JPH0616256B2 - 手書き図形情報の表示方式 - Google Patents

手書き図形情報の表示方式

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JPH0616256B2
JPH0616256B2 JP59040783A JP4078384A JPH0616256B2 JP H0616256 B2 JPH0616256 B2 JP H0616256B2 JP 59040783 A JP59040783 A JP 59040783A JP 4078384 A JP4078384 A JP 4078384A JP H0616256 B2 JPH0616256 B2 JP H0616256B2
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裕一 佐藤
健二 秋山
升一 中村
勇三 鶴田
幸夫 藤原
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、手書き図形(文字・記号等を含む)表示シ
ステムにおける表示方式の改良に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
手書き図形表示システムは、第1図に示されるように、
手書きされた文字・記号を含む図形の座標値情報を抽出
する図形入力装置1と、この図形入力装置1から送出さ
れた図形の座標値情報を入力し処理する処理装置2と、
図形のイメージを処理装置2の出力に基づいて表示する
図形出力装置3とからなる。
このようなシステムにおいて、図形入力装置1の入力部
分は、例えば、圧力が加えられると、その圧力が加えら
れた点の座標値が入力されるように構成された筆記入力
面となっていたり、電磁誘導方式で座標値が入力される
ように構成された筆記入力面となっている。
一方、筆記具としては、前述の圧力方式のものでは、ボ
ールペンや鉛筆などが用いられ、電磁誘導方式のもので
は、磁界検出コイル付ボールペンが用いられる。
従って、例えば、第2図Aのような紙5を前述した筆記
入力面に載置して、ボールペンで「X」と記入すると、
図形の座標値情報は図形入力装置1から処理装置2へ至
る。処理装置2では適当な処理が行なわれて、処理結果
は図形出力装置3へ送出される。これにより、図形出力
装置3の例えばCRT画面6に第2図Bのように「X」
なる文字が映し出される。
ここで、図形出力装置3のCRT画面6上の文字「X」
の右隣りに文字「Y」を表示したい場合には、操作者が
第3図Aの如く、文字「Y」を図形入力装置1の筆記入
力面上の紙5にボールペンで記入する。すると、第3図
Bの如く、図形出力装置3のCRT画面6上には文字
「Y」が表示される。
このように、手書き図形の表示が、一台の図形入力装置
1から入力されたものについて行なわれるシステムにお
いては、自らが入力したい図形を筆記入力面上の所望の
位置に記入すれば良い。つまり、操作者は、入力位置を
筆記入力面上の紙に記入された図形を見て常に確認でき
るから、入力ミスは生じない。
ところが、第4図のように、処理装置2に対して、図形
入力装置1及び図形入力装置1′が接続されていて、一
台の図形出力装置3へ、これらいずれからでも表示を行
いうるシステムでは、以下のような問題を生じる。
即ち、図形入力装置1の筆記入力面上の紙7に、第5図
Aの如く「XY」とボールペンで記入が行なわれたとす
る。次に、図形入力装置1′から、第5図Bのように、
図形入力装置1′も筆記入力面上の紙8に、文字「Z」
を記入して、第5図Cのように図形出力装置3のCRT
画面9上に「XYZ」と表示を行ないたい要求が生じた
とする。この場合には、図形入力装置1′から入力を行
う者には、第5図Bのように「XY」の位置がわからな
いから、「Y」と「Z」とを重ねてしまったりすること
がある。更に、以上で説明した文字より、複雑な図形を
入力する場合には、重ねて入力する可能性が大となる。
更に、図形入力装置1から入力した図形のしかるべき位
置に、図形入力装置1′から図形を重ねて入力しようと
すると、前述の事情から増々困難となる。
このような事情は、第6図のように、図形入力装置1、
処理装置2、図形出力装置3からなる手書き図形表示シ
ステムと、図形入力装置1′、処理装置2′、図形出力
装置3′からなる手書き図形表示システムとが、離間さ
れていて、伝送路4で接続されている場合にも生じる。
つまり、この場合には、図形入力装置1から入力した図
形のイメージが、図形出力装置3及び図形出力装置3′
に表示され、また、図形入力装置1′から入力された図
形のイメージが同じく図形出力装置3′及び図形出力装
置3に表示されるから、このシステムにおいても、第5
図で説明した問題が同様に生じる。
そこで、第7図のように、図形入力装置1と図形入力装
置1′とに、入力位置表示モードを指示するためのスイ
ッチ1a,1′aを夫々設ける。そして、スイッチ1a
(又は1′a)がオンとされると、図形入力装置1(又
は1′)から信号線1b(又は1′b)を介して、処理
装置2へ、入力位置表示モード指示信号が出力される。
処理装置2が、この指示信号を受け取った後には、図形
入力装置1(又は1′)から送出される図形の座標値情
報は入力位置表示のために表示される。つまり、入力位
置表示モードのときに、操作者が、図形入力装置1(又
は1′)の筆記入力面上の紙のおおよその位置に、ボー
ルペンで入力を行うと、その位置の座標は処理装置2に
取り込まれて、更に、図形出力装置3にてその位置のイ
メージが表示される。そこで、操作者は、図形出力装置
3の入力位置表示を見て、その位置が希望の位置か否か
を判断し、希望の位置となる迄、図形入力装置1(又は
1′)の筆記入力面上の紙にボールペンで入力を続け
る。希望の位置が探しえた時に、操作者はスイッチ1′
aをオフとする。すると、路委装置2は、これにより、
通常の書き込みモードに戻る。そこで、操作者は、前述
の希望の位置から引き続き、図形の情報を入力する。ま
た、入力位置表示モード時に入力され表示された入力位
置表示は、消去される。
しかしながら、このような手法によると、操作者は、ス
イッチ1a(又は1′a)をオン・オフし、かつ図形入
力を行なわなければならぬことから、作業が煩わしく、
操作性が悪い欠点があった。更に、スイッチ1a(又は
1′a)の操作を誤ると、入力ミスとなってしまう。
そこで、入力動作が開始されると、図形入力装置から送
出される座標値情報を基づいて、少なくとも入力開始点
を表示させる入力位置表示モード動作を行い、次に所定
の条件で入力動作が行われなければ、入力位置表示モー
ドにおいて表示した図形を引き続き表示することをせ
ず、所定の条件で入力動作がなされると入力開始点を含
む入力点を表示するノーマル表示モード動作を行うよう
にした方式が開発された。
この方式によれば、当初の入力位置表示モード動作時
に、希望する入力点を発見でき、また、上記モード動作
時に表示された不要な入力点は、消去されるから入力ミ
スもなくなる。
ところで、上記方式において、破線の入力を行なわんと
すると、最初の一点について所定時間以上ペンダウン状
態(ボールペンで筆記入力面を押圧した状態)を保持し
なければならず、入力動作が繁雑である。また、所定時
間以上ペンダウンしていると、ノーマル表示モード動作
に遷移し、また、所定時間以上ペンアップしていると、
入力位置表示モード動作に遷移するので、入力を行ない
たい時に入力位置表示モード動作であり、入力点を探し
たいときにノーマル表示モード動作であることが生じ
る。
即ち、手書きされた文字・記号を含む図形の座標値情報
を一つの入力方式(例えば、圧力検出方式)のみを用い
ることによって一元的(ここでは、ペンダウン等を入力
をしていなければ座標値情報が得られないタイプのもの
を一元的といい、一方、ペンダウンでもペンアップでも
座標値情報が得られるタイプのものを二元的という。)
に抽出する図形入力装置を備える手書き図形情報の表示
方式としては、常時においてノーマル表示モード動作で
あり、特に必要なときに入力位置表示モード動作である
ほうが操作上、都合が良い。
〔発明の目的〕
本発明は、このように図形の座標値情報を一つの入力方
式のみを用いることによって一元的に抽出する手書き図
形情報の表示方式の特性に鑑みてなされたもので、その
目的は、図形の重なり部分を描く等のような場合にだ
け、意識的に所定時間、同一座標値が送出されるように
入力を行うことによってのみ、当該入力点がその後に消
去され得る不確定な状態で表示されるようになる手書き
図形情報の表示方式を提供することである。また、他の
目的は上記不確定な状態で表示されるモードにて、しば
らくの間、入力点を探すときに便利となる手書き図形情
報の表示方式を提供することである。
〔発明の概要〕
そこで本発明では、入力された座標値情報が第1の時間
以上一致することを判断する(即ち、「移動なし」の入
力が行われていることを判断する)判断手段を設け、こ
の「移動なし」となったときに、不確定な状態で表示を
行うようにした。
また、入力なし状態が第2の時間以上となったが検出す
る検出手段を設け、上記不確定な状態で表示がなされて
いるときには、入力なし状態が第2の時間以上となった
ことを上記検出手段が検出するまで、当該表示モードと
することにした。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳しく説明す
る。
第8図は、手書き図形情報表示システムを、詳しく示し
た構成図である。同図において、100は図形入力装置、1
01は処理装置、102は図形出力装置を示す。図形入力装
置100には、筆記入力面103が設けられ、筆記入力面103
がボールペンで押圧されると、座標検出回路104がその
押圧された位置の座標値を抽出し、図形情報として出力
する。図形情報は、処理装置101内へ、処理装置101の入
力インタフェース109Aから取り込まれる。処理装置101
は、マイクロコンピュータで構成される。つまり、マイ
クロプロセッサ107が、バス110を介して各部を制御する
構成となっている。ここでバス110はアドレスバス、デ
ータバス、コントロールバスから成る。バス110には、
メインメモリ108が接続され、このメインメモリ108に
は、マイクロプロセッサ107が用いる制御用プログラム
や各種データが格納される。マイクロプロセッサ107
は、バス110を介してメインメモリ108をアクセスし、制
御用プログラムに基づき各部を制御し、必要なデータの
書き込み、読み出しを行なう。また、バス110には、セ
レクタ111が接続されている。このセレクタ111はマイク
ロプロセッサ107に制御されて、マイクロプロセッサ107
から出力されるアドレスか、アドレスカウンタ113から
出力されるアドレスかを選択的に、画像メモリ106へ出
力する。アドレスカウンタ113は、クロック発生回路114
から出力されるクロックに同期して、カウントアップさ
れ、画像メモリ106に対する読み出し用のアドレスを出
力する。また、バス110には、3−STATEバッファ115が
接続され、この3−STATEバッファ115を介して、マイク
ロプロセッサ107は、画像メモリ106をアクセスする。
即ち、マイクロプロセッサ107が、画像メモリ106をアク
セスするときには、バス110中のアドレスバスの1ビッ
トによって、セレクタ111が切換えられる。これによっ
て、セレクタ111は、マイクロプロセッサ107が出力した
アドレスを選択して通過させる。マイクロプロセッサ10
7が、画像メモリ106をアクセスせぬときには、上記バス
110中のアドレスバスの1ビットによって、セレクタ111
がアドレスカウンタ113の出力を選択するように、セレ
クタ111は制御を受けている。また、マイクロプロセッ
サ107が、画像メモリ106に書き込みを行なうときには、
ライト信号によって3−STATEバッファ15が切換えられ
る。これにより、マイクロプロセッサ107から出力され
たデータ(座標値情報)は、3−STATEバッファ115を介
して、画像メモリ106へ書き込まれる。更に、マイクロ
プロセッサ107が画像メモリ106から読み出しを行なうと
きには、リード信号によって3−STATEバッファ115が切
換えられる。これにより、マイクロプロセッサ107は、
画像メモリ106から、データを3−STATEバッファ115を
介して、読み出し可能である。
画像メモリ106の出力側には、出力インタフェース109B
が接続される。この出力インタフェース109Bは、図形出
力装置102と接続される。アドレスカウンタ113から出力
されたアドレスが、セレクタ111を介して画像メモリ106
へ与えられ、画像メモリ106からデータ(座標値情報)
が出力されると、このデータは、出力インタフェース10
9Bを介して図形出力装置102へ与えられる。このとき、
3−STATEバッファ115は、ライト信号、リード信号の制
御を受け、画像メモリ106から出力されたデータが通過
することはない。
また、マイクロプロセッサ107は、筆記入力面103に対す
る入力開始時以降に入力される座標値の変化が、所定の
変化であるか否か判断する判断手段として機能する。こ
の判断手段として、マイクロプロセッサ107はメインメ
モリ108に格納された第9図のフローチャートのプログ
ラムを実行する。
即ち、システムがオンとなると、動作開始となり、マイ
クロプロセッサ107は、入力インタフェース109Aを介し
て座標値情報の入力があるか否かを、ステップ201で判
断する。ここで、YESとなると、マイクロプロセッサ
107は、ステップ202へ進み、既述の制御により、画像メ
モリ106内に、上記で入力された点を含めてCRT画面1
12に表示すべきイメージのデータを格納する。画像メモ
リ106内のデータはアドレスカウンタ113により出力イン
タフェース109Bを介して図形出力装置102へ送られる。
これにより、CRT画面112には、入力された点の表示
が(ノーマル表示で)行なわれる。これとともに、マイ
クロプロセッサ107は、ステップ203において、タイマー
にT1時間をセットし、このT1時間の間、同一位置に
おいてペンダウンされたままかを、次のステップ204乃
至ステップ206で判断する。
即ち、ステップ204では、上記の最初の入力点からボー
ルペンが移動されたか否かを判断する。また、ステップ
205では、入力中断(ペンアップ)されたか否かを判断
する。具体的には、マイクロプロセッサ107は、例えば
所定時間(T1時間より小さい)毎に、入力インタフェ
ース109Aから入力される座標値情報を取り込み、これと
当初の入力点の座標値情報とを比較することにより、ス
テップ204,205を実行する。このステップ205でNOとな
ると、マイクロプロセッサ107は、ステップ206で、上記
タイマーにセットしたT1時間が経過したか否か調べ、
NOとなれば、ステップ204へ戻り、以下のステップを
繰り返す。
ここで、ステップ204において、ボールペンの移動が行
なわれると、YESへ分岐し、マイクロプロセッサ107
は、ステップ207で、入力インタフェース109Aから入力
される座標値情報を取り込み、画像メモリ106へ書き込
む。このデータはアドレスカウンタ113の動作により、
出力インタフェース109Bを介して、図形出力装置102へ
送出される。これにより、連続入力された図形(入力座
標)の表示が(ノーマル表示で)なされる。これ以降、
マイクロプロセッサ107は、ステップ208において、図形
の筆記が終了して入力中断となるか否か判断し、ここ
で、YESとなるとステップ201へ戻る。
また、ステップ205において、入力中断であると判断す
ると、マイクロプロセッサ107は、ステップ201へ戻る。
この結果、ステップ202において表示された入力点は、
ノーマル表示のままで消去されず残ることになり、破線
のような図形の入力が簡単に行なわれる。
更に、ステップ206において、T1時間が経過し、YE
Sへ分岐すると、マイクロプロセッサ107は、先ず、入
力位置表示モード動作として、ステップ209で当初の入
力点を、例えば、ブリンク表示させるように、画像メモ
リ106の座標値情報を書き換える。次にマイクロプロセ
ッサ107は、座標値情報について所定変化(この実施例
では、T1時間同一位置でペンダウンされたこと)があ
ったか否かを判断するため、ステップ210へ進む。ステ
ップ210では、ボールペンの移動があったか否か判断
し、NOとなれば、ステップ211へ進み、入力中断(ペ
ンアップ)となったか否か判断し、ここで、NOとなれ
ば、ステップ210へ戻る。従って、当初の入力点からボ
ールペンを移動させず、かつ、ペンアップしなければ、
T1時間後には、その入力点はブリンク表示され、その
後もこの状態であるとブリンク表示され続ける。
もし、ステップ210において、ボールペンの移動によ
り、YESへ分岐すると、ステップ207へ進み、上記の
当初の入力点も含め、以下入力される座標値情報の図形
がノーマル表示で表示される。また、ステップ211にお
いて、ペンアップにより、YESへ分岐すると、マイク
ロプロセッサ107は、ステップ212で、ブリンク表示され
ていた座標値情報の画像メモリ106内のデータを消去す
る。このように処理された画像メモリ106内のデータ
は、アドレスカウンタ113により出力ンタフェース109B
を介して送出される。これにより、図形出力装置102の
CRT画面112上でブリンク表示されていた入力点は消
去される。これ以降、マイクロプロセッサ107は、ステ
ップ201へ戻る。
このようなシステムにおいて、第10図のように、時刻
t0で、入力開始となると、先ず、第9図のステップ202
において、入力点がノーマル表示される。更に、ペンア
ップもされず、ボールペンの移動もなされず、T1時間
経過すると、第9図のステップ210でブリンク表示さ
れ、その後、入力位置表示モード動作が続けられる訳で
ある。尚、第10図乃至第12図及び、第14図の(筆
記入力)のONはペンダウンを示し、OFFはペンアッ
プを示す。第11図では、時刻t0で、入力開始となり、
第9図のステップ202において入力点がノーマル表示さ
れ、T1時間経過前に、時刻t1でペンアップされた場合
を示す。時刻t1でペンアップされた結果、当初の入力点
だけがノーマル表示され、第9図のステップ205からス
テップ201へ戻ることを示す。この結果、当初の入力点
は、有効な入力点として表示されている。第12図で
は、時刻t0で、入力開始となり、第9図のステップ202
において入力点がノーマル表示され、その直後、ボール
ペンの移動が行なわれたことにより、第9図のステップ
204においてYESへ分岐し、これ以後の入力図形が表
示されていることを示す。この結果、当初の入力点を含
めて、入力された全ての図形が表示される。
従って、この実施例では操作者が、図形入力点を探し出
すために、入力点を移動せず、ペンアップせず、保持す
ると、ブリンク表示される。このブリンク表示されてい
る入力点が希望の点でないときだけ操作者がペンアップ
すると、ブリンク表示されていた入力点は消去される。
このためもし、破線を入力したいときにも一本の線を入
力したいときにも、通常の入力操作でノーマル表示を行
い得る。また、入力位置表示モードとなって、入力点が
ブリンク表示された後にでも、その点を含めてペンアッ
プせず、ボールペンを移動すれば、ノーマル表示させる
ことができる訳である。
第13図は、第9図の破線の部分の動作を、他の動作と
した場合の実施例のフローチャートである。この実施例
では、ステップ209で、入力位置表示モード動作を行な
った後、ステップ301において、入力中断か否かを判断
する。ここで、中断でなければステップ302において、
ボールペンの移動の有無を判断し、YESであれば、第
9図のステップ207へ進み、入力された点について、当
初の点をも含めて、ノーマル表示による表示を行なう。
また、ステップ302において、ボールペンの移動なしと
判断した場合、ステップ301へ戻り、更に、入力中断と
なっていないか否か判断する。この判断の間、ボールペ
ンはペンダウン状態で、移動もない訳で、これにより入
力されている点は、ブリンク表示される。
次に、ボールペンがペンダウン状態で、かつ、移動もな
かった状態から、ペンアップされると、ステップ301か
らステップ303へ進む。ステップ303では、今までブリン
ク表示されていた点を消去する。この消去処理の後、マ
イクロプロセッサ107は、タイマーにT3時間をセット
し、ステップ305へ進む。ステップ305において、マイク
ロプロセッサ107は、次の入力があるか否か判断する。
ここで、入力がなければ、ステップ306へ進み、ステッ
プ306では、マイクロプロセッサ107は、タイマーを参照
し、T3時間経過したか否か判断する。
ここで、T3時間以内に入力があると、マイクロプロセ
ッサ107は、ステップ307へ進み、入力点について、ブリ
ンク表示がなされるように制御する。これ以降、マイク
ロプロセッサ107は、ステップ301へ戻り、現在ブリンク
表示されている入力点を監視する。
また、ステップ306で、T3時間以上経過したことを確
認すると、マイクロプロセッサ107は、第9図のステッ
プ201へ戻り、動作を続ける。
この実施例は、入力位置表示モード動作を操作者の意図
により、続けたい場合を考慮したものである。つまり、
第9図の実施例では、入力位置表示モード動作とする為
には、1点の入力毎に、必ず一定時間(T1時間)以
上、移動なしでペンダウンを続ける必要があった。しか
し、第13図に示す実施例では、一度入力位置表示モー
ド動作となると、一定時間(T3時間)以上、ペンアッ
プが続かなければ、入力位置表示モード動作を続けるよ
うにした。従って、しばらくの間、正規の入力点を見つ
ける動作を続けたい場合には、便利である。
第14図は、上記第13図の実施例による入力動作を示
す図である。先ず、時刻t0において、入力開始となり、
第9図のステップ202において入力点がノーマル表示さ
れる。この後、T1時間経過すると、第9図のステップ
209において、入力位置表示モードが行なわれる。その
後の時刻t1において、ペンアップが行なわれると、最初
の入力点は、第13図のステップ303においてCRT画
面112から消去される。更に、時刻t1からT3時間経過
前の時刻t2において、ペンダウンとなると、ステップ30
7において入力位置表示モード動作により、その入力点
がブリンク表示される。この後、時刻t3においてペンア
ップされると更に、ブリンク表示されていた入力点が消
去される。ここで、時刻t3からT3時間経過してもペン
ダウンがなければ、第13図のステップ302においてY
ESへ分岐し、第9図のステップ201へ戻るから、これ
以後はノーマル表示モード動作となる。即ち、時刻t4
ペンダウンされたときの入力点についてはノーマル表示
されることになる。
ここで、筆記入力面103と画像メモリ106との対応につい
て簡単に説明すう。筆記入力面103の座標(x,y)
が、第15図Aのように、最大(am-a,n-1)まで存在す
るとし、これに対応して、画像メモリ106の内容な第1
5図Bのようにmnアドレス存在し、各アドレスがaビッ
トであるものが用意されたとする。すると、マイクロプ
ロセッサ107は、x軸方向のaビットづつを1群とし
て、画像メモリ106の各アドレスに対応させ格納する。
例えば、座標(0,0)〜(a−1,0)を画像メモリ
アドレス0に対応させ、座標(a,0)〜(2a−1,
0)を画像メモリアドレス1に対応させるというよう
に、x軸方向のaビットづつの0群からm−1群を画像
メモリアドレス0〜m−1に対応させる。従って、y座
標がqでx座標がp群のr番目とい座標点は、マイクロ
プロセッサ107によって、画像メモリ106内のqm+pアドレ
スのrビット目に対応させられて格納される。
このような対応にしておき、前述の入力位置表示モード
で、入力開始点を表示しておき、ノーマル表示モードと
ならぬときは、マイクロプロセッサ107は、入力開始点
に対応する画像メモリ106内のデータを消去すれば良
い。
また、以上の説明で、入力位置表示モードで表示される
図形は通常の表示と同様であると、いずれが現在入力し
ている図形かわかりにくい。そこで、その図形を例え
ば、ブリンクさせたり、スタートマークやXマークとす
ることが考えられる。ブリンクさせる場合には、マイク
ロプロセッサ107が表示位置に対応する画像メモリ106内
のアドレスへデータの書き込み、消去を繰り返えせば良
い。また、スターマークや、Xマークは画像メモリ106
内へそのようなデータを書き込めば良い。
更に、図形の一部がぬりつぶされている場合には、表示
すべき位置に対応する画像メモリ106内のアドレスの内
容を反転させる。
尚、本発明の方式は、図形入力装置毎にモード変換を有
効として扱えば良い。即ち、2台の図形入力装置の一方
が、入力位置表示モード(ノーマル表示モード)動作で
あっても、他方をノーマル表示モード(入力位置表示モ
ード)動作としておけば、操作しやすいものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の第1の発明によれば、所定
時間以上の間、同一の座標値が送出されるように入力を
行った場合のみに、入力点がその後に消去され得る不確
定な表示状態となる入力位置表示モードへ以降するか
ら、不用意に不確定な表示状態が現われることなく、し
かも、意識的に、上記入力を行うことで複雑な関係の図
形の所望の位置を探す場合に便利となる。また、第2の
発明では、上記不確定な表示状態になった後には、第2
の時間以上継続して、入力なしを意識的に続けるまで同
モードとなるから、正規の入力点を見つけるまでしばら
く当該モードを続けることができ、希望の入力点を探す
場合に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第4図、第6図は図形情報表示システムのブロ
ック図、第2図、第3図は第1図のシステムで図形情報
を入力した場合の説明図、第5図は第4図のシステムで
図形情報を入力した場合の説明図、第7図は従来の図形
情報表示システムのブロック図、第8図は本発明を用い
た図形情報表示システムのブロック図、第9図は本発明
の実施例を説明するためのフローチャート、第10図乃
至第12図は本発明によるシステムの動作を説明するた
めのタイムチャート、第13図は本発明の他の実施例を
説明するためのフローチャート、第14図は第13図の
実施例によるシステムの動作を説明するためのタイムチ
ャート、第15図は本発明における筆記入力面と画像メ
モリとの対応を示す説明図である。 100…図形入力装置 101…処理装置 102…図形出力装置 103…筆記入力面 106…画像メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 健二 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日本 電信電話公社横須賀電気通信研究所内 (72)発明者 中村 升一 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 京芝浦電気株式会社日野工場内 (72)発明者 鶴田 勇三 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 京芝浦電気株式会社日野工場内 (72)発明者 藤原 幸夫 東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目50番11号 日 本ビジネスオートメーシヨン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−122229(JP,A) 特開 昭58−2962(JP,A) 特開 昭56−44976(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手書きされた文字・記号を含む図形の座標
    値情報を一つの入力方式のみを用いることによって一元
    的に抽出する図形入力装置と、該図形入力装置から出力
    された図形の座標値情報を処理する処理装置と、前記図
    形のイメージを前記処理装置の出力に基づいて表示する
    図形出力装置とからなる手書き図形表示システムにおい
    て、 前記図形入力装置から送出される座標値情報と、その後
    に、前記図形入力装置から送出される座標値情報とを比
    較し、所定時間以上これら座標値情報が一致するか否か
    を判断する判断手段を設け、 入力動作が開始されると、前記処理装置は前記図形入力
    装置から送出された座標値情報に基づき、前記図形出力
    装置に入力点を確定的に表示させるノーマル表示モード
    動作を行なうとともに前記判断手段にて前記一致すると
    判断された場合には、前記入力点をその後に当該入力点
    の座標値情報が送出されて来なくなった場合に消去し得
    るように表示する入力位置表示モード動作を行なうこと
    を特徴とする手書き図形情報の表示方式。
  2. 【請求項2】入力位置表示モード動作では、処理装置は
    ブリンク表示・スターマーク表示・特殊マーク表示など
    の特殊表示のために、自らが有する画像メモリ内で、デ
    ータ書き込み及び消去を行ない、当該書き込まれたデー
    タを前記図形出力装置に出力させることにより、該図形
    出力装置にて特殊表示を行なわせることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載の手書き図形情報の表示方
    式。
  3. 【請求項3】手書きされた文字・記号を含む図形の座標
    値情報を一つの入力方式のみを用いることによって一元
    的に抽出する図形入力装置と、該図形入力装置から出力
    された図形の座標値情報を処理する処理装置と、前記図
    形のイメージを前記処理装置の出力に基づいて表示する
    図形出力装置とからなる手書き図形表示システムにおい
    て、 前記図形入力装置から送出される座標値情報と、その後
    に、前記図形入力装置から送出される座標値情報とを比
    較し、第1の時間以上これら座標値情報が一致するか否
    かを判断する判断手段と、 前記図形入力装置から座標値情報が送出されぬ時間が第
    2の時間以上継続したか否かを検出する検出手段とを設
    け、 入力動作が開始されると、前記処理装置は前記図形入力
    装置から送出された座標値情報に基づき、前記図形出力
    装置に入力点を確定的に表示させるノーマル表示モード
    動作を行なうとともに前記判断手段にて前記一致すると
    判断された場合には、前記入力点をその後に当該入力点
    の座標値情報が送出されて来なくなった場合に消去し得
    るように表示する入力位置表示モード動作に移行する一
    方、前記入力位置表示モード動作に移行した後には、前
    記検出手段により座標値情報が送出されぬ時間が第2の
    時間以上継続したことが検出されるまで入力位置表示モ
    ード動作を続け、座標値情報が送出されぬ時間が第2の
    時間以上継続したことが検出された場合には前記ノーマ
    ル表示モード動作へ移行することを特徴とする手書き図
    形情報の表示方式。
JP59040783A 1984-03-02 1984-03-02 手書き図形情報の表示方式 Expired - Lifetime JPH0616256B2 (ja)

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JPS63113675A (ja) * 1986-10-30 1988-05-18 Kokoku Rubber Kogyo Kk パタ−ン入力装置

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JPS582962A (ja) * 1981-06-29 1983-01-08 Fujitsu Ltd 画像処理装置

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