JPH0614476B2 - ターミナルストリップ巻き戻し装置 - Google Patents
ターミナルストリップ巻き戻し装置Info
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- JPH0614476B2 JPH0614476B2 JP2053484A JP5348490A JPH0614476B2 JP H0614476 B2 JPH0614476 B2 JP H0614476B2 JP 2053484 A JP2053484 A JP 2053484A JP 5348490 A JP5348490 A JP 5348490A JP H0614476 B2 JPH0614476 B2 JP H0614476B2
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Description
産業上の利用分野 本発明は“ターミナルストリップ巻き戻し装置”に関す
る。 従来の技術 電気的装置は、一方の電気コネクターより他方へ伸張す
る一連の絶縁ワイヤーにより構成される。各々のワイヤ
ーの反対側は、機構的、及び、電気的に組み付けられ
た、電気伝導性のターミナルを有しても構わない。ター
ミナルは、典型的には、前方の他のターミナルと対とな
る部分、及び後部のワイヤーと係り合う部分より構成さ
れる。ターミナルの形態は、要求される特性より広範に
異なる。しかしながら、ほとんどのターミナルの、後部
のワイヤーと係り合う部分は、ワイヤーの伝導体と、電
気的、或いは、機構的に関連させることができる。ある
ターミナルは、絶縁ワイヤーに組み付けられるような構
造になっており、こうしたターミナルの後部のワイヤー
と係り合う部分は、ワイヤーの伝導体との必要な電気的
な接続を達成するため、絶縁を解除したり、貫通するよ
うな構造になっている。別のターミナルの場合には、伝
導体との機構的、及び電気的接続を達成するため、ター
ミナルの後部端が、露出した伝導体に、直接かみ合わせ
られるように、絶縁部分が、ワイヤーの端部より除去さ
れなければならない。 電気的ターミナルは、典型的には、連続的金属ストリッ
プより圧断スタンプされるか、或いは、成型される。元
のストリップの一部は、ターミナルを貯蔵したり、ター
ミナルが、ワイヤーに組み付けられる位置まで輸送する
ための担体ストリップとして保持される。複数のこうし
たターミナル、及び、それ等の担体ストリップは、貯
蔵、或いは、ターミナルをワイヤーに終端接続させるク
リンプ作業が行われる位置への移送のため、リールに組
み付けても構わない。ターミナルのストリップは、しか
しながら、相互に厳密にコイルで巻き上げられた関係で
貯蔵するのには、余り向いていない。従って、紙、或い
は、発砲体のような連続する分離ストリップを、ターミ
ナルストリップと交互の螺旋状の層を形成するために、
ターミナルのストリップ共に巻いても構わない。分離ス
トリップは、ターミナルの隣接して巻かれた層が、相互
にからみ合うことを防止し、又、ターミナルが、リール
より好適に、及び、確実に巻きほどかれるように機能す
る。このタイプの典型的なリールは、直径が24インチ
で数千のターミナルを含有できる。 ターミナルのストリップは、典型的には、各々のターミ
ナルの後部端を、ワイヤーにクリンプさせ、同時にター
ミナルを、その担体ストリップより分離するために操作
可能な終端接続プレスに移送される。これ等のクリンプ
操作は、典型的には手動によるか、或いは、オペレータ
ーが厳重に監視する自動装置によって実行される。典型
的なクリンプ操作においては、ターミナルのリールは回
転不能なシャフトに組み付けられる。 リテーナーは、付随的に、回転リールに対し、摩擦力を
付加しても構わない。しかしながら、従来装置において
は、リールに対してかけられた摩擦は制御不能である。 オペレーターは、分離ストリップを、プレス内に進行す
るターミナルより、手動で分離することに気を付けなが
ら、ターミナルのストリップを、終端接続プレスに送り
込む。ほとんどの終端接続プレスは、ターミナルのスト
リップを自動的に位置設定するものであるが、オペレー
ターは、適当なゴミ容器に捨てるべく、蓄積された分離
ストリップの部分を、進行するストリップより定期的に
切り取らなければならない。同様に、オペレーターは、
ワイヤーを送り込むが、ワイヤーの終端接続プレスへの
送り込みを監視するかどちらかを行う。ターミナル、或
いは、採用されているクリンプ工程の特異性に従い、ワ
イヤーは、まず、これより、選択された長さの絶縁を除
去する処理を行なっても構わない。 終端接続プレスは、ターミナルを、処理されたワイヤー
の端部を受け取るように配列される位置に設定するため
にターミナルのストリップを操作可能である。ワイヤー
の端部は、この終端接続プレス上のターミナルに、強制
的に近接され、プレスは、ターミナルをワイヤーにクリ
ンプするために操作される。終端接続プレスは、終端接
続したワイヤーを、その位置から排出できるようにし、
ターミナルのストリップが、再び、次の連続するターミ
ナルを、ワイヤーを受け入れる位置に移動するように設
定されて、その循環作業を完了することになる。 リール上のターミナルの数が減少するに従い、オペレー
ターは、保持プレートによりリールにかけられる摩擦力
を減少させようと試みても構わない。特に、保持プレー
トによりリールにかけられる摩擦力は、リールのオーバ
ーランを妨げためには十分に高いものでなければならな
い。しかしながら、こうした高い摩擦力により、リール
が空の状態に近づくにつれ、ターミナルをリールから引
き出すことが困難となる。過度に巻き戻し強度を加える
と、担体ストリップを破壊するか、ターミナルの適切な
位置設定を妨げることがある。オペレーターにとって、
リールにおける摩擦力の必要とされる変動を予期するこ
とは困難なことである。そのために、保持プレートの場
合、正確かつ適時の調節が難しい。 オペレーターの作業の量、及び、まとめ取り付け作業に
必要な監視作業を減らそうとする各種の試みがなされて
きた。しかしながら、こうした自動化の試みは、オペレ
ーターによって行われてきた様々な工程を変換するとい
う点においては、完全に成功したとは言えない。例え
ば、ターミナル巻き戻し、及び、クリンプ作業を自動化
しようという試みでは、リール上のターミナルのもつれ
を妨げるために必要な分離ストリップを供給することは
できなかった。特に、分離ストリップは、もつれ合い、
ジャミングし、終端接続プレスを損傷させる傾向をもつ
のである。 自動化を求めたこれ等の試みでは、又、ターミナルスト
リップをリールから引き出すために必要な引っ張り力の
量を供給することもできなかった。特に従来の自動化を
求める努力では、ほぼリール前面への摩擦力が弱すぎ
て、リールがオーバーランし、ターミナルが損傷される
可能性のある位置へ、ターミナルを過度に送り込む結果
となってしまうものである。そうでない場合には、従来
の自動化ターミナル送り込み装置では、結果的に過度に
高いテンションを生じてしまい、ターミナルのストリッ
プを、ほぼ空のリールから引き出せず、その際に、それ
に乗っているターミナルの全てが、適正なワイヤーリー
ドに組み付けられる以前にストリップの損傷の可能性が
生じ、及び/或いは、ストリップによるターミナルの位
置設定が不適性になる結果となってしまう。 より自動化の度合いの少ない従来装置のオペレーター
は、ジャミングをほぼ瞬時に検知する、或いは、単一ワ
イヤーへの多重の終端接続、又は、ワイヤーへの終端接
続が全くないといったような、故障を瞬時に見極めると
いった重要な作業を行っていた。典型的な従来装置のオ
ペレーターは、装置の作業を瞬時に停止させ、問題点を
矯正し、終端接続工程を開始することができた。しかし
ながら、より自動化の進んだ装置の場合には、こうした
重要な人間のオペレーターの機能を適切に代替すること
がなかった。この為、従来の自動化ターミナル送り込み
装置では、ジャミングが起っていても、ターミナルをク
リンプ・プレス内に送り込み続けてしまい、多重終端接
続を生じてしまうことになる。こうした多重終端接続
は、終端接続プレスの高価なツールを損傷し、広範な、
費用のかかる作業休止時間を引き起こす結果となってし
まていた。 ターミナルの送り込み、及び、まとめ取り付け作業を自
動化しようという試みの典型的な例には、以下のものが
含まれる: 1977年8月23日に、スパングラーに認可された米
国特許No.4,043,032; 1984年12月25日に、ベーカーマンス、その他に
認可された米国特許No.4,489,871; 1987年9月8日にヴァグリーニに認可された米国特
許No.4,691,437; 1983年9月13日に、マゾラに認可された米国特許
No.4,403,407; 1986年12月30日にコアリーに認可された、米国
特許No.4,631,823; 1970年12月22日に、ネッタに認可された、米国
特許No.3,548,479;及び、 1988年1月12日に、プランダに認可された米国特
許No.4,718,160。 発明が解決しようとする課題 上記の問題点を考慮して、自動化ターミナルストリップ
巻き戻し装置を提供することが、本発明の目的である。 ターミナル・クランプ・プレス、ワイヤー・プロセッサ
ー、及び/或いは、ワイヤーでのまとめ取り付け作業を
実行するための他の装置と共に使用できるターミナルス
トリップ巻き戻し装置を提供することが、本発明の別の
目的である。 隣接するターミナルのコイル、及び、リール上の担体ス
トリップとの間に配置された分離ストリップを蓄積する
ための手段を有するターミナルストリップ巻き戻し装置
を提供することが、本発明の更なる目的である。 ターミナルを開始時点より、リール上に巻かれたターミ
ナルのストリップの終止位置まで、すみやかに、且つ、
継続的に送り込むための動作可能なターミナルストリッ
プ巻き戻し装置を提供することが、本発明の追加的な目
的である。 本発明の更なる目的は、ターミナルの、終端接続プレス
への適正な位置設定を感知するために動作可能なターミ
ナルストリップ巻き戻し装置を提供することである。 感知された、ターミナルの終端接続プレスへの不適正な
位置設定に応答して、ワイヤー処理、及びターミナル・
クリンピングを中止させるために動作可能なターミナル
ストリップ巻き戻し装置を提供することが、更に、本発
明の追加的目的である。 課題を解決するための手段、作用 発明の概要 本発明は、連続的なターミナルのストリップを巻き戻
し、更に、ターミナルのストリップを終端接続プレス
に、効率的に送り込めるようにする巻き戻し装置が対象
である。終端接続プレスは、典型的には、ワイヤーを、
終端接続プレスに自動的に送り込み、処理するために動
作可能な、ワイヤー処理機械と組み合わせて採用され
る。終端接続プレス、及びワイヤー・プロセッサーの既
知の典型的な組み合わせでは、ストリップのターミナル
を、ワイヤーを受け取るための位置に、連続的に位置設
定する動作が可能である。ワイヤーは、ワイヤーの皮を
はぐか、或いは、切断し、ワイヤーの端部を終端接続プ
レスに送り込むことにより処理される。典型的な終端接
続プレスは、挿入されたワイヤーの存在を、空圧的に、
或いは、電気的に感知することが可能である。感知され
たワイヤーの存在に応答して、終端接続プレスは、ター
ミナルを、ワイヤーの端部にクリンプするか、そうでな
い場合には、接続することによりその一工程のサイクル
を完了する。終端接続プレスは、その後、その初期の位
置に復帰し、終端接続されたワイヤー・リードが除去さ
れ、及び、次のワイヤー・リードにより交替できるよう
にする。終端接続プレス・及び、ワイヤー・プロセッサ
ーの特定の動作、及び、形態は上記説明の典型的な構成
を若干変動しても構わない。ここに説明のターミナルス
トリップ巻き戻し装置は、入手可能な終端接続プレス、
及び、ワイヤー・プロセッサーの複数の組み合わせのい
ずれも互換できるように意図されている。 本発明のターミナルストリップ巻き戻し装置は、ターミ
ナルストリップのリールが支持される、回転可能なリー
ル支持手段により構成されていてもよい。巻き戻し装置
の回転可能なリール支持手段は、ズピンドル・ベアリン
グ回転体に組み付けられるシャフトより構成されていて
も良い。シャフトは、リールと共に回転可能である。本
装置のリール支持手段は、更に、ターミナルのリールの
中心の対向可能であるスプリング・プレートより構成さ
れていても良い。スプリング・プレートは、回転可能な
シャフト上に支持されたリールに対して、軸を中心にし
て付勢される。リールは、スプリング・プレートがター
ミナルのリールの中心に対して、軸中心の力をかけるよ
うにして、回転可能なシャフト上の位置にロック可能で
ある。ズプリング・プレートにより、リールの中心に対
してかけられた軸のブレーキ力、及び、スプリング・ベ
アリング固有の作動は、共働して、リールが多数のター
ミナルを担持している、或いは、ほぼ空になっている場
合の、リールからのターミナルの効率的な送り込みを可
能とする。特に、スプリング・プレートにより、リール
の中心に対してかけられた付勢力は、ターミナルのスト
リップにかけられた引っ張り力に応答する、ほぼ満杯の
状態のリールの過剰回転を妨げるように動作可能であ
る。同様にスピンドル・ベアリングは、ほぼ空のリール
より送り込まれるターミナルのストリップのテンション
をより低くさせるために動作可能である。この組み合わ
せの結果として、ターミナルのストリップが巻き戻され
るにつれ、リールにかけられる摩擦力を定期的に調節す
る必要がなくなる。 ターミナルストリップ巻き戻し装置は、ターミナルのス
トリップを、リールに相対的に選択された方向に送り込
むために動作可能である。装置は、更に、分離ストリッ
プを蓄積するための取り上げ手段より構成されることも
ある。 取り上げ手段は、分離ストリップが、ターミナルのスト
リップが後続するパスより角度をもっているパスに沿っ
て、ターミナル・リールより除去されるように、ターミ
ナル・リールに相対的に配置されることもある。取り上
げ手段は、回転駆動のリールにより構成されることもあ
る。取り上げリールは、ターミナル・リールを駆動しな
いと言うよりも、ターミナルが終端接続プレスに位置設
定される時に生成排出される分離ストリップを処理する
ことのみを確実なものとするために、直流モーターによ
り駆動されることもある。 巻き戻し装置は、更に、終端接続プレスに相対的に、調
節可能なように配置できる担体ストリップ・ガイドによ
り構成されることもある。担体ストリップ・ガイドに
は、複数の異なる方向のいずれからも、ターミナルのス
トリップの接近を処理し、その際に、ターミナル・リー
ルが、その完全充填から空の状態まで段階的に変化する
につれて、接近する担体ストリップの異なった角度の配
列を供給する入力装置が含まれる。 装置は、更に、終端接続プレスに近接するターミナルの
存在を感知する感知手段により構成される。感知手段
は、感知されたターミナルの終端接続プレスへの不適正
な位置設定に応答して、シグナルを生成することが可能
である。例えば、感知手段により生成されたシグナル
は、ワイヤー・プロセッサー及び/或いは、終端接続プ
レスの操作を中断するように動作することがある。 感知手段は、終端接続プレスに相対する特定の位置にお
けるターミナルの存在、及び/或いは、不在を感知する
ための光学的手段により、構成されることもある。例え
ば、通常の操作において、光学的手段は、ターミナルの
存在に後続するターミナルの不在を、連続的に感知する
こともある。この特定のシーケンス、或いは、タイミン
グを感知しない時には瞬間的に、光学的手段は、ワイヤ
ー・プロセッサー、及び/或いは、終端接続プレスを停
止するためのシグナルを生成し、それにより位置設定の
連続動作を中断する。これにより、欠陥を有する終端接
続、及び、終端接続プレス上の高価なツールへの損傷の
可能性を回避する。制御手段は、ワイヤー・プロセッサ
ーが感知された不適正な位置設定に応答して、オフ・モ
ードに切り換えられるように、光学的手段、及び、ワイ
ヤープロセッサーに接続される。
る。 従来の技術 電気的装置は、一方の電気コネクターより他方へ伸張す
る一連の絶縁ワイヤーにより構成される。各々のワイヤ
ーの反対側は、機構的、及び、電気的に組み付けられ
た、電気伝導性のターミナルを有しても構わない。ター
ミナルは、典型的には、前方の他のターミナルと対とな
る部分、及び後部のワイヤーと係り合う部分より構成さ
れる。ターミナルの形態は、要求される特性より広範に
異なる。しかしながら、ほとんどのターミナルの、後部
のワイヤーと係り合う部分は、ワイヤーの伝導体と、電
気的、或いは、機構的に関連させることができる。ある
ターミナルは、絶縁ワイヤーに組み付けられるような構
造になっており、こうしたターミナルの後部のワイヤー
と係り合う部分は、ワイヤーの伝導体との必要な電気的
な接続を達成するため、絶縁を解除したり、貫通するよ
うな構造になっている。別のターミナルの場合には、伝
導体との機構的、及び電気的接続を達成するため、ター
ミナルの後部端が、露出した伝導体に、直接かみ合わせ
られるように、絶縁部分が、ワイヤーの端部より除去さ
れなければならない。 電気的ターミナルは、典型的には、連続的金属ストリッ
プより圧断スタンプされるか、或いは、成型される。元
のストリップの一部は、ターミナルを貯蔵したり、ター
ミナルが、ワイヤーに組み付けられる位置まで輸送する
ための担体ストリップとして保持される。複数のこうし
たターミナル、及び、それ等の担体ストリップは、貯
蔵、或いは、ターミナルをワイヤーに終端接続させるク
リンプ作業が行われる位置への移送のため、リールに組
み付けても構わない。ターミナルのストリップは、しか
しながら、相互に厳密にコイルで巻き上げられた関係で
貯蔵するのには、余り向いていない。従って、紙、或い
は、発砲体のような連続する分離ストリップを、ターミ
ナルストリップと交互の螺旋状の層を形成するために、
ターミナルのストリップ共に巻いても構わない。分離ス
トリップは、ターミナルの隣接して巻かれた層が、相互
にからみ合うことを防止し、又、ターミナルが、リール
より好適に、及び、確実に巻きほどかれるように機能す
る。このタイプの典型的なリールは、直径が24インチ
で数千のターミナルを含有できる。 ターミナルのストリップは、典型的には、各々のターミ
ナルの後部端を、ワイヤーにクリンプさせ、同時にター
ミナルを、その担体ストリップより分離するために操作
可能な終端接続プレスに移送される。これ等のクリンプ
操作は、典型的には手動によるか、或いは、オペレータ
ーが厳重に監視する自動装置によって実行される。典型
的なクリンプ操作においては、ターミナルのリールは回
転不能なシャフトに組み付けられる。 リテーナーは、付随的に、回転リールに対し、摩擦力を
付加しても構わない。しかしながら、従来装置において
は、リールに対してかけられた摩擦は制御不能である。 オペレーターは、分離ストリップを、プレス内に進行す
るターミナルより、手動で分離することに気を付けなが
ら、ターミナルのストリップを、終端接続プレスに送り
込む。ほとんどの終端接続プレスは、ターミナルのスト
リップを自動的に位置設定するものであるが、オペレー
ターは、適当なゴミ容器に捨てるべく、蓄積された分離
ストリップの部分を、進行するストリップより定期的に
切り取らなければならない。同様に、オペレーターは、
ワイヤーを送り込むが、ワイヤーの終端接続プレスへの
送り込みを監視するかどちらかを行う。ターミナル、或
いは、採用されているクリンプ工程の特異性に従い、ワ
イヤーは、まず、これより、選択された長さの絶縁を除
去する処理を行なっても構わない。 終端接続プレスは、ターミナルを、処理されたワイヤー
の端部を受け取るように配列される位置に設定するため
にターミナルのストリップを操作可能である。ワイヤー
の端部は、この終端接続プレス上のターミナルに、強制
的に近接され、プレスは、ターミナルをワイヤーにクリ
ンプするために操作される。終端接続プレスは、終端接
続したワイヤーを、その位置から排出できるようにし、
ターミナルのストリップが、再び、次の連続するターミ
ナルを、ワイヤーを受け入れる位置に移動するように設
定されて、その循環作業を完了することになる。 リール上のターミナルの数が減少するに従い、オペレー
ターは、保持プレートによりリールにかけられる摩擦力
を減少させようと試みても構わない。特に、保持プレー
トによりリールにかけられる摩擦力は、リールのオーバ
ーランを妨げためには十分に高いものでなければならな
い。しかしながら、こうした高い摩擦力により、リール
が空の状態に近づくにつれ、ターミナルをリールから引
き出すことが困難となる。過度に巻き戻し強度を加える
と、担体ストリップを破壊するか、ターミナルの適切な
位置設定を妨げることがある。オペレーターにとって、
リールにおける摩擦力の必要とされる変動を予期するこ
とは困難なことである。そのために、保持プレートの場
合、正確かつ適時の調節が難しい。 オペレーターの作業の量、及び、まとめ取り付け作業に
必要な監視作業を減らそうとする各種の試みがなされて
きた。しかしながら、こうした自動化の試みは、オペレ
ーターによって行われてきた様々な工程を変換するとい
う点においては、完全に成功したとは言えない。例え
ば、ターミナル巻き戻し、及び、クリンプ作業を自動化
しようという試みでは、リール上のターミナルのもつれ
を妨げるために必要な分離ストリップを供給することは
できなかった。特に、分離ストリップは、もつれ合い、
ジャミングし、終端接続プレスを損傷させる傾向をもつ
のである。 自動化を求めたこれ等の試みでは、又、ターミナルスト
リップをリールから引き出すために必要な引っ張り力の
量を供給することもできなかった。特に従来の自動化を
求める努力では、ほぼリール前面への摩擦力が弱すぎ
て、リールがオーバーランし、ターミナルが損傷される
可能性のある位置へ、ターミナルを過度に送り込む結果
となってしまうものである。そうでない場合には、従来
の自動化ターミナル送り込み装置では、結果的に過度に
高いテンションを生じてしまい、ターミナルのストリッ
プを、ほぼ空のリールから引き出せず、その際に、それ
に乗っているターミナルの全てが、適正なワイヤーリー
ドに組み付けられる以前にストリップの損傷の可能性が
生じ、及び/或いは、ストリップによるターミナルの位
置設定が不適性になる結果となってしまう。 より自動化の度合いの少ない従来装置のオペレーター
は、ジャミングをほぼ瞬時に検知する、或いは、単一ワ
イヤーへの多重の終端接続、又は、ワイヤーへの終端接
続が全くないといったような、故障を瞬時に見極めると
いった重要な作業を行っていた。典型的な従来装置のオ
ペレーターは、装置の作業を瞬時に停止させ、問題点を
矯正し、終端接続工程を開始することができた。しかし
ながら、より自動化の進んだ装置の場合には、こうした
重要な人間のオペレーターの機能を適切に代替すること
がなかった。この為、従来の自動化ターミナル送り込み
装置では、ジャミングが起っていても、ターミナルをク
リンプ・プレス内に送り込み続けてしまい、多重終端接
続を生じてしまうことになる。こうした多重終端接続
は、終端接続プレスの高価なツールを損傷し、広範な、
費用のかかる作業休止時間を引き起こす結果となってし
まていた。 ターミナルの送り込み、及び、まとめ取り付け作業を自
動化しようという試みの典型的な例には、以下のものが
含まれる: 1977年8月23日に、スパングラーに認可された米
国特許No.4,043,032; 1984年12月25日に、ベーカーマンス、その他に
認可された米国特許No.4,489,871; 1987年9月8日にヴァグリーニに認可された米国特
許No.4,691,437; 1983年9月13日に、マゾラに認可された米国特許
No.4,403,407; 1986年12月30日にコアリーに認可された、米国
特許No.4,631,823; 1970年12月22日に、ネッタに認可された、米国
特許No.3,548,479;及び、 1988年1月12日に、プランダに認可された米国特
許No.4,718,160。 発明が解決しようとする課題 上記の問題点を考慮して、自動化ターミナルストリップ
巻き戻し装置を提供することが、本発明の目的である。 ターミナル・クランプ・プレス、ワイヤー・プロセッサ
ー、及び/或いは、ワイヤーでのまとめ取り付け作業を
実行するための他の装置と共に使用できるターミナルス
トリップ巻き戻し装置を提供することが、本発明の別の
目的である。 隣接するターミナルのコイル、及び、リール上の担体ス
トリップとの間に配置された分離ストリップを蓄積する
ための手段を有するターミナルストリップ巻き戻し装置
を提供することが、本発明の更なる目的である。 ターミナルを開始時点より、リール上に巻かれたターミ
ナルのストリップの終止位置まで、すみやかに、且つ、
継続的に送り込むための動作可能なターミナルストリッ
プ巻き戻し装置を提供することが、本発明の追加的な目
的である。 本発明の更なる目的は、ターミナルの、終端接続プレス
への適正な位置設定を感知するために動作可能なターミ
ナルストリップ巻き戻し装置を提供することである。 感知された、ターミナルの終端接続プレスへの不適正な
位置設定に応答して、ワイヤー処理、及びターミナル・
クリンピングを中止させるために動作可能なターミナル
ストリップ巻き戻し装置を提供することが、更に、本発
明の追加的目的である。 課題を解決するための手段、作用 発明の概要 本発明は、連続的なターミナルのストリップを巻き戻
し、更に、ターミナルのストリップを終端接続プレス
に、効率的に送り込めるようにする巻き戻し装置が対象
である。終端接続プレスは、典型的には、ワイヤーを、
終端接続プレスに自動的に送り込み、処理するために動
作可能な、ワイヤー処理機械と組み合わせて採用され
る。終端接続プレス、及びワイヤー・プロセッサーの既
知の典型的な組み合わせでは、ストリップのターミナル
を、ワイヤーを受け取るための位置に、連続的に位置設
定する動作が可能である。ワイヤーは、ワイヤーの皮を
はぐか、或いは、切断し、ワイヤーの端部を終端接続プ
レスに送り込むことにより処理される。典型的な終端接
続プレスは、挿入されたワイヤーの存在を、空圧的に、
或いは、電気的に感知することが可能である。感知され
たワイヤーの存在に応答して、終端接続プレスは、ター
ミナルを、ワイヤーの端部にクリンプするか、そうでな
い場合には、接続することによりその一工程のサイクル
を完了する。終端接続プレスは、その後、その初期の位
置に復帰し、終端接続されたワイヤー・リードが除去さ
れ、及び、次のワイヤー・リードにより交替できるよう
にする。終端接続プレス・及び、ワイヤー・プロセッサ
ーの特定の動作、及び、形態は上記説明の典型的な構成
を若干変動しても構わない。ここに説明のターミナルス
トリップ巻き戻し装置は、入手可能な終端接続プレス、
及び、ワイヤー・プロセッサーの複数の組み合わせのい
ずれも互換できるように意図されている。 本発明のターミナルストリップ巻き戻し装置は、ターミ
ナルストリップのリールが支持される、回転可能なリー
ル支持手段により構成されていてもよい。巻き戻し装置
の回転可能なリール支持手段は、ズピンドル・ベアリン
グ回転体に組み付けられるシャフトより構成されていて
も良い。シャフトは、リールと共に回転可能である。本
装置のリール支持手段は、更に、ターミナルのリールの
中心の対向可能であるスプリング・プレートより構成さ
れていても良い。スプリング・プレートは、回転可能な
シャフト上に支持されたリールに対して、軸を中心にし
て付勢される。リールは、スプリング・プレートがター
ミナルのリールの中心に対して、軸中心の力をかけるよ
うにして、回転可能なシャフト上の位置にロック可能で
ある。ズプリング・プレートにより、リールの中心に対
してかけられた軸のブレーキ力、及び、スプリング・ベ
アリング固有の作動は、共働して、リールが多数のター
ミナルを担持している、或いは、ほぼ空になっている場
合の、リールからのターミナルの効率的な送り込みを可
能とする。特に、スプリング・プレートにより、リール
の中心に対してかけられた付勢力は、ターミナルのスト
リップにかけられた引っ張り力に応答する、ほぼ満杯の
状態のリールの過剰回転を妨げるように動作可能であ
る。同様にスピンドル・ベアリングは、ほぼ空のリール
より送り込まれるターミナルのストリップのテンション
をより低くさせるために動作可能である。この組み合わ
せの結果として、ターミナルのストリップが巻き戻され
るにつれ、リールにかけられる摩擦力を定期的に調節す
る必要がなくなる。 ターミナルストリップ巻き戻し装置は、ターミナルのス
トリップを、リールに相対的に選択された方向に送り込
むために動作可能である。装置は、更に、分離ストリッ
プを蓄積するための取り上げ手段より構成されることも
ある。 取り上げ手段は、分離ストリップが、ターミナルのスト
リップが後続するパスより角度をもっているパスに沿っ
て、ターミナル・リールより除去されるように、ターミ
ナル・リールに相対的に配置されることもある。取り上
げ手段は、回転駆動のリールにより構成されることもあ
る。取り上げリールは、ターミナル・リールを駆動しな
いと言うよりも、ターミナルが終端接続プレスに位置設
定される時に生成排出される分離ストリップを処理する
ことのみを確実なものとするために、直流モーターによ
り駆動されることもある。 巻き戻し装置は、更に、終端接続プレスに相対的に、調
節可能なように配置できる担体ストリップ・ガイドによ
り構成されることもある。担体ストリップ・ガイドに
は、複数の異なる方向のいずれからも、ターミナルのス
トリップの接近を処理し、その際に、ターミナル・リー
ルが、その完全充填から空の状態まで段階的に変化する
につれて、接近する担体ストリップの異なった角度の配
列を供給する入力装置が含まれる。 装置は、更に、終端接続プレスに近接するターミナルの
存在を感知する感知手段により構成される。感知手段
は、感知されたターミナルの終端接続プレスへの不適正
な位置設定に応答して、シグナルを生成することが可能
である。例えば、感知手段により生成されたシグナル
は、ワイヤー・プロセッサー及び/或いは、終端接続プ
レスの操作を中断するように動作することがある。 感知手段は、終端接続プレスに相対する特定の位置にお
けるターミナルの存在、及び/或いは、不在を感知する
ための光学的手段により、構成されることもある。例え
ば、通常の操作において、光学的手段は、ターミナルの
存在に後続するターミナルの不在を、連続的に感知する
こともある。この特定のシーケンス、或いは、タイミン
グを感知しない時には瞬間的に、光学的手段は、ワイヤ
ー・プロセッサー、及び/或いは、終端接続プレスを停
止するためのシグナルを生成し、それにより位置設定の
連続動作を中断する。これにより、欠陥を有する終端接
続、及び、終端接続プレス上の高価なツールへの損傷の
可能性を回避する。制御手段は、ワイヤー・プロセッサ
ーが感知された不適正な位置設定に応答して、オフ・モ
ードに切り換えられるように、光学的手段、及び、ワイ
ヤープロセッサーに接続される。
本発明のターミナルストリップ巻き戻し装置は、一般的
に、図1の番号10により示される。ターミナルストリ
ップ巻き戻し装置10は、終端接続プレス12、及び、
ワイヤー・プロセッサー14に共用できるように意図さ
れている。終端接続プレス12、及び、ワイヤー・プロ
セッサー14の一般的図示は、ターミナルストリップ巻
き戻し装置10が、入手可能な多くの現行装置、或い
は、今後開発される終端接続プレス、及び、ワイヤー・
プロセッサーのいずれにも共用で使用できるということ
が意図されている。 ワイヤー・プロセッサー14は、ワイヤー18の端部を
終端接続プレス12に供給するために動作可能である。
特定の応用例においては、ワイヤー・プロセッサー14
は、ワイヤー18の終端接続プレス12への供給に先立
ち、ワイヤー18の選択された長さの絶縁部分を剥取
る。ワイヤー・プロセッサー14は、更に、ワイヤー1
8を、事前に選択された長さで切断するために動作可能
である。ワイヤー・プロセッサー14の例としては、イ
リノイ、バッファロー・グローヴのコマックス社(Koma
x Corporation)により販売されている KOMAX 登録商
標モデル33及び、モデル40S、及び、ウィスコンシ
ン、ニュー・バーリーンのアートス・エンジニアリング
社(Artos Engineering Company)製造のARTOS 登録商
標CS−34及び、C39が挙げられる。 終端接続プレス12には、一般的には図1の番号20に
より示される、ターミナルの担体ストリップを位置設定
するための手段が含まれる。それによりストリップ20
が、終端接続プレス12の各々の位置設定操作の間に前
進させられる間隔は、ストリップ20上の隣接するター
ミナル間のピッチにより変わる。位置設定間隔は、スト
リップ20上の各々のターミナルを、ワイヤー・プロセ
ッサー14により移送されたワイヤー18の端部にクリ
ンプするために、終端接続プレス12上のある位置に連
続的に供給するために選択される。 ワイヤー・プロセッサー14には、ストリップ20より
ターミナルをこれにクリンプさせるために、終端接続プ
レス12に隣接するある位置におけるワイヤー18の端
部の存在を感知するための感知手段が含まれる。ワイヤ
ー18の存在が感知されると、そこで終端接続プレス1
2のツールが、適正に位置したターミナルの部分を、ワ
イヤー18の端部にクリンプする終端接続プレスの動作
サイクルを起動させる。終端接続プレス12が適正に作
動している場合には、終端接続されたワイヤー18′
は、終端接続プレス12により排出され、次のターミナ
ルがワイヤー18の端部を受け取るための位置に位置設
定される。しかしながら、上記に説明のように、自動化
システムに採用されている終端接続プレス12は、故障
を起しがちである。特に、終端接続プレス12は次の連
続するターミナルが、適正な位置に位置設定されていな
い場合であっても、ワイヤー18の感知された存在に応
答して、そのクリンプ動作サイクルを完了させてしまう
ことがある。このような故障の結果、ターミナルを有し
ないある長さのワイヤー18が製造されしまう。これ以
外の故障としては、終端接続プレスが、適正に接続され
たワイヤー18を、終端接続プレス12より移動しそこ
ねることによる、ワイヤー18の単一の長さに複数の終
端接続が行われることが挙げられる。上記説明のよう
に、これ等のタイプの故障により、終端接続プレス12
に組み込まれた高価なツールに損傷を来すことがある。
これ等の故障の多くの原因のうちには、ターミナルのス
トリップ20のテンションを制御することの困難さ、及
び、典型的に、ターミナルストリップ20と共に採用さ
れる、紙、或いは、発砲体の分離ストリップを制御する
ことの困難さがある。 本発明のターミナルストリップ巻き戻し装置10は、終
端接続プレス12における、上記に説明のような故障を
回避する。一般的には図1に、及び、より詳細には以下
に示されるように、ターミナルストリップ巻き戻し装置
10は、これに組み立てられた、ターミナルの長いスト
リップ20を有するリール24を回転的に受け取るため
のリール支持手段22より構成される。リール支持手段
22は、図1に図式的に示してあるように、リール24
の完全充填状態、及び、番号20′による断線で示して
あるように、これのほぼ空の状態の双方についての、ほ
ぼ均一テンションに応答して、ターミナルのストリップ
20の巻き戻しができるように操作可能である。ターミ
ナルのストリップ20及び20′の巻き戻しを行うため
に必要なテンションを、リール24の完全充填、及び、
ほぼ空の状態の双方において、実質的に均一に制御でき
るため、ターミナルストリップ巻き戻し装置10の監視
に必要なオペレーターの時間を最少限にし、終端接続プ
レス12内の故障の原因を回避する事ができる。ここに
示されているように、リール支持手段22は、終端接続
プレス12の上に配置されている。しかしながら、この
図示説明は、リール支持手段22についての多くの可能
な配置の一例にすぎない。別の実施態様においては、同
手段は終端接続プレス12の下にあったり、或いは一般
的には、これと同じ高さにある。 リール24は、ストリップ20の隣接コイル上のターミ
ナルが、相互に、不本意にひっかき傷を作らぬように、
紙、発砲体、或いは、他の弾性材質でなる一連の分離ス
トリップ26と共に巻かれる。前記説明のように、分離
ストリップ26は、ターミナルの終端接続プレス12へ
の移送を自動化しようという試みに際しての問題の一原
因であった。図1に示したターミナルストリップ巻き戻
し装置10には、回転的に駆動されるシャフト30に組
み付けられた回収リール28が含まれる。回収リール2
8、及び、回転駆動シャフト30は、リール24に隣接
して配置されており、リール24より巻き戻されてくる
分離ストリップ26を回収するために動作可能である。
回収リール28及び、回転駆動シャフト30は、分離ス
トリップ26及び、ターミナルストリップ20が、それ
ぞれのパスに沿うある選択された位置で、角度が相互に
異なるように配置されていてもよい。回転駆動シャフト
30は、分離ストリップ26が回収されることを確実に
するが、リール24の回転を制御することにより、分離
ストリップ26にかかる張力を回避する為の動力手段を
設けても良い。 ターミナルのストリップ20は、リール24から担体ス
トリップ・ガイド32へ進む。担体ストリップ・ガイド
32には、ターミナルのストリップ20がリール24で
多数のターミナルが送り出される時に生じるターミナル
のストリップ20の配列角度の変動の場合でも、ガイド
32に適正に送り込まれることを確実にするために、対
向ガイド34が含まれる。 担体ストリップ・ガイド32は、ターミナルのストリッ
プ20を、感知手段36に導入するような構造になって
いる。感知手段36は、その特定的な位置において、ス
トリップ20上のターミナルの存在、及び/或いは不在
を感知するように動作可能である。感知手段36の動作
コンポーネントは、終端接続プレス12内のクリンプ・
ツールよりストリップ20上のターミナルまでのピッチ
のある選択された倍数に等しい距離がおかれている。好
ましい実施態様においては、以下に説明するように、感
知手段36は、ストリップ20の反対側にそれぞれ配置
され、この上にターミナルと整列している、光源、及
び、光探知器より構成される光学的感知手段を設置して
ある。終端接続プレスが適正に作動し、ストリップ20
に、隣接するターミナル間のピッチに等しい量を巻き戻
して位置設定している場合には、感知手段36は、ター
ミナルの不在に後続するターミナルの存在、及び、事前
に設定された時間内の次にターミナルの出現を連続的に
感知する。以下に更に詳しく説明し図示する好ましい実
施態様においては、ストリップ20上のターミナルは、
先行したターミナルがワイヤー18にクリンプされるべ
き位置にある時、光源よりの光を遮断する。位置設定の
間は、しかしながら、光源よりの光りは、光検知器に到
達する。道は、次に流れるターミナルが、ワイヤー18
を受け取るための適正な配列にある時には、再び遮断さ
れる。 感知手段36によってシグナルの特定化パターンが受信
されない場合には装置10は、停止シグナルを生成す
る。より具体的にはターミナルストリップ巻き戻し装置
10は、感知手段36及び、ワイヤー・プロセッサー1
4の双方に接続されている制御手段40を備えている。
制御手段40は、シグナルの特定化シーケンスにおける
断絶に相応して、検知手段36よりのシグナルを受信す
る瞬間に、ワイヤー・プロセッサー14の操作を終了さ
せる。制御手段40は同様に、複数のターミナルストリ
ップ巻き戻し装置の操作を監視している技術者に対し
て、より矯正の必要のある操作上の問題を示すオペレー
ター・シグナルを生成するためにも動作する。上記に説
明のように、ワイヤー・プロセッサー14をワイヤーの
送り込みにより、終端接続プレス12を作動させるシグ
ナルが生成される。結果として、ワイヤー・プロセッサ
ー14が制御手段40によって停止されると、終端接続
プレス12が同時に停止される。 図2から5までは、好ましい実施態様の一例を詳細に示
している。図2に最も明細に示されているように、直径
約24インチのリール52には、紙、或いは、発砲体の
分離ストリップ56により分離された螺旋状のターミナ
ルのストリップ54が巻かれている。ターミナル・リー
ル52は、支柱60に組み付けられたスピンドル・ベア
リング58で回転可能なシャフト57に支持される。バ
ック・プレート、及び、圧力プレート62及び64はそ
れぞれ、支柱に組み付けられ、実質的に、回転可能なシ
ャフト57を取り囲む。特に、圧力プレート64は、回
転可能なシャフト57に平行して軸方向に伸張する一列
のコイル・スプリング66により、バック・プレート6
2に対して離れた位置に配置される。スプリング66
は、バック・プレート62、及び、圧力プレート64間
に、事前に決定された力をかける。ターミナル・リール
52は、圧力プレート64をコイル・スプリング66に
抗し、バック・プレート62方向に強制させるのに十分
な力で、回転可能シャフト57に組み立てられる。リー
ル52はその後、ロック手段68により回転可能シャフ
ト57上の位置にロックされる。この状態で、スプリン
グ66は、圧力プレート64に、リール52の中心に事
前に決定された力をかけさせるようにする。スピンドル
・ベアリング58内で自由に回転可能なシャフト57、
及び、スプリング66により圧力プレート64に対して
かけられた力との間の協力により、ターミナルのストリ
ップ54が、リール52の状態が完全充填であっても空
であってもほぼ均一に引っ張り力でリール52より巻き
戻しできるようにする。 調節可能な回収リール70は、ターミナル・リール52
に対して固定した関係で組み立てられ、その中の分離ス
トリップ56を受け取り、分離ストリップ56がその回
りに巻かれるような構造となっている中心72を含有す
る。例えば、回収リール70の中心72は、分離ストリ
ップ56の初期の部分を受け取り、それに続く分離スト
リップ56の、中心72への巻き付けができるような寸
法の破れ目を有しても良い。調節可能な回収リール70
の回転は分離ストリップを回収するためにのみ、回収リ
ール70を回転させる直流モーター76により制御され
る。こうして直流モーター76、及び、回収リール70
は、ターミナル・リール52を、終端接続プレス12に
より指定される速度より速く駆動する大きな力をかけな
い。回収リール70、及び、直流モーター76は、腕が
ね78及び80により、ターミナル・リール52に相対
的に、堅固に組み立てられる。 ターミナルのストリップ54は、図3に最も明確に図示
されるように、照明入力部分84を有する担体ストリッ
プ・ガイド82により終端接続プレス12の操作可能部
分方向へガイドされる。ガイド82は、ターミナルのス
トリップ54を、光学的感知装置86内にガイドするた
めに動作可能である。感知装置86は、光シグナルを、
終末位置92で終了する光ファイバー90を通して方向
づける。 光探知器94は、光ファイバー90の終末位置92と整
列して配置される。光探知器94及び、光ファイバーの
90の終末位置92は、終端接続プレス12内の終端接
続ツールより、ストリップ54上のターミナル間のピッ
チの整数倍数に等しい間隔で配置される。かくして、順
次送り出されるターミナルが、終端接続プレス12のツ
ールと整列している場合には、後続するターミナルは、
光探知器94、及び、光ファイバー90の終末位置92
の中間に配置され、その際に、光探知器94が光学シグ
ナルを受信することを妨げる。しかしながら、光学シグ
ナルは、ターミナルのストリップ54が位置設定されて
いる時には、光探知器94により受信される。 制御手段96は、ケーブル98及び、100によって感
知装置86に接続される。制御手段96は、特定された
タイミング、及び、光探知器94により受信されたシグ
ナルのシーケンスの変動に応答してシグナルを生成する
ために動作可能である。特に、光探知器94により受信
された光シグナルの特定化パターンの感知された変動は
システム内の故障を示すものとなる。制御手段96によ
り生成されたシグナルはワイヤー・プロセッサーを停止
させるために動作可能であるが、これは、それに対し
て、終端接続プレス12を停止するために動作可能であ
る。こうして、全システムが停止され、ジャミング、或
いは、他の故障がシステムに対して重大な損傷を引き起
す前に矯正できるようにする。 本発明について、望ましい実施態様に関して説明してき
たが、付け加えたクレームにより規定されるような本発
明の観点から離脱せずに変形を行うことが可能なことが
理解されるであろう。特に、ターミナルストリップ巻き
戻し装置は終端接続プレス、或いは、ワイヤー・プロセ
ッサーと一体である必要はなく、異なったそれ等のもの
と、各種の形態で使用できるという事を理解すべきであ
る。更には、ターミナル・リール、回収リール、及び、
ターミナル感知手段の相対的位置は、上記に図示、及び
説明した位置とは、相互に相対して変動しても良いと言
うことも理解すべきである。 効 果 本発明によれば、自動化したターミナルストリップ巻き
戻し装置を提供することができる。又、ターミナル・ク
リンプ・プレス・ワイヤー・プロセッサー、及び/或い
は、ワイヤーでまとめ取り付け作業を実行するための他
の装置と共に使用できるターミナルストリップ巻き戻し
装置を提供することができる。 更には、ターミナルの担体ストリップの間に配置された
分離ストリップを蓄積するための手段を有するターミナ
ルストリップ巻き戻し装置を提供することができる。 又、更には、ターミナルを開始時点より、リール上に巻
かれたターミナルのストリップの終止位置まで、すみや
かに、かつ、継続的に送り込むために動作可能なターミ
ナルストリップ巻き戻し装置を提供することができる。 そして更には、ターミナルの、終端接続プレスへの適正
な位置設定を感知するために動作可能なターミナルスト
リップ巻き戻し装置を提供することができる。 本発明のこれ等の効果以外に、更に追加的な効果として
は、感知された、ターミナルの終端接続プレスへの不適
正な位置設定に応答して、ワイヤー処理、及び、ターミ
ナル・クリンピングを停止させるために動作可能なター
ミナルストリップ巻き戻し装置を提供することができる
ことである。
に、図1の番号10により示される。ターミナルストリ
ップ巻き戻し装置10は、終端接続プレス12、及び、
ワイヤー・プロセッサー14に共用できるように意図さ
れている。終端接続プレス12、及び、ワイヤー・プロ
セッサー14の一般的図示は、ターミナルストリップ巻
き戻し装置10が、入手可能な多くの現行装置、或い
は、今後開発される終端接続プレス、及び、ワイヤー・
プロセッサーのいずれにも共用で使用できるということ
が意図されている。 ワイヤー・プロセッサー14は、ワイヤー18の端部を
終端接続プレス12に供給するために動作可能である。
特定の応用例においては、ワイヤー・プロセッサー14
は、ワイヤー18の終端接続プレス12への供給に先立
ち、ワイヤー18の選択された長さの絶縁部分を剥取
る。ワイヤー・プロセッサー14は、更に、ワイヤー1
8を、事前に選択された長さで切断するために動作可能
である。ワイヤー・プロセッサー14の例としては、イ
リノイ、バッファロー・グローヴのコマックス社(Koma
x Corporation)により販売されている KOMAX 登録商
標モデル33及び、モデル40S、及び、ウィスコンシ
ン、ニュー・バーリーンのアートス・エンジニアリング
社(Artos Engineering Company)製造のARTOS 登録商
標CS−34及び、C39が挙げられる。 終端接続プレス12には、一般的には図1の番号20に
より示される、ターミナルの担体ストリップを位置設定
するための手段が含まれる。それによりストリップ20
が、終端接続プレス12の各々の位置設定操作の間に前
進させられる間隔は、ストリップ20上の隣接するター
ミナル間のピッチにより変わる。位置設定間隔は、スト
リップ20上の各々のターミナルを、ワイヤー・プロセ
ッサー14により移送されたワイヤー18の端部にクリ
ンプするために、終端接続プレス12上のある位置に連
続的に供給するために選択される。 ワイヤー・プロセッサー14には、ストリップ20より
ターミナルをこれにクリンプさせるために、終端接続プ
レス12に隣接するある位置におけるワイヤー18の端
部の存在を感知するための感知手段が含まれる。ワイヤ
ー18の存在が感知されると、そこで終端接続プレス1
2のツールが、適正に位置したターミナルの部分を、ワ
イヤー18の端部にクリンプする終端接続プレスの動作
サイクルを起動させる。終端接続プレス12が適正に作
動している場合には、終端接続されたワイヤー18′
は、終端接続プレス12により排出され、次のターミナ
ルがワイヤー18の端部を受け取るための位置に位置設
定される。しかしながら、上記に説明のように、自動化
システムに採用されている終端接続プレス12は、故障
を起しがちである。特に、終端接続プレス12は次の連
続するターミナルが、適正な位置に位置設定されていな
い場合であっても、ワイヤー18の感知された存在に応
答して、そのクリンプ動作サイクルを完了させてしまう
ことがある。このような故障の結果、ターミナルを有し
ないある長さのワイヤー18が製造されしまう。これ以
外の故障としては、終端接続プレスが、適正に接続され
たワイヤー18を、終端接続プレス12より移動しそこ
ねることによる、ワイヤー18の単一の長さに複数の終
端接続が行われることが挙げられる。上記説明のよう
に、これ等のタイプの故障により、終端接続プレス12
に組み込まれた高価なツールに損傷を来すことがある。
これ等の故障の多くの原因のうちには、ターミナルのス
トリップ20のテンションを制御することの困難さ、及
び、典型的に、ターミナルストリップ20と共に採用さ
れる、紙、或いは、発砲体の分離ストリップを制御する
ことの困難さがある。 本発明のターミナルストリップ巻き戻し装置10は、終
端接続プレス12における、上記に説明のような故障を
回避する。一般的には図1に、及び、より詳細には以下
に示されるように、ターミナルストリップ巻き戻し装置
10は、これに組み立てられた、ターミナルの長いスト
リップ20を有するリール24を回転的に受け取るため
のリール支持手段22より構成される。リール支持手段
22は、図1に図式的に示してあるように、リール24
の完全充填状態、及び、番号20′による断線で示して
あるように、これのほぼ空の状態の双方についての、ほ
ぼ均一テンションに応答して、ターミナルのストリップ
20の巻き戻しができるように操作可能である。ターミ
ナルのストリップ20及び20′の巻き戻しを行うため
に必要なテンションを、リール24の完全充填、及び、
ほぼ空の状態の双方において、実質的に均一に制御でき
るため、ターミナルストリップ巻き戻し装置10の監視
に必要なオペレーターの時間を最少限にし、終端接続プ
レス12内の故障の原因を回避する事ができる。ここに
示されているように、リール支持手段22は、終端接続
プレス12の上に配置されている。しかしながら、この
図示説明は、リール支持手段22についての多くの可能
な配置の一例にすぎない。別の実施態様においては、同
手段は終端接続プレス12の下にあったり、或いは一般
的には、これと同じ高さにある。 リール24は、ストリップ20の隣接コイル上のターミ
ナルが、相互に、不本意にひっかき傷を作らぬように、
紙、発砲体、或いは、他の弾性材質でなる一連の分離ス
トリップ26と共に巻かれる。前記説明のように、分離
ストリップ26は、ターミナルの終端接続プレス12へ
の移送を自動化しようという試みに際しての問題の一原
因であった。図1に示したターミナルストリップ巻き戻
し装置10には、回転的に駆動されるシャフト30に組
み付けられた回収リール28が含まれる。回収リール2
8、及び、回転駆動シャフト30は、リール24に隣接
して配置されており、リール24より巻き戻されてくる
分離ストリップ26を回収するために動作可能である。
回収リール28及び、回転駆動シャフト30は、分離ス
トリップ26及び、ターミナルストリップ20が、それ
ぞれのパスに沿うある選択された位置で、角度が相互に
異なるように配置されていてもよい。回転駆動シャフト
30は、分離ストリップ26が回収されることを確実に
するが、リール24の回転を制御することにより、分離
ストリップ26にかかる張力を回避する為の動力手段を
設けても良い。 ターミナルのストリップ20は、リール24から担体ス
トリップ・ガイド32へ進む。担体ストリップ・ガイド
32には、ターミナルのストリップ20がリール24で
多数のターミナルが送り出される時に生じるターミナル
のストリップ20の配列角度の変動の場合でも、ガイド
32に適正に送り込まれることを確実にするために、対
向ガイド34が含まれる。 担体ストリップ・ガイド32は、ターミナルのストリッ
プ20を、感知手段36に導入するような構造になって
いる。感知手段36は、その特定的な位置において、ス
トリップ20上のターミナルの存在、及び/或いは不在
を感知するように動作可能である。感知手段36の動作
コンポーネントは、終端接続プレス12内のクリンプ・
ツールよりストリップ20上のターミナルまでのピッチ
のある選択された倍数に等しい距離がおかれている。好
ましい実施態様においては、以下に説明するように、感
知手段36は、ストリップ20の反対側にそれぞれ配置
され、この上にターミナルと整列している、光源、及
び、光探知器より構成される光学的感知手段を設置して
ある。終端接続プレスが適正に作動し、ストリップ20
に、隣接するターミナル間のピッチに等しい量を巻き戻
して位置設定している場合には、感知手段36は、ター
ミナルの不在に後続するターミナルの存在、及び、事前
に設定された時間内の次にターミナルの出現を連続的に
感知する。以下に更に詳しく説明し図示する好ましい実
施態様においては、ストリップ20上のターミナルは、
先行したターミナルがワイヤー18にクリンプされるべ
き位置にある時、光源よりの光を遮断する。位置設定の
間は、しかしながら、光源よりの光りは、光検知器に到
達する。道は、次に流れるターミナルが、ワイヤー18
を受け取るための適正な配列にある時には、再び遮断さ
れる。 感知手段36によってシグナルの特定化パターンが受信
されない場合には装置10は、停止シグナルを生成す
る。より具体的にはターミナルストリップ巻き戻し装置
10は、感知手段36及び、ワイヤー・プロセッサー1
4の双方に接続されている制御手段40を備えている。
制御手段40は、シグナルの特定化シーケンスにおける
断絶に相応して、検知手段36よりのシグナルを受信す
る瞬間に、ワイヤー・プロセッサー14の操作を終了さ
せる。制御手段40は同様に、複数のターミナルストリ
ップ巻き戻し装置の操作を監視している技術者に対し
て、より矯正の必要のある操作上の問題を示すオペレー
ター・シグナルを生成するためにも動作する。上記に説
明のように、ワイヤー・プロセッサー14をワイヤーの
送り込みにより、終端接続プレス12を作動させるシグ
ナルが生成される。結果として、ワイヤー・プロセッサ
ー14が制御手段40によって停止されると、終端接続
プレス12が同時に停止される。 図2から5までは、好ましい実施態様の一例を詳細に示
している。図2に最も明細に示されているように、直径
約24インチのリール52には、紙、或いは、発砲体の
分離ストリップ56により分離された螺旋状のターミナ
ルのストリップ54が巻かれている。ターミナル・リー
ル52は、支柱60に組み付けられたスピンドル・ベア
リング58で回転可能なシャフト57に支持される。バ
ック・プレート、及び、圧力プレート62及び64はそ
れぞれ、支柱に組み付けられ、実質的に、回転可能なシ
ャフト57を取り囲む。特に、圧力プレート64は、回
転可能なシャフト57に平行して軸方向に伸張する一列
のコイル・スプリング66により、バック・プレート6
2に対して離れた位置に配置される。スプリング66
は、バック・プレート62、及び、圧力プレート64間
に、事前に決定された力をかける。ターミナル・リール
52は、圧力プレート64をコイル・スプリング66に
抗し、バック・プレート62方向に強制させるのに十分
な力で、回転可能シャフト57に組み立てられる。リー
ル52はその後、ロック手段68により回転可能シャフ
ト57上の位置にロックされる。この状態で、スプリン
グ66は、圧力プレート64に、リール52の中心に事
前に決定された力をかけさせるようにする。スピンドル
・ベアリング58内で自由に回転可能なシャフト57、
及び、スプリング66により圧力プレート64に対して
かけられた力との間の協力により、ターミナルのストリ
ップ54が、リール52の状態が完全充填であっても空
であってもほぼ均一に引っ張り力でリール52より巻き
戻しできるようにする。 調節可能な回収リール70は、ターミナル・リール52
に対して固定した関係で組み立てられ、その中の分離ス
トリップ56を受け取り、分離ストリップ56がその回
りに巻かれるような構造となっている中心72を含有す
る。例えば、回収リール70の中心72は、分離ストリ
ップ56の初期の部分を受け取り、それに続く分離スト
リップ56の、中心72への巻き付けができるような寸
法の破れ目を有しても良い。調節可能な回収リール70
の回転は分離ストリップを回収するためにのみ、回収リ
ール70を回転させる直流モーター76により制御され
る。こうして直流モーター76、及び、回収リール70
は、ターミナル・リール52を、終端接続プレス12に
より指定される速度より速く駆動する大きな力をかけな
い。回収リール70、及び、直流モーター76は、腕が
ね78及び80により、ターミナル・リール52に相対
的に、堅固に組み立てられる。 ターミナルのストリップ54は、図3に最も明確に図示
されるように、照明入力部分84を有する担体ストリッ
プ・ガイド82により終端接続プレス12の操作可能部
分方向へガイドされる。ガイド82は、ターミナルのス
トリップ54を、光学的感知装置86内にガイドするた
めに動作可能である。感知装置86は、光シグナルを、
終末位置92で終了する光ファイバー90を通して方向
づける。 光探知器94は、光ファイバー90の終末位置92と整
列して配置される。光探知器94及び、光ファイバーの
90の終末位置92は、終端接続プレス12内の終端接
続ツールより、ストリップ54上のターミナル間のピッ
チの整数倍数に等しい間隔で配置される。かくして、順
次送り出されるターミナルが、終端接続プレス12のツ
ールと整列している場合には、後続するターミナルは、
光探知器94、及び、光ファイバー90の終末位置92
の中間に配置され、その際に、光探知器94が光学シグ
ナルを受信することを妨げる。しかしながら、光学シグ
ナルは、ターミナルのストリップ54が位置設定されて
いる時には、光探知器94により受信される。 制御手段96は、ケーブル98及び、100によって感
知装置86に接続される。制御手段96は、特定された
タイミング、及び、光探知器94により受信されたシグ
ナルのシーケンスの変動に応答してシグナルを生成する
ために動作可能である。特に、光探知器94により受信
された光シグナルの特定化パターンの感知された変動は
システム内の故障を示すものとなる。制御手段96によ
り生成されたシグナルはワイヤー・プロセッサーを停止
させるために動作可能であるが、これは、それに対し
て、終端接続プレス12を停止するために動作可能であ
る。こうして、全システムが停止され、ジャミング、或
いは、他の故障がシステムに対して重大な損傷を引き起
す前に矯正できるようにする。 本発明について、望ましい実施態様に関して説明してき
たが、付け加えたクレームにより規定されるような本発
明の観点から離脱せずに変形を行うことが可能なことが
理解されるであろう。特に、ターミナルストリップ巻き
戻し装置は終端接続プレス、或いは、ワイヤー・プロセ
ッサーと一体である必要はなく、異なったそれ等のもの
と、各種の形態で使用できるという事を理解すべきであ
る。更には、ターミナル・リール、回収リール、及び、
ターミナル感知手段の相対的位置は、上記に図示、及び
説明した位置とは、相互に相対して変動しても良いと言
うことも理解すべきである。 効 果 本発明によれば、自動化したターミナルストリップ巻き
戻し装置を提供することができる。又、ターミナル・ク
リンプ・プレス・ワイヤー・プロセッサー、及び/或い
は、ワイヤーでまとめ取り付け作業を実行するための他
の装置と共に使用できるターミナルストリップ巻き戻し
装置を提供することができる。 更には、ターミナルの担体ストリップの間に配置された
分離ストリップを蓄積するための手段を有するターミナ
ルストリップ巻き戻し装置を提供することができる。 又、更には、ターミナルを開始時点より、リール上に巻
かれたターミナルのストリップの終止位置まで、すみや
かに、かつ、継続的に送り込むために動作可能なターミ
ナルストリップ巻き戻し装置を提供することができる。 そして更には、ターミナルの、終端接続プレスへの適正
な位置設定を感知するために動作可能なターミナルスト
リップ巻き戻し装置を提供することができる。 本発明のこれ等の効果以外に、更に追加的な効果として
は、感知された、ターミナルの終端接続プレスへの不適
正な位置設定に応答して、ワイヤー処理、及び、ターミ
ナル・クリンピングを停止させるために動作可能なター
ミナルストリップ巻き戻し装置を提供することができる
ことである。
図1は、本発明のターミナルストリップ巻き戻し装置の
図式的表示である。 図2は、終端接続プレスに組み付けられた、ターミナル
ストリップ巻き戻し装置の全体図である。 図3は、ターミナルストリップ巻き戻し装置の正面図で
ある。 図4は、図3に示された、ターミナルストリップ巻き戻
し装置の上面図である。 図5は、図3、及び、図4に、示された、ターミナルス
トリップ巻き戻し装置の前部立面図である。
図式的表示である。 図2は、終端接続プレスに組み付けられた、ターミナル
ストリップ巻き戻し装置の全体図である。 図3は、ターミナルストリップ巻き戻し装置の正面図で
ある。 図4は、図3に示された、ターミナルストリップ巻き戻
し装置の上面図である。 図5は、図3、及び、図4に、示された、ターミナルス
トリップ巻き戻し装置の前部立面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】ターミナルと一体となった担体ストリップ
を、終端接続プレス内に搬送するためのターミナルスト
リップ巻き戻し装置であって、当該担体ストリップが、
ターミナル・リール上に担体ストリップの隣接する層の
中間に、分離ストリップを介在させてターミナル・リー
ル上に巻かれており、ターミナル・リールを回転可能に
支持するための、終端接続プレスに隣接するターミナル
・リール支持手段と、 当該ターミナル・リールより巻き戻された分離ストリッ
プを回収するための、当該ターミナル・リール支持手段
に隣接する回収手段と、 担体ストリップ上に、ターミナルの存在を感知するため
の、当該終端接続プレスに隣接する、ターミナル感知手
段で、当該担体ストリップが、当該終端接続プレスに搬
送される時に、感知される、ターミナルのパターンに応
答して終端接続プレスを停止するために動作可能に構成
されたものを備えており、 当該ターミナル・リール手段が、当該ターミナル・リー
ルを回転可能に支持可能な、回転シャフトより構成さ
れ、更に、回転可能シャフトに直交して配列されたバッ
ク・プレート、及び、当該バック・プレートに相対して
運動可能な圧力プレートを有し、当該圧力プレートが、
当該バック・プレートより強制的に引き離されて、当該
圧力プレートを、回転可能シャフト上に支持されたター
ミナル・リールに対して、所定の圧力をかけるために、
当該バック・プレート、及び、当該圧力プレートの中間
にスプリング手段を備えており、且つ、当該ターミナル
・リールを、当該回転可能シャフト上に、及び、圧力プ
レートにより、ターミナル・リールにかけられた力に抗
してロックするためのロック手段を有し、当該回転可能
シャフトが、スピンドル・ベアリングに、回転可能に組
み付けられており、回収手段が、回転可能な回収リール
で構成され更に、当該回収リールが、当該ターミナル・
リールより巻きほどかれた分離ストリップを蓄積するよ
うに、回収リールを回転的に作動させるためのモーター
手段に連結されており、感知手段が、担体ストリップを
挟んで対向して配置され、終端接続プレスから選択され
た間隔にある発光体、及び、光検知器より構成されてお
り、一つのターミナルが、当該担体ストリップ上の別の
ターミナルが、終端接続プレスに隣接して配置されてい
る時に、当該感知手段の光検知器、及び、光源との間に
配置されるように、感知手段と終端接続プレスとの間の
間隔が、ターミナル・ピッチの整数倍数としてあること
を特徴とするターミナル・ストリップ巻き戻し装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US320343 | 1989-03-08 | ||
US07/320,343 US4907343A (en) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | Terminal dereeling apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02281583A JPH02281583A (ja) | 1990-11-19 |
JPH0614476B2 true JPH0614476B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=23245973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2053484A Expired - Lifetime JPH0614476B2 (ja) | 1989-03-08 | 1990-03-05 | ターミナルストリップ巻き戻し装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4907343A (ja) |
EP (1) | EP0386875A1 (ja) |
JP (1) | JPH0614476B2 (ja) |
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BE1018064A3 (nl) * | 2008-03-25 | 2010-04-06 | Fihrenbach Applic Tooling N V | Werkwijze en inrichting voor het bestukken van flexibele folies voorzien van elektrische geleiders. |
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-
1989
- 1989-03-08 US US07/320,343 patent/US4907343A/en not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-01-24 EP EP90300728A patent/EP0386875A1/en not_active Ceased
- 1990-03-05 JP JP2053484A patent/JPH0614476B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0386875A1 (en) | 1990-09-12 |
US4907343A (en) | 1990-03-13 |
JPH02281583A (ja) | 1990-11-19 |
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