JPH06146614A - シリコン硬化体及びシリコン成分の除去処理方法 - Google Patents
シリコン硬化体及びシリコン成分の除去処理方法Info
- Publication number
- JPH06146614A JPH06146614A JP32371692A JP32371692A JPH06146614A JP H06146614 A JPH06146614 A JP H06146614A JP 32371692 A JP32371692 A JP 32371692A JP 32371692 A JP32371692 A JP 32371692A JP H06146614 A JPH06146614 A JP H06146614A
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- seal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 目地材として充填施工され硬化したシリコン
シール硬化体又はシリコンコーキング硬化体及びシリコ
ン成分周囲の汚染部を清浄にし、また打替え更新時の新
シーリング材に対する良好な付着性を付与するシリコン
成分の処理方法の提供。 【構成】 建設工事、改修工事、補修工事及び修復工事
等において、カーテンウオールパネル、タイル等の間に
目地材として充填施工され硬化したシリコンシール硬化
体の表面又はシリコンコーキング硬化体の表面等及び/
又はそのシリコン成分残留近傍表面に、トリクロロエチ
レン90〜270容量部、酢酸メチル又は酢酸エチル1
5〜45容量部、エチルメチルケトン15〜45容量部
及びメチルアルコール90〜270容量部から成るシー
ル処理剤を塗布し拭き取り処理する。前記シール処理剤
を塗布し拭き取り処理する前に、シリコンシール硬化体
の表面又はシリコンコーキング硬化体の表面等及び/又
はその近傍表面にナイフ、カッター等で切削処理するこ
とが好ましい。
シール硬化体又はシリコンコーキング硬化体及びシリコ
ン成分周囲の汚染部を清浄にし、また打替え更新時の新
シーリング材に対する良好な付着性を付与するシリコン
成分の処理方法の提供。 【構成】 建設工事、改修工事、補修工事及び修復工事
等において、カーテンウオールパネル、タイル等の間に
目地材として充填施工され硬化したシリコンシール硬化
体の表面又はシリコンコーキング硬化体の表面等及び/
又はそのシリコン成分残留近傍表面に、トリクロロエチ
レン90〜270容量部、酢酸メチル又は酢酸エチル1
5〜45容量部、エチルメチルケトン15〜45容量部
及びメチルアルコール90〜270容量部から成るシー
ル処理剤を塗布し拭き取り処理する。前記シール処理剤
を塗布し拭き取り処理する前に、シリコンシール硬化体
の表面又はシリコンコーキング硬化体の表面等及び/又
はその近傍表面にナイフ、カッター等で切削処理するこ
とが好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は建設工事、改修工事及
び補修工事等において、カーテンウオールパネル及びタ
イル等の間に目地材として充填施工され硬化したシリコ
ンシール硬化体又はシリコンコーキング硬化体及びシリ
コン(silicone)成分を処理するシリコン成分
の除去処理方法に関するもので、特に前記硬化体の不要
部分及びシリコン成分から発生する飛散微粒子を取り除
き又はそのシリコン成分の表面を活性化してこれに付着
性を与えるシリコン成分の除去処理方法に関するもので
ある。
び補修工事等において、カーテンウオールパネル及びタ
イル等の間に目地材として充填施工され硬化したシリコ
ンシール硬化体又はシリコンコーキング硬化体及びシリ
コン(silicone)成分を処理するシリコン成分
の除去処理方法に関するもので、特に前記硬化体の不要
部分及びシリコン成分から発生する飛散微粒子を取り除
き又はそのシリコン成分の表面を活性化してこれに付着
性を与えるシリコン成分の除去処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近時、カーテンウオールや各種パネル等
を使用する中高層ビルまた集合住宅等の建築物の内外装
の新設及び改修工事においてはその各パネル等相互の継
ぎとなる目地材として、シリコン系シール材又はシリコ
ン系コーキング材等がかなり広く用いられている。この
シリコンシール材等は弾性を備えているので前記カーテ
ンウオールパネル等の熱的な伸縮に対応することができ
る。つまり目地の挙動に追従してひび割れ等がなく、そ
して耐水性、耐候性及び耐久性等が優れるので長期的に
堅牢である。また壁面タイル等に施工された無機材によ
る目地等の補修工事においてもそのひび割れ状態になっ
ている先施工の無機材等の目地に対して付着性が充分あ
るのでかなり広くその補修用としても普及している。
を使用する中高層ビルまた集合住宅等の建築物の内外装
の新設及び改修工事においてはその各パネル等相互の継
ぎとなる目地材として、シリコン系シール材又はシリコ
ン系コーキング材等がかなり広く用いられている。この
シリコンシール材等は弾性を備えているので前記カーテ
ンウオールパネル等の熱的な伸縮に対応することができ
る。つまり目地の挙動に追従してひび割れ等がなく、そ
して耐水性、耐候性及び耐久性等が優れるので長期的に
堅牢である。また壁面タイル等に施工された無機材によ
る目地等の補修工事においてもそのひび割れ状態になっ
ている先施工の無機材等の目地に対して付着性が充分あ
るのでかなり広くその補修用としても普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の建築物
の内外装の新設及び改修工事において、その目地材の施
工作業に関連して次の欠点があった。即ち、シリコンシ
ール材等の充填施工に際してその目地周囲又は取合いに
おける汚染が著しく、また補修工事において、その補修
の必要な先施工の目地がシリコンシールである場合は硬
化体を除去してもシリコンの残留成分があり、後施工の
目地材が付着し難いという欠点があった。
の内外装の新設及び改修工事において、その目地材の施
工作業に関連して次の欠点があった。即ち、シリコンシ
ール材等の充填施工に際してその目地周囲又は取合いに
おける汚染が著しく、また補修工事において、その補修
の必要な先施工の目地がシリコンシールである場合は硬
化体を除去してもシリコンの残留成分があり、後施工の
目地材が付着し難いという欠点があった。
【0004】本願発明の目的は上記問題点に鑑み、目地
材として充填施工され硬化したシリコンシール硬化体又
はシリコンコーキング硬化体の周囲の汚染部を清浄にし
また打替え更新時の新シーリング材に対する良好な付着
性に付与するシリコン硬化体及びシリコン成分の除去処
理方法を提供することである。
材として充填施工され硬化したシリコンシール硬化体又
はシリコンコーキング硬化体の周囲の汚染部を清浄にし
また打替え更新時の新シーリング材に対する良好な付着
性に付与するシリコン硬化体及びシリコン成分の除去処
理方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明のシリコン硬化
体及びシリコン成分の除去処理方法は建設工事、改修工
事、補修工事及び修復工事等において、カーテンウオー
ルパネル及びタイル等の間に目地材として充填施工され
硬化したシリコンシール硬化体又はシリコンコーキング
硬化体等及び/又はシリコン成分残留周囲に、トリクロ
ロエチレン90〜270容量部、酢酸メチル又は酢酸エ
チル15〜45容量部、エチルメチルケトン15〜45
容量部及びメチルアルコール90〜270容量部から成
るシール処理剤を塗布し拭き取り処理することに特徴を
有するものである。本発明者は、実験の結果、上記成分
及び組成範囲のシール処理剤は、それ以外の成分及び組
成範囲のものに比べて、優れたシリコン硬化体及びシリ
コン成分の除去処理効果があることを確認した。
体及びシリコン成分の除去処理方法は建設工事、改修工
事、補修工事及び修復工事等において、カーテンウオー
ルパネル及びタイル等の間に目地材として充填施工され
硬化したシリコンシール硬化体又はシリコンコーキング
硬化体等及び/又はシリコン成分残留周囲に、トリクロ
ロエチレン90〜270容量部、酢酸メチル又は酢酸エ
チル15〜45容量部、エチルメチルケトン15〜45
容量部及びメチルアルコール90〜270容量部から成
るシール処理剤を塗布し拭き取り処理することに特徴を
有するものである。本発明者は、実験の結果、上記成分
及び組成範囲のシール処理剤は、それ以外の成分及び組
成範囲のものに比べて、優れたシリコン硬化体及びシリ
コン成分の除去処理効果があることを確認した。
【0006】
【作用】目地回りの不要なシリコンシール硬化体をナイ
フ、カッター等で切削処理により除去した後、なお残留
する前記シリコン成分に本願発明方法で使用するシール
処理剤を塗布する。この様にすると前記残留成分はウエ
ス等により僅かずつ拭き取ることが可能となる。以上の
操作を反復することにより前記シリコン成分による汚染
状態が取り除かれる。長期間を経過した目地部のシリコ
ンシール硬化体の表面に前記シール処理剤を塗布し次に
ウエス等でその部分を拭い取り、こうした操作を反復す
ることによってきれいに清掃が行われるが、その後、そ
の清掃面に例えば変成シリコンシール材を施工すると、
同面に変成シリコンシール材が強固に付着する。
フ、カッター等で切削処理により除去した後、なお残留
する前記シリコン成分に本願発明方法で使用するシール
処理剤を塗布する。この様にすると前記残留成分はウエ
ス等により僅かずつ拭き取ることが可能となる。以上の
操作を反復することにより前記シリコン成分による汚染
状態が取り除かれる。長期間を経過した目地部のシリコ
ンシール硬化体の表面に前記シール処理剤を塗布し次に
ウエス等でその部分を拭い取り、こうした操作を反復す
ることによってきれいに清掃が行われるが、その後、そ
の清掃面に例えば変成シリコンシール材を施工すると、
同面に変成シリコンシール材が強固に付着する。
【0007】
【実施例】次に、本発明のシリコン成分の除去処理方法
の実施例を示す。 実施例1 まず下記に示す成分からなるシール処理剤(1)を調製
した。 トリクロロエチレン 180ml 酢酸メチル 30ml エチルメチルケトン 30ml メチルアルコール 180ml 次に、目地部付近の長期間を経て硬化したシリコンシー
ル材(例えば「シリコーンシーラント8060」:商品
名、セメダイン社製)の不要部分を、カッターで切削処
理して可能な限り除去した。そこで、前記シリコンシー
ル成分の残留物に上記シール処理剤(1)を全体的に塗
布した。その後、このシール処理剤の塗布部分をウエス
で前記シール処理剤が取れるまで拭った。この操作をな
お2回反復した。その結果、上記の汚染部分がシミ抜き
処理をしたように清浄になった。
の実施例を示す。 実施例1 まず下記に示す成分からなるシール処理剤(1)を調製
した。 トリクロロエチレン 180ml 酢酸メチル 30ml エチルメチルケトン 30ml メチルアルコール 180ml 次に、目地部付近の長期間を経て硬化したシリコンシー
ル材(例えば「シリコーンシーラント8060」:商品
名、セメダイン社製)の不要部分を、カッターで切削処
理して可能な限り除去した。そこで、前記シリコンシー
ル成分の残留物に上記シール処理剤(1)を全体的に塗
布した。その後、このシール処理剤の塗布部分をウエス
で前記シール処理剤が取れるまで拭った。この操作をな
お2回反復した。その結果、上記の汚染部分がシミ抜き
処理をしたように清浄になった。
【0008】実施例2 下記に示す成分からなるシール処理剤(2)を調製し
た。 トリクロロエチレン 200ml 酢酸エチル 40ml エチルメチルケトン 30ml メチルアルコール 180ml 次にシリコンシール材が施工されその後、硬化した目地
部のシリコンシール硬化体を可能な限り除去し上記シー
ル処理剤(2)を塗布した。そしてこのシール処理剤の
塗布部分をウエスで前記シール処理剤が取れるまで拭っ
た。この操作をなお2回反復した。こうして得られた清
浄部分に変成シリコンシール材を打継ぎ施工した。先施
工と後施工の付着性は強固・堅牢であって、2年を経過
してもなお異常は認められなかった。
た。 トリクロロエチレン 200ml 酢酸エチル 40ml エチルメチルケトン 30ml メチルアルコール 180ml 次にシリコンシール材が施工されその後、硬化した目地
部のシリコンシール硬化体を可能な限り除去し上記シー
ル処理剤(2)を塗布した。そしてこのシール処理剤の
塗布部分をウエスで前記シール処理剤が取れるまで拭っ
た。この操作をなお2回反復した。こうして得られた清
浄部分に変成シリコンシール材を打継ぎ施工した。先施
工と後施工の付着性は強固・堅牢であって、2年を経過
してもなお異常は認められなかった。
【0009】実施例3 下記に示す成分からなるシール処理剤(3)を調製し
た。 トリクロロエチレン 200ml 酢酸メチル 30ml エチルメチルケトン 45ml メチルアルコール 125ml 次にシリコンシール材が施工されその後、硬化した目地
部のシリコンシール硬化体の不要部分をカッターで切削
処理して可能な限り除去した。ここで前記シリコン成分
の残留物に上記シール処理剤(3)を塗布した。そして
このシール処理剤の塗布部分をウエスで前記シール処理
剤が取れるまで拭った。この操作をなお2回反復した。
その結果、上記の汚染部分がシミ抜き処理をしたように
清浄になった。
た。 トリクロロエチレン 200ml 酢酸メチル 30ml エチルメチルケトン 45ml メチルアルコール 125ml 次にシリコンシール材が施工されその後、硬化した目地
部のシリコンシール硬化体の不要部分をカッターで切削
処理して可能な限り除去した。ここで前記シリコン成分
の残留物に上記シール処理剤(3)を塗布した。そして
このシール処理剤の塗布部分をウエスで前記シール処理
剤が取れるまで拭った。この操作をなお2回反復した。
その結果、上記の汚染部分がシミ抜き処理をしたように
清浄になった。
【0010】実施例4 下記に示す成分からなるシール処理剤(4)を調製し
た。 トリクロロエチレン 270ml 酢酸エチル 35ml エチルメチルケトン 35ml メチルアルコール 160ml 次にシリコンシール材が施工されその後、硬化した目地
部のシリコンシール硬化体を可能な限り除去し上記シー
ル処理剤(4)を塗布した。そしてこのシール処理剤の
塗布部分をウエスで前記シール処理剤が取れるまで拭っ
た。この操作をなお2回反復した。こうして得られた清
浄部分にポリサルファイドシール材を打継ぎ施工した。
前記先施工と後施工の付着性は堅牢で2年を経過しても
なお異常は認められなかった。
た。 トリクロロエチレン 270ml 酢酸エチル 35ml エチルメチルケトン 35ml メチルアルコール 160ml 次にシリコンシール材が施工されその後、硬化した目地
部のシリコンシール硬化体を可能な限り除去し上記シー
ル処理剤(4)を塗布した。そしてこのシール処理剤の
塗布部分をウエスで前記シール処理剤が取れるまで拭っ
た。この操作をなお2回反復した。こうして得られた清
浄部分にポリサルファイドシール材を打継ぎ施工した。
前記先施工と後施工の付着性は堅牢で2年を経過しても
なお異常は認められなかった。
【0011】実施例5 下記に示す成分からなるシール処理剤(5)を調製し
た。 トリクロロエチレン 240ml 酢酸メチル 30ml エチルメチルケトン 20ml メチルアルコール 100ml 次に、硬化した防水施工目地部のシリコンシール硬化体
の不要部分をカッターで切削処理して可能な限り除去し
た。その後、前記シリコン成分の残留物に上記シール処
理剤(5)を塗布した。そしてこのシール処理剤の塗布
部分をウエスで前記シール処理剤が取れるまで拭った。
この操作をなお2回反復した。その結果、上記の汚染部
分がシミ抜き処理をしたように清浄になった。
た。 トリクロロエチレン 240ml 酢酸メチル 30ml エチルメチルケトン 20ml メチルアルコール 100ml 次に、硬化した防水施工目地部のシリコンシール硬化体
の不要部分をカッターで切削処理して可能な限り除去し
た。その後、前記シリコン成分の残留物に上記シール処
理剤(5)を塗布した。そしてこのシール処理剤の塗布
部分をウエスで前記シール処理剤が取れるまで拭った。
この操作をなお2回反復した。その結果、上記の汚染部
分がシミ抜き処理をしたように清浄になった。
【0012】実施例6 下記に示す成分からなるシール処理剤(6)を調製し
た。 トリクロロエチレン 90ml 酢酸エチル 20ml エチルメチルケトン 35ml メチルアルコール 240ml 次にシリコンシール材が施工されその後、硬化した目地
部のシリコンシール硬化体を可能な限り除去し上記シー
ル処理剤(6)を塗布した。そしてこのシール処理剤の
塗布部分をウエスで前記シール処理剤が取れるまで拭っ
た。この操作をなお2回反復した。こうして得られた清
浄部分にポリウレタンシール材を打継ぎ施工した。前記
先施工と後施工の付着性は強固・堅牢で、2年を経過し
てなお異常は認められなかった。
た。 トリクロロエチレン 90ml 酢酸エチル 20ml エチルメチルケトン 35ml メチルアルコール 240ml 次にシリコンシール材が施工されその後、硬化した目地
部のシリコンシール硬化体を可能な限り除去し上記シー
ル処理剤(6)を塗布した。そしてこのシール処理剤の
塗布部分をウエスで前記シール処理剤が取れるまで拭っ
た。この操作をなお2回反復した。こうして得られた清
浄部分にポリウレタンシール材を打継ぎ施工した。前記
先施工と後施工の付着性は強固・堅牢で、2年を経過し
てなお異常は認められなかった。
【0013】
【発明の効果】上記のとおり、本願発明のシリコン硬化
体の処理方法は建設工事、改修工事、補修工事及び修復
工事等において、カーテンウオールパネル、タイル等の
間に目地材として充填施工され硬化したシリコンシール
硬化体の表面又はシリコンコーキング硬化体の表面等及
び/又はそのシリコン成分残留近傍表面に、トリクロロ
エチレン90〜270容量部、酢酸メチル又は酢酸エチ
ル15〜45容量部、エチルメチルケトン15〜45容
量部及びメチルアルコール90〜270容量部から成る
シール処理剤を塗布し拭き取り処理するものであるか
ら、目地材として充填施工され硬化したシリコンシール
硬化体又はシリコンコーキング硬化体及びシリコン成分
周囲の汚染部をきれいに清浄にでき、その汚染状態を完
全に除去できる。また、打替え更新時又は異種シール材
の打継ぎ施工の先施工のシリコン成分に対する後施工の
シーリング材の付着性を著しく改善することができる。
体の処理方法は建設工事、改修工事、補修工事及び修復
工事等において、カーテンウオールパネル、タイル等の
間に目地材として充填施工され硬化したシリコンシール
硬化体の表面又はシリコンコーキング硬化体の表面等及
び/又はそのシリコン成分残留近傍表面に、トリクロロ
エチレン90〜270容量部、酢酸メチル又は酢酸エチ
ル15〜45容量部、エチルメチルケトン15〜45容
量部及びメチルアルコール90〜270容量部から成る
シール処理剤を塗布し拭き取り処理するものであるか
ら、目地材として充填施工され硬化したシリコンシール
硬化体又はシリコンコーキング硬化体及びシリコン成分
周囲の汚染部をきれいに清浄にでき、その汚染状態を完
全に除去できる。また、打替え更新時又は異種シール材
の打継ぎ施工の先施工のシリコン成分に対する後施工の
シーリング材の付着性を著しく改善することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 建設工事、改修工事、補修工事及び修復
工事等において、カーテンウオールパネル、タイル等の
間に目地材として充填施工され硬化したシリコンシール
硬化体の表面又はシリコンコーキング硬化体の表面等及
び/又はそのシリコン成分残留近傍表面に、トリクロロ
エチレン90〜270容量部、酢酸メチル又は酢酸エチ
ル15〜45容量部、エチルメチルケトン15〜45容
量部及びメチルアルコール90〜270容量部から成る
シール処理剤を塗布し拭き取り処理することを特徴とす
るシリコン硬化体及びシリコン成分の除去処理方法。 - 【請求項2】 前記シール処理剤を塗布し拭き取り処理
する前にシリコンシール硬化体の表面又はシリコンコー
キング硬化体の表面等及び/又はその近傍表面にナイ
フ、カッター等で切削処理する請求項1記載のシリコン
硬化体及びシリコン成分の除去処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32371692A JPH06146614A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | シリコン硬化体及びシリコン成分の除去処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32371692A JPH06146614A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | シリコン硬化体及びシリコン成分の除去処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06146614A true JPH06146614A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=18157810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32371692A Pending JPH06146614A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | シリコン硬化体及びシリコン成分の除去処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06146614A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008231246A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Sunstar Engineering Inc | 剥離剤 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP32371692A patent/JPH06146614A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008231246A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Sunstar Engineering Inc | 剥離剤 |
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