JPH06145664A - 含水土壌の固化剤 - Google Patents

含水土壌の固化剤

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JPH06145664A
JPH06145664A JP31593192A JP31593192A JPH06145664A JP H06145664 A JPH06145664 A JP H06145664A JP 31593192 A JP31593192 A JP 31593192A JP 31593192 A JP31593192 A JP 31593192A JP H06145664 A JPH06145664 A JP H06145664A
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soil
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solidifying
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Tetsuo Nakase
哲夫 中瀬
Shinzo Kaida
進三 開田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間で含水土壌を固化させ、固化後も長期
に安定な固化状態を維持すると共に、低粘性でポンプ輸
送が可能であり、粉塵の発生がなく低公害かつ安全性の
高い含水土壌の固化剤を得ること。 【構成】 重合度1500以下の不飽和カルボン酸
(共)重合体および/またはその一価塩、水溶性高分子
化合物および水からなる含水土壌の固化剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、含水土壌の固化剤に関
する。さらに詳しくは液状を呈し、一般の流体輸送ポン
プなどにより簡便に取り扱いが可能な含水土壌の固化剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】土木工事に際して発生する含水土壌は流
動性に富み、通常のトラックやダンプなどによる搬出作
業を困難なものにしている。従来、この含水土壌を固
化、安定化させ、搬出作業を容易にするための固化剤と
しては、(メタ)アクリルアミド(共)重合体などの水
溶液状態で高い増粘性を有する水溶性高分子化合物と石
コウの混合物(本出願人の出願に係る特公平3−247
8号公報)または水溶性高分子化合物水溶性多価金属化
合物の混合物からなる含水土壌の固化剤(特開昭63−
44097号公報)などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】土木工事は工期の制約
のもとで作業を進めることが必然であるため、工事現場
から排出される含水土壌の固化を極力短時間で行いたい
という要求が強い。また建造物、道路などが過密化して
いる都市部の土木工事現場においては含水土壌の固化処
理に要する用地に対する制約が厳しいため、広い用地の
確保が困難となり、固化処理機械など設備の一層の簡素
化、小型化が求められている。更に固化処理設備に関し
ては、特に固化剤の添加装置における固化剤の定量性を
良くし、固化処理を効率的に行うこと、および粉塵の飛
散などによる周囲の環境汚染がないことなどへの要求が
強くなってきている。しかしながら従来の固化剤は粉末
状のものが殆どであり、これらの要求に対応できないた
め、固化剤の液状化が強くのぞまれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは高含水土壌
を速やかに固化させ即時搬出を可能ならしめ、且つ、固
化後も長期に渡り固化性状を維持することができるだけ
ではなく、定量性に優れ、固化処理設備の簡素化、小型
化に寄与できる低粘度の液状であり、一般の流体輸送ポ
ンプにより簡便に供給、添加が可能な固化剤を得るべく
鋭意検討した結果、本発明に到達した。
【0005】すなわち本発明は重合度1500以下の不
飽和カルボン酸(共)重合体および/またはその一価塩
(A)、25℃における1%水溶液の粘度が5ポイズ以
上である水溶性高分子化合物(B)および水(C)から
なる含水土壌の固化剤である。
【0006】本発明において重合度1500以下の不飽
和カルボン酸(共)重合体および/またはその一価塩
(A)としては例えば、不飽和カルボン酸(アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸などの不飽和モノカルボ
ン酸;フマル酸、マレイン酸、イタコン酸などの不飽和
ジカルボン酸など)およびその無水物(無水マレイン酸
など)の(共)重合体および/またはその一価塩が挙げ
られるが、特にアクリル酸およびメタクリル酸(共)重
合体および/またはその一価塩が好ましい。一価塩を形
成する塩基としては、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、
カリウム塩など)、アンモニウム塩およびアミン塩〔モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、アルキル(C1〜C4)アミン塩など〕が挙
げられる。これらのうち好ましいものはナトリウム塩お
よびカリウム塩である。中和度は(共)重合体のカルボ
キシル基に対し、通常30〜100モル%、好ましくは
50〜100モル%である。
【0007】(A)が一価塩の場合は(共)重合してか
ら一価塩にしてもよく、単量体の一価塩を(共)重合し
てもよい。
【0008】(A)の重合度は、通常1500以下、好
ましくは50〜700である。重合度が1500を超え
ると系の粘性が増大し、水溶性高分子化合物粉末の分散
性が悪化すると共にポンプ圧送が困難となる。
【0009】(A)には上記単量体と共に必要により、
他の親水性単量体{例えばスルホン酸基含有単量体〔ビ
ニルスルホン酸、アリールスルホン酸、ビニルトルエン
スルホン酸、スチレンスルホン酸、2-アクリルアミド-
2-メチルプロパンスルホン酸およびその一価塩な
ど〕、ヒドロキシル基含有単量体〔アリルアルコール、
ヒドロキシエチル(メタ)アリレートなど〕、アミド基
含有単量体〔(メタ)アクリルアミド、N-メチル(メ
タ)アクリルアミド、N-ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリルアミド、N-ビニルピロリドンなど〕、アミノ基
含有単量体〔ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、モルホリノエチル(メタ)アクリレート、ジメチル
アミノエチルフマレート、2-ビニルピリジン、4-ビニ
ルピリジン、N-ビニルピリジン、N-ビニルイミダゾリ
ンなど〕、四級アンモニウム塩含有単量体〔N,N,N
-トリメチル-N-アクリロイルオキシエチルアンモニウ
ムクロライドなど〕}および弱親水性単量体[例えばニ
トリル基含有単量体、アルカン酸ビニルエステル類、ビ
ニルエーテル類など]から選ばれる少なくとも1種が共
重合されていてもよい。これらのうち特に好ましいもの
はスルホン酸基含有単量体である。
【0010】他の親水性単量体の量は、全単量体の重量
に基づいて通常40重量%以下、好ましくは20重量%
以下である。また、弱親水性単量体の量は、全単量体の
重量に基づいて通常15重量%以下、好ましくは5重量
%以下である。
【0011】本発明において、25℃における水溶液の
粘度が5ポイズ以上である水溶性高分子化合物(B)と
しては、例えばデンプン、グアーガム、キサンタンガ
ム、ローカストビーンガム、アルギン酸ソーダ、ゼラチ
ン、デキストランなどの天然系水溶性高分子化合物;
デンプン誘導体(可溶性デンプン、カルボキシルデンプ
ン、ブリティッシュゴム、ジアルデヒドデンプン、デキ
ストリン、カチオンデンプンなど)、セルロース誘導体
(ビスコース、メチルセルロース、エチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシブチルセルロ
ースなど)などの半合成系水溶性高分子化合物;ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリカルボ
ン酸(ポリアクリル酸など)およびこれらの塩(ナトリ
ウム、カリウムなどのアルカリ金属塩、カルシウム、マ
グネシウム、アルミニウムなどのアルカリ土類金属によ
りカルボキシル基の部分または全部が置換した水溶性金
属塩、アンモニウム塩など)、ポリエチレンオキサイド
などのポリオキシアルキレン、本出願人の出願に係る特
公平3−2478号公報記載の(メタ)アクリルアミド
(共)重合体などの合成系水溶性高分子化合物;これら
の2種以上の混合物が挙げられる。これらのうち好まし
いものは半合成系高分子化合物、(メタ)アクリルアミ
ド(共)重合体、ポリカルボン酸塩、ポリエチレンオキ
サイドなどのポリオキシアルキレンおよびこれらの2種
以上の混合物である。
【0012】本発明において、水(C)としては特に限
定はしないが、例えば水道水、イオン交換水、蒸留水、
河川水、海水などが挙げられる。これらのうち好ましい
ものは水道水、イオン交換水、蒸留水並びにこれらの2
種以上の併用である。
【0013】本発明の含水土壌の固化剤において、
(A)成分と(C)成分の重量比は通常(2:98)〜
(50:50)、好ましくは(5:95)〜(40:6
0)であり、(A)成分と(C)成分の合計重量に対す
る(B)成分の重量割合は通常1〜30重量%、好まし
くは3〜20重量%である。(A)成分の重量比が50
を超えると固化剤の粘性が増大し、通常のポンプ圧送が
困難となり、2未満では(B)成分の分散安定性が不十
分となるため、長期間の安定性が確保できない。また
(B)成分の量が30重量%を超えると固化剤の粘性が
増大し、通常のポンプ圧送が困難となり、1重量%未満
では含水土壌の固化が不十分となる。
【0014】本発明の固化剤は(A)、(B)および
(C)を必須成分とするものであるが、必要により分散
解膠剤(例えばニトロフミン酸ソーダ、タンニン類、リ
グニンスルホン酸塩、縮合リン酸塩、オキシカルボン酸
塩)や界面活性剤(例えばアミン塩型界面活性剤などの
カチオン界面活性剤、高級アルコール硫酸エステル塩な
どのアニオン界面活性剤、ポリエチレングリコール型非
イオン界面活性剤などの非イオン界面活性剤、スルホン
酸型両性界面活性剤などの両性界面活性剤)などを適宜
含有されていてもよい。
【0015】本発明の固化剤を使用するに際し、必要に
応じて他の含水土壌を固化する性能を有する任意成分を
併用することもできる。該任意成分としては、例えば各
種セメント(ポルトランドセメントなど)、消石灰、生
石灰、石コウ、炭酸カルシウム、スラグ、フライアッシ
ュ、水溶性ケイ酸塩(ケイ酸ソーダ、ケイ酸カリウムな
ど)および高吸水性樹脂が挙げられる。
【0016】本発明において、固化させる対象となる含
水土壌としては、例えば、含水比が30〜100%のシ
ールドなどの土木工事現場より排出される掘削残土、工
場や上下水道の浄化施設などから排出される沈澱池汚泥
あるいは河川や港湾に堆積したヘドロなどの含水比が1
00%を超える高含水土壌およびその他固化処理を必要
とし投棄の対象となる各種汚泥などが挙げられる。
【0017】本発明の含水土壌の固化剤の添加量は、対
象土となる土壌の含水比、土質などにより異なり、特に
限定されないが、通常0.1〜50kg/m3、好ましく
は1〜20kg/m3である。添加量が0.1kg/m3
未満では固化に時間を要したり、固化強度が低下し、5
0kg/m3を超えると経済的なメリットが減少する。
【0018】本発明の固化剤の含水土壌への添加混合方
法は(A)成分、(B)成分および(C)成分を含有す
る水分散体の形態で添加混合することが望ましいが、
(A)成分、(B)成分および(C)成分の各々を任意
の順序で添加、混合しても何等性能に悪影響を及ぼすも
のではない。また混合方法は任意の方法でよく、例え
ば、スラリー圧送ポンプで運ばれてきた含水土壌に混合
機のホッパーなど所定の場所より本発明の固化剤を添加
し、攪拌羽根付きのミキサーなどにより、攪拌混合後、
ベルトコンベアーにより搬出する方法などが挙げられ
る。さらに本発明の固化剤を一時に全量添加してもよ
く、数回に分割して添加混合してもよい。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。以下において部
および%はそれぞれ重量部および重量%を示す。 実施例1 重合度100のポリアクリル酸ナトリウム40%を含有
する水溶液50部と水道水部50をステンレス製容器に
投入し、攪拌、混合を行なって均一に溶解したのち、分
子量1300万のアクリルアミド−アクリル酸ナトリウ
ム共重合体(モル比70:30)粉末10部を投入して
攪拌を加え、均一に分散して本発明の固化剤を得た。得
られた固化剤を用い、ポンプによる輸送性と粘度の測定
並びに地下掘削工事において排出された含水比70%の
シルト質掘削土に対して、4.0kg/m3の割合で添加
したのち、2分間混練し固化土壌を得た。このものにつ
いて固化状態の確認を行なうため、固化に要する時間
(固化スピードと略記)の測定、針入度試験および水中
崩壊試験を行った。その結果を表1に示す。ここで、針
入度試験はセメント凝結試験に用いられるビガー針装置
を使用し、混練直後の固化土壌について、標準棒(直径
10mm)の貫入深さを測定した。また水中崩壊試験は
混練直後の固化土壌を直径5cm、高さ10cmの円柱
状に成形した供試体としたものを水中に浸漬し、全体積
のおよそ50%が崩壊するまでの日数で示した。表1の
針入度は固化土壌の力学的強度の強弱を示すひとつの尺
度であり、この数値が10mm以下であれば振動による
変形を受けることがなく、水が分離して排出されること
もないため、通常のトラックによる搬出が可能である。
ちなみに試験に用いた含水土壌の針入度はいずれも固化
剤無添加の場合、40mm以上であり、この値は全通の
状態、すなわち極めて軟弱であり、固化処理を必要とす
る含水土壌であることを意味する。
【0020】実施例2 実施例1において重合度100のポリアクリル酸ナトリ
ウム塩を40%含有する水溶液75部と水道水25部を
用いる以外は全く同様の方法により本発明の固化剤を得
た。このものの性能測定結果を表1に示す。
【0021】実施例3 実施例1において重合度100のポリアクリル酸ナトリ
ウム塩を40%含有する水溶液30部と水道水70を部
用いる以外は全く同様の方法により本発明の固化剤を得
た。このものの性能測定結果を表1に示す。
【0022】実施例4 重合度300のアクリル酸−メタクリル酸共重合体(モ
ル比50:50)ナトリウム塩を40%含有する水溶液
62.5部および水道水37.5部をステンレス製容器に
投入し、攪拌、混合を行なって均一に溶解したのち、重
合度600、エーテル化度1.5のメチルセルロース粉
末15部を投入して攪拌を加え、均一に分散させて本発
明の固化剤を得た。このものの性能測定結果を表1に示
す。
【0023】実施例5 重合度500のアクリル酸−イタコン酸共重合体(モル
比50:50)ナトリウム塩を40%含有する水溶液6
2.5および水道水37.5部をステンレス製容器に投入
し、攪拌、混合を行なって均一に溶解したのち、分子量
330〜380万のポリエチレンオキサイド10部、市
販の可溶性デンプン10部を投入して攪拌を加え、均一
に分散させて本発明の固化剤を得た。このものの性能測
定結果を表1に示す。
【0024】実施例6 実施例1においてノニルフェノールのエチレンオキサイ
ド16モル付加物(非イオン界面活性剤)10部を追加
投入する以外は全く同様の方法により本発明の固化剤を
得た。このものの性能測定結果を表1に示す。
【0025】比較例1 重合度100のポリアクリル酸ナトリウム塩を60%含
有する水溶液100部、および分子量1300万のアク
リルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体(モル比7
0:30)粉末20部をステンレス製容器に投入し、攪
拌、混合を行なって全体を均一として液状の固化剤を得
た。このものの性能測定結果を表1に示す。
【0026】比較例2 重合度100のポリアクリル酸ナトリウム塩を40%含
有する水溶液5部および水道水95部をステンレス製容
器に投入し、攪拌、混合を行い均一に溶解させたのち、
分子量1300万のアクリルアミド−アクリル酸トリウ
ム共重合体(モル比70:30)粉末20部を投入し、
攪拌を加え、全体を均一として液状の固化剤を得た。こ
のものの性能測定結果を表1に示す。
【0027】比較例3 特開昭63−44097号公報明細書に記載されている
実施例に従い、水溶性高分子としてグアーガム粉末を、
2価以上の陽イオンを含む塩類として消石灰を用いて固
化剤とし、含水土壌を固化させた。このものの性能測定
結果を表1に示す。尚、固化剤の添加量は実施例1の掘
削土に対してそれぞれ4.0kg/m3とした。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明の固化剤は以下の効果を奏する。 (1)比較的低粘度の液状を保つため、通常ポンプ輸送
が可能であり、従来技術の粉末系固化剤のような粉塵の
発生もなく、取扱いが容易であるため、作業性、定量性
に優れる。 (2)高含水土に対し、優れた拡散性能を有しているた
め、従来技術の粉末系固化剤と比較して極めて短時間で
の固化が可能であり、しかも強固な固化土壌が得られ
る。 (3)本発明の固化剤を用いた固化土壌は降雨などによ
り崩壊することがなく、長期にわたり安定な固化状態を
維持することが可能である。 (4)本発明の固化剤は製造方法が簡単であるため、容
易に製造が可能であり、経済性に優れる。 (5)本発明の固化剤を使用すれば、通常の定量ポンプ
などコンパクトな機材を導入できるため、固化処理機械
の小型化が可能となり、従来技術の粉末系固化剤では実
現しにくかったシールド内での固化処理も可能となる。 (6)臭気や火気に対する問題がなく、粉塵公害の心配
がないなど安全性の高い固化剤である。 以上の効果を奏することから本発明の固化剤は、例え
ば、今後、発生量が増大しつつある都市土木工事におけ
る掘削残土処理、港湾や河川のしゅんせつ工事における
ヘドロ、残土処理などに極めて有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合度1500以下の不飽和カルボン酸
    (共)重合体および/またはその一価塩(A)、25℃
    における1%水溶液の粘度が5ポイズである水溶性高分
    子化合物(B)および水(C)からなる含水土壌の固化
    剤。
  2. 【請求項2】 (A)がアクリル酸および/またはメタ
    クリル酸(共)重合体および/またはその一価塩である
    請求項1記載の固化剤。
  3. 【請求項3】 (A)がアルカリ金属塩、アンモニウム
    塩およびアミン塩からなる群より選ばれる請求項1また
    は2記載の固化剤。
  4. 【請求項4】 (B)がセルロース誘導体、(メタ)ア
    クリルアミド(共)重合体およびポリエチレンオキサイ
    ドからなる群より選ばれる少なくとも1種の水溶性高分
    子化合物である請求項1〜3いずれか記載の固化剤。
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