JPH06161783A - マルチosシステムにおける表示制御方法 - Google Patents

マルチosシステムにおける表示制御方法

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JPH06161783A
JPH06161783A JP4309128A JP30912892A JPH06161783A JP H06161783 A JPH06161783 A JP H06161783A JP 4309128 A JP4309128 A JP 4309128A JP 30912892 A JP30912892 A JP 30912892A JP H06161783 A JPH06161783 A JP H06161783A
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JP
Japan
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operating system
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JP4309128A
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Norio Nakagawa
▲徳▼郎 中川
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、マルチOSシステムにおける表示
制御方法に関し、副OS上での表示動作を滞りなく行
う。 【構成】 主となるOS上に、副となるOSからの入出
力命令をエミュレーションするドライバを備え、副とな
るOSが動作するCPUボード上に、主となるOS上の
ディスプレイに表示を行う際に参照する、該ディスプレ
イの表示状態を示すメモリと、主となるOS上の上記ド
ライバに、上記表示状態メモリをアクセスする表示状態
エミュレーション部と、該主となるOS上に、該表示状
態エミュレーション部を一定の間隔で呼び出すタイマ割
り込み手段とを備えて、該主となるOS上のドライバ上
の表示状態エミュレーション部が、上記副となるOSが
動作するCPUボード上のディスプレイの表示状態メモ
リの所定のビットをオン,オフすることで、副となるO
Sからの表示動作を滞りなく行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】近年の計算機システムの多様化に
伴い、一つの計算機装置の中に、2種類以上のオペレイ
ティングシステム(以下、OSという)を同時に運用さ
せることで、それぞれのOSの配下で動作する膨大なア
プリケーションプログラムを利用することが行われてい
る。このような計算機システムは、一般に、マルチOS
システムと呼ばれている。
【0002】然しながら、一般に、表示装置の機能は、
主として動作するOSを意識したものであり、副として
動作する他のOSが意識している機能とは異なるもので
ある。
【0003】従って、該マルチOSシステムにおいて、
副となるOSで動作する入出力プログラムから、該主と
なるOSで動作する表示装置を、滞りなく動作させるこ
とができる表示制御方法が必要とされる。
【0004】
【従来の技術】図3は、マルチOSシステムの構成例を
示した図であり、図4は、従来の副OS単体での表示制
御方法を説明する図であり、図5は、マルチOSシステ
ムでの従来の表示制御方法を説明する図である。
【0005】マルチOSシステムは、図3に示されてい
るように、主となるOSで動作する中央処理装置(CPU)
,主記憶装置(RAM) ,マイクロプログラムが格納され
ているリードオンリメモリ(ROM) 等から構成されている
主計算機ボード 1a と、ディスプレイ制御ボード 3, プ
リンタ制御ボード, フロッピーディスク制御ボード, フ
ァイル記憶制御ボード等の各種の入出力制御ボードが、
共通バス 4に接続されており、この共通バス 4に、副と
なるOSで動作する計算機ボード 2a が接続されること
により、マルチOSシステムとして動作する。
【0006】先ず、主となるOSで動作する中央処理装
置(CPU) の、例えば、ブートプログラム制御の元に、フ
ロッピー制御ボード等から、それぞれのOS、各種のア
プリケーションプログラム等が、主計算機ボード 1a,副
計算機ボード 2a の、図示されていない主記憶装置(RA
M) に初期ローディングされ、初期メニューが、表示装
置 35 のディスプレイ画面上に表示され、操作者が、該
メニューを選択することにより、それぞれのOSの制御
の元に、対応するアプリケーションプログラムが実行さ
れる。
【0007】このようなマルチOSシステムでは、前述
のように、一般に、表示装置 35 の機能は、主として動
作するOSを意識したものであり、副として動作する他
のOSが意識している機能とは異なるものである。
【0008】従って、副となるOSで動作するアプリケ
ーションプログラムが、主となるOSの配下にある表示
装置をアクセスしたい場合、副計算機ボード 2a の図示
されていない中央処理装置(CPU) が、上記副となるOS
の出力プログラムを実行して、入出力命令を発行し、副
計算機ボード 2a 上の入出力バッファ 20 に所定のデー
タを設定することで、上記入出力命令が、副計算機ボー
ド 2a 上の、擬似入出力レジスタ 25 に、入出力装置ア
ドレス,表示データ等が設定され、主計算機ボード 1a
に割り込みを掛けることができる。(後述の図5参照) その割り込みを受けた主計算機ボード 1a では、副OS
エミュレーションドライバ 10 が、特定のリード命令を
発行して、上記副計算機ボード 2a 上の擬似入出力レジ
スタ 25 の内容を、共通バス 4を介して読み取り、上記
副OSが発行した入出力命令を解析して、入出力装置を
制御し、又は、入出力バッファ 20 の所定の場所に入出
力装置の状態 (例えば、現在表示中等) を格納し、例え
ば、表示データを、ディスプレイ制御ボード 3内のフレ
ームメモリの所定のアドレスに書き込むことで、上記副
OSからの表示制御が実現される。
【0009】上記副OSのエミュレーションを行わなく
てもよい処理、例えば、入出力装置を使用しない通常の
演算命令、上記入出力バッファ(I/Oバッファ) 20をリー
ドするが、主OSへの割り込みを行わない命令{このよ
うな命令は、副計算機ボード2a 上の入出力バッファ 20
に、所定のデータを設定することで実現することがで
きる}等は、上記副計算機ボード 2a 内のハードウェア
により実行される。
【0010】又、上記主計算機ボード 1a 上の副OSエ
ミュレーションドライバ 10 に割り込むか、割り込みを
抑止するかの切り換えも、例えば、ソフトウェア手段、
即ち、上記入出力バッファ 20 への所定のデータの設定
でできるようになっている。
【0011】次に、図4によって、従来の副OS単体で
の表示制御方法を説明する。図4に示した計算機システ
ムでは、図示されていないキャラクタメモリに、コード
情報で記憶している文字を選択して生成した文書を、表
示装置 35 のフレームメモリの所定の位置に書き込み、
文書を表示するキャラクタ表示制御部 33 や, ビットマ
ップメモリ(RAM) 34に描画した画像を、上記フレームメ
モリに描画して表示するグラフィック表示制御 31 や、
中央処理装置(CPU) 30からアクセスされる表示装置 35
に対して、中央処理装置(CPU) 30がアクセスする場合、
中央処理装置(CPU) 30からのアクセスと、上記グラフィ
ック表示制御部 31 や, キャラクタ表示制御部 33 から
のアクセスとが衝突すると、表示画面にチラツキが発生
する。
【0012】そこで、従来の表示方法では、図4に示さ
れているように、ディスプレイ制御ステータスレジスタ
32 を設けて、現在、上記グラフィック表示制御部 31
や,キャラクタ表示制御部 33 から、表示装置 35 をア
クセスしていることを示す情報を備えるようにすること
で、中央処理装置(CPU) 30が実行する副OS上の出力プ
ログラムが、このディスプレイ制御ステータスレジスタ
32 を参照し、各表示制御部 31,33が表示装置 35 をア
クセスしていないことを確認して、上記表示装置 35 を
アクセスするように制御することで、上記チラツキを無
くすることができる。
【0013】従って、このような、副OS単体の計算機
では、上記副OS上の出力プログラムが、上記ディスプ
レイ制御ステータスレジスタ 32 を参照して、表示装置
35を使用できると認識できたとき、上記表示装置 35
をアクセスする機能が備えられているのが普通である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、図3に示した
マルチOSシステムに搭載されている副計算機ボード 2
a に、上記ディスプレイ制御ステータスレジスタ 32 に
相当する機構が備えられていないと、副OS上の出力プ
ログラムは、上記のように、上記ディスプレイ制御ステ
ータスレジスタ 32 を参照しているため、上記ディスプ
レイ制御ステータスレジスタ 32 を参照する命令の実行
を完了することができず、副OSの出力プログラムによ
る表示動作が停止してしまうという問題があった。
【0015】そこで、マルチOSシステムの主計算機ボ
ード 1a の副OSエミュレーションドライバ 10 内に、
表示状態エミュレーションA部 100a を設け、副計算機
ボード 2a 内の入出力バッファ(I/Oバッファ) 20内に、
上記図4で説明したディスプレイ制御ステータスレジス
タ 32 に相当した表示状態メモリ 20aを設けて、副OS
からの表示制御を行う方法が知られている。
【0016】図5は、上記マルチOSシステムでの、上
記の表示制御方法を説明する図である。本図は、説明の
便宜上、主計算機ボード 1a 上の主OS 1と、副計算機
ボード 2a 上の副OS 2を中心にして示している。
【0017】上記表示状態メモリ 20aは、副OSの出力
プログラムからは、上記図4で説明したディスプレイ制
御ステータスレジスタ 32 として見え、主OS上の、上
記副OSエミュレーションドライバ 10 内の、表示状態
エミュレーションA部 100aでは、上記副計算機ボード
2a 中の上記表示状態メモリ 20aをアクセスすることが
できるように構成されている。
【0018】ここで、副OS 2上の出力プログラムが入
出力命令(特定の表示系命令)を発行すると、前述のよ
うに、自己の副計算機ボード 2a 内の擬似入出力レジス
タ 25 に、その入出力命令が設定され、主計算機ボード
1a に割り込みを掛ける。
【0019】該割り込みを、上記従来の表示状態エミュ
レーションA部 100a が計数して、例えば、所定の回数
の割り込みが検出されたとき、上記表示状態エミュレー
ションA部 100a は、上記入出力バッファ 20 内の表示
状態メモリ (表示指示ビット) 20a を表示可能状態に反
転する。
【0020】この結果、副OSの出力プログラムからの
表示割り込みが副OSエミュレーションドライバ 10 に
受け付けられ、その表示割り込みを受けた主計算機ボー
ド 1a では、上記副OSエミュレーションドライバ 10
が、特定のリード命令を発行して、上記副計算機ボード
2a の擬似入出力レジスタ 25 の内容を、共通バス 4を
介して読み取り、上記副OSが発行した入出力命令を解
析して、入出力装置を制御し、又は、入出力バッファ(I
/Oバッファ) 20の所定の場所に、入出力装置の状態 (即
ち、上記表示中等) 等を格納し、例えば、表示データ
を、図3で説明したディスプレイ制御ボード 3内のフレ
ームメモリの所定のアドレスに書き込むことで、上記副
OSからの表示制御が実現される。
【0021】然し、この従来のマルチOSシステムでの
表示制御方法では、表示状態エミュレーションA部 100
a が、副OS 2上の出力プログラムからの、複数回の入
出力命令の発行を検出した時点で、上記表示状態メモリ
20aの所定のビットが、表示可能状態となるので、副O
S 2上の出力プログラムからの表示制御がスムーズに行
われないという問題があった。
【0022】本発明は上記従来の欠点に鑑み、マルチO
Sシステムにおいて、副OS上での表示動作を滞りなく
行うことができる表示制御方法を提供することを目的と
するものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説
明図である。上記の問題点は下記の如くに構成した表示
制御方法によって解決される。
【0024】主となるオペレイティングシステム 1で動
作する計算機に、副となるオペレイティングシステム 2
で動作する計算機ボード 2a を接続して、複数個のオペ
レイティングシステム 1,2で運用される計算機システム
において、主となるオペレイティングシステム 1上に、
副となるオペレイティングシステム 2からの入出力命令
をエミュレーションするドライバ 10 を備え、副となる
オペレイティングシステム 2が動作する上記計算機ボー
ド 2a 上に、主となるオペレイティングシステム 1上の
ディスプレイに表示を行う際に参照する、該ディスプレ
イの表示状態を示すメモリ 20 を備え、主となるオペレ
イティングシステム 1上の上記ドライバ 10 に、上記表
示状態メモリ 20aをアクセスする表示状態エミュレーシ
ョン部 100と、該主となるオペレイティングシステム 1
上に、該表示状態エミュレーション部 100を一定の間隔
で呼び出すタイマ割り込み手段 11 とを備えて、該主と
なるオペレイティングシステム 1上の、上記ドライバ 1
0 上の表示状態エミュレーション部 100を、上記タイマ
割り込み手段 11 により、一定の間隔で呼び出し、上記
副となるオペレイティングシステム 2が動作する、上記
計算機ボード 2a 上のディスプレイの表示状態を示すメ
モリ 20 の所定のビットをオン,オフして、上記副とな
るオペレイティングシステム 2からのディスプレイに対
する表示,又は、非表示期間を制御するように構成す
る。
【0025】
【作用】即ち、本発明による表示制御方法は、主となる
OS 1で動作する主計算機に、副となるOS 2で動作す
る副計算機ボード 2a を接続して、複数個のOS 1,2で
運用される計算機システムにおいて、副OSからのディ
スプレイアクセスの可否を制御する為のディスプレイ制
御ステータスレジスタの値 (可能, 不可能) を格納する
表示状態メモリ 20aを、上記副計算機ボード 2a 上に設
けて、主OS上にタイマ割り込み手段 11 と、副OSを
エミュレーションする副OSエミュレーションドライバ
10 と、その副OSエミュレーションドライバ 10 の中
に、上記副計算機ボード 2a 上の表示状態メモリ 20aを
制御する表示状態エミュレーション部 100とを設け、上
記タイマ割り込み手段 11 は、予め、定められている一
定時間毎に、上記副OSエミュレーションドライバ 10
に割り込んで、上記表示状態エミュレーション部 100を
起動し、上記副計算機ボード 2a 上の表示状態メモリ20
aの所定のビット(表示可能,不可能ビット)をアクセ
スするようにしたものである。
【0026】従って、一定時間毎に、表示状態メモリ
の、上記表示可能,不可能ビットが反転されるように制
御されので、副となるOSからの表示が、滞りなくでき
るようになる効果が得られる。
【0027】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1は、本発明の原理構成図であり、図2
は、本発明の一実施例を模式的に示した図である。
【0028】本発明においては、主となるOS 1で動作
する計算機に、副となるOS 2で動作する計算機ボード
2a を接続して、複数個のOS 1,2で運用される計算機
システムにおいて、主となるOS 1上に、副となるOS
2からの入出力命令をエミュレーションする副OSエミ
ュレーションドライバ 10 と、副となるOS 2が動作す
る上記計算機ボード 2a 上に、主となるOS 1上のディ
スプレイに表示を行う際に参照する、該ディスプレイの
表示状態を示す表示状態メモリ 20aを設け、主となるO
S 1上の上記副OSエミュレーションドライバ 10 に、
上記表示状態メモリ 20aをアクセスする表示状態エミュ
レーション部 100と、該主となるOS 1上に、該表示状
態エミュレーション部 100を一定の間隔で呼び出すタイ
マ割り込み手段 11 とを設ける手段が、本発明を実施す
るのに必要な手段である。尚、全図を通して同じ符号は
同じ対象物を示している。
【0029】以下、図1を参照しながら、図2によっ
て、本発明のマルチOSシステムにおける表示制御方法
を説明する。前述のように、副となるOS 2で、主とな
るOS 1の配下にある表示装置 35をアクセスしたい場
合、副計算機ボード 2a の図示されていない中央処理装
置(CPU) が、入出力命令を発行すると、その入出力命令
が、副計算機ボード 2a 上の、擬似入出力レジスタ 25
に設定され、主計算機ボード 1a に割り込みを掛ける。
【0030】その割り込みを受けた主計算機ボード 1a
では、上記副OSエミュレーションドライバが、特定の
リード命令を発行して、上記副計算機ボード 2a の擬似
入出力レジスタ 25 の内容を、共通バス 4を介して読み
取り、上記副OSが発行した入出力命令を解析して、入
出力装置を制御し、又は、入出力バッファ(I/Oバッフ
ァ) 20の所定の場所に、入出力装置の状態、例えば、表
示中等を格納し、例えば、表示データを、ディスプレイ
制御ボード 3内のフレームメモリの所定のアドレスに書
き込むことで、上記副OSからの表示制御が実現され
る。
【0031】マルチOSシステムにおいては、副となる
OS 2が動作する上記副計算機ボード 2a 上に、主とな
るOS 1上のディスプレイに表示を行う際に参照する、
該ディスプレイの表示状態を示す表示状態メモリ 20aが
設けられており、この表示状態メモリ 20aは、副OSか
らは、前述の表示制御ステータスレジスタとして見えて
おり、主OS上の副OSエミュレーションドライバ 10
からは、表示状態のデータを格納するメモリとして見え
ている。
【0032】そこで、本発明においては、主OS上のタ
イマ割り込み手段 11 に、上記副OSエミュレーション
ドライバ 10 上の表示状態エミュレーション部 100のエ
ントリアドレスと、この表示状態エミュレーション部 1
00をアクセスする時間間隔を登録しておくことで、その
時間間隔で、割り込みが発生して、上記表示状態エミュ
レーション部 100を呼び出すことができるようになる。
【0033】上記表示状態を示すメモリ 20 には、主と
なるオペレイティングシステム 1上で動作するディスプ
レイに対して、副OS 2からの表示要求に対する表示可
能,表示不可能を指示する表示指示ビットがあり、上記
一定時間間隔で呼び出されれる表示状態エミュレーショ
ン部 100によって、その表示可能, 表示不可能を指示す
るビットを反転する。
【0034】このように制御することにより、表示状態
を示すメモリ 20 の、表示可能, 表示不可能を指示する
ビットの表示可能, 表示不可能指示が、一定時間毎に繰
り返されるので、この表示可能, 表示不可能を指示する
ビットを参照して、副OSの出力プログラムが、上記入
出力命令を発行することにより、副OS上での表示動作
が滞りなく行うことができるようになる。
【0035】このように、本発明は、マルチOSシステ
ムにおける表示制御方法において、主となるOS上に、
副となるOSからの入出力命令をエミュレーションする
ドライバを備え、副となるOSが動作するCPUボード
上に、主となるOS上のディスプレイに表示を行う際に
参照する、該ディスプレイの表示状態を示すメモリと、
主となるOS上の上記ドライバに、上記メモリをアクセ
スする表示状態エミュレーション部と、該主となるOS
上に、該表示状態エミュレーション部を一定の間隔で呼
び出すタイマ割り込み手段とを備えて、該主となるOS
上のドライバ上の表示状態エミュレーション部が、上記
副となるOSが動作するCPUボード上のディスプレイ
の表示状態を示すメモリの所定のビットをオン,オフす
ることで、副となるOSからの表示動作を行うようにし
たところに特徴がある。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
マルチOSシステムにおける表示制御方法によれば、表
示状態メモリ上の副OSからの表示可能,不可能を指示
するビットが、一定時間毎に、反転されるので、副OS
からの表示を、滞りなく動作させることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図
【図2】本発明の一実施例を模式的に示した図
【図3】マルチOSシステムの構成例を示した図
【図4】従来の副OS単体での表示制御方法を説明する
【図5】マルチOSシステムでの従来の表示制御方法を
説明する図
【符号の説明】
1 主となるオペレイティングシステム(OS) 1a 主計算機ボード 10 副OSエミュレーションドライバ 11 タイマ割り込み手段 100 表示状態
エミュレーション部 2 副となるオペレイティングシステム(OS) 2a 副計算機ボード 20a 表示状態
メモリ 20 入出力バッファ(I/Oバッファ) 25 擬似入出
力レジスタ 20a 表示状態メモリ 3 ディスプレイ制御ボード 30 中央処理装置(CPU) 31 グラフィ
ック表示制御部 32 ディスプレイ制御ステータスレジスタ 33 キャラクタ表示制御部 35 表示装置 4 共通バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主となるオペレイティングシステム(1) で
    動作する計算機に、副となるオペレイティングシステム
    (2) で動作する計算機ボード(2a)を接続して、複数個の
    オペレイティングシステム(1,2) で運用される計算機シ
    ステムにおいて、 主となるオペレイティングシステム(1) 上に、副となる
    オペレイティングシステム(2) からの入出力命令をエミ
    ュレーションするドライバ(10)を備え、 副となるオペレイティングシステム(2) が動作する上記
    計算機ボード(2a)上に、主となるオペレイティングシス
    テム(1) 上のディスプレイに表示を行う際に参照する、
    該ディスプレイの表示状態を示すメモリ(20)を備え、 主となるオペレイティングシステム(1) 上の上記ドライ
    バ(10)に、上記表示状態メモリ(20a) をアクセスする表
    示状態エミュレーション部(100) と、該主となるオペレ
    イティングシステム(1) 上に、該表示状態エミュレーシ
    ョン部(100) を一定の間隔で呼び出すタイマ割り込み手
    段(11)とを備えて、 該主となるオペレイティングシステム(1) 上の、上記ド
    ライバ(10)上の表示状態エミュレーション部(100) を、
    上記タイマ割り込み手段(11)により、一定の間隔で呼び
    出し、上記副となるオペレイティングシステム(2) が動
    作する、上記計算機ボード(2a)上のディスプレイの表示
    状態を示すメモリ(20)の所定のビットをオン,オフし
    て、上記副となるオペレイティングシステム(2) からの
    ディスプレイに対する表示,又は、非表示期間を制御す
    ることを特徴とするマルチOSシステムにおける表示制
    御方法。
JP4309128A 1992-11-19 1992-11-19 マルチosシステムにおける表示制御方法 Withdrawn JPH06161783A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013508869A (ja) * 2009-10-28 2013-03-07 中国移▲動▼通信集▲団▼公司 アプリケーション画像の表示方法及び装置

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JP2013508869A (ja) * 2009-10-28 2013-03-07 中国移▲動▼通信集▲団▼公司 アプリケーション画像の表示方法及び装置

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