JPH06143690A - テープ印刷装置 - Google Patents
テープ印刷装置Info
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- JPH06143690A JPH06143690A JP29499092A JP29499092A JPH06143690A JP H06143690 A JPH06143690 A JP H06143690A JP 29499092 A JP29499092 A JP 29499092A JP 29499092 A JP29499092 A JP 29499092A JP H06143690 A JPH06143690 A JP H06143690A
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Abstract
刷できる、しかも、文字サイズ等の属性の指定が容易な
テープ印刷装置を提供する。 【構成】 指示された印刷行数が1行の場合には、文字
サイズについてのメニューを呈示してユーザに行の文字
サイズ属性を設定させ、2行以上の場合には、各行の文
字サイズと行間サイズの組合わせとについてのメニュー
を呈示してユーザに行の文字サイズ属性を設定させる
(125〜128)。印刷手段は、設定された行の文字
サイズ属性に応じて印刷を実行する。ここで、メニュー
を、絶対的大きさではなく相対的な大きさで規定したも
のとすれば、テープの幅を考慮した多数の選択肢をメニ
ューに用意する必要がなくなる。相対的な大きさのメニ
ューとした場合には、印刷時に装填されているテープの
幅に応じて絶対値に変換して利用することとなる。
Description
特に、複数行指定時における文字サイズ等の属性指定を
簡便にしようとしたものである。
の文字(記号を含む概念とする)の列(以下、文章と呼
ぶ)を連続するテープに必要に応じて印刷すると共に、
印刷されたテープを切断して排出するものである。最近
においては、切断されたテープ(以下、ラベルと呼ぶ)
が各種用途に利用されることを考慮し、1行だけではな
く、2行以上の文章をもラベルに印刷できるものが提案
されている。
ーザが任意に行数を指定することができ、文字サイズや
行間ピッチをも任意に指定することができる。文字サイ
ズや行間ピッチの指定は、従来では、各行について個別
に行なっていた。
テープ印刷装置においては、各行の文字サイズや行間ピ
ッチを個別に指定していたので、特に行数が多い場合に
は、その指定に多大な時間を要し、使い勝手が悪いもの
であった。実際上、装置に装填するテープの幅を変えた
場合でもユーザはラベル全体として相似形のレイアウト
を望むことが多いが、この場合には、各行の文字サイズ
や行間ピッチを個別に指定しなければならず、この点か
らも使い勝手が悪いものであった。
まるか否かをユーザが容易に判断できて文字サイズ等の
指定を適切に行なうことができるが、2行以上の場合に
は装填するテープの幅によっては誤った指定となること
も多く、所望する印刷結果を得られないことも生じる。
置として、ユーザが文字サイズを指定することなく、装
置が装填されているテープの幅を検出して自動的に文字
サイズを決定するものが提案されている(実開平3−7
2461)。すなわち、文字サイズの指定の煩わしさを
除去すると共に、テープ幅を越えた印刷が行なわれるこ
とがないテープ印刷装置が提案されている。
能なテープ印刷装置に適用することができない。仮に、
適用しようとしても、複数行の文字サイズが等しいとい
う制約下でしか適用できず、行毎に文字サイズが変更さ
れているような種々のレイアウトのラベルを実現するこ
とができない。また、テープ幅と文字サイズとは1対1
に対応しており、文字サイズに対する自由度がなく、こ
の点から見れば逆にユーザの使い勝手を損なっていると
いうことができる。
のであり、種々のレイアウトの1行以上の文章を印刷で
きる、しかも、文字サイズ等の属性の指定が容易なテー
プ印刷装置を提供しようとしたものである。
め、本発明においては、入力された1行以上の文字列で
なる文章をテープに印刷し、印刷されたテープを切断し
て排出するテープ印刷装置において、印刷行数を設定す
る印刷行数設定手段と、印刷行数が1行の場合には文字
サイズを、2行以上の場合には各行の文字サイズと行間
サイズの組合わせとを、メニューとして格納しており、
このメニューの呈示によって行の文字サイズ属性を設定
させる文字サイズ属性設定手段と、設定された行の文字
サイズ属性に応じて印刷を実行する印刷手段とを備え
た。
を取り込むテープ幅情報取込み手段を設けると共に、文
字サイズ属性設定手段が、絶対的大きさではなく相対的
な大きさで行の文字サイズ属性選択用のメニューを格納
していてこのメニューの呈示によって行の文字サイズ属
性を設定させ、印刷手段が取り込まれたテープ幅情報に
基づいて相対的大きさを絶対的大きさに変換して利用す
ることが好ましい。
イズ属性の相対的大きさを、変換テーブルを利用して絶
対的大きさに変換することも好ましく、また、演算式に
よって絶対的大きさに変換することも好ましい。
的な大きさで規定されている行の文字サイズ属性選択用
のメニューを、各行の太さを段重ねにしたグラフィック
表示によって呈示することがさらに好ましい。
定された印刷行数が1行の場合には、文字サイズ属性設
定手段は文字サイズについてのメニューを呈示してユー
ザに行の文字サイズ属性を設定させ、2行以上の場合に
は、文字サイズ属性設定手段は各行の文字サイズと行間
サイズの組合わせとについてのメニューを呈示してユー
ザに行の文字サイズ属性を設定させる。印刷手段は、設
定された行の文字サイズ属性に応じて印刷を実行する。
このようにメニュー呈示による行の文字サイズ情報の設
定によれば、その設定時間を短いものとできると共に、
ユーザの設定操作を簡単なものとすることができる。
く相対的な大きさで規定したものとすれば、テープの幅
を考慮した多数の選択肢をメニューに用意する必要がな
くなり、上述の効果が一段と大きなものとなる。このよ
うに相対的な大きさのメニューとした場合には、印刷手
段が装填されているテープの幅に応じて絶対値に変換し
て利用することとなる。なお、テープ幅情報取込み手段
は、テープ幅情報を検知するセンサであっても良く、ま
た、テープ幅情報を設定させる入力キーやディップスイ
ッチ等であっても良い。
きさを絶対的大きさに変換する方法として、変換テーブ
ルによる方法、及び、演算式による方法のいずれも適用
可能である。前者の方法では絶対的大きさを容易に得る
ことができるという効果を奏し、後者の方法では変換の
ために必要なメモリ容量を小さくできるという効果を奏
する。
行の太さを段重ねにしたグラフィック表示によって行な
えばユーザが視覚的に所望する行の文字サイズ属性を認
識できて設定時間及び設定操作を一段と改善することが
できる。
ら詳述する。
を、図2の機能ブロック図を用いて説明する。
置も、他の情報処理装置と同様に、大きくは、入力部1
0、制御部20及び出力部30から構成されており、制
御部20が、入力部10からの情報やその時点の処理段
階等に応じた処理を実行し、その処理結果等を出力部3
0によって表示出力又は印刷出力させるようになされて
いる。
下キーやダイヤルキー等を備えたキー入力部11と、テ
ープ幅検出センサ12から構成されている。キー入力部
11は、制御部20に与える文字コードデータや各種の
制御データを発生するものである。テープ幅検出センサ
12は、装填されているテープの幅を検出してテープ幅
情報を制御部20に与えるものである。実際上、テープ
はテープカートリッジに収納されており、テープカート
リッジにはテープ幅を規定する孔等の物理的な識別要素
が設けられており、テープ幅検出センサ12はこの物理
的な識別要素を読み取ってテープ幅情報を出力する。
る。例えばステッピングモータでなるテープ・リボン送
りモータ31は、装填されている図示しないテープやイ
ンクリボンを所定の印刷位置や装置外部まで送り出すも
のである。サーマルヘッド32は固定されていて、走行
するテープに対して熱転写によって印刷を行なうもので
あり、例えば、最大96ドットを同時に印刷できるもの
である。これらテープ・リボン送りモータ31及びサー
マルヘッド32はそれぞれ、制御部20の制御下で、モ
ータ駆動回路33やヘッド駆動回路34によって駆動さ
れる。印刷されたテープの切断は、例えば、ユーザから
の外力又は図示しないモータによって駆動される図示し
ないカッタによって行なわれる。
表示部として液晶ディスプレイ35が設けられており、
この液晶ディスプレイ35は、制御部20の制御下でデ
ィスプレイ駆動回路36によって駆動される。
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース部25及び出力インタ
フェース部26がシステムバス27を介して接続されて
構成されている。
や、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格納さ
れている。RAM23はワーキングメモリとして用いら
れるものであり、また、ユーザ入力に係る固定データを
格納するものである。RAM23は、電源オフ時にもバ
ックアップされている。ROM22に格納されている処
理プログラムや固定データ、RAM23に格納されてい
るデータ等については、後述する種々の処理の説明で明
らかにする。
に用意されている文字や記号のドットパターンを格納し
ているものであり、文字や記号を特定するコードデータ
が与えられたときに対応するドットパターンを出力する
ものである。なお、表示用と印刷用とで別個のCG−R
OMが設けられていても良い。CG−ROM24に格納
されている文字や記号のドットパターンは、後述するよ
うに種々のサイズのものが格納されている。
及び制御部20間のインタフェースを行なうものであ
り、出力インタフェース部26は、出力部30及び制御
部20間のインタフェースを行なうものである。
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を液晶ディスプレ
イ35に表示させたり図示しないテープに印刷させたり
するものである。
は、3個の属性が異なる部分から文章(上述のように印
刷文字列全体を言う)が構成されており、最初の構成部
分が特大の文字サイズの縦書きの1行の文字列でなり、
2番目の構成部分が大きめの文字サイズの縦書きの1行
の文字列でなり、3番目の構成部分が小さめの文字サイ
ズの横書きの3行の文字列でなった例である。以下、こ
の明細書においては、このような属性が異なる文章中の
各構成部分を「文章区画」と呼ぶことにする。このよう
に同一文章内で属性が異なる文章区画を許容しているの
で、この実施例では、文章の入力は文章区画毎に行な
い、入力された文章区画をテープ長手方向に並べて印刷
することで所望のラベルを実現する。
と呼ぶ)の説明図であると共に、スタイルの設定の際に
ユーザに呈示する内容の説明図でもある。文章区画のス
タイルは、図4のように、「縦・横」、「サイズ」、
「囲み罫」からなる。「縦・横」は、文章区画内の文字
を縦書き又は横書きするかを規定した属性であり、同一
文章区画内で横書き及び縦書き部分が混在することを防
止している。「サイズ」は、装置が自動的に文章区画の
行数及び各行の文字サイズを定めるものか否か、ユーザ
が定めるものである場合にはその行数及び各行の文字サ
イズの相対的な組み合わせを規定した属性であり、この
ような文章区画サイズの指定により印刷不能に陥ること
を防止している。「囲み罫」は、文章区画に対する装飾
がないものか、ある場合にはその装飾が囲み罫線だけ
か、囲み罫線と網掛けを併用したものであるかを規定し
た属性である。
入力する際には、その文章区画についてのスタイルが定
まっていなければならない。そのため、この実施例のテ
ープ印刷装置では、入力が新しい文章区画に進んだ場合
には、スタイルの設定動作を行なうようになされてい
る。また、具体的な文章区画についての文字入力とは無
関係に、この装置全体について文章区画スタイルの設定
も可能となされている。このような装置全体についての
文章区画スタイルは、例えば文章の第1文章区画のスタ
イルとして自動的に適用されるものである。さらに、入
力中の文章区画のスタイルを入力途中で修正することも
可能になされている。
設定動作(修正を含む)はほぼ同様であるので、以下で
は入力が新しい文章区画に進んだ場合に行なわれる設定
動作についてのみ説明する。図1、図5〜図8が文章区
画スタイルの設定動作を示すフローチャートである。
図5に示す文章区画スタイルの設定用プログラムを開始
するとまず、「縦・横」を表示標題(属性種類:設定項
目)としてカーソルを付与して表示させると共に、文字
の向きのデフォルト値を優先選択肢として表示させる
(ステップ100)。
作面上で液晶ディスプレイ35に大きな面積を割くこと
ができず、表示できる情報量は少なくなされている。そ
のため、図4に示すようなメニューとして用意されてい
るスタイル情報の全てを同時に表示させることができ
ず、一部の情報ずつを表示させてスタイル要素の値を順
次設定させるようになされている。
と、CPU21は次にはキー入力部11に対する操作キ
ーを判別する(ステップ101)。カーソルキーが操作
されたときには、表示標題(及びそれに伴う選択肢)を
切り替えて表示させて操作キーの判別ステップ101に
戻る(ステップ102)。他方、選択キーが操作された
ときには、そのときの標題に応じた、図1、図6〜図8
のいずれかに示した処理を実行する。
きに選択キーが操作されると、CPU21は、図6に示
す処理ルーチンを開始し、優先選択肢にカーソルを移
し、選択キー及びカーソルキーのいずれが操作されたか
を判別する(ステップ110、111)。カーソルキー
が操作された場合には、表示されている選択肢(たて書
又はよこ書)を他の候補に切り替えて表示した後操作キ
ーの判別ステップ111に戻る(ステップ112)。選
択キーが操作されたときにはそのとき表示されていた選
択肢を属性「縦・横」の設定値とし、その後、「サイ
ズ」を標題としてカーソルを付与して表示させると共
に、文章区画サイズの副標題のデフォルト値(自動)を
優先選択肢として表示させて上述した図5のステップ1
01に戻る(ステップ113、114)。
きに選択キーが操作されると、CPU21は、図1に示
す処理ルーチンを開始し、優先選択肢にカーソルを移し
た後、選択キー及びカーソルキーのいずれが操作された
かを判別する(ステップ120、121)。カーソルキ
ーが操作された場合には、選択肢を他の副標題に切り替
えて表示した後、操作キーの判別ステップ121に戻る
(ステップ122)。
ーが操作されたときには、そのとき表示していた副標題
を設定値として取込むと共に、それが「自動」か否かを
判別する(ステップ123、124)。「自動」以外の
場合には、指示された行数における各行の文字サイズの
組み合わせ(これは後述するように行間ピッチをも規定
しているものである)を今まで副標題が表示されていた
位置にグラフィック表示させた後、選択キー及びカーソ
ルキーのいずれが操作されたかを判別する(ステップ1
25、126)。カーソルキーが操作された場合には、
選択肢を他の文字サイズの組み合わせに切り替えてグラ
フィック表示した後操作キーの判別ステップ126に戻
る(ステップ127)。選択キーが操作されたときに
は、そのとき表示していた文字サイズの組み合わせを設
定値として取込む(ステップ128)。以上のようにし
て文字サイズの設定値を取込むと、又は、「自動」が選
択されると、「囲み罫」を標題としてカーソルを付与し
て表示させると共に、そのデフォルト値(なし)を優先
選択肢として表示させて図5のステップ101に戻る
(ステップ129)。
は、ユーザによる入力に応じて定まるものであり、いか
なるテープ幅のテープが装填されている場合でも印刷可
能なように1行又は2行である。自動文章区画を設けた
ことにより、ユーザは必要に応じてこの自動文章区画を
利用でき、行数や文字サイズの組合わせを一々指定しな
くても良くなる。
る各行の文字サイズの組み合わせは、相対値指定となっ
ている。例えば、文章区画行数として3行が指定された
場合には、図4に示すように、「同×3」、「小小
大」、「小大大」、「大小小」、「大大小」の5種類の
組み合わせから選択できるようになされている。これに
より、装填されているテープの幅を考慮することがない
簡単な指定が可能となっている。また、上述のように、
3行の場合であっても種々のレイアウトが可能になされ
ている。
相対的な文字サイズに応じた太さを有する行を段重ねに
したグラフィックで表示させて選択させる。これによ
り、印刷イメージを伴ってユーザは文字サイズの組合わ
せを指定することができる。
グラフィック表示した例であり、「大小」の2行の組み
合わせ、「小大」の2行の組み合わせ、同一サイズの4
行の組み合わせを示している。なお、実際上、各グラフ
ィック表示には識別符号(図9におけるa,b,c)も
併せて表示し、ユーザやサービス員が文字サイズの組合
わせについて会話する場合に便利になるようにしてい
る。
きに選択キーが操作されると、CPU21は、図7に示
す処理ルーチンを開始し、優先選択肢にカーソルを移
し、選択キー及びカーソルキーのいずれが操作されたか
を判別する(ステップ130、131)。カーソルキー
が操作された場合には、選択肢(なし、囲み罫又は囲み
罫+網掛け)を他の選択肢に切り替えて表示させた後操
作キーの判別ステップ131に戻る(ステップ13
2)。選択キーが操作されたときには、そのとき表示し
ていた選択肢を設定値として取込み、そして、「指定終
り」を標題としてカーソルを付与して表示させて図5の
ステップ101に戻る(ステップ133、134)。
ときに選択キーが操作されると、CPU21は、図8に
示す処理ルーチンを開始し、RAM23上のスタイル取
込みバッファに格納されている新たに設定された文章区
画スタイルを、設定が要求された文章区画の文章に付随
するRAM23のスタイルエリアに格納した後(ステッ
プ140)、その文章区画についての文章入力用画像を
表示させ(ステップ141)、文章区画スタイルの設定
処理を終了して文章入力可能状態にする。
イルを設定することができる。
RAM23のテキストエリアに文章が格納されている状
態でユーザは任意の時点でその文章を印刷させることが
できる。
が操作されると、装置に装填されているテープ幅の情報
を取り出す(ステップ200)。その後、ROM22内
の相対値/絶対値変換テーブルを利用して、設定されて
いる文章区画スタイルにおける各種の相対値を絶対値に
変換しながら、装填されているテープ幅のテープに対
し、印刷が可能なものか否かを判断する(ステップ20
1)。不可能であると、印刷不可能の警告を行なった
後、印刷指示時の状態に復帰させて印刷処理を終了させ
る(ステップ202、203)。印刷可能であると、設
定されている文章区画スタイルにおける各種の相対値を
絶対値に変換しながら、しかも、設定されている文章区
画スタイルや他の属性に従って、テキストエリアの文章
を、RAM23上の印刷バッファに展開し、文章の印刷
を実行する(ステップ204、205)。そして、印刷
キーが操作される直前の状態への復帰処理を実行して一
連の印刷処理を終了する(ステップ206)。上述の展
開時において、複数文章区画はテープ長手方向に順に並
べられて展開される。
ル)の外に、ラベルの長さや余白の長さ等の文章全体
(ラベル)についての属性や、斜体文字や白抜き文字等
の文字単体についての属性もあり、画素展開はこのよう
な全ての属性が参酌されて行なわれる。
ープ幅検出センサ12から取り込むようにしても良く、
又は、テープカートリッジ装填時にテープ幅検出センサ
12から読み込んでRAM23に格納させておいたもの
を取り出して用いるようにしても良い。
イズの相対的な組み合わせから、各行における文字サイ
ズの絶対値を得るROM22に格納されている変換テー
ブルの一例を示すものであり、「サイズ」が3行の文章
区画に対するものである。
れている場合には印刷は実行できない。また、12mm
テープが装填されている場合であって囲み罫線がない
「小小大」が設定されているときには、第1行及び第2
行が16×16ドットの文字サイズ(P)で、第3行が
32×32ドット(S)の文字サイズで印刷することが
規定されている。
変換テーブルは行間の情報をも規定している。例えば、
3行の場合には上下の余白と2個の行間が存在するが、
予め相対値/絶対値変換テーブルに行間ピッチ情報や余
白情報をも盛り込んでおく。このような場合でも、スタ
イル設定時にはユーザに行間ピッチが呈示されることは
ない。なお、テープ幅で定まるテープ幅方向の総ドット
数から文字領域に必要なドット数を減算した残りのドッ
ト数を所定の規則に従って上下の余白と2個の行間に割
り振る演算を相対値/絶対値変換の際に行なうようにし
ても良い。
が1行であればサイズ「1行」のいずれかの変換方法
(固定である)が適用され、行数が2行であればサイズ
「2行」のいずれかの変換方法(固定である)が適用さ
れる。
イズを、2行以上の文章区画については各行の文字サイ
ズと行間サイズの組合わせとを、メニューとして格納し
ており、このメニューの呈示によって文章区画内の行の
文字サイズ属性を選択させるようにしたので、各行の文
字サイズを指定し易いものとすることができる。
さではなく相対的な大きさで規定されているものとし、
印刷時に装填されているテープの幅に基づいて絶対的な
大きさに変換して利用することとしたので、一段と選択
がし易いものとなる。また、テープをテープ幅が異なる
ものに変えた場合にも、設定のし直しを不要とすること
ができる。
の太さを段重ねにしたグラフィック表示でなるので、ユ
ーザが視覚的にレイアウトを認識して選択指定を行なう
ことができ、より一段と選択がし易いものとなる。
イズの組み合わせ)を複数用意しているので、同一行数
が指定された場合であっても種々のレイアウトをユーザ
によって選択させることができる。
イズ属性を相対値で指定させ、印刷時にテープ幅を考慮
して絶対値へ変換して利用するようにしたので、テープ
幅を越えた印刷を常に防止することができる。
な指定に従ってテープ幅を越えた印刷が行なわれること
があり、この場合、プラテンにインクが付着し、ラベル
に不要な汚れが付いたりプラテンの径が変化して所定の
ラベル長を実現できない恐れも生じていた。
対値のメニューで呈示するものを示したが、絶対値のメ
ニューで呈示するようにしても良い。この場合、用意し
ておく文字サイズの組み合わせ等は相対値のメニューよ
り多くなるが、印刷処理を簡単にすることができる。
イズ属性を相対値から絶対値への変換を変換テーブルを
利用して行なうものを示したが、演算式に従って変換す
るものであっても良い。
いてこのテープに対する幅方向の最大ドット数が72ド
ットであり、かつ「大小小」の3行指定である場合に
は、x+0.5x+0.5x=<72を満足するxの値
であって、用意されている文字サイズのドット数の中の
最大値を決定する。文字サイズとして、縦横16×16
ドット、24×24ドット、32×32ドット、48×
48ドット等が用意されている場合にはxは32とな
り、「大」は32×32ドットの文字サイズとなり、
「小」は16×16ドットの文字サイズとなる。そし
て、文字以外に残ったドット数72−64=8ドットを
行間や上下余白に振り分ける。
定されるものではなく、種々の変更が可能なものであ
る。2、3の変形例を挙げると、最大行数が5行以上の
ものや、装填可能なテープ幅が6種類以上あるものや、
液晶ディスプレイ35として大画面のものを適用してい
てメニューの選択肢を一度に多く呈示できるものなどを
挙げることができる。
字サイズ属性をメニュー呈示によって設定させるように
したので、種々のレイアウトの複数行の文章を印刷でき
る、しかも、文字サイズ等の属性の指定が容易なテープ
印刷装置を実現できる。
ャート(その3:文字サイズ属性の設定)である。
である。
ャート(その1)である。
ャート(その2)である。
ャート(その4)である。
ャート(その5)である。
グラフィック表示を示す説明図である。
る。
対値変換する変換テーブルを示す説明図である。
センサ、20…制御部、21…CPU、22…ROM、
23…RAM、30…出力部、31…テープ・リボン送
りモータ、32…サーマルヘッド、35…液晶ディスプ
レイ。
Claims (5)
- 【請求項1】 入力された1行以上の文字列でなる文章
をテープに印刷し、印刷されたテープを切断して排出す
るテープ印刷装置において、 印刷行数を設定する印刷行数設定手段と、 印刷行数が1行の場合には文字サイズを、2行以上の場
合には各行の文字サイズと行間サイズの組合わせとを、
メニューとして格納しており、このメニューの呈示によ
って行の文字サイズ属性を設定させる文字サイズ属性設
定手段と、 設定された行の文字サイズ属性に応じて印刷を実行する
印刷手段とを備えたことを特徴としたテープ印刷装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のテープ印刷装置におい
て、 印刷しようとするテープの幅情報を取り込むテープ幅情
報取込み手段を設けると共に、 上記文字サイズ属性設定手段が、絶対的大きさではなく
相対的な大きさで行の文字サイズ属性選択用の上記メニ
ューを格納してこの呈示によって行の文字サイズ属性を
設定させ、上記印刷手段が上記テープ幅情報に基づいて
相対的大きさを絶対的大きさに変換して利用することを
特徴としたテープ印刷装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のテープ印刷装置におい
て、 設定された行の文字サイズ属性の相対的大きさを、変換
テーブルを利用して絶対的大きさに変換することを特徴
としたテープ印刷装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載のテープ印刷装置におい
て、 設定された行の文字サイズ属性の相対的大きさを、演算
式によって絶対的大きさに変換することを特徴としたテ
ープ印刷装置。 - 【請求項5】 請求項2に記載のテープ印刷装置におい
て、 上記文字サイズ属性設定手段は、相対的な大きさで規定
されている行の文字サイズ属性選択用の上記メニュー
を、各行の太さを段重ねにしたグラフィック表示によっ
て呈示することを特徴としたテープ印刷装置。
Priority Applications (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29499092A JP3098636B2 (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | テープ印刷装置及び方法 |
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