JPH06147601A - 着霜検出装置 - Google Patents

着霜検出装置

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JPH06147601A
JPH06147601A JP4296863A JP29686392A JPH06147601A JP H06147601 A JPH06147601 A JP H06147601A JP 4296863 A JP4296863 A JP 4296863A JP 29686392 A JP29686392 A JP 29686392A JP H06147601 A JPH06147601 A JP H06147601A
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JP
Japan
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heat exchanger
frost
signal
transmitter
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP4296863A
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English (en)
Inventor
Yasufumi Takahashi
康文 高橋
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 いかなる外気条件においても熱交換器の着霜
状態を正確に検知し、正確な動作を行う空調機を提供す
る。 【構成】 合成樹脂製のクリップ1により、電極板2,
3を熱交換器のアルミ製の放熱板6を挟むよう取り付け
る。電極板2,3は検知装置7につながれており、電圧
がかけられている。着霜時には、電極板2,3と熱交換
器の放熱板6の間には霜もしくは氷が生成するため、電
極板2,3の間は通電しなくなり、検知装置7により通
電がなくなることにより着霜を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調機等の熱交換器の
着霜状態を正確に検出する着霜検出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、空調機の効率向上のため、着霜検
出装置は正確な検出が求められている。
【0003】従来、この種の着霜検出装置は特開昭54
−62544号公報に示すような構成が一般的であっ
た。以下に従来の熱交換器の着霜検出装置について図5
を参照しながら説明する。
【0004】図5に示すように、熱交換器102には、
温度センサー101が取りつけられており、温度センサ
ー101は制御装置103に接続されている。
【0005】上記構成において、熱交換器102の温度
を温度センサー101が検出し、制御装置103に温度
情報を送り、その温度が設定温度以下であると、着霜状
態と判断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱交
換器の着霜検出装置では、相対湿度が高い時などは熱交
換器が設定温度以下であっても着霜状態でないことがあ
り、正確な検知が出来ないため空調機が誤動作の恐れが
あるという課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、熱交
換器の着霜状態を正確に検知することのできる熱交換器
の着霜検出装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するための第1の手段は、2つの電極と、前記2つの電
極を熱交換器の放熱板に取りつける手段と、前記2つの
電極間の通電を検知するための検知装置を備えた構成と
したものである。
【0009】また、第2の手段は、熱交換器に向けられ
た発信機と、前記発信機を動作させる信号装置と、前記
発信機の放射する音が前記熱交換器により反射される
が、反射された前記音を測定するために前記熱交換器に
向けられた受信機と、前記受信機の信号が予め設定され
た信号レベルの範囲内の信号を着霜状態として検出する
信号処理装置を備えた構成としたものである。
【0010】また、第3の手段は、熱交換器の放熱板に
取り付けられた超音波振動子と、前記超音波振動子を動
作させる発信装置と、前記発信装置が放射した振動を受
信するため、前記熱交換器の放熱板に取り付けられた振
動受信器と、前記振動受信器の信号が予め設定された信
号レベルの範囲内の信号を着霜状態として検出する信号
処理装置を備えた構成としたものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、熱
交換器に着霜していない場合は、各々の2つの電極が、
それぞれ熱交換器の放熱板と接した状態となり、二つの
電極は通電するが、熱交換器が着霜状態となった場合
は、熱交換器の放熱板と電極の間に霜もしくは氷が生成
するため、電極が離れ、検知装置により通電しなくなる
ことを検知することより熱交換器の着霜を正確に検知出
来るものである。
【0012】また、第2の手段の構成により、熱交換器
に着霜していない場合は、発信機から放射された音は熱
交換器を通過し、音はほとんど反射されないため、受信
機によって測定される音は小さいが、熱交換器が着霜状
態になったとき、発信機から放射された音は通過せずに
反射する。信号処理装置によりこの反射音が予め設定さ
れた信号レベルの範囲内の信号であることを着霜と検知
するため、熱交換器の着霜を正確に検知出来るものであ
る。
【0013】また、第3の手段の構成により、熱交換器
に着霜していない場合は、超音波振動子が放射した振動
が熱交換器の放熱板を通じて振動受信器に送られるが、
熱交換器が着霜状態になった時、熱交換機の放熱板の重
量が増すために振動は減衰する。信号処理装置により測
定された信号が予め設定された範囲内の信号であること
を着霜と検知するため、熱交換器の着霜を正確に検知出
来るものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の手段による一実施例に
ついて、図1及び図2を参照しながら説明する。
【0015】1は熱交換器の放熱板が挟むことができる
ような合成樹脂製のクリップであり、クリップ1の両方
の先端にはそれぞれ波型の電極板2,3が取り付けてあ
り、それぞれの電極板2,3には電線4,5がつながれ
ている。クリップ1は、熱交換器のアルミ製の放熱板6
を挟むよう取り付ける。電線4,5は検知装置7につな
がれており、電圧がかけられている。
【0016】上記構成により、熱交換器の放熱板6が着
霜していない場合は、電極板2と熱交換器の放熱板6と
電極板3は接触しているため、電極板2,3に取りつけ
られた電線4と電線5の間には通電する。しかし、熱交
換器の放熱板6の着霜時には、電極板2と熱交換器の放
熱板6、または、熱交換器の放熱板6と電極板3の間
に、結露水が侵入しており、霜もしくは氷となって生成
するため、接触しなくなり電線4と電線5の間には通電
しなくなる。検知装置7により通電がなくなると着霜を
検知する。このように本発明の第1の手段による実施例
の着霜検知装置によれば正確に熱交換器の着霜を検知す
ることが出来る。
【0017】なお、実施例では電極板に波型の電極板を
用いたが、波型の電極板に代えてどのような形の電極板
を用いてもよく、その作用効果に差異を生じない。
【0018】また、実施例では放熱板を2つの電極板で
はさむ構成としたが、2つの電極板が両方とも放熱板の
片側にある構成としてもよく、その作用効果に差異を生
じない。
【0019】また、実施例では電極板の固定方法にクリ
ップを用いたが、電極板のどちらか一方を固定し、他方
をクリップに代えてちょうつがいを用いて固定してもよ
く、その作用効果に差異を生じない。
【0020】次に、本発明の第2の手段による一実施例
を図3に基づいて説明する。13は音を出すためのスピ
ーカーであり、スピーカー13を動作させるための信号
装置11と電線12で接続されている。マイクロホン1
6は測定した音の信号処理を行なうための信号処理装置
a14と電線15で接続されている。スピーカー13と
マイクロホン16は熱交換器102の方向に向けられて
いる。
【0021】上記構成により、熱交換器102に着霜し
ていない場合は、スピーカー13から放射される音は熱
交換器102を通過するため、音はほとんど反射しない
が、熱交換器102の着霜時には、熱交換器102は霜
で覆われるため、音が反射する。反射した音は、マイク
ロホン16により測定される。その電気信号が信号処理
装置a14に入力され、予め設定された値以上であると
き、熱交換器102が着霜したことを検知する。このよ
うに本発明の第2の手段による実施例の着霜検知装置に
よれば正確に熱交換器の着霜を検知することが出来る。
【0022】次に、本発明の第3の手段による一実施例
を図4に基づいて説明する。21は超音波振動子であ
り、発信装置23と電線26で接続されており、超音波
振動子21は熱交換器の放熱板6に接着剤により取り付
けられている。22は振動受信器であり、信号処理装置
b24と電線25で接続されており、振動受信器22は
熱交換器の放熱板6に接着剤により取り付けてある。
【0023】上記構成により、熱交換器の放熱板6に着
霜していない場合は、超音波振動子21が発生する振動
は、熱交換器の放熱板6を伝わり振動受信器22に伝わ
るが、熱交換器の放熱板6に着霜した場合は、熱交換器
の放熱板6に付着した霜により振動が吸収され、振動受
信器22に振動が伝わらなくなる。振動受信器22によ
って受信された信号は信号処理装置b24に入力され、
信号処理装置b24に入力された電圧が予め設定された
値以下であるとき、放熱板6が着霜していると検知す
る。このように本発明の第3の手段による実施例の着霜
検知装置によれば正確に熱交換器の着霜を検知すること
が出来る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、相対湿度
が高い場合などでも、着霜を直接検知することにより、
正確に熱交換器が着霜状態であることを検知するため、
空調機が正確な動作をする効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の着霜検知装置の図
【図2】本発明の第1実施例の着霜検知装置の検出部分
の図
【図3】本発明の第2実施例の着霜検知装置の図
【図4】本発明の第3実施例の着霜検知装置の図
【図5】従来の着霜検知装置の図
【符号の説明】
1 クリップ 2 電極板a 3 電極板b 6 熱交換器の放熱板 7 検知装置 11 信号装置 13 スピーカー 14 信号処理装置a 16 マイクロホン 21 超音波振動子 22 振動受信器 23 振動装置 24 信号処理装置b 102 熱交換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの電極と、前記2つの電極を熱交換器
    の放熱板に取りつける手段と、前記2つの電極間の通電
    を検知するための検知装置を備えた着霜検出装置。
  2. 【請求項2】熱交換器に向けられた発信機と、前記発信
    機を動作させる信号装置と、前記発信機の放射する音が
    前記熱交換器により反射されるが、反射された前記音を
    測定するために前記熱交換器に向けられた受信機と、前
    記受信機の信号が予め設定された信号レベルの範囲内の
    信号を着霜状態として検出する信号処理装置を備えた着
    霜検出装置。
  3. 【請求項3】熱交換器の放熱板に取り付けられた超音波
    振動子と、前記超音波振動子を動作させる発信装置と、
    前記発信装置が放射した振動を受信するため、前記熱交
    換器の放熱板に取り付けられた振動受信器と、前記振動
    受信器の信号が予め設定された信号レベルの範囲内の信
    号を着霜状態として検出する信号処理装置を備えた着霜
    検出装置。
JP4296863A 1992-11-06 1992-11-06 着霜検出装置 Pending JPH06147601A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101225977B1 (ko) * 2007-06-14 2013-01-24 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 그 제어 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101225977B1 (ko) * 2007-06-14 2013-01-24 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 그 제어 방법
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