JPH0615512U - 時計バンド構造 - Google Patents

時計バンド構造

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JPH0615512U
JPH0615512U JP6061192U JP6061192U JPH0615512U JP H0615512 U JPH0615512 U JP H0615512U JP 6061192 U JP6061192 U JP 6061192U JP 6061192 U JP6061192 U JP 6061192U JP H0615512 U JPH0615512 U JP H0615512U
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JP
Japan
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piece
connecting shaft
pieces
outer piece
hole
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Pending
Application number
JP6061192U
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English (en)
Inventor
山川  人大
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一対のゴルダーを連結軸で連結した多数の外
側駒に多数の中側駒を連結してなる時計バンドにおい
て、外側駒形成の加工作業を容易にし、かつ中側駒に新
規なデザインの採用を可能にする。 【構成】 一対のゴルダー26を1本の連結軸28で固
定して外側駒22を形成する。中側駒24には、前記連
結軸28が2箇所挿通できるための貫通穴36と貫通穴
38a,38bとを設ける。中側駒24において、貫通
穴36に一方の外側駒22の連結軸28を挿入し、貫通
穴38a,38bに他方の外側駒22の連結軸28を挿
入する。一方、外側駒22の連結軸28は、一方の中側
駒24の貫通穴36と、他方の中側駒24の貫通穴38
a,38bとを挿通する。このように、1個の中側駒2
4が2個の外側駒22(連結軸28)に連結され、1個
の外側駒22の連結軸28に2個の中側駒24が連結、
この連結の繰り返しによって通の外側駒22と多数の中
側駒24とを順次連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、外側の駒と中側の駒とを連結してなる腕時計用の時計バンド構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の腕時計用のバンドは一般に、外側の駒と中側の駒とを連結して構成され るものであり、従来の時計バンドの連結構造の一例を図4及び図5に示す。外側 駒10は、外縁に配置する部材である一対のゴルダー12を2本の平行な連結軸 14で固定したものである。時計バンドを作る場合には、この外側駒10を平行 に隣接して配置し、隣り合うい一方の外側駒10の1本の連結軸14ともう一方 の外側駒10の1本の連結軸14とを内部に収納するように中側駒16で覆う。 この中側駒16は、一枚の板状の金属製材料から成り、隣り合う外側駒10のそ れぞれ1本の連結軸14を内部に収納するように輪状に折り曲げるものである( 図5)。このように、中側駒16によって隣り合う外側駒10の連結軸14を連 結すると、中側駒16と外側駒10とが順次連結され、時計バンドを作ることが できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の外側駒10は、互いに離れて配置した一対のゴルダー12を2本の平行 な連結軸14で連結する構成となっている。この外側駒10において、一対のゴ ルダー12に2本の連結軸14を溶接や圧入等によって平行に固定することは、 作業上非常に難しいものである。このため、連結軸14を2本平行に設けるとい う観点から、従来は外側駒10の全体を型打(打ち抜き)加工によって作ってい た。しかし、図6に示すように、2個のゴルダー12と2本の平行な連結軸14 とによって空間18が形成される。このようにな周囲が囲まれた空間18が存在 すると、外側駒10の型打加工が非常に難しく、かつコスト高になるという欠点 があった。 また、従来の中側駒16は、隣り合う外側駒10のそれぞれ1個の連結軸14 を内部に収納するよう折り曲げる輪状のデザインのものしか採用できないもので あり、中側駒16に新しいデザインを適用することはできなかった。
【0004】 本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、一対のゴルダーを連結軸で連 結した外側駒とその外側駒の連結軸を連結する中側駒とからなる時計バンドにお いて、その組み立て加工を容易にし、しかも中側駒に新規なデザインを適用でき るようにした時計バンド構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の問題を解決するために、一対のゴルダーを連結軸で連結してな る外側駒と、隣り台う外側駒の連結軸を連結するための中側駒とから成る時計バ ンドにおいて、前記一対のゴルダーを連結する連結軸を1個とし、前記中側駒に 前記連結軸が挿通するための貫通穴を2箇所設け、中側駒の一方の貫通穴に一つ の外側駒の連結軸を挿通させ、中側駒の他方の貫通穴に前記一つの外側駒の隣に 位置する外側駒の連結軸を挿通させ、外側駒と中側駒とを順次連結するようにし たものである。
【0006】
【作用】
上記のように構成された本考案では、外側駒に設けられた1本の連結軸に、隣 り合う2個の中側駒を取り付ける。一方、1個の中側駒は、隣り合う2個の外側 駒のそれぞれの連結軸に取り付けられる。このように、各外側駒は2個の隣り合 う中側駒と連結し、一方、各中側駒は2個の隣り合う外側駒と連結するので、外 側駒と中側駒とを順次連結して時計バンドとすることができる。 更に、中側駒は、隣り合う2個の外側駒の各連結軸を挿通させる貫通穴を2個 有していれば良く、その中側駒の形状は種々な形に変更が可能である。
【0007】
【実施例】
次に、本考案を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係る時計バンド構造の斜視図であり、図2は本考案に係る時計 バンド構造の平面図である。時計バンド20は、多数の外側駒22と多数の中側 駒24とを結合して成るものである。各外側駒22は、一定の間隔を開けて配置 される一対のゴルダー26と、その一対のゴルダー26を連結固定する1本の連 結軸28とから成る。この外側駒22は、中側駒24と連結する前の状態では、 一方のゴルダー26が連結軸28と既知の手段によって固定されており、もう一 方のゴルダー26は分離した状態に置かれている。分離したゴルダー26は、連 結軸28に中側駒24を連結(その連結方法は後述する)した後に、その連結軸 28に既知の固定手段で固定する。
【0008】 中側駒24は、図2に示すように、外側駒22の配列方向と同方向に伸びる中 央脚部30と、その中央脚部30とは反対側で外側駒22の列方向と同方向に伸 びる一対の側部脚部32a,32bとを有する。これら側部脚部32aと側部脚 部32bとの間には空間34が設けられる。この中側駒24の幅をAとし、中央 脚部30の幅をBとし、前記空間34の幅をCとすると、中央脚部30の幅Bも 空間34の幅Cも、それらの中心が中側駒24の幅Aの中心と合致するようにそ れらを配置する。また、幅B<幅Cとして、中央脚部30が一対の側部脚部32 の間の空間34内に配置できるようにする。 中央脚部30の側面には幅方向に貫通穴36が形成される。また、一対の側部 脚部32a,32bの側面には幅方向にそれぞれ貫通穴38a,38bが形成さ れる。ここで、一方の中側駒24の中央脚部30を他方の中側駒24の空間34 内に配置した場合に、一方の中側駒24の中央脚部30の貫通穴36と他方の中 側駒24の側部脚部32a,32bのそれぞれの貫通穴38a,38bとが一致 するように、各中側駒24において貫通穴36と貫通穴38a,38bの位置が 設定されている。
【0009】 中側駒24を連結する前の状態の外側駒22は、連結軸28を片側のゴルダー 26に固定し、もう1個のゴルダー26を分離しておく。この外側駒22と中側 駒24とを連結する際には、先ず、一方の中側駒24の中央脚部30の貫通穴3 6と他方の中側駒24の側部脚部32a,32bのそれぞれの貫通穴38a,3 8bとを一直線となるように、隣り合う中側駒24を配置しておく。その後、片 側のゴルダー26に固定した連結軸28を、一直線に配置された一方の中側駒2 4の中央脚部30の貫通穴36と他方の中側駒24の側部脚部32a,32bの それぞれの貫通穴38a,38bとに挿通させる。即ち、連結軸28に2個の中 側駒24が取り付けられる。これら2個の中側駒24は連結軸28に揺動自在に 取り付けられる。1本の連結軸28に2個の中側駒24を挿入した後、分離した 片方のゴルダー26を連結軸40に圧入等の既知の手段で固定して、外側駒22 ができ上がる。連結軸28が1本であるので、圧入等の既知の手段での固定が可 能となる。
【0010】 このように、外側駒22の1本の連結軸28に、互いに隣り合う2個の中側駒 24が揺動自在に取り付けられる。ここで、1個の中側駒24からすると、中央 脚部30の貫通穴36に一方の外側駒22の連結軸28が挿入され、側部脚部3 2a,32bのそれぞれの貫通穴38a,38bに他方の外側駒22の連結軸2 8が挿入される。即ち、1個の中側駒24は、2個の外側駒22に揺動自在に取 り付けられる。 以上のように、外側駒22の1本の連結軸28に2個の中側駒24を取り付け 、1個の中側駒24には2個の連結軸28が挿通されているので、外側駒22と 中側駒24とを順次連結することができ、時計バンド10を作ることができる。
【0011】 なお、前記実施例の中側駒24において、一方側に1箇所の突出部である中央 脚部30を設け、反対側に2箇所の突出部である側部脚部32a,32bを設け るようにしたが、その突出箇所をそれぞれ同数だけ増加しても良い。例えば、図 3に示すように、中側駒40の一方側に2箇所の突出脚42を設け、反対側に3 箇所の突出脚44を設けるようにしても良い。 このようにすれば、図1や図2に示す中側駒24の形状はYに近い形状であり、 図3に示す中側駒44の形状はWに近い形状であり、それぞれ異なる形状の中側 駒とすることができる。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る時計バンド構造によれば、外側駒における一対の ゴルダーを連結するための連結軸を1本としたもので、従来のような連結軸を2 本としたものと比べて、型打を不要として、圧入等の既知の固定手段で外側駒を 作ることができる。この結果、加工が非常に容易となり、加工コストの軽減を図 ることができる。また、中側駒に種々の形状を採用することが可能となり、時計 バンドのデザインに変化を持たせることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る時計バンド構造の斜視図である。
【図2】本考案に係る時計バンド構造の平面図である。
【図3】本考案に用いる中側駒の他の実施例を示す平面
図である。
【図4】従来の時計バンド構造の斜視図である。
【図5】従来の時計バンド構造の断面図である。
【図6】従来の外側駒の平面図である。
【符号の説明】
20 時計バンド 22 外側駒 24 中側駒 26 ゴルダー 28 連結軸 36 貫通穴 38a 貫通穴 38b 貫通穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のゴルダーを連結軸で連結してなる
    外側駒と、隣り合う外側駒の連結軸を連結するための中
    側駒とから成る時計バンドにおいて、前記一対のゴルダ
    ーを連結する連結軸を1個とし、前記中側駒に前記連結
    軸が挿通するための貫通穴を2箇所設け、中側駒の一方
    の貫通穴に一つの外側駒の連結軸を挿通させ、中側駒の
    他方の貫通穴に前記一つの外側駒の隣に位置する外側駒
    の連結軸を挿通させ、外側駒と中側駒とを順次連結する
    ようにしたことを特徴とする時計バンド構造。
JP6061192U 1992-08-06 1992-08-06 時計バンド構造 Pending JPH0615512U (ja)

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JPH0615512U true JPH0615512U (ja) 1994-03-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020161376A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 住友電装株式会社 シールド接続構造及びワイヤーハーネス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020161376A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 住友電装株式会社 シールド接続構造及びワイヤーハーネス
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