JPH0615020U - 手術用顕微鏡 - Google Patents

手術用顕微鏡

Info

Publication number
JPH0615020U
JPH0615020U JP5259792U JP5259792U JPH0615020U JP H0615020 U JPH0615020 U JP H0615020U JP 5259792 U JP5259792 U JP 5259792U JP 5259792 U JP5259792 U JP 5259792U JP H0615020 U JPH0615020 U JP H0615020U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photographing
camera
surgical microscope
section
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5259792U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2593399Y2 (ja
Inventor
孝 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP1992052597U priority Critical patent/JP2593399Y2/ja
Publication of JPH0615020U publication Critical patent/JPH0615020U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2593399Y2 publication Critical patent/JP2593399Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手術用顕微鏡にカメラを取付けたままで手術
後の消毒をしても、カメラが消毒ガス等に晒されること
がないように保護するため。 【構成】 撮影装置取付用の撮影光導入部2を設けた手
術用顕微鏡において、外気に対して密閉された撮影装置
の収納部5と、撮影光導入部2から収納部5へ撮影光を
導く導光部6とを有することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
カメラ等の撮影装置装着用の手術用顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、手術用顕微鏡には、助手が手術を介助する目的や手術手技の教育のため に35ミリカメラやビデオカメラなどの撮影装置が取り付けられる。この場合、手 術室で使用された顕微鏡や撮影装置等の総ての機器は、手術終了の都度消毒しな ければならない。これらの消毒には、一般にホルマリンやエチレンオキシド等の ガス中にこれらの機器を数時間放置して消毒する方法が採用されている。ところ が、手術用顕微鏡のように手術専用に使用される機器には、消毒薬に耐えるよう な対策が講じられて製作されているが、汎用カメラに至っては、何ら耐薬性は付 与されておらず、薬品に対する耐久性もない。このため消毒時には、カメラを鏡 体から一々取り外していたので、余計な手間がかかり煩雑であった。
【0003】 ここで、先ず、従来使用されていた手術用顕微鏡について図4に基づいて説明 する。図において、Oは観察部である。1は撮影装置を手術用顕微鏡に取り付け るための撮影アダプタ、2は手術用顕微鏡側に設けられた撮影光導入部であって 、撮影アダプタ1は撮影光導入部2に光学的に接続されており、このアダプタ1 の略中央の筒状部内には撮像レンズ13が固定され、後部には35ミリカメラ15が着 脱自在に取り付けられている。図中、Fはフィルムである。
【0004】 一方、手術用顕微鏡の鏡体10内部には、対物レンズ20の他に、それぞれ一対づ つの変倍光学系21, ビームスプリッター11, 結像レンズ22及び接眼レンズ23が備 えられており、これらにより観察光学系が構成されている。
【0005】 更に、本考案と特に関連がある部材について、手術用顕微鏡と撮影装置等の接 続関係について図5を用いて詳しく説明する。撮影アダプタ1は、その先端部に 形成された筒状の挿入部3とこれに続く導光部6とからなり、導光部6には35ミ リカメラ15を取り付けるためのカメラ取付部4aが形成されている。35ミリカメラ 15は、このカメラ取付部4aに嵌め込まれてから摘み4bをカメラ先端部に設けられ た環状溝内へ螺入させることによって固定されるようになっている。
【0006】 7は取付挿入部3のほぼ中央部に突設されたフランジであって、このフランジ 7を挟みかつ覆うように固定用リング8が取付挿入部3に対して回動自在に挿入 されている。この固定用リング8の先端部の内面にはネジ部9が設けられており 、撮影光導入部2の先端に設けられたねじ部との螺合により撮影アダプタ1が鏡 体10の取付挿入部3に固定されるようになっている。
【0007】 観察部Oを発した光は、対物レンズ20, 変倍光学系21, ビームスプリッター11 及び結像レンズ22を経て結像し、接眼レンズ23を介して立体観察される。 また、ビームスプリッター11で反射した光は、撮像レンズ13を経て35ミリカメ ラ15のフィルムF上に結像し、必要に応じて図示しないシャッタを切り写真撮影 される。
【0008】 以上の様な従来の構成においては、手術用顕微鏡に35ミリカメラ15を取り付け るには、先ず、撮影アダプタ1の取付挿入部3を撮影光導入部2に差し込み、固 定リング8をねじ込んで、フランジ7を撮影光導入部2に押付けて固定する。次 に、35ミリカメラ15をカメラ取付部4aに差し込み、摘み4bを用いて35ミリカメラ 15を導光部6に固定する。
【0009】 従って、この状態では35ミリカメラは外気に対して全く無防備であり、若し手 術用顕微鏡と一体になっているまま、消毒ガスの中に置かれれるとすれば、カメ ラの内外装の損傷は勿論のこと、機能にも支障を来たし、その性能は低下してカ メラ寿命も極端に短くなってしまう。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】 従来の構成では、手術用顕微鏡にカメラ等を使用すると、手術終了ごとにガス 殺菌等によりカメラ等を鏡体から取り外さなければならない。そのためカメラの 取り付け,取り外しの反復によって、部材が磨耗して、写真撮影時に正しい光学 性能が確保できなくなってしまうこともある。更に、消毒されない35ミリカメラ が鏡体の付近に配置されていると、術者が誤って触れてしまったりして汚染する 虞れもあり大変危険である。このような手術にどうしても、カメラ等を必要とす る場合には、手術に直接関係しない人で、免疫や予防注射をした人にカメラ操作 を任せるしか方法はなく、人手も必要となり煩雑さが増える。
【0011】 本考案は、手術用顕微鏡にカメラ等の撮影装置を取り付けて使用した場合に、 手術完了毎に一々撮影装置を取り外さないで顕微鏡と一体のままで消毒しても、 消毒ガスに晒されることが無い手術用顕微鏡を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は、撮影光導出部を設けた手術用顕微鏡において、撮影光導出部に取り 付け可能で外気に対して密封された撮影装置収納部と、上記撮影光導出部から上 記撮影装置収納部へ撮影光を導く導光部とを有する撮影アダプタを備えたことを 特徴とする。
【0013】
【作用】
本手術用顕微鏡に使用される撮影装置は、外気に対し密閉された撮影装置収納 部を有するから、手術用顕微鏡を消毒する際に一々顕微鏡から取り外すことなく 、一体のまま消毒しても、撮影装置は消毒ガスに晒されることなく安全である。 また、必要に応じて外部からカメラ操作を行うことができる。
【0014】
【実施例】
本考案の第1の実施例を図1に基づいて説明する。1は撮影装置を収納して手 術用顕微鏡に取り付けるための撮影アダプタ、2は手術用顕微鏡側に設けられ、 撮影アダプタ1側へ撮影光を導入する開口である撮影光導入部である。撮影アダ プタ1は、先端を撮影光導入部2に取り付け易いように形成された円筒状の取付 挿入部3と、最後部にビデオカメラ4を収納できるように形成された箱状の撮影 装置収納部(以下収納部と云う)5と、前記取付挿入部3と収納部5とを一体的 に連結して撮影光を収納部5へ導く円筒状導光部6とから構成されている。
【0015】 ビデオカメラ4は、導光部6に設けられたカメラ取付部4aにその先端を嵌め込 み、カメラ取付部4a上に備えられた摘み4bをカメラ先端に設けられた環状溝内へ 螺入させることにより収納部5内に固定されるようになっている。7は取付挿入 部3のほぼ中央部に突設されたフランジであって、このフランジ7を挟んで覆う ように形成された固定用リング8が、取付挿入部3に対して回動自在に挿入され ている。
【0016】 撮影光導入部2に対向するフランジ7の片側面にはパッキンP1 が装着されて いる。また、固定用リング8の内周壁面にはネジ部9が設けられており、撮影光 導入部2の先端外周に設けられたねじ部に螺合することにより、撮影アダプタ1 は手術用顕微鏡の撮影光導入部2にパッキンP1 を介して押圧されることになり 、撮影アダプタ1は撮影光導入部2に安定して固定されると共に、この部位での 気密が保たれるようになっている。
【0017】 10は手術用顕微鏡の鏡体であり、11は一対のビームスプリッターである。この ビームスプリッター11は図4に示すように他の光学素子と共に手術用顕微鏡の観 察光学系の要素になっている。このビームスプリッター11と撮影光導入部2との 間隙にも空気を遮断するパッキンP2 が装着されている。
【0018】 12は収納部5の後部にあって、ビデオカメラ4の出入口に設けられた蓋であり 、蓋12と収納部5との接触部位にはパッキンP3 が張り巡らされており、外気か ら収納部5内を遮断するように配慮されている。図中、13,14はそれぞれビデオ カメラ4に内蔵されている撮像レンズと撮像素子である。
【0019】 観察部0を発し対物レンズ20と変倍光学系21(図4参照)を経てビームスプリ ッター11により反射された光は、ビデオカメラ4に入射し、撮像レンズ13を介し て撮像素子14上に結像し、図示しないコントロールユニット(CCU) を介して図示 しないモニタで観察される。
【0020】 以上の構成において、ビデオカメラ4を手術用顕微鏡に取り付けるには、撮影 アダプタ1の取付挿入部3を撮影光導入部2に差し込み、更に固定用リング8を ねじ込み、フランジ7をパッキンP1 を介して撮影光導入部2側に押付け固定す る。 次に、収納部5の後部に設けられた蓋12を取り外し、ビデオカメラ4を挿 入してその先端部をカメラ取付部4aに嵌め込み、摘み4bを操作して固定し、パッ キンP3 を介して蓋12を取り付け、これをビスなどの適宜手段によって収納部5 に固定する。更に、撮影アダプタ1と手術用顕微鏡側との通気は、予め手術用顕 微鏡側に装着されたパッキンP2 により既に遮断されている。
【0021】 この様にして撮影アダプタ1 は鏡体10に取り付けられるが、この場合、ビデオ カメラ4は、収納部5内にあってパッキンP1,P2,P3 の3か所の気密作用によ って外気や手術用顕微鏡側に対して密閉されることになる。従って、手術完了後 には、ビデオカメラ4を取り外すことなく、このままの状態でガス消毒を行った としても、ビデオカメラ4は外気その他から遮断されているので、ビデオカメラ 4が直接ガスに晒される心配もガスによる損傷を被ることもなく安全である。
【0022】 以上の様に、第1の実施例の場合、従来の手術用顕微鏡と撮影装置との接触箇 所に気密性のパッキンを配置しただけの簡単な構成により、撮影装置を消毒ガス から保護することができる。
【0023】 本考案の第2の実施例を図2を参照して説明する。図中、同一部材には同一番 号を付し、その説明は省略する。この実施例においては、パッキンP1,2 が装 着されていない事と、汎用35ミリカメラ15(以下単にカメラと云う)を収納する のに適す様に設計されていることを除けば、第1の実施例と同様の機構である。
【0024】 導光部6の筒室の中間部には撮像レンズ13が気密性接着剤16によって固定され ており、これにより導光部6の内部は、撮像レンズ13を境として、カメラ15側と 鏡体10側との空気が遮断される。
【0025】 17は矢印18方向に押すことにより、カメラ15の図示しないシャッタを切ること ができる復帰型のシャッタボタン、19は収納部5に対して矢印18方向に移動自在 に保持されている操作ボタンであって、外部から操作することによりシャッタボ タン17を作動させることができるようになっている。また、収納部5と操作ボタ ン19周囲との間の摺動部には、パッキンP4 が装着されており、この部位におい ても収納部5内を密封するようにしてある。図中、Fはカメラに装填されたフィ ルムである。
【0026】 観察部Oを発し、対物レンズ20と変倍光学系21(図4参照)を通ってビームス プリッター11により反射された光は撮像レンズ13を介してカメラ15に入射してフ ィルムF上に結像し、必要に応じて操作ボタン19を矢印18の方向へ押せば、これ に連動してシャッタボタン19が同じく矢印方向に押され、図示しないシャッタを 切り写真撮影される。
【0027】 以上の構成において、カメラ15を鏡体10に取り付けるには、先ず、撮影アダプ タ1の取付挿入部3を撮影光導入部2に差し込み、更に固定用リング8をねじ込 み、フランジ7を撮影光導入部2に押付け固定しておく。次に、収納部5の後部 に設けられた蓋12を取り外し、カメラ15を挿入してその先端をカメラ取付部4aに 嵌め込み、摘み4bにより固定する。次いで、蓋12を閉じてパッキンP3 を介して 収納部5にビスなど適宜手段によって固定する。この様にして撮影アダプタ1 や カメラ15は鏡体10に固定される。
【0028】 この第2の実施例においては、パッキンP3,4 及び 気密性の接着剤16の気 密作用により、カメラ15は外気に対して密閉される。従って、第1の実施例と同 じく、カメラ15を取り付けた状態のままで消毒ガス中に放置しても、カメラ15が ガスに晒されることはない。
【0029】 この第2の実施例の場合は、外気に対して密封された収納部5を構成するため に、撮影アダプタ1を用意するだけで良い。即ち、第1の実施例の場合の如く、 鏡体10側の開口部周縁に予めパッキンP2 を装着しておく必要もなく、またフラ ンジ7の面付けパッキンP1 も不要である。従って、特別に改造された手術用顕 微鏡を用いることなく、従来の手術用顕微鏡を使用して、使用者にだけ第2の実 施例による改良撮影アダプタ1を提供するだけでよく、簡単にして経済的である 。またカメラのシャッタボタン17の操作は、上述の如く、操作ボタン19を介して 収納部5の外から行えるので、操作性能を損なうことも全くない。
【0030】 更に、本考案の第3の実施例を図3に基づき説明する。図中、図1,図2と同 一部材には同一番号を付し、その説明は省略する。この実施例では、手術用顕微 鏡の鏡体10を特殊構造に改良して、上述の収納部5を備えた撮影アダプタ1と撮 影光導入部2とを鏡体10内部に一体的に形成し、更に照明光学系をも一体的に収 容したものである。図において、Oは観察部である。手術用顕微鏡の鏡体10内部 には、対物レンズ20の他に、それぞれ一対づつの変倍光学系21, ビームスプリッ ター11, 結像レンズ22及び接眼レンズ23が備えられており、これらは観察光学系 を構成している。
【0031】 また、24は一端が図示しない光源に接続されたオプチカルファイバーの束から なるライトガイド、25は照明用変倍レンズ、26は照明プリズムであり、これらに より照明光学系が構成されている。更に、撮像レンズ13、撮像素子14はビデオカ メラ4に内蔵されて撮影光学系を構成している。
【0032】 鏡体10内には、図中斜線を付して示した様な収納部5が一体的に形成されてお り、この収納部5の内部には撮影光導入部2が突設されている。この場合、撮影 光導入部2には、直接カメラ取付部4aと摘み4bが設けられており、別のアッタチ メント無しに直接撮影装置を取り付けられるようになっている。また、この実施 例ではビデオカメラ4は収納部5の上側から挿入されるようにしてあり、蓋12の 周縁部には上述の実施例の場合と同様に気密性のパッキンP5 が装着されている 。更に、撮影光導入部2には、手術用顕微鏡側との通気を遮断するように平行平 面ガラス板27が気密性の接着剤16により固定されている。
【0033】 図示しない光源を発した光は、ライトガイド24, 照明用変倍レンズ25, 照明プ リズム26及び対物レンズ20を介して観察部Oに照射される。観察部Oからの光は 、対物レンズ20, 変倍光学系21, ビームスプリッター11及び結像レンズ22を介し て結像し、接眼レンズ23を介して立体観察され、また、ビームスプリッター11で 反射した光は、ビデオカメラ4に入射し、撮像レンズ13を介して撮像素子14の受 像部に結像し、図示しないコントロールユニット(CCU) を介して図示しないモニ タにより観察される。
【0034】 以上の構成であるから、ビデオカメラ4は、蓋12の周縁部のパッキンP5 と、 撮影光導入部2の光路中に設けた平行平面ガラス板27の周縁部を気密性の接着剤 16で固定されたことで、手術用顕微鏡側とビデオカメラ4側との通気も外気とも 遮断されることとなり、収納部5内は密閉された状態におかれるので、このまま の状態で消毒ガス中に放置されても、撮影装置は消毒用ガスから保護され、損傷 を受けることはない。
【0035】 上記の各実施例において、カメラ15の自動撮影用のケーブルや、ビデオカメラ 4における接続ケーブルについては、特に図示しなかったが、図2に示す操作ボ タン19の場合と同様に、ケーブルの通過する開口部とケーブルとの間隙をパッキ ンで密閉することにより、摺動部周縁の気密性の問題は解決できるものである。
【0036】
【考案の効果】
本考案は、以上の如く、手術時に邪魔にならないように鏡体背面に形成された 収納部を、外気に対して密封して、その内部に撮影装置を収納するようにしたの で、消毒時にカメラ等撮影装置を一々取り外さないで、手術用顕微鏡と一体のま ま消毒しても消毒ガスに触れないようになり、撮影装置着脱などの余計な手間が 省けるのみならず、常に安全な手術を遂行することができる。
【提出日】平成4年9月25日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は、撮影光導入部を設けた手術用顕微鏡において、外気に対して密封さ れた撮影装置収納部と、上記撮影光導入部から上記撮影装置収納部へ撮影光を導 く導光部とを有することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】 以上の構成であるから、ビデオカメラ4は、蓋12の周縁部のパッキンP5 と、 撮影光導入部2の光路中に設けた平行平面ガラス板27の周縁部を気密性の接着剤 16で固定されたことで、手術用顕微鏡側とビデオカメラ4側との通気も外気とも 遮断されることとなり、収納部5内は密閉された状態におかれるので、このまま の状態で消毒ガス中に放置されても、撮影装置は消毒用ガスから保護され、損傷 を受けることはない。以上のように構成された第3実施例においては、鏡体背面 部に形成した収納部5を密閉することによって、消毒の都度取り外す必要のなく なったビデオカメラ4は、その収納部5に配置されるので、消毒作業の簡易化だ けでなく手術時に邪魔になることもなく、手術が行いやすくなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【考案の効果】
本考案は、以上の如く、外気に対して密封した収納部内に撮影装置を配置する ようにしたので、消毒時にカメラ等撮影装置を一々取り外さないで、手術用顕微 鏡と一体のまま消毒しても消毒ガスに触れないようになり、撮影装置着脱などの 余計な手間が省けるのみならず、常に安全な手術を遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の要部構成図である。
【図2】本考案の第2の実施例の要部構成図である。
【図3】本考案の第3の実施例の要部構成図である。
【図4】従来の手術用顕微鏡の構成図である。
【図5】従来の手術用顕微鏡における撮影装置取付け部
の詳細図である。
【符号の説明】
1 撮影アダプタ 2 撮影光導入部 3 取付挿入部 4 ビデオカメラ 4a カメラ取付部 4b 摘み 5 収納部 6 導光部 7 フランジ 8 固定用リング 9 ねじ部 10 蓋 11 鏡体 12 ビームスプリッター 13 撮像レンズ 14 撮像素子 15 カメラ 16 接着剤 17 シャッタボタン 18 矢印 19 操作ボタン 20 対物レンズ 21 変倍光学系 22 結像レンズ 23 接眼レンズ 24 ライトガイド 25 照明用変倍レンズ 26 照明プリズム 27 平行平面ガラス板 F フィルム O 観察部 P1,2,3,4,5, パッキン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 撮影光導入部を設けた手術用顕微鏡にお
いて、外気に対して密封された撮影装置収納部と、上記
撮影光導入部から上記撮影装置収納部へ撮影光を導く導
光部とを有することを特徴とする手術用顕微鏡。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月25日
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 撮影アダプタ 2 撮影光導入部 3 取付挿入部 4 ビデオカメラ 5 収納部 6 導光部 10 鏡体 11 ビームスプリッター 12 蓋 13 撮像レンズ 14 撮像素子 15 カメラ 16 接着剤 20 対物レンズ 21 変倍光学系 22 結像レンズ 23 接眼レンズ 25 照明用変倍レンズ 26 照明プリズム 27 平行平面ガラス板 P1,2,3,4,5, パッキン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光導出部を設けた手術用顕微鏡にお
    いて、外気に対して密封された撮影装置収納部と、上記
    撮影光導出部から上記撮影装置収納部へ撮影光を導く導
    光部とを有することを特徴とする手術用顕微鏡。
JP1992052597U 1992-07-27 1992-07-27 手術用顕微鏡 Expired - Fee Related JP2593399Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992052597U JP2593399Y2 (ja) 1992-07-27 1992-07-27 手術用顕微鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992052597U JP2593399Y2 (ja) 1992-07-27 1992-07-27 手術用顕微鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0615020U true JPH0615020U (ja) 1994-02-25
JP2593399Y2 JP2593399Y2 (ja) 1999-04-05

Family

ID=12919196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992052597U Expired - Fee Related JP2593399Y2 (ja) 1992-07-27 1992-07-27 手術用顕微鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2593399Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010198020A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Carl Zeiss Surgical Gmbh 医療用の光学観察装置のカメラアダプタおよびカメラ/アダプタ複合体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59121637U (ja) * 1983-02-03 1984-08-16 ソニー株式会社 カメラ装置
JPS6286321A (ja) * 1985-10-02 1987-04-20 ベブ・カ−ル・ツアイス・イエ−ナ 結像光路中に設けられた光線分割器を有する手術用顕微鏡
JPS62158412U (ja) * 1986-03-28 1987-10-08
JPS63194217A (ja) * 1987-02-07 1988-08-11 Canon Inc 手術用顕微鏡

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59121637U (ja) * 1983-02-03 1984-08-16 ソニー株式会社 カメラ装置
JPS6286321A (ja) * 1985-10-02 1987-04-20 ベブ・カ−ル・ツアイス・イエ−ナ 結像光路中に設けられた光線分割器を有する手術用顕微鏡
JPS62158412U (ja) * 1986-03-28 1987-10-08
JPS63194217A (ja) * 1987-02-07 1988-08-11 Canon Inc 手術用顕微鏡

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010198020A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Carl Zeiss Surgical Gmbh 医療用の光学観察装置のカメラアダプタおよびカメラ/アダプタ複合体
JP2015135511A (ja) * 2009-02-26 2015-07-27 カール ツァイス メディテック アーゲー 医療用の光学観察装置のカメラアダプタおよびカメラ/アダプタ複合体
DE102009010448B4 (de) * 2009-02-26 2015-10-29 Carl Zeiss Meditec Ag Kameraadapter für ein medizinisch optisches Beobachtungsgerät und Kamera-Adapter-Kombination

Also Published As

Publication number Publication date
JP2593399Y2 (ja) 1999-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5576781A (en) Disposable camera
JP3739592B2 (ja) 腹腔鏡装置
US5125394A (en) Endoscopic adapter with lamina interface
JP3393539B2 (ja) 内視鏡装置
JP3085410B2 (ja) 磁気連結アクチュエーター
US5349941A (en) Cleanable endoscope
KR19990014904A (ko) 구강내 영상 시스템용 비디오 카메라
US4085742A (en) Endoscope equipped with a film cassette
US20070038031A1 (en) Endoscope distal end part
US4219013A (en) Forward viewing endoscope with specific cover for photographic cassette opening
JP4112086B2 (ja) 内視鏡トレイ
JP6899438B2 (ja) 分離可能内視鏡
US5951463A (en) Hand-held endoscopic viewing system
JPH0615020U (ja) 手術用顕微鏡
JP3231399B2 (ja) 内視鏡撮像装置
JP3522766B2 (ja) 光学検視装置およびそれを含む光学検視システム
WO2015083490A1 (ja) 内視鏡用光学ユニット
JPH07113962A (ja) 保護カバー付き内視鏡
JP3519823B2 (ja) カバー式内視鏡
JP3312480B2 (ja) 内視鏡用ライトガイドコネクタ
JP3300135B2 (ja) 内視鏡撮像装置
JP3212772B2 (ja) 内視鏡用撮像装置
JPH08206056A (ja) 医療用滅菌カバー
JP2935657B2 (ja) 光ファイバ照明装置
JP3076655B2 (ja) 内視鏡のライトガイドコネクタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990112

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees