JPH0614803U - 電子レンジのインターロックスイッチ機構 - Google Patents
電子レンジのインターロックスイッチ機構Info
- Publication number
- JPH0614803U JPH0614803U JP5295692U JP5295692U JPH0614803U JP H0614803 U JPH0614803 U JP H0614803U JP 5295692 U JP5295692 U JP 5295692U JP 5295692 U JP5295692 U JP 5295692U JP H0614803 U JPH0614803 U JP H0614803U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- door
- turned
- monitor
- closing
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子レンジのインターロックスイッチ機構を
正常に動作させるようにする。 【構成】 ドア10の開閉に応じてフックリンク4によ
って押圧されるスイッチレバー5に、ドア10の開閉に
対応してモニタースイッチ1を最後にオフさせかつ最初
にオンさせるように働く段差部9を形成する。これによ
って、ドア10を開いたときはモニタースイッチ1を最
後にオフさせ、ドア10を閉じたときはモニタースイッ
チ1を確実に最初にオンさせることができる。
正常に動作させるようにする。 【構成】 ドア10の開閉に応じてフックリンク4によ
って押圧されるスイッチレバー5に、ドア10の開閉に
対応してモニタースイッチ1を最後にオフさせかつ最初
にオンさせるように働く段差部9を形成する。これによ
って、ドア10を開いたときはモニタースイッチ1を最
後にオフさせ、ドア10を閉じたときはモニタースイッ
チ1を確実に最初にオンさせることができる。
Description
【0001】
本考案は電子レンジのインターロックスイッチ機構に関する。
【0002】
図6は電子レンジ15の外観を示すもので、10はドア、16は内部に設けら れている高周波発生装置、17は冷却ファン、18は電源トランスである。図5 は図6のA−A線断面図の主要部を示すもので、ドア10の内側のインターロッ クスイッチ機構を示しており、通常、インターロックスイッチはモニタースイッ チ1、プライマリースイッチ2、セカンダリースイッチ3の3個のスイッチを有 している。
【0003】 ここで3個のスイッチのうちモニタースイッチ1はドア10の開閉を検知して CPUに知らせる働きをするスイッチであり、他のスイッチ2,3よりも優先し て働くように構成されている。すなわち、このモニタースイッチ1はドア10を 閉じたときは他のスイッチ2,3に対して最初にオンし、かつドア10を開いた ときは他のスイッチ2,3に対して最後にオフするように構成されている。プラ イマリースイッチ2とセカンダリースイッチ3は安全スイッチであり、内部回路 でAND回路を通してドアの開閉を検知している。
【0004】 図5において、ドア10を閉じたときはフックリンク4がその下方の先端4B でモニタースイッチ1のアーム11を介してボタン1Aを押圧することにより、 最初にモニタースイッチ1がオンする。次に、フックリンク4の先端4Aでボタ ン2Aを押圧することによりプライマリースイッチ2がオンし、続いてスイッチ レバー12が回転することによりボタン3Aが押圧されてセカンダリースイッチ 3がオンする。逆に、ドア10を開いたときはプライマリースイッチ2とセカン ダリースイッチ3がオフした後に、モニタースイッチ1が最後にオフする。なお 、6はドアオープンレバー、7はドアオープンボタン、8はスプリングである。
【0005】
ところで従来の電子レンジのインターロックスイッチ機構では、フックリン ク4の先端4Bで押圧するアーム11が変形し易いので、この場合にインターロ ックスイッチが正常に動作しなくなるという問題がある。
【0006】 本考案は以上のような問題に対処してなされたもので、インターロックスイッ チを正常に動作させるようにした電子レンジのインターロックスイッチ機構を提 供することを目的とするものである。
【0007】
上記目的を達成するために本考案は、モニタースイッチを含む複数のスイッチ を有し、ドアを閉じたときモニタースイッチを最初にオンしかつドアを開いたと きモニタースイッチを最後にオフするように構成された電子レンジのインターロ ックスイッチ機構において、ドアの開閉に連動して作動するフックリンクと、こ のフックリンクの先端によって一端が押圧されて回動することで他端がモニター スイッチのボタンを押圧するスイッチレバーとを設け、このスイッチレバーの他 端にドアの開閉に対応してモニタースイッチを最後にオフさせかつ最初にオンさ せるように働く段差部を形成したことを特徴とするものである。
【0008】
ドアの開閉に応じてフックリンクによって押圧されるスイッチレバーに、ドア の開閉に対応してモニタースイッチを最後にオフさせかつ最初にオンさせるよう に働く段差部を形成するようにしたので、このスイッチレバーによってインター ロックスイッチを正常に動作させることができる。
【0009】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の電子レンジのインターロックスイッチ機構の実施例を示す断面 図で、モニタースイッチ1とセカンダリースイッチ3は図2に示すように支持板 13上に重ねられて取り付けられている。5はスイッチレバーでフックリンク4 の先端4Bにより押圧される一端5Aと、これにより支点Pを中心として回動し たとき、モニタースイッチ1のボタン1Aあるいはセカンダリースイッチ3のボ タン3Aを押圧する他端5Bとを有している。
【0010】 ここでスイッチレバー5の他端5Bには、ドア10の開閉に対応してモニター スイッチ1を最後にオフさせかつ最初にオンさせるように働く段差部9が形成さ れている。なお、図5と同一部分は同一番号で示している。
【0011】 次に本実施例の動作を説明する。 ドア10を閉じたときはフックリンク4が下方に移動し、図3に示すようにそ の先端4Bでスイッチレバー5の一端5Aを押圧する。これにより、スイッチレ バー5は支点Pを中心として回転することにより、他端5Bの段差部9によって 前述した動作原理に基づいてまずモニタースイッチ1のボタン1Aを押圧するの で、モニタースイッチ1がオンする。次に少し時間遅れて段差部9によって、図 4に示すようにセカンダリースイッチ3のボタン3Aを押圧するので、セカンダ リースイッチ3がオンする。さらに、フックリンク4の先端4Aでボタン2Aを 押圧することによりプライマリースイッチ2がオンする。いずれにしろ、3個の スイッチのうちモニタースイッチ1が優先的にオンし、次にプライマリースイッ チ2あるいはセカンダリースイッチ3がオンする。
【0012】 ドア10を開いたときは、プライマリースイッチ2とセカンダリースイッチ3 がオフした後、最後にスイッチレバー5の他端5Bの段差部9によってモニター スイッチ1のボタン1Aか解放されることにより、モニタースイッチ1がオフす る。
【0013】 このように本実施例によれば、支点Pを中心に回動するスイッチレバー5の他 端に、ドアの開閉に対応してモニタースイッチ1を最後にオフさせかつ最初にオ ンさせるように働く段差部9を形成するようにしたので、ドア10の開閉に応じ てフックリンク4の先端4Bによりスイッチレバー5の一端5Aを押圧してスイ ッチレバー5を制御することにより、インターロックスイッチを正常に動作させ ることができる。
【0014】
以上述べたように本考案によれば、ドアの開閉に応じてフックリンク4によっ て押圧されるスイッチレバーに、ドアの開閉に対応してモニタースイッチを最後 にオフさせかつ最初にオンさせるように働く段差部を形成するようにしたので、 インターロックスイッチ機構を正常に動作させることができる。
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】本実施例に用いられる複数のスイッチの取付け
例を示す概略図である。
例を示す概略図である。
【図3】本実施例の動作を説明する概略図である。
【図4】本実施例の他の動作を説明する概略図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【図6】電子レンジを示す外観図である。
1 モニタースイッチ 2 プライマリースイッチ 3 セカンダリースイッチ 4 フックリンク 5 スイッチレバー 9 段差部 10 ドア
Claims (1)
- 【請求項1】 モニタースイッチを含む複数のスイッチ
を有し、ドアを閉じたときモニタースイッチを最初にオ
ンしかつドアを開いたときモニタースイッチを最後にオ
フするように構成された電子レンジのインターロックス
イッチ機構において、ドアの開閉に連動して作動するフ
ックリンクと、このフックリンクの先端によって一端が
押圧されて回動することで他端がモニタースイッチのボ
タンを押圧するスイッチレバーとを設け、このスイッチ
レバーの他端にドアの開閉に対応してモニタースイッチ
を最後にオフさせかつ最初にオンさせるように働く段差
部を形成したことを特徴とする電子レンジのインターロ
ックスイッチ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992052956U JP2576992Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 電子レンジのインターロックスイッチ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992052956U JP2576992Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 電子レンジのインターロックスイッチ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614803U true JPH0614803U (ja) | 1994-02-25 |
JP2576992Y2 JP2576992Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=12929343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992052956U Expired - Lifetime JP2576992Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 電子レンジのインターロックスイッチ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576992Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP1992052956U patent/JP2576992Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2576992Y2 (ja) | 1998-07-23 |
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