JPH061537Y2 - バケットエレベーターのベルト掛け用下部ドラム - Google Patents

バケットエレベーターのベルト掛け用下部ドラム

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JPH061537Y2
JPH061537Y2 JP12673588U JP12673588U JPH061537Y2 JP H061537 Y2 JPH061537 Y2 JP H061537Y2 JP 12673588 U JP12673588 U JP 12673588U JP 12673588 U JP12673588 U JP 12673588U JP H061537 Y2 JPH061537 Y2 JP H061537Y2
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JP
Japan
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wall plate
side wall
outer peripheral
wall plates
lower drum
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JP12673588U
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Inventor
輝芳 渡邉
Original Assignee
山本機械株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は粉粒体輸送用バケットエレベーターのベルト掛
け用下部ドラムに関するものである。
(従来の技術) 従来、粉粒体輸送用バケットエレベーターのベルト掛け
用下部ドラムは、第5図、第6図に示す如く、円板状で
中心に軸孔(1a)を穿設した中央部壁板(2a)及び該中央部
壁板(2a)より若干小径の円板状で中心に軸孔(3a)を穿設
し、該軸孔(3a)の外方で同心円周上に中心を有する肉抜
孔(17),(17)……を等間隔をへだてゝ配設した左右側壁
板(7a),(7a)を形成し、中央部壁板(2a)を中間にしてそ
の両側方に左右側壁板(7a),(7a)が同一間隔をへだてゝ
位置する如く軸孔(3a),(1a),(3a)に軸(8a)を挿通して並
列に固着し、左右側壁板(7a),(7a)の外側周縁間を中央
部壁板(2a)の外側周縁を介して軸方向に連結する中央部
壁板(2a)の外側周縁当接部を頂点とし、左右方向に下向
傾斜する丸棒状のガイドバー(13a)の複数本を等間隔を
へだてゝ並列に溶着した下部ドラム(A′)が広く使用
されている。
(考案が解決しようとする問題点) バケットエレベーターのベルト掛け用下部ドラムは、公
知の如くエレベーターケーシングの下端部ケーシング内
に軸の両側部をケーシング外側方に突出し、該突出軸部
をベルトの張力を調整するため上下方向に移動可能な軸
受により回動自在に保持され、上端部ケーシング内に、
下部ドラムに対応する如く設けた駆動用上部ドラム間
を、外側面に複数のバケットを配設し、該バケットを外
方にしてエンドレスに接続したベルトにより連結し、上
部ドラムの稼動によって回動するベルトを介して下部ド
ラムを回転し、下端部のケーシング内に供給した粉粒体
をバケットにより順次掬い上げてケーシング内を上方に
搬送し、上端部ケーシング内で反転するバケットより放
出される粉粒体を該ケーシングに設けた排出口より外部
に放出するが、従来の下部ドラムでは、反転時にバケッ
トより零れたり、ベルトに付着して上方に運ばれ振動等
により剥離してケーシング内に落下する粉粒体は一部が
ガイドバーの間隙より下部ドラム内に侵入し、ガイドバ
ーとベルト間に挾まってベルトを蛇行させたり、ベルト
の内側面を損傷してベルトの耐用期間を著しく短かくす
る等の問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこれ等の問題点を解決する目的によりなされた
前記の従来技術による下部ドラムの改良にかゝるもの
で、下部ドラムの左右側壁板の軸孔の外方で、該軸孔と
同心の円周縁上に内側辺を有する複数の扇形状透孔を穿
設し、ドラムの回転方向(R)と反対側の側辺部を内側方
に適角度傾斜したフランジ部とすると共に、中央部壁板
と左右側壁板間を夫々中央部壁板の外側周縁を内周辺と
し、左右側壁板の扇形状透孔の内側辺を通る円周を外側
周辺とした截頭円錐筒状の隔壁筒を接着により連設した
構成よりなるものであり、バケットエレベーターの稼動
中ガイドバーの間隙を通り下部ドラム内に侵入した粉粒
体を隔壁筒の外周面に沿って外側方に流動させ透孔より
ケーシング内に排出するのでフランジ部はその排出を更
に助長させるものである。
以下本考案の構成を図面に示す実施例によって詳述す
る。
第1図乃至第3図より、円板状で中心に軸孔(1)を穿設
した中央部壁板(2)及び該中央部壁板(2)より若干小径の
円板状で中心に軸孔(3)を穿設し、その外方で該軸孔(3)
と同心の円周線上に内側辺(4)を有する複数個(図は4
個の場合を示す)の扇形状透孔(5),(5)……を穿設し、
ドラムの回転方向(R)と反対側の側辺部を内側方に適角
度折曲げたフランジ部(6),(6)……とした左右側壁板
(7),(7)を形成し、中央壁板2)を中間にしてその両側方
に左右側壁板(7),(7)が中央部壁板(2)に対し同じ間隔を
へだてゝ位置する如く軸孔(3),(1),(3)に軸(8)を挿通し
て並列に固着し、中央部壁板(2)と左右側壁板(7),(7)間
を夫々、中央部壁板(2)の外側周縁を内側周辺(9)とし、
左右側壁板(7),(7)の扇形状透孔(5),(5)……。(5),(5)
……の内側辺(4)を通る円周を外側周辺(10)とした截頭
円錐筒状の隔壁筒(11),(11)を接着により連設すると共
に、左右側壁板(7),(7)、の外側周縁間を、中央部壁板
(2)の外側周縁を介して軸方向に連結する、中央部壁板
(2)との外側周縁当接部を頂点(12)とし、左右方向に若
干下向傾斜する丸棒よりなるガイドバー(13)の複数本を
等間隔をへだてゝ並列に中央部壁板(2)、左右側壁板
(7),(7)の外側周縁に溶着して本考案の下部ドラム(A)を
構成する。
(作用) 次に本考案の作用を使用する状態によって説明する。
本考案の下部ドラム(A)を装備したバケットエレベータ
ー(第4図参照)は、粉粒体の搬送中に、上端部ケーシ
ング内で反転するバケット(14),(14)……より零れた
り、又は昇降するベルト(15)やバケット(14),(14)……
に付着し、稼動するベルト(15)の振動等により剥離して
ケーシング内を落下する粉粒体の一部は、ガイドバー(1
3),(13)……の間隔を通って下部ドラム(A)内に侵入する
が、これ等の粉粒体は隔壁筒(11),(11)の傾斜外周面(1
6),(16)に沿って外方に流動し、フランジ部(6),(6)…
…、(6),(6)……に助長されて透孔(5),(5)……、(5),
(5)……より下部ケーシング(B)内に排出され、ベルト(1
5)とガイドバー(13),(13)……の接触部に挾まっておこ
るベルト(15)の蛇行や、ベルト内側面にあたえる損傷を
防止し、エレバーターの正常かつ経済的は運転及び保繕
を可能とする等の作用を有するものである。
(効果) 叙述の構成及び作用よりなる本考案は、中央部壁板と左
右側壁板間を夫々截頭円錐筒状の隔壁筒により連設し、
かつ、左右側壁板に穿設した透孔に外向状フランジ部を
設けることにより、バケットエレベーター内による粉粒
体の搬送中に下部ドラム内に侵入する粉粒体を該ドラム
の回転と隔壁筒の傾斜面及びフランジ部の作用により透
孔から迅速かつ確実に下部ケース内に排出して、ベルト
とガイドバー間に粉粒体が挾まることにより起るベルト
の蛇行とベルト内側面の損傷によるベルトの耐用期間の
短命化を防止し、バケットエレベーターの正常運転とベ
ルトの経済的使用に優れた実用的効果をもたらすもので
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第4図は本考案の実施例を示すもので、第1
図は縦断面図、第2図は右側面図、第3図は右側壁板の
斜視図、第4図はバケットエレベーターへ装着した状態
の概要図である。 第5図、第6図は従来の下部ドラムを示すもので第5図
は縦断面図、第6図は右側面図である。 (A) 本考案の下部ドラム (1) 軸孔 (2) 中央部壁板 (3) 軸孔 (4) 内側辺 (5) 扇形状透孔 (6) フランジ部 (7),(7)左右側壁板 (8) 軸 (9) 内側周辺 (10) 外側周辺 (11) 隔壁筒 (13) ガイドバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板状で中心に軸孔を穿設した中央部壁板
    及び、該中央部壁板より若干小径の円板状で中心に軸孔
    を穿設した左右側壁板を、中央部壁板を中間にしてその
    両側方に左右側壁板が同一間隔を隔てゝ位置する如く、
    前記軸孔に軸を挿通して並列に固着し、中央部壁板の外
    側周縁を介して左右側壁板の外側周縁間を、中央部壁板
    の外側周縁との当接部を頂点とし左右方向に下向傾向す
    る丸棒状のガイドバーの複数本を等間隔を隔てゝ軸方向
    に並列に溶着して連結した下部ドラムにおいて、左右側
    壁板の夫々に、軸孔の外方で該軸孔と同心の円周線上に
    内側辺を有する複数の扇形状透孔を穿設し、該扇形状透
    孔のドラムの回転と反対方向側の側辺部を内側に所定角
    度折り曲げたフランジ部を形成し、中央部壁板と左右側
    壁板間を夫々、中央部壁板の外側周縁を内周辺とし、左
    右側壁板に穿設した扇形状透孔の内側辺を通る円周を外
    側周辺とした截頭円錐筒状の隔壁筒を接着により連設し
    たことを特徴とするバケットエレベーターのベルト掛け
    用下部ドラム。
JP12673588U 1988-09-28 1988-09-28 バケットエレベーターのベルト掛け用下部ドラム Expired - Lifetime JPH061537Y2 (ja)

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JPH02112621U JPH02112621U (ja) 1990-09-10
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KR200464670Y1 (ko) * 2010-03-10 2013-01-16 한국중부발전(주) 엘레베이팅 컨베이어 테일 풀리 장치

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