JPH06160980A - オーバーヘッドプロジェクタおよびその光軸調整方法 - Google Patents

オーバーヘッドプロジェクタおよびその光軸調整方法

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JPH06160980A
JPH06160980A JP13808792A JP13808792A JPH06160980A JP H06160980 A JPH06160980 A JP H06160980A JP 13808792 A JP13808792 A JP 13808792A JP 13808792 A JP13808792 A JP 13808792A JP H06160980 A JPH06160980 A JP H06160980A
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JP
Japan
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projection lens
projection
optical axis
screen
reflecting mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP13808792A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Harada
恵二 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に初期設置が可能になり、操作性に優
れ、使い勝手のよいオーバーヘッドプロジェクタを提供
する。 【構成】投影されるトランスペアレンシー15の画像
が、スクリーン18内に納まるように、投影レンズ16
で屈折された光が所定の方向に変換されるように、反射
鏡17の反射角度を調整する。すると、反射鏡17の角
度調整よる反射角度量に連動して、投影レンズ16が回
動する。これにより、スクリーン18内の画像は全面に
わたって中心部と同様な解像度が得られる。そして、投
影レンズ16および反射鏡17が配置されいてる映写ヘ
ッド20を投影光学系光軸A方向に移動させることによ
って、スクリーン18上の画像は全面域にわたって鮮明
になり、簡単な操作で品質のよいオーバーヘッドプロジ
ェクタが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーバーヘッドプロジ
ェクタおよびその光軸調整方法に係り、詳細には、スク
リーン上に投影された映写画像の全面にわたって容易に
鮮明な表示とすることが可能なオーバーヘッドプロジェ
クタおよびその光軸調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画情報や文字情報をスクリーン上に拡大
表示するオーバーヘッドプロジェクタが、会議や討論会
等で広く使用されている。このオーバーヘッドプロジェ
クタで画像をスクリーンに投影する目的の一つに、一度
に大勢の観察者に画像情報を観察させることがある。図
2は従来のオーバーヘッドプロジェクタの構成を表した
ものである。従来、オーバーヘッドプロジェクタを設置
する場合、図2に示すように、出席者全員が観察し易く
なるように、スクリーン9を床から高い位置に設けいて
る。そして、高位置に設けられたスクリーン9内に投影
画像が収容されるように、反射鏡8の反射角度を変動さ
せるようになっている。しかしながら、図2に示すよう
に、スクリーン9の上部位置X点と下部位置Y点とでは
光学的距離が異なるため、両点における焦点距離が相違
し、画像の鮮明度は全面均一でないという問題があっ
た。
【0003】そこで、このような問題を解決し、画像の
全面にわたって均一な鮮明度を得られるようにしたオー
バーヘッドプロジェクタが提案されている(特開昭64
−944号)。このオーバーヘッドプロジェクタは、図
2における投影レンズ7を、投影レンズ光軸に垂直な平
面と投影光学系光軸の交点を通る投影レンズ光軸に垂直
な平面上の一直線を軸として回転自在に設けている。そ
して、シャインブルの法則に基づき、トランスペアレン
シー6の延長面と投影レンズ光軸に垂直な平面の延長面
とが一直線で交わり、かつ、スクリーンを上部反射鏡面
に対称となるように位置させる。このように、その仮想
スクリーンの延長面が該交線に交わる状態にすること
で、スクリーン9が投影光学系軸に対して垂直に設置さ
れていない場合にも、スクリーン9上にはトランスペア
レンシー6の画像の全体にわたって同じ鮮明度で映写さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このオーバー
ヘッドプロジェクタでは、装置の初期設定を容易に行う
ことができなかった。すなわち、まず、反射鏡8の角度
を変えてスクリーン9内に投影画像を納める。次に反射
鏡8または、投影レンズ7を投影光学系光軸方向(図2
の上下方向)に移動させることによって、投影された画
像の一部を鮮明にする。この状態で、投影レンズ7を回
動させて、投影画像の全面に均一な鮮明さを保つように
角度調整する。以上のように、前記した従来のオーバー
ヘッドプロジェクタでは、初期設置毎にこれらの作業を
行わなくてはならなかった。そこで、本発明は、容易に
初期設置が可能になり、操作性に優れ、使い勝手のよい
オーバーヘッドプロジェクタを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、光源と、この光源の上部に配置され、映写画像が表
示された透明体を支持するステージと、前記光源の下部
に配置され、光源からの光を反射する集光反射鏡と、こ
の集光反射鏡で反射された光および前記光源からの光を
集光するフレネルレンズとを有する本体と、前記フレネ
ルレンズで集光された前記透明体の映写画像を屈折させ
る投影レンズと、この投影レンズで屈折された映写画像
を反射角度の調整によりスクリーン上に投影する反射鏡
と、前記反射鏡の反射角度の変動に連動して、投影レン
ズ光軸に垂直な平面と投影光学系光軸の交点を通る投影
レンズ光軸に垂直な平面上の一直線を軸として前記投影
レンズを回動させる連動機構とを有する映写ヘッドをオ
ーバーヘッドプロジェクタに具備させて、前記目的を達
成する。請求項2記載の発明では、請求項1記載のオー
バーヘッドプロジェクタにおいて、映写ヘッドに前記反
射鏡の反射角度の変動に連動して投影レンズを回動させ
る連動機構を解除する解除レバーを具備させる。請求項
3記載の発明では、ステージ上に支持された透明体の映
写画像がスクリーン内に収まるように、反射鏡の反射角
度を調整し、この反射鏡の反射角度の変動に連動して、
投影レンズ光軸に垂直な平面と投影光学系光軸の交点を
通る投影レンズ光軸に垂直な平面上の一直線を軸として
投影レンズを回動することによってスクリーン上の映写
画像の全面にわたって同様な解像度とし、その後、投影
レンズおよび反射鏡が配置されている映写ヘッド全体
を、投影光学系光軸方向に移動させることによって映写
画像を鮮明にすることにより、オーバーヘッドプロジェ
クタの光軸を調整する。
【0006】
【実施例】以下、本発明のオーバーヘッドプロジェクタ
における一実施例を図1を参照して詳細に説明する。図
1はオーバーヘッドプロジェクタの構成を表したもので
ある。この図において、10はオーバーヘッドプロジェ
クタ本体であり、このオーバーヘッドプロジェクタ本体
10には、ハロゲンランプなどの光源11、この光源1
1から発する光を上方へ集光するための集光反射鏡1
2、光源11および集光反射鏡12からの光を後述する
投影レンズ16へ集光するためのフレネルレンズ13、
およびステージ14が配置されている。このステージ1
4上には、投影画像を内蔵するトランスペアレンシー1
5などの透明体を支持するようになっている。
【0007】また、オーバーヘッドプロジェクタは、映
写ヘッド20を備えており、この映写ヘッド20には、
投影レンズ16、反射鏡17、連動機構21、および、
この連動機構21の連動動作を解除する解除レバー(図
示しない)が配置されている。映写ヘッド20は、全体
として、光源11からの投影光学系光軸A方向(図面に
おいて、上下方向)に移動可能に構成されている。反射
鏡17は、スクリーン18(19)内に投影画像が収容
されるように、トランペアレンシーからの投影画像の反
射角度を、任意角度に調整できるようになっている。そ
して、投影レンズ16は、投影レンズ光軸Bに垂直な平
面と投影光学系光軸の交点を通る投影レンズ光軸Bに垂
直な平面上の一直線を軸として回転自在に設けられてい
る。この投影レンズ16は、連動機構21によって、反
射鏡17を任意の反射角度に設定することと連動して動
作するようになっている。
【0008】このように構成されたオーバーヘッドプロ
ジェクタの動作について次に説明する。図2に示すよう
に構成されたオーバーヘッドプロジェクタにおいては、
トランスペアレンシー15に内蔵される画像は、光源1
1および光源11から集光反射鏡12によって反射さ
れ、フレネルレンズ13およびステージ14を通過した
光によって照明される。トランスペアレンシー15を通
過した光は、投影レンズで屈折されたのち、反射鏡17
により方向が変換されてスクリーン18上に投影され
る。
【0009】まず、オーバーヘッドプロジェクタの設置
面に対して垂直に配置されたスクリーン18に対して初
期設定する動作について説明する。まず、投影されるト
ランスペアレンシー15の画像が、スクリーン18内に
納まるように、投影レンズ16で屈折された光が所定の
方向に変換されるように、反射鏡17の反射角度を調整
する。すると、連動機構21によって、反射鏡17の角
度調整よる反射角度量に連動して、投影レンズ16が回
動する。これにより、スクリーン18内の画像は全面に
わたって中心部と同様な解像度が得られる。そして、投
影レンズ16および反射鏡17が配置されいてる映写ヘ
ッド20を投影光学系光軸A方向に移動させることによ
って、スクリーン18上の画像は全面域にわたって鮮明
になり、簡単な操作で品質のよいオーバーヘッドプロジ
ェクタが提供される。
【0010】次に、オーバーヘッドプロジェクタの設置
面に対して傾斜した角度で配置されたスクリーン19に
対して初期設定する動作について説明する。傾斜したス
クリーン19に対してオーバーヘッドプロジェクタを初
期設定する場合、映写ヘッド20に配置された連動機構
21による投影レンズ16と反射鏡17との連動を解除
する解除レバーを解除する。そして、従来のオーバーヘ
ッドプロジェクタと同様に、投影レンズ16および反射
鏡17を個別に操作して投影画像全面が鮮明になるよう
に調整する。
【0011】以上説明したように、本実施例によれば、
スクリーンがオーバーヘッドプロジェクタの設置面(床
面)に対して垂直に設けられている場合には、スクリー
ンがどの高さに設置されていても、反射鏡の反射角度を
設定するだけで、反射角度の変動に連動して投影レンズ
が回動するので、投影画像全域に中心部と同様な解像度
が得られる。従って、容易に初期設定が可能で操作性が
よく使い勝手のよいオーバーヘッドプロジェクタを提供
できる。また、スクリーンがオーバーヘッドプロジェク
タの設置面に対して垂直に設けられていない場合には、
解除レバーを用いることで、反射鏡と投影レンズを個別
に操作することにより、投影画像全域に均一な解像度が
得られる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、連動機構により、反射
鏡の反射角度の変動に連動して、投影レンズ光軸に垂直
な平面と投影光学系光軸の交点を通る投影レンズ光軸に
垂直な平面上の一直線を軸として前記投影レンズを回動
させるので、容易に初期設置が可能になり、操作性に優
れ、使い勝手のよいオーバーヘッドプロジェクタが提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるオーバーヘッドプロ
ジェクタの構成図である。
【図2】従来のオーバーヘッドプロジェクタの構成図で
ある。
【符号の説明】
10 本体 11 光源 12 集光反射鏡 13 フレネルレンズ 14 ステージ 15 トランスペアレンシー 16 投影レンズ 17 反射鏡 18、19 スクリーン 20 映写ヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、この光源の上部に配置され、映
    写画像が表示された透明体を支持するステージと、前記
    光源の下部に配置され、光源からの光を反射する集光反
    射鏡と、この集光反射鏡で反射された光および前記光源
    からの光を集光するフレネルレンズとを有する本体と、 前記フレネルレンズで集光された前記透明体の映写画像
    を屈折させる投影レンズと、この投影レンズで屈折され
    た映写画像を反射角度の調整によりスクリーン上に投影
    する反射鏡と、前記反射鏡の反射角度の変動に連動し
    て、投影レンズ光軸に垂直な平面と投影光学系光軸の交
    点を通る投影レンズ光軸に垂直な平面上の一直線を軸と
    して前記投影レンズを回動させる連動機構とを有する映
    写ヘッドを具備することを特徴とするオーバーヘッドプ
    ロジェクタ。
  2. 【請求項2】 映写ヘッドに前記反射鏡の反射角度の変
    動に連動して投影レンズを回動させる連動機構を解除す
    る解除レバーを具備させたことを特徴とする請求項1記
    載のオーバーヘッドプロジェクタ。
  3. 【請求項3】 ステージ上に支持された透明体の映写画
    像がスクリーン内に収まるように、反射鏡の反射角度を
    調整し、 この反射鏡の反射角度の変動に連動して、投影レンズ光
    軸に垂直な平面と投影光学系光軸の交点を通る投影レン
    ズ光軸に垂直な平面上の一直線を軸として投影レンズを
    回動することによってスクリーン上の映写画像の全面に
    わたって同様な解像度とし、 その後、投影レンズおよび反射鏡が配置されている映写
    ヘッド全体を、投影光学系光軸方向に移動させることに
    よって映写画像を鮮明にすることを特徴とするオーバー
    ヘッドプロジェクタの光軸調整方法。
JP13808792A 1992-04-30 1992-04-30 オーバーヘッドプロジェクタおよびその光軸調整方法 Pending JPH06160980A (ja)

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JPH06160980A true JPH06160980A (ja) 1994-06-07

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JP (1) JPH06160980A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08266716A (ja) * 1995-03-30 1996-10-15 Daiichi Shokai Co Ltd パチンコ機の図柄表示装置
CN104375255A (zh) * 2014-11-27 2015-02-25 中国航空工业集团公司洛阳电光设备研究所 一种薄壁件上非共轴光学系统的装调方法

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JPH08266716A (ja) * 1995-03-30 1996-10-15 Daiichi Shokai Co Ltd パチンコ機の図柄表示装置
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