JPH06158849A - コンクリートパネル及びその製造方法 - Google Patents

コンクリートパネル及びその製造方法

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JPH06158849A
JPH06158849A JP4335012A JP33501292A JPH06158849A JP H06158849 A JPH06158849 A JP H06158849A JP 4335012 A JP4335012 A JP 4335012A JP 33501292 A JP33501292 A JP 33501292A JP H06158849 A JPH06158849 A JP H06158849A
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JP
Japan
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concrete panel
concrete
reinforcing member
foam material
plastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP4335012A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Fukazawa
幸雄 深沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06158849A publication Critical patent/JPH06158849A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチック製コンクリ−トパネルと同様の
長所を有しながら、さらに軽量で、施工時の加工性がよ
く、製造コストが安く、そして廃棄処分性に優れたコン
クリ−トパネルを提供する。その製造方法も提案する。 【構成】 発泡材11の中にプラスチック製の強化部材
12を埋設してなる。発泡材11と強化部材12とをイ
ンサ−ト成形により同時成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリ−トを打設す
る際にその型枠として使用されるコンクリ−トパネルに
係り、特にコスト低減、加工性向上、廃棄処分性向上な
どを狙ったコンクリ−トパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】以前より、建築現場ではコンクリ−トパ
ネルとして鉄製又は木製のコンクリ−トパネルが広く使
用されてきた。しかし、鉄製コンクリ−トパネルは強度
的には優れているが重くて錆び易く、コンクリ−ト面か
らの離型性に劣るという欠点を有していた。また、木製
コンクリ−トパネルは森林資源の保護に反するという点
で問題になっており、しかも吸水などによる強度低下が
最大の欠陥であって使用回数が稼げない。また離型後の
コンクリ−ト表面が粗いので、モルタル仕上げが必要に
なることが多い。
【0003】そこで、従来、コンクリ−トパネルをプラ
スチックで成形したものが提案されている(例えば特公
昭60−59382号公報参照)。このプラスチック製
コンクリ−トパネルによれば、上述した鉄製又は木製の
コンクリ−トパネルの問題点をほぼ解消し且つ双方の長
所を併せ有したコンクリ−トパネルを作ることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プラスチック
製コンクリ−トパネルは製造コストが鉄製や木製のコン
クリ−トパネルよりも高くつくという欠点がある。また
木製コンクリ−トパネルに比べれば施工時の加工性、つ
まり施工箇所の形状に応じてコンクリ−トパネルを切る
ときの取扱い性において不利である。さらに繰り返し使
用済みのコンクリ−トパネルを廃棄処分する場合、プラ
スチック製コンクリ−トパネルは粉砕するのに大きな力
を要する上、焼却しきるまでにはかなり時間がかかるの
で、廃棄処分に要するコストが高くつくという問題を有
している。
【0005】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、上述したプラ
スチック製コンクリ−トパネルと同様に軽量で錆び難
く、離型性が良く、吸水がなく、森林資源の保護に寄与
し、使用回数が稼げるといった長所を有しながら、さら
に軽量で施工時の加工性がよく且つ製造コストが安く、
そして繰り返し使用を終えた後の廃棄処分性に優れたコ
ンクリ−トパネルを提供することにある。また、その製
造方法を提案することも目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のコンクリ−トパネルは、発泡材の中にプ
ラスチック製の強化部材を埋設してなる構成としてい
る。
【0007】また、請求項2のコンクリ−トパネルの製
造方法は、上記コンクリ−トパネルの発泡材と強化部材
とをインサ−ト成形により同時成形する構成としてい
る。
【0008】
【作用】請求項1によれば、発泡材の特質である軽量
性、断熱性、低廉性により、コンクリ−トパネルが軽量
になり、高い保温効果が得られ、製造コストが安くな
る。しかも森林資源は一切使用しない。また発泡材はカ
ッタ等により自在に切り込めるので、施工時の加工性が
良い。さらに発泡材が耐油、耐薬品性に優れており、プ
ラスチック製強化部材が強度を確保するので、繰り返し
使用回数が増える。しかも成形された発泡材によってコ
ンクリ−ト面からの離型性を良好にできるし、離型後の
コンクリ−ト表面の粗さも自在に設定可能である。また
発泡材は粉砕し易い上、発泡している分だけ正味の材料
質量が少なくて焼却に要する時間が短いので、繰り返し
使用を終えた後の廃棄処分性に優れる。
【0009】請求項2によれば、コンクリ−トパネルが
インサ−ト成形により同時成形されるので、製造工程が
簡単である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。まず第1
実施例を説明するに、図1において、Sは施工現場に所
定間隔をもって立てられた支柱であって、この支柱の一
側に第1実施例のコンクリ−トパネル10が一連に且つ
隙間ができないように配置されており、コンクリ−トパ
ネル10ごとに上記支柱Sに固定されている。そして、
このコンクリ−トパネル10における上記支柱Sとは反
対側に形成された空間に生コンクリ−トが注入される。
【0011】上記コンクリ−トパネル10は、正面視が
長方形で且つ一定の厚さをもつように形成され、発泡材
11の厚さ方向のほぼ中間部にプラスチック製の強化部
材としての網12を埋設してなるものである。上記発泡
材11は例えば発泡ポリオレフィンなどよりなり、上記
網12は例えばポリカ−ボなどにより成形されている。
上記コンクリ−トパネル10は、発泡材11と網12と
をインサ−ト成形により同時成形して製造される。
【0012】従って、上記第1実施例においては、発泡
ポリオレフィンの特質である軽量性、断熱性、低廉性に
より、コンクリ−トパネル10が軽量になり、高い保温
効果が得られ、製造コストが安くなる。また発泡ポリオ
レフィンはカッタ等により自在に切り込めるので、施工
箇所の形状に応じてコンクリ−トパネル10を加工し易
い。さらに発泡ポリオレフィンは耐油、耐薬品性に優れ
ており、網12が強度を確保するので、繰り返し使用回
数が約20〜50回程度まで増える。しかも発泡ポリオ
レフィンによってコンクリ−ト面からの離型性を良好に
できるし、離型後のコンクリ−ト表面の粗さも自在に設
定可能である。また発泡ポリオレフィンは粉砕し易い
上、発泡している分だけ正味の材料質量が少なくて焼却
に要する時間が短いので、繰り返し使用を終えた後の廃
棄処分性に優れる。このコンクリ−トパネル10は木材
を一切使用しないので、森林資源の保護になるのは勿論
である。
【0013】なお、強化部材としては、全体を一体成形
したプラスチック製の網でもよいし、プラスチック製の
線材を編んでなるプラスチック製の網でもよい。
【0014】図2は本発明の第2実施例を示す。第2実
施例のコンクリ−トパネル20は発泡材21の中にプラ
スチック製の強化部材22を一体成形により埋設してい
るが、第1実施例と強化部材の構成のみが異なる。すな
わち、上記強化部材22は、第1実施例の強化部材12
のように2次元的に広がった網状の構成ではなく、3次
元的に広がった籠状の構成である。従って、上記第2実
施例によれば、上記第1実施例で得た作用、効果を得る
ことができる上、強化部材22の剛性が大きくなり、そ
の分コンクリ−トパネル20の強度が大きくなる。
【0015】図3は本発明の第3実施例を示す。第3実
施例のコンクリ−トパネル30は発泡材31の中にプラ
スチック製の強化部材32を一体成形により埋設してい
るが、第1実施例と強化部材の構成のみが異なる。すな
わち、上記強化部材32は、横断面がサインカーブを描
くようなプラスチック製の波板である。ここで、32
a,32a・・・は上記強化部材32に形成された多数
の穴であって、コンクリ−トパネル30の成形時に発泡
材原料の蒸気を通過させて原料の充填をスム−ズにする
と共に、加熱を均一化するよう機能する。ただし特にこ
のような穴32aを設けなくても問題なく成形できる場
合が多い。従って、上記第3実施例によれば、上記第1
実施例で得た作用、効果を得ることができる上、強化部
材32の製造コストを低く抑えながらその強度を大きく
できる。
【0016】図4は本発明の第4実施例を示す。第4実
施例のコンクリ−トパネル40は発泡材41の中にプラ
スチック製の強化部材42を一体成形により埋設してい
るが、第1実施例と強化部材の構成のみが異なる。すな
わち、上記強化部材42は、横断面が矩形波を描くよう
なプラスチック製の波板である。ここで、42a,42
a・・・は上記第3実施例における穴32aと同様の機
能を発揮する穴である。従って、上記第3実施例と同様
に上記第1実施例で得た作用、効果を得ることができる
上、強化部材42の製造コストを低く抑えながらその強
度を大きくできる。
【0017】なお、上記実施例では発泡材を発泡ポリプ
ロピレン、発泡ポリエチレンなどに代表される発泡ポリ
オレフィンとしたが、他の発泡材、例えば発泡スチロー
ルなどでもよいのは勿論である。また強化部材の材質も
ポリカーボを一例として挙げたが、他のプラスチック、
例えばポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフ
ィンやスチロール、塩ビなどでもよい。その場合、発泡
材と強化部材の材料を選定するにあたり、強化部材の耐
熱限度が発泡材の融点を越えるように選ぶことも考えら
れるが、インサ−ト成形によれば製造時間が短いので熱
によって強化部材が溶けるおそれが少ない。従って強化
部材の耐熱限度が発泡材の融点を越えるように選ぶ必要
はなく、その組み合わせは自在である。また製造方法と
してはインサート成形は一例として挙げたのであり、そ
れ以外の方法でも可能であり、要は発泡材の中にプラス
チック製の強化部材を一体成形できる方法であればよ
い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のコンク
リ−トパネルは、発泡材の中にプラスチック製の強化部
材を埋設してなるので、コンクリ−トパネルを軽量にで
き、高い保温効果を得て、製造コストを安くできる。し
かも森林資源保護に寄与できる。また施工時のコンクリ
−トパネルの加工性を向上でき、繰り返し使用回数を増
やすことができる。しかもコンクリ−トパネルのコンク
リ−ト面からの離型性が良く、離型後のコンクリ−ト表
面の粗さも自在に設定できる。そして優れた廃棄処分性
を得ることができる。従って従来の鉄製及び木製のコン
クリ−トパネル、さらにはプラスチック製コンクリ−ト
パネルを越える性能を有する使い勝手の良いコンクリ−
トパネルを提供することができた。
【0019】また、請求項2のコンクリ−トパネルの製
造方法は、発泡材と強化部材とをインサ−ト成形により
同時成形して上記コンクリ−トパネルを製造するので、
製造行程を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を断面で見せた第1実施例の斜視図、
【図2】一部を断面で見せた第2実施例の要部斜視図、
【図3】第3実施例の図2相当図、
【図4】第4実施例の図2相当図である。
【符号の説明】
10 コンクリ−トパネル 11 発泡材 12 網(強化部材) 20 コンクリ−トパネル 21 発泡材 22 強化部材 30 コンクリ−トパネル 31 発泡材 32 強化部材 40 コンクリ−トパネル 41 発泡材 42 強化部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡材の中にプラスチック製の強化部材を
    埋設してなることを特徴とするコンクリ−トパネル。
  2. 【請求項2】発泡材と強化部材とをインサ−ト成形によ
    り同時成形する請求項1記載のコンクリ−トパネルの製
    造方法。
JP4335012A 1992-11-19 1992-11-19 コンクリートパネル及びその製造方法 Pending JPH06158849A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0970809A (ja) * 1995-09-05 1997-03-18 Teijin Ltd 複合成形品よりなる型枠およびその製造方法
US20120119061A1 (en) * 2009-06-11 2012-05-17 Aluma Systems, Inc. Concrete Forming Panel

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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