JPH06144143A - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents

助手席用エアバッグ装置

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Publication number
JPH06144143A
JPH06144143A JP4292918A JP29291892A JPH06144143A JP H06144143 A JPH06144143 A JP H06144143A JP 4292918 A JP4292918 A JP 4292918A JP 29291892 A JP29291892 A JP 29291892A JP H06144143 A JPH06144143 A JP H06144143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid
magnet
attached
airbag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4292918A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Yamakawa
和彦 山川
Motoyasu Kitagawa
元庸 北川
Masato Kuretake
正人 呉竹
Yoshimi Yoshida
好美 吉田
Sawayo Uda
沢代 宇田
Takayasu Zushi
隆保 圖司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
Priority to JP4292918A priority Critical patent/JPH06144143A/ja
Publication of JPH06144143A publication Critical patent/JPH06144143A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リッドの回動端側のコンテナ又はインストル
メントパネルへの取付強度を一定化させる。 【構成】 コンテナ10の前面を覆うリッド16に取付
片18、20が設けられ、取付片20に磁石24が埋設
されている。取付片18はボルト又はリベットによりコ
ンテナ10に取り付けられ、回動端側の取付片20は磁
石24の吸着力によりコンテナ10に取り付けられる。 【効果】 気温が変動してもリッド16の回動端側のコ
ンテナ10への取付強度が一定である。リッド16のコ
ンテナ10への取付作業が簡単である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のインストルメント
パネルに設けられ、車両衝突時にエアバッグを展開させ
て助手席の乗員の保護を行なうための助手席用エアバッ
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の助手席用エアバッグ装置におい
ては、容器形状のコンテナに折り畳まれたエアバッグと
インフレータが取り付けられ、さらにエアバッグを被う
ようにリッドが取り付けられている。車両衝突時にはイ
ンフレータが作動してエアバッグが展開する。この展開
するエアバッグに押されてリッドが室内側に開き出し、
エアバッグが室内に向かって大きく展開し、乗員の保護
がなされる。
【0003】このリッドは、その一辺側がコンテナに対
し回動可能に取り付けられ、他辺側はコンテナに対し断
裂可能な合成樹脂製の連結部材によって取り付けられて
いる。エアバッグが展開するときには、この連結部材が
断裂し、一辺側を回動中心としてリッドがドアの如く開
放する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】合成樹脂製の連結部材
は、気温によって断裂強度が変わるため、インフレータ
の作動に伴ってエアバッグが展開されるときに、このリ
ッドの開放タイミングが気温によって微妙に変化する。
【0005】また、連結部材をコンテナに連結するのに
手間がかかるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の助手席用エアバ
ッグ装置は、前面が開放した箱形のコンテナと、折り畳
まれて該コンテナ内に収納されたエアバッグと、該コン
テナに取り付けられたインフレータと、前記コンテナの
前面を被っており、一辺側がコンテナに対し回動可能に
取り付けられ、前記インフレータの作動時に他辺側がコ
ンテナから離反可能とされているリッドと、を備えてな
る助手席用エアバッグ装置において、該リッドの他辺側
を該コンテナ又は車両のインストルメントパネルに対し
磁石によって取り付けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】かかる本発明の助手席用エアバッグ装置にあっ
ては、磁石によってリッドの他辺側(回動端側)がコン
テナ又はインストルメントパネルに取り付けられている
ため、この他辺側のコンテナへの結合強度は気温によっ
ては変化しない。また、このリッド他辺側とコンテナと
を当接するだけで該他辺側においてリッドとコンテナと
を連結でき、助手席用エアバッグ装置の組立作業が容易
である。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る助手席用エアバッグ
装置の分解斜視図、第2図はこの実施例装置に用いられ
ているリッドの背面図、第3図は第2図のIII-III 線に
沿う断面図である。
【0009】第1図において、鉄製のコンテナ10の内
部にエアバッグ12が折り畳まれて収納されている。こ
のエアバッグ12を展開させるためのインフレータ14
が該コンテナ10の後部側に設けられている。コンテナ
10の前面開口を覆うためのリッド16は、コンテナ1
0の上面に沿う第1の取付片18と、コンテナ10の下
面に沿う第2の取付片20とを備えている。第1の取付
片18は、孔22にボルト又はリベットが挿通されてコ
ンテナ10に取り付けられる。
【0010】第3図に明瞭に示される通り、この取付片
20には磁石24が埋設されており、コンテナ10に対
し取付片20が該磁石24の磁力により取り付けられて
いる。
【0011】かかる磁石24によるリッドの取付構造に
あっては、リッド16の取付片20側をコンテナ10に
取り付けておくための強度が気温によっては変化しな
い。また、この取付片20をコンテナ10に当接するだ
けで取付片20をコンテナに連結することができ、助手
席用エアバッグ装置の組立作業が容易かつ迅速に行なえ
るようになる。
【0012】本実施例においては、磁石24はその一部
が取付片20の表面に露出しているが、取付片20の内
部に磁石24を完全に埋没させるようにしても良い。ま
た、磁石粉末を含む合成樹脂によって取付片20を形成
しても良い。
【0013】なお、本実施例のリッド16は二色成形に
より形成されたものであり、硬質合成樹脂よりなるイン
ナ層16aと、このインナ層16aの外面側を覆ってい
る軟質合成樹脂よりなるアウタ層16bとを備えてい
る。前記取付片18、20はこのインナ層16aと一体
に成形されている。磁石24は、この取付片20の成形
時にインサート成形により埋設されている。
【0014】上記実施例においては取付片20に磁石2
4を設けているが、本発明においては、第4図に示す如
く、取付片20を省略し、リッド16Aの裏面部分に磁
石24aを埋設しても良い。この場合には、コンテナ1
0Aの前端面にフランジ部26を設け、磁石24aがこ
のフランジ部26に吸着するように構成すれば良い。
【0015】第4図では磁石24aの表面がリッド16
Aの裏面と面一になっているが、磁石24aをリッド1
6Aの裏面から若干突出させても良い。
【0016】本発明では、第5図の如く、コンテナ10
Bに磁石24bを取り付け、リッド16Aに鉄片25を
設けても良い。
【0017】上記実施例はいずれもリッドが全体として
合成樹脂製のものであるが、本発明においては、第6、
7図に示すように、合成樹脂製のリッド16Bの裏面に
アルミニウム等の金属製のバックプレート28を配置し
たリッドにおいても適用できる。第6、7図の実施例で
は、このバックプレート28に一対のフランジ30を折
り立て、このフランジ30、30の間に磁石32を配置
し、ボルト34及びナット36で該磁石32を固定して
いる。
【0018】なお、第6、7図ではボルト34及びナッ
ト36によって磁石32を固定しているが、接着剤など
によって磁石32をバックプレート28に取り付けても
良い。
【0019】上記実施例においては、いずれもリッド1
6Bの回動端側を磁石によってコンテナに取り付けてい
るが、本発明においては、この回動端側を磁石によって
インストルメントパネルに対し取り付けるようにしても
良い。
【0020】第8図はそのような取付構造の一例を示す
ものであって、インストルメントパネル40の裏面に鉄
製の金具42が取り付けられており、この金具42はリ
ッド16Bの裏面側まで延出されている。この金具42
に対しリッド16Bに固着された磁石32が吸着してい
る。
【0021】なお、本実施例においては、インストルメ
ントパネル40にプレート44がインサート成形により
埋設されており、このプレート44に立設されたボルト
46に対し金具42をナット48で固着しているが、こ
の金具42をインストルメントパネル40に取り付ける
方式は図示以外のものであっても良いことは明らかであ
る。
【0022】また、第8図の実施例は前記第6、7図の
磁石取付構造を採用したものであるが、第6、7図以外
の磁石取付構造を採用したリッドにあっても同様にして
インストルメントパネルに取り付け得ることは明らかで
ある。さらに、インストルメントパネル側に磁石を固定
し、リッド側に鉄片を設けても良い。
【0023】上記実施例においては、いずれも磁石をリ
ッドの裏面の一部分に設けているが、本発明においては
第9、10図のリッド16C,16Dの如く磁石50、
52がコンテナの前面開口に沿って連続的に配置される
ように構成しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上の通り、本発明の助手席用エアバッ
グ装置は、そのリッドの回動端側を磁石によってコンテ
ナ又はインストルメントパネルに取り付けるようにした
ものであり、気温の変動があってもリッドの回動端側の
取付強度が一定したものとなる。また、リッドの取付作
業が容易かつ迅速に行なえるようになる。また、本発明
装置にあっては、リッドに若干の反りがあっても該リッ
ドをしっかりとコンテナ又はインストルメントパネルに
取り付けることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る助手席用エアバッグ装置の分解斜
視図である。
【図2】リッド16の背面図である。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】リッド16Aを用いた実施例装置の要部断面図
である。
【図5】リッド16Aを用いた別の実施例装置の要部断
面図である。
【図6】リッド16Bの要部斜視図である。
【図7】リッド16Bを用いた実施例装置の要部断面図
である。
【図8】更に別の実施例装置の要部断面図である。
【図9】リッド16Cの斜視図である。
【図10】リッド16Dの斜視図である。
【符号の説明】
10,10A,10B コンテナ 12 エアバッグ 14 インフレータ 16,16A,16B,16C,16D リッド 18 第1の取付片 20 第2の取付片 24,24a,24b,32,50,52 磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇田 沢代 滋賀県蒲生郡日野町川原1070 (72)発明者 圖司 隆保 滋賀県彦根市戸賀町255−6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開放した箱形のコンテナと、 折り畳まれて該コンテナ内に収納されたエアバッグと、 該コンテナに取り付けられたインフレータと、 前記コンテナの前面を被っており、一辺側がコンテナに
    対し回動可能に取り付けられ、前記インフレータの作動
    時に他辺側がコンテナから離反可能とされているリッド
    と、を備えてなる助手席用エアバッグ装置において、 該リッドの他辺側を該コンテナ又は車両のインストルメ
    ントパネルに対し磁石によって取り付けたことを特徴と
    する助手席用エアバッグ装置。
JP4292918A 1992-10-30 1992-10-30 助手席用エアバッグ装置 Pending JPH06144143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4292918A JPH06144143A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 助手席用エアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4292918A JPH06144143A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 助手席用エアバッグ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06144143A true JPH06144143A (ja) 1994-05-24

Family

ID=17788090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4292918A Pending JPH06144143A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 助手席用エアバッグ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06144143A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4441365A1 (de) * 1994-11-21 1995-10-12 Daimler Benz Ag Airbaganordnung für einen Fahrgastraum eines Kraftfahrzeuges

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4441365A1 (de) * 1994-11-21 1995-10-12 Daimler Benz Ag Airbaganordnung für einen Fahrgastraum eines Kraftfahrzeuges

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