JPH06142212A - 挿入シース - Google Patents

挿入シース

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JPH06142212A
JPH06142212A JP5023194A JP2319493A JPH06142212A JP H06142212 A JPH06142212 A JP H06142212A JP 5023194 A JP5023194 A JP 5023194A JP 2319493 A JP2319493 A JP 2319493A JP H06142212 A JPH06142212 A JP H06142212A
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JP
Japan
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sheath
metal coil
plastic
metal
coil
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Withdrawn
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JP5023194A
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English (en)
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Robert E Fischell
イー フィシェル ロバート
Tim A Fischell
エー フィシェル ティム
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Original Assignee
Individual
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    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/06Body-piercing guide needles or the like
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 より薄い壁を有しかつよじれを起こすことな
くしかもX線不透過性のシースを提供すること。 【構成】 シース10の内側に平形ワイヤーで作成され
ている、螺旋金属コイル13を使用する。薄いプラスチ
ックカバー20が、金属コイルのターン間及びその上に
被着される。このカバーは、熱収縮可能な管を用いる
か、薄い螺旋金属コイル上にプラスチックを型成形又は
押し出し成形して取り付けられる。シースの近端16に
は、カテーテルがこれを介して取り付けられるアダプタ
が設けられる。このアダプタは、金属コイルとこの金属
コイルのプラスチックカバーとの上に結合するべくプラ
スチックから成形される。遠端14において、シース
は、X線不透過のための金属部分を組み合わせており、
その延長端に27に柔軟なプラスチック端片を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経管カテーテルの経皮
挿入のため、皮膚を通過し動脈又は生体の他の管に入れ
られるシースの技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】血管形成術及びアテレクトミー(ath
erectomy)の分野において、カテーテルをプラ
スチックシースを介して動脈中に挿入することは、通常
的に行われている。これらシースは、一般に、PVC又
はこれと等価なプラスチックから形成されており、典型
的には10ミル(1.0は0.001インチに等しい)
の壁厚を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】現存するシースの難点は、これらシースがかな
り薄い壁を有しておりかつプラスチックで形成されてい
るため、シースの挿入点で時々ゆがみ又はよじれを起こ
したり、もしくは大腿動脈内や腸骨動脈の大きく曲がっ
た区間を通過する際に曲がってしまうことである。
【0004】一方、シースは、その壁をできるだけ薄く
して形成することが有利なのである。シースの内径は、
シース内に配置されるカテーテルの外径によって規定さ
れる寸法を有している。従って、シースの外径は、その
シースに適度の強度を与えるために必要なプラスチック
の10ミルの壁を提供するために、その内径より一般に
20ミル大きい。しかしながら、動脈の膨張を最小限と
しこれによって動脈からカテーテル及びシースを取り去
った後に挿入部で生じる出血を減らすために、シースの
外径を低減させることは、非常に有効である。
【0005】薄い壁によるプラスチックで形成されてい
るため、現存するシースは、有意義なX線不透過性では
ない。しかしながら、X線透視機械によって管内におけ
るその遠い方の端の位置が容易に確認できるように、X
線不透過性のシースとすることは、非常に有効である。
【0006】本発明の目標は、従来技術の上述の欠点を
除去し、現在入手可能なシースに比して、より薄い壁を
有しかつよじれを起こすことなくしかもX線不透過性の
シースを提供することにある。
【0007】より薄い壁を有しかつよじれを起こさない
シースを提供するため、本発明によれば、シースの内側
に、最も有利には平形ワイヤーで作成されている、螺旋
金属コイルを使用する。薄いプラスチックカバーが、金
属コイルのターン間及びその上に被着される。このカバ
ーは、熱収縮可能な管を用いるか、薄い螺旋金属コイル
上にプラスチックを型成形又は押し出し成形することに
よって取り付けられる。シースの近端には、カテーテル
がこれを介して取り付けられるアダプタ(止血バルブ)
が設けられている。このアダプタは、典型的には、金属
コイルとこの金属コイルのプラスチックカバーとの上に
結合するべくプラスチックから成形されている。遠端に
おいて、シースは、有利にはX線不透過のための金属部
分を組み合わせており、その延長端に柔軟なプラスチッ
ク端片を有している。
【0008】本発明の目的は、良好な柔軟性を有しつつ
もよじれを起こさないシース構造を提供することにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、バルーン血管形成カ
テーテル又はアクテレクトミーカテーテルと共に現在用
いられている装置における10ミルの壁厚に比して、著
しく低減された壁厚を有するよじれを起こさないシース
を提供することにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、X線不透過性
である薄い壁のシースを得ることにある。
【0011】本発明のまたさらに他の目的は、カテーテ
ルが金属コイルのワイヤーも鋭い内側エッジに引っかか
ることなくシース内を容易に通過することができるよう
に、鋭いコーナという障害のない、シースの滑らかな内
側表面を得ることにある。
【0012】本発明の他の目的は、高度にX線不透過性
であり動脈又は静脈への導入時に拡張器の周囲により密
着して装着される、シースの金属先端を得ることにあ
る。
【0013】本発明のさらに他の目的は、X線不透過の
ための円筒の金属部分と動脈に穴をあけてしまう可能性
を低減させるための柔らかいプラスチック遠端片とを備
えた先端を有するシースを得ることにある。
【0014】
【実施例】図1から理解できるように、よじれを起こさ
ないかつ薄い壁のシース10は、シース10の近い方の
端部上にモールドされたプラスチックアダプタ30と、
シースの長さの大部分にわたってプラスチックカバー2
0内に設けられた内側金属コイル12と共に示されてい
る。
【0015】金属コイル12は、一般に、平形ステンレ
ス鋼ワイヤー又は等価の弾性のある金属から加工されて
いる。300又は400系のステンレス鋼、モネルメタ
ル又はインコネルのようなニッケル合金、もしくはベリ
リウム銅、タンタル又は金合金等の金属が、平形金属ワ
イヤーの螺旋の材料として使用可能である。
【0016】ワイヤーの厚みは、代表的には、1〜5ミ
ル(1.0ミル=0.001インチ)であり、ワイヤー
の幅は、代表的には、ワイヤー厚の3〜80倍である。
このワイヤー幅/ワイヤー厚み比は、非常に薄い壁を提
供しつつシースが壊れるのを防止するようにシースの設
計を行う上で非常に重要な考察事項である。このシース
のモデルを作成することによって、通常の取扱いにより
シースが壊れるのを防止しつつも非常に薄い壁を提供で
きる最も望ましい壁厚が決定されたのである。ワイヤー
幅/ワイヤー厚のある範囲のみがこれに適切であり、こ
れら比が表1に示されている。この表は、ワイヤー厚が
減少した場合に、より大きな幅/厚み比が必要となるこ
とを明らかに表している。
【0017】
【表1】
【0018】平形ワイヤーによる螺旋は、代表的には、
ここでばねワイヤーガイドが形成されるのと同様の方法
でマンドレル上に巻回される。平形ワイヤーによる螺旋
を形成する他の方法は、引張又は圧縮コイルばねを形成
するのに用いられる機械を用いるものである。螺旋コイ
ルの内径は、典型的には、これに通して挿入されるべき
カテーテルの寸法に応じて、40〜200ミルとなるで
あろう。コイル12の遠端14及び近端16は、図1に
示すように、代表的には、四角に切り出されている。
【0019】螺旋コイル12のカバーは、1〜8ミルの
厚みを有し、代表的にはポリスチレン、ポリウレタン、
PVC(ポリ塩化ビニル)、サーリン(アイオノマーの
商標名)又は同様のプラスチック材料から成るプラスチ
ックのカバー20であろう。螺旋コイル12の回りにす
き間なく被着するカバー20を形成するための1つの方
法は、プラスチック管内にコイル12を摺動して挿入し
他の値この螺旋コイル12上にそのプラスチックを熱収
縮させるものである。他の方法は、浸漬後に螺旋コイル
12上で固まる液体プラスチック内にコイル12を浸漬
コーティングするものである。さらに他の方法は、コイ
ル12上にプラスチックを過剰に押し出して成形するも
のである。浸漬コーティング又は過剰押出し成形の前
に、金属コイル12の内側にテフロンのマンドレルを挿
入するようにしてもよい。
【0020】プラスチックカバー20を作成するのにい
かなる方法を使用しようとも、プラスチック材料は、コ
イルの隣り合うターン間に各々突出する一部充填された
拡張部25又は完全に充填された拡張部27を有するこ
とができる。このような構造は、隣り合うターン間に強
制的な離隔を保つこととなり、その結果、シース10が
数回曲げられた場合にも他のターンに対する1つのター
ンの縦方向への望まない変位を防止できることとなる。
拡張部25又は27の内径は、金属コイル12の外径よ
りも小さく、この金属コイル12の内径に等しいかそれ
より大きい。
【0021】図2A、図2B、図2C、及び図2Dは、
コイルの隣り合うターンを互いに隔てた状態に維持する
4つの異なるタイプのプラスチック拡張部を有する4つ
のシースの壁断面を示している。
【0022】図2Aは、プラスチックカバー20から突
出した部分的に充填された拡張部25を有する、図1に
示したシースの壁部の拡大図である。この拡張部は、隣
り合うターン間の間隙のほんの一部のみを満たしてい
る。しかしながら、金属コイル12の鋭いコーナが、シ
ースが曲げられたときのコイルのターンの縦方向への望
ましくない変位を防止することとなる。プラスチックの
拡張部のこの形状は、熱収縮により管を被着しその後カ
バー20の外表面を芯なし研削して得られる典型的なも
のである。
【0023】図2Bは、これも図1に示されている、プ
ラスチックカバー20の完全に充填された拡張部27を
示している。この形状は、金属コイル12の内側に配置
されたすき間なしに取り付けられた円筒状マンドレル
(典型的には、テフロン円筒で形成される)を有するプ
ラスチックカバー20が過剰押出し成形された場合に得
られる典型的なものである。すき間なしに取り付けられ
たマンドレル(図示なし)は、プラスチックが金属の内
側表面に付着されることを防止する。もし、このプラス
チックの被着が生じると、シースの壁厚の望ましくない
増大が生じてしまう。このタイプの突起(拡張部27)
は、液体プラスチック材料をマンドレル上に巻回された
金属コイルのターンの間に配設し次いで金属コイル12
の回りに外側プラスチックカバー20を配設することに
よっても得ることができる。この設計の重要な点は、平
形ワイヤーの鋭い内側のコーナが被覆されることにあ
る。
【0024】図2Cは、大部分が充填された拡張部26
を示している。この拡張部26は、中空のテフロン管
(図示なし)を金属コイルの内側に配設し次いでこの管
を膨張させた後、コイル12間及びその上にプラスチッ
クカバー20を過剰押出し成形することによって形成で
きる。テフロン管は、引き出すことができるように収縮
可能とする。この設計の重要な点は、(図2Bの場合と
同様に)この平形ワイヤーの鋭い内側のコーナが被覆さ
れることにある。
【0025】図2Dは、過剰に充填された延長部28を
示している。この延長部28は、熱収縮可能な管をプラ
スチックカバー20用に被着し、金属コイルが溶けたプ
ラスチックカバー20内に入るまでこの金属コイル12
を加熱することにより形成できる。また、図2Dに示し
たプラスチック形状となるように適当なタイプのプラス
チックと圧力及び熱とを用いることにより、プラスチッ
クカバー20を過剰押出し成形しても形成することがで
きる。この設計は、平形ワイヤーの内側のコーナを被覆
すると共にさらに、挿入されるカテーテルが容易に通過
できるようにプラスチックに平滑な内側皮膜を与えるこ
とを可能としている。
【0026】図3A、図3B、図3C、及び図3Dは、
よじれないシースの壁部の4つの他の実施例を表してい
る。
【0027】図3Aは、平形ワイヤーによる金属コイル
33がプラスチックカバー20の厚みより著しく小さい
ワイヤー厚を有している場合の実施例を示している。コ
イル33は、内側及び外側の丸いエッジを有している。
この特別の壁部は、図2Bに示したものと類似のプラス
チック拡張部27を具備して示されている。コイル33
の各ターンの幅はL1であり、ターン間の離隔長さはL
2である。図3Aの例においては、L2はL1より長
い。典型的には、L2はL1に等しいかそれより短いで
あろう。しかしながら、より大きな柔軟性が要求される
場合には、L2はL1の数倍に長くすることができる。
しかし、L2が1〜2cmより長いと、シースはもは
や、よじれなしとはならない。また、シースが、隣り合
うターン間で可変の間隙L2を用いることができること
も理解すべきである。例えば、シースのほとんどの長さ
にわたってL2を0.5mmとし、シースの遠端での柔
軟性を増大させるためにシースの遠端で5mmとなるよ
うにL2を徐々に増大させることができる。
【0028】図3Bは、隣り合うターンが接触している
壁構造を示している。この例では、接触している隣り合
うターン間の間隙にプラスチックカバー20のプラスチ
ック拡張部29が広がるように、コイル35の端が鋭角
となっている。
【0029】図3C及び図3Dは、各ターンの端におけ
る外側のコーナが通常は直角に切られており各ターンの
端における内側のコーナが通常は丸くなっているコイル
37及び39の実施例を示している。特に、図3Cにお
いて、コイル37の内側のコーナは丸くなっており、図
3Dにおいて、コイル39の内側のコーナは面取りされ
ている。また、コイルの外側表面はプラスチックカバー
20のコイルへの接着を防止するように仕上げられ得る
こと、また逆に、コイルの外側表面は金属コイルがプラ
スチックカバー20へ接合するように処理され得ること
は理解すべきである。一般に、プラスチックカバー20
へのコイル外側表面の接着又は接合は、シースの柔軟性
を損なう結果となるであろう。さらに、(図3Aに示
す)L2/L1という比を増大させることは、シースの
柔軟性を増すこととなる。図3A〜図3Dに示すいかな
るワイヤー形状も、金型を通して平形ワイヤーを押出し
成形する、引き抜き加工する、又は細長く切って得られ
ることは、もしくはこれらの方法の組み合わせが一般的
に平形ワイヤーの所望の断面を形成するのに使用できる
ことは、ワイヤー形成技術において周知である。図3A
の断面は、丸いワイヤーを圧延することによっても得る
ことができる。
【0030】図3C及び図3Dに示した形状は、これら
の鋭い外側のコーナがプラスチックカバー20内に食い
込んでおり、これによってシースが数回曲げられたとき
のコイルのターンの縦方向への望ましくない変位を防止
するという点で有利である。さらに、内側エッジを丸く
したり面取りすることは、ぴったりと装着されるカテー
テルがシース内に押し込められた際に、そのカテーテル
の外側表面が図2Aに示したような露出した鋭角の内側
のコーナによって傷つけられることを防止する。また、
図3C及び図3Dに示すように金属コイルの内側エッジ
を丸くしたり面取りすることにより、ぴったりと装着さ
れるカテーテルがより少ない摩擦又は引っかかりでシー
スの内部を(特にシースの曲がった部分をも)摺動可能
である。
【0031】シースのX線不透過性を高めるために又は
シース内に配置されるいかなるカテーテルについても摩
擦力を低減させるために、ここで記述した全ての平形ワ
イヤーによる金属コイルを金属又はプラスチックで被覆
可能であることも想定できる。例えば、平形ワイヤーの
金又はタンタルめっきは、シースのX線不透過性を高め
るであろう。さらに、シースの内腔を通過する物体の摩
擦力を低減させるために、金属コイルが付加された平滑
な皮膜を有することも可能である。加えて、裸の金属に
薄いプラスチック皮膜を被着して付加された平滑な皮膜
を有するようにすることも可能である。さらに、金属コ
イルの内側に非常に薄い独立したプラスチック円筒を設
けることも可能である。またさらに、シースが人体組織
に入り人体の管内を最小の摩擦抵抗で進むようにするた
めに、皮膜として、シースの外側プラスチックカバー2
0に平滑な皮膜を付加することも可能である。プラスチ
ックカバー20の外側表面は、抗菌皮膜処理することも
可能である。これは、数時間より長く管内に残るシース
については、特に重要である。また、外側プラスチック
カバー20は、シースのより滑らかな外側表面を形成す
るために、芯なし研削され得る。
【0032】図1において、プラスチックカバー20の
遠い方の先端22は、拡張器(図示なし)の助けによっ
て動脈壁を容易に通過することができる適切な形状に加
熱成形されるであろう。カバー20の近い方の端24上
には、図1に示すごときサイドポート50を具備可能な
プラスチックアダプタ30(一般に、止血バルブを含ん
でいる)が成形されている。カバー20と同じプラスチ
ック材料又はでPVC等の他の材料で形成されているア
ダプタ30は、螺旋コイル12の近端上にも成形されて
いる。アダプタ30は、その内径が螺旋コイル12の内
径に整合するように成形された内部円筒穴32を有して
いる。円筒状の溝34が、フォームラバーパッキン押え
又は止血バルブ40を受け入れるために、アダプタ30
内に成形されている。このパッキン押え40は、その中
心を通ってカテーテルが通過できるように穴42を有し
ている。このパッキン押え40の目的は、アダプタ30
の内部円筒穴32と動脈系に経管挿入されたカテーテル
の外面との間から動脈血が漏れるのを防止するため、カ
テーテルが適切な位置にあるときにそのカテーテルの外
径のまわりを密封することにある。パッキン押え40
は、この種のシースと共に用いられるより高度な止血バ
ルブの単なる一表示である。この種の弁の例が、ピー・
ケー・リトレル(P.K.Littrell)による
「止血バルブ」という名称の米国特許第5,041,0
95号に示されている。
【0033】前述したように、螺旋コイル12は、金属
による1〜5ミルの壁厚を有している。同様に、プラス
チックカバー20は、典型的には、1〜5ミルの壁厚を
有している。その結果、コイル12とカバー20との総
厚は、2〜10ミルとなる。10ミルの厚みであると、
シースは、よじれを起こすことなくしかもX線不透過性
であるという利点を有する。しかしながら、現在手に入
る他のシースに比べて、これはシース10の外径を低減
させるといういかなる利点をも有していない。しかし、
ワイヤー及びプラスチックカバーの厚みを2ミルのオー
ダーに近づけることにより、シース10の外径は著しく
小さくなる。螺旋コイル12の強度によって提供される
よじれに対する改善された抗力を同時に有しつつシース
10の壁厚を大幅に低減することにより、格別の利点が
得られる。
【0034】図4は、この種の薄い壁のシース10にお
ける改善された先端構造を示している。このシース構造
で一般的なように、金属コイル12は、プラスチックカ
バー20内に包まれている。金属の先端60は、接着接
合、溶接、ろう付け、又は等価の接合手段によってコイ
ル12及び/又はカバー20に結合されている。ステン
レス鋼による先端が使用可能であるが、金又はタンタル
(又はこれら金属の合金)等の密度の高い金属はよりX
線不透過性であるという利点を有する。
【0035】図5は、コイル12及びカバー20に結合
されている金属挿入体62を有するシースの遠方の端部
を示している。図5の構造は、プラスチック先端64が
金属挿入体62を越えて延びている点を除いて図4の構
造と類似している。さらに、挿入体62の内径は、コイ
ル12の内径より小さくなっており、プラスチック先端
64の内径66はさらに小さくなっている。この構造に
より、拡張器の回りによりすき間なく被着することがで
き、管へのシースの挿入が改善される。さらに、柔らか
なプラスチック先端は、シースと拡張器とが挿入される
であろう柔らかな組織へ傷つけることが潜在的により少
ない。
【0036】図5は、さらに、平滑性を改善するために
シースの内側に設置可能な独立した非常に薄い壁のプラ
スチック管(又は皮膜)68を示している。この種の管
は、平滑性を改善するための内側表面皮膜を有するテフ
ロン又はこれとは異なるプラスチックから形成されるこ
とが有利である。このような内側管は、シースのどのよ
うな先端構造についても使用可能である。図5は、また
さらに、金属コイル12の隣り合うターン間でかつ内側
プラスチック管68と外側プラスチック管との間に存在
する独立したプラスチックスペーサ69を示している。
シースのこれら3つの異なる部品の特性を最適化するた
めに、所望により、同数の3つの異なるプラスチック材
料を要素20、68、及び69用として用いることがで
きる。
【0037】図1には単一のコイル12のみが示されて
いるが、螺旋コイル12が一方が他方の内側にあり(図
6に示すように)シースの強度を改善するように互いに
反対方向に巻回された2つの独立した金属コイルからな
ってもよいことは想像される。図6は、直線的な遠端1
5でそれら両方が終端する内側螺旋金属コイル17及び
外側螺旋金属コイル13を有する2コイル型のシース1
1の遠方の端を示している。図6は、さらに、図1の構
造に似た構造の成形遠端23を有するプラスチックカバ
ー21を示している。図6に示したタイプの構造、即
ち、内側金属コイルが公称2ミルの厚みであり、外側金
属コイルが公称2ミルの厚みであり、プラスチックカバ
ーも2ミルである構造は、現在入手可能なシースに比し
て著しい壁厚の低減化がなされているにもかかわらずよ
じれのないシース構造を達成できる。
【0038】ここで述べた全てのシース構造は、本質的
にX線不透過性の金属コイルを有している。それゆえ、
これらシース構造は、高度にX線不透過性の遠先端を取
り付けることなしに、付加的かつ機能的なX線不透過特
性を有している。
【0039】図5に示すように、内側金属コイルの内側
表面上に非常に薄いプラスチック皮膜又はプラスチック
管を設けることが、これらシース構造についても想定さ
れる。この種の皮膜又はプラスチック管は、最適には、
非常に低い摩擦係数を有している。
【0040】動脈内でのシースの使用について以上述べ
たが、本発明のシースは、静脈、尿管、卵管、胆管、又
は全ての同様の管のごとき人間又は動物の種々の内腔へ
のアクセスに使用可能である。
【0041】他の種々の変更、適用、及び選択的設計
が、以上の記載に鑑みてもちろん可能である。従って、
本発明は、添付の請求の範囲を逸脱することなく、前述
した特定例に限定されない他の種々の構成で実施するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】隣り合うターン間にプラスチックの拡張部を有
する単一の螺旋金属コイルを有する薄い壁を有しかつよ
じれのないシースの断面図である。
【図2A】隣り合うターン間の間隙にわずかに充填され
たプラスチックの拡張部を有するシースの壁部断面を示
す図である。
【図2B】隣り合うターン間の間隙に完全に充填された
プラスチックの拡張部を有するシースの壁部断面を示す
図である。
【図2C】隣り合うターン間の間隙にほぼ完全に充填さ
れたプラスチックの拡張部を有するシースの壁部断面を
示す図である。
【図2D】隣り合うターン間の間隙に過剰に充填された
プラスチックの拡張部を有するシースの壁部断面を示す
図である。
【図3A】平形ワイヤーが丸いエッジを有していると共
にプラスチックのカバーに比して著しく薄くなってお
り、しかも隣り合うターン間に大きな間隙が存在するシ
ースの壁部断面を示す図である。
【図3B】隣り合うターンが接触していて平形ワイヤー
の全てのコーナが面取りされておりかつ隣り合うターン
間にプラスチックのカバーの拡張部が存在するシースの
壁部断面を示す図である。
【図3C】平形ワイヤーの金属コイルの内側のコーナの
みが丸くなっているシースの壁部断面を示す図である。
【図3D】平形ワイヤーの金属コイルの内側のコーナの
みが面取りされているシースの壁部断面を示す図であ
る。
【図4】金属先端を表しているシースの遠端の縦断面図
である。
【図5】シース遠端に近い金属挿入部と軟らかなプラス
チック先端と内側表面上に平滑な皮膜を有し非常に薄い
壁を有する内側管とを表しているシースの遠端部の縦断
面図である。
【図6】外側コイルの隣り合うターン間にプラスチック
の拡張部を有する2つの螺旋金属コイルを有するよじれ
のないシースの遠端部の縦断面図である。
【符号の説明】
10、11 シース 12、13、17 金属コイル 14、15 遠端 16 近端 20 プラスチックカバー 22、23 先端 25、27 拡張部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート イー フィシェル アメリカ合衆国, メリーランド 21036, デイトン, ビバーナム ドライブ 14600番地 (72)発明者 ティム エー フィシェル アメリカ合衆国, テネシー 37205, ナッシュビルチャンスリー サウス 1018 番地

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠端及び近端を有しており、隣り合うタ
    ーン間に分離体を有しており、かつ内側表面がシースの
    内部穴を形成している平形ワイヤーによる金属コイル
    と、前記金属コイル上に被着されていると共に該金属コ
    イルの外側表面に接触しており、該金属コイルの内側表
    面を覆うことなく該金属コイルの隣り合うターン間の間
    隙に広がっているプラスチックカバーと、止血バルブを
    含んでおり、シースを通してそして人体の管へガイドワ
    イヤー及び/又はカテーテルを挿入するためにシースの
    近端に位置しているプラスチックアダプタとを備えたこ
    とを特徴とする人体の管への経皮挿入用の挿入シース。
  2. 【請求項2】 前記金属コイルが、ステンレス鋼で形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  3. 【請求項3】 前記金属コイルが、300系のステンレ
    ス鋼で形成されていることを特徴とする請求項2に記載
    のシース。
  4. 【請求項4】 前記金属コイルが、400系のステンレ
    ス鋼で形成されていることを特徴とする請求項2に記載
    のシース。
  5. 【請求項5】 前記金属コイルの平形ワイヤーが、2.
    50〜3.50ミルの厚みと3〜20の幅/厚み比を有
    していることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  6. 【請求項6】 前記金属コイルの平形ワイヤーが、1.
    50〜2.49ミルの厚みと5〜50の幅/厚み比を有
    していることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  7. 【請求項7】 前記金属コイルの平形ワイヤーが、0.
    75〜1.49ミルの厚みと12〜80の幅/厚み比を
    有していることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  8. 【請求項8】 前記金属コイルが、該コイルの単一ター
    ンの幅より小さい間隙を隣り合うターン間に有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のシース。
  9. 【請求項9】 前記金属コイルが、該コイルの単一ター
    ンの幅より大きい間隙を隣り合うターン間に有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のシース。
  10. 【請求項10】 隣り合うターン間の間隙が、2センチ
    メートルより小さいことを特徴とする請求項1に記載の
    シース。
  11. 【請求項11】 隣り合うターン間の間隙が、固定であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  12. 【請求項12】 隣り合うターン間の間隙が、可変であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  13. 【請求項13】 シースの遠端における隣り合うターン
    間の間隙が、シースの先端がより柔軟となるように、シ
    ースのこれより近い部分に比して大きいことを特徴とす
    る請求項12に記載のシース。
  14. 【請求項14】 前記シースが、皮膚を介して動脈内に
    通る位置に、より柔軟な近端部分を有していることを特
    徴とする請求項12に記載のシース。
  15. 【請求項15】 前記金属コイルが、金又タンタル等の
    密度の高い金属でめっきされていることを特徴とする請
    求項1に記載のシース。
  16. 【請求項16】 前記金属コイルが内側の平滑皮膜を有
    していることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  17. 【請求項17】 隣り合うターンが、金属コイルの外側
    表面の半径方向寸法より小さい半径方向寸法位置におい
    て隣接しており、隣り合うターン間に外側のプラスチッ
    クカバーの一部が広がることを可能とする間隙が存在し
    ていることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  18. 【請求項18】 前記シースが、金属コイル上にプラス
    チックカバーを加熱収縮させて形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のシース。
  19. 【請求項19】 前記シースが、まず溶剤を用いてプラ
    スチックカバーを膨張させ次いで該カバーが金属コイル
    の回りで収縮するように該溶剤を蒸発させて形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のシース。
  20. 【請求項20】 前記プラスチックカバーが、エラスト
    マーであることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  21. 【請求項21】 前記プラスチックカバーが、ポリエチ
    レンであることを特徴とする請求項20に記載のシー
    ス。
  22. 【請求項22】 前記プラスチックカバーが、ポリウレ
    タンであることを特徴とする請求項20に記載のシー
    ス。
  23. 【請求項23】 前記プラスチックカバーが、ポリ塩化
    ビニルであることを特徴とする請求項20に記載のシー
    ス。
  24. 【請求項24】 前記プラスチックカバーが、テフロン
    であることを特徴とする請求項20に記載のシース。
  25. 【請求項25】 前記プラスチックカバーが、サーリン
    であることを特徴とする請求項20に記載のシース。
  26. 【請求項26】 前記プラスチックカバーの厚みが、
    0.001〜0.008間にあることを特徴とする請求
    項1に記載のシース。
  27. 【請求項27】 前記プラスチックカバーが、その外側
    表面により滑らかな仕上げを提供するために該外側表面
    上に芯なし研削されるものであることを特徴とする請求
    項1に記載のシース。
  28. 【請求項28】 前記シースが、平形ワイヤーによる金
    属コイル上にプラスチックを過剰押し出し成形して形成
    されることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  29. 【請求項29】 前記シースが、プラスチックの過剰押
    し出し成形の前に平形ワイヤーによる金属コイル内に挿
    入された中心マンドレル及び該コイル上にプラスチック
    を過剰押し出し成形して形成されることを特徴とする請
    求項28に記載のシース。
  30. 【請求項30】 前記シースが、金属コイルを液体材料
    中に浸漬することにより該金属コイル上にプラスチック
    カバーを被着して形成されることを特徴とする請求項1
    に記載のシース。
  31. 【請求項31】 前記金属コイルが、断面が四角の端で
    ある平形ワイヤーから形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載のシース。
  32. 【請求項32】 前記金属コイルが、断面の全てのコー
    ナが丸くなっている平形ワイヤーから形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシース。
  33. 【請求項33】 前記金属コイルが、断面の全てのコー
    ナが面取りされている平形ワイヤーから形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のシース。
  34. 【請求項34】 前記金属コイルが、内側コーナのみが
    丸くなっている断面を有する平形ワイヤーから形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  35. 【請求項35】 前記金属コイルが、内側コーナのみが
    面取りされている断面を有する平形ワイヤーから形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  36. 【請求項36】 前記金属コイルの外側表面が、プラス
    チックカバーに接着されていないことを特徴とする請求
    項1に記載のシース。
  37. 【請求項37】 前記プラスチックカバーが、隣り合う
    ターン間の、その内側が金属コイルの内径と境を接して
    いる間隙内に突出しているが該間隙を完全には満たして
    いない拡張部を有していることを特徴とする請求項1に
    記載のシース。
  38. 【請求項38】 前記プラスチックカバーが、プラスチ
    ック拡張部の内径が金属コイルの内径にほぼ等しくなる
    ように、該金属コイルの隣り合うターン間の間隙内に突
    出しかつ該間隙を完全に満たしている拡張部を有してい
    ることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  39. 【請求項39】 前記プラスチックカバーが、金属コイ
    ルの内側表面にいかなるプラスチックカバーを設けるこ
    となく拡張部の内径が該金属コイルの内径より小さくな
    るように、該金属コイルの隣り合うターン間の間隙内に
    突出している拡張部を有していることを特徴とする請求
    項1に記載のシース。
  40. 【請求項40】 前記プラスチックカバーが、その外側
    表面に付加された平滑な皮膜を有していることを特徴と
    する請求項1に記載のシース。
  41. 【請求項41】 隣り合うターン間のプラスチック拡張
    部の内側表面が、付加された平滑な皮膜を有しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシース。
  42. 【請求項42】 シースの遠端に金属先端が設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  43. 【請求項43】 前記金属先端が、高い密度のX線不透
    過性の金属から形成されていることを特徴とする請求項
    42に記載のシース。
  44. 【請求項44】 前記先端が、その金属のいくらかがタ
    ンタルである高い密度の金属から形成されていることを
    特徴とする請求項43に記載のシース。
  45. 【請求項45】 前記先端が、その金属のいくらかが金
    である高い密度の金属から形成されていることを特徴と
    する請求項43に記載のシース。
  46. 【請求項46】 金属の挿入体が、該金属挿入体を越え
    て遠方に延びるプラスチックカバーと共にシースの遠端
    近傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    のシース。
  47. 【請求項47】 前記シースが、内径が金属コイルの内
    径より小さい金属先端を含んでいることを特徴とする請
    求項1に記載のシース。
  48. 【請求項48】 前記シースが、内径が金属コイルの内
    径より小さい金属挿入体をシースの遠端近傍に含んでい
    ることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  49. 【請求項49】 前記シースが、内径が金属コイルの内
    径より小さいプラスチック先端を含んでいることを特徴
    とする請求項1に記載のシース。
  50. 【請求項50】 前記シースが、シースの近端近傍のプ
    ラスチックアダプタ内にサイドポートを含んでいること
    を特徴とする請求項1に記載のシース。
  51. 【請求項51】 前記プラスチックカバーの遠い方の先
    端が、金属コイルの遠端を越えて延びており、動脈壁を
    容易に通過可能な適当な形状に熱成形されていることを
    特徴とする請求項1に記載のシース。
  52. 【請求項52】 0.004インチより薄い厚みを有す
    る内側プラスチック管が金属コイルの内側に挿入されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のシース。
  53. 【請求項53】 前記内側プラスチック管が、テフロン
    から形成されていることを特徴とする請求項52に記載
    のシース。
  54. 【請求項54】 前記内側プラスチック管が、その内側
    表面に付加された平滑な皮膜を有していることを特徴と
    する請求項52に記載のシース。
  55. 【請求項55】 抗菌皮膜が、前記シースの外側プラス
    チックカバーに付加されていることを特徴とする請求項
    1に記載のシース。
  56. 【請求項56】 独立した内側プラスチック円筒及び独
    立した外側プラスチック円筒が設けられており、ターン
    間の間隙が独立したプラスチック片で満たされているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシース。
JP5023194A 1992-11-03 1993-01-19 挿入シース Withdrawn JPH06142212A (ja)

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AU (1) AU657381B2 (ja)
CA (1) CA2085543A1 (ja)
DE (1) DE69229555T2 (ja)
DK (1) DK0596172T3 (ja)
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