JPH06144414A - カード封入確認方法及びカード封入確認装置 - Google Patents

カード封入確認方法及びカード封入確認装置

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JPH06144414A
JPH06144414A JP29355092A JP29355092A JPH06144414A JP H06144414 A JPH06144414 A JP H06144414A JP 29355092 A JP29355092 A JP 29355092A JP 29355092 A JP29355092 A JP 29355092A JP H06144414 A JPH06144414 A JP H06144414A
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JP
Japan
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cards
envelope
card
mount
theoretical
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JP29355092A
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Takao Kondo
貴夫 近藤
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納されるべきカード枚数が個々に異なる封
筒に、所定枚数カードが収納されているか否かを、正確
にしかも機械的に確認することのできる方法および装置
を提供する。 【構成】 所要枚数のカードをその枚数に応じた固定様
式で台紙に固定し、カードを固定した状態で台紙を封筒
に収納するに先立ち、台紙あるいは封筒に送付するカー
ドの枚数情報を記録しておき、台紙を封筒に収納した後
台紙あるいは封筒に記録された枚数情報を読み取り、さ
らに読み取った枚数情報から枚数に応じたX線透過量理
論パターンを決定するとともに、台紙を収納した封筒に
X線を照射しその透過量を検出してこれを記憶し、記憶
した透過量のパターンと透過量理論パターンとを比較し
て合否を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャッシュカード、ク
レジットカード等のカードをダイレクトメールで郵送す
るに先立ち、カード封入処理後の封筒にカードが所要枚
数封入されているか否かを判別するカード封入確認方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、キャッシュカードやクレジットカ
ード等のカードが普及し、多くの人がこれらカードを手
軽に利用するようになっている。このようなカードは、
通常利用者が銀行やクレジット会社と契約した後、利用
者に送られるようになっている。ところで、利用者への
カードの送付は郵送にて行われるのが一般的であり、ま
た、カードの郵送用封筒への収納は、その量が拡大して
きていることから近年では機械的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような郵
送によるカードの送付については、以下に述べる改善す
べき点がある。近時、カード利用形態の多様化が進み、
例えば個人のみの利用でなくその家族も利用できるなど
の契約がなされるようになってきている。そして、この
場合には、契約者のみにカードが送られるだけでなく、
その家族が利用するカードをも併せて郵送されるのであ
る。
【0004】ところで、このようなカードは契約者以外
の者に渡った場合悪用される恐れがあることから、その
郵送に際しては所要枚数を確実に送る必要があり、万が
一にも過不足がないよう慎重に管理しなくてはならな
い。しかしながら、前述したように契約の形態によって
封筒毎にカードの収納数が異なることから、封入処理後
に正確な枚数のカードが収納されているか否かを例えば
重量で判別しようとしても、収納されるべきカード枚数
が分からない以上、機械的には正確な確認ができないの
である。また、重量以外の方法についても、確実な判定
方法が未だ提供されておらず、その提供が望まれている
のが現状である。
【0005】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、収納されるべきカード枚
数が個々に異なる封筒に、所定枚数カードが収納されて
いるか否かを、正確にしかも機械的に確認することので
きる方法および装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
記載のカード封入確認方法では、所要枚数のカードをそ
の枚数に応じた固定様式で台紙に固定し、カードを固定
した状態で該台紙を封筒に収納するに先立ち、台紙ある
いは封筒に送付するカードの枚数情報を記録しておき、
台紙を封筒に収納した後台紙あるいは封筒に記録された
枚数情報を読み取り、さらに読み取った枚数情報から枚
数に応じたX線透過量理論パターンを決定するととも
に、台紙を収納した封筒にX線を照射しその透過量を検
出してこれを記憶し、記憶した透過量のパターンと前記
透過量理論パターンとを比較して合否を判別することを
前記課題の解決手段とした。請求項2記載のカード封入
確認装置では、所要枚数のカードをその枚数に応じた固
定様式で固定する台紙あるいはこの台紙を収納する封筒
に送付するカードの枚数情報を記録する記録手段と、こ
の記録手段によって記録された枚数情報を読み取る読取
手段と、読み取った枚数情報からカード封入処理後の封
筒のX線を照射した際の透過量理論パターンを決定する
決定手段と、台紙を収納した封筒にX線を照射する照射
手段と、X線透過量を検出してこれを記憶する記憶手段
と、前記X線透過量と透過量理論パターンとを比較して
合否を判別する判別手段とを具備したことを前記課題の
解決手段とした。請求項3記載のカード封入確認方法で
は、所要枚数のカードを台紙に固定し、カードを固定し
た状態で該台紙を封筒に収納するに先立ち、台紙あるい
は封筒に送付するカードの枚数情報を記録しておき、台
紙を封筒に収納した後台紙あるいは封筒に記録された枚
数情報を読み取り、さらに読み取った枚数情報から理論
重量を決定するとともに、台紙を収納した封筒の重量を
秤量してこれを記憶し、記憶した秤量値と前記理論重量
とを比較して合否を判別することを前記課題の解決手段
とした。請求項4記載のカード封入確認装置では、カー
ドを固定する台紙あるいはこの台紙を収納する封筒に送
付するカードの枚数情報を記録する記録手段と、この記
録手段によって記録された枚数情報を読み取る読取手段
と、読み取った枚数情報からカード封入処理後の封筒の
理論重量を決定する決定手段と、台紙を収納した封筒の
重量を秤量してその秤量値を記憶する秤量記憶手段と、
前記秤量値と理論重量とを比較して合否を判別する判別
手段とを具備したことを前記課題の解決手段とした。
【0007】
【作用】本発明における請求項1記載のカード封入確認
方法によれば、予め台紙あるいは封筒に送付するカード
の枚数情報を記録しておき、台紙を封筒に収納した後台
紙あるいは封筒に記録された枚数情報を読み取ることか
ら、個々の封筒毎に本来収納されるべきカードの枚数を
カード封入後に機械的に知ることが可能となる。そし
て、読み取った枚数情報から枚数に応じたX線透過量理
論パターンを決定するとともに、台紙を収納した封筒に
X線を照射しその透過量を測定してこれを記憶し、記憶
した透過量のパターンと前記透過量理論パターンとを比
較して合否を判別することから、収納枚数が個々に異な
るにもかかわらずそれぞれの封筒が機械的にしかも正確
にカードが所定枚数収納されているか否か判定される。
請求項3記載のカード封入確認方法によれば、予め得た
枚数情報からの理論重量と、封入後の封筒の秤量値とを
比較判別することにより、請求項1記載の方法と同様
に、機械的にしかも正確にカードが所定枚数収納されて
いるか否か判定される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を詳しく説明する。図1は、本
発明における請求項2記載のカード封入確認装置の一実
施例を示す図である。この図において符号1は、キャッ
シュカード、クレジットカード等のカードを封入した封
筒に、カードが所要枚数封入されているか否かを判別す
るカード封入確認装置(以下、確認装置と略称する)で
ある。
【0009】この確認装置1は、カードを固定する台紙
あるいは封筒にカードの枚数情報を記録する記録手段2
と、この記録手段2によって記録された枚数情報を読み
取る読取手段3と、この読取手段3によって読み取られ
た枚数情報からカード封入処理後の封筒のX線を照射し
た際の透過量理論パターンを決定する決定手段4と、台
紙を収納した封筒にX線を照射する照射手段5と、X線
透過量を測定してこれを記憶する記憶手段6と、前記X
線透過量と透過量理論パターンとを比較して合否を判別
する判別手段7とを具備してなるものである。記録手段
2は、OCR文字やバーコード、コードマーク(二次元
コード)などにより、封筒に入れる、利用者毎に異なる
カードの枚数を台紙あるいは封筒に記録するものであ
る。
【0010】なお、記録手段2に送られるカードAは、
予めエンボス・エンコード7にて氏名や会員番号などが
記録され、さらにデータ・マッチインサータ8にて専用
の台紙Bに固定される。ここで、データ・マッチインサ
ータ8は、特公昭62−15912号公報に示されたシ
ステムを有するもので、図2に示す台紙Bにカードを固
定するものである。この台紙Bは、波線部にて三つ折り
した際中央の位置となる部位の左右に、2対の固定爪
9、9‥を形成したものである。これら対の固定爪9、
9は、その間にカードAの角を挟着し、これによって所
定位置にカードを固定するものである。また、対の固定
爪9、9はそれぞれカード固定ゾーン10、11を形成
しており、例えばカードが1枚のときにはゾーン10
に、2枚のときにはゾーン10、11にそれぞれ1枚ず
つ、3枚のときにはゾーン10に2枚、ゾーン11に1
枚、4枚のときにはゾーン10、11にそれぞれ2枚ず
つ、というように予め決められた通りに固定される。
【0011】また、記録手段2によって枚数情報を記録
するに際し、台紙Bに記録する場合には、台紙Bにカー
ドを固定する前、あるいは後のいずれのときに記録して
もよい。読取手段3は、OCR(光学式文字読取装置)
やCCRセンサ、バーコード読取装置などからなるもの
であり、記録手段2によって記録された枚数情報を読み
取るものである。なお、この読取装置3は、カードA固
定後の台紙Bを収納した状態の封筒Cから枚数情報を読
み取るためのものである。したがって、台紙Bに枚数情
報が記録される場合には、例えば封筒Cの窓部に臨む位
置のように外から読み取れる位置に記録される。また、
封筒Cへの台紙Bの収納は、例えばメーリング・インサ
ータ12によって行われる。この場合、台紙Bに記録が
なされている場合には、当然その記録部分が前述したご
とく封筒Cの窓部に臨む位置となるように、予め台紙B
の形状・寸法や封筒Cの窓部の位置、さらには台紙のB
への記録箇所などが設定されている。
【0012】決定手段4は、予め各枚数毎にカードAを
封入処理した後の封筒CにX線を照射し、得られたX線
の透過量理論パターンを記憶する記憶部13と、読み取
った枚数情報から前述の記憶した複数の透過量理論パタ
ーンより該当するパターンを選択する選択部14とから
なるもので、具体的にはコンピューター等によって構成
されている。ここで、前記透過量理論パターンは、後述
するX線照射手段5および記憶手段6の測定部により、
予め各枚数毎に封筒CへX線が照射され、その透過量が
測定されてこれがパターン化されたものである。すなわ
ち、例えば図3(a)に示すようにカードAが3枚台紙
Bに固定された状態で封筒に収納された場合、封筒の長
手方向に沿って封筒の中央部で透過量を測定すると、図
3(b)に示すようにカードAにX線が吸収されること
によってカードAの位置およびカードAの枚数に対応し
て透過量の少ない部位P、Qが得られるのである。
【0013】なお、図3(a)中符号DはカードAおよ
び台紙B以外の封入物、例えば挨拶状、規約書、案内状
であり、これらは通常カードAに比べ薄いことからその
X線吸収量も少なく、また封筒Cの長手方向にほぼ一定
に収納されることから前記パターンに大きな影響を与え
ることはない。また、特に片寄って配置される場合や、
カードAに近いような厚さを有するものの場合には、予
めこれを収容した状態での透過量理論パターンを別に記
憶しておけばよい。
【0014】照射手段5は、台紙Bを収納した封筒Cに
X線を照射するもので、特に軟X線を10〜100eV
のレベルで照射し得るものが好適に用いられる。記憶手
段6は、前記照射手段5から封筒に照射されたX線の透
過量を検出する検出部15と、得られた検出値を記憶す
る記憶部16とからなるものである。検出部15は、例
えばリニアアレイ検出器によって構成されるものであ
り、このリニアアレイ検出器は検査物(封筒)の移動速
度と同期する周期で電気的に高速スキャンできるもので
ある。また、記憶部16は、検出部15に電気的に接続
されたプリプロセッサと、このプリプロセッサに接続さ
れた制御部とからなるもので、制御部が前記決定手段4
を構成するコンピューターに内蔵されあるいはこれに接
続されたものである。
【0015】判別手段7は、記憶手段6によって検出さ
れたX線透過量と、前記決定手段4によって決定された
透過量理論パターンとを比較して合否を判別するもの
で、具体的には決定手段4を構成するコンピューターに
内蔵されあるいはこれに接続されたものである。
【0016】次に、このような構成の確認装置1を用い
た封筒C中のカードAの枚数確認方法に基づいて、本発
明における請求項1記載のカード封入確認方法を説明す
る。まず、確認処理に先立ち、カードAについてはエン
ボス・エンコード7によってカード利用者の氏名や会員
番号等を記録するとともに、エンボス台帳に必要事項を
記録する。また、台紙Bの所定位置に、記録手段2によ
って利用者に送るカードの枚数情報を記録する。そし
て、所要枚数のカードAをデータ・マッチインサータ8
にて枚数情報記録済の台紙Bに固定する。なお、カード
Aの台紙Bへの固定については、前述したようにその枚
数に応じた所定位置になされる。
【0017】さらに、カードAを固定した台紙Bをメー
リング・インサータ12等によって封筒Cに収納する。
この場合に、台紙Bに記録した枚数情報は封筒の窓部に
臨むように収納される。次に、カードAおよび台紙Bを
収納した封筒Cより、その枚数情報を読取手段3によっ
て読み取り、さらにこの読み取った枚数情報からX線の
透過量理論パターンを選択決定する。次いで、X線照射
手段5により、図4に示すように封筒Cの長手方向に沿
ってその中央部にX線を照射し、さらにその透過量を記
憶手段6の検出部15によって検出する。ここで、照射
するX線については、軟X線を10〜100eVのレベ
ルで使用する。
【0018】その後、検出した透過量パターンを記憶部
16で記憶し、さらにこの記憶したX線透過量(透過量
パターン)と先に決定手段4で決定された透過量理論パ
ターンとを判別手段7によって比較し、該X線透過量が
透過量理論パターンに一致するか否かの判別をすること
により、封筒Cに所要枚数、すなわち枚数情報に一致し
た数のカードAが収納されているか否かを判別する。そ
して、正確にカードAが収納されていると判別されたも
のについてはデリバリスタッカー17に送られ、さらに
郵送に際しての処理がなされる。一方、カードAが誤っ
た枚数で収納されているものについては、例えば判別手
段7に接続されたアラームが鳴り、これを聞いた作業員
が誤りと判別された封筒Cを抜き取り、中を取り出して
再度封筒Cへの収納および確認の処理がなされる。な
お、アラームに代えて自動抜取装置を判別手段7に接続
させ、誤りと判別されたものを該装置によって自動的に
ラインから外し、一定の時間毎にこれらを作業員によっ
て再処理するようにしてもよい。
【0019】このようなカード封入確認方法及びカード
封入確認装置1にあっては、封筒Cに収納した後のカー
ドAの枚数を自動的にかつ正確に確認することができ、
カード数に過不足がある状態で利用者に郵送されるとい
った不都合を未然に防ぐことができる。
【0020】図5は本発明における請求項4記載のカー
ド封入確認装置の一実施例を示す図であり、この図にお
いて符号20はカード封入確認装置(以下、確認装置と
略称する)である。なお、この確認装置20において図
1に示した確認装置1と同一の構成要素については同一
の符号を付し、その説明を省略する。図5に示した確認
装置20が図1に示した確認装置1と異なるところは、
主にX線照射手段5と記憶手段6とに代えて秤量記憶手
段を備えた点である。
【0021】図5に示した確認装置20において決定手
段21は、予め各枚数毎にカードAを封入処理した後の
封筒Aの理論重量を記憶する記憶部22と、読み取った
枚数情報から記憶した複数の理論重量より該当する理論
重量を選択する選択部23とからなるもので、コンピュ
ーター等によって構成されたものである。ここで、理論
重量は、挨拶状、規約書、案内状等の封入物が収納され
る場合も想定して、これらの封入物の標準的な重量が加
味された所定の幅(範囲)を有する値とされる。
【0022】秤量記憶手段24は、公知の自動秤量機等
によって構成されたもので、コンベア等によって送られ
てきた封筒C(台紙Bに固定されたカードAを収納した
もの)を自動的に秤量するとともに、その秤量値を記憶
するものである。また、この秤量記憶手段24は、その
記憶部25が前記決定手段21を構成するコンピュータ
ーに内蔵されあるいはこれに接続されたものである。判
別手段26は、秤量記憶手段24によって得られた秤量
値と前記決定手段21によって決定された透過量理論パ
ターンとを比較して合否を判別するもので、具体的には
決定手段21を構成するコンピューターに内蔵されある
いはこれに接続されたものである。
【0023】このような確認装置20を用いて、封筒C
に収納されたカードAの枚数が所定枚数となっているか
否かを確認するには、先に述べた例と同様にしてカード
Aを収納した封筒Cの枚数情報を読取手段3によって読
み取り、さらにこの読み取った枚数情報から理論重量を
決定する。次に、秤量記憶手段24により、封筒Cの重
量を秤量するとともに得られた秤量値を記憶部25で記
憶し、さらにこの秤量値と先に決定手段21で決定され
た理論重量とを判別手段26によって比較し、秤量値が
理論重量の範囲内にあるか否かを判別することにより、
封筒Cに所要枚数、すなわち枚数情報に一致した数のカ
ードAが収納されているか否かを判別する。
【0024】このようなカード封入確認方法及びカード
封入確認装置20にあっても、封筒に収納した後のカー
ドの枚数を自動的にかつ正確に確認することができ、カ
ード数に過不足がある状態で利用者に郵送されるといっ
た不都合を未然に防ぐことができる。また、カード封入
確認装置20にあっては、秤量記憶手段24として公知
の自動秤量機を用いることができるので、全体の装置構
成を安価にすることができる。なお、前記実施例におい
てその確認方法では、枚数情報を台紙Bに記録するよう
にしたが、封筒Cに記録してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明における請求
項1記載のカード封入確認方法および請求項2記載のカ
ード封入確認装置は、台紙あるいは封筒に記録された枚
数情報を読み取みとり、その枚数情報から枚数に応じた
X線透過量理論パターンを決定するとともに、台紙を収
納した封筒にX線を照射しその透過量を測定してこれを
記憶し、記憶した透過量のパターンと前記透過量理論パ
ターンとを比較して合否を判別するものであるから、収
納枚数が個々に異なるにもかかわらずそれぞれの封筒を
機械的にしかも正確にカードが所定枚数収納されている
か否か判定することができ、これにより封筒Cに収納し
た後のカードAの枚数を自動的にかつ正確に確認するこ
とができ、カード数に過不足がある状態で利用者に郵送
されるといった不都合を未然に防ぐことができる。請求
項3記載のカード封入確認方法および請求項4記載のカ
ード封入確認装置は、前記請求項1、2のものと同様の
効果が得られるとともに、一般的に使用されている自動
秤量機を秤量記憶手段として用いることができることか
ら、全体の装置構成を安価にすることができ、これによ
って確認処理に要するコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における請求項2記載の確認装置の概要
を示すブロック図。
【図2】本発明に用いられる台紙の一例を示す平面図。
【図3】(a)は本発明に適用される封筒の側断面図。
(b)は(a)に示した封筒にX線を照射した際のX線透
過量パターンを示すグラフ。
【図4】封筒にX線を照射する際の照射位置を示す平面
図。
【図5】本発明における請求項4記載の確認装置の概要
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、20 カード封入確認装置 2 記録手段 3 読取手段 4、21 決定手段 5 照射手段 6 記憶手段 7、26 判別手段 24 秤量記憶手段 A カード B 台紙 C 封筒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュカード、クレジットカード等
    のカードをダイレクトメールで郵送するに先立ち、カー
    ド封入処理後の封筒にカードが所要枚数封入されている
    か否かを判別するカード封入確認方法であって、 所要枚数のカードをその枚数に応じた固定様式で台紙に
    固定し、カードを固定した状態で該台紙を封筒に収納す
    るに先立ち、台紙あるいは封筒に送付するカードの枚数
    情報を記録しておき、台紙を封筒に収納した後台紙ある
    いは封筒に記録された枚数情報を読み取り、さらに読み
    取った枚数情報から枚数に応じたX線透過量理論パター
    ンを決定するとともに、台紙を収納した封筒にX線を照
    射しその透過量を検出してこれを記憶し、記憶した透過
    量のパターンと前記透過量理論パターンとを比較して合
    否を判別することを特徴とするカード封入確認方法。
  2. 【請求項2】 キャッシュカード、クレジットカード等
    のカードをダイレクトメールで郵送するに先立ち、カー
    ド封入処理後の封筒にカードが所要枚数封入されている
    か否かを判別するカード封入確認装置であって、 所要枚数のカードをその枚数に応じた固定様式で固定す
    る台紙あるいはこの台紙を収納する封筒に送付するカー
    ドの枚数情報を記録する記録手段と、この記録手段によ
    って記録された枚数情報を読み取る読取手段と、読み取
    った枚数情報からカード封入処理後の封筒のX線を照射
    した際の透過量理論パターンを決定する決定手段と、台
    紙を収納した封筒にX線を照射する照射手段と、X線透
    過量を検出してこれを記憶する記憶手段と、前記X線透
    過量と透過量理論パターンとを比較して合否を判別する
    判別手段とを具備してなるカード封入確認装置。
  3. 【請求項3】 キャッシュカード、クレジットカード等
    のカードをダイレクトメールで郵送するに先立ち、カー
    ド封入処理後の封筒にカードが所要枚数封入されている
    か否かを判別するカード封入確認方法であって、 所要枚数のカードを台紙に固定し、カードを固定した状
    態で該台紙を封筒に収納するに先立ち、台紙あるいは封
    筒に送付するカードの枚数情報を記録しておき、台紙を
    封筒に収納した後台紙あるいは封筒に記録された枚数情
    報を読み取り、さらに読み取った枚数情報から理論重量
    を決定するとともに、台紙を収納した封筒の重量を秤量
    してこれを記憶し、記憶した秤量値と前記理論重量とを
    比較して合否を判別することを特徴とするカード封入確
    認方法。
  4. 【請求項4】 キャッシュカード、クレジットカード等
    のカードをダイレクトメールで郵送するに先立ち、カー
    ド封入処理後の封筒にカードが所要枚数封入されている
    か否かを判別するカード封入確認装置であって、 カードを固定する台紙あるいはこの台紙を収納する封筒
    に送付するカードの枚数情報を記録する記録手段と、こ
    の記録手段によって記録された枚数情報を読み取る読取
    手段と、読み取った枚数情報からカード封入処理後の封
    筒の理論重量を決定する決定手段と、台紙を収納した封
    筒の重量を秤量してその秤量値を記憶する秤量記憶手段
    と、前記秤量値と理論重量とを比較して合否を判別する
    判別手段とを具備してなるカード封入確認装置。
JP29355092A 1992-10-30 1992-10-30 カード封入確認方法及びカード封入確認装置 Withdrawn JPH06144414A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5784864A (en) * 1994-05-09 1998-07-28 Probag S.A. Machine for overwrapping baggage
JP2015155876A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 大日本印刷株式会社 封入物検査装置

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