JPH06146781A - 移動体の進行状態検出装置 - Google Patents

移動体の進行状態検出装置

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JPH06146781A
JPH06146781A JP32613792A JP32613792A JPH06146781A JP H06146781 A JPH06146781 A JP H06146781A JP 32613792 A JP32613792 A JP 32613792A JP 32613792 A JP32613792 A JP 32613792A JP H06146781 A JPH06146781 A JP H06146781A
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利博 奥村
Seiichi Matsushita
清一 松下
Masatake Yasumoto
匡剛 安本
Shoji Takahashi
昭二 高橋
Koichi Ito
耕一 伊藤
Tadashi Higuchi
忠 樋口
Takeshi Nagira
毅 柳楽
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールド機の進行方向を、その姿勢方向に影
響されることなく、正確に測定すること。 【構成】 シールド機の姿勢方向100を含む移動平面
内での加速度成分を、前記姿勢方向100を介し互いに
交叉する第1および第2の方向110,120に向けた
加速度成分として検出する第1および第2の加速度セン
サ20,22を設ける。そして、前記第1および第2の
方向110,120への加速度成分に基づき、前記第1
および第2の方向へのシールド機の速度成分v1 ,v2
を演算する。そして、前記姿勢方向100に対する第1
および第2の方向110,120の交叉角θと、前記第
1および第2の方向110,120への速度成分v1 ,
v2とに基づき、シールド機の進行方向Vを演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体の進行状態検出装
置、特にシールド機などの移動体の進行方向を測定する
ことができる進行状態検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シールド機等を用いてトンネルの掘削を
行う場合には、一般にジャイロコンパスを用いてシール
ド機の姿勢方向を検出し、あらかじめ定められた目標経
路に沿ってシールド機が進行するよう制御をしている。
【0003】ところが、シールド掘進を行う場合、図5
(A)に示すようシールド機10の姿勢方向100と実
際の進行方向200が一致しない場合がある。この場
合、ジャイロコンパスでは、シールド機10の姿勢方向
100しか検出できないため、姿勢方向100と実際の
進行方向200との差が検出誤差となって現われるとい
う問題があった。
【0004】また、図5(B)に示すようシールド機1
0がシールド掘進中に平行移動(横すべり)した場合、
姿勢方向100は変化しない。このため、ジャイロコン
パスではこの平行移動を検出できず、この結果、シール
ド機10の実際の進行方向200に対する測定誤差が生
じてしまうという問題もあった。
【0005】この様な測定誤差対策として、現状では、
1リングのセグメントを組み立てる毎に、光学測量によ
り誤差補正を行っているが、それではジャイロコンパス
の特徴である、掘削経路測定機器の設置用坑内空間が不
要、機器の設置換えが不要等のメリットが生かされな
い。
【0006】特に、このような光学測量による誤差補正
は、径の大きなトンネルを掘削する場合には機器設置ス
ペースに余裕があるため可能であるが、上下水道などの
径の小さなトンネル掘削を行う場合には難しいという問
題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、ジャイロ
コンパスを用いた従来の進行状態検出装置では、シール
ド機10の姿勢方向100のみを検出しているため、姿
勢方向100と実際の進行方向200との間に誤差があ
る場合や、シールド機10が横すべりを起こしたような
場合には、これが測定誤差となって現われるため、定期
的に光学測量あるいは他の手段を用いて誤差補正を行う
必要があり、正確な進行方向のリアルタイム測定ができ
ないという問題があった。
【0008】特に、このような誤差補正を必要とする従
来技術では、高価な測量機械を必要とし、また時間と手
間もかかるため、これらが工事単価を引き上げる要因の
1つとなっていた。
【0009】本発明は、このような従来の課題に鑑みな
されたものであり、その目的は、シールド機などの移動
体の進行方向を直接にほぼリアルタイム測定することが
できる進行状態検出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、移動体の姿勢方向を含む移動平面内での
加速度成分を、前記姿勢方向をはさんだ両側の領域に向
き、かつ互いに交叉する第1および第2の方向の加速度
成分として検出する第1および第2の加速度センサと、
前記第1および第2の方向への加速度成分に基づき、前
記第1および第2の方向への移動体の速度成分を演算す
る速度成分演算手段と、前記姿勢方向に対する第1およ
び第2の方向の交叉角と、前記第1および第2の方向へ
の移動体の速度成分とに基づき、移動体の進行方向を演
算する進行方向演算手段と、を含むことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、シールド機の姿勢方向を
含む移動平面内での加速度成分を、前記姿勢方向をはさ
んだ両側の領域に向き、かつ互いに交叉する第1および
第2の方向の加速度成分として検出する第1および第2
の加速度センサと、前記第1および第2の方向への加速
度成分に基づき、前記第1および第2の方向へのシール
ド機の速度成分を演算する速度成分演算手段と、前記姿
勢方向に対する第1および第2の方向の交叉角と、前記
第1および第2の方向へのシールド機の速度成分とに基
づき、シールド機の進行方向を演算する進行方向演算手
段と、を含むことを特徴とする。
【0012】ここにおいて、前記第1および第2の加速
度センサは、その第1および第2の方向と前記姿勢方向
とが鋭角的に交叉するよう形成することが好ましい。
【0013】
【作用】本発明によれば、第1および第2の加速度セン
サを用い、移動体の加速度を、移動体の姿勢方向を介し
互いに交差する第1および第2の方向に向けた加速度成
分として検出している。
【0014】そして、この第1および第2の方向への加
速度成分に基づき、これら第1および第2の方向への移
動体の速度成分を演算し、この速度成分をベクトル的に
合成することにより、移動体の進行方向を演算してい
る。
【0015】このように、本発明によれば、シールド機
などの移動体の実際の進行方向を複数の加速度成分から
ほぼリアルタイムで正確に検出することができる。
【0016】さらに、第1および第2の方向へ向けた移
動体の速度成分に基づき、これら第1および第2の方向
への移動体の移動距離成分を演算し、これを積算するこ
とにより、移動体の現在の進行位置を正確に検出するこ
とができる。
【0017】このように、本発明によれば、加速度セン
サを用いて移動体の実際の進行方向そのものを、例えば
図5に示すような姿勢方向100と進行方向200との
誤差や、移動体の平行移動等に影響されることなく、ほ
ぼリアルタイムで正確に測定することができる。
【0018】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面に基づき詳
細に説明する。
【0019】図1には、本発明が適用されたシールド機
の好適な一例が示されている。実施例のシールド機10
は、カッターが設けられた面板12を回転駆動し切羽を
掘削していく。このシールド機10の姿勢方向100
は、面板12の回転軸と一致するように設定されてい
る。
【0020】そして、シールド機10は、その後端側
に、周方向に間隔をあけて複数のジャッキ14が設けら
れており、このジャッキ14によって、掘削坑の内周面
に取付け固定されたセグメント16に反力を与えること
により掘進方向へ向けた推力を得ており、また、各セグ
メント16からの反力を制御することにより、掘進方向
を変化させるように構成されている。
【0021】この様なシールド機10では、面板12の
回転方向や、切羽の土質状態によってシールド機10が
図5(A)に示すよう姿勢方向100と異なる方向20
0へ向け進行したり、あるいは同図(B)に示すよう横
すべりしたりすることがある。特にこのような現象は、
縦方向より、横方向へ向けて発生しやすい。このため、
実施例のシールド機10には、姿勢方向100を検出す
るジャイロ18と、実際の進行方向200を検出するた
めの3個の加速度センサ20,22,24とが設けられ
ている。
【0022】図2(A)には、前記3個の加速度センサ
20,22,24の取付け状態が示されている。姿勢方
向100を含むシールド機10の横方向(姿勢方向10
0が水平面内にある場合には水平方向)移動平面内にお
いて、第1および第2の加速度センサ20,22は、姿
勢方向100をはさんだ両側の領域に向き、かつ互いに
交差する第1および第2の方向110,120へ向けた
加速度α1 ,α2 を検出するように設置されている。こ
れら各加速度センサ20,22は、設置方向110,1
20へ向けた加速度成分のみを選択的に検出する単軸型
加速度計を用いることが好ましい。
【0023】また、姿勢方向100と直交する方向13
0への加速度成分は、比較的小さな値である。このた
め、これを通常感度の加速度センサを用いる場合には、
横方向130へ向けた加速度成分を、姿勢方向100へ
向けた大きな値の加速度成分と合成し、全体として比較
的大きな値としてピックアップすること好ましい。この
ため第1および第2の加速度センサ20,22は、横方
向130への加速度成分が検出できる範囲で、できるだ
け姿勢方向100へ近い方向へ向けて設置することが好
ましい。この設置角度θは、センサの検出感度等に応じ
て適宜変更されるが、実施例ではθ=5°に設定されて
いる。
【0024】また、前記補助加速度センサ24は、姿勢
方向100に対し直交する横方向130へ向けた加速度
成分を検出するように設置されている。従って、この補
助加速度センサ24の検出加速度を、時間で2回積分す
ることによって、横すべり距離を検出することができ
る。なお、この補助加速度センサ24も、前記第1およ
び第2の加速度センサ20,22と同様、単軸型の加速
度計を用いて構成されている。
【0025】以上の構成とすることにより、前記第1お
よび第2の加速度センサ20,22の検出する第1およ
び第2の方向110,120への加速度成分α1 ,α2
を時間で積分することにより、図2(B)に示すような
第1および第2の方向110,120へ向けた速度成分
v1 ,v2 を求めることができ、この速度成分ベクトル
をベクトル合成することにより、実際の進行方向200
へ向けた速度ベクトルVを求めることができる。
【0026】このように、実施例のシールド機10で
は、その実際の進行方向200を直接測定しているた
め、姿勢方向100と実際の進行方向200との間にず
れ角αが存在する場合でも、これに影響されることなく
進行方向200をリアタイム測定することが可能とな
る。
【0027】さらに、第1および第2の方向110,1
20への速度成分v1 ,v2 を時間積分し単位時間当た
りの移動距離成分を求め、このようにして求めた移動距
離成分ベクトルから実際の進行方向200へ向けた単位
時間当たりの移動距離を求め、これをベクトル情報とし
て積算していくことにより、シールド機10の進行経路
をリアルタイムで正確に把握することができる。
【0028】なお、加速度は、シールド機が等速になっ
たら測定できないと思われがちであるが、実際のシール
ド掘進は、シールド機10が脈動しながら進行するのが
一般であり、本実施例の装置を用いほぼリアルタイムで
かつ連続的に進行方向200を検出することができる。
【0029】図3には、前記加速度センサ20,22,
24として用いられる単軸型加速度計の一例が示されて
いる。この加速度計は、図中横方向が検出加速度方向を
表す入力軸となっている。そして、この加速度計は、ハ
ウジング30内にフレキシャヒンジ32を介して入力軸
方向へ傾動自在に取り付けられたビーム34の偏位量
を、偏位ピックアップ36を用いて検出し、サーボアン
プ38を介して加速度信号として出力するように構成さ
れている。なお、同図において37はマグネット,39
はトルカコイルをそれぞれ表わしている。
【0030】図4には、実施例のシールド機10に設け
られた進行状態検出装置のブロック図が示されている。
【0031】第1および第2の加速度センサ20,22
および補助加速度センサ24を用い検出された各方向1
10,120,130の加速度成分α1 ,α2 ,α3
は、対応する速度演算部40,42,44で時間積分さ
れ、速度成分v1 ,v2 ,v3として出力される。
【0032】速度ベクトル演算部46は、第1および第
2の方向110,120へ向けた速度成分v1 ,v2
と,姿勢方向100に対する第1および第2の方向11
0,120の交叉角θとに基づき、速度成分v1 ,v2
をベクトル合成する。このように求めた速度ベクトルV
は、図2(B)に示すよう、実際の進行方向200へ向
けたシールド機の速度ベクトルであ。従って、この速度
ベクトルVから、進行状況演算部56はシールド機10
の実際の進行方向200をリアルタイムで把握すること
ができる。
【0033】特に、図5(A)に示すようシールド機1
0の姿勢方向100と進行方向200とが異なる場合
や、同図(B)に示すようシールド機10が横すべりす
るような場合でも、進行状況演算部56は、入力される
速度ベクトルVからシールド機10の実際の進行方向2
00を、前記従来の誤差要因に影響されることなく、直
接かつリアルタイムで正確に把握することができる。
【0034】また、前記速度演算部40,42で演算さ
れた第1および第2の方向110,120への速度成分
v1 ,v2 は、距離演算部48,50により時間積分さ
れ移動距離成分l1 ,l2 に換算される。移動距離演算
部54は、これら第1および第2の方向110,120
へ向けた移動距離成分l1 ,l2 をベクトル合成し、シ
ールド機10実際の進行方向200へ向けた単位時間当
たりの移動距離Lを演算し、これを進行状況演算部56
へ向け演算出力する。
【0035】従って、進行状況演算部56は、前述した
ように入力される速度ベクトルVと実際の単位時間当た
りの移動距離Lとに基づきシールド機10の掘進経路お
よび現在の座標位置をリアルタイムで演算出力する。
【0036】さらに、実施例では、速度演算部44の出
力する横方向130への速度成分v3 を横すべり量演算
部52で時間積分し、これを横方向130への横すべり
量l3 として進行状況演算部56へ向け出力する。従っ
て、進行状況演算部56は、速度ベクトル演算部46お
よび移動距離演算部54から入力されるデータに基づ
き、横方向130への移動距離を演算し、この移動距離
が横すべり量演算部52から演算出力される横すべり量
l3 と等しいかどうかを照合しながら、速度ベクトル演
算部46,移動距離演算部54の演算出力に誤差成分が
含まれていないか否かの監視をリアルタイムで行うこと
ができる。
【0037】さらに、実施例の装置では、ジャイロコン
パス18で検出されるシールド機10の姿勢方向100
が進行状況演算部56に入力されている。
【0038】そして、進行状況演算部56は、シールド
機10の実際の進行方向200、掘進経路および現在の
座標位置や、ジャイロコンパス18から入力されるシー
ルド機10の姿勢方向100などのデータをシールド制
御部58へ向け出力する。シールド制御部58は、この
ような入力データに基づきシールド機10の掘進方向お
よびその他の制御を行う。
【0039】特に、本実施例では、シールド機10の現
在の姿勢方向100と、実際の進行方向200とがリア
ルタイムで測定でき、しかも現在のシールド機10の座
標位置もリアルタイム演算できるため、シールド機制御
部58は、所定の目標経路に沿ってシールド機10が進
むよう、その方向を正確に制御することができる。
【0040】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が
可能である。
【0041】例えば、前記実施例では、速度センサ2
0,22を姿勢方向100を含む横方向移動面内にのみ
設置した場合を例にとり説明したが、同様な構成の速度
センサを姿勢方向100を含む縦方向移動平面内(好ま
しくは、横方向移動平面と直交する面内)に、同様な手
法により設置し、進行状態検出回路を構成してもよい。
これにより、シールド機10の、横方向への進行方向の
みならず、縦方向への実際の進行方向もリアルタイムで
把握し、シールド機10をより正確に制御することが可
能となる。
【0042】また、前記実施例では、第1および第2の
加速度センサ20,22と、姿勢方向100との交叉角
を等しく設定したが、必要に応じ前記交叉角は異なる角
度に設定してもよい。
【0043】また、前記実施例では、本発明の進行状態
検出装置をシールド機10の進行方向検出用に用いた場
合を例にとり説明したが、本発明はこれに限らずこれ以
外に各種の移動体、例えば船や車両などの移動体に対す
る進行状態検出装置としても幅広く適用することができ
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シールド機およびその他の移動体の進行方向を移動体の
姿勢方向と実際の進行方向とのずれなどに影響されるこ
となく、ほぼリアルタイムでかつ正確に測定することが
できる。
【0045】特に、本発明の装置を、シールド機の進行
方向検出用に用いることにより、従来のようにシールド
機の姿勢方向と実際の進行方向との誤差補正を定期的に
行う必要がなくなるため、装置全体を簡単かつ安価なも
のとし、シールド機の自動連続制御が可能となる。.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたシールド機の概略説明図で
ある。
【図2】実施例のシールド機に設けられた加速度センサ
の配置およびこれら加速度センサを用いて行われる進行
方向検出原理の説明図である。
【図3】実施例に用いられる加速度センサの概略説明図
である。
【図4】実施例のシールド機に設けられた進行状況検出
回路のブロック図である。
【図5】シールド機の姿勢方向と実際の移動方向とが異
なる場合の概略説明図である。
【符号の説明】
10 シールド機 20 加速度センサ 22 加速度センサ 40 速度検出部 42 速度検出部 46 速度ベクトル演算部 48 距離演算部 50 距離演算部 54 移動距離演算部 56 進行状況演算部 100 姿勢方向 110 第1の方向 120 第2の方向 200 進行方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 昭二 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 伊藤 耕一 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 樋口 忠 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 柳楽 毅 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の姿勢方向を含む移動平面内での
    加速度成分を、前記姿勢方向をはさんだ両側の領域に向
    き、かつ互いに交叉する第1および第2の方向の加速度
    成分として検出する第1および第2の加速度センサと、 前記第1および第2の方向への加速度成分に基づき、前
    記第1および第2の方向への移動体の速度成分を演算す
    る速度成分演算手段と、 前記姿勢方向に対する第1および第2の方向の交叉角
    と、前記第1および第2の方向への移動体の速度成分と
    に基づき、移動体の進行方向を演算する進行方向演算手
    段と、 を含むことを特徴とする進行状態検出装置。
  2. 【請求項2】 シールド機の姿勢方向を含む移動平面内
    での加速度成分を、前記姿勢方向をはさんだ両側の領域
    に向き、かつ互いに交叉する第1および第2の方向の加
    速度成分として検出する第1および第2の加速度センサ
    と、 前記第1および第2の方向への加速度成分に基づき、前
    記第1および第2の方向へのシールド機の速度成分を演
    算する速度成分演算手段と、 前記姿勢方向に対する第1および第2の方向の交叉角
    と、前記第1および第2の方向へのシールド機の速度成
    分とに基づき、シールド機の進行方向を演算する進行方
    向演算手段と、 を含むことを特徴とする進行状態検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2のいずれかにおいて、 前記第1および第2の加速度センサは、 その第1および第2の方向と前記姿勢方向とが鋭角的に
    交叉するよう形成されたことを特徴とする進行状態検出
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記第1および第2の方向への速度成分に基づき、移動
    体またはシールド機の進行方向への移動距離を演算する
    移動距離演算手段と、 検出進行方向および検出移動距離とに基づき、移動体ま
    たはシールド機の進行位置を演算する進行位置演算手段
    と、 を含むことを特徴とする進行状態検出装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319397A (ja) * 1986-07-11 1988-01-27 三井建設株式会社 シ−ルド掘削機
JPH04237637A (ja) * 1991-01-18 1992-08-26 Hitachi Ltd 車両の運動推定装置、その方法及び車両の制御システム

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