JPH0614734Y2 - 軟x線装置 - Google Patents
軟x線装置Info
- Publication number
- JPH0614734Y2 JPH0614734Y2 JP1988115834U JP11583488U JPH0614734Y2 JP H0614734 Y2 JPH0614734 Y2 JP H0614734Y2 JP 1988115834 U JP1988115834 U JP 1988115834U JP 11583488 U JP11583488 U JP 11583488U JP H0614734 Y2 JPH0614734 Y2 JP H0614734Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soft
- radiation
- radiation source
- unit
- ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、軟X線装置、より詳細には、歯科用に適した
軟X線装置に関する。
軟X線装置に関する。
従来技術 従来、歯科治療において、齲窩の状況や根管の状況を観
察したり、根管長の測定などを行なうためX線装置が利
用されている。
察したり、根管長の測定などを行なうためX線装置が利
用されている。
X線装置は良く知られているように高圧電源やX線管を
用いるため装置が大型であり、また、放射されるX線を
遮蔽して特定領域外には散乱させないようにするため、
レントゲン室を特別に用意し、そこにX線装置を据付け
ているのが現状である。
用いるため装置が大型であり、また、放射されるX線を
遮蔽して特定領域外には散乱させないようにするため、
レントゲン室を特別に用意し、そこにX線装置を据付け
ているのが現状である。
したがって、X線装置を患者に用いるには、患者をレン
トゲン室に案内し、そこでX線撮影を行ない、フイルム
を現像してから治療を続行するなど、手間がかかるばか
りでなく、時間的にも能率的ではなかった。
トゲン室に案内し、そこでX線撮影を行ない、フイルム
を現像してから治療を続行するなど、手間がかかるばか
りでなく、時間的にも能率的ではなかった。
考案が解決しようとする課題 本考案は、上述した欠点を改善して、患者を治療椅子に
座ったままで、軟X線による観察を行なうことができ、
また、その場で影像を直視することにより、短時間での
治療を可能にすることを目的とするものである。
座ったままで、軟X線による観察を行なうことができ、
また、その場で影像を直視することにより、短時間での
治療を可能にすることを目的とするものである。
構成 本考案は、上記した課題を解決するために、軟X線装置
において、ラジオアイソトープを内蔵し、該ラジオアイ
ソトープが放射する放射線を放射する放射孔を有すると
共に、該放射孔に対する移動可能な遮蔽部材を有する線
源部と、上部に影像増幅部を有し、下部にバッテリー収
容部を設けた把持部と、該把持部に接近して設けられた
引金部とを有する操作部と、前記線源部と前記操作部と
を連結する支持棒とよりなり、前記線源部は、前記支持
棒に対して着脱自在に取着されると共に、前記遮蔽部材
を前記引金部により操作可能としたことを特徴とするも
のである。
において、ラジオアイソトープを内蔵し、該ラジオアイ
ソトープが放射する放射線を放射する放射孔を有すると
共に、該放射孔に対する移動可能な遮蔽部材を有する線
源部と、上部に影像増幅部を有し、下部にバッテリー収
容部を設けた把持部と、該把持部に接近して設けられた
引金部とを有する操作部と、前記線源部と前記操作部と
を連結する支持棒とよりなり、前記線源部は、前記支持
棒に対して着脱自在に取着されると共に、前記遮蔽部材
を前記引金部により操作可能としたことを特徴とするも
のである。
第1図は、本考案の一実施例を説明するための概略図で
ある。図中、1は軟X線源部、2は影像増幅部、3は把
持部、4は引金部、5は支持棒であり、軟X線源部1
は、遮蔽容器で構成され、内部に放射線強度の低い軟X
線を放射するラジオアイソトープを収容する。遮蔽容器
の撮像増幅部に向いあう部分には照射窓が設けられる
が、この窓には常時、放射線を外部に照射させないため
の遮蔽部材が設けられ、窓を塞いでいる。遮蔽部材は、
引金部4に連動しているが、その連動機構は、支持棒5
を中空体とし、その内部を通して設けるのがよい。引金
部4の引金を引くと、遮蔽部材が作動され、窓から放射
線が照射されるが、引金部から指を離すと、遮蔽部材は
窓を塞ぐよう構成される。例えば、スプリングを用いて
遮蔽部材を遮蔽位置に常時偏倚させるなど適宜の手段が
用いられる。影像増幅部2がフォトマルチプライヤー等
適宜の輻射線の変換増幅装置ならびにディスプレイ等よ
りなるもので、その電源は把持部3に収納される乾電池
等のバッテリーより供給される。
ある。図中、1は軟X線源部、2は影像増幅部、3は把
持部、4は引金部、5は支持棒であり、軟X線源部1
は、遮蔽容器で構成され、内部に放射線強度の低い軟X
線を放射するラジオアイソトープを収容する。遮蔽容器
の撮像増幅部に向いあう部分には照射窓が設けられる
が、この窓には常時、放射線を外部に照射させないため
の遮蔽部材が設けられ、窓を塞いでいる。遮蔽部材は、
引金部4に連動しているが、その連動機構は、支持棒5
を中空体とし、その内部を通して設けるのがよい。引金
部4の引金を引くと、遮蔽部材が作動され、窓から放射
線が照射されるが、引金部から指を離すと、遮蔽部材は
窓を塞ぐよう構成される。例えば、スプリングを用いて
遮蔽部材を遮蔽位置に常時偏倚させるなど適宜の手段が
用いられる。影像増幅部2がフォトマルチプライヤー等
適宜の輻射線の変換増幅装置ならびにディスプレイ等よ
りなるもので、その電源は把持部3に収納される乾電池
等のバッテリーより供給される。
以上のように構成されるX線装置は、歯科治療に適する
もので、具体的には、軟X線源部1を口中に挿入し、患
部近くに位置させて引金部4を引いて放射線を放射さ
せ、これを影像増幅部に受けて後部より覗くことによっ
て患部の状況を観察し、また、根管長の測定を行なうこ
とができる。測定のために、ディスプレー部に目盛を付
しておくとよい。
もので、具体的には、軟X線源部1を口中に挿入し、患
部近くに位置させて引金部4を引いて放射線を放射さ
せ、これを影像増幅部に受けて後部より覗くことによっ
て患部の状況を観察し、また、根管長の測定を行なうこ
とができる。測定のために、ディスプレー部に目盛を付
しておくとよい。
効果 以上のように、本考案によると、非常に小型に構成でき
るので、例えば、歯科治療等においては、患者を治療の
ための椅子に座らせたままで患部の観察等を行なうこと
ができる。この場合、患部の透過成分を影像増幅によっ
て観察できるので、ラジオアイソトープは弱い強度のも
ので十分であり、しかも、常時は遮蔽容器によって外部
に放射されないから、その使用にあたって、近くのほか
の患者や、医師、看護婦等に与える影響も極めて微弱で
問題となる量ではないので、僅かの注意さえ払えば、特
別の室を用意することなく利用できるものである。
るので、例えば、歯科治療等においては、患者を治療の
ための椅子に座らせたままで患部の観察等を行なうこと
ができる。この場合、患部の透過成分を影像増幅によっ
て観察できるので、ラジオアイソトープは弱い強度のも
ので十分であり、しかも、常時は遮蔽容器によって外部
に放射されないから、その使用にあたって、近くのほか
の患者や、医師、看護婦等に与える影響も極めて微弱で
問題となる量ではないので、僅かの注意さえ払えば、特
別の室を用意することなく利用できるものである。
また、線源部を着脱自在に取着し得るようにすることに
より、治療の終了後、取りはずして消毒できる等の効果
も有する。
より、治療の終了後、取りはずして消毒できる等の効果
も有する。
第1図は、本考案の一実施例を説明するための概略図で
ある。 1…軟X線源部、2…影像増幅部、3…把持部、4…引
金部。
ある。 1…軟X線源部、2…影像増幅部、3…把持部、4…引
金部。
Claims (1)
- 【請求項1】ラジオアイソトープを内蔵し、該ラジオア
イソトープが放射する放射線を放射する放射孔を有する
と共に、該放射孔に対する移動可能な遮蔽部材を有する
線源部と、上部に影像増幅部を有し、下部にバッテリー
収容部を設けた把持部と、該把持部に接近して設けられ
た引金部とを有する操作部と、前記線源部と前記操作部
とを連結する支持棒とよりなり、前記線源部は、前記支
持棒に対して着脱自在に取着されると共に、前記遮蔽部
材を前記引金部により操作可能としたことを特徴とする
軟X線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988115834U JPH0614734Y2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 軟x線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988115834U JPH0614734Y2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 軟x線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0235713U JPH0235713U (ja) | 1990-03-08 |
JPH0614734Y2 true JPH0614734Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31357839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988115834U Expired - Lifetime JPH0614734Y2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 軟x線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614734Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006029886A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Hiroshige Yamada | ステレオグラフ画像取得方法およびその装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2506630A1 (de) * | 1975-02-17 | 1976-08-26 | Siemens Ag | Zahnaerztliche roentgendiagnostikeinrichtung |
US4062518A (en) * | 1976-11-10 | 1977-12-13 | General Electric Company | X-ray shielding device |
JPS5976958U (ja) * | 1982-11-17 | 1984-05-24 | 三菱重工業株式会社 | 空気調和機 |
FR2558272B1 (fr) * | 1984-01-17 | 1987-06-26 | Labo Electronique Physique | Appareillage dentaire de detection de rayons x comportant un outil dentaire de prelevement en bouche d'images photoniques |
JPS60216248A (ja) * | 1984-04-12 | 1985-10-29 | Toshiba Corp | Ri線源ctスキヤナ |
-
1988
- 1988-09-02 JP JP1988115834U patent/JPH0614734Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0235713U (ja) | 1990-03-08 |
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