JPH06163123A - 多極コネクタ - Google Patents
多極コネクタInfo
- Publication number
- JPH06163123A JPH06163123A JP43A JP31703392A JPH06163123A JP H06163123 A JPH06163123 A JP H06163123A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 31703392 A JP31703392 A JP 31703392A JP H06163123 A JPH06163123 A JP H06163123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- holes
- rows
- contacts
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】信号数の増大に伴う多極化及び信号の高速化に
より、多ピン数の端子の基板への装着を容易にし、隣接
の端子同志の接触障害を防ぎ、また伝送特性のクロスト
ーク特性を改善した多極コネクタを得る。 【構成】直方体の長手方向の相対する２面間を貫通して
複数列に並べられた窓穴７を有する絶縁体のコネクタ本
体１と、貫通した窓穴７に圧入されるばね性を持つ複数
のコンタクト２と、そのコンタクト２はプリント基板６
と接続するために相対する２面のうち１面から伸びてい
る端子部２ａを９０度に折り曲げたコネクタにおいて、
コンタクト２にはグランドピン９と信号ピン８を持ち、
９０度に折り曲げた先端の端子部２ａを挿入するための
コンタクトと同数の穴５を有した整列プレート３に、長
手方向の隣接する穴５の列の間に仕切り４を有してい
る。
より、多ピン数の端子の基板への装着を容易にし、隣接
の端子同志の接触障害を防ぎ、また伝送特性のクロスト
ーク特性を改善した多極コネクタを得る。 【構成】直方体の長手方向の相対する２面間を貫通して
複数列に並べられた窓穴７を有する絶縁体のコネクタ本
体１と、貫通した窓穴７に圧入されるばね性を持つ複数
のコンタクト２と、そのコンタクト２はプリント基板６
と接続するために相対する２面のうち１面から伸びてい
る端子部２ａを９０度に折り曲げたコネクタにおいて、
コンタクト２にはグランドピン９と信号ピン８を持ち、
９０度に折り曲げた先端の端子部２ａを挿入するための
コンタクトと同数の穴５を有した整列プレート３に、長
手方向の隣接する穴５の列の間に仕切り４を有してい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタに関し、特にプ
リント基板に接続して電気的接触を得るための多極数を
保有するコネクタに関する。
リント基板に接続して電気的接触を得るための多極数を
保有するコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のコネクタは、図３及び図
４に示すように、絶縁体からなる直方体のコネクタ本体
１の相対する２面間を貫通する窓穴７に圧入されるばね
性を持つコンタクト２が、プリント基板６と接続するた
めに相対する２面のうち１面から伸びている部分を９０
度に折り曲げられ、その先の部分となる端子部２ａを有
し、端子部２ａは、図５に示すように、絶縁体から成る
板状の整列プレート１３に複数の穴５が明き並べられて
おり、その穴５の部分を通ることにより整列されてい
た。図４には整列プレート１３が組み込まれ、コネクタ
本体１がプリント基板６に接続している状況が示されて
いる。
４に示すように、絶縁体からなる直方体のコネクタ本体
１の相対する２面間を貫通する窓穴７に圧入されるばね
性を持つコンタクト２が、プリント基板６と接続するた
めに相対する２面のうち１面から伸びている部分を９０
度に折り曲げられ、その先の部分となる端子部２ａを有
し、端子部２ａは、図５に示すように、絶縁体から成る
板状の整列プレート１３に複数の穴５が明き並べられて
おり、その穴５の部分を通ることにより整列されてい
た。図４には整列プレート１３が組み込まれ、コネクタ
本体１がプリント基板６に接続している状況が示されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコネク
タは、コンタクトの先の部分の端子部がプリント基板と
接続するとき、整列プレートにより整列されるが、半田
付けで取り付けられた後、例えばコンタクトの板厚が
０．３ｍｍで、隣接間のピッチが２．５４ｍｍとするな
らば、９０度に折り曲げた部分は不安定で左右に振れ易
いため、何らかの障害物により隣り同志の端子が接触
し、ショートしてしまうという問題点がある。また、電
気信号の大容量化に伴う高密度化及び信号の高速化によ
り、電気的特性の問題、例えばコンタクト間のクロスト
ークが大きくなるという問題点があった。
タは、コンタクトの先の部分の端子部がプリント基板と
接続するとき、整列プレートにより整列されるが、半田
付けで取り付けられた後、例えばコンタクトの板厚が
０．３ｍｍで、隣接間のピッチが２．５４ｍｍとするな
らば、９０度に折り曲げた部分は不安定で左右に振れ易
いため、何らかの障害物により隣り同志の端子が接触
し、ショートしてしまうという問題点がある。また、電
気信号の大容量化に伴う高密度化及び信号の高速化によ
り、電気的特性の問題、例えばコンタクト間のクロスト
ークが大きくなるという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は直方体の長手方
向の相対する２面間を貫通して複数列に並べられた窓穴
を有する絶縁体本体と、ばね性を有して前記複数列の窓
穴に従って圧入され且つプリント基板と接続するために
前記相対する２面のうち１面から伸びている部分を９０
度に折り曲げてなる複数のコンタクトとを有する多極コ
ネクタにおいて、前記コンタクトには信号ピンとグラン
ドピンとを持ち、且つ前記コンタクトの９０度に折り曲
げた先端の部分を挿入するために前記コンタクトと同数
の穴を前記複数列の窓穴と同配置に有した整列プレート
を備え、この整列プレートの前記長手方向に隣接する前
記複数列の穴の各列の間に仕切りを有しており、また前
記信号ピンと前記グランドピンは略同数で且つ前記整列
プレートに交互に配置されていてもよい。
向の相対する２面間を貫通して複数列に並べられた窓穴
を有する絶縁体本体と、ばね性を有して前記複数列の窓
穴に従って圧入され且つプリント基板と接続するために
前記相対する２面のうち１面から伸びている部分を９０
度に折り曲げてなる複数のコンタクトとを有する多極コ
ネクタにおいて、前記コンタクトには信号ピンとグラン
ドピンとを持ち、且つ前記コンタクトの９０度に折り曲
げた先端の部分を挿入するために前記コンタクトと同数
の穴を前記複数列の窓穴と同配置に有した整列プレート
を備え、この整列プレートの前記長手方向に隣接する前
記複数列の穴の各列の間に仕切りを有しており、また前
記信号ピンと前記グランドピンは略同数で且つ前記整列
プレートに交互に配置されていてもよい。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例を示し、同図（ａ）は整列
プレートが組み込まれてプリント基板に装着しているコ
ネクタの斜視図、同図（ｂ）は整列プレートのピン配置
を示す平面図、図２はその整列プレートの斜視図であ
る。
る。図１は本発明の一実施例を示し、同図（ａ）は整列
プレートが組み込まれてプリント基板に装着しているコ
ネクタの斜視図、同図（ｂ）は整列プレートのピン配置
を示す平面図、図２はその整列プレートの斜視図であ
る。
【０００６】例えば本実施例のコネクタを１２８極数の
コネクタに例えて説明すると、図３に示したコネクタを
前面から見た斜視図からもわかるように、コネクタ本体
１の窓穴７は、長手方向に３２個と縦に４列に並んで設
けられており、この窓穴７に圧入され且つばね性を持つ
コンタクト２も同じ配列で１２８ピン数を有している。
この窓穴７とは相反する面から延びたコンタクト２の先
端の端子部２ａは、手前から１段ごとに２．５４ｍｍ間
隔で９０度に折り曲げられている。
コネクタに例えて説明すると、図３に示したコネクタを
前面から見た斜視図からもわかるように、コネクタ本体
１の窓穴７は、長手方向に３２個と縦に４列に並んで設
けられており、この窓穴７に圧入され且つばね性を持つ
コンタクト２も同じ配列で１２８ピン数を有している。
この窓穴７とは相反する面から延びたコンタクト２の先
端の端子部２ａは、手前から１段ごとに２．５４ｍｍ間
隔で９０度に折り曲げられている。
【０００７】そのコンタクト２のうちある複数のものを
グランドピン９として設ける。詳しく説明すると、図１
（ｂ）に示すように、コンタクト２の端子部２ａが整列
プレート３を通っている時の状況において、白抜きの丸
印が信号ピン８、斜線を施した丸印がグランドピン９を
示すとすると、グランドピン９を同図の様に千鳥状に配
置する。ここでグランドピン９の端子間の内側寸法Ｌ
と、整列プレート３の幅、整列プレートの材質の誘電率
及びコンタクトの幅Ｄを適当に選ぶことにより、特性イ
ンピーダンスを５０Ωに設定する。すなわち、コンタク
ト２の１２８ピン数のうち半分の６４ピンのグランドピ
ン９を設けていることになる。
グランドピン９として設ける。詳しく説明すると、図１
（ｂ）に示すように、コンタクト２の端子部２ａが整列
プレート３を通っている時の状況において、白抜きの丸
印が信号ピン８、斜線を施した丸印がグランドピン９を
示すとすると、グランドピン９を同図の様に千鳥状に配
置する。ここでグランドピン９の端子間の内側寸法Ｌ
と、整列プレート３の幅、整列プレートの材質の誘電率
及びコンタクトの幅Ｄを適当に選ぶことにより、特性イ
ンピーダンスを５０Ωに設定する。すなわち、コンタク
ト２の１２８ピン数のうち半分の６４ピンのグランドピ
ン９を設けていることになる。
【０００８】また、端子部２ａを挿入するための整列プ
レート３には、図２に示すように、窓穴７と同数の穴５
が同じ配置で明き並び、長手方向の隣接する穴５の列と
列との間に、ある適当な高さの仕切り４が立ち並んでい
る。コンタクト２の端子部２ａがプリント基板６に接続
する前に、この整列プレート３の穴５を通ることによっ
て端子部２ａが整列されてプリント基板６へ接続する。
また、隣接の端子部２ａ間には整列プレート３の仕切り
４が立つこととなり、端子部２ａの不安定な動きや振れ
が抑えられ、隣接の端子部２ａ同志が接触してショート
するという恐れが無くなる。
レート３には、図２に示すように、窓穴７と同数の穴５
が同じ配置で明き並び、長手方向の隣接する穴５の列と
列との間に、ある適当な高さの仕切り４が立ち並んでい
る。コンタクト２の端子部２ａがプリント基板６に接続
する前に、この整列プレート３の穴５を通ることによっ
て端子部２ａが整列されてプリント基板６へ接続する。
また、隣接の端子部２ａ間には整列プレート３の仕切り
４が立つこととなり、端子部２ａの不安定な動きや振れ
が抑えられ、隣接の端子部２ａ同志が接触してショート
するという恐れが無くなる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プリント
基板に接続するコネクタにて仕切りを有する整列プレー
トを組み込むことにより、プリント基板の端子穴へコネ
クタの多極数の端子を容易に通しやすくし、またプリン
ト基板への装着後、端子部の不安定な動きや振れによる
端子同志の接触、ショートという障害を防ぐ効果を有す
る。またグランドピンを設けてインピーダンスを設定す
ることから、コンタクト間のクロストークを低減し、さ
らに高周波信号に対しても安定した伝送特性を得ること
ができるという効果がある。
基板に接続するコネクタにて仕切りを有する整列プレー
トを組み込むことにより、プリント基板の端子穴へコネ
クタの多極数の端子を容易に通しやすくし、またプリン
ト基板への装着後、端子部の不安定な動きや振れによる
端子同志の接触、ショートという障害を防ぐ効果を有す
る。またグランドピンを設けてインピーダンスを設定す
ることから、コンタクト間のクロストークを低減し、さ
らに高周波信号に対しても安定した伝送特性を得ること
ができるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示し、（ａ）は整列プレー
トを組み込んだコネクタの斜視図、（ｂ）は整列プレー
トのピン配置を示す平面図である。
トを組み込んだコネクタの斜視図、（ｂ）は整列プレー
トのピン配置を示す平面図である。
【図２】本発明の一実施例における整列プレートの斜視
図である。
図である。
【図３】本発明のコネクタ及び従来のコネクタの一例を
前面から見た斜視図である。
前面から見た斜視図である。
【図４】従来の整列プレートを組み込んだコネクタの一
例の斜視図である。
例の斜視図である。
【図５】従来例における整列プレートの斜視図である。
１ コネクタ本体 ２ コンタクト ２ａ 端子部 ３，１３ 整列プレート ４ 仕切り ５ 穴 ６ プリント基板 ７ 窓穴 ８ 信号ピン ９ グランドピン
Claims (2)
- 【請求項１】 直方体の長手方向の相対する２面間を貫
通して複数列に並べられた窓穴を有する絶縁体本体と、
ばね性を有して前記複数列の窓穴に従って圧入され且つ
プリント基板と接続するために前記相対する２面のうち
１面から伸びている部分を９０度に折り曲げてなる複数
のコンタクトとを有する多極コネクタにおいて、前記コ
ンタクトには信号ピンとグランドピンとを持ち、且つ前
記コンタクトの９０度に折り曲げた先端の部分を挿入す
るために前記コンタクトと同数の穴を前記複数列の窓穴
と同配置に有した整列プレートを備え、この整列プレー
トの前記長手方向に隣接する前記複数列の穴の各列の間
に仕切りを有していることを特徴とする多極コネクタ。 - 【請求項２】 前記信号ピンと前記グランドピンは略同
数で且つ前記整列プレートに交互に配置されることを特
徴とする請求項１記載の多極コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP43A JPH06163123A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 多極コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP43A JPH06163123A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 多極コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06163123A true JPH06163123A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18083678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP43A Pending JPH06163123A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 多極コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06163123A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102726125A (zh) * | 2009-08-31 | 2012-10-10 | 厄尼电子有限公司 | 插式连接器和多层电路板 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6344378B2 (ja) * | 1983-04-15 | 1988-09-05 | Sumitomo Electric Industries | |
| JPH02177278A (ja) * | 1988-07-20 | 1990-07-10 | E I Du Pont De Nemours & Co | 電気接続装置およびヘッダー |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP43A patent/JPH06163123A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6344378B2 (ja) * | 1983-04-15 | 1988-09-05 | Sumitomo Electric Industries | |
| JPH02177278A (ja) * | 1988-07-20 | 1990-07-10 | E I Du Pont De Nemours & Co | 電気接続装置およびヘッダー |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102726125A (zh) * | 2009-08-31 | 2012-10-10 | 厄尼电子有限公司 | 插式连接器和多层电路板 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980421 |