JPH06149878A - 外国語文作成読解支援装置 - Google Patents

外国語文作成読解支援装置

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JPH06149878A
JPH06149878A JP4298766A JP29876692A JPH06149878A JP H06149878 A JPH06149878 A JP H06149878A JP 4298766 A JP4298766 A JP 4298766A JP 29876692 A JP29876692 A JP 29876692A JP H06149878 A JPH06149878 A JP H06149878A
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JP
Japan
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expression
idiom
idiomatic
usage
foreign language
Prior art date
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JP4298766A
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English (en)
Inventor
Masahiko Ishikawa
雅彦 石川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4298766A priority Critical patent/JPH06149878A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外国語文の作成、読解の際に、ユーザの手を
煩わすことなく、さらに、読解の際にはユーザが慣用表
現を認識しなくても、慣用表現に関する誤りを軽減する
ことのできる外国語文作成読解支援装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 外国語文を入力する入力手段1と、入力文の
構文構造を解析する構文解析手段2と、慣用表現のパタ
ーンを格納している慣用表現辞書4と、慣用表現の用法
解説を格納する慣用表現用法解説記憶手段5と、構文解
析手段2の解析結果と慣用表現辞書4の内容を基に、入
力された外国語文から、慣用表現パターンと一致する部
分を慣用表現として検出する慣用表現検出手段3と、慣
用表現検出手段3によって検出された慣用表現に対する
用法解説を慣用表現用法解説記憶手段5を検索すること
によって検出する慣用表現用法解説検索手段7と、慣用
表現検出手段3及び、慣用表現用法解説検索手段7の検
出結果を表示画面に表示する慣用表現表示制御手段8と
を有する外国語作成読解支援装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、英語・仏語などの外国
語での文書作成を支援する外国語文作成支援装置およ
び、外国語で書かれた文章の読解を支援する外国語文読
解支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、社会の国際化に伴い、英語を始め
とする外国語を扱う機会が非常に増加している。このよ
うな現状から見て、外国語文を正確に、しかも迅速に作
成、読解するために、外国語文作成読解支援装置は重要
な装置であると言える。外国語での文書作成を支援する
従来の装置の一例としては、英文チェッカーがある。以
下に従来装置の一例である英文チェッカーについて説明
する。(例えば、J.L.Peterson "Computer Programs fo
r Spelling Correction", Springer-Verlag, 1980 参
照)。
【0003】図14は従来の英文チェッカーの構成を示
すものである。図14において、131は英文を入力す
るための入力手段である。132は英文のスペルが正し
いかどうかをチェックし修正するためのスペルチェック
手段である。133は文チェックのための統計データを
作成する統計データ作成手段である。具体的な統計デー
タとしては、入力文書のパラグラフ数、センテンス数、
単語数、受動文数、1センテンスあたりの単語数などが
ある。
【0004】134は英文の構文チェックを行なう構文
チェック手段である。構文チェックとしては、時制の整
合性のチェック、文体(口語、方言、俗語など)のチェ
ック、繰り返し・冗長度のチェック、大文字・小文字の
チェック等のチェックが行なわれる。135は結果を表
示する表示手段である。
【0005】以上のように構成される従来の英文チェッ
カーについて、以下その動作について説明する。まず、
入力手段131から、ユーザによって英文が入力される
と、スペルチェック手段132が入力文のスペルが正し
いかどうかをチェックする。もしスペルを誤っている可
能性があるならば、その単語の正しいスペルの候補を示
し、操作者との対話によってスペルを修正する。つぎ
に、入力文書のパラグラフ数、センテンス数、単語数、
受動文数、1センテンスあたりの単語数などの統計デー
タを、統計データ作成手段133によって作成する。さ
らに、構文チェック手段134によって、時制の整合性
のチェック、文体(口語、方言、俗語など)のチェッ
ク、繰り返し・冗長度のチェック、大文字・小文字のチ
ェックを行なう。スペルチェック結果、統計データ、構
文チェック結果はすべて表示手段135によって表示さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外国語文に
おいて、慣用句・句動詞といったその言語特有の慣用表
現は、重要な役割を果たしている。例えば、英語の慣用
句としては、”no less than”、”not
only ...but also...”などがあり、
句動詞としては、”take off”、”take u
p”、”geton”などがある。
【0007】外国語文を作成、或いは、読解する場合、
上記したような慣用句・句動詞を正しく理解すること必
要であるが、実際には、外国語の慣用表現をすべて理解
するのは非常に難しいことである。従来の外国語文作成
読解支援装置は、慣用句・句動詞についての用法を示す
機能を有していないので、読解の際に慣用表現に気付か
ず翻訳してしまったり、誤った慣用表現の解釈を行なっ
たり、或いは、作成の際に、誤った用い方をしてしまっ
たりすることがある。また、作成、読解いずれの場合で
も、慣用表現を正しく理解するために、ユーザは辞書を
一々ひかなければならず煩わしいという問題があった。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、外国語文の作成、読解の際に、ユーザの手を煩わす
ことなく、さらに、読解の際にはユーザが慣用表現を認
識しなくても、慣用表現に関する誤りを軽減することの
できる外国語文作成読解支援装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、慣用句、及び、句動詞等の慣用
表現を有する外国語の作成、及び、読解を支援する外国
語文作成読解支援装置において、外国語文を入力する入
力手段と、入力文の構文構造を解析する構文解析手段
と、慣用表現のパターンを格納している慣用表現辞書
と、上記慣用表現辞書に格納されている慣用表現に対応
する用法解説を格納する慣用表現用法解説記憶手段と、
上記構文解析手段の解析結果と慣用表現辞書の内容を基
に、入力された外国語文から、慣用表現パターンと一致
する部分を慣用表現として検出する慣用表現検出手段
と、上記慣用表現検出手段によって検出された慣用表現
に対する用法解説を慣用表現用法解説記憶手段を検索す
ることによって検出する慣用表現用法解説検索手段と、
上記慣用表現検出手段の検出結果、及び、上記検索手段
の検出結果を表示画面に表示する慣用表現表示制御手段
とを有することを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
外国語文作成読解支援装置が、更に、慣用表現同士の関
連性を示す分類番号を格納する分類番号記憶手段と、分
類番号記憶手段、及び慣用表現辞書の格納内容を参照し
て、上記慣用表現検出手段によって検出された慣用表現
と関連性のある関連慣用表現を検出する関連慣用表現検
出手段と、上記関連慣用表現検出手段によって検出され
た関連慣用表現の用法解説を上記慣用表現用法解説記憶
手段を検索することによって検出する関連慣用表現用法
解説検索手段と、上記関連慣用表現検出手段、および、
関連慣用表現用法解説検索手段の検出結果を表示画面に
表示する関連慣用表現表示制御手段と、を有することを
特徴とする。
【0011】
【作用】上記のように構成することによって、慣用句、
及び、句動詞等の慣用表現を有する外国語の作成、及
び、読解を支援する外国語文作成読解支援装置におい
て、入力手段は、外国語文を入力する。構文解析手段
は、入力文の構文構造を解析する。慣用表現辞書は、慣
用表現のパターンを格納する。慣用表現用法解説記憶手
段は、上記慣用表現辞書に格納されている慣用表現に対
応する用法解説を格納する。慣用表現検出手段は、上記
構文解析手段の解析結果と慣用表現辞書の内容を基に、
入力された外国語文から、慣用表現パターンと一致する
部分を慣用表現として検出する。慣用表現用法解説検索
手段は、上記慣用表現検出手段によって検出された慣用
表現に対する用法解説を慣用表現用法解説記憶手段を検
索することによって検出する。慣用表現表示制御手段
は、上記慣用表現検出手段の検出結果、及び、上記検索
手段の検出結果を表示画面に表示する。
【0012】更に、分類番号記憶手段は、慣用表現同士
の関連性を示す分類番号を格納する。関連慣用表現検出
手段は、分類番号記憶手段、及び慣用表現辞書の格納内
容を参照して、上記慣用表現検出手段によって検出され
た慣用表現と関連性のある関連慣用表現を検出する。関
連慣用表現用法解説検索手段は、上記関連慣用表現検出
手段によって検出された関連慣用表現の用法解説を上記
慣用表現用法解説記憶手段を検索することによって検出
する。関連慣用表現表示制御手段は、上記関連慣用表現
検出手段、および、関連慣用表現用法解説検索手段の検
出結果を表示画面に表示する。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例に係る外
国語文作成読解支援装置のブロック図である。
【0014】図1において、1は入力手段であり、作成
または読解を行なう外国語文を入力するためのものであ
る。2は構文解析手段であり、上記入力手段1から入力
された外国語文の構文構造を解析するものである。3は
慣用表現検出手段であり、上記構文解析手段2の構文解
析結果と、後述する慣用表現辞書4を基に、入力された
外国語文の慣用句、及び句動詞といった慣用表現を検出
するものである。
【0015】4は慣用表現辞書であり、慣用表現のパタ
ーンと、ID番号とが対応づけて格納されているもので
あり、ID番号には、それぞれの慣用表現によって異な
った番号が用いられている。例えば、当該慣用表現辞書
4では、慣用表現のパターンと、ID番号とが図4に示
すようなかたちで格納されており、「no more
名詞句 than」とは、no moreとthanの
間に名詞句が存在することを意味している。
【0016】5は慣用表現用法解説記憶手段であり、上
記ID番号と、慣用表現の用法解説とが対応づけて格納
されているものであり、例えば、図5に示すように格納
されている。6は用法解説表示指示手段であり、慣用表
現検出手段3の検出結果に対応する用法解説の表示を指
示するものであり、検出結果が複数ある場合は、検索結
果の中から選択し、用法解説の表示の指示を行なうもの
である。
【0017】7は慣用表現用法解説検索手段であり、I
D番号に基づいて上記慣用表現用法解説記憶手段5を検
索し、上記用法解説表示指示手段6により指示された慣
用表現に対応する用法解説を検出するものである。8は
慣用表現表示制御手段であり、上記慣用表現検出手段3
によって検出された検出結果、及び、上記慣用表現用法
解説検索手段7によって検出された用法解説を表示画面
に表示するものである。
【0018】以上のように構成された外国語文作成読解
支援装置について、図2のフローチャートにそってその
動作を説明する。先ず、ユーザによって、入力手段1か
ら作成、または読解をおこなっている外国語文が入力さ
れる(S1)。つぎに、慣用表現の検出を行なうため
に、ユーザによって慣用表現の検出指示が、図示しない
指示部から入力されると(S2)、構文解析手段2は、
入力文の構文解析を行う(S3)。構文解析では、先
ず、形態素解析によって、各単語の品詞、動詞の活用形
を決定する。次に上記形態素解析が行なわれた文章を動
詞句と名詞句にわける。続いて、それぞれの句の係り受
け関係を判定し、構文解析を終了する。
【0019】構文解析が終了すると、慣用表現検出部3
は図3に示すフローチャトに沿って入力文中の慣用表現
検出処理を行う(S4)。先ず、慣用表現検出部3は、
慣用表現辞書4に格納されている慣用表現パターンの中
で先頭に格納されているパターン、即ち、ID番号1の
慣用表現パターンに注目し(S31)、当該慣用表現パ
ターンを読み出す(S32)。次に入力文中に読み出し
た慣用表現パターンと一致するものが有るかどうか検索
する(S33)。ない場合は次に格納されている慣用表
現パターンに注目し(S36)、検出処理を行なう。一
致するものがある場合は、入力文中で慣用表現パターン
と一致した表現の箇所と、慣用表現パターンを一時記憶
する(S34)。次に、検出処理を行なった慣用表現パ
ターンが、慣用表現辞書4に格納された最後の辞書かど
うか判断する(S35)。最後でなければ、次に格納さ
れている慣用表現パターンに注目し(S36)、S31
〜S36の処理を行なう。 S35で最後の慣用表現パ
ターンであると判定されると、一時記憶されていた検出
結果を慣用表現表示制御手段8が表示画面に表示を行な
う。表示方法としては、例えば図8に示すように、慣用
表現リストとして検出された慣用表現パターンの表示を
おこなうと共に、入力文の慣用表現部分がわかるように
下線を付す。この際、複数の慣用表現が検出された場合
は、それぞれが区別できるように下線の種類を変えるな
どして区別表示をしてもよい。
【0020】このように、慣用表現の検出が終了し、検
出結果の表示が行なわれると、次に、ユーザによって用
法解説表示指示手段6から慣用表現検出手段3の検出結
果に対応する用法解説の表示の指示が行なわれる(S
5)。この際、当該検出結果が複数有る場合は、表示さ
れた検出結果の中から、用法解説を表示させたいものを
選択し、用法解説の表示指示を行なう。
【0021】指示された慣用表現に対応するID番号に
基づいて、慣用表現用法解説検索手段7は、慣用表現用
法解説記憶手段5を検索し、検出された慣用表現に対応
する用法解説を検出する(S6)。最後に慣用表現表示
制御手段8によって、慣用表現用法解説検索手段7が検
出した用法解説が表示画面に表示され(S7)、処理を
終了する。
【0022】次に図6に示す、「no mor
e....than」という慣用表現を含んだ英文を用
いて、外国語文作成読解支援装置の具体的な処理動作を
以下に説明する。先ず図6に示す文が入力され(S
1)、慣用表現検出の指示が、図示しない指示部から入
力されると(S2)、構文解析手段2は入力文の構文解
析を行なう(S3)。構文解析結果は、図7に示すよう
になる。
【0023】慣用表現検出手段3は、先ず、慣用表現辞
書4に格納されているID番号が1の慣用表現パターン
に注目し(S31)、当該慣用表現パターン「no m
ore 名詞句 than」を読み出す(S32)。次
に、慣用表現パターン「nomore 名詞句 tha
n」と一致する部分が、入力された英文中に有るかどう
か、検索を行なう(S33)。
【0024】この場合、英文中のno moreとth
anの間に名詞句を有した部分が、この慣用表現のパタ
ーンと一致するので、これを検出し、一時記憶する(S
34)。つづいて、慣用表現辞書4に格納された全ての
慣用表現について、同様の処理を行なう。慣用表現辞書
4の全ての慣用表現について、上記処理が終了すると
(S35)、慣用表現検出手段3により検出された結果
を、表示画面に慣用表現リストとして表示し、これと同
時に入力文中の慣用表現パターンと一致した部分に下線
を付す(S37)。この場合は、検出された慣用表現が
一つなので、選択操作を行なうことなく、用法解説表示
指示部6より、用法解説表示の指示を行なうことによっ
て、慣用表現用法解説検索部7は、ID番号1に基づい
て慣用表現用法解説記憶部5を検索し、ID番号1と対
応して格納されている用法解説を検出する。慣用表現表
示制御手段8は図8に示すように、慣用表現用法解説検
索手段7により検出された用法解説を表示する(S
7)。
【0025】(実施例2)図9は本発明の一実施例に係
る外国語文作成読解支援装置のブロック図である。図9
において、実施例1と同様の部分は、同様な番号を付
し、説明を割愛する。
【0026】図9において、91は分類番号記憶手段で
あり、ID番号と分類番号とを対応付けて記憶してい
る。分類番号とは、慣用表現同士の関連性を示すもので
あり、同じ数字が分類番号に用いられている場合は、関
連のある表現であることを示す。例えば、図11に示す
ように格納されている。92は関連慣用表現検索手段で
あり、用法解説表示指示部6からの指示で表示画面に用
法解説が表示された慣用表現のID番号に基づいて、分
類番号記憶手段91を検索し、慣用表現検出手段3で検
出された慣用表現の分類番号を検出し、当該分類番号と
同じ分類番号と対応するID番号をピックアップし、慣
用表現辞書4からそれぞれのID番号に対応する慣用表
現を関連慣用表現として検出し、関連慣用表現リストを
作成する。さらに、後述する関連用法解説表示指示94
によって、関連慣用表現に対応する用法解説の表示指示
が行なわれると、用法解説表示指示のなされた関連慣用
表現のID番号に基づいて、慣用表現用法解説記憶手段
5を検索し、対応する用法解説を検出する。
【0027】93は関連慣用表現表示制御手段であり、
関連慣用表現検索手段92によって作成された関連慣用
表現リストと、関連慣用表現リスト中の関連慣用表現の
用法解説を表示画面に表示するものである。94は関連
用法解説表示指示であり、関連慣用表現検索手段92に
より検出された関連慣用表現に対応する用法解説の表示
を指示するものであり、関連慣用表現が複数ある場合
は、用法解説を表示させる関連慣用表現を選択し、用法
解説の表示の指示を行なうものである。
【0028】上記のように構成された外国語文作成読解
支援装置について、図10のフローチャートにそって、
その動作を説明する。まず、外国語文中の慣用表現の検
出と、用法解説の表示をおこなう実施例1のS1〜S7
の処理が終了すると、関連慣用表現検索手段92は、用
法解説表示指示部6からの指示により用法解説が表示さ
れた慣用表現のID番号に基づいて、図11に示す、分
類番号記憶手段91を検索し、当該ID番号に対応する
分類番号を得る(S101)。次に、関連慣用表現検索
手段92は当該分類番号に基づいて分類番号記憶手段9
1を検索し、同じ分類番号を持つ慣用表現のID番号を
すべて検出し、検出されたID番号と対応する慣用表現
を関連慣用表現として慣用表現辞書部4から取り出し、
関連慣用表現リストを作成する(S102)。関連慣用
表現表示制御手段93は、関連慣用表現検索手段92に
よって作成された関連慣用表現リストを表示する(S1
03)。ここで、ユーザによって、終了指示が行なわれ
れば(S104)、処理は終了する。
【0029】終了指示が行なわれなければ(S10
4)、関連用法解説表示指示手段94から、関連慣用表
現リスト中の関連慣用表現に対応する用法解説の表示指
示が行われる(S105)。この際に、関連慣用表現リ
スト中の関連慣用表現が複数の場合、用法解説を表示さ
せたい関連慣用表現を関連慣用表現リストの中から選択
し、用法解説の表示の指示が行なわれる。また、関連慣
用表現が1つである場合は、用法解説表示の指示のみを
行なう。
【0030】このように、関連用法解説表示指示94か
らユーザによって用法解説表示の指示が行われると、関
連慣用表現検索手段92は、用法解説表示の指示がなさ
れた関連慣用表現のID番号に基づいて、慣用表現用法
解説記憶手段5を検索し、当該ID番号に対応する用法
解説を検出する。検出された用法解説は関連慣用表現表
示制御手段93によって表示画面に表示される(S10
6)。ユーザによって、終了指示が行なわれれば、処理
は終了する(S104)。
【0031】上記実施例1と同様の文を例に用いて具体
的な処理方法を以下に説明する。現在、S1〜S7の処
理が行なわれ、図8のように用法解説が表示画面に表示
されている状態にあるものとする。先ず、検索部92
は、用法解説表示指示手段6からの指示により用法解説
が表示されている慣用表現のID番号1に基づいて、図
11に示す分類番号記憶手段91を検索し、表示された
慣用表現のID番号1と対応する分類番号6を検出す
る。次に、分類番号記憶手段91から、分類番号6と対
応づけて格納されているID番号3、5、6....を
ピックアップする(S101)。このように、ID番号
が得られると、関連慣用表現検索手段92は慣用表現辞
書4を検索して3の「none the less」、
5の「no less than」、6の「not l
ess than」....等、それぞれのID番号に
対応する慣用表現を関連慣用表現として検出し、関連慣
用表現リストを作成する(S102)。次に、関連慣用
表現表示制御手段93が作成された関連慣用表現リスト
を図12に示すように表示画面に表示する(S10
3)。表示画面中の用法解説は、入力文中にある慣用表
現「no more....than」について表示さ
れており、関連慣用表現リスト内の「no mor
e....than」に付された四角が■になってい
る。
【0032】終了指示は行なわれず(S104)、関連
用法解説表示指示94によって、表示画面に表示された
関連慣用表現リストの中から、ユーザによって用法解説
を表示させたい関連慣用表現たとえば「not les
s than」が選択され、用法解説表示の指示が行な
われる(S105)。関連慣用表現検索手段92は、用
法解説表示の指示がなされた関連慣用表現のID番号6
に基づいて、図5に示す慣用表現用法解説記憶手段5を
検索し、対応する用法解説を検出する。関連慣用表現表
示制御手段93は、検出された用法解説を図13に示す
ように表示画面に表示する(S106)。表示画面中の
用法解説は、慣用表現「not less than」
について表示されており、関連慣用表現リスト内の「n
ot less than」に付された四角が■になっ
ている。 (その他の事項)上記実施例の慣用表現辞書4の格納内
容として、「no more 名詞句than」といっ
た慣用表現パターンを格納している例を示したが、慣用
表現パターンを「no more % than」とし
て%は1つ以上の単語としてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の外国語文
作成読解支援装置によれば、慣用表現検出手段、慣用表
現用法解説検索手段等を有することにより、外国語文中
の慣用表現を検索、検出し、その用法解説を提示してく
れる。したがって、外国語文の作成、読解の際に、ユー
ザの手を煩わすことなく、さらに、読解の際にはユーザ
が慣用表現を認識しなくても、慣用表現に関する誤りを
軽減することのできる外国語文作成読解支援装置を提供
することができるという効果を奏する。
【0034】またこれに加えて、関連慣用表現検出手
段、関連慣用表現用法解説検索手段等を有することによ
り、文中の慣用表現と関連性の高い慣用表現のリストを
表示し、その中から任意の慣用表現の用法解説を提示し
てくれるので、類似の慣用表現の用法を比較しながら理
解することができるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る外国語文作成読解支援
装置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る外国語文作成読解支援
装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図3】慣用表現検出の処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】慣用表現辞書を示す図である。
【図5】慣用表現用法解説記憶手段の格納内容を示す図
である。
【図6】入力された英文を示す図である。
【図7】構文解析の結果を示す図である。
【図8】表示画面の一例を示す図である。
【図9】本発明の一例に係る外国語文作成読解支援装置
のブロック図である。
【図10】本発明の一例に係る外国語文作成読解支援装
置の処理動作を示すフローチャートである。
【図11】分類番号記憶手段の格納内容を示す図であ
る。
【図12】表示画面の一例を示す図である。
【図13】表示画面の一例を示す図である。
【図14】従来の外国語作成読解支援装置のブロック図
である。
【符号の説明】
3 慣用表現検出手段 4 慣用表現辞書 5 慣用表現用法解説記憶手段 7 慣用表現用法解説検索手段 91 分類番号記憶手段 92 関連慣用表現検索手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 慣用句、及び、句動詞等の慣用表現を有
    する外国語の作成、及び、読解を支援する外国語文作成
    読解支援装置において、 外国語文を入力する入力手段と、 入力文の構文構造を解析する構文解析手段と、 慣用表現のパターンを格納している慣用表現辞書と、 上記慣用表現辞書に格納されている慣用表現に対応する
    用法解説を格納する慣用表現用法解説記憶手段と、 上記構文解析手段の解析結果と慣用表現辞書の内容を基
    に、入力された外国語文から、慣用表現パターンと一致
    する部分を慣用表現として検出する慣用表現検出手段
    と、 上記慣用表現検出手段によって検出された慣用表現に対
    する用法解説を慣用表現用法解説記憶手段を検索するこ
    とによって検出する慣用表現用法解説検索手段と、 上記慣用表現検出手段の検出結果、及び、上記検索手段
    の検出結果を表示画面に表示する慣用表現表示制御手段
    と、 を有することを特徴とする外国語文作成読解支援装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の外国語文作成読解支援装置
    は、更に、 慣用表現同士の関連性を示す分類番号を格納する分類番
    号記憶手段と、 分類番号記憶手段、及び慣用表現辞書の格納内容を参照
    して、上記慣用表現検出手段によって検出された慣用表
    現と関連性のある関連慣用表現を検出する関連慣用表現
    検出手段と、 上記関連慣用表現検出手段によって検出された関連慣用
    表現の用法解説を上記慣用表現用法解説記憶手段を検索
    することによって検出する関連慣用表現用法解説検索手
    段と、 上記関連慣用表現検出手段、および、関連慣用表現用法
    解説検索手段の検出結果を表示画面に表示する関連慣用
    表現表示制御手段と、 を有することを特徴とする外国語文作成読解支援装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6047299A (en) * 1996-03-27 2000-04-04 Hitachi Business International, Ltd. Document composition supporting method and system, and electronic dictionary for terminology
WO2016129515A1 (ja) * 2015-02-11 2016-08-18 藤田 一郎 外国語学習用プログラム及び方法

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