JPH0614324B2 - コンピユ−タシステム - Google Patents

コンピユ−タシステム

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JPH0614324B2
JPH0614324B2 JP61218283A JP21828386A JPH0614324B2 JP H0614324 B2 JPH0614324 B2 JP H0614324B2 JP 61218283 A JP61218283 A JP 61218283A JP 21828386 A JP21828386 A JP 21828386A JP H0614324 B2 JPH0614324 B2 JP H0614324B2
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bus
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EMU AI PII ESU KONPYUUTAA SHISUTEMUZU Inc
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    • G06F11/076Error or fault detection not based on redundancy by exceeding limits by exceeding a count or rate limit, e.g. word- or bit count limit

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は仮想アドレスを使用するコンピュータシステ
ムの変換索引バッファに関し、特に、仮想アドレスが1
以上の変換索引バッファエントリ内で見出される時に生
じる変換索引バッファに対する損傷を妨げる手段に関す
る。
(従来の技術) 仮想アドレススキーマに使用する大規模集積回路(LS
I)のCPUチップまたはチップセットは、CPUによ
り発生する仮想アドレス(VA)を外部装置(主メモリ
や周辺機器)で使用できる実アドレス(RA)(または
物理アドレス(PA)と称される)に変換するページテ
ーブルを必要とする。ページテーブルは主メモリまたは
別の記憶装置に設けてもよく、ハードウエア、オペレー
ティングシステムまたは両方にアクセスできるようにな
っていればよい。アドレス変換処理をスピードアップす
るため、CPUは度々、変換索引バッファ(TLB)を
含み、前記TLBはいくつかのごとく最近使用した仮想
アドレスやそれらのアドレスに対応する実アドレスを記
憶する小さいキャッシュメモリである。キャッシュメモ
リの一般的説明はストレッカー著のベル発行の「コンピ
ュータエンジニアリング(ディジタル版)」の“PDP
−11ファミリーコンピュータ用キャッシュメモリ”の
第263〜267頁に記載されている。明らかなよう
に、キャッシュメモリはいくつかの代替方法で編成でき
る。直接マップしたキャッシュは高速データRAMと並
列高速タグRAMとから成る。キャッシュ内の各エント
リの位置アドレスはエントリが対応する主メモリアドレ
スの下位部分と同じであり、主メモリアドレスの上位部
分はタグRAMに記憶される。それで、主メモリが2n
ワードの2m ブロックとすると、キャッシュデータベク
トル内の第i番目ワードは、主メモリでの2m ブロック
の内の1ブロックの第i番目ワードのコピーである。ブ
ロックの一致はタグベクトルの第i番目位置に記憶され
る。CPUがメモリからデータを要求すると、アドレス
の下位部分がキャッシュデータとタグベクトルに対する
アドレスとして提供される。選択されたキャッシュエン
トリ用のタグはCPUのアドレスの上位部分と比較さ
れ、一致していれば、キャッシュデータベクトルからの
データが出力バスに割込可能となる。タグがCPUのア
ドレスの上位部分と一致しなければ、データが主メモリ
から取出される。また、事前エントリを重ね書きして、
将来の使用見込に対しては、データはキャッシュ内に置
かれる。
TLBの文脈において、アクセスされる“主メモリ”は
ページテーブルであり、つまり、データベクトル内の
“データ”は、実アドレスまたは物理アドレスであり、
CPUで提供される“アドレス”は仮想アドレスであ
る。それで、直接マップされるTLBに対し、仮想アド
レスの下位部分がTLBデータベクトル(実アドレス
(RA)または物理アドレス(PA)ベクトルと称され
る)に対するアドレスとして提供される。選択されたT
LBエントリ内のタグがCPUからの仮想アドレスの上
位部分と比較され、一致していれば、PAベクトル内の
物理アドレスが、コンピュータ内で更に使用されるた
め、出力バスに割込可能となる。一致しなければ、物理
アドレスは全ページテーブルから得られる。
TLB文脈内で使用できるもう1つのキャッシュ編成は
“両方向セット連想”である。この編成では第2対のタ
グとデータのベクトル(タグとPAのベクトル)が、第
1対のベクトルと並置され、並列にアクセスされる。そ
れで、CPUが仮想アドレスを提供すると、対応する物
理アドレスを前記対の一方か両方で見出すことができ
る。仮想アドレスの上位部分を2つのタグの各々と連続
して比較することで、シングルマッチ比較器により、決
定を連続的に行なうことができる。または、ゾーマッチ
比較器で並列に行なうことができ、各々の比較器は仮想
アドレスの上位部分を2つのタグの内の一方と比較す
る。どちらの場合でも、タグの一方が一致すれば対応す
る物理アドレスはコンピュータ内でのその後の使用のた
め、出力バスに割込可能となる。両方のタグが一致しな
ければ、物理アドレスがページテーブルから取出され
る。両方のタグが一致すれば、コンピュータは通常動作
をせず、一方または他方を選択する何等の手段が使用さ
れるか、エラー状態が信号表示される。このセット連想
の概念は、任意数のタグ/データ対や、一般的に“n方
向セット連想性”として引用される偏成タイプのものを
カバーするため拡大できる。
TLB文脈内で使用できる他のキャッシュ編成は“全連
想”と称される。この編成型式はシングルタグ/データ
ベクトルを採用しているが、ベクトル内のタグ/データ
(タグ/PA)情報の位置は、主メモリ(ページテーブ
ル)内の位置ともはや一致しない。むしろ、情報はベク
トル対の任意の位置で見出される。CPUからのアドレ
ス部分はベクトル対に対するアドレスとして使用され
ず、代わりに全アドレスがベクトル内の全タグと比較さ
れる。n方向セット連想キャッシュと同様に比較は連続
してまたは並列に(これらの2方法の組合せにより)行
なわれる。一致が一つのタグで見出されると、データ
(PA)ベクトル内の対応する情報が、システム内の将
来の使用のため、出力バスに割込可能となる。一致が見
出されなければ、データ(PA)が主メモリ(または全
ページテーブル)から得られる。通常、再び生じないた
ろう1以上のタグが一致すると、一致タグの内のつに応
じて、データ(PA)を選択するための手段が使用さ
れ、エラー状態が信号表示される。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、キャッシュ内のタグと入力された仮想アドレ
スとの比較検索を行うキャッシュメモリ、またはTLBに
関するものであり、特に、キャッシュ内のタグと入力さ
れた仮想アドレスとの内容検索が並列的に行われるキャ
ッシュメモリ(例えば、連想メモリ)の構成に関するも
のである。
仮想アドレスとタグとの比較を行う比較器が並列に配置
されたシステムでは、仮想アドレスが、これらの比較器
によって1つ以上のタグと一致する危険性がある。この
場合、1ワード以上のデータ(物理アドレスデータ)が
1つの出力バスに同時に出力される可能性がある。も
し、矛盾する情報がこれらのデータに含まれることとな
れば、出力バスを流れる過電流によってデータが消滅し
たり、あるいはデバイスに物理的な障害を与える恐れが
ある。
多数の一致が比較器によって発生したときに、多数のワ
ードデータが同時に出力バス上に出力されるのを防止す
るために、比較器の出力と出力バスイネーブル入力との
間に論理回路を設けることが可能である。しかしなが
ら、このような論理回路を追加すると、情報のアクセス
時に望ましくない遅延を引き起こしてしまう。
ゾルノフスキーの米国特許第4,473,878号に開示された
他の解決策は、矛盾するデータの記憶を初めに妨げるも
のである。この解決策は単に比較ステップをサイクルの
データ記憶部分に移動するだけであるので、遅れを減少
しない。更に、任意のメモリ内のデータがランダムであ
るパワアップ時に存在する状態を扱えない。
この問題に対する他の解決策は、矛盾するデータがキャ
ッシュまたはTLBに決して記憶されないようにソフト
ウエアを確保することである。しかしながら、全てのシ
ステムプログラマーが危険に気づき、危険を避ける努力
と時間を費やすことが必要であるので、この解決策は望
ましくない。また、ソフトウエアが、実行前に検出され
なかったエラーを含む可能性がある。更に、キャッシュ
が典型的にランダムデータで充たされたキャッシュの内
容をソフトウエアが制御できない等の問題がある。
また、サルツの米国特許第4,357,656号では、キャッシ
ュで診断のため、キャッシュメモリの一部分または全部
を割込禁止するスキーマが記載されている。前記スキー
マはキャッシュ制御論理回路を加えた通常の直接マップ
されるキャッシュメモリから成る。マイクロコード制御
を受けて、キャッシュ制御論理回路は任意の4つのモー
ド、つまり、全キャッシュ割込禁止、全キャッシュ割込
可能、トップ半分割込禁止またはボドム半分割込禁止に
置かれる。診断が行なわれる時、キャッシュ制御論理回
路はまず第1に適切なモードに置かれる。それから、キ
ャッシュ制御論理回路は各メモリアクセスアドレスをこ
のアドレス内に記憶されるモードと論理積で比較し、適
切であれば一致比較器の出力にかかわらず“ミス”状態
を強制する。
本発明の目的は上記問題のいくつかまたは全てを回避す
るスキーマを提供することである。
本発明の他の目的は、TLBが多重一致エントリを記憶
していれば生じるであろうチップ損傷またはデータロス
を防ぐスキーマを提供することである。この発明の他の
目的は、一致比較を並列に行なうキャッシュまたはTL
Bの速度や密度を増加することである。この発明の他の
目的は、全連想TLBに対して新規な保護スキーマを提
案することである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明では、システムの通
常動作時において生じる、ある一定のシステム状態を検
出し、この状態検出時には、キャッシュあるいはTLBを
動作不能(デイスエイブル)にする。つまり、もし、上
記システム状態が検出された場合には、キャッシュある
いはTLBが出力バス上にデータ出力するのを禁止する
ように、回路が活性化される。(例えば、そのような状
態とは、仮想アドレスの一致が予め選択された数だけ検
出された時、現在の命令がメモリへのアクセス命令でな
いとき、あるいはCPUからの仮想アドレスがページテ
ーブルの検索をする必要がない範囲にある時などであ
る。)そのような禁止を直ちに行なう必要はないが、デ
ータロスやチップ損傷を防ぐ程度に早めに行なうべきで
ある。更に、所定状態が生じるにもかかわらず、1回以
上の予め選択されたエントリが出力バスに割込可能でな
ければ、害は生じないので、そのような特徴から生じる
任意の利点は、その利点を利用する困難さを克服するの
に十分でない。例えば、このTLB文脈では、次の2つ
の状態のいずれかが生じる際に、TLBを割込禁止する
保護回路を組合せてもよい。つまり、 (1) CPUからの仮想アドレスが、ページテーブルの探
索する必要がない範囲内にある場合。即ち、主メモリの
一定部分が“マップされていない”または“直接マップ
されている”メモリとして事前に割込禁止され、仮想ア
ドレスが常に物理アドレスと同じか、比較的簡単な公式
により、常に物理アドレスに変換できることを意味す
る。CPUからの仮想アドレス直接マップされるメモリ
内にあれば、TLBは割込禁止される。
(2) 現在命令がメモリアクセス命令でない場合。レジス
タとレジスタ命令のようにアクセスメモリでない命令の
実行中にCPUはランダムアドレスを発生する。これら
の命令が実行される時に、保護回路はTLBを割込禁止
する。
この発明による遮断スキーマは更に、所定の状態により
カバーされない状況でチップを保護するフェイルセーフ
機構を含む。TLB文脈では、約5個以上のダグ比較器
が同時に一致を表示する時はいつでも、フェイルセーフ
機構がTLBを割込禁止する。この機構を実施する特別
な回路を次に詳細に説明する。
(実施例) この発明を図示実施例に基づいて説明する。この発明
は、この出願の譲受人により設計されたシステムで具体
化されており、前記システムは次の論文に記載されてい
る。デモネー外著「RISCでのオペレーティングサポー
ト」,Proceedings,1986 COMPCON,IEEEE,第138〜1
43頁;モーソリス外著「統合システム機能を備えたCM
OS RISCプロセッサ」,Proceedings,1986 COMPCON,IEE
E,第126〜131頁;チャウ・エフ外著「エンジニアリング
RISCコンパイラシステム」,Proceedings,1986 COMPCO
N,IEEE,第132〜137頁;ローエン外著「システム
レベルパーフォーマンス用RISCVLSIデザイン」,VLS
Iシステムデザイン第7巻、第81〜88頁(1986
年)、それでこれらの論文をここで参考のため組み込ん
である。
第1図はコンピュータの全体ブロック図を示す。このコ
ンピュータはデータバス12に対して両方向インタフェ
ースを有する実行装置10を含む。実行装置10はま
た、仮想アドレス(VA)バス14を介して、アドレス
変換装置16に到る仮想アドレスを発生する。アドレス
変換装置16は入力仮想アドレスを物理アドレスに変換
して、それらを物理アドレス(PA)バス18に出力す
る。物理アドレスバス18はCPUアドレスバス20お
よびキャッシュサブシステム22と連結する。キャッシ
ュサブシステム22は命令とデータストリームを別々に
キャッシングするデータキャッシュと、分離命令キャッ
シュ(個々に図示せず)とを含む。キャッシュサブシス
テムはまた、データバス12と両方向に連結される。C
PUアドレスバス20はメモリインタフェース24とブ
ートROM26にアドレスを与える。ブートROM26
はデータをデータバス12に置くことができる。メモリ
インタフェース24は更に主メモリと専用メモリ(個々
に図示せず)を含むメモリサブシステム28に連結され
る。入出力装置、他のローカル周辺装置および共通プロ
セッサをデータバス12やCPUアドレスバス20に連
結してもよい。それらの装置を第1図のブロックにおい
て参照番号30で示す。このコンピュータはまた、数多
くの制御ライン(第1図では図示せず)を含む。
本実施例の発明部分を詳細に説明する前に、使用したア
ドレススキーマを説明するのが有用であろう。第2図で
示すようにこの実施例では、4ギガバイト物理アドレス
スペース42にマップする4ギガバイト仮想アドレスス
ペース40を使用する。この仮想アドレススペースは4
つのセグメントに分割される。Kusegとして示されるユ
ーザセグメントはバイトアドレス0から7FFF FFFFまで
位置する2ギガバイドセグメントである。Kusegは、物
理アドレススペースの任意の部分にマップされるTLB
であり、ソフトウエアのオプションに貯蔵できる。核に
使用されるKseg0である512メガバイトスペースはア
ドレス8000 0000から9FFF FFFFに位置する。Kseg0は物
理アドレススペースのアドレス0000 0000から3FFF FFFF
にキャッシュされ、直接マップされる。Kseg0に対する
メモリ参照に際して起こる唯一のアドレス変換は、32
ビットの内の上位3ビットでの0の強制である。Kseg1
はKseg0と同一であり、キャッシュされない点を除いてK
seg0と同じアドレス領域にマップされる。Kseg1はI/
0レジスタとブートROM、ディスクバッファおよびそ
の使用がキャッシングをスローダウンする他のコードま
たはデータ用に使用される。Kseg2は、C0000 000からFF
FF FFFFに位置する1ギガバイトセグメントであり、物
理メモリの任意の領域にキャッシュでき、マップされる
TLBである。
第3図はアドレス変換装置16を詳細に示す。この装置
は全連想64エントリTLB60と全連想2エントリマ
イクロTLB(MTLB)62とに区分される。MTL
B62は命令取出しにだけ使用され、他方、TLB60
は、データ参照と、命令取出しの際のMTLB62用の
第2レベルキャッシュとして使用される。TLB60と
MTLB62は、それぞれの入力が第1図に示すVAバ
ス14上位20ビットを構成する20ビット仮想ページ
番号(VPA)バス64に接続される。
TLB60の出力はマルチプレクサ(MUX)70の第
1入力に接続する20ビットTLBOUTバス68に接
続される。MTLB62の出力はMUX70の第2入力
に接続される。MUX70の第3入力はVPNバス64
の下位17ビットに接続される下位17ビットと、接地
される上位3ビットとを有する。この第3入力は直接マ
ップされるアドレスのために使用される。TLBOUT
バス68はまた、MTLBがミスコンディションの場合
にMTLBを再ファイルするためMTLB62に接続さ
れる。TLB60は、VPNバス64から図示しない経
路を介してソフトウエアコントロールを受けて、TLB
ミスコンディション時に再ファイルされる。MUX70
の出力は20ビットPAHIGHバス72に接続され、
PAHIGHバスは第1図に示す物理アドレス(PA)
バス18の上位部分を形成する。PAバス18の下位部
分であるPALOWはVAバス14の12下位ビットに
接続される。
TLB60は各エントリが、ENTRY−HI部分80
と、ENTRY−LO部分82とから成る64個のエン
トリの配列から成る。個々のエントリ内のENTRY−
HI部分80iは、VPNバス64上の仮想ページ番号
と合わせるため、仮想ページ番号を保持し、更に、また
TLB60に組込めるPIDレジスタ(図示せず)の内
容と一致させるため、プロセスID(PID)を含める
ことができる。PIDレジスタを含んでいるので、同一
仮想アドレス領域からマップされる物理アドレス領域内
で、たとえ1以上のプロセスが連続してデータをアドレ
スしてもTLB60は、異なるプロセスに対してアドレ
ス変換情報を保持できる。
各々独立したエントリの内のENTRY−LO部分82
iは、対応するENTRY−HI部分80i内の仮想ペ
ージ番号に応じた物理ページ番号を保持する。ENTR
Y−LO部分82iはまた、有効ビット、大域ビットま
たはこの発明にとって重要でない他のビットのような付
加的な状態ビットを含んでもよい。各々独立したENT
RY−HIビット80iは、その出力が比較器84iの
入力に接続される。一致比較が完全に並列に行なわれる
ような比較器84iが64個ある。各々の比較器84i
の第2入力はVPNバス64に接続される。各々の比較
器84iは、ENTRY−HI部分80i内の情報がV
PNバス64での情報と一致すれば高くなり、一致しな
ければ低くなるように一致ライン89iに出力信号を発
生する。各々の一致ライン89iは対応するANDゲー
ト90iの第1入力に接続され、ANDゲートの出力
(リード91i)は、対応するENTRY−LO部分8
2iの割込可能出力に接続される。従って、ANDゲー
ト90iの第2入力が高いと(その目的を下記する)、
TLB60の各々独立したENTRY−LO部分82i
の物理ページ番号は、対応するENTRY−HI部分8
0i内の情報がVPNバス64の情報と一致すれば、T
LBOUTバス68に割込可能出力が活性化され割込可
能となる。
ENTRY−LO部分82iの割込可能出力に続される
のに加えて、各々のリード91iは対応するMOSFE
T92iのゲートにも接続される。全てのMOSFET
のソースは接地され、ドレーンは全て共通プルダウンラ
イン94に接続される。プルダウンライン94はプルア
ップ96(ドレーンまたは基準電圧に接続されるゲート
を有するMOSFETから成る)を通して、供給電力に
接続される。プルダウンライン94はまた、アナログ比
較器98の非反転入力に接続され、比較器の反転入力は
電圧基準Vref1に接続される。MOSFET92iのい
ずれもが稼働していなければ、アナログ比較器は高レベ
ルを出力し、MOSFETの少なくとも1つが稼働して
いればアナログ比較器は低レベルを出力するようにVref
1が選ばれる。全ANDゲート90iの第2入力が再び
高いとすると、NOTLBMATCHと称されるアナロ
グ比較器98の出力は、比較器84iのいずれも一致を
示す時に高く、比較器84iの少なくとも一つが一致を
示す時に低くなる。
本発明によると、プルダウンライン94は更に、第2ア
ナログ比較器100の非反転入力に接続され、比較器の
反転入力はVref1より低い第2電圧基準Vref2に接続され
る。少なくともMOSFET92iの内の約5個が直ち
に稼働している時にだけ、アナログ比較器100の出力
が低くなるようにVref2が選択される。アナログ比較器
100の出力は、システムパワアップにのみリセットで
きるセット・リセットフリップフロップ102の“セッ
ト”入力に接続される。少なくとも約5つの同時一致指
示の存在がシステム障害を表現するので、フリップフロ
ップ102がセットされると直ちにシステムの実行は停
止する。フリップフロップの状態は、そのためのソフト
ウエアにとって有効である。フリップフロップの出力
はまた、2入力ANDゲート101の第1入力に接続さ
れ、前記ANDゲートの出力は各々のANDゲート90
iの第2入力に接続される。ANDゲート101の第2
入力はNANDゲート85の出力に接続される。それ
で、フリップフロップ102が稼働中であれば、AND
ゲート90iは全てゲートオフし、それにより、ENT
RY−LO部分82iからTLBOUTバス68への任
意情報の出力を迅速に禁止する。この禁止は同時に多重
物理アドレスがTLBOUTバス68に置かれるのを決
して妨げるのではなく、もし置かれたとしても、多重物
理アドレスはバスから迅速に取去られ、損失は生じな
い。
更にこの発明によるとNANDゲート85の入力はそれ
ぞれ、附加NANDゲート86,87の出力に接続され
る。NANDゲート86は、それぞれが実行装置10に
より発生するMAPPED信号に接続される2つの入力
を有し、メモリアクセスが仮想メモリのマップ領域、つ
まり、クロックフェーズ1にあることを表示する。NA
NDゲート87は実行装置10により発生するMEMA
CC信号にそれぞれ接続される3つの入力を有し、現在
命令がMAPPED信号、つまり、クロックフェーズ2
に対するメモリアクセス命令であることを表示する。N
ANDゲート85,86,87は、ある種の定義済シス
テム条件が生じる場合、TLBに割込禁止するために使
用される。
初めに、コンピュータのアーキテクチャは、命令が2フ
ェーズクロックの内のフェーズ1ごとに取出され、メモ
リデータ参照がフェーズ2で行なわれるようになること
に注意して、アドレス変換装置16の動作を説明する。
フェーズ1では、実行装置10は命令取出しのために仮
想アドレスを与える。仮想アドレスの下位12ビットは
直接、PAバス18の下位部分を構成する。仮想アドレ
スの上位20ビットは、VPNバス64を介してMTL
B62と、TLB60内の64個の比較器84i全部に
送られる。構成と動作は従来通りであるMTLBは、前
記情報を2つの仮想アドレスレジスタ内で既に記憶され
ている情報と比較する。もし、一致が見出されると、対
応する物理ページ番号がMUX70の第2入力に提供さ
れ、選択信号、PAHIGHSELが発生し、MUX7
0が、そのような物理ページ番号をPAバス18に出力
するようになる。もし、一致が見出されないと、実行装
置10は立往生状態になり、その間、主TLB60は命
令仮想アドレスを次のフェーズ1で変換しようとする。
各々の比較器84iは、仮想アドレスを対応するENT
RY−HI部分80iと比較し、等しいことが分かれ
ば、対応する一致ライン89iにハイレベルを出力す
る。MEMACCとMAPPEDが高位であり、確実
に、一回の一致が見出されたとすると、プルダウンライ
ン94はMOSFET92iの内の1つにより、低位に
プルされる。プルダウンライン94のレベルは十分に低
く、アナログ比較器98のNOTLBMATCH出力を
遮断するが、アナログ比較器100の出力を低下させる
ほど低くはない。それで、ANDゲート90iの第2入
力は全て高位であり、一致ライン89iの状態により、
ENTRY−LO部分82iの割込可能出力が制御を受
ける。それで、ENTRY−LO82iの内の1つが確
実に物理ページ番号をTLBOUTバス68に置き、矛
盾が存在しない。この物理ページ番号はMUX70の第
1入力に送られ、PAHIGHSEL信号が図示しない
手段により変更して、MUX70が第1入力をPAHI
GHバス72に送るようにする。TLBOUTバス68
からの物理ページ番号はまた、この時に将来使用を見越
してMTLB60に書込まれる。
フェーズ2では、実行装置10は、仮想アドレス情報を
有するアドレス変換装置16にデータ参照を提供する。
前記情報はフェーズ2において現われるので、MTLB
62で無視される。代わりに、TLB60だけが、上記
のような変換を試みる。再び、一回の一致が確実に見出
されると、変換された物理ページ番号TLBOUTバス
68に置かれ、MUX70により、PAバス18に送ら
れる。
本発明によると、前記のように、2以上のENTRY−
HI部分80iと生じる一致が、同時に、1以上のEN
TRY−LO部分をしてTLBOUTバス68を確実に
ドライブさせないようにするため、TLB60には論理
素子がない。それで、TLB60は、ある種の定義済シ
ステム条件が生じる際に一時的または永久的に“自己遮
断”する回路を含む。これらの条件は、初期ブートルー
チンがパワアップ時に起動するように全体的に多重一致
で起こりそうな結果を含むように選択される。多重一致
は、ENTRY−HI部分80の内容がパワアップ時に
ランダムであり、任意のソフトウエアコントロールを受
けてセットされないので、ここでは可能性がかなり高
い。この発明のこの見方を実施する一方法は、仮想メモ
リのマップされない領域にブートROMを置き、ブート
中にTLBを使用する必要性を避けることであろう。実
行装置10はパワアップに際し、“ブート”信号を発生
し、ブートルーチン完了時にだけ、実行装置はクリアさ
れる。“ブート”信号はTLBを遮断するために使用さ
れ、TLBOUTバス68への多重物理ページ番号のい
かなる割込可能性をも妨げ、ブートルーチン自体は不一
致エントリをTLB60のENTRY−HI部分80に
書込むためのコードを含む。それで、時間ブートが完了
し、ブート信号が生じることにより、ENTRY−HI
部分で80のランダムパワアップデータにより、TLB
OUTバス68には多重割込可能な物理ページ番号がも
はや存在しない。
しかしながら、本発明の好適な実施例は、またソフトウ
エアコーディングでの順応性が大きく異なる方法で、同
一データのソースから防護される。この好適な実施例で
はブートROMは上記のように仮想メモリの直接マップ
されたセグメントに配置されるが、メモリ参照が任意の
直接マップされたページに対して行なわれる時はいつで
も、TLB60は遮断される。TLB60は、そのよう
なメモリ参照中に必要でないので、このことは許容で
き、必要な時にTLB60からのエントリを消去するこ
とが、ソフトウエアに別の利用できない方法を与えるの
で、望ましいことである。この特徴がないと、エントリ
内に書込むために、ソフトウエアにダミーの仮想アドレ
スまたはプロセスIDを選択しなければならず、ダミー
の仮想アドレスおよびプロセスIDがTLB60におい
て、すでに記憶された任意の他の仮想アドレスおよびプ
ロセスIDと同一でないことを確認するための時間がか
かるが、このように本発明の好適な実施例では、仮想ア
ドレスがプログラマーにより、直接マップされるメモリ
スペースに予め選択された所望のTLBエントリに固定
仮想アドレスを書込むソフトウエアだけが必要である。
それ故、本実施例では、固定値をこれらのエントリに書
込むことにより、ソフトウエアはエントリ(またはいく
つかのエントリでも)を消去できる。その時、それらの
エントリがメモリの直接マップされる部分で予め選択さ
れるので、それらのエントリが同一情報であることは問
題とならない。好適な実施例でのこの方法により、TL
BOUTバス68には多重物理アドレスが置かれること
がなく、これらのエントリに基づいた一致信号が、任意
のENTRY−LO部分82iの割込可能出力に決して
現われない。
TLB60のENTRY−HI部分80内の多重同一エ
ントリの第2ソースはソフトウエアである。典型的には
このことは、ソフトウエアがエラーまたはバグを含むだ
けで生じる。しかしながら、バグなしソフトウエアは考
えられず、ハードウエアはそれ自体、バグが存在する場
合に保護すべきである。明白にこのTLB保護スキーマ
は、望ましい実施例が、パワアップ時にランダムエント
リに関してとるこの多重同一エントリのソースを扱うた
めの同一のブロードブラシアプローチをとることができ
ず、任意のアクセスがメモリに対して行なわれる時はい
つでも、多重エントリを遮断する必要がある。その代わ
りに望ましい実施例では、TLBが必要でない時はいつ
でも、TLBを遮断することにより、幾分多重一致の危
険を減少する。参照されるアドレスがメモリの直接マッ
プされる領域にあるか、実行される命令が全くメモリ参
照命令でない時にTLBの遮断が生じる。第1の多重同
一エントリを扱うため送られる状態と前者の条件は同じ
であり、そのような状態がある間、TLBOUTバス6
8上に多重物理ページ番号を置かないようにするための
余分の回路は必要がない。何とかして幾分妨げられなけ
れば、各々のクロックフェーズの初めにVPNバス64
にあるいかなる情報の変換をもTLB60が試みるの
で、後者の状態が生じる。多くの命令はメモリアクセス
命令ではなく、フェーズ2中でのそのようなバスに送ら
れる情報は、全く異なる目的にとってランダムであり、
または予定されたものである。この情報は、間違ったソ
フトウエアにより、そこに置かれる多重TLBエントリ
と偶然一致する仮想アドレスを構成する任意の他の情報
とまさに同じである。TLBアドレスの番号の任意の減
少は、システムの他の部分が損害を受けない限り、改良
となるという説によると、実行される命令がメモリアク
セス命令でない時はいつでも、フェーズ2では、本発明
の望ましい実施例ではTLBを遮断する。
この発明によるシステムは保護回路の全ての他の部分に
もかかわらず、1回以上の一致ライン88iがアクティ
ブになれば、TLBを遮断するTLB保護回路内のフェ
イルセーフ部分を含む。この回路はいかなるシステム状
態にも左右されず、むしろ、多重一致の発生を直接、感
知することにより動作する。フェイルセーフ部分はある
未知の予期しない場合にだけ起動するので、フェイルセ
ーフ部分に基づいた任意のTLB遮断は、チップ損傷を
避けるため、次のパワアップがリセットするまで、永久
に行なわれる。この望ましい実施例では、約5回の同時
一致があれば、フェイルセーフ部分を起動し、遮断が永
続する。数5の選択は、できる限り1回以上の一致を検
出する信頼性と、動作のノイズ領域を避ける必要との間
のトレードオフを表わす。それ故に、好適な実施例で使
用される本発明は次の3つの観点を有する。
(1) マップされないアドレス参照でのTLBの一時的遮
断。
(2) 現在の命令がメモリアクセス命令でない場合にフェ
ーズ2だけのTLBの一時的遮断。
(3) 少なくとも約5回の一致が同時に検出される場合の
TLBの永久遮断。
TLB遮断スキーマのこれらの3つの観点は、次のよう
にこの望ましい実施例で実施される。第一に実行装置1
0が仮想アドレスを発生すると、組合せ回路(図示せ
ず)が付属MAPPED信号を発生し、仮想アドレスが
メモリのマップされた領域かマップされない(直接マッ
プされる)領域のいずれにあるかを表示する。この信号
は、命令とデータがメモリのマップされた領域またはマ
ップされない領域に現われるので、両方のクロックフェ
ーズで発生する。両方のクロックフェーズはMAPPE
D信号でゲートされ(フェーズ1はNANDゲート86
でゲートされ、フェーズ2はNANDゲート87でゲー
トされる)、結果が共に(NANDゲート85により)
否定積される。結果信号は、それがENTRY−LO部
分82iの割込可能出力に達する前に一致ライン89i
をゲートする(ANDゲート90i)のに使用される。
それで、メモリのマップされない領域に対するメモリ参
照のため、割込可能出力はいずれも決して起動されな
い。また、MAPPEDが活動停止すれば、MUX70
がPAバス18に対して与える直接マップされるアドレ
スを選択するようにPAHIGHSELが変化する。
遮断スキーマの第2観点は、第1観点と同様に実施され
る。実行装置10内の組合せ論理回路が現在命令のオー
プンコードをデコードし、命令がメモリアクセス命令で
あるかどうかを表示するMEMACC信号を発生する。
クロックフェーズ1に唯一の適切なイベントが生じる命
令取出しが常にメモリアクセスを必要とするので、ME
MACC信号は(NANDゲート87を介して)、クロ
ックフェーズ2だけをゲートする。それで、フェーズ2
は両方のMAPPEDとMEMACCによりゲートさ
れ、フェーズ2で起動されるために両方共、ライン91
iのいずれかに対して、活動状態でなければならない。
アナログ比較器100、フリップフロップ102、MO
SFET92i、ANDゲート101が遮断スキーマの
第3のフェイルセーフ観点を実施する。もし、任意の時
または任意の理由でライン91iが活動状態であれば、
対応するMOSFET92iもまた、ターンオンするで
あろう。MOSFET92i全部の次元は同じであり、
それらの“オン”抵抗がプルアップコンポーネント96
の抵抗の順位であるように選択される。それで、“オ
ン”MOSFET92iはプルアップコンポーネント9
6と組合せてレジスタ分周器ネットワークとして作用す
る。それで、プルダウンライン94の電圧はいつでも、
MOSFET92i全部が“オン”状態であるMOSF
ET92i全部の数により定まる。例えば、各々のMO
SFET92iが、プルアップコンポーネント96をオ
ンすると同じく、“オン”抵抗Rを有すると、プルダウ
ンライン94の電圧は、MOSFET92i全部のいず
れかがオンしてしなければある電圧値Vになる。も
し、MOSFETの1個がオンしていればプルダウンラ
イン94の電圧はV=V/2となる。n個のMOS
FETがオンしていれば、電圧はV=V/(n+
1)となる。アナログ比較器98はVとV/2の間
をそれぞれ識別することだけが必要であるので、MOS
FET92i全部のいずれもオンしないか、1個がオン
する時に現われる電圧間を容易に識別する。より小さい
電圧差(V/2−V/3)であると、2個の活動状
態にあるMOSFET92iを検知し、一方の活動状態
にあるMOSFET92iだけから、電圧差を識別する
のは一層困難である。この電圧差は十分に小さく、フェ
イルセーフ回路をノイズで起動する危険がある。それ
で、アナログ比較器100が、5個のMOSFET92
iから、1個の活動状態にあるMOSFET92iを識
別するために使用される。電圧差(V/2−v
6)は、ノイズの問題を招くことない程度に大きく、容
易に検出される。
アナログ比較器100が活動状態にある所定数のMOS
FETを検出し、保護スキーマの他の状況にもかかわら
ず、1回以上の一致を検出したことを表示すると、比較
器100はフリップフロップ102をセットする低レベ
ルを出力する。フリップフロップ102の出力は全一致
ライン89i(ANDゲート101とANDゲート90
iを介して)をまたゲートし、一致ラインの任意のもの
がTLBOUTバス68での任意情報に割込むのを禁止
する。それにより、多重一致があるため、任意の物理損
害をチップに生じるのを妨げる。この発明を特別な実施
例に関して説明したが、この発明の範囲内で数多くの変
更を行なうことができるのが分かる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンピュータシステムのブロック図。第2図は
第1図のコンピュータにマップされる物理ページの仮想
を示す。第3図は、この発明の見方に組込まれるアドレ
ス変換装置を示す。 符号の説明 10……実行装置、12……データバス 14……仮想アドレス(VA)バス 16……アドレス変換装置 18……物理アドレス(PA)バス 20……CPUアドレスバス 22……キャッシュサブシステム 24……メモリインタフェース 26……ブートROM 60……全連想64エントリTLB 62……全連想2エントリマイクロTLB(MTLB) 64……20ビット仮想ページ番号(VPN)バス 68……20ビットTLBOUTバス 70……マルチプレクサ(MUX) 72……20ビットPAHIGHバス 80……ENTRY−HI部分 82……ENTRY−LO部分 80i……個々のENTRY−HI部分 82i……個々のENTRY−LO部分 84i……比較器、89i……一致ライン 90i……対応するANDゲート 92i……対応するMOSFET 94……プルダウンライン 96……プルアップレジスタ 98……第1アナログ比較器 100……第2アナログ比較器 101……ANDゲート 102……フリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クレイグ シー.ハンセン アメリカ合衆国、94043 カルフォルニア、 マウンテン ビユー、フオーレスト グレ ン 18 (56)参考文献 特開 昭49−60640(JP,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレス命令を含むデータリクエスト命令
    を発生する実行装置と、 上記データリクエスト命令に応答してデータを発生する
    メモリ手段であって、複数のデータグループを保持する
    データ記憶手段と、割込可能出力と、各データグループ
    に関連したアドレスを保持する複数のアドレス手段と、
    アドレス命令を上記アドレス手段のアドレスと比較し、
    アドレス命令と上記複数のアドレス手段のアドレス間に
    おける各一致についての一致信号を発生する比較手段と
    を有し、該比較手段が少なくとも1つの一致信号の発生
    に応答してデータグループを出力すべく上記割込可能出
    力を活性化させる、上記メモリ手段と、 上記アドレス命令と上記複数のアドレス手段のアドレス
    間の比較に応答して、上記比較手段によって発生された
    予め選択された数の一致信号を検出し、選択された数の
    一致信号の検出時に、上記メモリ手段の割込可能出力を
    デイスエイブルするためのデイスエイブル信号を発生す
    る検出手段とを有するコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】入力バスと、 出力バスと キャッシュメモリとを有するコンピュータシステムであ
    って、 上記キャッシュメモリは、複数のタグレジスタと、上記
    タグレジスタにタグを記憶する手段と、一致信号を発生
    するための複数の比較手段であって、各比較手段は、対
    応するタグレジスタの内容が上記入力バスから入力する
    タグ信号と一致する場合、一致信号を活性化し、上記一
    致信号を複数の一致信号ラインの1つに出力する上記複
    数の比較手段と、複数の出力手段であって、各出力手段
    は、上記複数の比較手段の1つからの対応する一致信号
    に応答してデータ信号を上記出力バスに出力する上記複
    数の出力手段と、上記複数の一致信号ラインの各々に結
    合されたプルダウン信号ラインと、上記プルダウン信号
    ラインに結合された禁止信号を発生する検出手段であっ
    て、予め選択された数の一致信号に対応する上記プルダ
    ウン信号ライン上の信号レベルの存在時に禁止信号を発
    生する上記検出手段とを有し、 上記複数の比較手段は、上記禁止信号によってデイスエ
    イブルされ、これによって上記キャッシュメモリがデイ
    スエイブルされるコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】上記キャッシュメモリは、変換索引バッフ
    ァ(TLB)であることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】上記コンピュータシステムは、ダイレクト
    命令によってアクセスされるデータをアクセスするため
    のダイレクトアクセス領域と、上記キャッシュメモリに
    よってデータをアクセスするための別の領域とを有する
    主メモリと、上記ダイレクト領域内のデータをアクセス
    するためのダイレクト命令を発生する実行装置とを有
    し、上記キャッシュメモリは上記ダイレクト命令の存在
    時にデイスエイブルされる特許請求の範囲第2項記載の
    コンピュータシステム。
  5. 【請求項5】入力バスと、 出力バスと、 キャッシュメモリであって、上記キャッシュメモリは、
    複数のタグレジスタと、上記タグレジスタにタグを記憶
    する手段と、複数の比較手段であって、各比較手段は、
    対応するタグレジスタの内容が上記入力バスから入力す
    るタグ信号と一致する場合、第1の所定の信号レベルを
    有する一致信号を活性化し、上記一致信号を複数の一致
    信号ラインの1つに出力する上記複数の比較手段と、複
    数の出力手段であって、各出力手段は、上記複数の比較
    手段の1つからの対応する一致信号に応答して上記出力
    バス上にデータ信号を出力する上記複数の出力手段と、
    上記複数の一致信号ラインの各々に結合された禁止信号
    を発生する検出手段であって、予め選択された数の一致
    信号の組み合わせに対応する第2の所定の信号レベルの
    存在時に禁止信号を発生する上記検出手段とを有し、上
    記複数の比較手段は上記禁止信号によってデイスエイブ
    ルされ、これによってデイスエイブルされる、上記キャ
    ッシュメモリと、 主メモリと、 上記主メモリ及び上記キャッシュメモリからのデータを
    アクセスするためのメモリアクセス信号及び他のタスク
    についての非アクセス命令を発生し、上記非アクセス命
    令の存在時に上記キャッシュメモリをデイスエイブルす
    る実行装置とを有するコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】入力バスと、 出力バスと、 キャッシュメモリであって、上記キャッシュメモリは、
    複数のタグレジスタと、上記タグレジスタにタグを記憶
    する手段と、一致信号を発生する複数の第1の比較手段
    であって、各比較手段は、対応するタグレジスタの内容
    が上記入力バスから入力するタグ信号と一致する場合、
    第1の所定の信号レベルを有する一致信号を活性化しす
    る上記複数の第1の比較手段と、複数の出力手段であっ
    て、各出力手段は、上記複数の第1の比較手段の1つか
    らの対応する一致信号に応答して上記出力バス上にデー
    タ信号を出力する上記複数の出力手段とを有する、上記
    キャッシュメモリと、 複数の第1の比較手段によって予め選択された数の一致
    信号が発生されたとき、及び上記予め選択された数の一
    致信号が、結合された第2の所定の信号レベルを有する
    一致信号を生成するように結合されたときに、禁止信号
    を発生する検出手段とを有し、上記複数の第1の比較手
    段は上記禁止信号によってデイスエイブルされるコンピ
    ュータシステム。
  7. 【請求項7】入力バスと、 出力バスと、 キャッシュメモリとを有するコンピュータシステムであ
    って、 上記キャッシュメモリは、複数のタグレジスタと、上記
    タグレジスタにタグを記憶する手段と、一致信号を発生
    する複数の第1の比較手段であって、各比較手段は、対
    応するタグレジスタの内容が上記入力バスから入力する
    タグ信号と一致する場合、第1の所定の信号レベルを有
    する一致信号を活性化し、複数の一致信号ラインの1つ
    に上記一致信号を出力する上記複数の第1の比較手段と 、複数の出力手段であって、各出力手段は、上記複数の
    第1の比較手段の1つからの対応する一致信号に応答し
    て上記出力バス上にデータ信号を出力する上記複数の出
    力手段と、上記複数の一致信号ラインの各々に結合され
    た禁止信号を発生する検出手段であって、上記複数の第
    1の比較手段によって発生された予め選択された数の一
    致信号の組み合わせに対応する第2の所定の信号レベル
    を検出したときに禁止信号を発生する検出手段と、第2
    の比較手段とを有し、上記複数の第1の比較手段は上記
    禁止信号によってデイスエイブルされ、上記検出手段
    は、上記複数の第1の比較手段の各々に接続される複数
    のスイッチング部と、スイッチング出力部を有し、上記
    第2の比較手段は、上記スイッチング出力部に接続され
    る一方の比較器入力と、基準電圧源に接続される他方の
    比較器入力とを有する、コンピュータシステム。
  8. 【請求項8】上記コンピュータシステムは、ダイレクト
    命令によってアクセスされるデータをアクセスするため
    のダイレクトアクセス領域と、上記キャッシュメモリに
    よってデータをアクセスするための他の領域とを有する
    主メモリと、上記ダイレクト領域内のデータをアクセス
    するためのダイレクト命令を発生する実行装置とを有
    し、上記キャッシュメモリは上記ダイレクト命令の存在
    時にデイスエイブルとされることを特徴とする特許請求
    の範囲第7項記載のコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】上記検出手段は複数のゲート手段を有し、
    各ゲート手段は上記複数の出力手段の1つに接続される
    一方の入力と、上記ダイレクト命令を受け取るための他
    方の入力とを有し、上記検出手段は上記出力バスに接続
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載
    のコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】入力バスと、 出力バスと、 キャッシュメモリであって、上記キャッシュメモリは、
    複数のタグレジスタと、上記タグレジスタにタグを記憶
    する手段と、一致信号を発生する複数の第1の比較手段
    であって、各比較手段は、対応するタグレジスタの内容
    が上記入力バスから入力するタグ信号と一致する場合、
    第1の所定の信号レベルを有する一致信号を活性化し、
    複数の一致信号ラインの1つに上記一致信号を出力する
    上記複数の第1の比較手段と、複数の出力手段であっ
    て、各出力手段は、上記複数の第1の比較手段の1つか
    らの対応する一致信号に応答して上記出力バス上にデー
    タ信号を出力する上記複数の出力手段と、上記複数の一
    致信号ラインの各々に結合された禁止信号を出力する検
    出手段であって、上記複数の第1の比較手段によって発
    生された予め選択された数の一致信号の組み合わせに対
    応する第2の所定の信号レベルを検出したときに禁止信
    号を発生する検出手段とを有し、上記複数の第1の比較
    手段は上記禁止信号によってデイスエイブルされる、上
    記キャッシュメモリと、 主メモリと、 上記主メモリ及び上記キャッシュメモリからデータをア
    クセスするためのメモリアクセス命令と、他のアクセス
    についての非アクセス命令とを発生し、上記非アクセス
    命令の存在時に上記キャッシュメモリをデイスエイブル
    する実行ユニットとを有するコンピュータシステム。
  11. 【請求項11】上記検出手段は複数のゲート手段を有
    し、各ゲート手段は、上記複数の出力手段の1つに接続
    される一方の入力と、上記非アクセス命令を受け取るた
    めの他方の入力とを有し、上記検出手段は上記出力バス
    に接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第10
    項記載のコンピュータシステム。
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