JPH0616166U - ウォッシャータンク装置 - Google Patents

ウォッシャータンク装置

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JPH0616166U
JPH0616166U JP6027992U JP6027992U JPH0616166U JP H0616166 U JPH0616166 U JP H0616166U JP 6027992 U JP6027992 U JP 6027992U JP 6027992 U JP6027992 U JP 6027992U JP H0616166 U JPH0616166 U JP H0616166U
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JP
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water
detergent
tank
washer
pipe
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Application number
JP6027992U
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English (en)
Inventor
邦夫 鈴木
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウォッシャータンクの液切れを防止すると共
に,水と洗剤を一定比率に自動的に混合することができ
るウォッシャータンク装置を提供すること。 【構成】 雨水等を収集する収集部8とウォッシャータ
ンク1とよりなる。ウォッシャータンク1は水タンク2
と,洗剤タンク3と,ウォッシャーポンプ4を有する。
水タンク2と洗剤タンク3には,各タンクの液面に伴っ
て昇降するフロート24,34を浮かべる。上記水フロ
ート24の液面下部分には,水をウォッシャーポンプ4
に送る送水管21の取水口211を取付ける。また,上
記洗剤フロート34の液面下部分には,洗剤をウォッシ
ャーポンプ4に送る洗剤管31の洗剤取入口311を取
付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
雨水やクーラー排出水等を収集,利用してウォッシャータンクの液切れを防止 すると共に,水と洗剤とを定率に自動混合することのできるウォッシャータンク 装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来のウィンドウォッシャは,ウォッシャ液がなくなると,その都度ウォッシ ャータンクにウォッシャ液を補充している。水に洗剤を混入して洗浄効果を高め たウォッシャ液は水と洗剤とを予め一定比率で混合しておく必要がある。
【0003】
【解決しようとする課題】
しかしながら,従来のウォッシャータンクは,ウォッシャ液を人が補充するも のであり,ウォッシャ液を頻繁に補充しないと液切れが発生する。また,洗剤( 濃縮ウォッシャ液)を用いる場合においては,水と洗剤とを予め一定比率で混合 しておく必要がある。
【0004】 本発明は,水と洗剤とを自動的に一定の比率に混合し,ウォッシャ液の交換頻 度を大幅に低減することのできる,構造の簡単なウォッシャータンク装置を提供 しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】
本考案は雨水,洗車水,クーラー排出水等の水を収集する収集部とウォッシャ ータンクとにより構成されるウォッシャータンク装置であって,ウォッシャータ ンクは水を貯える水タンクと,洗剤を収容する洗剤タンクと,ウォッシャーポン プと,ウォッシャーポンプへ水を取り込む可撓性の送水管及び洗剤を取り込む可 撓性の洗剤管と,それぞれのタンクに浮かべたフロートとを有し,上記水タンク のフロートの下部には上記送水管の取水口を取付け,また洗剤タンクのフロート の下部には上記洗剤管の洗剤取入口を取付けたことを特徴とするウォッシャータ ンク装置にある。
【0006】 上記収集部には雨水,洗車時の洗浄水,カークーラーの排出水等の水を収集す る構造を設ける。また,収集部を水タンクと連結する。 水タンクにはフロートを浮かべる。該水フロートの下部に,送水管の端部の取 水口を取付ける。また,送水管の他端はウォッシャーポンプに連結する。 洗剤タンクには同様にフロートを浮かべる。該洗剤フロートの下部に,洗剤管 の端部の洗剤取入口を取付ける。洗剤管の他端はウォッシャーポンプに連結する 。 また,上記送水管と洗剤管とは,可撓性を有している。 水収集部は雨水,洗車水を収集するために車両ルーフ,前方フード等に設ける 。また,クーラーの排出水を収集するためエバポレータ部にも設ける。
【0007】
【作用及び効果】
雨水,洗車時の洗浄水,カークーラーの排出水等は収集部で収集され,水タン クに送られ,貯えられる。 水タンクに貯えられた水はフロートの下部にある取水口から送水管を通してウ ォッシャーポンプへ吸い込まれる。 洗剤タンクには,予め濃縮洗剤を入れておく。濃縮洗剤は,その液面下にある 上記洗剤取入口から洗剤管を通してウォッシャーポンプへ吸い込まれる。 このように,水と洗剤は自動的にウォッシャーポンプに吸い込まれる。 一方,水は収集部によって自動的に収集されるから,ウォッシャータンクで水 涸れの発生する確率は大幅に低下する。 また洗剤は水で薄めていない濃縮洗剤を用いるから,洗剤タンクに1回で補充 できる洗剤量は相対的に増加する。従って,洗剤の補充頻度は低下する。
【0008】 水の比重は近似的に一定と考えてよいから,水フロート上の水面位置は一定で ある。また洗剤の比重が一定であれば,洗剤フロート上の液面位置も一定である 。 そこで,取水口と水面との高低差ΔL1 と洗剤取入口と洗剤液面との高低差Δ L2 との比率を,洗剤と水との比重の比率αに等しくすれば,水と洗剤とがウォ ッシャーポンプへ送出される圧力は等しくなる。 従って,このようにすれば,水と洗剤のウォッシャーポンプへの流入量は送水 管と洗剤管の断面積に比例する。 それ故,それぞれの管の面積を一定の比率にすることにより,ウォッシャーポ ンプ内の洗剤と水とを一定の割合で混合することができる。 また,上記洗剤と水とを混合する手段は,フロートと管を用いたものであり極 めて簡単で堅牢な構造である。従って,安価に製造出来て,故障も少ない。
【0009】 従って,本考案によれば,水と洗剤とを自動的に一定の比率で混合し,ウォッ シャ液の交換頻度を大幅に低減することのできる構造の簡単なウォッシャータン ク装置を提供することができる。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例につき図1〜図7を用いて説明する。 本例は,図1に示すように,雨水,洗車水,クーラー排水等の水を収集する収 集部8とウォッシャータンク1とにより構成される。ウォッシャータンク1は, 水88を貯える水タンク2と,洗剤30を収容する洗剤タンク3と,ウォッシャ ーポンプ4と,ウォッシャーポンプへ水88を取り込む可撓性の送水管21と, 洗剤30を取り込む可撓性の洗剤管31と,上記それぞれのタンク2,3に浮か べたフロート24,34とを有している。 また,水タンク2のフロート24の液面下部分には上記送水管21の取水口2 11が取り付けられている。洗剤タンク3のフロート34の液面下部分には,上 記洗剤管の洗剤取入口311が取り付けられている。
【0011】 水タンク2は,図1に示すように,水を貯えるメインタンク20とサブタンク 25とからなる。サブタンク25の下部258はメインタンク20に導通してい る。またサブタンク25の上部259に設けた結合部255は収集部8の集水管 81の端部819に連結されている。 更に集水管81との結合部255の下にはフィルター23が取付けられている 。また,サブタンク25はフィルター23の上方と下方とにそれぞれ排水口25 1,252を設けている。また底部にはドレン排出口253を設けてあり,ドレ ン栓254を装着してある。
【0012】 一方メインタンク20は底部にウォッシャーポンプ4を取付けており,上面に は上蓋203を設けてある。メインタンク20の側壁201とフロートガイド2 02の間には,水フロート24を浮かべてある。水フロート24の下部の水面下 部分には送水管21の取水口211が取付けられている。送水管21の他端はウ ォッシャーポンプ4に接続されている。また,送水管21は水フロート24の上 下運動を妨げない程度に可撓性を有している。 なお,図1においてウォッシャーポンプの符号41はウォッシャ液ホースであ り,ウォッシャーノズル(図示せず)に接続されている。
【0013】 洗剤タンク3は図1に示すように水タンク2のメインタンク20に併設されて いる。洗剤タンク3の上面には開閉蓋32を設けてあり,洗剤フロート34を浮 かべてある。該洗剤フロート34は,洗剤タンク3の側壁301とフロートガイ ド302との間に配置されている。洗剤フロート34の下部の液面下には洗剤管 31の洗剤取入口311が取付けられている。洗剤管31の他端はウォッシャー ポンプに接続されている。 また,洗剤管31は,洗剤フロート34の上下運動を妨げない程度の可撓性を 有している。
【0014】 取水口211と水面との高低差をΔL1 ,洗剤取入口311と洗剤液面との高 低差をΔL2 とし,洗剤の比重をαとすれば3者の間には次の関係式が成り立つ ように取水口211と,洗剤取入口311の取付け位置を設定してある。 ΔL1 =ΔL2 ×α また,送水管21と洗剤管31の断面積の比率β1 はウォッシャー液における 水と洗剤との好ましい混合比(容積比)β0 にほぼ等しくなっている。
【0015】 一方,収集部8は,雨水や洗車水を収集する集水溝と,クーラー排水を収集す る受水台と,水タンクに水を送り込む集水管とからなる。 集水溝は,図2に示すように,フード側方溝821,822,フード前方溝8 23,カウル溝824,ルーフ側方溝825,826からなる。図2において, 矢印は雨水等の流れる方向を示している。
【0016】 右方のフード側方溝821は図2,図3に示すようにフード91(図2)と右 方のフェンダー94との間に設けられており,集水管811に連結されている。 左方のフード側方溝822も同様な構成によってフード91の左方に設けられて いる(図示せず)。フード前方溝823は図4に示すようにフード91の前方下 部に設けられており,集水管812に連結されている。なお,図2,図4にて符 号97はバンパーである。
【0017】 カウル溝824は,図2,図7に示すようにフロントガラス98の下部のカウ ル部96に設けられており受水筒827を経由して集水管813と連結されてい る。図2,図7で符号99はフロントピラーである。 左方ルーフ側方溝826は,図2,図6に示すように,ルーフパネル92とル ーフサイドアウタ921との間に設けられ,フロントピラー99の内部を通って ,水タンク2へ通ずる集水管814に連結されている。右方ルーフ側方溝825 も同様な構成により,ルーフパネル92の右側方に設けられている。
【0018】 一方,図5に示すように,クーラーのエバポレータ95の下部には受水台85 が設けられている。該受水台85は集水管815に連結されている。 上記各集水管811〜815は図1に示すように,サブダンク25の上部25 9の結合部255と連結されている。
【0019】 次に本例の作用効果について述べる。 雨水,洗車水等は図2の矢印に示すように収集部の各集水溝821〜826に 収集され,前記集水管811〜814を介して水タンク2に集められる。またク ーラー排出水は受水台85から集水管815を経由して水タンク2に集められる 。集められた水はフィルター23で異物が除去されて,水タンク2に貯えられる 。
【0020】 従って,人為的に水を補充しなくても水タンク2の水が使い尽くされてなくな る確率は大幅に低下する。 また,水は水タンクの上蓋253から人手によって補充することもできる。余 分な水は排水口251,252から自動的に排出される。 一方,洗剤は濃縮洗剤を使用するので補充の頻度が少なくて済む。
【0021】 送水管21と洗剤管31とは可撓性を有している。従って取水口211と洗剤 取入口311とは,液面の上下と共にフロートと一体になって上下する。 また,前記のように取水口211と水面との高低差ΔL1 と洗剤取入口311 と洗剤液面との高低差ΔL2 の比率は,洗剤と水の比重の比率αに比例させてい る(ΔL1 =ΔL2 ×α)。 従って水と洗剤それぞれのウォッシャーポンプへの送出圧力は等しくなる。一 方,送水管21と洗剤管31の断面積の比率β1 はウォッシャー液における水と 洗剤との好ましい混合比β0 に合わせてある。従って,水と洗剤とは上記混合比 β0 に自動的に混合される。
【0022】 また,上記のように水と洗剤とを混合する構造はフロートを用いる簡単な構造 で堅牢である。従って,安価で故障がしにくく保守の必要性が低い。 上記のように,本例によれば水と洗剤とを自動的に一定の比率に混合し,ウォ ッシャ液の交換頻度を大幅に低減することのできる,構造の簡単なウォッシャー タンク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のウォッシャータンク装置の全体説明
図。
【図2】実施例のウォッシャータンク装置の収集部の説
明図。
【図3】実施例のフード側方の収集部説明図。
【図4】実施例のフード前方の収集部説明図。
【図5】実施例のクーラー排出水の収集部説明図。
【図6】実施例のルーフ側方収集部説明図。
【図7】実施例のウィンドウ前方収集部説明図。
【符号の説明】
1...ウォッシャータンク, 2...水タンク, 20...メインタンク, 21...送水管, 211...取水口, 24...水フロート, 25...サブタンク, 3...洗剤タンク, 31...洗剤管, 311...洗剤取入口, 34...洗剤フロート, 4...ウォッシャーポンプ, 8...収集部, 81...集水管, 91...フード, 92...ルーフ, 94...フェンダー, 95...エバポレータ, 96...カウル,

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨水,洗車水,クーラー排出水等の水を
    収集する収集部とウォッシャータンクとにより構成され
    るウォッシャータンク装置であって, ウォッシャータンクは水を貯える水タンクと,洗剤を収
    容する洗剤タンクと,ウォッシャーポンプと,ウォッシ
    ャーポンプへ水を取り込む可撓性の送水管及び洗剤を取
    り込む可撓性の洗剤管と,それぞれのタンクに浮かべた
    フロートとを有し, 上記水タンクのフロートの下部には上記送水管の取水口
    を取付け,また洗剤タンクのフロートの下部には上記洗
    剤管の洗剤取入口を取付けたことを特徴とするウォッシ
    ャータンク装置。
JP6027992U 1992-08-03 1992-08-03 ウォッシャータンク装置 Pending JPH0616166U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018138974A1 (ja) * 2017-01-30 2018-08-02 孝夫 神戸 スチームエアワイパーシステム
JP2018184119A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 孝夫 神戸 スチームエアワイパーシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018138974A1 (ja) * 2017-01-30 2018-08-02 孝夫 神戸 スチームエアワイパーシステム
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