JPH0615742U - ガラス製品処理回収車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 資源回収リサイクル、ゴミ減量化、又、資源
回収ルート、システム化を計画的に行える廃棄ガラス製
品処理回収車の提供。 【構成】 クラッシヤー１を荷室を取り付けたダンプ式
貨物車に取り付け回収作業を行う。クラッシヤーへは、
外部よりコンベアーで荷物を送り、４投入ホッパーよ
り、クラッシヤー内へ送る、送られた物は、２．３で押
し砕き１３カレット溜まりへと落下、そして荷送りパイ
プコンベアーにて荷室へ積み込まれ一貫作業ができる。
ダンプ式なので荷室を１０荷室用油圧ホイストをレバー
一本で作動させて、目的地へ行き荷降ろしする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、廃棄ガラス製品回収処理車で廃棄ガラス製品を、図１クラッシヤー 、図３、図４、荷室付きダンプカーと連結し、粉砕処理してガラスカレットとし 、拡範囲に回収することのできる資源回収車である。一般に、ガラス瓶等は、回 収業者によって回収されているが、回収されずに廃棄物として出された、大、小 、形状の異なる死瓶と呼ばれるガラス製品類を資源として、できる限り回収し再 利用する。又、ゴミの減量化、公害等にも役立つ。莫大な量のガラス製品回収は 、収積場、運搬コスト安全面から考えても、粉砕カレットとしての回収がもっと も理想である。

【０００２】

【従来の技術】

従来の技術は、粉砕し、収納タンクに送り込む技術はあったが、本考案とは、 随分違いがあると思われる。例えば（公開実用新案広報（Ｕ）平成１−１１５６ ０７参照）

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

特に解決しようとする課題は、廃棄されるガラス製品を、安全に拡範囲に大量処 理回収ができ、資源として再利用をすると言う課題である。ゴミの約１０％は、 ガラス製品と聞いているが、ゴミの減量化と言う意味でも大きな課題の一つと考 える。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記の課題解決手段として、図３の用にダンプ式貨物車荷台に、荷室を取り付け その前、又は、後ろに図１のクラッシヤーを取り付け作業を行う。ガラス製品取 り扱いの中で、一番必要なのは安全作業である。クラッシヤーは、コンベアーで 投入し、できたカレットは、図１−１３カレット溜まりより図３−１２荷送りパ イプコンベアーで荷室へと流れる、荷降ろしは、ダンプ式なのでレバー一本で作 業が出来る。この用な流れ作業ができる為に拡範囲大量回収の問題は解決ができ る。

【０００５】

【作用】

上記のように、構成されたガラス製品処理回収車は、設置型とは違い回収システ ムが整いやすく、地方自治体、各団体等もリサイクル活動がより進む。拡範囲に 、大量に回収する事により資源としての価値を高める作用がある。ガラス製品処 理回収車、図１クラッシヤーを取り付けた図３、図４は、人手も少なく安全で能 率作業ができる作用もある。

【０００６】

【実施例】

実施例については、図面参照にて行う。図１クラッシヤー本体を図３荷室付き貨 物車に取り付けて、ガラス製品処理車とする。貨物車荷室には、図３−１０荷室 用油圧ホイストを取り付け、荷降ろし作業を行う。まず、外部より図３−８コン ベアーにて、図１−４投入ホッパーへと送り、クラッシヤー室へ流れ込む、クラ ッシヤー室へ流れ込んだガラス製品は、図１−５油圧ホイストを介して、図１− ３ツメ付き油圧押圧板で押し潰され、さらに、図１−２ツメ付き回転板で小さく 粉砕され図１−１３粉砕カレット溜まりヘと流れ、図１−１２荷送りパイプコン ベアーにて荷室へと運ばれる。ここまでは、人手が一人か、二人で済み、荷物を 降ろすのも、ダンプ式なのでレバー一つで作業ができ、能率が良い。図１−２回 転板、図１−３押圧板のツメは、交互配列なので、当たり合う事は無い。油圧用 動力は、回転用動力は、図１−７油圧用機器等で行う。

【０００７】

【考案の効果】

廃棄ガラス資源回収車、図１．図２．図３の考案により、リサイクル問題解決 効果、ゴミ減量効果、資源リサイクル回収システム、回収ルートの作成により、 廃棄物を資源として意識を高める効果。

【図面の簡単な説明】

【図１】クラッシヤー拡大図

【図２】ガラス製品処理回収車正面図

【図３】ガラス製品処理回収車側面図

【図４】ガラス製品処理回収車側面図

【符号の説明】

１ クラッシヤー本体 ２ ツメ付き回転板 ３ ツメ付き押圧板 ４ 投入ホッパー ５ 油圧ホイスト ６ 回転用モーター ７ 油圧用機器 ８ コンベアー ９ 荷揚げ用ホッパー １０ 荷室用油圧ホイスト １１ 荷室開閉ホイス卜 １２ 荷送りパイプコンベアー １３ 粉砕カレット溜まり

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 円筒型クラッシヤーを、左、右、別々の
   動力を用いてガラス製品を粉砕し、カレットとして処理
   をする。
2. 【請求項２】 左側動力は、モーターを用いて回転を加
   える。右側動力は、油圧板で動力を加える。
3. 【請求項３】 左側を回転板、右側を押圧板には、それ
   ぞれ交互になるツメを設ける。
4. 【請求項４】 荷積み、荷降ろしを能率良く、安全にす
   るため、荷室本体がダンプカー式で油圧機を用いて作業
   が行える。
5. 【請求項５】 円筒型クラッシヤーと、箱型荷室を連動
   させた、ガラス製品処理回収車。