JPH06147083A - 船外機用エンジンの電装品配置構造 - Google Patents
船外機用エンジンの電装品配置構造Info
- Publication number
- JPH06147083A JPH06147083A JP4319251A JP31925192A JPH06147083A JP H06147083 A JPH06147083 A JP H06147083A JP 4319251 A JP4319251 A JP 4319251A JP 31925192 A JP31925192 A JP 31925192A JP H06147083 A JPH06147083 A JP H06147083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- ignition
- ignition coil
- cowling
- coil unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 10
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、エンジンを収納するカウリング
内の狭隘なスペースを有効に利用できるようにしてい
る。 【構成】 この発明は、カウリング5内にエンジン2が
収納され、このエンジンの一側に吸気系18が配置さ
れ、エンジンの他側に、エンジンに設置された点火プラ
グ24に電気を供給する点火系電装品23が配置された
船外機用エンジンの電装品配置構造において、点火プラ
グキャップ、高圧コード及び点火コイルが点火コイルユ
ニット25として一体化されてエンジン他側の点火プラ
グ取付部に配置されたものである。
内の狭隘なスペースを有効に利用できるようにしてい
る。 【構成】 この発明は、カウリング5内にエンジン2が
収納され、このエンジンの一側に吸気系18が配置さ
れ、エンジンの他側に、エンジンに設置された点火プラ
グ24に電気を供給する点火系電装品23が配置された
船外機用エンジンの電装品配置構造において、点火プラ
グキャップ、高圧コード及び点火コイルが点火コイルユ
ニット25として一体化されてエンジン他側の点火プラ
グ取付部に配置されたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、船外機用エンジンの
電装品配置構造に関する。
電装品配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】船外機に搭載されるエンジンはクランク
シャフトが鉛直に配置され、シリンダが水平に配置され
た縦型エンジンであり、カウリング内に収納されてい
る。このエンジンの一側に吸気系が配置され、他側に排
気通路が配設されている。
シャフトが鉛直に配置され、シリンダが水平に配置され
た縦型エンジンであり、カウリング内に収納されてい
る。このエンジンの一側に吸気系が配置され、他側に排
気通路が配設されている。
【0003】上記吸気系は大きなスペースを占有するた
め、点火プラグ、点火コイル及びCDI(容量放電点
火)ユニット等の点火系電装品はエンジン他側の排気通
路側に配置される。更に、近年のエンジンの大型化に伴
い潤滑オイルを濾過するオイルフィルタも大型化し、こ
の大型のオイルフィルタも点火系電装品とともに、上記
エンジン他側に配置されている(特開平 3-32998号公報
記載の発明)。
め、点火プラグ、点火コイル及びCDI(容量放電点
火)ユニット等の点火系電装品はエンジン他側の排気通
路側に配置される。更に、近年のエンジンの大型化に伴
い潤滑オイルを濾過するオイルフィルタも大型化し、こ
の大型のオイルフィルタも点火系電装品とともに、上記
エンジン他側に配置されている(特開平 3-32998号公報
記載の発明)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にエンジンの他側に点火系電装品及びオイルフィルタを
配置すると、これらによってエンジン他側のスペースが
ほぼ占有されてしまい、スタータリレー等の他の部品を
このエンジン他側に配置することが不可能となってしま
う。
にエンジンの他側に点火系電装品及びオイルフィルタを
配置すると、これらによってエンジン他側のスペースが
ほぼ占有されてしまい、スタータリレー等の他の部品を
このエンジン他側に配置することが不可能となってしま
う。
【0005】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たものであり、エンジンを収納するカウリング内のスペ
ースを有効に利用できる船外機用エンジンの電装品配置
構造を提供することを目的とする。
たものであり、エンジンを収納するカウリング内のスペ
ースを有効に利用できる船外機用エンジンの電装品配置
構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、カウリング
内にエンジンが収納され、このエンジンの一側に吸気系
が配置され、上記エンジンの他側に、上記エンジンに設
置された点火プラグに電気を供給する点火系電装品が配
置された船外機用エンジンの電装品配置構造において、
点火プラグキャップ、高圧コード及び点火コイルが点火
コイルユニットとして一体化されて上記エンジン他側の
上記点火プラグ取付部に配置されたものである。
内にエンジンが収納され、このエンジンの一側に吸気系
が配置され、上記エンジンの他側に、上記エンジンに設
置された点火プラグに電気を供給する点火系電装品が配
置された船外機用エンジンの電装品配置構造において、
点火プラグキャップ、高圧コード及び点火コイルが点火
コイルユニットとして一体化されて上記エンジン他側の
上記点火プラグ取付部に配置されたものである。
【0007】
【作用】従って、この発明に係る船外機用エンジンの電
装品配置構造によれば、点火プラグキャップ、高圧コー
ド及び点火コイルが点火コイルユニットとして一体化さ
れたので、カウリング内のエンジン他側において上記各
部品が占有していたスペースを小さくできる。このた
め、点火コイルユニットに接続される点火制御ユニット
を点火コイルユニット近傍に配置できるので、カウリン
グ内のエンジン他側において、上記点火コイルユニット
及び点火制御ユニットの配置位置と反対側にスペースが
でき、このスペースに他部品、例えばスタータリレー、
パワーチルト・トリムリレーあるいはレギュレータ等を
配置できる。このため、エンジンを収納するカウリング
内のスペースを有効に利用することができる。
装品配置構造によれば、点火プラグキャップ、高圧コー
ド及び点火コイルが点火コイルユニットとして一体化さ
れたので、カウリング内のエンジン他側において上記各
部品が占有していたスペースを小さくできる。このた
め、点火コイルユニットに接続される点火制御ユニット
を点火コイルユニット近傍に配置できるので、カウリン
グ内のエンジン他側において、上記点火コイルユニット
及び点火制御ユニットの配置位置と反対側にスペースが
でき、このスペースに他部品、例えばスタータリレー、
パワーチルト・トリムリレーあるいはレギュレータ等を
配置できる。このため、エンジンを収納するカウリング
内のスペースを有効に利用することができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、図2の I-I線に沿う断面図であり、図
2は、この発明に係る船外機用エンジンの電装品配置構
造の一実施例が適用された船外機のエンジンを示す側面
図である。
明する。図1は、図2の I-I線に沿う断面図であり、図
2は、この発明に係る船外機用エンジンの電装品配置構
造の一実施例が適用された船外機のエンジンを示す側面
図である。
【0009】船外機1のエンジン2は、図示しないプロ
ペラを備えた推進ユニット(図示せず)上に設置され、
一般に、クランクシャフト3(図1)が鉛直に配設さ
れ、シリンダ4(図1)が水平に配設された縦型4サイ
クルエンジンである。このエンジン2は、カウリング5
内に収納されて水等から保護される。
ペラを備えた推進ユニット(図示せず)上に設置され、
一般に、クランクシャフト3(図1)が鉛直に配設さ
れ、シリンダ4(図1)が水平に配設された縦型4サイ
クルエンジンである。このエンジン2は、カウリング5
内に収納されて水等から保護される。
【0010】上記エンジン2は、図1に示すように、シ
リンダ4が形成されたシリンダブロック6と、このシリ
ンダブロック6に連接されてクランクシャフト3を回転
自在に支持するクランクケース7と、シリンダブロック
6に連接されて燃焼室8を形成するとともに、動弁機構
9が設置されたシリンダヘッド10と、このシリンダヘ
ッド10の開口を覆うヘッドカバー11と、を有して構
成される。
リンダ4が形成されたシリンダブロック6と、このシリ
ンダブロック6に連接されてクランクシャフト3を回転
自在に支持するクランクケース7と、シリンダブロック
6に連接されて燃焼室8を形成するとともに、動弁機構
9が設置されたシリンダヘッド10と、このシリンダヘ
ッド10の開口を覆うヘッドカバー11と、を有して構
成される。
【0011】シリンダ4内にピストン12が往復運動可
能に収容され、このピストン12がコンロッド13を介
してクランクシャフト3に連結されて、上記ピストンの
往復運動が回転運動に変換される。また、シリンダヘッ
ド10には、燃焼室8に開口された吸気ポート14及び
排気ポート(図示せず)をそれぞれ開閉する吸気バルブ
15及び排気バルブ(図示せず)が配設される。これら
の吸気バルブ15及び排気バルブを上記動弁機構9が作
動させる。シリンダヘッド10には、吸気ポート14に
連通して吸気通路16が、排気ポートに連通して排気通
路17がそれぞれ形成される。
能に収容され、このピストン12がコンロッド13を介
してクランクシャフト3に連結されて、上記ピストンの
往復運動が回転運動に変換される。また、シリンダヘッ
ド10には、燃焼室8に開口された吸気ポート14及び
排気ポート(図示せず)をそれぞれ開閉する吸気バルブ
15及び排気バルブ(図示せず)が配設される。これら
の吸気バルブ15及び排気バルブを上記動弁機構9が作
動させる。シリンダヘッド10には、吸気ポート14に
連通して吸気通路16が、排気ポートに連通して排気通
路17がそれぞれ形成される。
【0012】上記排気通路17は、エンジン2の鉛直方
向に延びて形成される。また、シリンダヘッド10の吸
気通路16に吸気系18が接続される。この吸気系18
は、吸気マニホルド19、キャブレタ20及びエアクリ
ーナ21が順次接続して構成されたものであり、カウリ
ング5内においてエンジン2の一側に配置される。この
吸気系18は、カウリング5内におけるエンジン2の一
側において、船外機1の前後方向に延び、上記エンジン
2の一側のスペースをほぼ占有する。
向に延びて形成される。また、シリンダヘッド10の吸
気通路16に吸気系18が接続される。この吸気系18
は、吸気マニホルド19、キャブレタ20及びエアクリ
ーナ21が順次接続して構成されたものであり、カウリ
ング5内においてエンジン2の一側に配置される。この
吸気系18は、カウリング5内におけるエンジン2の一
側において、船外機1の前後方向に延び、上記エンジン
2の一側のスペースをほぼ占有する。
【0013】また、カウリング5内におけるエンジン2
の他側(排気通路17設置側)にオイルフィルタ22及
び点火系電装品23が配置される。オイルフィルタ22
は、カウリング5内におけるエンジン2の他側におい
て、船外機1の前後方向ほぼ中央位置に配置され、シリ
ンダブロック6に設置される。このオイルフィルタ22
は、エンジン2内を潤滑する潤滑オイルを濾過するもの
であり、エンジン2の大型化に伴い潤滑オイル量が増量
されたことから、比較的大型に構成されている。
の他側(排気通路17設置側)にオイルフィルタ22及
び点火系電装品23が配置される。オイルフィルタ22
は、カウリング5内におけるエンジン2の他側におい
て、船外機1の前後方向ほぼ中央位置に配置され、シリ
ンダブロック6に設置される。このオイルフィルタ22
は、エンジン2内を潤滑する潤滑オイルを濾過するもの
であり、エンジン2の大型化に伴い潤滑オイル量が増量
されたことから、比較的大型に構成されている。
【0014】上記点火系電装品23は点火プラグ24に
スパーク(火花)を発生させるものであり、この点火プ
ラグ24は、先端部が燃焼室8内に臨むようにしてシリ
ンダブロック10に設置されている。点火系電装品23
は、点火コイルユニット25及び点火制御ユニットとし
てのCDI(容量放電点火)ユニットを有して構成され
る。
スパーク(火花)を発生させるものであり、この点火プ
ラグ24は、先端部が燃焼室8内に臨むようにしてシリ
ンダブロック10に設置されている。点火系電装品23
は、点火コイルユニット25及び点火制御ユニットとし
てのCDI(容量放電点火)ユニットを有して構成され
る。
【0015】点火コイルユニット25は、点火プラグキ
ャップ、高圧コード及び点火コイルが一体化して構成さ
れたものであり、図3に示すように、プラグキャップ部
27、高圧コード部28及び点火コイル部29を有す
る。点火コイル部29は、コア30Aの外周に2次コイ
ル30Bを配設し、この2次コイル30Bの外周に1次
コイル30Cを配置したものである。また、プラグキャ
ップ部27は、点火プラグ24を嵌合し得るよう構成さ
れたものである。更に、高圧コード部28は、プラグキ
ャップ部27及び点火コイル部29を接続し、電波障害
防止用の抵抗31を備える。
ャップ、高圧コード及び点火コイルが一体化して構成さ
れたものであり、図3に示すように、プラグキャップ部
27、高圧コード部28及び点火コイル部29を有す
る。点火コイル部29は、コア30Aの外周に2次コイ
ル30Bを配設し、この2次コイル30Bの外周に1次
コイル30Cを配置したものである。また、プラグキャ
ップ部27は、点火プラグ24を嵌合し得るよう構成さ
れたものである。更に、高圧コード部28は、プラグキ
ャップ部27及び点火コイル部29を接続し、電波障害
防止用の抵抗31を備える。
【0016】上記CDIユニット26は、点火コイルユ
ニット25に接続コード36によって接続される。この
CDIユニット26は、発電機32にて発生した交流電
気を一時内部コンデンサに溜め、この交流電気を点火時
期に合わせて点火コイルユニット25の点火コイル部2
9における1次コイル30Cへ流し、2次コイル30B
に大電圧を発生させるものであり、この大電圧により点
火プラグ24にスパークが発生する。
ニット25に接続コード36によって接続される。この
CDIユニット26は、発電機32にて発生した交流電
気を一時内部コンデンサに溜め、この交流電気を点火時
期に合わせて点火コイルユニット25の点火コイル部2
9における1次コイル30Cへ流し、2次コイル30B
に大電圧を発生させるものであり、この大電圧により点
火プラグ24にスパークが発生する。
【0017】上述のような点火コイルユニット25は、
カウリング5内におけるエンジン2の他側(排気通路1
7設置側)において、シリンダヘッド10の点火プラグ
24取付部に点火コイルユニット保持具33によって支
持される。また、CDIユニット26は、シリンダブロ
ック10における排気通路17の対応位置、つまりオイ
ルフィルタ22と点火コイルユニット25との間の点火
コイルユニット25に隣接したスペースに配置される。
カウリング5内におけるエンジン2の他側(排気通路1
7設置側)において、シリンダヘッド10の点火プラグ
24取付部に点火コイルユニット保持具33によって支
持される。また、CDIユニット26は、シリンダブロ
ック10における排気通路17の対応位置、つまりオイ
ルフィルタ22と点火コイルユニット25との間の点火
コイルユニット25に隣接したスペースに配置される。
【0018】上記点火コイルユニット保持具33は、図
4に示すように、一部が両側方に膨出した帯状のバンド
であり、ゴム等の弾性体によって構成される。この点火
ユニット保持部33の膨出部34を、点火コイルユニッ
ト25の点火コイル部29側に嵌合させ、点火コイルユ
ニット保持具33の係止部35にボルト等を挿通して、
この保持具33をシリンダブロック10に固定する。こ
のような点火コイルユニット保持具33により、点火プ
ラグ24に嵌合して不安定な状態の点火コイルユニット
25を、シリンダブロック10に確実に支持させる。
4に示すように、一部が両側方に膨出した帯状のバンド
であり、ゴム等の弾性体によって構成される。この点火
ユニット保持部33の膨出部34を、点火コイルユニッ
ト25の点火コイル部29側に嵌合させ、点火コイルユ
ニット保持具33の係止部35にボルト等を挿通して、
この保持具33をシリンダブロック10に固定する。こ
のような点火コイルユニット保持具33により、点火プ
ラグ24に嵌合して不安定な状態の点火コイルユニット
25を、シリンダブロック10に確実に支持させる。
【0019】上記実施例によれば、点火プラグキャッ
プ、高圧コード及び点火コイルが点火コイルユニット2
5として一体化されたので、カウリング5内のエンジン
2の他側において上記各部品が占有していたスペースを
小さくできる。このため、点火コイルユニット25をシ
リンダブロック10における点火プラグ24取付位置に
配置し、CDIユニット26をシリンダブロック10に
おける点火コイルユニット25の近傍に配置できるの
で、カウリング5内のエンジン2他側において、オイル
フィルタ22に関しシリンダブロック10と反対側のス
ペースに他部品を配置できる。この他部品として、パワ
ーチルト・トリムリレー37やスタータリレー38、更
には整流機能付レギュレータ39等がある。このよう
に、カウリング5内のエンジン2他側において、オイル
フィルタ22に関しシリンダブロック10と反対側に他
部品配置用のスペースが形成されたので、エンジンを収
容するカウリング内の狭隘なスペースを有効に利用する
ことができる。
プ、高圧コード及び点火コイルが点火コイルユニット2
5として一体化されたので、カウリング5内のエンジン
2の他側において上記各部品が占有していたスペースを
小さくできる。このため、点火コイルユニット25をシ
リンダブロック10における点火プラグ24取付位置に
配置し、CDIユニット26をシリンダブロック10に
おける点火コイルユニット25の近傍に配置できるの
で、カウリング5内のエンジン2他側において、オイル
フィルタ22に関しシリンダブロック10と反対側のス
ペースに他部品を配置できる。この他部品として、パワ
ーチルト・トリムリレー37やスタータリレー38、更
には整流機能付レギュレータ39等がある。このよう
に、カウリング5内のエンジン2他側において、オイル
フィルタ22に関しシリンダブロック10と反対側に他
部品配置用のスペースが形成されたので、エンジンを収
容するカウリング内の狭隘なスペースを有効に利用する
ことができる。
【0020】上記パワーチルト・トリムリレー37、ス
タータリレー38及びレギュレータ39は水に弱いた
め、上述の如く、カウリング5内におけるエンジン2の
他側で、オイルフィルタ22に関しシリンダブロック1
0と反対側のクランクケース7上方に配置することによ
り、パワーチルト・トリムリレー等37、38及び39
を水から保護でき、これらの機器の信頼性を向上させる
ことができる。
タータリレー38及びレギュレータ39は水に弱いた
め、上述の如く、カウリング5内におけるエンジン2の
他側で、オイルフィルタ22に関しシリンダブロック1
0と反対側のクランクケース7上方に配置することによ
り、パワーチルト・トリムリレー等37、38及び39
を水から保護でき、これらの機器の信頼性を向上させる
ことができる。
【0021】また、点火コイルユニット25が点火コイ
ルユニット保持具33によって支持され、この点火コイ
ルユニット保持具33が弾性体で形成されたので、エン
ジン2の振動をこの保持具33が吸収でき、接続コード
36の断線を防止できる。
ルユニット保持具33によって支持され、この点火コイ
ルユニット保持具33が弾性体で形成されたので、エン
ジン2の振動をこの保持具33が吸収でき、接続コード
36の断線を防止できる。
【0022】尚、上記一実施例では、接続コード36が
点火コイルユニット25の側周から延出されるものを述
べたが、図1の2点鎖線に示すように、点火コイルユニ
ット25の端面から延出されるようにしても良い。
点火コイルユニット25の側周から延出されるものを述
べたが、図1の2点鎖線に示すように、点火コイルユニ
ット25の端面から延出されるようにしても良い。
【0023】また、スタータモータ40は、クランクケ
ース7においてエンジン2の前方に配設されたものを述
べたが、このスタータモータ40を、カウリング5内に
おけるエンジン2の他側に、パワーチルト・トリムリレ
ー37、スタータリレー38またはレギュレータ39に
替えて設置しても良い。更に、上記一実施例では、エン
ジン2が4サイクルエンジンの場合を述べたが、2サイ
クルエンジンであっても良い。
ース7においてエンジン2の前方に配設されたものを述
べたが、このスタータモータ40を、カウリング5内に
おけるエンジン2の他側に、パワーチルト・トリムリレ
ー37、スタータリレー38またはレギュレータ39に
替えて設置しても良い。更に、上記一実施例では、エン
ジン2が4サイクルエンジンの場合を述べたが、2サイ
クルエンジンであっても良い。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る船外機用
エンジンの電装品配置構造によれば、エンジンを収納す
るカウリング内の狭隘なスペースを有効に利用すること
ができる。
エンジンの電装品配置構造によれば、エンジンを収納す
るカウリング内の狭隘なスペースを有効に利用すること
ができる。
【図1】図2の I-I線に沿う断面図。
【図2】この発明に係る船外機用エンジンの電装品配置
構造の一実施例が適用された船外機のエンジンを示す側
面図。
構造の一実施例が適用された船外機のエンジンを示す側
面図。
【図3】図1の点火コイルユニットの一部を切り欠いて
示す側面図。
示す側面図。
【図4】図1の点火コイルユニット保持具を点火コイル
ユニットとともに示す斜視図。
ユニットとともに示す斜視図。
1 船外機 2 エンジン 5 カウリング 10 シリンダヘッド 17 排気通路 18 吸気系 23 点火系電装品 24 点火プラグ 25 点火コイルユニット 26 CDIユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02P 13/00 303 B D
Claims (1)
- 【請求項1】 カウリング内にエンジンが収納され、こ
のエンジンの一側に吸気系が配置され、上記エンジンの
他側に、上記エンジンに設置された点火プラグに電気を
供給する点火系電装品が配置された船外機用エンジンの
電装品配置構造において、 点火プラグキャップ、高圧コード及び点火コイルが点火
コイルユニットとして一体化されて上記エンジン他側の
上記点火プラグ取付部に配置されたことを特徴とする船
外機用エンジンの電装品配置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4319251A JPH06147083A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 船外機用エンジンの電装品配置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4319251A JPH06147083A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 船外機用エンジンの電装品配置構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06147083A true JPH06147083A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=18108110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4319251A Pending JPH06147083A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 船外機用エンジンの電装品配置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06147083A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998027325A1 (fr) * | 1996-12-19 | 1998-06-25 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Moteur hors-bord |
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1992
- 1992-11-05 JP JP4319251A patent/JPH06147083A/ja active Pending
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