末にただちに処理を終
了する。一致した場合、この信号はこの受信端末に向け
られたものであるので、受信した信号が圧縮された音声
信号か文字コード信号かを判別し、それぞれの処理部に
送る（４）。圧縮された音声信号は伸長復号部３０６に
よって音声信号に伸長復号されて（５）、スピーカ３０
７で出力される（６）。一方、文字コード信号は文字変
換部でコード表によって文字および数字に変換されて
（７）、表示部３０９において表示される（８）。
図である。電波を受信すると（１）、その電波から信号
を検出する（２）。検出した信号のうち、識別番号の部
分を選びだし、その受信端末１０４にあらかじめ与えら
れている識別番号と照合し（３）、その結果が一致して
いなければこの信号は他の受信端末にただちに処理を終
了する。一致した場合、この信号はこの受信端末に向け
られたものであるので、受信した信号が圧縮された音声
信号か文字コード信号かを判別し、それぞれの処理部に
送る（４）。圧縮された音声信号は伸長復号部３０６に
よって音声信号に伸長復号されて（５）、スピーカ３０
７で出力される（６）。一方、文字コード信号は文字変
換部でコード表によって文字および数字に変換されて
（７）、表示部３０９において表示される（８）。
【００１４】図５は無線通信におけるパケット構成図で
ある。図５の太線で区切られた部分が１パケットで、１
パケットは識別番号とメッセージからなり、メッセージ
は音声圧縮符号および文字コード信号で構成される。識
別番号は受信端末を指定するもので、受信端末はこの番
号を照合してそのパケットのメッセージを取捨する。つ
まり、１パケットで送られるメッセージは１つの受信端
末にのみ有効である。このパケットの大きさはあらかじ
め決めてあるので、１つのパケットに入りきらないメッ
セージは２つ以上のパケットに分けて伝送する。音声の
場合は連続信号であるので、１つのパケットでたりない
ときは連続したいくつかのパケットを使う。
ある。図５の太線で区切られた部分が１パケットで、１
パケットは識別番号とメッセージからなり、メッセージ
は音声圧縮符号および文字コード信号で構成される。識
別番号は受信端末を指定するもので、受信端末はこの番
号を照合してそのパケットのメッセージを取捨する。つ
まり、１パケットで送られるメッセージは１つの受信端
末にのみ有効である。このパケットの大きさはあらかじ
め決めてあるので、１つのパケットに入りきらないメッ
セージは２つ以上のパケットに分けて伝送する。音声の
場合は連続信号であるので、１つのパケットでたりない
ときは連続したいくつかのパケットを使う。
【００１５】（実施例２）図６は図３の受信端末１０４
の構成ブロック図に信号記憶部６０１を加えたものであ
る。これにより、圧縮符号化された音声信号の情報量が
電波によって送信できる情報量を上回ったとしても、音
声信号を受信、再生できる。この場合、受信した信号は
一旦信号記憶部６０１に蓄積され、ある区切まで信号を
受け取った時点で過去のものから順次伸長復号部３０６
に送られて、途切れることなく音声が再生される。この
方法を用いれば割り込みなどにも対応ができ、前に述べ
たような連続したパケットを使用する必要がなくなり、
電波を占用することなく音声信号を伝えることができ
る。さらに、圧縮符号をそのまま記緑しておくことがで
きる。受信者が受信したメッセージを記録させておきた
いことは多い。しかし、連続音声信号は情報量が多く、
信号を記緑させておくには多くのメモリを必要とする。
ここで信号記憶部６０１に受信した圧縮符号をそのまま
記録しておけば、メモリの消費は少なくて済み、なおか
つ伸長復号部３０６を通していつでも簡単に音声に再生
できる。
の構成ブロック図に信号記憶部６０１を加えたものであ
る。これにより、圧縮符号化された音声信号の情報量が
電波によって送信できる情報量を上回ったとしても、音
声信号を受信、再生できる。この場合、受信した信号は
一旦信号記憶部６０１に蓄積され、ある区切まで信号を
受け取った時点で過去のものから順次伸長復号部３０６
に送られて、途切れることなく音声が再生される。この
方法を用いれば割り込みなどにも対応ができ、前に述べ
たような連続したパケットを使用する必要がなくなり、
電波を占用することなく音声信号を伝えることができ
る。さらに、圧縮符号をそのまま記緑しておくことがで
きる。受信者が受信したメッセージを記録させておきた
いことは多い。しかし、連続音声信号は情報量が多く、
信号を記緑させておくには多くのメモリを必要とする。
ここで信号記憶部６０１に受信した圧縮符号をそのまま
記録しておけば、メモリの消費は少なくて済み、なおか
つ伸長復号部３０６を通していつでも簡単に音声に再生
できる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明のページング
システムは、音声信号を圧縮符号化する手段と伸長復号
化する手段を備えている。従って本発明のページングシ
ステムでは、簡単な設備で送信者から受信者にむけて音
声情報を伝達することができる。さらに圧縮された音声
信号を蓄積する手段を備えており、これによって受信し
た音声信号を少ないメモリで記録することができる。
システムは、音声信号を圧縮符号化する手段と伸長復号
化する手段を備えている。従って本発明のページングシ
ステムでは、簡単な設備で送信者から受信者にむけて音
声情報を伝達することができる。さらに圧縮された音声
信号を蓄積する手段を備えており、これによって受信し
た音声信号を少ないメモリで記録することができる。
【図１】 本発明のページングシステムのシステム図。
【図２】 本発明のページングシステムの信号の流れ
図。
図。
【図３】 本発明のページングシステムの受信端末の構
成ブロック図。
成ブロック図。
【図４】 本発明のページングシステムの受信端末の制
御流れ図。
御流れ図。
【図５】 本発明のページングシステムの無線のパケッ
ト構成図。
ト構成図。
【図６】 本発明のページングシステムの受信端末の構
成ブロック図。
成ブロック図。
１０１・・・・・・・一般電話端末 １０２・・・・・・・交換局 １０３・・・・・・・無線呼び出し基地局 １０４・・・・・・・受信端末 ２０１・・・・・・・圧縮符号 ２０２・・・・・・・音声信号 ３０１・・・・・・・アンテナ ３０２・・・・・・・受信部 ３０３・・・・・・・信号検出部 ３０４・・・・・・・番号照合部 ３０５・・・・・・・信号分離部 ３０６・・・・・・・伸長復号部 ３０７・・・・・・・スピーカ ３０８・・・・・・・文字変換部 ３０９・・・・・・・表示部 ６０１・・・・・・・信号記憶部
Claims (2)
- 【請求項１】 一般電話網から無線回線を利用して呼び
出しを行うページングシステムにおいて、 音声信号を圧縮符号化する手段と、 音声信号を伸長復号化する手段と を具備したことを特徴とするページングシステム。 - 【請求項２】 前記請求項１記載のページングシステム
において、 圧縮された音声信号を蓄積する手段を具備したことを特
徴とするページングシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP43A JPH06164473A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | ページングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP43A JPH06164473A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | ページングシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06164473A true JPH06164473A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18043528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP43A Pending JPH06164473A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | ページングシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06164473A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5884250A (en) * | 1996-08-23 | 1999-03-16 | Nec Corporation | Digital voice transmission system |
-
1992
- 1992-11-24 JP JP43A patent/JPH06164473A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5884250A (en) * | 1996-08-23 | 1999-03-16 | Nec Corporation | Digital voice transmission system |
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