JPH06149554A - プログラム動作仕様自動合成装置及びその方法 - Google Patents

プログラム動作仕様自動合成装置及びその方法

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JPH06149554A
JPH06149554A JP4298768A JP29876892A JPH06149554A JP H06149554 A JPH06149554 A JP H06149554A JP 4298768 A JP4298768 A JP 4298768A JP 29876892 A JP29876892 A JP 29876892A JP H06149554 A JPH06149554 A JP H06149554A
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program
synthesizing
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event
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JP4298768A
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Koichi Yasutake
剛一 安武
Norio Sanada
紀男 眞田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/10Requirements analysis; Specification techniques

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開発者が部品の修正に対する部品相互の影響
を知ることなく開発を行なえるようにプログラムの動作
仕様の部品化と再利用を支援するプログラム動作仕様合
成装置及び方法を提供することを目的とする。 【構成】 プログラム部品動作仕様を格納するプログラ
ム部品動作仕様格納手段101をプログラム部品動作仕
様検索手段102が検索する。その結果を用いて、被合
成プログラムのイベントを入力イベント合成手段103
が、動作状態を動作状態合成手段105が、状態遷移表
を状態遷移表合成手段107が、プログラムの状態実行
表を状態実行表合成手段109が、それぞれ分担して合
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イベントの入力に応じ
て動作状態を遷移させ、遷移に伴って他のプログラム部
品に対してイベントを出力する機能を有するプログラム
部品を合成するプログラム動作仕様合成装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年プログラムの開発効率向上のために
プログラムを部品化し再利用することによるプログラム
開発支援システムが利用されている。一般にプログラム
開発支援システムではプログラム部品を再利用する際
に、プログラム開発者が、部品相互の関連により個々の
部品を修正しながら新たなプログラムを開発していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
によれば、プログラムを部品化し再利用することによる
プログラム開発支援システムにおいて、プログラム部品
を再利用する際に、プログラム開発者がプログラム部品
の相互の関連を明らかにして個々の部品を修正する必要
があるため、開発者は利用するプログラム部品に対して
その修正に対する部品相互の影響を理解して開発を行な
わなければならないという問題があった。
【0004】特に、プログラム部品が多数になると、プ
ログラム部品相互の関連が複雑になりすぎてプログラム
部品を合成すること自体が極めて困難になるという問題
があった。上記の課題に鑑み本発明は、開発者が部品の
修正に対する部品相互の影響を知らなくても開発を行な
うことができ、プログラム開発支援システムを提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のプログラム動作仕様合成装置は、イベント
の入力に応じて動作状態を遷移させ、遷移に伴って他の
プログラム部品に対してイベントを出力する機能を有す
るプログラム部品を合成するプログラム動作仕様合成装
置であって、合成元の各プログラム部品の仕様情報のう
ち、各々の入力となるイベントを表す情報を合成する入
力イベント合成手段と、合成元の各プログラム部品の仕
様情報のうち、各々の動作状態を表す情報を合成する状
態合成手段と、合成元の各プログラム部品の仕様情報の
うち、各々の状態遷移を表す情報を合成する状態遷移合
成手段と、合成元の各プログラム部品の仕様情報のう
ち、各々の出力イベントを表す情報を合成する出力イベ
ント合成手段と、を備えている。
【0006】入力イベント合成手段は、各々の入力とな
るイベントの情報の総和を合成後のプログラムの入力と
なるイベントの情報と決定し、状態合成手段は、一方の
動作状態を表す情報と他方の動作状態を表す情報との組
み合わせを合成後のプログラムの動作状態の情報と決定
し、状態遷移合成手段は、状態合成手段によって合成さ
れた動作状態を表す情報のそれぞれについて、入力イベ
ント合成手段によって合成された入力イベントのそれぞ
れが入力された場合に、合成元の各プログラム部品の状
態遷移を表す情報、及び、出力イベントを表す情報を参
照して、合成された動作状態のどれに遷移するのかを判
定し、出力イベント合成手段は、状態合成手段によって
合成された動作状態を表す情報のそれぞれに対して、入
力イベント合成手段によって合成された入力イベントの
それぞれが入力された場合に、合成元の各プログラム部
品の状態遷移を表す情報、及び、出力イベントを表す情
報を参照して、合成された動作状態の遷移に伴ってどの
イベントが出力されるのかを判定するように構成しても
よい。
【0007】前記プログラム仕様合成装置は、さらに、
合成される元のプログラム部品それぞれについて、入力
となるイベントを表す情報、動作状態を表す情報、状態
遷移を表す状態遷移表、及び、出力されるイベントの情
報を表す出力イベント表を記憶する動作仕様記憶手段
と、動作仕様記憶手段を検索して、入力イベント合成手
段に対して入力となるイベントを表す情報を、動作状態
合成手段に対して動作状態を表す情報を、状態遷移合成
手段及び出力イベント合成手段に対して状態遷移表及び
出力イベント表の情報を出力する検索手段とを備えてい
てもよい。
【0008】また、本発明のプログラム動作仕様合成方
法は、イベントの入力に応じて動作状態を遷移させ、遷
移に伴って他のプログラム部品に対してイベントを出力
する機能を有するプログラム部品を合成するプログラム
動作仕様合成方法であって、合成元の各プログラム部品
の仕様情報のうち、各々の入力となるイベントを表す情
報を合成する入力イベント合成ステップと、合成元の各
プログラム部品の仕様情報のうち、各々の動作状態を表
す情報を合成する状態合成ステップと、合成元の各プロ
グラム部品の仕様情報のうち、各々の状態遷移を表す情
報を合成する状態遷移合成ステップと、合成元の各プロ
グラム部品の仕様情報のうち、各々の出力イベントを表
す情報を合成する出力イベント合成ステップと、からな
っている。
【0009】入力イベント合成ステップは、各々の入力
となるイベントの情報の総和を合成後のプログラムの入
力となるイベントの情報と決定し、状態合成ステップ
は、一方の動作状態を表す情報と他方の動作状態を表す
情報との組み合わせを合成後のプログラムの動作状態の
情報と決定し、状態遷移合成ステップは、状態合成ステ
ップによって合成された動作状態を表す情報のそれぞれ
について、入力イベント合成ステップによって合成され
た入力イベントのそれぞれが入力された場合に、合成元
の各プログラム部品の状態遷移を表す情報、及び、出力
イベントを表す情報を参照して、合成された動作状態の
どれに遷移するのかを判定し、出力イベント合成ステッ
プは、状態合成ステップによって合成された動作状態を
表す情報のそれぞれに対して、入力イベント合成ステッ
プによって合成された入力イベントのそれぞれが入力さ
れた場合に、合成元の各プログラム部品の状態遷移を表
す情報、及び、出力イベントを表す情報を参照して、合
成された動作状態の遷移に伴ってどのイベントが出力さ
れるのかを判定するようにしてもよい。
【0010】
【作用】本発明のプログラム動作仕様自動合成装置及び
方法は上記の手段により、イベントの入力を表す情報、
動作状態を表す情報、動作状態の遷移を表す状態遷移
表、遷移に伴って他のプログラム部品に対して出力され
るイベントを表す情報の4項目によって動作仕様が示さ
れるプログラム部品を合成するために、合成元の各プロ
グラム部品の仕様情報のうち、各々の入力となるイベン
トを表す情報を入力イベント合成手段(ステップ)が、
各々の動作状態を表す情報を状態合成手段(ステップ)
が、各々の状態遷移を表す情報を状態遷移合成手段(ス
テップ)が、各々の出力イベントを表す情報を出力イベ
ント合成手段(ステップ)が、それぞれ分担して合成す
る。その際、状態遷移合成手段(ステップ)は、入力イ
ベント合成手段(ステップ)お呼び状態合成手段(ステ
ップ)の実行結果を利用している。出力イベント合成手
段(ステップ)は、状態遷移合成手段(ステップ)の実
行結果を利用している。その結果、1つの合成プログラ
ムの動作仕様を得ることができる。
【0011】また、動作仕様記憶手段に合成される元の
プログラム部品それぞれの動作仕様を記憶させ、検索手
段によって、入力イベント合成手段に対して入力となる
イベントを表す情報を、動作状態合成手段に対して動作
状態を表す情報を、状態遷移合成手段及び出力イベント
合成手段に対して状態遷移表及び出力イベント表の情報
を出力するようにしてもよい。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例のプログラム動作仕様
自動合成装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例におけるプログラム動作仕様自動
合成装置の構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、101はプログラム部品動
作仕様格納手段であり、既存の複数のプログラム部品の
動作仕様を格納する。具体的には動作仕様として、プロ
グラム部品に入力されるイベント(以下、入力イベント
と呼ぶ。)の種類、動作状態の種類、入力イベントによ
ってどう動作状態が遷移するかを表す状態遷移表、状態
遷移に伴って出力されるイベントとその出力先を表す状
態実行表を格納している。この動作仕様は、予めプログ
ラム部品動作仕様格納手段101に登録されているもの
とする。
【0014】102はプログラム部品動作仕様検索手段
であり、プログラム部品動作仕様格納手段101に格納
されたプログラム部品のうち、合成される対象となる元
のプログラム部品(以下、被合成プログラム部品と呼
ぶ。)の動作仕様を検索する。103は入力イベント合
成手段であり、プログラム部品動作仕様検索手段102
により検索された動作仕様のうち、被合成プログラム部
品の入力イベントを合成して、合成されてできるプログ
ラム(以下、合成プログラムと呼ぶ。)の入力イベント
を生成する。
【0015】104は入力イベント記憶手段であり、入
力イベント合成手段103により合成された入力イベン
トを記憶する。105は動作状態合成手段であり、プロ
グラム部品動作仕様検索手段102により検索された動
作仕様のうち、被合成プログラム部品の動作状態を合成
して、合成プログラムの動作状態を生成する。
【0016】106は動作状態記憶手段であり、動作状
態合成手段105により合成された動作状態を記憶す
る。107は状態遷移表合成手段であり、入力イベント
記憶手段104、動作状態記憶手段106並びにプログ
ラム部品動作仕様検索手段102により検索された動作
仕様のうち状態遷移表及び状態実行表を参照して、被合
成プログラムの状態遷移表を合成して、合成プログラム
の状態遷移表を生成する。
【0017】108は状態遷移表記憶手段であり、状態
遷移表合成手段107により合成された状態遷移表を記
憶する。109は状態実行表合成手段であり、状態遷移
表記憶手段108、102により検索された動作仕様の
うち、被合成プログラムの状態実行表を合成して、合成
プログラムの状態実行表を生成する。
【0018】110は状態実行表記憶手段であり、状態
実行表合成手段109により合成された状態実行表を記
憶する。111は動作仕様出力手段であり、入力イベン
ト記憶手段104、動作状態記憶手段106、状態遷移
表記憶手段108及び状態実行表記憶手段110に記憶
された内容を合成プログラムの動作仕様として出力す
る。
【0019】112は動作仕様出力手段111により出
力された合成プログラムの動作仕様を記憶する記憶手段
である。図2は本発明の実施例におけるプログラム動作
仕様自動合成方法の動作を示す流れ図である。
【0020】図2において、201はプログラム部品動
作仕様を格納するプログラム部品動作仕様格納ステッ
プ、202は201により格納されたプログラム部品動
作仕様を検索するプログラム部品動作仕様検索ステッ
プ、203は202により検索された複数の動作仕様か
ら対象となるプログラムの入力となるイベントをすべて
の入力となるイベントの総和として合成する入力イベン
ト合成ステップ、204は202により検索された複数
の動作仕様から対象となるプログラムの動作状態をすべ
てのプログラム部品の動作状態の組み合わせとして合成
する動作状態合成ステップ、205は203により合成
された入力となるイベントと204により合成された動
作状態に応じて起こる状態の遷移を202により検索さ
れた複数の動作仕様の状態遷移表から対応する状態の遷
移を取りだし202により検索された複数の動作仕様の
状態実行表からその状態遷移に付随して起こる状態の遷
移を取りだし204により合成された動作状態の遷移と
対応づけ対象となるプログラムの状態遷移表を合成する
状態遷移表合成ステップ、206は205により合成さ
れた状態遷移表の個々の状態遷移に対応する各プログラ
ム部品動作仕様の状態遷移と202により検索された複
数の動作仕様の状態実行表から対象となるプログラムの
状態実行表を合成する状態実行表合成ステップ、207
は203により合成された入力となるイベントと204
により合成された動作状態と205により合成された状
態遷移表と206により合成された状態実行表を対象と
なるプログラムの動作仕様として出力する動作仕様出力
ステップである。以上のように構成された本発明のプロ
グラム合成装置について、その動作を図2に示す流れ図
を用いて説明する。
【0021】第1に、プログラム部品動作仕様格納手段
101には、予め被合成プログラムの動作仕様が格納
(図2のステップ201)されているものとする。ここ
に格納されている動作仕様の例としてプログラム部品
α、βを図3に示す。同図において、 301は入力イ
ベント表で、プログラム部品αの入力となるイベントの
一覧を示す。
【0022】302は動作状態一覧表で、プログラム部
品αの動作状態の一覧を示す。303は状態遷移表で、
プログラム部品αの現在の動作状態及び入力イベントに
応じて起こる動作状態の遷移を示す。304は状態実行
表で、状態遷移に付随して他のプログラム部品に対して
出力するイベントの一覧を示す。
【0023】305〜308は、プログラム部品βの動
作仕様であり、上記301〜304と同様であるので、
説明は省略する。これらのプログラム部品α、βが制御
する機器の例を図5に示す。プログラム部品α自身は、
発行ダイオ−ド(以後、LED)501、押ボタン50
3及び押ボタン504を制御する。この機器を制御する
動作仕様について、LED501は、プログラム部品α
の状態に応じてその状態が変化し、点灯した状態が動作
状態A1に、消灯した状態が動作状態B1に対応する。
押ボタン503は、押されたことによりプログラム部品
αに対して入力イベントa1を送る。押ボタン504
は、押されたことによりプログラム部品αに対して入力
イベントb1を送る。
【0024】プログラム部品β自身は、LED502、
押ボタン505〜507を制御する。この機器を制御す
る動作仕様について、LED502は、プログラム部品
βの状態に応じてその状態が変化し、赤、青、黄で点灯
している状態がそれぞれ動作状態A2、B2、C2に対
応する。押ボタン505は、押されたことによりプログ
ラム部品βに対して入力イベントa2を送る。押ボタン
506は、押されたことによりプログラム部品βに対し
て入力イベントb2を送る。押ボタン507は押された
ことによりプログラム部品βに対して入力イベントc2
を送る。
【0025】これらのプログラム部品α、βを合成する
場合を例にとって、以下説明を続ける。被合成プログラ
ムがプログラム部品α、βであるので、プログラム部品
動作仕様検索手段102は、プログラム部品動作仕様格
納手段101に格納されたプログラム部品α、βのプロ
グラム部品動作仕様を検索する(図2のステップ20
2)。
【0026】第2に、入力イベント合成手段103は、
プログラム部品動作仕様検索手段102による検索結果
から、図3の301、305に示したプログラム部品α
とβの入力イベントを参照して、これらの総和をとって
合成プログラムの入力イベントとする。合成された入力
イベントは、入力イベント記憶手段104に記憶され
る。この実行結果である入力イベントの一覧を示す表を
図4の401に示す(ステップ203)。
【0027】第3に、動作状態合成手段105は、プロ
グラム部品動作仕様検索手段102の検索結果から、プ
ログラム部品αとβの動作状態の組合せを合成プログラ
ムの動作状態とする。合成された動作状態は、動作状態
記憶手段106に記憶される。この実行結果である動作
状態の一覧表を図4の402に示す(ステップ20
4)。
【0028】第4に、状態遷移表合成手段107は、入
力イベント401と動作状態402の組合せのそれぞれ
に対して、プログラム部品αとβの状態遷移表303、
307と状態実行表304、308を動作状態が変化し
なくなるまで適用して状態遷移を調べる。その結果を4
01と402の組合せに対する状態遷移、つまり合成プ
ログラムの状態遷移とする。より具体的に、動作状態合
成手段105の状態遷移を調べる動作を、動作状態の組
合わせがA1,B2のとき入力イベントa1を受けた場
合を例にとって説明する。
【0029】イベントa1はプログラム部品αに対する
イベントなのでプログラム部品αの状態遷移表303を
プログラム部品動作仕様検索手段102により検索す
る。その結果プログラム部品αの動作状態は、A1から
B1に遷移するため合成プログラムの動作状態はB1、
B2に遷移する。同時にプログラム部品αの状態実行表
304をプログラム部品動作仕様検索手段102により
検索する。プログラム部品βに対してa2のイベントが
付随して発生しているので、プログラム部品βの状態遷
移表307の検索結果からプログラム部品βの動作状態
はB2からA2に遷移するため合成プログラムの動作状
態はB1、A2に遷移する。
【0030】さらにプログラム部品βの状態実行表30
8からプログラム部品αに対してa1のイベントが付随
して発生しているが、プログラム部品αは動作状態がB
1のときイベントa1を受けても状態遷移を起こさない
ため、動作状態はこれ以上変化しない。よって動作状態
A1,B2のときイベントa1を受けた場合は動作状態
B1,A2に状態遷移を起こす。
【0031】このようにして状態遷移表合成手段107
は、入力イベント401と動作状態402の組合わせの
全てに対して状態遷移を調べる。合成された状態遷移の
情報は、状態遷移表記憶手段108に記憶される。これ
らの実行結果を図4の403に示す(ステップ20
5)。第5に、状態実行表合成手段109は、状態遷移
表403の個々の状態遷移に対してプログラム部品αと
プログラム部品βの状態実行表304、308から発生
するイベントをすべて検索し、その結果を状態実行表記
憶手段110に記録する。より具体的に、状態実行表合
成手段109の動作を、動作状態A1,B2のときイベ
ントa1を受けた場合の状態遷移を例にとって説明す
る。
【0032】イベントa1はプログラム部品αに対する
イベントなので、状態実行表合成手段109はプログラ
ム部品αの状態遷移表303をプログラム部品動作仕様
検索手段102により検索する。その結果プログラム部
品αの動作状態はA1からB1に遷移するため対象とす
るプログラムの動作状態はB1、B2に遷移するととも
に、プログラム部品αの状態実行表304からプログラ
ム部品βに対してa2のイベントが付随して発生する。
状態実行表合成手段109は、このイベントa2を状態
遷移によって発生するイベントに加える。
【0033】続いて、状態実行表合成手段109は、イ
ベントa2が入力イベントとなるプログラム部品βの状
態遷移表307をプログラム部品動作仕様検索手段10
2により検索する。 その結果プログラム部品βの動作
状態はB2からA2に遷移するため対象とするプログラ
ムの動作状態はB1、A2に遷移するとともに、プログ
ラム部品βの状態実行表308からプログラム部品αに
対してa1のイベントが付随して発生する。このイベン
トa1をこの状態遷移によって発生するイベントに加え
る。この後は、プログラム部品αは動作状態がB1のと
きイベントa1を受けても状態遷移を起こさないため、
これ以上イベントは発生しない。
【0034】よって動作状態A1,B2のときイベント
a1を受けた場合はa2とa1のイベントが発生する。
このようにして状態実行表合成手段109は、状態遷移
の全てに対して発生するイベントを調べる。発生するイ
ベントの情報は、状態実行表記憶手段110に記憶され
る。これらの実行結果を図4の404に示す(ステップ
206)。
【0035】最後に、動作仕様出力手段111は、入力
イベント合成手段103により合成された入力イベント
401、動作状態合成手段105により合成された動作
状態402、状態遷移表合成手段107により合成され
た状態遷移表403、及び、状態実行表合成手段109
により合成された状態実行表404を合成プログラムの
動作仕様として出力する。合成プログラムの動作仕様
を、図5の例を用いてLED501が点灯しており、L
ED502が青で点灯している場合に押ボタン503を
押した場合の動作を説明する。
【0036】LED501が点灯しており、LED50
2が青で点灯している状態は動作状態はA1,B2に対
応している。押ボタン503を押した場合は入力イベン
トはa1が発生している。状態遷移表403によると、
動作状態がA1,B2で入力イベントがa1の場合、動
作状態はB1,A2に遷移する。
【0037】動作状態B1,A2の場合はLED501
が消灯しており、LED502が赤で点灯している状態
になる。なお、本実施例では、プログラム部品2つを合
成する場合を説明したが、2以上のプログラム部品であ
っても合成することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明のプログラム動作仕様合成装置に
よれば、プログラム部品を再利用する際に、プログラム
開発者が、開発者は利用するプログラム部品に対してそ
の修正に対する部品相互の影響を理解する必要がなく、
プログラム部品の相互の関連を知らなくてもプログラム
部部品を合成することができるという効果がある。
【0039】特に、プログラム部品が多数で、プログラ
ム部品相互の関連が複雑な場合でも、自動的にプログラ
ムの動作仕様を合成することができるという効果があ
る。その結果、プログラム開発者の負担が減少し、信頼
性が向上するのでその実用的効果は大きい。また、家電
製品の制御プログラムではボタン操作などによる入力イ
ベントにより状態と処理を変化させて動作しているた
め、同様の方式による開発の利用分野は広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるプログラム動作仕様合
成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例におけるプログラム動作仕様自動合成
方法を示す流れ図である。
【図3】同実施例における被合成プログラム部品の動作
仕様の例を示す表である。
【図4】同実施例における合成プログラムの動作仕様の
例を示す表である。
【図5】同実施例ににおけるプログラムが制御する機器
の例を示す図である。
【符号の説明】
101 プログラム部品動作仕様格納手段、 102 プログラム部品動作仕様検索手段、 103 入力イベント合成手段、 104 入力イベント、 105 動作状態合成手段、 106 動作状態、 107 状態遷移表合成手段、 108 状態遷移表、 109 状態実行表合成手段、 110 状態実行表、 111 動作仕様出力手段、 112 プログラムの動作仕様である。 201 プログラム部品動作仕様格納ステップ、 202 プログラム部品動作仕様検索ステップ、 203 入力イベント合成ステップ、 204 動作状態合成ステップ、 205 状態遷移表合成ステップ、 206 状態実行表合成ステップ、 207 動作仕様出力ステップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イベントの入力に応じて動作状態を遷移
    させ、遷移に伴って他のプログラム部品に対してイベン
    トを出力する機能を有するプログラム部品を合成するプ
    ログラム動作仕様合成装置であって、 合成元の各プログラム部品の仕様情報のうち、各々の入
    力となるイベントを表す情報を合成する入力イベント合
    成手段と、 合成元の各プログラム部品の仕様情報のうち、各々の動
    作状態を表す情報を合成する状態合成手段と、 合成元の各プログラム部品の仕様情報のうち、各々の状
    態遷移を表す情報を合成する状態遷移合成手段と、 合成元の各プログラム部品の仕様情報のうち、各々の出
    力イベントを表す情報を合成する出力イベント合成手段
    と、 を備えたことを特徴とするプログラム動作仕様合成装
    置。
  2. 【請求項2】 入力イベント合成手段は、 各々の入力となるイベントの情報の総和を合成後のプロ
    グラムの入力となるイベントの情報と決定し、 状態合成手段は、 一方の動作状態を表す情報と他方の動作状態を表す情報
    との組み合わせを合成後のプログラムの動作状態の情報
    と決定し、 状態遷移合成手段は、 状態合成手段によって合成された動作状態を表す情報の
    それぞれについて、入力イベント合成手段によって合成
    された入力イベントのそれぞれが入力された場合に、合
    成元の各プログラム部品の状態遷移を表す情報、及び、
    出力イベントを表す情報を参照して、合成された動作状
    態のどれに遷移するのかを判定し、 出力イベント合成手段は、 状態合成手段によって合成された動作状態を表す情報の
    それぞれに対して、入力イベント合成手段によって合成
    された入力イベントのそれぞれが入力された場合に、合
    成元の各プログラム部品の状態遷移を表す情報、及び、
    出力イベントを表す情報を参照して、合成された動作状
    態の遷移に伴ってどのイベントが出力されるのかを判定
    することを特徴とする請求項1記載のプログラム仕様合
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記プログラム仕様合成装置は、さら
    に、 合成される元のプログラム部品それぞれについて、入力
    となるイベントを表す情報、動作状態を表す情報、状態
    遷移を表す状態遷移表、及び、出力されるイベントの情
    報を表す出力イベント表を記憶する動作仕様記憶手段
    と、 動作仕様記憶手段を検索して、入力イベント合成手段に
    対して入力となるイベントを表す情報を、動作状態合成
    手段に対して動作状態を表す情報を、状態遷移合成手段
    及び出力イベント合成手段に対して状態遷移表及び出力
    イベント表の情報を出力する検索手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1又は2記載のプログラム仕様合成装
    置。
  4. 【請求項4】 イベントの入力に応じて動作状態を遷移
    させ、遷移に伴って他のプログラム部品に対してイベン
    トを出力する機能を有するプログラム部品を合成するプ
    ログラム動作仕様合成方法であって、 合成元の各プログラム部品の仕様情報のうち、各々の入
    力となるイベントを表す情報を合成する入力イベント合
    成ステップと、 合成元の各プログラム部品の仕様情報のうち、各々の動
    作状態を表す情報を合成する状態合成ステップと、 合成元の各プログラム部品の仕様情報のうち、各々の状
    態遷移を表す情報を合成する状態遷移合成ステップと、 合成元の各プログラム部品の仕様情報のうち、各々の出
    力イベントを表す情報を合成する出力イベント合成ステ
    ップと、 を備えたことを特徴とするプログラム動作仕様合成方
    法。
  5. 【請求項5】 入力イベント合成ステップは、 各々の入力となるイベントの情報の総和を合成後のプロ
    グラムの入力となるイベントの情報と決定し、 状態合成ステップは、 一方の動作状態を表す情報と他方の動作状態を表す情報
    との組み合わせを合成後のプログラムの動作状態の情報
    と決定し、 状態遷移合成ステップは、 状態合成ステップによって合成された動作状態を表す情
    報のそれぞれについて、入力イベント合成ステップによ
    って合成された入力イベントのそれぞれが入力された場
    合に、合成元の各プログラム部品の状態遷移を表す情
    報、及び、出力イベントを表す情報を参照して、合成さ
    れた動作状態のどれに遷移するのかを判定し、 出力イベント合成ステップは、 状態合成ステップによって合成された動作状態を表す情
    報のそれぞれに対して、入力イベント合成ステップによ
    って合成された入力イベントのそれぞれが入力された場
    合に、合成元の各プログラム部品の状態遷移を表す情
    報、及び、出力イベントを表す情報を参照して、合成さ
    れた動作状態の遷移に伴ってどのイベントが出力される
    のかを判定することを特徴とする請求項4記載のプログ
    ラム仕様合成方法。
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