JPH0615015A - パッキング水中ゴーグル、及びそれに用いるフロント体 - Google Patents
パッキング水中ゴーグル、及びそれに用いるフロント体Info
- Publication number
- JPH0615015A JPH0615015A JP4084016A JP8401692A JPH0615015A JP H0615015 A JPH0615015 A JP H0615015A JP 4084016 A JP4084016 A JP 4084016A JP 8401692 A JP8401692 A JP 8401692A JP H0615015 A JPH0615015 A JP H0615015A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- packing
- lens
- shape
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B33/00—Swimming equipment attachable to the head, e.g. swim caps or goggles
- A63B33/002—Swimming goggles
- A63B33/004—Swimming goggles comprising two separate lenses joined by a flexible bridge
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファッション性、装用性、共に優れた水中ゴ
ーグルを提供する。 【構成】 湾曲樹脂板の両端部を他より薄めに成形し
て、フロント体を得る。このフロント体の裏面に中空環
状のパッキング体を、両端にバンド体をそれぞれ配設す
る。 【効果】 従来の水中眼鏡のスカートなどに代えて、環
状中空のパッキング体を採用したことにより、ファッシ
ョン性、装用性が増した。また、フロント体の両端が薄
めに構成してあるため、フロント体が屈撓して、顔のカ
ーブによく倣う。
ーグルを提供する。 【構成】 湾曲樹脂板の両端部を他より薄めに成形し
て、フロント体を得る。このフロント体の裏面に中空環
状のパッキング体を、両端にバンド体をそれぞれ配設す
る。 【効果】 従来の水中眼鏡のスカートなどに代えて、環
状中空のパッキング体を採用したことにより、ファッシ
ョン性、装用性が増した。また、フロント体の両端が薄
めに構成してあるため、フロント体が屈撓して、顔のカ
ーブによく倣う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、軽快な装用感と優れた
ファッション性、防水性を兼備したゴーグルとそのフロ
ント体に関するものである。
ファッション性、防水性を兼備したゴーグルとそのフロ
ント体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】海水や湖水はいうまでもなく、最近では
川の水やプールの水まで、水質の悪化が進行し、水がそ
のまま眼球に触れたりすると、炎症を起したり、ときに
は疫病に罹患したりまでするようになった。このため、
水上、水中で遊戯を行う際には、眼を水中眼鏡などで保
護してやる必要がある。
川の水やプールの水まで、水質の悪化が進行し、水がそ
のまま眼球に触れたりすると、炎症を起したり、ときに
は疫病に罹患したりまでするようになった。このため、
水上、水中で遊戯を行う際には、眼を水中眼鏡などで保
護してやる必要がある。
【０００３】けれども、従来の水中眼鏡は、重く不格好
で、あまり遊戯者に好まれなかった。また、カップ形の
硬質樹脂体を眼窩に嵌め込む、いわゆるスイミングゴー
グルも存在したが、眼窩が樹脂体で圧迫されて痛み、長
時間の使用には適さない憂いがあったのである。
で、あまり遊戯者に好まれなかった。また、カップ形の
硬質樹脂体を眼窩に嵌め込む、いわゆるスイミングゴー
グルも存在したが、眼窩が樹脂体で圧迫されて痛み、長
時間の使用には適さない憂いがあったのである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明におい
ては、ファッション性と装用性の両面において優れた、
眼の防水用具を提供することを技術的課題とする
ては、ファッション性と装用性の両面において優れた、
眼の防水用具を提供することを技術的課題とする
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明において上記課題
解決のために採用された手段を説明すると、概ね次のよ
うである。まず、透光性樹脂を湾曲させた板材に成形
し、その中央部にブリッジ部を、ブリッジ両脇にレンズ
部を、レンズ部外側に屈撓部を設けると共に、当該屈撓
部は板厚が他の部分より薄く構成して、フロント体を得
る。次に、このようにして構成されたフロント体の少な
くともレンズ部裏面に、環状中空のパッキング体を配設
し、フロント体両端の屈撓部には、バンド体を連結す
る。
解決のために採用された手段を説明すると、概ね次のよ
うである。まず、透光性樹脂を湾曲させた板材に成形
し、その中央部にブリッジ部を、ブリッジ両脇にレンズ
部を、レンズ部外側に屈撓部を設けると共に、当該屈撓
部は板厚が他の部分より薄く構成して、フロント体を得
る。次に、このようにして構成されたフロント体の少な
くともレンズ部裏面に、環状中空のパッキング体を配設
し、フロント体両端の屈撓部には、バンド体を連結す
る。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【０００７】透光性ポリカーボネイト樹脂を成形して、
フロント体１を得る。このフロント体１は、紡錘の中央
部が括れたような形状をした湾曲板体で、括れた中央部
がブリッジ部11を構成する。また、ブリッジ部11の両脇
には、ウエリントン形に成形された光透過部分が連続し
ており、当該部分がレンズ部12・12をなす。更に、レン
ズ部12・12の両脇には、レンズ部から遠ざかる程幅の狭
くなる屈撓部13・13が配置される。この屈撓部13・13に
は、バンド孔が開設されている。
フロント体１を得る。このフロント体１は、紡錘の中央
部が括れたような形状をした湾曲板体で、括れた中央部
がブリッジ部11を構成する。また、ブリッジ部11の両脇
には、ウエリントン形に成形された光透過部分が連続し
ており、当該部分がレンズ部12・12をなす。更に、レン
ズ部12・12の両脇には、レンズ部から遠ざかる程幅の狭
くなる屈撓部13・13が配置される。この屈撓部13・13に
は、バンド孔が開設されている。
【０００８】このフロント体１のレンズ部12・12は、装
用したときの表側を凸として球面状に湾曲している。そ
して、フロント体１は、表側からみて、レンズ部12・12
を最も手前に位置させ、ブリッジ部11をレンズ部から少
しく下がったところに、更に屈撓部の両端部を最も奥の
位置にくるように、湾曲している。また、フロント体１
の板厚は、ブリッジ部11で最も厚く（2.3mm程度）、レ
ンズ部12・12で中間の厚みを持ち（2.0mm程度）、屈撓
部13・13で最も薄く（1.5mm程度）なるように、成形さ
れている。ブリッジ部11が最も厚いのは、ブリッジ部が
括れて幅が狭いため強度をだすためであり、屈撓部13・
13で最も薄いのは、顔にかけたときに、弾力的に屈撓し
て顔面のカーブに倣わせるためである。
用したときの表側を凸として球面状に湾曲している。そ
して、フロント体１は、表側からみて、レンズ部12・12
を最も手前に位置させ、ブリッジ部11をレンズ部から少
しく下がったところに、更に屈撓部の両端部を最も奥の
位置にくるように、湾曲している。また、フロント体１
の板厚は、ブリッジ部11で最も厚く（2.3mm程度）、レ
ンズ部12・12で中間の厚みを持ち（2.0mm程度）、屈撓
部13・13で最も薄く（1.5mm程度）なるように、成形さ
れている。ブリッジ部11が最も厚いのは、ブリッジ部が
括れて幅が狭いため強度をだすためであり、屈撓部13・
13で最も薄いのは、顔にかけたときに、弾力的に屈撓し
て顔面のカーブに倣わせるためである。
【０００９】このフロント体１のブリッジ部とレンズ部
12・12とをつないだ領域の裏側に、楕円環の中央が括れ
たような形状をした、環状中空のパッキング体２が貼設
される。このパッキング体２は、内部にエアを封入して
あり、顔に密接したときに、パッキング体の強い圧力が
かかった部分で顔面の凸に倣って凹み、相対的に圧力の
弱い部分で顔面の凹に倣って盛り上がって、顔面の凹凸
に倣いながら、全体の圧力を完全に平均化しつつ、顔面
に密着する。つまり、このパッキング体２の存在によっ
て、高い防水効果が望めるのである。なお、フロント体
１の前記バンド孔には、バンド体３が連結されてお
り、、フロント体１で眼の周囲を覆いつつバンド体３を
頭の後ろへ回すことによって、フロント体１を顔のカー
ブに合せて屈撓させつつ、パッキング体２を眼の周囲に
密着させながら、ゴーグルを装用することができる。
12・12とをつないだ領域の裏側に、楕円環の中央が括れ
たような形状をした、環状中空のパッキング体２が貼設
される。このパッキング体２は、内部にエアを封入して
あり、顔に密接したときに、パッキング体の強い圧力が
かかった部分で顔面の凸に倣って凹み、相対的に圧力の
弱い部分で顔面の凹に倣って盛り上がって、顔面の凹凸
に倣いながら、全体の圧力を完全に平均化しつつ、顔面
に密着する。つまり、このパッキング体２の存在によっ
て、高い防水効果が望めるのである。なお、フロント体
１の前記バンド孔には、バンド体３が連結されてお
り、、フロント体１で眼の周囲を覆いつつバンド体３を
頭の後ろへ回すことによって、フロント体１を顔のカー
ブに合せて屈撓させつつ、パッキング体２を眼の周囲に
密着させながら、ゴーグルを装用することができる。
【００１０】なお、水と空気とは光の屈折率が異なるの
で、レンズ部が平たいと、マイナスに屈折する。しか
し、レンズ部に、適当な曲率の球面のものを選択する
と、異常屈折が起きない。また、本実施例においては、
パッキング体は、眼窩周囲の骨格のある部分にのみ接し
て、無用の違和感を与えないように配慮されている。更
に、フロント体は、全体が一体に成形され、レンズ部と
ブリッジ部とが連続しているため、水漏れの心配がな
い。
で、レンズ部が平たいと、マイナスに屈折する。しか
し、レンズ部に、適当な曲率の球面のものを選択する
と、異常屈折が起きない。また、本実施例においては、
パッキング体は、眼窩周囲の骨格のある部分にのみ接し
て、無用の違和感を与えないように配慮されている。更
に、フロント体は、全体が一体に成形され、レンズ部と
ブリッジ部とが連続しているため、水漏れの心配がな
い。
【００１１】本実施例は以上のようであるが、本発明は
上記実施例に限定されるものではない。例えば、パッキ
ング体は、左右のレンズ部でそれぞれ独立に１つずつ装
設するようなこともできる。
上記実施例に限定されるものではない。例えば、パッキ
ング体は、左右のレンズ部でそれぞれ独立に１つずつ装
設するようなこともできる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように、本発明のゴーグルは、パ
ッキング体によって防水を行うため、従来の水中眼鏡の
ように重く不格好にならず、また、従来のスイミングゴ
ーグルのように長時間の装用の際にも痛みを伴うことが
ない。また、そのフロント体は、装用時に顔に倣って屈
撓し、大変に都合が良い。つまり、本発明は、ファッシ
ョン性と装用性とを両立したゴーグルとそのフロント体
である。したがって、産業上の利用価値が高い。
ッキング体によって防水を行うため、従来の水中眼鏡の
ように重く不格好にならず、また、従来のスイミングゴ
ーグルのように長時間の装用の際にも痛みを伴うことが
ない。また、そのフロント体は、装用時に顔に倣って屈
撓し、大変に都合が良い。つまり、本発明は、ファッシ
ョン性と装用性とを両立したゴーグルとそのフロント体
である。したがって、産業上の利用価値が高い。
【図１】実施例ゴーグルの斜視図である。
【図２】実施例ゴーグルの分解組み立て図である。
【図３】実施例フロント体の正面図である。
【図４】実施例フロント体の平面図である。
１ フロント体 11 ブリッジ部 12 レンズ部 13 屈撓部 ２ パッキング体 ３ バンド体
Claims (2)
- 【請求項１】 透光性樹脂を成形してなる湾曲した板材
であって、その中央部にブリッジ部を、ブリッジ両脇に
レンズ部を、レンズ部外側に屈撓部を備え、屈撓部の板
厚が他の部分より薄く構成されているフロント体と、当
該フロント体の少なくともレンズ部裏面に配設される環
状中空のパッキング体と、フロント体両端の屈撓部に連
結されるバンド体とを有することを特徴とするパッキン
グ水中ゴーグル。 - 【請求項２】 透光性樹脂を成形してなる湾曲した板材
であって、その中央部にブリッジ部を、ブリッジ両脇に
レンズ部を、レンズ部外側に屈撓部を備え、屈撓部の板
厚が他の部分より薄く構成されていることを特徴とする
パッキング水中ゴーグル用のフロント体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4084016A JPH0615015A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | パッキング水中ゴーグル、及びそれに用いるフロント体 |
| PCT/JP1992/001509 WO1993019814A1 (en) | 1992-04-06 | 1992-11-19 | Light swimming goggles and eye strap plate |
| AU29559/92A AU2955992A (en) | 1992-04-06 | 1992-11-19 | Light swimming goggles and eye strap plate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4084016A JPH0615015A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | パッキング水中ゴーグル、及びそれに用いるフロント体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615015A true JPH0615015A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=13818776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4084016A Pending JPH0615015A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | パッキング水中ゴーグル、及びそれに用いるフロント体 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615015A (ja) |
| AU (1) | AU2955992A (ja) |
| WO (1) | WO1993019814A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE427141T1 (de) * | 2003-08-11 | 2009-04-15 | Hockin Richard Terence Joseph | Vorrichtung zum bedecken von den augen |
| GB0609919D0 (en) | 2006-05-18 | 2006-06-28 | Speedo Int Ltd | Goggles |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62659U (ja) * | 1985-06-18 | 1987-01-06 |
-
1992
- 1992-04-06 JP JP4084016A patent/JPH0615015A/ja active Pending
- 1992-11-19 AU AU29559/92A patent/AU2955992A/en not_active Abandoned
- 1992-11-19 WO PCT/JP1992/001509 patent/WO1993019814A1/ja active Application Filing
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62659U (ja) * | 1985-06-18 | 1987-01-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1993019814A1 (en) | 1993-10-14 |
| AU2955992A (en) | 1993-11-08 |
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