JPH0614696Y2 - 湯沸かしの注口蓋の開閉塞保持構造 - Google Patents

湯沸かしの注口蓋の開閉塞保持構造

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JPH0614696Y2
JPH0614696Y2 JP14309488U JP14309488U JPH0614696Y2 JP H0614696 Y2 JPH0614696 Y2 JP H0614696Y2 JP 14309488 U JP14309488 U JP 14309488U JP 14309488 U JP14309488 U JP 14309488U JP H0614696 Y2 JPH0614696 Y2 JP H0614696Y2
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JP
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lid
bearing
spout
water heater
rear end
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JP14309488U
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JPH0263731U (ja
Inventor
敏明 池田
Original Assignee
池田物産株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、注口蓋の密閉塞保持並びに開放保持を確実に
行うことが出来る湯沸かしの注口蓋の開閉塞保持構造に
係るものである。
〔従来の技術〕
実公昭58−55863号公報で示す注口蓋の開閉塞保
持構造は、ハンドルの中に組み込んでいるから構造が複
雑であり、組み込みなどに手間がかかり、量産出来ない
からそれだけコスト高の製品を提供する結果になった。
〔考案が解決しようとする課題〕 本考案は、かかる欠点を解決したもので、構造を簡単に
して量産を計り、それだけ低コストの製品を提供するこ
とが技術的な課題である。
〔課題を解決するための手段〕
器体1の天上部の左右に把手用ハンドル2を設け、注口
筒3に一定圧の蒸気噴出作用で吹鳴する吹鳴装置4を備
えた注口蓋5を開閉自在に設けた湯沸かしにおいて、基
板6の前部両側に軸受板7を垂直方向に突設し、後端部
寄りの巾方向に突起8を設け、この基板6上にバネ板9
を配し、このバネ板9の後端部を基板6の後端部に止着
すると共に斜め上方に突出させて蓋取付部材aを形成
し、一方、注口蓋5の一端部に指掛部10を突設し、この
指掛部10の下面に軸受部11を下方に向けて突設し、この
軸受部11の後方に係止面12を形成して蓋部材bを形成
し、この注口筒3の外周面に蓋取付部材aを、その軸受
板7を上方に向けて止着し、この軸受板7間に蓋部材b
の軸受部11を位置させると共に軸受板7間に架設した軸
杆13で軸着し、バネ板9の先端部を軸受部11に圧接させ
て蓋取付部材aに蓋部材bを開閉自在に設け、この蓋取
付部材aの外側にカバー体cを被嵌止し、このカバー体
cの上部に蓋部材bの係止面12が係止して蓋部材bの開
放状態を保持する嵌合係止凹部14を設ける。
〔作用〕
第5図は注口筒3の開口部が蓋部材bによって密閉塞さ
れている状態であり、器体1内が一定圧になると蒸気噴
出作用で吹鳴装置4が鳴動する。
この密閉塞状態では、バネ板9の先端部で軸受部11の前
側を圧接しているから蒸気圧で注口蓋5が押し上げられ
ようとしてもバネ板9の弾圧作用により注口蓋5の回動
が阻止されて注口蓋5に蒸気圧がかかっても開放するこ
とがなく、密閉塞状態が保持される。
この密閉塞状態で指掛部10に手を掛けて矢印の方向にバ
ネ板9に抗して注口蓋5を回動させると第6図に示すよ
うに注口蓋5は開放する。
この開放状態では、バネ板9の先端部で軸受部11の頂部
を圧接し、係止面12がカバー体cの嵌合係止凹部14に嵌
合係止するから注口蓋5は前方にも後方にも倒れず開放
状態が保持される。
〔実施例〕
蓋取付部材aはステンレス材料を使用すると良く、基板
6の後端部の両側に係合片15を設け、この係合片15間に
バネ板9の後端部に設けた係合板16を係合させて止着し
た場合を図示している。
また、基板6の後端部寄りの両側に止着板17を垂直方向
に向けて連設し、突起8はリブによって形成している。
蓋部材bの注口蓋5、指掛部10、軸受部11はプラスチッ
ク成型により一体に形成している。
吹鳴装置4はプレス加工品を図示し、下方の蒸気孔18よ
り蒸気が導入され、中間の振動板19を振動させた後、排
出孔20より排出させて吹鳴装置4を鳴動させる場合を図
示している。
カバー体cはプラスチック成型品にして、蓋取付部材a
に被嵌合し、基板6の止着板17の係止爪17aをカバー体
cの両内側に設けた係止段部21に係止させてカバー体c
を注口筒3の外周面に止着した場合を図示している。
把手用ハンドル2は、起伏自在に設けた場合を図示して
いる。
図中22は蓋である。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように構成したから注口蓋5の密閉塞
状態においても、開放状態においてもバネ板9の先端部
で軸受部11を圧接して注口蓋5の回動を阻止しているか
ら注口蓋5に外力を加えない限り密閉塞状態や開放状態
が保持されるから鳴動動作が良好となり、また、注湯も
注口蓋5が閉じると云う心配がないから安心して出来
る。
構造も簡単であるから製作も容易となり、量産し、それ
だけ製品を低コストで提供出来ると共にこの蓋取付部材
aはカバー体cによって被覆されているから外観体裁を
損なうことがないなど秀れた実用上の効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本案品
の斜面図、第2図は要部の分解斜面図、第3,4図は要
部の平断面図、第5,6図は開閉塞動作を示す正面図で
ある。 1…器体、2…把手用ハンドル、3…注口筒、4…吹鳴
装置、5…注口蓋、6…基板、7…軸受板、8…突起、
9…バネ板、10…指掛部、11…軸受部、12…係止面、13
…軸杆、14…嵌合係止凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】器体の天上部の左右に把手用ハンドルを設
    け、注口筒に一定圧の蒸気噴出作用で吹鳴する吹鳴装置
    を備えた注口蓋を開閉自在に設けた湯沸かしにおいて、
    基板の前部両側に軸受板を垂直方向に突設し、後端部寄
    りの巾方向に突起を設け、この基板上にバネ板を配し、
    このバネ板の後端部を基板の後端部に止着すると共に斜
    め上方に突出させて蓋取付部材を形成し、一方、注口蓋
    の一端部に指掛部を突設し、この指掛部の下面に軸受部
    を下方に向けて突設し、この軸受部の後方に係止面を形
    成して蓋部材を形成し、この注口筒の外周面に蓋取付部
    材を、その軸受板を上方に向けて止着し、この軸受板間
    に蓋部材の軸受部を位置させると共に軸受板間に架設し
    た軸杆で軸着し、バネ板の先端部を軸受部に圧接させて
    蓋取付部材に蓋部材を開閉自在に設け、この蓋取付部材
    の外側にカバー体を被嵌止し、このカバー体の上部に蓋
    部材の係止面が係止して蓋部材の開放状態を保持する嵌
    合係止凹部を設けたことを特徴とする湯沸かしの注口蓋
    の開閉塞保持構造。
JP14309488U 1988-11-01 1988-11-01 湯沸かしの注口蓋の開閉塞保持構造 Expired - Lifetime JPH0614696Y2 (ja)

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JPH0263731U JPH0263731U (ja) 1990-05-14
JPH0614696Y2 true JPH0614696Y2 (ja) 1994-04-20

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