JPH0614952Y2 - モータプレス機 - Google Patents

モータプレス機

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JPH0614952Y2
JPH0614952Y2 JP13227589U JP13227589U JPH0614952Y2 JP H0614952 Y2 JPH0614952 Y2 JP H0614952Y2 JP 13227589 U JP13227589 U JP 13227589U JP 13227589 U JP13227589 U JP 13227589U JP H0614952 Y2 JPH0614952 Y2 JP H0614952Y2
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JP
Japan
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motor
press machine
main body
press
rear side
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP13227589U
Other languages
English (en)
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JPH0370894U (ja
Inventor
文夫 宮島
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Yamada Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamada Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はモータプレス機に関し、より詳細にはモータプ
レスを互いに接して一体に設置することを可能にしたプ
レス機に関する。
(従来の技術) リードフレームの抜き加工やリードのフォーミング加工
などでは、従来油圧によるプレス装置が用いられている
が、油圧プレス装置は外部にオイルなどを飛散させ汚染
源になるとの理由から、高精度のICなどの製造作業では
問題が指摘されている。
そこで、油を使用しないモータプレス機の使用が検討さ
れているが、この場合、モータプレス機はオイルミスト
が飛散しないようにプレスヘッド部分を気密に密閉して
用いられる。
ところで、リードフレームのプレス加工では、長尺な帯
状体を用いて抜き加工やフォーミング加工を連続的に行
うから、装置をコンパクトにするためには、加工スペー
スをできるだけ近接させて配置できることが望ましい。
(考案が解決しようとする課題) 従来のモータプレス機は通常、単独で使用されるもの
で、複数台のプレス機を一体的に隣接して設置して用い
ることはほとんどない。これは、モータプレス機の場合
プレス力の微調整が困難であり、プレス力にばらつきが
ある等からリードフレームなどの加工には不適であり、
したがって、いくつかの加工を引き続いて行うような装
置として使用することが想定されていないことによる。
本考案は上記技術背景に基づいてなされたものであり、
その目的とするところは、リードフレームなどの長尺体
に対して連続的に複数の加工作業を行う場合に好適に利
用でき、全体装置がコンパクトに設計でき、作業スペー
スの有効利用を図ることのできるモータプレス機を提供
しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため次の構成をそなえる。
すなわち、本体の後側面に駆動用のモータを取り付ける
モータプレス機であって、前記後側面の上下位置をモー
タ取り付け部として設けると共に、上下位置に取り付け
るモータが相互に干渉せず、かつ本体の両外側面に取り
付け可能に設けられるプーリとモータの出力軸との距離
が上下位置で等距離になるように設けたことを特徴とす
る。
(作用) モータプレス機を2台並べ、各モータプレス機の本体の
後側面に設置するモータを、一方では上位置に、他方で
は下位置に配置し、本体が接する側と逆側の外側面にそ
れぞれプーリを設けて各モータに連繋させことによっ
て、2台のモータプレス機を一体に接して設置する。
(実施例) 以下本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案に係るモータプレス機の側面図、第2図
は平面図を示す。
図で10はモータプレス機の本体で、密閉箱状に形成さ
れたケーシング内にプレスラムを押動させるための連繋
機構が内蔵される。本体10の側面形状は後側面上部が
後方に張り出したL字状をなす。本体10後側面下部に
形成される凹部はその外壁12にモータ14が固設でき
る高さ間隔を本体10の張り出し部16下面と機枠18
との間で確保するように設ける。なお、モータ14は平
面形状がL形に折曲する取り付け板20を介して外壁1
2に固定される。外壁12にモータ14を固設した状態
でモータ14の後側面は張り出し部16の後側面よりも
後方に突出する。
モータ14と本体10との間はタイミングベルトによっ
て連繋され、実施例では、モータ14の出力軸22が図
の手前側にあり、本体10に設けられるプーリ24も出
力軸22と同側にある。なお、プーリ24は本体の張り
出し部16の中央辺に軸着されている。26は出力軸2
2とプーリ24との間に掛け渡されているタイミングベ
ルトである。
なお、上記プーリ24は本体10側面のどちら側にも設
置できるように構成されており、どちら側に設置するか
は適宜選択することができる。
また、前記張り出し部16の後側面にもモータ14を固
設することができる(2点鎖線)。したがって、張り出
し部16の後側面も取り付け板20が取り付けられる面
積を確保する。張り出し部16の後側面にモータを取り
付けた場合は、凹部にモータ14を取り付けた場合より
もモータはより後方に突出することになる。また、この
場合、本体10の上位置と下位置に取り付けることによ
って、モータ14が相互に干渉することが避けられる。
なお、実施例では凹部の外壁12にモータ14を取り付
けた場合と、張り出し部16の後側面にモータを取り付
けた場合とで共通にタイミングベルトが使用できるよう
に、上位置と下位置の双方でモータの出力軸22とプー
リ24との中心間距離が一定になるように設計してあ
る。これによってモータを上下のどちら側にも容易に設
置することができる。
第3図は上記実施例のモータプレス機を4台並設した例
の正面図、第4図は平面図である。図のようにモータプ
レス機は2台ずつ本体を接して機枠18に固定される。
図では本体10a、10bが一組として固定され、本体
10c、10dが一組で固定されている。本体10a、
10bはその向かい合った内側面を接し、外側面にプー
リ24を設置して本体10aとモータ14aとをタイミ
ングベルト26で連繋し、本体10bとモータ14bと
をタイミングベルト26で連繋している。第4図に示す
ように本体10aに取り付けるモータ14aは本体10
aの上側の取り付け位置に固設し、本体10bでは下側
の取り付け位置にモータ14bを固設している。モータ
14bはしたがってモータ14aの下側に位置する。モ
ータ14a、14bは相互に干渉せずに設置でき、対向
する本体側に延出することによって、図のようにコンパ
クトなスペース内におさまっている。
本体10c、10dも上記と同様で、モータ14c、1
4dを本体10c、10dの上下位置に取り付け位置を
ずらして固設することによって、本体を隣接して固定さ
れる。
本体10bと10cとの間はプーリ24を配置する空隙
をあけて設置する。
このように、本実施例のモータプレス機を用いる場合
は、2つのモータプレス機の本体を完全に接して設置す
ることができ、モータの設置位置も含めて全体をきわめ
てコンパクト化することができる。また、これによって
第3図のようにプレスラム30も互いに接近させること
ができて、リードフレームなどのプレス加工の場合のよ
うに種々の加工を引き続いて行う場合に有効に利用する
ことが可能となる。
なお、実施例のモータプレス機はプレスラムにコネクテ
ィングロッドを介してセクターギヤが連繋され、セクタ
ーギヤにピニオンギヤが歯合して、このピニオンギヤが
プーリ24に連結される構成を採用し、モータ14を正
逆回転駆動して前記セクターギヤの回動角を制御するこ
とによってプレスラムの下降位置、プレス力を制御して
いる。このモータプレス機の場合は出力軸22の回転量
を制御してプレスラムの出入を制御するからきわめて精
度のよい制御をなし得るという特徴がある。もちろん、
モータプレス機のプレス駆動部の構成はこの構成に限定
されるものではなく、適宜構成とできることはいうまで
もない。
以上、本考案について好適な実施例を挙げて種々説明し
たが、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、
考案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
(考案の効果) 本考案に係るモータプレス機によれば、本体に対するモ
ータの設置位置をモータプレス機を隣接させた際にモー
タが干渉しない位置に選択して設定できるから、モータ
プレス機の本体を完全に接して設置することができ、設
置全体をコンパクトにすることができるとともに、プレ
スラムによるプレス加工のスペースを有効利用すること
ができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るモータプレス機の側面図、第2図
は平面図、第3図および第4図はモータプレス機の設置
例を示す正面図および平面図である。 10……本体、 14……モータ、 20……取り付け板、 24……プーリ、 30……プレスラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の後側面に駆動用のモータを取り付け
    るモータプレス機であって、前記後側面の上下位置をモ
    ータ取り付け部として設けると共に、上下位置に取り付
    けるモータが相互に干渉せず、かつ本体の両外側面に取
    り付け可能に設けられるプーリとモータの出力軸との距
    離が上下位置で等距離になるように設けたことを特徴と
    するモータプレス機。
JP13227589U 1989-11-14 1989-11-14 モータプレス機 Expired - Lifetime JPH0614952Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13227589U JPH0614952Y2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 モータプレス機

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JP13227589U JPH0614952Y2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 モータプレス機

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Publication Number Publication Date
JPH0370894U JPH0370894U (ja) 1991-07-17
JPH0614952Y2 true JPH0614952Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=31679742

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JP13227589U Expired - Lifetime JPH0614952Y2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 モータプレス機

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