JPH06162810A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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Publication number
JPH06162810A
JPH06162810A JP31322492A JP31322492A JPH06162810A JP H06162810 A JPH06162810 A JP H06162810A JP 31322492 A JP31322492 A JP 31322492A JP 31322492 A JP31322492 A JP 31322492A JP H06162810 A JPH06162810 A JP H06162810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp filament
irradiation angle
parabolic
lamp
light distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31322492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Hirano
隆明 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP31322492A priority Critical patent/JPH06162810A/ja
Publication of JPH06162810A publication Critical patent/JPH06162810A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製造のばらつきにより反射板とランプフィラメ
ントの位置関係にばらつきが生じても所定の配光を得る
ことができるようにする。 【構成】凹面状の反射板6の中心にランプフィラメント
4aが配置される照明器具において、反射板6の反射面
を軸方向に連設した2種類の異なる放物面で構成し、ラ
ンプフィラメント4aの軸方向の変位に対し、略同じ照
射角度が得られるように、一方の放物面による照射角度
の拡縮を、他方の放物面による照射角度の拡縮と逆にな
るように設定したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、照明器具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の埋込型照明器具を示し、5
0は本体、51はソケット台、52はソケット、53は
ランプ、54はセード、55は反射板である。反射板5
5の反射面は、1種類の放物面で構成され、所定の配光
が得られるようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製造時
において、本体50、ソケット台51、セード54の高
さにばらつきが発生すると、反射板55とランプフィラ
メント53aの位置関係にもばらつきが生ずる。このよ
うなばらつきが生じると、図10に示すように、配光が
大きく異なってくるという問題点があった。すなわち、
図中、破線はランプフィラメント53aが反射板55に
対し基準位置にある場合の配光を示している。そして、
ランプフィラメント53aがこの基準位置よりも上
(+)に位置するとき、二点鎖線で示す如く光の広がり
角θ2 は、基準位置の光の広がり角θ1より小さくな
る。また、逆にランプフィラメント53aが基準位置よ
りも下(−)に位置するとき、実線で示す如く光の広が
り角θ3 は、θ1 よりも大きくなる。
【0004】また、図11ないし図13は、現行の反射
板55に、ランプフィラメント53aとして12V50
Wのハロゲン電球を使用した場合の配光をシミュレーシ
ョンしたもである。図11はランプフィラメント53が
基準位置にあるときで、目標値である照射角40°、直
下光度1450cd/1000/mに設定されている。
そして、製造のばらつきにより、照射角28〜62°、
直下光度800〜2300cd/1000/mのばらつ
きが発生する。図12はランプフィラメント53aが+
方向に変位して照射角28°となった場合、図13は−
方向に変位して照射角62°となった場合であり、基準
位置にある図 と比較してそれぞれ配光が大きく異な
る。なお、図中、最外円の回りの数値は照射角度(°)
で、縦軸の数値は光度(単位:cd/1000/m)で
ある。
【0005】したがって、この発明の目的は、製造のば
らつきにより反射板とランプフィラメントの位置関係に
ばらつきが生じてもほぼ所定の配光を得ることができる
照明器具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の照明器具は、
凹面状の反射板の中心にランプフィラメントが配置され
る照明器具において、前記反射板の反射面を軸方向に連
設した2種類の異なる放物面で構成し、前記ランプフィ
ラメントの軸心方向の変位に対し、略同じ照射角度が得
られるように、一方の放物面による照射角度の拡縮を、
他方の放物面による照射角度の拡縮と逆になるように設
定したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、前記反射板の反射面
を軸方向に連設した2種類の異なる放物面で構成し、前
記ランプフィラメントの軸心方向の変位に対し、略同じ
照射角度が得られるように、一方の放物面による照射角
度の拡縮を、他方の放物面による照射角度の拡縮と逆に
なるように設定したので、ランプフィラメントと反射板
の位置関係にばらつきが生じても略同じ照射角度および
直下光度が得られる。このため、製造ばらつきが生じて
もほぼ所定の配光を得ることができる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例の照明器具を図1ないし
図8に基づいて説明する。この照明器具は、本体1、ソ
ケット台2、ソケット3、ランプ4、セード5、反射板
6を備え、その構成は反射板6を除いて従来例と同様で
ある。具体的には、本体1の上部の内側面にソケット台
2が取付けられ、このソケット台2にランプ4を接続し
たソケット3を接続している。また、ソケット台2に接
続したリード線7は本体1の上部より導出してコネクタ
8に接続してある。セード5は天井材9の埋込穴10に
装着され、その上端を本体1の下部に取付ばね11とと
もにねじ止めしてある。取付ばね11はセード5と埋込
穴10の隙間に介在し、照明器具を弾性保持している。
【0009】反射板6は、凹面状でセード5の上部に載
置され押え金具12で取付けられている。また、その中
心に設けた穴にランプ4が通され、ランプフィラメント
4aが反射板6の中心に配置される。そして、その反射
面は軸方向に連設された2種類の異なる放物面で構成さ
れている。この場合、図2に示すように、分岐点Cを挟
んで反射板の開口と反対側の部分(以下、A部と呼ぶ)
と、反射板の開口側の部分(以下、B部と呼ぶ)で異な
る放物面になっており、それぞれ単独で目標の照射角を
満たしている。そして、製造時において、本体1、ソケ
ット台2、セード5等の高さにばらつきが発生すると、
図3および図4に示すように、照射角度が拡縮する。
【0010】すなわち、B部では、図3に示すように、
ランプフィラメント4aが軸心方向上側に変位すると、
そのときの照射角度θB2(二点鎖線)は、ランプフィラ
メント4aが基準位置にあるときの照射角度θB1(破
線)と比較して、θB2<θB1、となるように設定され
る。また、ランプフィラメント4aが軸心方向下側に変
位すると、そのときの照射角度θB3(実線)は、θB3
θB1、となるように設定される。
【0011】A部では、図4に示すように、ランプフィ
ラメント4aが軸心方向上側に変位すると、そのときの
照射角度θA2(二点鎖線)は、ランプフィラメント4a
が基準位置にあるときの照射角度θA1(破線)と比較し
て、θA2>θA1、となるように設定される。また、ラン
プフィラメント4aが軸心方向下側に変位すると、その
ときの照射角度θA3(実線)は、θA3<θA1、となるよ
うに設定される。
【0012】また、ランプフィラメント4aが基準位置
にあるときは目標照射角(40°)を満たすように、θ
A1=θB1、となるように設定され、かつA部とB部のそ
れぞれの単独での光量が略等しくなるように分岐点Cが
定められる。なお、図1および図8において、二点鎖線
は従来例の反射板6を示す。図5ないし図7は、上記の
反射板6に12V50Wのハロゲン電流を入れたときの
配光シミュレーションを示している。図5はランプフィ
ラメント4aが基準位置にあるときの配光を示し、照射
角40°、直下光度1450cd/1000/mに設定
してある。図6は製造ばらつきによりランプフィラメン
ト4aが軸心方向上側に変位したときの配光を示し、基
準位置にあるときと殆ど同じ配光になっている。図7は
ランプフィラメント4aが軸心方向下側に変位したとき
の配光を示し、照射角35°、直下光度1700cd/
1000/mになっている。なお、図中、最外円の回り
の数値は照射角度(°)で、縦軸の数値は光度(単位:
cd/1000/m)である。
【0013】表1は上述の測定結果と、同条件における
従来例の測定結果を比較したものである。同表から明ら
かなように、この実施例では製造ばらつきがあっても、
照射角および直下光度のばらつきが従来例に比較して極
めて小さくなる。
【0014】
【表1】
【0015】この実施例では、反射板6の反射面を軸方
向に連設した2種類の異なる放物面で構成し、ランプフ
ィラメント4aの軸心方向の変位に対し、略同じ照射角
度が得られるように、反射板6のA部による照射角度の
拡縮を、反射板6のB部による照射角度の拡縮と逆にな
るように設定したので、ランプフィラメントと反射板の
位置関係にばらつきが生じても略同じ照射角度および直
下光度が得られる。このため、製造ばらつきが生じても
ほぼ所定の配光を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】この発明の照明器具によれば、前記反射
板の反射面を軸方向に連設した2種類の異なる放物面で
構成し、前記ランプフィラメントの軸心方向の変位に対
し、略同じ照射角度が得られるように、一方の放物面に
よる照射角度の拡縮を、他方の放物面による照射角度の
拡縮と逆になるように設定したので、ランプフィラメン
トと反射板の位置関係にばらつきが生じても略同じ照射
角度および直下光度が得られる。このため、製造ばらつ
きが生じてもほぼ所定の配光を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の断面側面図である。
【図2】反射板の説明図である。
【図3】反射板のB部の照射角度を示す説明図である。
【図4】反射板のA部の照射角度を示す説明図である。
【図5】ランプフィラメントが基準位置にあるときの配
光シミュレーション。
【図6】ランプフィラメントが軸心方向上側に変位した
ときの配光シミュレーション。
【図7】ランプフィラメントが軸心方向下側に変位した
ときの配光シミュレーション。
【図8】反射板の断面側面図である。
【図9】従来例の断面側面図である。
【図10】従来例の反射板の照射角度を示す説明図であ
る。
【図11】従来例においてランプフィラメントが基準位
置にあるときの配光シミュレーション。
【図12】従来例においてランプフィラメントが軸心方
向上側に変位したときの配光シミュレーション。
【図13】従来例においてランプフィラメントが軸心方
向下側に変位したときの配光シミュレーション。
【符号の説明】
4a ランプフィラメント 6 反射板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹面状の反射板の中心にランプフィラメ
    ントが配置される照明器具において、 前記反射板の反射面を軸方向に連設した2種類の異なる
    放物面で構成し、前記ランプフィラメントの軸心方向の
    変位に対し、略同じ照射角度が得られるように、一方の
    放物面による照射角度の拡縮を、他方の放物面による照
    射角度の拡縮と逆になるように設定したことを特徴とす
    る照明器具。
JP31322492A 1992-11-24 1992-11-24 照明器具 Pending JPH06162810A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31322492A JPH06162810A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

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JP31322492A JPH06162810A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 照明器具

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JPH06162810A true JPH06162810A (ja) 1994-06-10

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ID=18038610

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JP31322492A Pending JPH06162810A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 照明器具

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JP (1) JPH06162810A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010005439A (ko) * 1999-06-10 2001-01-15 성종제 천정매입형 형광등기구의 행거장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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