JPH0614394B2 - 火災検出装置 - Google Patents

火災検出装置

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JPH0614394B2
JPH0614394B2 JP61504217A JP50421786A JPH0614394B2 JP H0614394 B2 JPH0614394 B2 JP H0614394B2 JP 61504217 A JP61504217 A JP 61504217A JP 50421786 A JP50421786 A JP 50421786A JP H0614394 B2 JPH0614394 B2 JP H0614394B2
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radiation
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ケーン,マーク・テイ
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  • Fire Alarms (AREA)
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 1。発明の分野 この発明は、火災検出装置に関する。
2。関連技術の記述 光電変換器により火災を検出することは相対的に簡単な
仕事である。しかしながら、火災源からの刺激と非火災
源からの熱や光の刺激とを確信をもって弁別しなければ
ならない場合には、困難である。太陽、紫外光、溶接
機、白熱光源等からの放射線はしばしば火災検出システ
ムが偽警告信号を発生させるので特に問題である。
システムに使用する光検出素子の分光感度を制限するこ
とにより、弁別特性を改善できることが分っている。非
火災源からの信号を信頼性を有して弁別しながら火災の
検出感度を高める問題を解決するための種々のアプロー
チを試みた多くの従来システムでは異なる分光感度バン
ドを有した複数の信号チャンネルが採用されている。し
かしながら、偽の警告信号を過度に発生しない信頼性の
ある火災検出システムに要求される有効性の度合いを実
現し得ていない。
Cinzoriの米国特許3、931、521号は長波
長放射エネルギー感応チャンネルと、短波長放射エネル
ギー感応チャンネルとを用い、偽のトリガの可能性を無
くすように、一致信号検出の条件を付けた2重チャンネ
ル火災および爆発検出システムを開示している。Cin
zoriの米国特許第3、825、754号は上述した
特許の開示に、一方で大きな爆発物による燃焼を弁別す
るとともに、他方で、火を生じない高いエネルギーせん
光/爆発を弁別する特徴が付加されている。しかしなが
ら、このシステムは特殊な用途に限定されており、この
発明のように、より一般的な火災検出システムのアプリ
ケーションに即転換できない。
KernとCinzoriの米国特許第4、296、3
24号は、長波長チャンネルが約4ミクロン以上の分光
バンドの放射エネルギーに感応し、短波長チャンネルが
約3.5ミクロン以下の分光バンドの放射エネルギーに
感応し、前記2つのチャンネルの少なくとも1つが、検
出される火災、または爆発物の、少なくとも1つの燃焼
組成物に相関する空電吸収波長に感応する、2重分光火
器赤外線火災検出システムを開示している。
McMenaminの米国特許第3、665、440号
は紫外線検出信号を用いて赤外線検出器からの出力信号
を消去する、紫外線検出器および赤外線検出器とロジッ
クシステムを利用した火災検出器を開示している。さら
に、フィルタが前記両検出器に直列に接続され、約10
ヘルツの火器フリッカー周波数に感応する。この結果、
フリッカー周波数を有した赤外線放射がある場合にの
み、警告信号が作られる。さらに、しきい値回路を設け
てマッチやシガレットライタのような低レベルの赤外線
信号を阻止し、短い間隔の偽の信号により警告信号を発
生させるのを防止するための遅延回路が組込まれてい
る。しかし、このようなシステムはちらちらする湖面か
ら反射される太陽光、あるいは太陽または白熱電球から
の光を横切る回転ファンのような簡単でありふれた、そ
の他のフリッカー源に惑わされ易い。
Mullerの米国特許第3、739、365および第
3、940、753は入射する放射線の異なる分光レン
ジにそれぞれ感応する光電変換センサを利用した複数の
システムを開示している。これらのシステムからの信号
はフィルタにかけられて、約5Hz乃至25Hzの周波
数レンジ内のフリッカーが検出される。差動増幅器は、
各チャンネルにおける信号が選択された値または選択さ
れた値のレンジと所定値以上異なる場合は、これらのシ
ステムの1つでアラーム信号が発生する。他のシステム
では、差動増幅器からの出力信号が、しきい値回路と遅
延回路を有した位相比較器に印加される。入力信号が、
同相で、しきい値レベルを越える振幅と、あらかじめセ
ットされた遅延量を十分に越える期間を有するときにの
み、警告信号が発生される。しかしながら、このような
システムは、きらきら光るあるいは雲が調節された太陽
光がある場合に、(フリッカを有している)ジェットエ
ンジンの排気ガスのような非火災を便別するには有効で
ない。
Paineの米国特許3、609、364号は特に、太
陽の放射線とロケットエンジンの水柱による放射線とを
弁別するために高高度のロケット機内の水素の燃焼を検
出するために多重チャンネルを利用している。
Muggliの米国特許4、249、168号は4.1
乃至4.8ミクロンおよび15乃至3ミクロンのレンジ
の波長にそれぞれ応答する2重チャンネルを用いてい
る。両チャンネルの信号は、フレームフリッカ周波数に
応答するように4乃至15Hzの透過視界を有するバン
ドパスフィルタにかけられる。両チャンネルはANDゲ
ートに接続されているので2つのチャンネルにおける検
出が一致してはじめて火災警告信号が発生される。
Brightの米国特許4、220、857号は、それ
ぞれ異なる燃焼精製物にそれぞれ応答する第1および第
2チャンネルを有する光学フレームおよび爆発検出シス
テムを開示している。各チャンネルはスペクトル感度を
制限するために、帯域の狭いフィルタを有している。各
チャンネルのレベル検出器は所定のしきい値レベルを越
える放射線を検出する。比検波器は2つのチャンネル信
号比があるしきい値を越えたとき、出力信号を供給す
る。検出した放射線がこれらの3つのしきい値をすべて
越えたとき、火災信号が出力される。
その他の火災警告システムおよび火災検出システムは、
MacDonaldの米国特許3、995、221号、
Schapiraの米国特許4、206、454号、S
teel他の米国特許3、122、638号、Krue
gefの米国特許2、722、677号、および米国特
許2、762、033号Lenningtonの米国特
許4、101、767号、Tarの米国特許4、28
0、058号、およびNakauchiの米国特許4、
160、163、および米国特許4、160、164号
に開示されている。
従来より火災検出システムはたくさんあるが、偽の警告
信号を完全に弁別できるシステムは無い。感度が強化さ
れたこれらのシステムでは偽の警告信号からまぬがれる
ようなその他のパラメータが劣化する。この発明は、火
災検出の信頼性を改善するために放射線検出データを解
析するための技術に関連している。
発明の要約 ある種の環境下では、人間が作った現象あるいは、一時
的かつ局地的な自然現象は火災の特性を周波数領域に複
製することができる。例えば、電球(あるいは光と熱の
両方を放出する、その他の火災源)からの放射線は、周
期的に変化する割合いで光が切られるならば、検出器に
は周波数領域における火災として現れる。水面のさざ波
により反射される太陽光は同様の効果を作り出すことが
できる。現在知られている従来の火災検出システムは周
波数領域の解析を行うことにより火災検出を行ってい
る。この発明では異なるチャンネルからの振幅情報を時
間領域で統計的に処理し、周波数領域における混乱とエ
ラーの可能性を無くしている。この発明は、特別な統計
的方法を用いてこの結果を得ている。
この基本技術は、火災を確立過程としてモデル化し、統
計力学をテストして確立過程の特性を得る。火災の”確
立”を表すのに用いられるパラメータとしては、時間領
域信号のピークまたは勾配が変化する点の振幅値の分布
が選択される。ゼロクロスタイムインターバルや2次導
関数が零に等しい点等のその他のパラメータを用いるこ
とも出来る。従って時間領域統計手法を適用するための
データを作るためには、検出した放射線信号のピーク値
を連続して作表化する必要がある。これは、勾配が変化
する点の信号をサンプリングすることにより行われる。
信号波形の一次導関数の極性が変化したときにサンプリ
ングが行なわれる。この発明の1つの特定の実施例にお
いては、5秒間のサンプリング信号がマイクロプロセッ
サのメモリロケーションに記憶される。5秒以下でサン
プリグしたとしても、約40ないし50のデータ採取点
があれば、解析には十分である。メモリに記憶中に、5
秒以上前のデータ点は破棄される。周期的に(約1秒に
1度)メモリに記憶されているデータ点を用いて計算が
なされる。
一度データ点収集がメモリに記憶されると、種々の統計
力学を用いてデータ点の分布が公知の確立過程に一致す
るか否かを決定することができる。周期的な放射線源の
非確率に対する火災の確率を最も確実であることを証明
する1つのパラメータはとがりのパラメータである。と
がりは平均値のまわりにどれだけのデータが集中してい
るかを示す尺度である。とがりの値が大きければデータ
点の分布が平均値から広い範囲に分散していることを表
す。
平均値を決定するためには、分散散(すなわち、 である標準偏差)及びとがりは、Xiが種々のデータ点
を示し、i=1,……N,であるとすると、 とがりは2次中心積率の二乗に対する4次中心積率の比
として定義される: この場合、4次中心積率は4のベキに対して生じるすべ
ての偏差の平均値であり、2次中心積率は2のベキに対
して生じるすべての偏差の平均値である。後で示すよう
にとがりは火災と非火災の場合とでは全く異なる。しか
しながら、二乗および4のベキを取る装置は、マイクロ
プロセッサで具現化した場合、かなりの計算時間がかか
り、小さなマイクロプロセッサに使用するには簡単な装
置が望ましい。
統計的に変化するパラメータが有する最も可能性の高い
値(平均値、中央値、モード等)を表すためにいくつか
の定義が存在するように、データ点がこの”平均値”の
回りに分散される度合いを表す1つ以上の定義が存在す
る。各データ点は偏差、すなわち固有値と標本平均値の
差を有し、この実施例では算術平均値としてみなされ
る。全体の偏差を表す代表的なパラメータは一連の偏差
のrms値である標準偏差(σ)である。一連のN個の
標本X1乃至XNの相加平均値()は次式により与え
られる。
また、標準偏差は次式により与えられる。
これは、逆極性の偏差値が相殺されないように、偏差値
の二乗が正の成分になるので有効な定義である。また、
二乗機能は代数学により容易に扱うことができる。
別の定義によれば、二乗の代わりに絶対値を用いること
ができ、それにより、各偏差値からの正の寄与値が維持
される。これは平均偏差値として知られ次式で表され
る。
標準偏差があまり一般的でないのは絶対値関数が、常に
正の結果を生ずるものとして定義されるからである。
x≧0の場合|x|=x x<0の場合|x|=−xは代数学の計算を行う場合に
ときとして扱いにくい。しかしながら、マイクロプロセ
ッサのアプリケーションには強い魅力があった。何故な
ら極性の反転を2進表示で行なえる(補数を取り、1を
LSBに加える)ということは、2乗や平方根の機能よ
りはるかに履行しやすいからである。
平均値のまわりの偏差の測定を定義した場合、個々の偏
差が平均偏差のまわりに分散する程度を表わすための同
様の特性を定義することが望ましい。2つの対照的な信
号はこの必要性を示している。即ち、広域ガウス雑音源
と、前記ガウス雑音源の平均偏差または標準偏差に等し
い零−ピーク他を有する方形波である。これらの2つの
信号は根軸に対して異なる時間特性および確率分布関数
(PDF)を有しているが、方形波はすべてのデータ点
が同じ偏差で密集しているので、おなじ平均偏差を有し
ている。
特別な方形波の場合、すべての偏差が等しく、とがりは
1の値を取る。偏差が次第に分散すると、σより大きい
偏差は、σより小さい偏差がμから減ずるよりさらに
μに寄与する。これは、μの4のベキが陰関数表示
であるため非線形となるためである。分母の▲μ2 2
は、Kの単位が無く、μあるいはσという実際の値と
無関係の正規化係数と考えられる。
標準偏差(あるいは平均偏差のいずれかが選択される)
の回りのデータの分散を評価するもうひとつの手段は”
偏差に対する偏差”の平均値、すなわち、各偏差が平均
(あるいは標準)偏差と異なる平均量を見付けることで
ある。各標本からの正のコントリビューションを保持す
るために、再び絶対差が用いられる。従前のように各偏
差が|xi−|で与えられる場合、各偏差と平均偏差
(以下、適切な用語が無いので、”広がり”と定義す
る)は次式により表される。
これはで割算することにより正規化することが出来、
パラメータがキャリアーの 振幅変調のパラメータに極めて良く相似しているの
で、”変調”と呼ばれる。変調されないキャリアは(例
え周波数が変化したとしても)ある広がりを有し、それ
ゆえ零の変調を有する。考えられる最大の定常状態の広
がりは、平均偏差に等しく、それゆえ変調は零から1即
ち100%まで変化する。
上述した変調を定義することにより、とがりにより得ら
れる同じ特性の信号の評価が可能になり、しかも乗算
(2乗および4のベキ)や平方根を求める必要がない。
に対して平均偏差が使用され、Nに対して2の整数ベ
キが用いられ、判定基準として一定の度合いの変調が用
いられた場合、真の割算は行う必要がない。Nによる見
かけの割算は一連の右シフト(オーバフローを起こす前
に行われる)になる。しきい値テストは、右シフトし、
(そして所望の分数を得るために加算することにより)
再度得られる、の一定の分数とひろがりとの間の比較
になる。除算は、調査のためにアナログ測定値が必要に
なる場合にのみ行われる。従って、この”簡単なとが
り”を実行することにより、小さくかつ安価なマイクロ
プロセッサを用いて火災検出用統計弁別器のタスクをリ
アルタイムで実行することができる。
この発明にもとずいて実際にデータを収集するために、
検出した放射線信号からデータを読込むための機構とし
てヒステリシス回路を有している。このヒステリシス回
路は、存在し得る小さな乱れすなわちノイズから主情報
を分離するためにデータを清掃することである。このヒ
ステリシス回路は、傾きが逆になり、デッドゾーンを交
差するまで入力信号に対して一定のオフセットだけ遅れ
て続く出力信号を発生する。そのとき、出力は逆極性の
オフセット分遅れて入力に追従する。この結果、フルス
ケールの1乃至3パーセント未満の小さな信号の揺れ
は、後段のピーク検出器により新しいサンプリング値と
して検出されることはない。傾きが逆になった事を示す
出力信号はピーク検出器に格納される。リアルタイムな
信号偏差は最大および最少サンプリング出力信号をサン
プル平均他と比較することにより得られる。これらの結
果を平均偏差と比較し、1次の遅れ分再び補整すること
により、零と平均偏差に等しい値との間にある、ひろが
りの値が得られる。アナログ徐算器を用いて割算するこ
とにより、変調比S/Dが得られ、一定の基準しきい値
と比較できる。最終的な2進の出力は、前記変調が、火
災を示すフリッカ信号の変調に適合するときは論理的に
真となる。
メモリ内のデータ群がランダムに分散されているかどう
かを判断するのに用いられるもう一つのパラメータは、
簡単なアップダウンカウンタの出力である。このカウン
タが例えば3ヘルツの割合いでカウントダウンし、デー
タが波形のピークから受取られる割合いでカウントアッ
プするようにプログラムされていれば、波形がランダム
であるとないとにかかわらず、低周波の波形は所定のカ
ウントしきい値を越えることはない。火災からの波形は
高い周波数成分を有していることが知られているので、
アップダウンカウンタのパラメータは、小さいが火災と
非火災とを区別するもうひとつの基準となる。
ランダム性を判断するのに使用できるもうひとつのパラ
メータは”適合度”を測定するためのx検定として知
られている。統計学では、所定の結果が偶然に起り得な
いということが95%の信頼係数で言えれば、その結果
は統計的に”検定の危険”であるといえる。同様に、9
9%の信頼係数は”高い検定の危険率”である。
検定をメモリ内のデータ群に適用した場合、x
定が正であれば、95%の信頼係数を有して、所定のデ
ータ群が”危険率”の程度にまで正規に分布していると
言える。このx検定はデータ群がどの程度までランダ
ム分布に近いかを判断する。従って、x検定は、とが
りパラメータと一緒に作用して非火災波形を排除するこ
とができる。例えば、2乃至3の大きくかつ狭いピーク
を有するが、その情報の殆どは、ほぼ零である波形は、
大きなピークの4のベキにより大きなとがりを持つこと
になる。しかしながら、x検定はデータ点群はランダ
ムに分散されていないことを認識する。
他方、周期的な信号は、データ点群の収集がx検定を
通過することのできる点に、疑似ランダムにその振幅を
変調することができる。これは、特にx検定が多くの
データ点を有せず、またデータ点群が平均値のまわりに
密集している場合である。しかしながら、とがりパラメ
ータは、例え、データ点が10以下であってもランダム
が平均値のまわりに密集し、2、3のデータ点が利用で
きるx検定のギャップを埋めることができる。
図面の簡単な説明 この発明は添附した図面とともに以下の説明を考慮する
と良く理解できる。
第1図は長波長チャンネルおよび短波長チャンネルにお
けるフリッカ火災からの波形の時間領域プロットであ
る。
第2図はランダムに断続される熱く、ほの暗い電球の、
比較に適した波形の時間領域プロットである。
第3図は周波数領域におけるフリッカ火災から検出され
た放射線の波形のグラフである。
第4図は一定周波数で断続される、熱くほの暗い電球か
ら検出された放射線の周波数領域プロットである。
第5図はランダムに断続された場合の、第4図のプロッ
トに相当するプロットである。
第6図はこの発明の特別の構成を利用した代表的なプロ
グラムを示すフローチャートである。
第7図はこの発明による他の特別の構成を表す機能ブロ
ック図である。
第8図は相互相関器タイプの、2重スペクトル周波数に
応答する火災検出器にこの発明を適用した場合のブロッ
ク図である。
第9図乃至第16図はこの発明のアプリケーションを説
明するのに含まれる種々の波形を示すプロットである。
第17図は火災検出のためにカウンタととがり検定を組
合わせた場合のフローチャートである。
第18図は火災検出のためのx検定を示すフローチャ
ートである。
好適実施例の説明 第1図および第2図は検出した放射線の時間領域プロッ
トであり、フリッカ火災による放射線と人工的な放射線
源との差を示す。第1図は、火災から検出された放射線
の時間領域プロットである。第1図の波形は2つのチャ
ンネルにおける検出を表す。上側の波形は0.8−1.
1ミクロンの範囲の応答特性を有する短波形検出器から
の信号を示す。下側の波形は7−25ミクロンの範囲の
応答特性を有する長波形検出器の出力を示す。上側波形
および下側波形との間の時間軸上の相関は明らかであ
る。与えられた波形の振幅は準ランダムである。
第2図は、ランダムに断続される、熱くほの暗い電球か
ら検出される放射線の時間領域プロットを示す。第1図
に対してタイムスケールが拡大され、2つの波形が相互
に変わっている。すなわち、第2図の下側の波形が、
0.8−1.1ミクロンの範囲の短波形検出器の出力を
表し、上側の波形は7−25ミクロンの長波形検出器の
出力を表す。
第3図は零乃至25ヘルツの周波数領域のフリッカ火災
から検出された放射線のプロットを表す。上側の波形は
短波長放射線を表し、下側の波形は長波長放射線を表
す。このデータを収集するための時間幅は10秒であ
り、山と谷が時間の経過とともに変化する。
しかしながら、一般的には、周波数が高くなる程減衰す
る。
第4図は2.6ヘルツで断続される、熱くほの暗い電球
から検出される放射線の波形を示す。長い波長の波形
が、図の右側において上側の波形である。断続周波数の
奇数高調波に対応して、2.6ヘルツ、7.8ヘルツお
よび13ヘルツに明瞭なピークが見られる。
第5図は第4図に示す、熱く、ほの暗い電球が一定の周
波数では無くランダムの場合に検出された放射線の場合
のプロットを示す。長波長波形が図の左半分において上
側の波形である。明瞭なピークは存在せず、周波数領域
のプロットは第3図のそれと良く似ている。
第2図ないし第5図は、10秒間の標本積分に対する周
波数領域の動作では、火災とランダムに断続される電球
とを区別するための十分な情報が得られない。時間領域
処理が必要になる。
断続された波形は相対的に正のピークと負のピークとが
等しいので、ピーク検出を行って処理すべきデータを作
る。この処理を行うために、Intel社の2920が
使用された。2920の計算能力には限界があるので、
1秒間100標本の割合いで、μ/▲μ2 2▼の真のと
がり計算を行うことは出来なかった。従って、(”変
調”と呼ばれる)真のとがりの近似値が第1実施例では
用いられた。この近似値を用いることにより、第1図お
よび第3図のランダム火災信号と、第2図、第4図及び
第5図の断続された電球の放射線とを明瞭に区別するこ
とができた。
第6図のフローチャートは上述した変調テストを行うの
に使用することができる代表的なプログラムを表す。こ
の場合、ひろがりは次式から決定される。
このひろがりはにより割算され、変調を行うことによ
り正規化される。第6図に示される特定のプログラム
は、100標本/秒と、5秒間の平滑時定数と、入力信
号が断続放射線あるいはランダム放射線かの判断に対し
て38%の変調しきい値を用いてIntel2920信
号プロセッサにより実行される。
0.01秒毎に入力されるデータ標本はリカーシブなデ
ィジタル技術により、3極4ヘルツロウパスフィルタに
通す。このフィルタはガウス構成とほぼ同様であるが、
急速な入力変化からのオーバシュートを無くすために、
共役極の減衰がわずかに高くなっている。さらに、所望
の信号通過帯域以上の過度的なノイズからの分散をさら
に減少するために、4つのサンプリング期間により分離
される出力標本間の差から勾配の極性が得られる。
勾配の極性はいつ、フィルタを通過したデータ標本が新
しい正のピーク(x)あるいは負のピーク(x)と
して保持されるかを判断するのに用いられる。保持する
ためには、前のピークから、フルスケールの少なくとも
1%の信号変化の後に生じなければならない。このデッ
ドゾーンは小さな変動がピークデータの有効性を劣化さ
せる確率を減少させる。正および負のピーク値はそれぞ
れ2.5秒の時定数を有する単極フィルタにより、真の
平均値およびとして平滑化される。
これら2つの値から標本平均値は、1/2(
)として評価され、平均偏差は=1/2(
)として評価される。この場合、各ピーク標本x
るいはxは、上述したように、ひろがりと変調を計算
するために用いることのできる各偏差x−を供給す
る。およびに印加されれる平滑時定数は5秒であ
る。過度以下の条件はを越えることは出来ず、負あ
るいは1よりも大きいを生じるようにとを出力す
るのに用いられる時間よりも長い。しきい値テストにお
いて>3/8であれば、変調は火災信号を示すのに
十分であると考えられる。
この実施例では、入力信号の第2および第4のベキを無
くすことにより、とがり機能を真に行う場合のダイナミ
ックレンジの問題を避けることができる。例えば、30
デシベルのAGC補償で、有効レンジが3フィートない
し100フィートの場合、30:1の入力信号レンジが
一般的である。4のベキにレンジが取られると、ダイナ
ミックレンジは810、000:1となり、118デシ
ベルにさらに、最も弱い信号の波形の分解能に対して1
0ないし20デシベルが必要である。したがって、火災
検出器のアプリケーションの場合には、2920よりも
かなり計算能力の高いマイクロプロセッサが必要であ
る。変調近似値法によれば、信号のダイナミックレンジ
に波形分解能として、10ないし20デシベルが必要に
なるだけなので、トータル40ないし50デシベルで済
む。
第7図の機能ブロック図はとがり近似のための変調検出
器の他の実施例を示す。すなわち、4ヘルツのカットオ
フ周波数を有するロウパスフィルタ20を有する入力段
からなる。この入力段の後にヒステリシス回路22が設
けられ、この回路22で信号が正と負に分けられ、各ピ
ーク検出器に印加される。各検出器は、2.5秒の時定
数を有するロウパスフィルタ26,27にそれぞれ接続
される。これらのロウパスフィルタ26、27は、次式
に示すように、平均値を計算するためにxを加算する
ように、ディジタルではなく、アナログでxとx
加算を行う。
次に、これらの値は各チャンネルを介して、減衰器2
8、29および演算増幅器30、31に印加される。増
幅器30の出力は、この出力を受取るように、さらに残
りの入力はピーク検出器24、25の出力からの信号を
受取るように接続された別の演算増幅器32、33に印
加される。減衰段34、35はそれぞれ増幅器32、3
3の出力と接続され、さらに加算増幅器36に入力を供
給するように接続され、加算増幅器36は増幅器31の
出力に接続される。増幅器36の出力は、5秒の時定数
を有するロウパスフィルタ38に接続され、ロウパスフ
ィルタ38はアナログディバイダ40に接続され、アナ
ログディバイダ40は第2入力に増幅器31からの出力
を受取る。比較器42はディバイダ40の出力に接続さ
れ、基準レベル入力を有している。
この発明の好適実施例によれば、検出器24、25は入
力波形の勾配の変化に応答するピーク検出器で構成され
る。なお、検出器24、25は零を交差する時間間隔を
決定するゼロクロス検出器でも良いし、あるいは、例え
ば、2次導関数に等しい零検出器でもよい。このような
検出器24、25は選択された標本信号のフォームでデ
ータを作り、次に、この発明に従って、入力波形を解析
するために処理される。第7図および第7A図の実施例
の説明では、回路はピーク検出器24、25として構成
したが、その他の形態であってもよい。
第7図の回路において、入力信号は、高周波ノイズを取
除くために、4ヘルツ以下となるようにフィルタがかけ
られ、ヒステリシス回路22に印加される。この段は従
来より知られている、積分器、ダイオード、およびオフ
セットの組合わせにより構築でき、勾配が逆になり、デ
ッドゾーンを交差するまで、入力信号に対して一定のオ
フセット分遅れて、出力信号を発生する。そのとき、出
力信号は、逆極性の遅延オフセットを有して、入力信号
に追従する。この結果、フルスケールに対して、1ない
し3%以下の、小さな信号の揺れがあっても、次段のピ
ーク検出器に、新しい標本信号として検出されることは
ない。従前の逆勾配を基準として、1%以上の大きな揺
れの後に、勾配が逆になるたびに、新しいピーク値(正
または負)がピーク検出器に格納される。この結果得ら
れる階段状の波形は2.5秒の時定数を有する1次の遅
延フィルタにより平滑化される。次の円28、29、加
算増幅器30および差動増幅器31とにより、それぞれ
およびxの1/2ずつを加算して平均値を得、さ
らに差の1/2を取り、中点からピーク点までの揺れ、
すなわち、平均偏差を得る。最大および最小標本(x
およびx)からの階段状の値は標本平均値と比較さ
れ、リアルタイムの偏差を得る。これらの値を、再び1
次の遅延により平均偏差と比較し、そして、零と平均偏
差に等しい値との間にあるひろがりの値が得られる。
アナログディバイダ40で割算することにより、変調比
/が得られ、比較器42において一定の基準しきい
値レベルと比較される。従って、2進出力は、前記変調
がフリッカ信号の変調に適合したときは、論理的にTR
UEになる。
上述したとの式は、2920信号プロセッサ能力に
適合するように、第6図および第7図に示すように実行
される。従って、N個のデータ点を格納しなくてすむよ
うに、次式を満足するように計算された平均値のかわり
にロウパスフィルタが用いられた。
さらに大きなメモリを有するマイクロプロセッサの場合
には、上記式を直接計算してもよい。
第7A図は第7図の回路の付属回路として包含しうる、
この発明の1つの特徴にもとずく回路を示すブロック図
である。第7A図の回路は第7図の回路に図示の如く接
続することができる。
カウンタ72をアップカウントさせるための信号は、波
形補正値が印加される前に、第7図の正および負のピー
ク検出器24、25から得られる。これらの信号はOR
ゲート74に印加され、つぎにカウンタ72のUP入力
に印加される。カウンタへのDOWN入力は(ロウパス
フィルタ20により、信号が約4ヘルツでカットオフさ
れる第7図の回路の場合)約3ヘルツで動作するクロッ
ク信号から来る。カウンタ72で作られたカウント値
は、信号比較のためにあらかじめ選択された基準レベル
入力を有するしきい値段76に入力される。しきい値7
6の出力は、第2入力が、第7図の比較段42からの出
力信号を受取る、ANDゲート78に印加される。AN
Dゲート78への両入力が、TRUEのときのみAND
ゲート78の論理出力はTRUEとなり、火災を知らせ
る。
カウンタ72が3ヘルツのクロックレートでカウントダ
ウンし、ピーク検出器24、25の波形ピーク値からデ
ータを受取るレートでアップカウントするように構成し
たので、低周波の波形は、ランダムであるとないとにか
かわらず、しきい値段76の所定のカウントしきい値を
越えることは無い。しかしながら、火災からの波形が検
出されると、上述した波形の高周波成分により、しきい
値段76のプリセットした基準レベルを越える。この結
果、TRUE信号がANDゲート78に印加される。
第8図は、この出願の出願人に譲渡された、同時係属出
願第592、611号(米国特許第4、691、196
号)(Mark T.Kern、2重スペクトル周波数
応答火災検出器)に記載されているような、2重スペク
トル周波数応答火災検出器にこの発明の統計弁別器を適
用した場合のブロック図である。592、611号の内
容が、592、611号で述べた事を引用することによ
り、この第8図の中に組込んである。第8図の回路は、
出願番号第592、611号の第5図において、周期信
号検出器をこの発明の統計弁別器に変え、この出願の譲
り受け人に譲渡された同時係属出願第735、039
(米国特許第4、639、598号)(発明の名称「火
災検出器の相互相関器および方法」)の第5図に開示さ
れているような相互相関検出器を追加したものに相当す
る。出願番号第735、039号の出願の記述を引用す
ることにより、その内容が盛込まれている。
第8図において、システム50はn個の2波長狭帯域チ
ャンネル1、2、・・・nを有している。各チャンネル
は異なる狭域フィルタスペクトル通過帯域F1,F2,
・・・Fnに設定されている。狭域チャンネルの各々
は、短波長検出器53に接続された増幅器55、および
長波長検出器54に接続された増幅器56から比検波器
57へ延在している2波長信号チャンネルに組込まれて
いる。図示するように、短波長検出器53は0.8ない
し1.1ミクロンの波長に応答し、長波長検出器54は
7ないし25ミクロンの波長に応答する。逆に短波長検
出器53を1.3ないし1.5ミクロンのレンジの波長
に応答するように設定してもよい。
各信号チャンネルは、増幅器55または56、場合によ
っては比検波器段57の入力との間に狭帯域フィルタ、
全波整流器、およびロウパスフィルタが直列に接続され
ている。n個の狭帯域チャンネル1、2、・・・nの比
検波器57は決定論理段59に印加される。決定論理段
59はn個の狭帯域チャンネルからの大半の比検波出力
信号に従って、TRUEまたはFALSEのいずれかの
出力信号を発生する。決定論理段59の出力端子はAN
Dゲート60の第1入力端子と接続され、他の入力端子
は相互相関検出器62の出力端子、および1対の統計弁
別器64、65の出力端子とインバータ段66、67を
介して接続される。AND段61の出力信号は遅延段7
0に印加され、この遅延段70から検出システム50の
出力が供給される。
第8図の統計弁別器64、65は第7図に示す回路に相
当する。これらの弁別器は以前の出願(米国特許第4、
639、98号)の周期信号自動相関検出器にとってか
わるものであり、人工的な断続源が改善され、それによ
り偽の警告信号に対して安全性を高めている。第8図の
回路において、人工的に断続された信号が統計弁別器6
4、65により、そのように認識され、それゆえAND
ゲート60が出力段に偽の警告信号としてTRUE信号
を出力するのを禁じる。この発明の統計弁別器は、他の
火災検出装置の周期信号検出器と置換えることにより、
人工的に断続される放射線源に対する応答性をさらに制
限することができる。
統計理論によれば、真のランダム処理は3.0のとがり
を持つ。火災信号と非火災信号がどのように比較される
かを見るために、記録されたデータのとがりの区間を計
算することにより、解析が行われた。
第9図ないし第16図は、選択されたリアルタイム信号
にもとずいて、この発明により行われたとがり計算を示
す。これらの図において、第9図の波形は、比較のため
に作られた真正のサイン波である。第10図および第1
1図の波形は、断続される、熱く、ほの暗い電球からの
放射線である。第10図の波形を断続すると周波数が変
わる。第12図の波形は晴れた日の太陽光の放射線に相
当する。第13図、14図および15図の波形は、それ
ぞれ100フィート、50フィートおよび20フィート
の距離にある火災からの放射線に相当する。最後に、第
16図の波形は、所により曇りの日の太陽光から得られ
る。
これらの場合、計算は真のとがり式により行われ、上述
しようにで割算することにより得られるひろがりの
近似にもとずくものではない。
第9図ないし第16図の波形の計算は20のデータ点
(10の正データ点と10の負のデータ点)を表す。ミ
リボルト単位で後に増幅されるデータは表1の様にな
る。このうち、いくつかの信号については、適切な分解
能を得るために他の信号よりも余計に増幅してある。
表1および第9図ないし第16図の波形で表される、各
信号は約1ボルトのDCレベルである。これは、分散と
とがりを得るためにデータ点は、平均値()を引算す
るので、変わらない。
表1から明らかなように、第9図ないし第11図の断続
された波形は、例え第10図のように周波数が変わった
としても、真のサイン波(第9図)に非常に近いとがり
を有する。他方、火災は、例え100フィートの距離で
も根基的に異なるとがり(K=2.5ないし3.2)を
有し、真にランダム処理した場合のとがりに非常に近い
値を有している。
第12図および第16図に示す太陽光信号は、断続信号
というよりランダム信号のように見える。第12図の小
さい方の太陽光信号は、火災信号と断続信号との間の領
域にあるとがりを有している。他方、第16図の大きな
太陽光信号(20点計算ではなく15点計算)は火災の
とがりと同様のとがりを有している。これは断続性に対
するランダム性による。火災検出システムのアプリケー
ションでは、曇りの日の太陽光のとがりは高いので、直
接太陽光がある場合でも、上述した2つの同時係属出願
(米国特許第4、691、196号および米国特許第
4、639、598号)の主題である機構のような他の
機構により火災が検出できる。
第17図のフローチャートはとがりテストがアップダウ
ンカウンタテストとともにどのように機構化されている
かを示す。1/3秒経過したかを判定する箱はカウント
ダウンを行う3ヘルツカウンタ72を表す。カウンタ7
2は勾配極性の変化により発生されるピーク信号により
カウントアップされる。しきい値である4のカウントの
値は、勾配変化からのデータが、火災を表すのに十分高
速に受取られるかどうかの判断点として用いられる。
同様に、2.4のとがりの判断点は、データ点群が火災
を示すように適当に分布しているかどうかを示すのに用
いられる。この2.4という基準レベルは、非火災のと
がりが1.0ないし1.9にあるので、表1から2.5
ないし3.2のレンジにある火災のとがりの分散から経
験的に得られる。
第18図は火災の存在を検出するために、受取った放射
線から標本データにx検定を行うためのフローチャー
トである。第18図では、x検定を計算するのに使用
されるビンの数があらかじめプログラムされている。さ
らに、トータル標本数Nのパーセンテージで表されるビ
ンあたりの標本の期待数がメモリにあらかじめプログラ
ムされている。従ってeを知り、とσに関してビン
の離散的境界が計算され、メモリ内のすべてのデータ点
はK個のビンに格納される。従って、bはk番目のビ
ンに格納される標本の数である。このようにしてx
定が計算され、判定値cと比較される。この判定値もK
を知ることにより、第18図において、あらかじめプロ
グラムされている。
一例として、表1の第15図の欄において、N=20の
標本を使い、K=6の区間を用いて、95%の信頼係数
レベルを有する正規の確立分布から得られる、仮説をテ
ストする場合について考える。火災区間境界Bは、 −σ,−σ/2,,+σ/2,および+σ において等間隔になるように(任意に)選択しうる。誤
差の正規曲線の表から、これらの区間に入ると期待でき
る標本の数は、e1ないしe6が、それぞれ3.2、
3.0、3.8、3.8、3.0および3.2である。
表1の第15図の場合から、b1ないしb6のカウント
がそれぞれ、3、2、7、3、2、および3である区間
にテスト標本が分類される。x検定は次のように計算
される。
95%の信頼係数レベルで自由度3のx検定表から、
判定値c=7.81となる。表1の例はこれよりも小さ
く、それゆえ、20のデータ点は95%の信頼係数を有
して正規に分布していると判断される。cに近いx
定の値の場合、第13図の欄に示すように、メモリ内の
データ標本の数にもとずいて判定テストが行われる。デ
ータ標本の数が20より少ない場合、x検定は信頼度
が少なくなる。従って、メモリ内の標本の数が20より
少ない場合、x検定値は、とがり/カウンタテスト結
果と矛盾する場合、無視される。メモリ内のデータ点が
20以上ある場合、信頼性を高めるために、x検定の
出力がとがり/カウンタテストの出力と結合される。
要約すると、この発明は、火災源と、放射線の人工源と
を弁別するための手段として、検出された放射線信号に
統計学的解析を加えるものである。この統計学的解析を
時間領域の放射線に適用することにより、いままで作ら
れた周波数領域検出システムに別の次元の能力を提供す
ることができ、このようなシステムとの組合わせによ
り、検出感度を高め、偽のアラーム信号を弁別すること
ができる。この発明の統計弁別器によれば、マイクロプ
ロセッサに適応した統計解析パラメータを用いて信号の
サンプリングとデータ処理を行うことができる。この発
明では、真のとがり式に従う。この発明によれば、マイ
クロプロセッサの処理速度を遅くする乗算、平方、4の
ベキ、あるいは平方根の計算を無くした簡単なアプロー
チによりとがりが近似される。
また別の装置によれば、アップダウンカウンタを用い
て、火災では起り得ない低周波信号が信号処理を妨害す
るのを防止している。
この発明を用いて効果を得るような態様で説明するため
に、この発明の火災検出統計弁別器の特定の構成につい
て述べたが、この発明はこれに限られるものではない。
従って、例えば、ランダム処理にもとずく他のテストの
ように当業者により考えられる、他の実施例、変形例、
あるいは均等物は添附したクレームで定義されるこの発
明の範囲内にあると考えるべきである。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災源からの放射線を含むあらかじめ選択
    された放射線に応答する放射線検出器に接続されるロウ
    パスフィルタと; 前記ロウパスフィルタの出力端子に接続され、残りの信
    号成分のピーク値を検出するピーク検出手段と; ピーク信号を処理し、ピーク信号の各予測される平均値
    と、平均偏差値を計算する手段と; 前記平均偏差値を計算する手段と接続され、前記ピーク
    信号を、前記予測される平均値、および平均偏差値と結
    合し、信号のひろがりのレベルを計算する手段と;およ
    び 前記信号のひろがりのレベルおよび対応する平均偏差値
    を受け取るように接続され、前記信号のひろがりのレベ
    ルを平均偏差値で除算して、放射線変調を決定し、放射
    線変調値が所定の基準レベルを越えたとき火災と判断す
    る手段とを有する火災検出器を備えたことを特徴とする
    火災検出装置。
  2. 【請求項2】前記ピーク検出手段は、前記フィルタの出
    力端子に接続され、極性に応じて信号のピーク値を分離
    し、逆極性のピーク信号を一対のパラレル信号チャンネ
    ルに印加する、一対の逆極性ピーク検出器から成り、前
    記2つの信号チャンネルに接続され、前記正および負の
    極性ピーク信号を、前記予測される平均値と結合し、前
    記予測平均値からの各ピーク信号の偏差に対応する信号
    レベルを作る手段と、各ピーク信号偏差を前記予測平均
    偏差値と結合する手段とを更に有したことを特徴とする
    請求の範囲第1項に記載の火災検出装置。
  3. 【請求項3】前記ロウパスフィルタとピーク検出器との
    間に接続され、小さな信号の変化に対してピーク検出器
    が応答しないようにするための不感帯を作る手段を更に
    有したことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の火災
    検出装置。
  4. 【請求項4】前記不感帯を作る手段は、前記ロウパスフ
    ィルタからの出力信号に応答するように結合された、所
    定のレベルの感度を有するヒステリシス段で構成される
    ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載の火災検出装
    置。
  5. 【請求項5】前記2つの信号チャンネルの各々は、対応
    するピーク検出器の出力端子に接続されたロウパスフィ
    ルタ段を有することを特徴とする請求の範囲第2項に記
    載の火災検出装置。
  6. 【請求項6】前記パラレル信号チャンネルの各々は、各
    出力端子に、予測平均値と予測平均偏差値を出力する第
    1の一対の増幅器の入力端子に信号を供給するように接
    続されていることを特徴とする請求の範囲第2項に記載
    の火災検出装置。
  7. 【請求項7】各入力端子に予測平均値と対応する前記ピ
    ーク検出器からの正および負のピーク信号の1つを受け
    取るように接続され、前記予測平均値からの各ピーク信
    号の偏差に対応して各偏差信号を供給する第2の一対の
    増幅器をさらに有したことを特徴とする請求の範囲第6
    項に記載の火災検出装置。
  8. 【請求項8】前記各偏差信号を、予測平均偏差値と結合
    する加算段と、前記加算段の出力端子に接続され、前記
    加算段からの出力信号を平滑化し、信号のひろがり値を
    作るロウパスフィルタをさらに有したことを特徴とする
    請求の範囲第7項に記載の火災検出装置。
  9. 【請求項9】前記火災と判断する手段の出力端子と接続
    され、前記変調を一定の基準しきい値レベルと比較し、
    前記基準しきい値を越えた変調に対する火災検出を示す
    出力信号を作る手段をさらに有したことを特徴とする請
    求の範囲第1項記載の火災検出装置。
  10. 【請求項10】アップダウンカウンタと、前記ピーク検
    出器からのピーク信号を前記カウンタの一方の入力端子
    に供給し、第1の方向にカウントする手段と、前記他方
    の入力端子に供給され、第2の方向にカウントさせるク
    ロック信号と、前記カウンタの出力端子と接続され、前
    記カウンタからの出力信号を、あらかじめ選択された基
    準レベルと比較し、前記あらかじめ選択された基準レベ
    ルを越えたときの前記カウンタのカウント状態に応じて
    論理的にTRUEの信号を出力し、それにより火災の検
    出を示すしきい値とをさらに有したことを特徴とする請
    求の範囲第1項記載の火災検出装置。
  11. 【請求項11】放射線変調を示す信号を受け取るように
    接続され、あらかじめ選択された基準レベルと比較し、
    前記放射線変調が前記比較段の基準レベルを越えたとき
    火災の検出を示す論理的TRUEの信号を出力する比較
    手段をさらに有したことを特徴とする請求の範囲第10
    項に記載の火災検出装置。
  12. 【請求項12】前記しきい値段および比較手段からの各
    出力信号を受け取るように接続され、前記しきい値段お
    よび前記比較手段からの論理的TRUE信号が一致した
    とき火災の検出を示す論理的TRUE出力信号を供給す
    るANDゲートをさらに有したことを特徴とする請求の
    範囲第11項記載の火災検出装置。
  13. 【請求項13】火災源からの放射線を含むあらかじめ選
    択された放射線に応答する放射線検出器に接続されるロ
    ウパスフィルタと;前記ロウパスフィルタの出力端子に
    接続され、残りの信号成分のピーク値を検出するピーク
    検出手段と;ピーク信号を処理し、ピーク信号の各予測
    される平均値と、平均偏差値を計算する手段と;前記平
    均偏差値を計算する手段と接続され、前記ピーク信号
    を、前記予測される平均値、および平均偏差値と結合
    し、信号のひろがりのレベルを計算する手段と;前記信
    号のひろがりのレベルおよび対応する平均偏差値を受け
    取るように接続され、前記信号のひろがりのレベルを平
    均偏差値で除算して、放射線変調を決定し、放射線変調
    値が所定の基準レベルを越えたとき火災と判断する手段
    とを有する一対の火災検出器と、 放射線検出器および関連する増幅器から成る検出チャン
    ネル群であって、前記各火災検出器が対応する出力端子
    に接続される検出チャンネル群とを具備し、 前記1のチャンネルの放射線検出器は、7乃至25ミク
    ロンのレンジの長波長放射線に応答するように選択さ
    れ、 他のチャンネルの放射線検出器はあらかじめ選択された
    レンジの短波長放射線に応答するように選択されること
    を特徴とする火災検出装置。
  14. 【請求項14】前記あらかじめ選択されたレンジは0.
    8乃至1.1ミクロンであることを特徴とする請求の範
    囲第13項に記載の火災検出装置。
  15. 【請求項15】前記あらかじめ選択されたレンジは1.
    3乃至1.5ミクロンであることを特徴とする請求の範
    囲第13項に記載の火災検出装置。
  16. 【請求項16】前記2つの火災検出器と並列に接続さ
    れ、火災からの放射線の検出を示す結合された出力信号
    を供給する相互相関検出器をさらに有したことを特徴と
    する請求の範囲第13項に記載の火災検出装置。
  17. 【請求項17】前記相互相関検出器は別個の入力端子を
    介して両検出チャンネルから信号を受け取るように接続
    され、前記火災検出器からの出力信号に並列に第1の検
    出出力信号を供給することを特徴とする請求の範囲第1
    6項に記載の火災検出装置。
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