JPH06159953A - 潜熱蓄熱装置 - Google Patents

潜熱蓄熱装置

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JPH06159953A
JPH06159953A JP4335407A JP33540792A JPH06159953A JP H06159953 A JPH06159953 A JP H06159953A JP 4335407 A JP4335407 A JP 4335407A JP 33540792 A JP33540792 A JP 33540792A JP H06159953 A JPH06159953 A JP H06159953A
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heat
heat storage
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temperature
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JP4335407A
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English (en)
Inventor
Isamu Akiyama
勇 秋山
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Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部の熱源を利用して蓄熱を行い、給湯、温
風暖房を行う。 【構成】 蓄熱材の充填された蓄熱モジュール2内に外
部熱源15から排熱が導入される熱流路を形成する。こ
の熱流路との熱伝達により蓄熱材に蓄熱し、蓄熱モジュ
ール2の外側表面に複数の熱電素子22を配設する。蓄
熱モジュール2内の所定位置に熱電素子22の起電力に
より蓄熱材を加熱可能な補助ヒータ3を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は潜熱蓄熱装置に係り、特
に外部熱源からの排熱を蓄熱材に蓄熱するとともに、熱
電素子による起電力を利用した補助加熱手段を用いて前
記蓄熱材を加熱して効率良く給湯、温風供給を行えるよ
うにした潜熱蓄熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱エネルギーは、エネルギー利用形態の
うちでも占める割合が大きく、また各種エネルギーの変
換、使用時の損失分の大半が熱エネルギーとして失われ
ていることが知られている。このためこの熱エネルギー
を蓄え、必要なときに必要な量のエネルギーを取り出
し、有効に利用しようという種々の蓄熱技術が古くから
開発されてきている。19世紀には工場排ガス熱を蓄熱
により回収したり、発電に利用したりする試みも行われ
ている。また、1970年代後半のオイルショック、石
油に代表される化石燃料の有限性のクローズアップ等か
ら省資源、省エネルギー効果の大きい蓄熱技術が大いに
注目されるに至っている。
【0003】この蓄熱技術には顕熱蓄熱、潜熱蓄熱、化
学蓄熱等の方法が知られているが、顕熱蓄熱が蓄熱材の
比熱に依存した単純な温度変化を利用しているのに対し
て、潜熱蓄熱は蓄熱材の溶融潜熱を考慮することがで
き、蓄熱効率が良く、使用する蓄熱材の融点近くでより
高い熱容量が得られるのが特徴である。今日、この潜熱
蓄熱の技術の有効性が認められ、潜熱蓄熱に関する研究
が蓄熱材の開発や潜熱蓄熱器を利用した蓄熱技術に至る
まで広く進められている。すなわち、給湯、温風供給を
目的とした比較的低温蓄熱のための蓄熱材と、太陽熱発
電等を目的とした高温蓄熱のための蓄熱材とでは、求め
ている熱特性の基準が異なるため、用途に応じた蓄熱材
の開発、選定が重要なポイントとなっている。
【0004】たとえば、工業技術院のサンシャイン計画
では、既設個人住宅用の潜熱蓄熱器としては融点94℃
のアンモニウム・ミョウバン(NH4Al(SO4)2・1
2H2O)が蓄熱材として利用され、太陽熱発電プラン
トとしては融点357℃の塩化リチウム・塩化カリウム
の混合塩(LiCl−KCl)が採用されている。ま
た、蓄熱材を貯蔵する容器構造についても種々の検討が
なされている。潜熱蓄熱では蓄熱材と熱媒体とは別々に
存在し、両者の間で熱交換操作を行うことにより蓄熱材
に熱エネルギーを蓄熱するようになっている。したがっ
て、蓄熱材の伝熱面積を大きくとることを目的として蓄
熱材を封入した小さなカプセルを容器内に多数整列配置
して熱交換効率を向上させる構造等がとられている。
【0005】一方、外部の熱源から排出される排熱の熱
エネルギーから直接起電力を生じさせる素子として熱電
素子が知られている。この熱電素子はP型半導体とN型
半導体とを接合した熱電モジュールを構成し、半導体同
士の接合部面を排熱路等に接して高温状態にし、他端の
低温部との温度差によるゼーベック効果で起電力を生じ
させることができる。適用機器としては自動車排気ガス
等を利用し、熱電素子による起電力をバッテリー等に蓄
電するようにした排熱回収装置等が提案されている(特
開昭58−35222号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の潜熱
蓄熱材は蓄熱密度が高い上に熱伝導率が小さいので、蓄
熱材単位体積当たりの伝熱面積を大きくしないと、十分
な熱交換が行えないという問題がある。また、開発され
ている潜熱蓄熱器では、内部の蓄熱材にエネルギーを蓄
える、すなわち蓄熱材を溶融させるのに、深夜電力等の
商用電力が使用され、ヒータ等を加熱して熱エネルギー
を蓄熱材に与えているが現状である。さらに蓄熱された
熱エネルギーにより温水等を得て給湯等に利用した場
合、余剰の蓄熱分を温水等の温調のために有効に利用し
たいという要請もある。
【0007】そこで、本発明の目的は前述した従来の技
術が有する問題点を解消し、外部熱源等から排出された
排熱を装置内に収容された潜熱蓄熱材に導入して蓄熱す
るとともに、さらに蓄熱された熱エネルギーを熱電発電
により電気エネルギーに変換し、蓄熱材の再加熱等に利
用できるようにした潜熱蓄熱装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は外部熱源から導入される熱流路が内部に形
成され、該熱流路との熱伝達により蓄熱可能な蓄熱材の
充填された蓄熱材容器に配設された熱電素子と、前記蓄
熱材容器内の所定位置に装着され、前記熱電素子の起電
力により前記蓄熱材を加熱可能な加熱手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、前記熱流路を切り換えて用水流路と
し、該用水流路を通過する用水を前記蓄熱材との熱交換
により所定温度に加熱し、温水供給を可能にすることが
好ましい。さらに、前記熱流路を切り換えて送風流路と
し、該送風を前記蓄熱材との熱交換により所定温度に加
熱し、温風供給を可能にすることが好ましい。加えて前
記熱電素子の低温端子側に冷却流路を形成したり、前記
蓄熱材容器の横断面形状を螺旋状とすることが好まし
い。
【0010】
【作用】本発明によれば、蓄熱材の充填された蓄熱材容
器内に外部熱源から排出される熱が導入される熱流路を
形成し、該熱流路での熱伝達により蓄熱材に蓄熱し、前
記蓄熱材容器に熱電素子を配設し、前記蓄熱材容器内の
所定位置に前記熱電素子の起電力により前記蓄熱材を加
熱可能な加熱手段を装着したので、断続的に熱流路を通
過する排熱ガスの熱を有効に蓄熱材に蓄熱して定常的に
高温を保持する熱源を形成できるとともに、さらにこの
高温状態から放熱する蓄熱材の余剰熱エネルギー分を利
用して前記蓄熱材容器に接触配置させた熱電素子による
熱電発電を行い、前記蓄熱材の加温、保温を何時でも制
御しながら行え、排熱を多段的に有効利用できる。
【0011】また、前記熱流路を切り換えて用水流路と
し、該用水流路を通過する用水を前記蓄熱材との熱交換
により何時でも所定温度に加熱して温水供給したり、前
記熱流路を切り換えて送風流路とし、該送風を前記蓄熱
材との熱交換により何時でも所定温度に加熱して温風供
給したりすることにより、外部の熱源から断続的に排出
される熱エネルギーを一定の高温状態に蓄熱保持してお
き、その熱エネルギーを利用することで、経済的で省エ
ネルギーの見地から好ましい給湯、温風暖房システムを
実現できる。加えて前記熱電素子の低温端子側に冷却流
路を形成することにより、熱電素子の発電効率を高める
ことができ、また前記蓄熱材容器の横断面形状を螺旋状
とすることで高温給湯の効率化を図ることができる。
【0012】
【実施例】以下本発明による潜熱蓄熱装置の一実施例を
図1を参照して説明する。図1は本発明による潜熱蓄熱
装置を中心として構成された給湯システムの概略構成図
を示している。同図において、2点鎖線で囲まれたブロ
ック1内には本発明による潜熱蓄熱装置の主要構成部分
である蓄熱モジュール2と、この蓄熱モジュール2内の
補助ヒータ3に接続された蓄電池4と、補助ヒータ3を
運転制御するための温度センサ5とが示されている。
【0013】また、給湯システム全体の構成フローとし
ては、潜熱蓄熱装置のブロック1の給湯流路の上流側に
は、所定水量の用水を供給可能な主水源6と、この主水
源6から蓄熱モジュール2に所定量の用水を供給可能な
ポンプ7と、潜熱蓄熱装置への用水流入量を調整する流
量調整弁8とが直列に配置されている。一方、潜熱蓄熱
装置のブロック1の下流側には、補助水源9からの流路
が三方弁10を介して流量調整可能に接続されている。
この補助水源9は、潜熱蓄熱装置で加熱された高温水に
冷却水を混合し、所定温調をするためのものである。さ
らに、供給水量、水温調整の制御を行うために外部コン
トローラ11が設けられている。外部コントローラ11
には流路上に設置された熱電対等の温度センサ12から
の水温情報が送られ、水温及び供給水量を制御するため
にポンプ7と弁8と蓄熱モジュール2の補助ヒータ3の
内部コントローラ13に動作指令が送られる。
【0014】次に、前述の潜熱蓄熱装置ブロックの概略
構成を図1を参照して説明する。蓄熱モジュール2は、
蓄熱容器21内に潜熱蓄熱材が封入され、複数個が連結
された蓄熱セル20の集合体である。個々の蓄熱セル2
0の一部には給水流路14が貫通しており、さらに外部
の排熱源15から送られる高温の排熱ガスを外部に排出
するための排熱流路16が、蓄熱セル20内で給水流路
14と並列に延在するように接続されている。この排熱
ガスの熱量が熱交換により蓄熱材料に導入され蓄熱され
る。
【0015】また、蓄熱容器21の周囲には複数の熱電
素子22が蓄熱容器21の外側表面に密着するように配
設されており、高温蓄熱された蓄熱モジュール2からの
伝熱作用を利用して熱電素子22により熱電発電が行わ
れる。この熱電発電により得られた起電力は制御回路1
7を介して蓄電池4に充電され、所定タイミングで前述
の蓄熱モジュール2内に収容されている補助ヒータ3を
加熱する。したがって補助ヒータ3を利用して蓄熱モジ
ュール2内に配置されている温度センサ5からの温度情
報により経路上の内部コントロール13で蓄熱モジュー
ル2の温度調整を行える。以上の潜熱蓄熱装置ブロック
1により、排熱を利用するだけで主水源6から送水され
る用水を所定温度まで高め、各所に給湯することができ
る。
【0016】以下において、蓄熱モジュール2の構成の
詳細な説明を行い、種々の変形例について併せて説明す
る。図2は蓄熱モジュール2を構成する蓄熱セル20の
一例を、その横断面が現れるように示した説明図であ
る。この蓄熱セル20は外形がほぼ立方体をなしたステ
ンレス製の蓄熱容器21からなり、その内面に断熱材2
3により均一層厚の断熱層が形成されている。使用する
断熱材としては、たとえば400〜600℃の範囲に融
点を持つ蓄熱材を用いる場合、無機材料を用いるのが有
効である。その際、ロックウール、ケイ酸カルシウム
(ゾノライト系、トベルモライト系)、パーミキュライ
ト、セラミックファイバー、カーボン等をそのまま充填
する方法あるいはさらに断熱性を持たせるためにジルコ
ニアの粉末等を充填し内部を真空にする方法等をとるこ
とができる。さらにその内部には偏平板状の蓄熱材カプ
セル24が上下に間隔をあけて断熱層内面にその端部が
固着されるように配置されている。この蓄熱材カプセル
24で挟まれて形成された空間が排熱流路25を形成
し、この排熱流路25内を熱媒である排熱ガス等が通過
するようになっている。なお、蓄熱材カプセル24には
内部に充填されている蓄熱材26と排熱ガス等の熱媒と
の伝熱速度を得るためにステンレス等の金属材料が使わ
れている。
【0017】また、蓄熱材カプセル24内に充填される
蓄熱材としては400℃(673K〜600℃(873
K)の融点を持ち、潜熱が大きい高温蓄熱の可能な材料
が選定されている。たとえば、蓄熱密度が大きく装置の
小型化を図りやすい蓄熱材料としては、水酸化リチウム
−フッ化リチウムの混合塩(LiOH−LiF)や水酸
化リチウム−炭酸リチウムの混合塩(LiOH−Li2
CO3)、塩化リチウム−フッ化リチウムの混合塩(L
iCl−LiF)、水素化リチウム−塩化ナトリウム
(LiH−NaCl)や水酸化リチウム単一成分塩(L
iOH)等がある。コストを抑えた装置を作れる安価な
蓄熱材料として、塩化ナトリウム−塩化マグネシウムの
混合塩(NaCl−MgCl2)、フッ化リチウム−フ
ッ化ナトリウム−塩化ナトリウムの混合塩(LiF−N
aF−NaCl)、塩化ナトリウム−塩化カルシウムの
混合塩(NaCl−CaCl2)、塩化ナトリウム−塩
化カリウムの混合塩(NaCl−KCl)等がある。ま
た、熱伝導性の大きな蓄熱材料として亜鉛(Zn)等の
単一金属やアルミニウム−シリコン合金(Al−S
i)、アルミニウム−銅−マグネシウム−亜鉛合金(A
l−Cu−Mg−Zn)等がある。以上に例示したもの
は共融塩とすることにより融点調整を行っている。
【0018】さらに蓄熱材26の内部のほぼ中央位置に
は、補助ヒータ3として遠赤外線ヒータ27がセットさ
れている。この遠赤外線ヒータ27はセラミックス外被
放射体を有する線状ヒータで、排熱ガスの流れ方向に平
行に延設されている。またヒータ種類としては遠赤外線
ヒータの他に、抵抗加熱ヒータ等を使用することもでき
る。
【0019】一方、蓄熱容器21内には蓄熱材カプセル
24で排熱流路25と仕切られた2本の冷却流路28が
蓄熱材カプセル24の上下位置に形成され、蓄熱材カプ
セル24の外側面には複数の熱電素子22がほぼ全面に
わたり配設されている。この冷却流路28には蓄熱時に
冷却水、冷却空気等の冷媒が導入され、蓄熱作用と同時
に行われる熱電発電における熱電素子22の低温側端子
の冷却が行われる。
【0020】ここで、給湯時の操作について説明する。
排熱ガスが蓄熱セル20内の排熱流路25を通過する
際、この排熱ガスと蓄熱材カプセル24の壁面との伝熱
を介して蓄熱材26は蓄熱される。また給湯が行われな
い場合、特に蓄熱時には前述の主水源6から冷却流路2
8に冷却水を送り、熱電素子22の冷却を行えるように
なっており、その後給湯時には主水源6からの送水を図
示しないバルブで切り換えて給湯用水として前述の排熱
流路25を通過させる。この給湯用水は蓄熱の完了した
高温部を通過するので、所定温度まで加熱される。さら
に蓄熱モジュール2を通過した高温水は温調部の補助水
源9からの温度調整用の冷却水と三方弁10で混合さ
れ、三方弁10を挟んだ位置に配置された温度センサ1
2で温度を検知しながら所望の温度に調整され給湯され
る。
【0021】ところで、図4(a)は、熱電素子22の
一例を示した概略図であり、鉄ケイ化物にドーパント金
属を複合化(鉄−シリサイド系(FeSi2))して形
成したp型半導体30とn型半導体31とを先端で接合
した細長い略U字形をなす単体素子でアルミベース32
を介して端部からリード線33を延出させた構造になっ
ている。この基本形状を適宜設定して、図2に示したよ
うな形状の熱電素子22を製作している。
【0022】ここで、熱電素子22の熱電作用を図4
(a)を例に説明する。熱電素子22の高温端22aを
加熱した際、低温側端子22bとの温度差(Δt)にお
いて、ゼーベック効果によりp型半導体30の低温側端
子22bを+端、n型半導体31の低温側端子22bを
−端とした電圧が発生し、本実施例のように補助ヒータ
等の負荷抵抗を接続することで所定の起電力を取り出す
ことができる。また図2に示したように、所定起電力を
確保するために熱電素子22は蓄熱材カプセル24の外
面全面に配設されモジュール化されている。すなわち各
熱電素子22は各低温側端子22bが直列に結線されて
おり、蓄熱セル全体でモジュール化された複数の熱電素
子で所定の起電力を得るように設計されている。以下に
おいて、モジュール化された熱電素子22をさす場合に
は、熱電モジュール38と記す。
【0023】本実施例では前述のように鉄−シリサイド
系(FeSi2)半導体が使用されているが、この半導
体での熱発電能力としては高温端温度760℃(103
3K)、低温側温度250℃(523K)の時に熱電素
子22の内部抵抗の変化に応じて最大電力60mWを見
込むことができる。本実施例以外の熱電半導体として
は、やや低温に設定する場合にII−V族化合物のZnS
bが450℃(723K)程度以下において、高い熱電
能を示すp型半導体として好適である。また、IV-VI族
化合物のPbTeの添加不純物を変化させ、幅広い熱特
性を得ることも可能である。V-VI族化合物として、ビス
マステルル系化合物Bi2Te3、他にSb2Te3、Bi
2Se3、Bi2Te3とSb2Te3の固溶体、Bi2Se3
とBi2Te3の固溶体等を挙げることができる。
【0024】図4(b)は前述のBi2Te3を使用して
π型素子35を構成し、複数の素子を直列に連結して高
温側を接合板36で支持し、低温側で隣接したp型素子
とn型素子の端子接続37を行うようにした熱電モジュ
ール38を示したものである。
【0025】図5は、高効率の熱電発電を行うために熱
電素子22をカスケード構造やセグメント構造とした変
形例を示した模式構造図である。同図(a)はカスケー
ド構造を示しており、温度特性の異なる異種材料からな
る熱電素子22a、22b、22cを電気絶縁層39を
介在させて積層することにより高出力を得ることができ
る。これにより温度勾配に応じて各素子で発電効率が最
大になるように熱電素子22を組み立てることができ
る。同図(b)はセグメント構造を示しており、所定の
温度勾配となる各温度領域において、性能指数の大きな
異種の熱電素子材料22a、22b、22cが温度勾配
方向に直列に溶着されて1個の熱電素子22が構成され
ている。
【0026】また図2に示したように一方、各熱電素子
22の低温側端子の表面にはフィンパターン40が形成
されている。このフィンパターン40は熱電素子22の
低温側端子の冷却のために設けられ、冷却流路28内を
通過する空気や水との熱伝達を促進するいわゆる中断フ
ィンの役割を果たす。この場合熱電素子22の低温側端
子表面に沿って流れる冷媒(空気、水)が形成する境界
層の連続的な発達を阻止し分断することにより平均熱伝
達率を向上させる。このフィンパターン40の形状とし
ては図示したようなスリットフィンの他、ピンフィン、
波形フィン、フラットフィン、ステアフィン、ルーバー
フィン等の種々の形状をとれ、その寸法も冷却流路28
の内のり寸法に合わせて任意に設定することができる。
【0027】図3は複数の蓄熱セル20を図示しないラ
ック上に多段に配列し、蓄熱モジュール2を構成した例
を示したものである。排熱ガスの流路方向に関し、直列
多段に配置する場合には、上流側の排熱温度と下流側の
排熱温度とに温度差が生じるので、使用する潜熱蓄熱材
の材質を変えて使用することも可能である。その場合、
本実施例では、使用している熱電素子の熱電効果が十分
得られるように、最も下流側でも400℃(673K)
程度の排熱温度が確保されるような潜熱蓄熱材料を使用
することが好ましい。なお、使用する熱電素子22によ
る熱電発電が、比較的低温の端子間の温度差(Δt)で
実現できる場合には、もっと低い動作温度域を示す熱電
素子を使用しても良いことはいうまでもない。
【0028】次に、図6〜図9を参照して前述の蓄熱セ
ルの変形例について説明する。図6は、熱媒の流れ方向
の前後面が略半球状で本体部が円筒形状をした蓄熱容器
21を有する蓄熱セル20の縦断面図を示している。こ
の蓄熱容器21の内面には均一厚の断熱層23が形成さ
れている。図示しない排熱源からの排熱ガスは蓄熱容器
21内を貫通する排熱パイプ29内を通過するように設
計されている。さらにその内部において、排熱パイプ2
9の周囲を取り囲むように円環筒状の蓄熱材カプセル2
4が嵌挿されている。この蓄熱材カプセル24からはピ
ンフィン41が所定間隔で突設されており、排熱パイプ
29内を通過する熱流からの熱伝達を促進する役割を果
たしている。
【0029】蓄熱材カプセル24の外周には前述の熱電
モジュール38が周状に形成されており、さらにその外
周にはフィンパターン40が形成され、伝熱面積の増
加、境界層の発生防止により蓄熱容器21内の冷却流路
28を通過する冷媒との熱伝達を促進するようになって
いる。なお、線状ヒータ27は蓄熱材カプセル24の周
方向に所定間隔で排熱下流側から貫入されており、熱電
素子22による起電力を利用して潜熱蓄熱材26の温度
保持及び加熱を行うことができるようになっている。こ
の変形例によれば、図2に示した蓄熱セル20に比べ、
排熱パイプや冷却流路28の取り合いを容易に設計でき
るという利点がある。この利点は複数の蓄熱セルを組み
合わせて蓄熱モジュールを構成する場合に特に顕著であ
る。
【0030】図7は隣接する4本の蓄熱セルにより1個
の冷却流路を構成した変形例を示したものである。本変
形例では、蓄熱材カプセル24を蓄熱セルとしてそのま
ま利用できるという利点がある。蓄熱材カプセル24は
図7に示したように角面取りの施された略直方体形状を
なし、その中央部分に排熱パイプ29がの形成され、そ
の外面には熱電モジュール38が配置されている。この
蓄熱セルを図7に示したように4本を束ねて組み立てる
ことで、熱電モジュール38の取着面に包囲された略四
角形状の冷却流路28が形成される。本変形例はこのよ
うな構成をとることから蓄熱セルを積み上げて蓄熱モジ
ュール2を作ると同時に冷却流路28を形成でき、個々
の蓄熱セルの構造を簡単にできる。
【0031】図8は略エ字形の蓄熱材カプセル24を横
方向に並べることで排熱パイプと冷却流路28とを同時
に形成するようにした変形例を示したものである。図8
に示したように隣接配置された蓄熱材カプセル24のウ
ェブ位置の凹所面に熱電モジュール38を取着すること
で、その凹所空間で冷却流路28を形成でき、さらに同
様に隣接する凹所空間を利用して排熱パイプ29も形成
できる。同図では棒状ヒータ27が下面側から貫入する
ように配置されているが、このようにヒータを配置する
ことでヒータ結線を蓄熱モジュール2の下面側に集中さ
せることができ、排熱や冷媒を送るための側面スペース
を余裕をもってとることができる。
【0032】図9は排熱管45を通過する排熱ガスの熱
をヒートパイプ46により蓄熱セル20に導き、その伝
熱された熱を銅等の高熱伝導性金属製の蓄熱材カプセル
24に蓄熱するタイプの変形例を示している。この変形
例では熱電モジュール38が外面に露出し、その表面全
面にわたりテントフィン等のフィンパターン40が形成
され、外気により低温側端子の冷却が行えるようになっ
ている。したがって、蓄熱材カプセル24内に形成され
た流路28は用水または空気の加熱のみに利用される。
【0033】次に、蓄熱材カプセルの形状を変え、伝熱
効率を高めた変形例について図10〜図12を参照して
説明する。図10は蓄熱セル20の横断面を示したもの
で、蓄熱材カプセル24は横断面が螺旋形状をなし、そ
の外周に熱電モジュール38が前述の例と同様に配置さ
れ、断熱材を有する蓄熱容器21内に収容されている。
このような構成をとることにより排熱流路25と蓄熱材
カプセル24との伝熱面積を大きくすることができ、蓄
熱材26を迅速に所定蓄熱温度まで高めることができる
一方、給湯時に用水が通過する際の熱交換面積が大きく
とれ、瞬時に高温用水を供給することができる。
【0034】同図において、その端面には粉状、粒状あ
るいはペースト状の潜熱蓄熱材料を封入するための蓄熱
材注入孔24aが所定位置に複数個形成されている。こ
の蓄熱材注入孔24aは蓄熱材注入の際にカプセル内部
の空気抜孔の役割も果し、蓄熱材注入後、各孔は閉塞さ
れる。またヒータ27は螺旋状に形成された排熱流路2
5内の所定位置に配設されている。
【0035】また図10に示した蓄熱セル20を排熱流
れ方向に直列多段配置した例が図11に示されている。
同図では説明のために蓄熱容器21を取り除いた状態が
示されている。同図から明らかなように各蓄熱セルの排
熱流路25を所定角度ごとにずらして各蓄熱セルが配置
されているので、排熱ガスの流れが乱され、蓄熱セルに
対する伝熱効率を高めることができる。同図において
も、前述のように使用する蓄熱材料を所定蓄熱セルごと
に変えて各段での蓄熱効率を最大にすることができる。
【0036】図12は図10に示した蓄熱材カプセル2
4の形状の変形例を示したものである。同図(a)は図
10に示した蓄熱材カプセル24を全体が長円形状の螺
旋形とした変形例を示している。このような形状にする
ことにより蓄熱材カプセル24を収容する蓄熱容器21
の形状を略直方体形状とすることができ、モジュールの
構成をコンパクトにすることができるという利点があ
る。また、同図(b)は同様に全体が長円形状の螺旋形
蓄熱材カプセル24の厚みを薄くし、排熱流路25の断
面積を増やした変形例を示している。これにより排熱流
路25内を通過する排熱ガスの流速を増加させ、高温化
に対応できるようになっている。
【0037】以下、図13〜図17において、いままで
説明した潜熱蓄熱モジュール2を各種設備に適用した潜
熱蓄熱装置の例について説明する。図13は、本発明に
よる潜熱蓄熱装置を中心として構成された温風暖房シス
テムの概略構成図を示している。同図の2点鎖線で囲ま
れたブロック1は、図1と同様の本発明による潜熱蓄熱
装置の主要構成部分である。このブロック1は蓄熱モジ
ュール2と、この蓄熱モジュール2に接続された蓄電池
4と、蓄電池4により加熱される補助ヒータ3と、蓄熱
モジュール2内の温度を検知するための温度センサ5と
から構成されている。
【0038】温風暖房システム全体の構成フローとして
は、潜熱蓄熱装置のブロックの空気流路の上流側に、所
定風量を送風可能なファン50と、潜熱蓄熱装置への所
定流入量を調整する流量調整弁51とが直列に配置され
ている。一方、潜熱蓄熱装置のブロックの下流側には、
温調用ファン52が設けられており、三方弁53を介し
て温調用冷却空気を流路内に供給できるようになってい
る。さらに、供給風量、温風が送られる室内の温度調整
の制御を行うために外部コントローラ54が設けられて
いる。外部コントローラ54には経路上に設置された熱
電対等の温度センサ55、56からの送風温度情報が送
られ、また送風温度及び送風量を制御するためにファン
50と調整弁51とに動作指令が送られる。この変形例
においても熱電モジュールにより補助ヒータ3を加熱さ
せることができ、蓄熱材を高温に保持することができ
る。
【0039】図14は前述の給湯機能と温風暖房機能と
を熱交換器を介して一体的に実現した給湯・温風暖房シ
ステムの概略構成を示している。同図において、潜熱蓄
熱装置の下流側には熱交換器60が配置されている。本
実施例ではフィンチューブ形熱交換器が使用されてお
り、用水の流路を構成する銅管チューブ61内を潜熱蓄
熱装置ブロック1から出てきた温水が通過し、管外の熱
交換器内62をファン63により送られた温風用空気が
流れ、両者の熱交換が行われる。その他の構成は前述の
給湯システムと温風暖房システムのものと同様であるた
め、その説明を省略する。
【0040】図15は図14の構成に加え、補助熱源と
して太陽熱集熱器を併用した変形例を示したものであ
る。図中符号70は太陽熱集熱器を示しており、この太
陽熱集熱器70にポンプ73を介して主水源6から用水
が送水され、集熱器内部に貯留された用水は太陽熱によ
り所定温度まで暖められ、温水として混合弁に送られ、
主水源6からの冷水と混合され、蓄熱モジュール2に送
水される。太陽熱集熱器70の構成としては、本実施例
では非集光型集熱器が用いられているが、フレネルレン
ズ、反射鏡等の集光機構を備えた集熱器を使用すること
も可能である。
【0041】また、この集熱器70の表面には結晶系S
i太陽電池発電モジュール71が全面に配設されるとと
もに、集熱器を熱源として熱電モジュール72が配置さ
れている。これにより太陽熱による用水の加熱と同時
に、太陽光による光電変換発電と太陽熱による熱電発電
とを補助的に行える。なお、使用する太陽電池の種類と
しては他に、アルファモス系Si電池やGaAs等のII
I−V族化合物半導体からなる太陽電池を選択することが
できる。
【0042】太陽電池発電モジュール71及び熱電モジ
ュール72と蓄電池4との間の回路上には逆流防止ダイ
オードを有する電圧制御回路74が設けられており、二
次電池である蓄電池4が過充電により破壊したり、太陽
電池発電モジュール71及び熱電モジュール72が蓄電
池4の電圧より低い場合に電流が太陽電池側に逆流しな
いようになっている。
【0043】図16は家庭用小型給湯器に本発明を適用
した実施例を示したものである。従来この種の給湯器は
内部に熱交換器を備えており、内蔵バーナーを燃焼させ
て用水を加熱するとともに冷水との混合により所定温度
の温水を得ている。本実施例では、給湯器本体80には
バーナー等の熱源はなく、外部熱源として台所等にある
ガステーブル81から得られる排熱をヒートパイプ82
を介して給湯器80まで伝熱させて利用している。給湯
器80は断熱材83により覆われた2槽の貯留部84か
らなり、その内部は前述と同様の蓄熱モジュール85が
収容されている温水部86と、給水弁Bから供給される
冷水を混合して高温水を所定温度に調整する温調部87
とに分離されている。温調部87ではコントローラ88
での設定温度を温度センサ89が検知しながら冷水が混
合され、出湯栓90からは所定温度の温水が供給され
る。同図には図示していないが、熱電モジュールを設け
て蓄熱材の保温加温を行うようにもなっている。
【0044】図17は移動可能な温風器の例を示してお
り、この温風器91も図16と同様の台所等にあるガス
テーブル81から得られる排熱をヒートパイプ82を介
して内部の蓄熱部92に伝熱させる方式をとっている。
蓄熱時には、図示したように温風器91内に収容された
蓄熱モジュール92の一部にヒートパイプ82の放熱端
82aを固定して蓄熱を行い、暖房時にはヒートパイプ
82を切り離して温風器91のみを好きな場所に自由に
移動できる。このとき熱電モジュール93による熱電発
電により内部の送風ファン94を回転させる。これによ
り高温状態の蓄熱材98からの放熱を熱反射板95及び
ルーバー96の調整により外部に温風として放出するこ
とができる。また温風の高低温度調整のために熱電モジ
ュール93に接続された補助ヒータ97を使用すること
もできる。同図では補助ヒータ97は蓄熱材98内に埋
設され、蓄熱材98を加熱、保温するようになっている
が、発熱状態のヒータ97に対して送風ファン94で風
を送るようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、熱源から断続的に排出される排熱の熱エネル
ギーのみを有効利用して常時、適温な給湯、温風暖房を
実現でき、また蓄熱された際に放熱される余剰熱エネル
ギー分を熱電発電により再度、温調等に利用でき省資
源、省エネルギーの見地から高い効果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による潜熱蓄熱装置を備えた給湯システ
ムの一実施例を示した概略構成図。
【図2】本発明による蓄熱セルの一例を示した部分断面
斜視図。
【図3】図2に示した蓄熱セルを組み立てて熱電モジュ
ールを構成した一例を示した斜視図。
【図4】本発明に用いられる熱電素子の一例を示した正
面図。
【図5】熱電素子の変形例を示した正面図。
【図6】本発明による蓄熱セルの変形例を示した縦断面
図。
【図7】本発明による蓄熱セルの変形例を示した部分断
面斜視図。
【図8】本発明による蓄熱セルの変形例を示した部分断
面斜視図。
【図9】本発明による蓄熱セルの変形例を示した部分断
面斜視図。
【図10】本発明による蓄熱セルの変形例を示した横断
面図。
【図11】図10に示した蓄熱材容器の配置例を示した
斜視図。
【図12】本発明による蓄熱材容器の変形例を示した部
分端面斜視図。
【図13】本発明による潜熱蓄熱装置を備えた温風暖房
システムの一実施例を示した概略構成図。
【図14】本発明による潜熱蓄熱装置を備えた給湯・温
風暖房システムの一実施例を示した概略構成図。
【図15】図14に示した給湯・温風暖房システムの変
形例を示した概略構成図。
【図16】本発明による潜熱蓄熱装置を備えた給湯器の
一実施例を示した概略構成図。
【図17】本発明による潜熱蓄熱装置を備えた温風器の
一実施例を示した概略構成図。
【符号の説明】
1 潜熱蓄熱装置ブロック 2,92 蓄熱モジュール 3,27,97 補助ヒータ 4 蓄電池 6 主水源 15 排熱源 20 蓄熱セル 21 蓄熱容器 22 熱電素子 23 断熱材 24 蓄熱材カプセル 25 排熱流路 26,85,98 蓄熱材 28 冷却流路 38,72,93 熱電モジュール 40,42 フィンパターン 45 排熱管 46,82 ヒートパイプ 50,52,63,94 ファン 62 熱交換器 70 太陽熱集熱器 71 太陽電池モジュール 80 給湯器 91 温風器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部熱源から導入される熱流路が内部に形
    成され、該熱流路との熱伝達により蓄熱可能な蓄熱材の
    充填された蓄熱材容器と、該蓄熱材容器に配設された熱
    電素子と、前記蓄熱材容器内の所定位置に装着され、前
    記熱電素子の起電力により前記蓄熱材を加熱可能な加熱
    手段とを備えたことを特徴とする潜熱蓄熱装置。
  2. 【請求項2】前記熱流路を切り換えて用水流路とし、該
    用水流路を通過する用水を前記蓄熱材との熱交換により
    所定温度に加熱し、温水供給を可能にしたことを特徴と
    する請求項1記載の潜熱蓄熱装置。
  3. 【請求項3】前記熱流路を切り換えて送風流路とし、該
    送風を前記蓄熱材との熱交換により所定温度に加熱し、
    温風供給を可能にしたことを特徴とする請求項1記載の
    潜熱蓄熱装置。
  4. 【請求項4】前記熱電素子の低温端子側に冷却流路を形
    成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1項に記載の潜熱蓄熱装置。
  5. 【請求項5】前記蓄熱材容器は横断面形状を螺旋状とし
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1
    項に記載の潜熱蓄熱装置。
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