JPH0615863U - 精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機構 - Google Patents
精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機構Info
- Publication number
- JPH0615863U JPH0615863U JP5471792U JP5471792U JPH0615863U JP H0615863 U JPH0615863 U JP H0615863U JP 5471792 U JP5471792 U JP 5471792U JP 5471792 U JP5471792 U JP 5471792U JP H0615863 U JPH0615863 U JP H0615863U
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- JP
- Japan
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- casting
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- casting chamber
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶解鋳物を鋳型の湯口に最短距離で自然落下
する精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機構を提供する。 【構成】 偏心カムを鋳造室上面と間隙Ｔを設けて鋳造
室側壁に固定し、鋳型受台を前記偏心カムで支持して、
Ｘ軸及びＹ軸にスライド調整可能にしたことを特徴とす
る精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機構。
する精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機構を提供する。 【構成】 偏心カムを鋳造室上面と間隙Ｔを設けて鋳造
室側壁に固定し、鋳型受台を前記偏心カムで支持して、
Ｘ軸及びＹ軸にスライド調整可能にしたことを特徴とす
る精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機構。
Description
【０００１】
本考案は精密鋳造鋳型の支持機構に関する。
【０００２】
チタンは生体親和性がよく、軽量かつ耐蝕性に優れていることから歯科用材料 として注目されている。
【０００３】 例えば特公昭５６−１９８１号公報では材料の溶解前から鋳込み後まで、溶解 室及び鋳込み室を不活性ガス雰囲気に保つことにより、材料の酸化等の変質を防 ぎ、又、不活性ガスを溶解室から隙間通路、通過孔、鋳型内の湯口、造形空洞、 通気性埋没材を経て鋳込み室に流し続けることにより、材料が完全に溶解して鋳 型に流れ込む際に、溶解材料を不活性ガス流に乗せて鋳型の造形空洞の奥深くま でスムースに流れ込ませて、湯回りをよくすることが開示されている。
【０００４】 図５は溶解室１と鋳造室２とを区画する隔壁３に連通孔４が形成されている。 溶解室１内へ不活性ガスを供給し、不活性ガス雰囲気にすると共に、溶解室１と 鋳造室２の間に一定の差圧を設ける。
【０００５】 次に非消耗性電極５へ通電し、鋳物材料９との間にアーク６を発生させ、鋳物 材料９を上部から溶解させ、溶解室１と鋳造室２との圧力差及び自重によって、 るつぼから、鋳型８の造形空洞１１へ鋳込まれるようになっている。
【０００６】 ところで、従来の湯口固定式鋳型においては、鋳物の湯口が固定されるため、 鋳型の形状によっては溶解鋳物材料の落下センターと湯口センターにずれＷを生 じ、スプールに角度θが必要となり、鋳込み時の最短距離がとれないため、凝固 時間内に細密鋳込みができない懸念があった。
【０００７】
本考案は溶解鋳物を鋳型の湯口へ最短距離で自然落下する精密鋳造鋳型の支持 機構を提供するものである。
【０００８】
本考案は偏心カムを鋳造室上面と間隙Ｔを設けて鋳造室側壁に固定し、鋳型受 台を前記偏心カムで支持して、Ｘ軸及びＹ軸にスライド調整可能にして、るつぼ から湯口へ最短距離で注湯することを特徴とする精密鋳造鋳型の支持機構である 。
【０００９】 以下図面について本考案を説明する。 本考案においては鋳造室上面と間隙Ｔを設けて鋳造室側壁に偏心カムを固定し 、鋳型受台１０の固定板１２の板厚Ｔ′をＴ＞Ｔ′とする。
【００１０】 図１，２に示すように、隔壁３のスライド下面３′と鋳型受台１０の固定板１ ２のスライド上面１０′とは偏心カムの偏心量により密着調整可能である。板厚 Ｔ′をもつ鋳型受台１０を図３に示す間隙Ｔに挿入し、センター合せ完了後、４ 点支持のカムアークを旋回して密着固定し、溶解室と鋳造室間の気密性を保持さ せる。
【００１１】 即ち鋳型受台１０の上面と溶解室１及び鋳造室２を区画する隔壁３の下面にて 、Ｘ軸及びＹ軸方向にスライド調整せしめることにより、溶解鋳物材料の落下セ ンター０と湯口センター０′を一致させることが容易である。
【００１２】 図４（ａ）では湯口センター固定のため鋳型の造形空洞への湯道に角度θが必 要であるが、本考案においては図４（ａ）に示すように湯口センターがＸ軸、Ｙ 軸に調整可能であるので、湯口から鋳込み落下最短距離ｌ1 にて細密鋳込みが可 能である。
【００１３】
この考案の鋳型受台の自在調整及びカム４点支持により鋳込み加圧力が平均に 得られ、又センター合せにより鋳込み落下最短距離にて細密鋳込みが可能となり 、良好な欠陥のない鋳造品が得られる。
【提出日】平成４年１０月１４日
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００１
【補正方法】変更
【０００１】
本考案は精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機構に関する。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【０００７】
本考案は溶解鋳物を鋳型の湯口へ最短距離で自然落下する精密鋳造鋳型の自由 位置懸垂 機構を提供するものである。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【０００８】
本考案は偏心カムを鋳造室上面と間隙Ｔを設けて鋳造室側壁に固定し、鋳型受 台を前記偏心カムで支持して、Ｘ軸及びＹ軸にスライド調整可能にして、るつぼ から湯口へ最短距離で注湯することを特徴とする精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機 構である。
【図１】本考案の要部説明図である。
【図２】本考案の分解斜視図である。
【図３】本考案の部分説明図である。
【図４】（ａ）及び（ｂ）は作用の説明図である。
【図５】従来例の説明図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年１０月１４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機構
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (1)
- 【請求項１】 偏心カムを鋳造室上面と間隙Ｔを設けて
鋳造室側壁に固定し、鋳型受台を前記偏心カムで支持し
て、Ｘ軸及びＹ軸にスライド調整可能にして、るつぼか
ら鋳型の湯口に最短距離で注湯することを特徴とする精
密鋳造鋳型の支持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5471792U JPH0615863U (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5471792U JPH0615863U (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615863U true JPH0615863U (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=12978562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5471792U Pending JPH0615863U (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 精密鋳造鋳型の自由位置懸垂機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615863U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5490437U (ja) * | 1977-12-10 | 1979-06-26 |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP5471792U patent/JPH0615863U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5490437U (ja) * | 1977-12-10 | 1979-06-26 | ||
| JPS5810412Y2 (ja) * | 1977-12-10 | 1983-02-25 | 青野 俊男 | 草刈用湾曲鋸刃 |
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