JPH06147787A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPH06147787A
JPH06147787A JP29836692A JP29836692A JPH06147787A JP H06147787 A JPH06147787 A JP H06147787A JP 29836692 A JP29836692 A JP 29836692A JP 29836692 A JP29836692 A JP 29836692A JP H06147787 A JPH06147787 A JP H06147787A
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JP
Japan
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fluid
passage
passages
fluid inlet
fluid outlet
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Application number
JP29836692A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kawabe
剛 川辺
Takahiro Kuwabara
孝浩 桑原
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の第1および第2流体通路が隔板を介在さ
せた積層状態で交互にかつ同軸に形成され、第1流体通
路相互間は、複数の第1流体入口通路ならびに複数の第
1流体出口通路で相互に連通され、第2流体通路相互間
は、複数の第2流体入口通路ならびに複数の第2流体出
口通路で相互に連通される熱交換器において、両流体の
対向流範囲を圧力損失の増大を伴わずに拡大して熱交換
効率を向上させる。 【構成】第1流体入口通路32および第1流体出口通路
33、ならびに第2流体入口通路34および第2流体出
口通路35は、各流体通路の半径方向に沿う略中心位置
を通る仮想円20上でそれぞれ180度ずれた位置に配
置され、第1流体入口通路32および第2流体出口通路
35、ならびに第1流体出口通路34および第2流体入
口通路34がそれぞれなす中心角αが90度未満の小さ
な値に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング状である複数の
第1流体通路と、リング状である複数の第2流体通路と
が、相互間に隔板をそれぞれ介在させた積層状態で交互
にかつ同軸に形成され、第1流体通路相互間は、各流体
通路の中心線と平行にしてそれぞれ同軸に延びる複数の
第1流体入口通路ならびに複数の第1流体出口通路で相
互に連通され、第2流体通路相互間は、第1流体入口通
路と平行にしてそれぞれ同軸に延びる複数の第2流体入
口通路ならびに複数の第2流体出口通路で相互に連通さ
れる熱交換器に関し、特に自動車エンジン用オイルクー
ラーとして好適に用いられる熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる熱交換器では、図9で示す
ように、第1流体入口通路32および第1流体出口通路
33に対して、第2流体入口通路34および第2流体出
口通路35が90度ずれた位置に配設されるのが一般的
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、隔板を介し
ての第1および第2流体間での熱交換効率を向上するた
めには、隔板の上下で両流体が対向して流れる範囲が大
きいことが必要である。しかるに上記従来の構造で、両
流体の流通方向は図9において実線矢印および破線矢印
で示すようになり、両流体の対向流範囲Aおよび並行流
範囲Bはともに略90度であり、熱交換効率を向上を図
るためには対向流範囲Aをより拡大することが望まし
い。
【0004】そこで、特開昭61−223213号公報
で開示されるオイルクーラーでは、第1の仮想円上で1
80度ずれたオイル入口通路および冷却水入口通路、な
らびに第1の仮想円よりも大径である第2の仮想円上で
180度ずれたオイル出口通路および冷却水出口通路が
一直径線上に配置されており、対向流部分が略180度
の範囲にわたるようにされている。しかるに、オイル通
路ではオイル入口通路から流入したオイルが半径方向内
方寄りの部分から周方向両側に180度流通して半径方
向外方寄りの部分でオイル出口通路から流出するのに対
し、冷却水通路では冷却水入口通路から流入した冷却水
が半径方向内方寄りの部分から周方向両側に180度流
通して半径方向外方寄りの部分で冷却水出口通路から流
出するので、オイル入口通路の半径方向外方側ならびに
オイル出口通路の半径方向内方側ではオイルの流通速度
が低下し、また冷却水入口通路の半径方向外方側ならび
に冷却水出口通路の半径方向内方側では冷却水の流通速
度が低下する。すなわち、オイルおよび冷却水の相対対
向流速度が不充分となる部分があり、全体としての熱交
換効率を充分に向上させるとは言い難い。
【0005】また特開昭61−223213号公報に
は、オイルおよび冷却水を略360度の範囲にわたって
周方向一方側に向けてそれぞれ流通させるようにしたオ
イルクーラーも開示されており、このものでは、オイル
通路を流通するオイルの流れに対し、冷却水が対向流と
して略360度の範囲にわたって流通するが、オイルお
よび冷却水の流通距離が長くなり、圧力損失が大きくな
るので、全体として熱交換効率を向上させることにはな
らない。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、隔板の上下の両流体の対向流範囲を圧力損失
の増大を伴わずに拡大して熱交換効率を向上させた熱交
換器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、第1流体入口通路および第1流体
出口通路、ならびに第2流体入口通路および第2流体出
口通路は、各流体通路の半径方向に沿う略中心位置を通
る仮想円上でそれぞれ180度ずれた位置に配置され、
第1流体入口通路および第2流体出口通路、ならびに第
1流体出口通路および第2流体入口通路がそれぞれなす
中心角が90度未満の小さな値に設定される。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0009】図1ないし図6は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は本発明を適用した自動車エンジン
用オイルクーラの平面図、図2は図1の2−2線拡大断
面図、図3は図2の3−3線に沿う断面図、図4は図3
の4−4線拡大断面図、図5は図2の5矢示部拡大図、
図6は流体流通方向を説明するための横断平面図であ
る。
【0010】先ず図1および図2において、この熱交換
器は、第1流体としてのオイルと、第2流体としての冷
却水との熱交換によりオイルを冷却するための自動車エ
ンジン用オイルクーラーであり、複数枚の第1隔板10
…と、複数枚の第2隔板11…とが支持板12および押
さえ板13間で交互に積層、結合されて成る。
【0011】図3および図4を併せて参照して、第1隔
板10は、リング状の平坦な基板14と、該基板14の
外周縁から下方に延設される外筒15と、基板14の内
周縁から下方に延設される内筒16と、基板14の半径
方向に沿う略中心位置を通る仮想円20上で周方向に1
80度ずれた位置で基板14から下方に延設される一対
の第1連結筒17と、前記仮想円20上の周方向に18
0度ずれた位置で基板14から上方に延設される一対の
第2連結筒18と、格子状の配置で基板14から上方に
突設される多数の突起19…とを有して、中央部、なら
びに第1および第2連結筒17,18に対応する部分を
開口させた皿状に形成される。
【0012】外筒15は下方に向かうにつれて拡径した
テーパ状に形成され、内筒16は、外筒15の軸長より
も短い長さを有し、半径方向内方に向けて膨らんだ彎曲
形状に形成される。
【0013】第1連結筒17は、基板14に直角に連設
される大径筒部17aと、大径筒部17aよりも小径の
小径筒部17cとが段部17bを介して同軸に連設され
て成るものであり、基板14から段部17bまでの長さ
は内筒16の長さと同一に設定される。また第2連結筒
18は、基板14に直角に連設される大径筒部18a
と、大径筒部18aよりも小径の小径筒部18cとが段
部18bを介して同軸に連設されて成るものであり、基
板14から段部18bまでの長さは各突起19…の突出
長さと同一に設定される。
【0014】このような第1連結筒17および第2連結
筒18は、一対の第1連結筒17間を結ぶ直線と一対の
第2連結筒18間を結ぶ直線とのなす角度αが90度未
満の小さな値となるようにして基板14に連設される。
【0015】一方、第2隔板11は、リング状の平坦な
基板22と、該基板22の外周縁から下方に延設される
外筒23と、基板22の内周縁から下方に延設される内
筒24と、前記仮想円20上の周方向に180度ずれた
位置で基板22から下方に延設される一対の第1嵌合筒
25と、前記仮想円20上の周方向に180度ずれた位
置で基板22から上方に延設される一対の第2嵌合筒2
6と、第1隔板10における突起19…とはずれた格子
状配置で基板22から上方に突設される多数の突起27
…とを有して、中央部、ならびに第1および第2嵌合筒
25,26に対応する部分を開口させた皿状に形成され
る。
【0016】外筒23は、第1隔板10の外筒15に嵌
合すべく下方に向かうにつれて拡径したテーパ状に形成
され、内筒24は、外筒23の軸長よりも短い長さを有
し、第1隔板10の内筒16と同様に半径方向内方に向
けて膨らんだ彎曲形状に形成される。
【0017】第1嵌合筒25は、第1隔板10における
第1連結筒17の小径筒部17cを嵌合する内径を有し
て基板22に直角に連設され、第2嵌合筒26は、第1
隔板10における第2連結筒18の小径筒部18cを嵌
合する内径を有して基板22に直角に連設され、両嵌合
筒25,26の軸長は内筒24の長さよりも短く設定さ
れ、突起27…の突出量は内筒24の長さと同一に設定
される。
【0018】しかも一対の第1嵌合筒25ならびに一対
の第2嵌合筒26は、それらの相対位置を第1隔板10
における一対の第1連結筒17ならびに一対の第2連結
筒18の相対位置と同一にして基板22に連設される。
【0019】このように形成される複数枚の第1隔板1
0…ならびに複数枚の第2隔板11…は、第2隔板11
を最下方位置とするとともに第1隔板10を最上方位置
として交互に積層される。すなわち第1隔板10…の外
筒15と第2隔板11…の外筒23とをそれぞれ嵌合さ
せ、第1隔板10…における第1連結筒17の小径筒部
17cを段部17bが第2隔板11…の上面に当接する
まで第2隔板11…における第1嵌合筒25にそれぞれ
嵌合させ、第1隔板10…における第2連結筒18の小
径筒部18cを段部18bが第2隔板11…の下面に当
接するまで第2隔板11…における第2嵌合筒26にそ
れぞれ嵌合させて、各内筒16…を第2隔板11…の内
周縁上面に当接させるとともに各内筒24…を第1隔板
10…の内周縁上面に当接させ、さらに各突起19…を
第2隔板11…の基板22下面に当接させるとともに各
突起27…を第1隔板10…の基板14下面に当接させ
る。
【0020】このように第1隔板10…および第2隔板
11…を交互に積層した状態では、第1隔板10…の上
方にはオイルを流通させるためのリング状の第1流体通
路30…がそれぞれ形成され、第1隔板10…の下方に
は冷却水を流通させるためのリング状の第2流体通路3
1…がそれぞれ形成される。すなわち第1流体通路30
…と、複数の第2流体通路31…とが、相互間に第1お
よび第2隔板10…,11…をそれぞれ介在させた積層
状態で交互にかつ同軸に形成されることになる。
【0021】しかも一対の第1連結筒17の一方と一対
の第1嵌合筒25の一方との嵌合により第1流体通路3
0の中心線と平行な軸線を有する複数の第1流体入口通
路32…が同軸上に形成され、一対の第1連結筒17の
他方と一対の第1嵌合筒25の他方との嵌合により第1
流体通路30の中心線と平行な軸線を有する複数の第1
流体出口通路33…が同軸上に形成されることになり、
複数の第1流体通路30…が第1流体入口通路32…お
よび第1流体出口通路33…で相互に連通されることに
なる。また一対の第2連結筒18のうち前記他方の第1
連結筒17に近接した第2連結筒18と一対の第2嵌合
筒26の一方との嵌合により第2流体通路31の中心線
と平行な軸線を有する複数の第2流体入口通路34…が
同軸上に形成され、他方の第2連結筒18と他方の第2
嵌合筒26との嵌合により第2流体通路31の中心線と
平行な軸線を有する複数の第2流体出口通路35…が同
軸上に形成されることになり、複数の第2流体通路31
…が第2流体入口通路34…および第2流体出口通路3
5…で相互に連通されることになる。
【0022】而して、第1連結筒17および第2連結筒
18は、一対の第1連結筒17間を結ぶ直線と一対の第
2連結筒18間を結ぶ直線とがなす角度αを90度未満
の小さな値となるようにして基板14に連設され、第1
嵌合筒25および第2嵌合筒26が、第1連結筒17お
よび第2連結筒18の相対位置と同一の相対配置にして
基板22に連設されているので、第1流体入口通路32
および第2流体出口通路35、ならびに第1流体出口通
路33および第2流体入口通路34がそれぞれなす中心
角αが90度未満の小さな値に設定されることになる。
【0023】上述のように相互に積層された第1隔板1
0…および第2隔板11…は、最下方の第2隔板11を
支持板12上に重合するようにして配置され、支持板1
2には、第1流体入口通路32にオイルを導入するため
のオイル導入口36と、第1流体出口通路33からオイ
ルを導出するためのオイル導出口(図示せず)とが設け
られる。また第1隔板10…および第2隔板11…の内
筒16…,24…には、オイルクーラーを取付けるため
のボルト(図示せず)が挿通されるスリーブ37が嵌合
され、該スリーブ37の下端は支持板12で受けられ
る。またスリーブ37の上端は、押さえ板13の上面に
当接するフランジ38の中央部に挿通されており、フラ
ンジ38には、第2流体入口通路34に冷却水を導入す
るための水導入管39と、第2流体出口通路35から冷
却水を導出するための水導出管40とが接続される。
【0024】ところで、第1隔板10および第2隔板1
1は、図5で示すように、アルミニウム合金から成る芯
材10a,11aの両面に、アルミニウム合金ろう10
b,10c;11b,11cを張り合わせて成るブレー
ジングシートのプレス加工により形成されるものであ
り、支持板12および押さえ板13間に第1隔板10…
および第2隔板11…を積層するとともにスリーブ37
を嵌合した状態で、真空炉内での加熱による真空ろう付
けにより、相互に結合されることになる。
【0025】次にこの実施例の作用について説明する
と、オイル導入口36から導入されるオイルは、同軸上
に配置されている複数の第1流体入口通路32…内を上
昇して第1流体通路30…内に流入するとともに、第1
流体通路30…内を略180度の範囲にわたって流通し
た後に同軸上に配置されている複数の第1流体出口通路
33…内を下降してオイル導出口から導出される。一
方、水導入管39から導入される冷却水は、同軸上に配
置されている複数の第2流体入口通路34…内を下降し
て第2流体通路31…内に流入するとともに、第2流体
通路31…内を略180度の範囲にわたって流通した後
に同軸上に配置されている複数の第2流体出口通路35
…内を上昇して水導出管40から導出される。而して第
1隔板10…および第2隔板11…を介して、オイルお
よび冷却水間の熱交換が行なわれ、オイルが冷却水によ
って冷却されることになる。
【0026】この際、多数の突起19…,27…により
伝熱面積が拡大されるとともに第1および第2流体通路
30…,31…でのオイルおよび冷却水の流通が乱され
るので、熱交換効率の向上に寄与することができる。
【0027】またオイルおよび冷却水は第1および第2
流体通路30…,31…内で略180度の範囲にわたっ
て流通するものであるから、流通距離が比較的短く、し
たがって圧力損失の増大を回避することができる。
【0028】さらに図6で示すように、第1流体入口通
路32および第2流体出口通路35、ならびに第1流体
出口通路33および第2流体入口通路34が、90度未
満の小さな中心角αを相互間にそれぞれ形成するように
して配置されていることにより、冷却水の流通方向が実
線矢印で示すようになるのに対し、オイルの流通方向が
破線矢印で示すようになり、冷却水およびオイルの対向
流範囲Aを90度以上の比較的大きな範囲とするととも
に、冷却水およびオイルの並行流範囲Bを90度未満の
比較的小さな範囲とすることができ、これによって熱交
換効率の向上をより一層向上することができる。
【0029】しかも第1および第2流体入口通路32,
34、ならびに第1および第2流体出口通路33,35
は、両流体通路30,31の半径方向に沿う略中心位置
を通る仮想円20上に軸線が在るようにして配置されて
いるので、第1および第2流体通路30,31でのオイ
ルおよび冷却水の流通に淀みを生じさせることはなく、
対向流範囲Aにおいてオイルおよび冷却水の相対対向流
速度が不充分となる部分を少なくし、熱交換効率を充分
に向上させることができる。
【0030】このような熱交換効率の向上により、オイ
ルクーラーの軽量化、小型化およびコストダウンを図る
ことが可能となる。
【0031】本発明の第2実施例として、図7および図
8で示すように、第1隔板10…および第2隔板11…
に突起19…,27…を突設せずに、第1流体通路30
…内で、第1隔板10…および第2隔板11…間にフィ
ン41を挟み込み、伝熱面積を向上するようにしてもよ
い。
【0032】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0033】たとえば本発明は、自動車エンジン用オイ
ルクーラーだけでなく、相互に異なる流体間の熱交換を
行なうための熱交換器として広く実施可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1流体
入口通路および第1流体出口通路、ならびに第2流体入
口通路および第2流体出口通路は、各流体通路の半径方
向に沿う略中心位置を通る仮想円上でそれぞれ180度
ずれた位置に配置され、第1流体入口通路および第2流
体出口通路、ならびに第1流体出口通路および第2流体
入口通路がそれぞれなす中心角が90度未満の小さな値
に設定されるので、流体の流通距離を比較的短くして圧
力損失を比較的小さく抑えた上で、対向流範囲を90度
以上の比較的大きな範囲に拡大することができるととも
に対向流範囲での流体の流通速度低下を抑え、それによ
り熱交換効率の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の自動車エンジン用オイルクーラの
平面図である。
【図2】図1の2−2線拡大断面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】図3の4−4線拡大断面図である。
【図5】図2の5矢示部拡大図である。
【図6】流体流通方向を説明するための横断平面図であ
る。
【図7】第2実施例の図4に対応する断面図である。
【図8】フィンの部分斜視図である。
【図9】従来技術の図6に対応する横断平面図である。
【符号の説明】
10 第1隔板 11 第2隔板 20 仮想円 30 第1流体通路 31 第2流体通路 32 第1流体入口通路 33 第1流体出口通路 34 第2流体入口通路 35 第2流体出口通路 α 中心角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状である複数の第1流体通路(3
    0)と、リング状である複数の第2流体通路(31)と
    が、相互間に隔板(10,11)をそれぞれ介在させた
    積層状態で交互にかつ同軸に形成され、第1流体通路
    (30)相互間は、各流体通路(30,31)の中心線
    と平行にしてそれぞれ同軸に延びる複数の第1流体入口
    通路(32)ならびに複数の第1流体出口通路(33)
    で相互に連通され、第2流体通路(31)相互間は、第
    1流体入口通路(32)と平行にしてそれぞれ同軸に延
    びる複数の第2流体入口通路(34)ならびに複数の第
    2流体出口通路(35)で相互に連通される熱交換器に
    おいて、第1流体入口通路(32)および第1流体出口
    通路(33)、ならびに第2流体入口通路(34)およ
    び第2流体出口通路(35)は、各流体通路(30,3
    1)の半径方向に沿う略中心位置を通る仮想円(20)
    上でそれぞれ180度ずれた位置に配置され、第1流体
    入口通路(32)および第2流体出口通路(35)、な
    らびに第1流体出口通路(33)および第2流体入口通
    路(34)がそれぞれなす中心角(α)が90度未満の
    小さな値に設定されることを特徴とする熱交換器。
JP29836692A 1992-11-09 1992-11-09 熱交換器 Pending JPH06147787A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5685368A (en) * 1994-12-21 1997-11-11 Nippondenso Co., Ltd. Oil cooler
US6546996B2 (en) * 2001-07-03 2003-04-15 Deere & Company Oil cooler
KR100389699B1 (ko) * 2001-01-17 2003-06-27 삼성공조 주식회사 수냉식 열교환기
JP2008045477A (ja) * 2006-08-15 2008-02-28 Mahle Filter Systems Japan Corp オイルクーラ

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