JPH06148458A - 光直接点弧型半導体装置 - Google Patents
光直接点弧型半導体装置Info
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- JPH06148458A JPH06148458A JP4298391A JP29839192A JPH06148458A JP H06148458 A JPH06148458 A JP H06148458A JP 4298391 A JP4298391 A JP 4298391A JP 29839192 A JP29839192 A JP 29839192A JP H06148458 A JPH06148458 A JP H06148458A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
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-
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- C04B5/00—Treatment of metallurgical slag ; Artificial stone from molten metallurgical slag
- C04B5/06—Ingredients, other than water, added to the molten slag or to the granulating medium or before remelting; Treatment with gases or gas generating compounds, e.g. to obtain porous slag
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Abstract
(57)【要約】
【目的】微弱な光信号によっても安全に光直接点弧型半
導体装置を駆動させることができる、信頼性の高い光直
接点弧型半導体装置を提供すること。 【構成】L字形状ライトガイド1のテーパ比率を減少さ
せ、L字形状ライトガイド1での光信号伝送効率を向上
させることにより、光直接点弧型半導体装置全体として
の光信号伝送効率を向上させることが可能となる光直接
点弧型半導体装置。
導体装置を駆動させることができる、信頼性の高い光直
接点弧型半導体装置を提供すること。 【構成】L字形状ライトガイド1のテーパ比率を減少さ
せ、L字形状ライトガイド1での光信号伝送効率を向上
させることにより、光直接点弧型半導体装置全体として
の光信号伝送効率を向上させることが可能となる光直接
点弧型半導体装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光直接点弧型半導体装置
に関し、光直接点弧型半導体装置外部からの半導体装置
制御用光信号をいかに効率良く伝達するかということに
関する。特に半導体装置制御用の光信号を伝達するライ
トガイドを半導体装置内に保持する光直接点弧型半導体
装置において、光直接点弧型半導体装置の総合の光伝送
効率を向上するのに好適なライトガイドの形状に関す
る。
に関し、光直接点弧型半導体装置外部からの半導体装置
制御用光信号をいかに効率良く伝達するかということに
関する。特に半導体装置制御用の光信号を伝達するライ
トガイドを半導体装置内に保持する光直接点弧型半導体
装置において、光直接点弧型半導体装置の総合の光伝送
効率を向上するのに好適なライトガイドの形状に関す
る。
【0002】光直接点弧型半導体装置の一種である光直
接点弧型サイリスタは従来の電気点弧型サイリスタと比
較し、主回路と制御回路との電気的絶縁性が優れてお
り、制御回路を簡略化することができ、電磁誘導による
ノイズに対して強く、誤動作が少ないなどの利点を有す
る。このため、近年、光直接点弧型サイリスタはこれら
の利点を発揮することができる高電圧直流送電変換装置
用として使用、実用化されている。
接点弧型サイリスタは従来の電気点弧型サイリスタと比
較し、主回路と制御回路との電気的絶縁性が優れてお
り、制御回路を簡略化することができ、電磁誘導による
ノイズに対して強く、誤動作が少ないなどの利点を有す
る。このため、近年、光直接点弧型サイリスタはこれら
の利点を発揮することができる高電圧直流送電変換装置
用として使用、実用化されている。
【0003】
【従来の技術】ここで、従来の光直接点弧型サイリスタ
の一例を図2及び図3を用いて詳細に説明する。図2は
光直接点弧型半導体素子の断面図である。光直接点弧型
半導体素子9は、熱膨張係数がシリコンの値と近似して
いるタングステン等の金属板10を介してアノード外部
電極11に固定されている。アノード外部電極11はセ
ラミック等の絶縁円筒8を介してカソード外部電極12
と光直接点弧型半導体素子9を気密封止して固定できる
ようになっている。光直接点弧型半導体装置外部の発光
体からの光信号を伝送する光ファイバ束3は、光ファイ
バ束支持体14により保護,支持され、絶縁円筒8の一
部を貫通して気密に固着されている金属筒6により光透
過窓2に光学的に結合される。光透過窓2は、例えば銀
−ろう材などを用いて金属筒6に気密封着される。以上
の様な構成にて外部発光体から伝送された光信号は、光
透過窓を透過した後、L字形状のライトガイド1により
光直接点弧型半導体素子9の光感応部13に導かれる。
このような構成になる光直接点弧型半導体装置は、例え
ば特公昭63−59549 号公報により公知となっている。こ
こで解決しなければならない課題は、光直接点弧型半導
体装置外部からの半導体装置制御用光信号をいかに効率
良く伝達するかということにある。
の一例を図2及び図3を用いて詳細に説明する。図2は
光直接点弧型半導体素子の断面図である。光直接点弧型
半導体素子9は、熱膨張係数がシリコンの値と近似して
いるタングステン等の金属板10を介してアノード外部
電極11に固定されている。アノード外部電極11はセ
ラミック等の絶縁円筒8を介してカソード外部電極12
と光直接点弧型半導体素子9を気密封止して固定できる
ようになっている。光直接点弧型半導体装置外部の発光
体からの光信号を伝送する光ファイバ束3は、光ファイ
バ束支持体14により保護,支持され、絶縁円筒8の一
部を貫通して気密に固着されている金属筒6により光透
過窓2に光学的に結合される。光透過窓2は、例えば銀
−ろう材などを用いて金属筒6に気密封着される。以上
の様な構成にて外部発光体から伝送された光信号は、光
透過窓を透過した後、L字形状のライトガイド1により
光直接点弧型半導体素子9の光感応部13に導かれる。
このような構成になる光直接点弧型半導体装置は、例え
ば特公昭63−59549 号公報により公知となっている。こ
こで解決しなければならない課題は、光直接点弧型半導
体装置外部からの半導体装置制御用光信号をいかに効率
良く伝達するかということにある。
【0004】図3は光直接点弧型半導体装置光導入部の
詳細寸法図及びL字形状ライトガイドの光信号入力端で
の光強度分布のモデル図である。光直接点弧型半導体装
置外部からの光信号を伝達するファイバ束3は単芯光フ
ァイバの束として構成され、その径はφD1 である。ラ
イトガイド3からでた光束の径は、光ファイバ束出口か
ら距離LだけはなれたL字形状のライトガイド1の入り
口端の位置で、φD2になる。このため、従来構造では
ファイバ束3からの出射光を全てライトガイド1へ入射
させるため、L字形状のライトガイド1の入り口径φD
3 をφD2 よりも大きくする構造としていた。L字形状
のライトガイド1は所定の最小光入力を得るために出力
端の径を光直接点弧型半導体素子9の構造から決定され
る値φD4(図示せず)にする必要があり、一般にφD3
≧φD4のテーパ形状としている。しかしながらこのテ
ーパ形状の比率が大きいとL字形状のライトガイド1の
光伝送効率が低下してしまい、結果として光直接点弧型
半導体装置全体としての光伝送効率が低下してしまうた
め、光直接点弧半導体装置としての光点弧感度が低下す
る欠点があった。
詳細寸法図及びL字形状ライトガイドの光信号入力端で
の光強度分布のモデル図である。光直接点弧型半導体装
置外部からの光信号を伝達するファイバ束3は単芯光フ
ァイバの束として構成され、その径はφD1 である。ラ
イトガイド3からでた光束の径は、光ファイバ束出口か
ら距離LだけはなれたL字形状のライトガイド1の入り
口端の位置で、φD2になる。このため、従来構造では
ファイバ束3からの出射光を全てライトガイド1へ入射
させるため、L字形状のライトガイド1の入り口径φD
3 をφD2 よりも大きくする構造としていた。L字形状
のライトガイド1は所定の最小光入力を得るために出力
端の径を光直接点弧型半導体素子9の構造から決定され
る値φD4(図示せず)にする必要があり、一般にφD3
≧φD4のテーパ形状としている。しかしながらこのテ
ーパ形状の比率が大きいとL字形状のライトガイド1の
光伝送効率が低下してしまい、結果として光直接点弧型
半導体装置全体としての光伝送効率が低下してしまうた
め、光直接点弧半導体装置としての光点弧感度が低下す
る欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光直
接点弧型半導体装置に関し、特に、半導体装置制御用の
光信号を伝達するライトガイドを半導体装置内に保持
し、外部からの光信号を高効率で伝送することにより、
最小光点弧入力を低減できる構造を有する光直接点弧型
半導体装置を提供することにある。
接点弧型半導体装置に関し、特に、半導体装置制御用の
光信号を伝達するライトガイドを半導体装置内に保持
し、外部からの光信号を高効率で伝送することにより、
最小光点弧入力を低減できる構造を有する光直接点弧型
半導体装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明においては、前記L字形状のライトガイド
の光信号入力端の径φD3を光ファイバの束の径φD1よ
りも小さくすることにより、L字形状ライトガイドのテ
ーパ比率を小さくし、L字形状ライトガイドでの光信号
伝送効率を向上させ、光直接点弧型半導体装置全体とし
て、光信号を高効率で伝送可能な構造としている。
めに、本発明においては、前記L字形状のライトガイド
の光信号入力端の径φD3を光ファイバの束の径φD1よ
りも小さくすることにより、L字形状ライトガイドのテ
ーパ比率を小さくし、L字形状ライトガイドでの光信号
伝送効率を向上させ、光直接点弧型半導体装置全体とし
て、光信号を高効率で伝送可能な構造としている。
【0007】
【作用】前記L字形状のライトガイドの光信号入力端の
径φD3 を光ファイバの束の径φD1 よりも小さくする
ことにより、光直接点弧型半導体装置外部からの光信号
は光ファイバ束を介して伝達され、光透過窓を通過した
後、L字形状ライトガイドに伝達時、その伝送光量が減
少してしまう。
径φD3 を光ファイバの束の径φD1 よりも小さくする
ことにより、光直接点弧型半導体装置外部からの光信号
は光ファイバ束を介して伝達され、光透過窓を通過した
後、L字形状ライトガイドに伝達時、その伝送光量が減
少してしまう。
【0008】しかしながら、L字形状ライトガイドの光
信号入力端での光強度分布は、図3のようであり、光束
が全体としてφD2まで広がったとしても、半値幅径φ
D5は光ファイバ束の径φD1 程度である。したがって
L字形状のライトガイドの入力端の径φD3 をφD2 か
らφD1 に小さくしても、L字形状のライトガイドに伝
達される光信号の減少はわずかである。
信号入力端での光強度分布は、図3のようであり、光束
が全体としてφD2まで広がったとしても、半値幅径φ
D5は光ファイバ束の径φD1 程度である。したがって
L字形状のライトガイドの入力端の径φD3 をφD2 か
らφD1 に小さくしても、L字形状のライトガイドに伝
達される光信号の減少はわずかである。
【0009】一方、L字形状のライトガイドの光信号入
力端の径φD3 を光ファイバ束の径φD1 よりも小さく
することは、L字形状ライトガイドのテーパ比率を減少
させ、L字形状ライトガイドでの光信号伝送効率を向上
させることになる。その結果、光直接点弧型半導体装置
全体としての光信号伝送効率を向上させることができ
る。
力端の径φD3 を光ファイバ束の径φD1 よりも小さく
することは、L字形状ライトガイドのテーパ比率を減少
させ、L字形状ライトガイドでの光信号伝送効率を向上
させることになる。その結果、光直接点弧型半導体装置
全体としての光信号伝送効率を向上させることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2及び図
3を用いて説明する。
3を用いて説明する。
【0011】図1は、本発明にしたがって、光信号導入
用の光透過窓2及び半導体素子の光感応部に光信号を伝
達するL字形状のライトガイド1を半導体装置内部に具
備した光直接点弧型半導体装置の光信号導入部の断面図
である。
用の光透過窓2及び半導体素子の光感応部に光信号を伝
達するL字形状のライトガイド1を半導体装置内部に具
備した光直接点弧型半導体装置の光信号導入部の断面図
である。
【0012】光透過窓2は光直接点弧型半導体装置の絶
縁円筒8の一部を貫通して、予め、これと熱膨張係数が
近似している例えばFeNiCr合金からなる金属筒6
の内部に、例えば銀−ロウ材を用いて、固着される。金
属筒6もまた、例えば銀−ロウ材を用いて絶縁円筒8に
気密に封着されている。
縁円筒8の一部を貫通して、予め、これと熱膨張係数が
近似している例えばFeNiCr合金からなる金属筒6
の内部に、例えば銀−ロウ材を用いて、固着される。金
属筒6もまた、例えば銀−ロウ材を用いて絶縁円筒8に
気密に封着されている。
【0013】L字形状のライトガイド1は、光透過窓2
と光学的に結合させるため、固定具4及び固定具5によ
り固定され、光透過窓2が固着されている金属筒6に接
続される。固定具4は、光直接点弧型半導体装置の駆動
時に発生する熱応力によりL字形状のライトガイド1が
破損しないようにこれと熱膨張係数の近似した例えばF
e−Ni合金等の材料からなり、一方、固定具5は成形
が容易で、弾力性があり比較的強度の高い熱可塑性樹脂
よりなる物質で構成される。
と光学的に結合させるため、固定具4及び固定具5によ
り固定され、光透過窓2が固着されている金属筒6に接
続される。固定具4は、光直接点弧型半導体装置の駆動
時に発生する熱応力によりL字形状のライトガイド1が
破損しないようにこれと熱膨張係数の近似した例えばF
e−Ni合金等の材料からなり、一方、固定具5は成形
が容易で、弾力性があり比較的強度の高い熱可塑性樹脂
よりなる物質で構成される。
【0014】ここで、前記作用の項で説明した例を図
4,図5,図6を用いて示す。P1 は、光ファイバ3か
らの光信号の出力値であり、P2 はL字形状のライトガ
イド1への入力値,P3 はL字形状のライトガイド1か
らの出力値である。光ファイバ3から出力された光信号
は光透過窓2を介し半導体装置内部に伝達されるが、光
透過窓2の径は光ファイバ3の光ファイバ束の径φD1
より十分大きく全光信号を半導体装置内部に伝達するこ
とが出来る。一方、光透過窓2を透過した光信号は半導
体装置内部の光ファイバ1の入力端に到達したときには
その径はφD2 までに広がることになる。したがって光
ファイバ1の入力端の径φD3 を十分に大きくすること
によりP2/P1を、即ち光ファイバ3からL字形状のラ
イトガイド1への光信号伝送効率を向上させることが出
来る。
4,図5,図6を用いて示す。P1 は、光ファイバ3か
らの光信号の出力値であり、P2 はL字形状のライトガ
イド1への入力値,P3 はL字形状のライトガイド1か
らの出力値である。光ファイバ3から出力された光信号
は光透過窓2を介し半導体装置内部に伝達されるが、光
透過窓2の径は光ファイバ3の光ファイバ束の径φD1
より十分大きく全光信号を半導体装置内部に伝達するこ
とが出来る。一方、光透過窓2を透過した光信号は半導
体装置内部の光ファイバ1の入力端に到達したときには
その径はφD2 までに広がることになる。したがって光
ファイバ1の入力端の径φD3 を十分に大きくすること
によりP2/P1を、即ち光ファイバ3からL字形状のラ
イトガイド1への光信号伝送効率を向上させることが出
来る。
【0015】一方、光ファイバ3に入力された光信号
は、光ファイバ3内部を伝搬し半導体素子9の受光部1
3に到達するが、光ファイバ3の出力端の径φD4 は半
導体素子9の構造から決定される値に制限されてしま
う。一般に光ファイバ3の出力端の径φD4 は光ファイ
バ束の径φD1 より小さく、ライトガイド1の入力端径
φD3と出力端の径φD4の関係はφD3>φD4とライト
ガイド1をテーパ形状にする必要がある。
は、光ファイバ3内部を伝搬し半導体素子9の受光部1
3に到達するが、光ファイバ3の出力端の径φD4 は半
導体素子9の構造から決定される値に制限されてしま
う。一般に光ファイバ3の出力端の径φD4 は光ファイ
バ束の径φD1 より小さく、ライトガイド1の入力端径
φD3と出力端の径φD4の関係はφD3>φD4とライト
ガイド1をテーパ形状にする必要がある。
【0016】ここでは、光ファイバ束3の出口径φD1
と光ファイバ1の出口端の径φD4の比率が1.33:1
の場合につき例示する。光ファイバ束の径φD1 と光
ファイバ1の入力端の径φD3 が等しく、光ファイバ1
の入力端φD3 と出力端の径φD4 の比率が1:0.7
5 の場合、光ファイバ束3の出口から光ファイバ1の
入口への光伝送効率をP2/P1=1,光ファイバ1の入
力端から出力端への光伝送効率をP3/P2=1とし、全
体の伝送効率を(P2/P1)×(P3/P2)=1×1=
1とする。
と光ファイバ1の出口端の径φD4の比率が1.33:1
の場合につき例示する。光ファイバ束の径φD1 と光
ファイバ1の入力端の径φD3 が等しく、光ファイバ1
の入力端φD3 と出力端の径φD4 の比率が1:0.7
5 の場合、光ファイバ束3の出口から光ファイバ1の
入口への光伝送効率をP2/P1=1,光ファイバ1の入
力端から出力端への光伝送効率をP3/P2=1とし、全
体の伝送効率を(P2/P1)×(P3/P2)=1×1=
1とする。
【0017】先ず、光ファイバ1の入力端φD3 の径を
光ファイバ束3の径φD1 より大きくした従来構造は、
光ファイバ束3の出口径φD1 と光ファイバ1の入力端
の径φD3 の比が0.91:1の場合、光ファイバ1の
入力端の径φD3と出力端の径φD4 の比が1:0.68
となり、光ファイバ束3の出口端から光ファイバ1の
入力端への光伝送効率は、P2/P1=1.1 ,光ファイ
バ1の入力端から出力端への光伝送効率はP3/P2=
0.58,総合の伝送効率はP3/P1=(P2/P1)×
(P3/P2)=1.1×0.58=0.64 となる。
光ファイバ束3の径φD1 より大きくした従来構造は、
光ファイバ束3の出口径φD1 と光ファイバ1の入力端
の径φD3 の比が0.91:1の場合、光ファイバ1の
入力端の径φD3と出力端の径φD4 の比が1:0.68
となり、光ファイバ束3の出口端から光ファイバ1の
入力端への光伝送効率は、P2/P1=1.1 ,光ファイ
バ1の入力端から出力端への光伝送効率はP3/P2=
0.58,総合の伝送効率はP3/P1=(P2/P1)×
(P3/P2)=1.1×0.58=0.64 となる。
【0018】次に、光ファイバ1の入力端の径φD3 を
光ファイバ束3の径φD1 より小さくした本構造は、光
ファイバ束3の出口径φD1 と光ファイバ1の入力端の
径φD3 の比が1.1:1 ,光ファイバ1の入力端φD
3 と出力端の径φD4 の比が1:0.83 となり、前記
の構造に対して光ファイバ1のテーパ比率を小さくして
いる。本構造による光ファイバ束3の出口端から光ファ
イバ1の入力端への光伝送効率は、P2/P1=0.91
と光ファイバ1の入力端の径を光ファイバ束3の径φD
1 より大きくした前記の構造に比べて83%に減少する
(図5)。
光ファイバ束3の径φD1 より小さくした本構造は、光
ファイバ束3の出口径φD1 と光ファイバ1の入力端の
径φD3 の比が1.1:1 ,光ファイバ1の入力端φD
3 と出力端の径φD4 の比が1:0.83 となり、前記
の構造に対して光ファイバ1のテーパ比率を小さくして
いる。本構造による光ファイバ束3の出口端から光ファ
イバ1の入力端への光伝送効率は、P2/P1=0.91
と光ファイバ1の入力端の径を光ファイバ束3の径φD
1 より大きくした前記の構造に比べて83%に減少する
(図5)。
【0019】一方、光ファイバ1の入力端から出力端へ
の光伝送効率はP3/P2=1.45と前記構造の0.58
に対し大幅に増加する(図6)ので、総合の伝送効率
ではP3/P1=(P2/P1)×(P3/P2)=0.91
×1.45=1.3 と2倍に向上する。
の光伝送効率はP3/P2=1.45と前記構造の0.58
に対し大幅に増加する(図6)ので、総合の伝送効率
ではP3/P1=(P2/P1)×(P3/P2)=0.91
×1.45=1.3 と2倍に向上する。
【0020】以上、L字形状のライトガイド1の光信号
入力端の径φD3 を光ファイバ束3の外径φD1 よりも
小さくし、L字形状ライトガイド1のテーパ比率を減少
させることにより、L字形状ライトガイド1での光信号
伝送効率を大幅に向上させ、半導体装置全体としての光
信号伝送効率の向上を図ることができる。
入力端の径φD3 を光ファイバ束3の外径φD1 よりも
小さくし、L字形状ライトガイド1のテーパ比率を減少
させることにより、L字形状ライトガイド1での光信号
伝送効率を大幅に向上させ、半導体装置全体としての光
信号伝送効率の向上を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、L字
形状ライトガイドのテーパ比率を減少させ、L字形状ラ
イトガイド1での光信号伝送効率を向上させることによ
り、光直接点弧型半導体装置全体としての光信号伝送効
率を向上させることが可能となる。その結果、微弱な光
信号によっても安全に光直接点弧型半導体装置を駆動さ
せることができる、信頼性の高い光直接点弧型半導体装
置を提供することが可能となる。
形状ライトガイドのテーパ比率を減少させ、L字形状ラ
イトガイド1での光信号伝送効率を向上させることによ
り、光直接点弧型半導体装置全体としての光信号伝送効
率を向上させることが可能となる。その結果、微弱な光
信号によっても安全に光直接点弧型半導体装置を駆動さ
せることができる、信頼性の高い光直接点弧型半導体装
置を提供することが可能となる。
【図1】本発明による光直接点弧型半導体装置の光信号
導入部の断面図である。
導入部の断面図である。
【図2】光直接点弧型半導体装置の拡大断面図である。
【図3】本発明による光信号伝送効率向上の原理図であ
る。
る。
【図4】光信号の伝送効率を示す原理図である。
【図5】光ファイバ束3の外径φD1 とL字形状のライ
トガイド1の光信号入力端の径φD3 の径比による伝送
効率を示す図である。
トガイド1の光信号入力端の径φD3 の径比による伝送
効率を示す図である。
【図6】L字形状のライトガイド1の光信号入力端の径
φD3 と出力端の径φD4 の径比による伝送効率を示す
図である。
φD3 と出力端の径φD4 の径比による伝送効率を示す
図である。
1…L字形状ライトガイド、2…光透過窓、3…光ファ
イバ束。
イバ束。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 31/111 (72)発明者 赤羽根 克己 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 鈴木 悟 茨城県日立市弁天町三丁目10番2号 日立 原町電子工業株式会社内 (72)発明者 野々山 茂晴 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 添川 ▲廣▼一 茨城県日立市日高町五丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内
Claims (3)
- 【請求項1】光直接点弧型半導体素子と、半導体素子の
陽極及び陰極と電気的に接続される一対の外部電極と、
前記外部電極と共に気密容器を形成し半導体素子を収納
すると共に両外部電極間を電気的に絶縁する絶縁円筒
と、上記気密容器に気密封止固定された光信号導入用の
光透過窓及び一方の端部が前記光透過窓に光学的に接続
され他方の端部が半導体素子の光感応部に光学的に接続
されるライトガイドを具備する光直接点弧型半導体装置
で、光信号が半導体素子外部のライトガイドから光透過
窓を通して前記半導体素子内部の光感応部に光信号を導
く伝送路となる前記ライトガイドが、光信号入力側の径
より光信号出力側の径が小さいテーパ構造を有する構造
において、 前記ライトガイドの光信号入力側の径を、上記光直接点
弧型半導体装置外部の発光体からの光信号を伝送する光
ファイバの出力端の径より小さくすることを特徴とする
光直接点弧型半導体装置。 - 【請求項2】前記ライトガイドは、光信号の伝送効率が
優れた物質で構成されることを特徴とする請求項1記載
の光直接点弧型半導体装置。 - 【請求項3】前記光透過窓の外径が前記光直接点弧型半
導体装置外部の発光体からの光信号を伝送する光ファイ
バの出力端の光ファイバ束の外径よりも大きいことを特
徴とする請求項1記載の光直接点弧型半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4298391A JPH06148458A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 光直接点弧型半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4298391A JPH06148458A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 光直接点弧型半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06148458A true JPH06148458A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17859098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4298391A Pending JPH06148458A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 光直接点弧型半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06148458A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002093793A1 (fr) * | 2001-05-15 | 2002-11-21 | Kabushiki Kaisha Sogo Kaihatsu Jimusho | Procede et systeme de communication optique |
WO2008142796A1 (ja) * | 2007-05-24 | 2008-11-27 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation | 半導体装置 |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP4298391A patent/JPH06148458A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002093793A1 (fr) * | 2001-05-15 | 2002-11-21 | Kabushiki Kaisha Sogo Kaihatsu Jimusho | Procede et systeme de communication optique |
JP2002344424A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-29 | Sogo Kaihatsu Jimusho:Kk | 光受信器及びそれを用いた光通信システム、並びに光通信方法 |
WO2008142796A1 (ja) * | 2007-05-24 | 2008-11-27 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation | 半導体装置 |
AU2007353545B2 (en) * | 2007-05-24 | 2011-06-02 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation | Semiconductor device |
US8145020B2 (en) | 2007-05-24 | 2012-03-27 | Toshiba Mitsubishi—Electric Industrial Systems Corporation | Semiconductor device |
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