JPH06141684A - グリーンインテリア植栽器 - Google Patents

グリーンインテリア植栽器

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JPH06141684A
JPH06141684A JP32618292A JP32618292A JPH06141684A JP H06141684 A JPH06141684 A JP H06141684A JP 32618292 A JP32618292 A JP 32618292A JP 32618292 A JP32618292 A JP 32618292A JP H06141684 A JPH06141684 A JP H06141684A
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JP
Japan
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water
pot
space
bowl
plate
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JP32618292A
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English (en)
Inventor
Masanori Yoshinaga
正▲徳▼ 吉永
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉢台座で鉢皿滞水液面よりも高い位置に支持
した鉢植え植物を鉢カバーや鉢皿に充填した培地に植え
た着生植物や裾植え植物で飾りインテリア効果を高める
とともに給排水・給湿・照明・温度管理を容易にして鉢
植え植物の発育障害の発生を防ぐことのできる定置栽培
を可能にする。 【構成】 葉水中の散逸水を捕捉する屏風を立設した鉢
皿に回転可能に装設された鉢台座で支持した鉢植え植物
にその乾燥度を推測し給水を指示する制水器と連動する
配気液ロータリバルブで順次水分や葉水を自動供給する
ことを特徴とするグリーンインテリア植栽器とそれを装
設した台盤をシャンデリア状に懸設し空中花壇を形成し
ていることを特徴とするグリーンインテリア植栽器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インテリア効果が高く
栽培管理の容易なグリーンインテリア植栽器に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来法の1例を示した断面図、図
8は従来法の別の1例を示した断面図、図9は更に別の
1例を示した断面図である。以下図7〜図9に基づいて
説明す。
【0003】従来、事務所・会議室・ホールなどを飾る
グリーンインテリア植栽器において、図7に示す如く、
鉢皿eは植木鉢cからの鉢水で床・絨緞・机などの建物
や什器・備品類などを濡らしたりそれに伴なう発黴・発
臭などを防ぐ単なる水受皿として専ら鉢穴dを持つ植木
鉢cと組み合わされていた。なおgは不透水性の桶や樽
などの飾器である。
【0004】また、鉢水の越流・漏洩を防いだり装飾性
を高める方法として図8に示す如く鉢穴のない磁製・樹
脂製などの植木鉢hを竹製・樹脂製などの鉢カバーiで
被ったり或は図9に示す如く植木鉢cを鉢穴のない不透
水性の飾鉢jに挿入していた。なおfは図示しない植物
が定植された培地である。
【0005】そのために、植木鉢c、hに供給された清
水・液肥・植物活性剤溶液など(以下水分という)は鉢
皿eや植木鉢hや飾鉢jに滞留し培地fの水捌を阻害し
根の通気性を低下せしめ酸素欠乏・嫌気雰囲気化を助長
して衰弱・罹病・根腐による発育障害・立枯を引き起し
ていた。従って、鉢植え植物を健全に育成するためには
葉水や水分を供給する度毎に防水シート・水受皿・バケ
ツ・吸水ポンプなどの防・排水器材の準備や排・遮水段
取り或は流場への鉢移動などの手間と時間が掛るだけで
はなく、熟練や専門技術も必要だった。そのために給水
が手控えられ勝になって、逆に水不足による発育障害も
起していた。
【0006】更に、空調された屋内に配置されたグリー
ンインテリア植栽器の鉢植え植物は冷暖房気流や大空間
の吹抜気流の直撃による温度・乾燥障害や休日・夜間の
空調・照明装置の運転停止がもたらす温度・照度条件な
どの急変に伴なう障害や葉部に積る塵による光合成能の
低下などによる発育障害などを受け易いため多くは短時
間で衰弱し落蕾・落花・立枯し鑑賞価値を著しく低下さ
せていたが、装飾期間が比較的短いので損傷も少ないこ
と、定期的にリース交換されていたことなどからそのま
ま放置されていた。
【0007】なお、複数の鉢植え植物を組み合わせて飾
り付けるグループプランツにおいては、給水作業が煩雑
になること、園芸デザイナーが配置したグリーンインテ
リア植栽器を現場管理者だけの判断では動かし難いこ
と、グループの中心になる木丈が高く且つ重量の重いト
ックリヤシやビローなどのビッグプランツは重心が高い
だけにハンドリングが難しく移動中に植物・鉢などを損
傷し易いばかりではなくその裾飾に配置される数多くの
グリーンインテリア植栽器の移動に手間と時間が掛るこ
となどから排水作業を伴なう水管理が十分に行なわれな
いことが多かった。
【0008】そのために、鉢植え植物の消耗が激しく数
週間の装飾期間中に1〜2度は交換して養生させたり更
にその中の一部は廃棄されていた。特にビッグプランツ
の中には良好な自然環に戻しても回復に数年間を要する
ばかりではなく主幹部に後遺症の括が残り商品価値をも
大幅に低下させリースの経済性を低下させることなどか
ら管理に手間の掛らぬ造花・木が多用されるようになっ
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の植栽器においてはインテリア効果を上げる
ことが難しいばかりではなく植物の栽培管理が困難で鑑
賞後の養生に数年を要したり発育障害の後遺症が残り中
には廃棄せねばならない程に消耗が進む点である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、植木鉢を鉢皿滞水の滞面よりも高い位置に
支持し該鉢皿滞水の蒸散空間を開展せしめる鉢台座が装
設される鉢皿に裾植え植物を植え付ける浸水培地の充填
空間と該鉢皿滞水を堀水状に貯える環濠空間とが設けら
れていることを特徴とするグリーンインテリア植栽器
と、植木鉢を鉢皿滞水の液面よりも高い位置に支持し該
鉢皿滞水の蒸散空間を開展させるべく鉢皿へ装設する鉢
台座に付設された鉢カバーが該鉢カバーの側壁面を飾る
着生植物を植え付ける着生培地の充填空間と該植木鉢を
挿設する鉢込空間とを備えていることを特徴とするグリ
ーンインテリア植栽器とである。
【0011】また、鉢台座に葉水の噴霧器と連動する回
転機構が設けられていることを特徴とするグリーンイン
テリア植栽器である。
【0012】また、鉢皿に葉水中の散逸霧水を捕捉する
上部が湾曲した半筒形乃至4半筒形の集霧板と該集霧板
を伝い流下する露水を該鉢皿内に導びく筒状の導水板を
備えた支持筒とからなる屏風が衝立状に立設されている
ことを特徴とするグリーンインテリア植栽器と、上部が
湾曲した半筒形乃至4半筒形の2枚乃至4枚の互に向い
合せに組み合わせた集霧板同志を鉢皿に立設された筒状
の導水板を備えた支持筒の上端部に該集霧板の1枚乃至
4枚を仰向傾倒開閉可能に締結せしめる手段で締結し植
物の保温湿器が形成されていることを特徴とするグリー
ンインテリア植栽器と、集霧板に照明ランプとフィトン
チットなどの芳香物質をガス拡散せしめる拡散器とが設
けられていることを特徴とするグリーンインテリア植栽
器とである。
【0013】また、グリーンインテリア植栽器が鉢皿滞
水と流通し且つ水位を同じくして変動する遊水を滞留せ
しめる遊水槽と設定上限水位以上の該遊水を排除する手
段と該遊水の設定下限水位で鉢植え植物の乾燥を推測し
水分供給を指示する手段とからなる制水器を具備してい
ることを特徴とするグリーンインテリア植栽器と、グリ
ーンインテリア植栽器を搭載した台盤をシャンデリア状
に懸設して空中花壇が形成されていることを特徴とする
グリーンインテリア植栽器とである。
【0014】また、グリーンインテリア植栽器が鉢植え
植物に水分及び/又は葉水を順々に配給する配気液ロー
タリバルブを具備していることを特徴とするグリーンイ
ンテリア植栽器である。
【0015】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示した説明図、
図2は図1の配気液ロータリバルブ93の断面図、図3
は図2の摺動部の説明図である。以下図1〜図3に基づ
いて説明する。1は鉢底板2の中央部に鉢穴3を有する
植木鉢、4は図示しないカトレア,バンダ,ファレノプ
シスなど(以下鉢植え植物という)が定植された鉢培地
である。
【0016】5は植木鉢1が挿設される鉢カバーであ
り、植木鉢1を鉢皿19の滞水液面よりも高い位置に支
持して滞水蒸散空間を開展せしめる鉢台座15と一体に
なっている。
【0017】6は図示しないイワタバコ,トキソウ,ウ
チョウランなど(以下着生植物という)が植え込まれる
開口部7を持つポケット、8は該着生植物を植え付ける
着生培地9の充填空間、10は植木鉢1と鉢カバー5と
からの抜水を排出する水口、16は植木鉢1を搭載する
鉢台座15と鉢カバー5とを仕切る天板、17は該抜水
を鉢皿19内に導びく庇板、18は嵌合突起であり植木
鉢1が挿設された鉢カバー5とともに鉢台座15を回す
回転軸31と噛み合わされている。
【0018】20は皿外壁、21は皿底板、22は鉢台
座15を装設する遮水空間23を形成せしめる環状堤、
26はポトス,アジアンタムなど(以下裾植え植物とい
う)を植え付ける浸水培地27が充填される充填空間、
28は鉢皿滞水を掘水状に滞留せしめる環濠空間、24
は通液口25を備えた堰板、29は通液ノズルである。
【0019】11は回廊溝状の給液盤であり、植木鉢1
の上端に懸架され鉢培地4と着生培地9とに水分を供給
する側板配液口13と底板配液口12とが設けられてい
る。14は脚板である。
【0020】30は遮水空間23内に装設された回転装
置であり、駆動装置36のローラ37に接触して転走す
る輪板34を持つ回転板33を備えた回転軸31により
鉢台座15を回転させる。32は嵌合突起18と互に噛
み合う相突起、35は軸受、38は緊張器が付設された
駆動装置36のベースプレートであり軸受35とともに
皿底板21に支持されている。なおローラ37と輪板3
4とを組み合わせた伝動機構をギア噛み合せ機構に代え
てもよい。なお、Dは回転装置30の回転方向を示す矢
印である。
【0021】39は植物に葉水又は水分を与える調水器
であり、噴霧器40,41と給水管42と配気液ロータ
リバルブ93から供給される水分の仕向先を噴霧器4
0,41か給水管42かに切り替える図示しない配水切
替弁とを備えている。なお該配水切替弁は送気装置91
に連動して配気液ロータリバルブ93からガスが供給さ
れる場合には噴霧器40,41に水分を配給しガスが供
給されない場合には給水管42に水分を配給する。なお
調水器39には噴霧器40,41の噴霧位置・方向及び
拡散開度の調節機構が設けられている。
【0022】43は鉢植え植物を被う頭部が球形に湾曲
した保温湿器であり、植物に与えた葉水中の散逸霧水を
捕捉する上部が半球状に湾曲した集霧板45,54がそ
れを伝い流下する露水を鉢皿19に導入する導水板51
を備えた支持筒50に組み合わされてなる衝立状の屏風
44と55とを互に向い合わせに締結せしめ形成されて
いる。支持筒50は導水板51を宙吊りに支えるととも
に鉢皿19を囲い込み鉢皿滞水を外気より遮断してい
る。
【0023】46と56とはそれぞれ集霧板45と54
の頭部の半球形湾曲面を水切板47と57に連ねる絞込
部、48と48a及び58と58aとはそれぞれ集霧板
45及び54をフレーム状に縁どるフランジ枠を形成す
る横フランジと縦フランジ、53は支持筒50の上端部
に設けた環状フランジ52に横フランジ48を締結する
締結溝板、49は電磁石、59は永久磁石、61は集霧
板54を支持筒50に仰向傾倒開閉可能に締結させる締
結具、60は集霧板54を操作する図示しない開閉装置
が接続される端子、63はシールリングである。なお、
保温湿器43には図示しない温度と湿度とを検知し集霧
板54の開閉を指示する換気指示器が設けられている。
【0024】62は図示しないタイマー操作により回転
装置30と連動して鉢植え植物に光を照射する照明ラン
プであり、日照量不足・成長班の発生を防いで整姿し植
物を健全に育成するとともにインテリア照明も行なう。
なお、屏風44の照明ランプ62取付部に図示しないフ
イトンチットなどの芳香物質を含浸させたマット又はリ
キッドボトルを装填しガス拡散せしめる拡散器が設けら
れている。
【0025】65は制水器であり、連通管64で鉢皿1
9に通液連絡されて鉢皿滞水と流通する遊水が滞留され
る遊水槽66と通液ノズル67と一定水位以上の遊水を
底板の隆起部68を貫通して排除・水切りする水切短管
部70を備えた溢流管69と遊水液面の設定下限水位を
検知し送水ポンプ85に給水を指示する給水指示器71
とからなる。なお溢流管69内には排水槽72に至る図
示しない導水鎖が付設されている。
【0026】72は排水槽であり、排水ポンプ75を設
定最低水位と設定最高水位とを検知して止動せしめる排
水指示器73が設けられている。77は切換弁であり、
排水ポンプ75からの吐出液を返送管78で排水槽72
に戻し沈澱物を攪拌した後に図示しないタイマの時差操
作で排水管79に切り替え排除する。74は吸液管、7
6は吐液管である。Bは排水槽72から系外に排除され
る排水である。
【0027】80は給水指示器71からの給水指示を受
け送水ポンプ85で配気液ロータリーバルブ93に水分
を送る給水器であり、貯水槽81とヒータ83及びそれ
を制御する調温器82と設定最低水位及び設定最高水位
を検知し水分の受入及び停止を指示する受水指示器84
とからなる。
【0028】87は切換弁であり、送水ポンプ85から
の吐出液を返送管88で貯水槽81に戻しポンプ攪拌し
て水温と養分濃度とを均一化した後に図示しないタイマ
の時差操作で送水管90に切り替え送水する。86は吐
液管、89は受水管である。Aは補給水である。
【0029】配気液ロータリバルブ93は給水器80か
ら供給される水分と送気装置91から供給されるガスと
をグループプランツを形成するグリーンインテリア植栽
器のそれぞれに付設された各調水器39へ順々に配給す
る。
【0030】96と109とはそれぞれ、各調水器39
へ水噴霧用のガスを順々に配気する固定バルブ盤と水分
を順々に配液する固定バルブ盤であり、その盤内に90
°の角度で湾曲した固定流路98,111とその盤水平
面に固定弁口97,110とその盤円筒面に放射状に配
設された分配ノズル94,95とが設けられている。
【0031】100はガスを固定流路98に、また水分
を固定流路111に順々に送りこむ回転バルブ盤であ
り、それぞれがその盤内に一端部がシャフト中空路10
3,107に連なり90°の角度で湾曲した可動流路1
01,105と、中心側に湾曲し長円形に開口した可動
弁口102,106とを備えている。99は図示しない
ベアリングに支持された回転軸でありその上部に送気管
92、その下部に送水管90がシール接合されている。
なお125は導気管、124は導液管である。
【0032】104,119,120はシャフトパッキ
ング、121,122,123,126は盤パッキン
グ、113は台脚114の盤面上にバルブ盤を押し付け
図示せぬ固定ボルトで締結するスライド穴を備えた迫出
板、115は緊張器、116は調圧ボルトである。10
8は図示しない駆動装置の動力を回転軸99に伝える伝
動器、117,118はパッキング抑えである。
【0033】なお、可動弁口106が回転しながら順々
に固定弁口110と連接し形成する通液回路と可動弁口
102が回転しながら順々に固定弁口97と連接し形成
する通気回路との形成時間は回転バルブ盤100の回転
速度や可動弁口102,106の開口部の長さや面積な
どを変えて調整される。なお、可動弁口102及び固定
弁口97と可動弁口106及び固定弁口110との吻合
位置は中心から等距離であっても、一方が他方よりも近
い距離にあってもよい。また、可動流路101と105
とのなす角度は0〜360°の範囲で任意に決めてよ
い。なお、Eは回転バルブ盤100の回転方向を示す矢
印である。
【0034】また、回転装置30、照明ランプ62、送
水ポンプ85、配気液ロータリバルブ93、送気装置9
1及び保温湿器43の開閉装置などは図示しない制御装
置により集中管理されている。
【0035】以下作動について説明する。鉢植え植物の
株分、定植、剪定及び矯正などの手入れが済んだ植木鉢
1を鉢台座15と一体となった鉢カバー5内に挿入し天
板16上に搭載せしめるとともに、着生培地9を充填空
間8に充填し、鉢皿19の遮水空間23内に装設した後
に充填空間26に浸水培地27を充填しながらアジアン
タム,ポトスなどを植え込み、またポケット6の開口部
7からイワタバコ,ウチョウラン,トキソウなどを植え
付けたグリーンインテリア植栽器を所定数・所定場所に
配置し且つ各鉢皿19と制水器65とを連通管64で通
液連結する。
【0036】次に、植物に水分及び葉水を与えるととも
に必要に応じ鉢皿19にも溢流管69からの越流水が確
認される迄注水した後、風を凸面で受けるように屏風4
4或は55のどちらか一方を鉢皿19に立設し、該グリ
ーンインテリア植栽器の配設環境下で鉢植え植物の乾燥
が進み給水を要する迄放置する。
【0037】鉢植え植物が給水を要するに至った時点の
遊水槽66の遊水液面の水位を検定し、マーキングする
とともに給水指示器71にその給水指示発信水位として
設定する。
【0038】外気温が低い時に鉢皿19に立設した保温
湿器43の換気を行なう開閉装置は、保温湿器43内の
気温・湿度を検知し開閉を指示する換気指示器からの換
気指示により永久磁石59の磁力で面接されていた集霧
板54を電磁石49に通電し反発・解結するとともに仰
向傾倒せしめ保温湿空間を開放し換気する。また該開閉
装置は換気指示器からの保温指示により集霧板54を引
き上げ永久磁石59の磁力で再び屏風44に面接せしめ
る。なお電磁石49には保温湿器43の開閉操作時にの
み短時間通電される。
【0039】上述の構成により、水の流れは次のように
なる。鉢植え植物の配置環境下における乾燥強度に比例
して蒸発し葉部に給湿しながら減少する鉢皿滞水と水位
を同じくして変動する遊水槽66内の遊水の設定下限水
位で鉢植え植物の乾燥度を推測し発信される給水指示に
より配気液ロータリバルブ93と送水ポンプ85とが始
動されて各調水器39へ順々に配水される。
【0040】なお、植物に葉水を与える場合には配気液
ロータリバルブ93と送水ポンプ85と送気装置91と
が始動されるとともに、調水器39に付設された配水切
替弁が作動し噴霧器40,41にガスと水分とが供給さ
れ各グリーンインテリア植栽器毎に順々に葉水が噴霧さ
れる。なお調水器39の配水切替弁は送水ポンプ85だ
けしか作動しない場合には給水管42に切り替わり給液
盤11に給水する。
【0041】給液盤11に給水される水分は培地からの
土壌殺菌を含む反射飛散水で葉部を濡すことなく鉢培地
4と着生培地9とに均一且つ短時間に十分量が供給され
る。
【0042】鉢培地4及び着生培地9に供給された水分
はピストンフローをなして下降し鉢培地4及び着生培地
9中の滞留ガスを排除しつつ新鮮な空気と入れ替え換気
するとともに根酸などの生代謝物質を流去せしめ且つ毛
根部に十分な水分・養分及び酸素を均等に供給しながら
鉢穴3を抜け天板16を伝い庇板17に導かれ浸水培地
27を潤し堰板24下部の通液口25を通り環濠空間2
8に流入する。
【0043】また、葉部からの蒸散を抑制して根の給水
力とのバランスを調整させるとともに葉面を洗滌し光合
成能を回復させる葉水の中の散逸霧水は集霧板45或は
54で捕捉されて露水となり導水板51を伝い鉢皿19
の環濠空間28に流入する。
【0044】環濠空間28に集まった水は鉢皿19及び
遊水槽66に滞水及び遊水として貯留されるとともに所
定水位以上の遊水は溢流管69から越流して排水槽72
に導入されその量が排水指示器73の設定上限水位に達
すると排水ポンプ75で排除され、また設定下限水位に
達すると排水ポンプ75を停止する。なお、下述の実施
例では作動の説明を省略する。
【0045】図4は本発明の第2実施例を示した説明図
であり、鉢植え植物に水分を供給する回廊溝状の給液盤
127を上部に懸架した植木鉢1がそれを鉢皿157の
滞水液面よりも高い位置に搭載し挟鉢突起134で支持
する鉢台座131により鉢皿157の環状堤22内に回
転可能に装設されている。
【0046】129は給液盤127を支持するストッパ
を備えた植木支柱141を中間部で貫通支持する貫通担
子である。128は水分を鉢培地4上に均一に配給する
配液口、130は給液盤127を植木鉢1に挿入支持せ
しめる脚板である。
【0047】132は天板であり搭載した植木鉢1を支
持し且つ植木支柱141を下端部で固定する挟鉢突起1
34と鉢抜水を鉢皿157に導びく庇板133とを備え
ている。なお158は鉢皿157の滞水を制水器161
と流通せしめるサイホン通液器である。
【0048】135は噴霧器40と連動し葉水を噴霧中
に鉢台座131を回す回転装置であり、鉢台座131を
支持して回す回転盤136と駆動装置138及びその動
力を回転盤136に伝える伝導盤137と駆動装置カバ
ー139の上面に等間隔に3個以上付設されて回転盤1
36を支える支持ローラ140とからなる。なお回転盤
136と伝動盤137とは随時装脱着可能に装設され
る。
【0049】142は梁支柱であり下端部が挟鉢突起1
34で固定され且つ中間部を貫通担子129で支持され
た植木支柱141を上部で環状に連結し植物を結束して
整姿・保護する行灯状の支柱枠を形成している。142
aは植物を矯正する桁支柱であり、植木支柱141間に
架設されている。142bはポトスなどの裾植え植物を
結束する環状の桁支柱である。
【0050】144は葉水中の散逸霧水を捕捉し環濠空
間28内に導入する上部が湾曲した半筒状の集霧板14
5部と筒状の支持筒146部とが一体となった屏風であ
る。151は屏風144に締結され保温湿器143を形
成する上部が湾曲した半筒状の集霧板、148は皿外壁
20との間の毛細管現象の発現を防ぎ且つ立設位置を決
めるスペーサを兼ねた周底板、147は通液口である。
【0051】149,149aはそれぞれ屏風144の
周縁部を縁取るフランジ枠を形成する横フランジと縦フ
ランジ、153,153aはそれぞれ該フランジ枠に面
接せしめる集霧板151の相フランジ枠を形成する横フ
ランジと縦フランジであり、横フランジ149と153
とは集霧板151を仰向傾倒し保温湿空間を開閉する締
結具155で締結されている。150は縦フランジ14
9aに設けられた電磁石、154は縦フランジ153a
に設けられた永久磁石である。
【0052】152,152aはそれぞれ集霧板151
の横フランジ153と縦フランジ153aから迫り出て
シール枠を形成する横シール板と縦シール板、156は
集霧板151を開閉する図示しない開閉装置が接続され
る端子である。なお該開閉装置には保温湿器143の換
気・保温を指示する図示しない換気指示器が付設されて
いる。
【0053】161は鉢植え植物の乾燥を推測し給水を
指示する制水器であり、遊水槽162と溢流ノズル16
5と遊水の設定下限水位を検知し光・音及び/又は無線
発信器で給水を指定するフローテングスイッチ166と
フローテングスイッチ166を昇降可能に浮設するガイ
ドポール164とサイホン通液器158のサイホン管1
59aを挿入する下端部に通液開口を持つ短管163と
が設けられている。160はサイホン管159,159
aを連絡する逆止弁が付設されたガス抜ポンプ、167
は遊水の設定下限水位を検知して植物への給水を指示す
る接点、168は浮力とバランスを調節する衡錘が付設
されたフロートである。なお169は越流水の導管、1
70は排水槽である。
【0054】171は給水器であり、フローティングス
イッチ166からの指示を受けて配気液ロータリバルブ
93に水分を送る送水ポンプ178と溢流堰172で仕
切られてなる養液槽173及び清水槽174とヒータ1
76,176aとそれを制御する調温器175,175
aと切替弁177と図示しない攪拌機とが設けられてい
る。179は送水管である。
【0055】図5は本発明の第3実施例を示した説明図
であり、植木鉢180と鉢植え植物に水分を供給する回
廊溝状の給液盤181と植木鉢180を鉢皿186の滞
水液面よりも高い位置に支持する鉢台座185とが一体
化され鉢皿186に装設されている。
【0056】182は配液口、183は鉢穴、184は
植木鉢180と鉢台座185とを仕切る天板、188は
皿外壁187の上端部に付設された環状フランジであ
る。
【0057】189,191はそれぞれ集霧板151,
192が鉢皿186に環状フランジ188部でそれぞれ
締結され形成される屏風である。190は屏風189,
191を互に向い合せに組み合せ形成された植物の保温
湿器である。194,194aはそれぞれ枠フランジを
形成する横フランジと縦フランジ、195は締結溝板、
193は導水板である。なお保温湿器190には図示し
ない換気指示器を付設した開閉装置が設けられている。
また屏風189には本発明の第2実施例に記載の集霧板
151から永久磁石154を取り外したものが使われて
いる。
【0058】196は制水器であり溢流堰197で仕切
られてなる通液ノズル200を備えた遊水槽198及び
排水ノズル202を備えた溢流水引抜槽199とフロー
ティングスイッチ166を昇降可能に浮設するガイドポ
ール201と排水払出用のジョイント204を備えた排
水仮受槽203と排水受入用のジョイント205を備え
た排水用のホースリール206とが設けられている。2
07は排水槽である。
【0059】208は給水器171に付設された送水用
のホースリールであり送水用のジョイント209を備え
ている。なお210は配気液ロータリバルブ93の導水
管90に付設された受水用のジョイントである。
【0060】211は送気装置91に付設された送気用
のホースリールであり送気用のジョイント212を備え
ている。なお213は配気液ロータリバルブ93の導気
管92に付設された受気用のジョイントである。
【0061】本発明の第3実施例は植物の日常管理が困
難な高所・狭所・隔所などに配設されたグループプラン
ツを形成する複数のインテリア植栽器の集中遠隔管理を
容易にすることを特徴としており、それぞれジョイント
205,209,212が付設されたホースリール20
6,208,211が接続された排水槽207と給水器
171と送気装置91とが図示せぬ台車に搭載され、制
水器196からの給水指示を受けて該台車をプランツサ
イトに移動させ給排水操作を行なう。
【0062】図6は本発明の第4実施例をし示した説明
図であり、300はグリーンインテリア植栽器301を
装設した台盤315を人の手が届かない空中にシャンデ
リア状に懸設して形成された空中花壇である。
【0063】なお、台盤315にはグリーンインテリア
植栽器301の他に調水器39とそれにチューブ接続さ
れた図示しない配気液ロータリバルブと制水器と給液盤
302と植木の枠支柱304と屏風305と排水用のホ
ースリール306と受水用のホースリール309と受気
用のホースリール312と図示しない集中制御装置とが
搭載・装設されている。
【0064】台盤315にはグリーンインテリア植栽器
301の鉢皿303の外壁面を外観可能に支持する透フ
レーム316とF方向に開閉する底蓋319を備えたホ
ースリール306,309,312の収納凾318と排
水仮受槽317と調水器39を支えるスタンドバー32
0及びそれらを補強する環状管321と吊梁323及び
それを台盤315に連結する衡鎖322と吊梁323を
懸鎖325に連結する束鎖324とが設けられている。
なお懸鎖325には図示しない電力ケーブルが沿設され
ている。
【0065】307は排水用のホースリール306の先
端に付設された排水払出用のジョイントであり図示しな
い排水槽に付設された排水受入用のジョイント308に
クイックカップリングされて排水仮受槽317内に滞留
水が残留しないように排除する。
【0066】310は受水用のホースリール309の先
端に付設された受水用のジョイントであり図示しない給
水器に付設された送水用のジョイント311にクイック
カップリングされて配気液ロータリバルブに水分を供給
する。
【0067】313は受気用のホースリール312の先
端に付設された受気用のジョイントであり図示しない送
気装置に付設された送気用のジョイント314にクイッ
クカップリングされて配気液ロータリバルブに葉水噴霧
用のガスを供給する。
【0068】図示しない台車に搭載され制水器からの給
水指示を受けてプランツサイトに運ばれる排水槽と給水
器と送気装置のそれぞれに付設されたジョイント30
8,311,314にクイックカップリングされるジョ
イント307,310,313を備えたホースリール3
06,309,312を搭載した空中花壇300には地
上からの無線指示により底蓋319を開閉しホースを昇
降せしめる遠隔制御器が設けられている。なおホースリ
ール306,309,312を収納した収納凾318ご
と昇降させてもよい。
【0069】本発明は上記実施例のみに限定されるもの
ではなく、上記第1実施例乃至第4実施例のグリーンイ
ンテリア植栽器を形成する植木鉢1、180と給液盤1
1,127,181,302と鉢皿19,157,18
6,303と鉢カバー5と屏風44,55,144,1
89,191,305などの形状は各種の円形や多角又
はそれらを組み合せたものでもよい。また給液盤11,
127に鉢培地4内に挿入されて水分を供給する導水管
を備えたものであってもよい。
【0070】また、鉢皿19,157,186,303
及び屏風44,55,144,189,191,305
は透明でも不透明でも又はそれらを組み合せたものでも
よく、また該鉢皿が生花の水盆や養魚鉢を兼用するもの
でも或は遮水空間23部の鉢底板がないものでもよく、
また該屏風が光を反射する鏡面を持つものであっても或
は透光量を30〜100%の範囲で遮光するものであっ
てもよい。
【0071】また、保温湿器43,143,190の電
磁石49,150と永久磁石59,154は水圧・油圧
及び/又は挺捍などを使い機械力で締結シールするパッ
キング或は手動で装脱着するクリップ状の弾性締結溝板
などに代えてもよい。なお集霧板を外開き可能な蝶番で
締結してもよく、また扁平な支持筒を持つ保温湿器の導
水板下に形成される扁平空間部に空調器、換気装置及び
気流攪拌器を設けてもよい。
【0072】また、照明ランプ62は植物の育成ランプ
でもインテリア照明ランプでも又はそれらを兼用或は併
設してもよく、またフィトンチットなどの芳香物質の拡
散器を照明ランプ62のソケット部に設けてもよい。
【0073】また、配気液ロータリバルブ93は配気ロ
ータリバルブと配液ロータリバルブに分割しても或は配
液ロータリバルブだけを単独設置してもよく更には電磁
弁に代えてもよい。
【0074】また、環状堤22を鉢台座15,131,
185を回転可能に装設できるドーム状隆起凸起や鉢皿
滞水の浮力に十分に抗し得る重量を持つ上部が開放され
た筒形器や該筒形器に浸水培地27の充填空間26を形
成する堰板24が付設されたものに代えてもよく、また
回転装置30,135の代りに鉢台座15,131,1
85に空調器を設けるとともに保温湿器43,143,
190の上部に気流攪拌器又は換気ファンを設けてもよ
くその他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々組み合
せを変えたり変更を加え得ることは勿論である。
【0075】以上説明したように本発明によれば (1)植木鉢を鉢皿滞水の液面よりも高い位置に支持し
該鉢皿滞水の蒸散空間を開展せしめる鉢台座と据植え植
物が定植された浸水培地と屏風とが鉢皿に設けられてい
るので、水捌が改善されたり鉢植え植物や着生植物の葉
部にその配置環境条件に応じ適切に自然給湿され根腐・
罹病・立枯やハダニの繁殖や落花・落蕾が防止できるば
かりではなく照返による鉢蒸・葉焼も抑制できることか
ら植物を長期間に渡りインテリア効果を損なわせずに健
全に育生することができる。 (2)噴霧器と連動して鉢台座を回転させる回転機構と
仰向傾倒開閉可能に締結された集霧板を備えた屏風で形
成され且つ照明ランプが付設された保温湿器とが設けら
れているので、鉢移動や防・排水の段取に要する手間と
時間を掛けずに適宜定置シリンジを行ない葉部を均一に
洗滌し且つ給湿せしめることにより有害な生物代謝物質
や塵などを除去し虫害の発生を防ぎ且つ光合性能を高め
るとともに根部吸収能と葉部蒸散能を調整できるばかり
ではなく、随時簡単な操作で保温・保湿し低温・乾燥か
ら保護し且つ照量を調整して植物の照量不足・発育斑を
防ぐことにより整姿し且つ健全育成を計って観賞価値を
高めることができる。 (3)鉢植え植物の乾燥程度を推測し植物への自動給水
を指示する給水指示器を備えた制水器を設けているため
常に適切なタイミングで給水できるので、グリーンイン
テリア植栽器を植物の日常管理が困難な高所・狭所・隔
所にも配置することができる。 (4)配気液ロータリバルブと調水器とを設けグループ
プランツを形成する複数のグリーンインテリア植栽器に
定植した各植物に適切に葉水及び水分を与える水管理を
集中化できるので人手と時間の大幅な削減を計ることが
できる。 (5)シャンデリア状の空中花壇を設けているので、鉢
植え植物・着生植物・裾植え植物の葉・芽・花・蕾の形
と色とともに台盤・フレーム・飾鉢・給液盤・鉢皿の形
と色とが織りなす配色と造形及び屏風の三面鏡状乃至凹
面鏡状の鏡面に映し出される虚像と奥行感などによりイ
ンテリア効果を高めることができるばかりではなく、鉢
台座を回転させる回転機構と照明ランプとを音楽に同調
させて動的インテリア効果を演出することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る説明図である。
【図2】図1の配気液ロータリバルブの断面図である。
【図3】図2のバルブ摺動部の説明図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る説明図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る説明図である。
【図6】本発明の第4実施例に係る説明図である。
【図7】従来法の1例に係る説明図である。
【図8】従来法の別の1例に係る説明図である。
【図9】従来法の更に別の1例に係る説明図である。
【符号の簡単な説明】
1 植木鉢 180 植木鉢 5 鉢カバー 9 着生培地 11 給液盤 127 給液盤 181 給液盤 302 給液盤 15 鉢台座 131 鉢台座 185 鉢台座 19 鉢皿 157 鉢皿 186 鉢皿 303 鉢皿 27 浸水培地 30 回転装置 135 回転装置 40 噴霧器 41 噴霧器 43 保温湿器 143 保温湿器 190 保温湿器 44 屏風 55 屏風 144 屏風 189 屏風 191 屏風 305 屏風 65 制水器 161 制水器 196 制水器 71 給水指示器 93 配気液ロータリバルブ 96 固定バルブ盤 109 固定バルブ盤 100 回転バルブ盤 158 サイホン通液器 166 フローティングスイッチ 206 ホースリール 208 ホースリール 211 ホースリール 306 ホースリール 309 ホースリール 312 ホースリール 300 空中花壇 301 グリーンインテリア植栽器 315 台盤 c 植木鉢 h 植木鉢 d 鉢穴 e 鉢皿 f 培地 g 飾器 i 鉢カバー j 飾鉢 A 水分 B 排水 C ガス D 回転装置の回転方向を示す矢印 E 回転バルブの回転方向を示す矢印 F ホースリール収納凾の底蓋の開閉方向を示す矢印

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植木鉢を鉢皿滞水の液面よりも高い位置
    に支持し該鉢皿滞水の蒸散空間を開展せしめる鉢台座が
    装設される鉢皿に裾植え植物を植え付ける浸水培地の充
    填空間と該鉢皿滞水を堀水状に貯える環濠空間とが設け
    られていることを特徴とするグリーンインテリア植栽
    器。
  2. 【請求項2】 植木鉢を鉢皿の滞水液面よりも高い位置
    に支持し該鉢皿滞水の蒸散空間を開展させるべく鉢皿へ
    装設する鉢台座に付設された鉢カバーが該鉢カバーの側
    壁面を飾る着生植物を植え付ける着生培地の充填空間と
    該植木鉢を挿設する鉢込空間とを備えていることを特徴
    とするグリーンインテリア植栽器。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載のグリーンイ
    ンテリア植栽器において、鉢台座に葉水の噴霧器と連動
    する回転機構が設けられていることを特徴とするグリー
    ンインテリア植栽器。
  4. 【請求項4】 鉢皿に葉水中の散逸霧水を捕捉する上部
    が湾曲した半筒形乃至4半筒形の集霧板と該集霧板を伝
    い流下する露水を該鉢皿内に導びく筒状の導水板を備え
    た支持筒とからなる屏風が衝立状に立設されていること
    を特徴とするグリーンインテリア植栽器。
  5. 【請求項5】 上部が湾曲した半筒形乃至4半筒形の2
    〜4枚の互に向い合わされた集霧板同志を鉢皿に立設さ
    れた筒状の導水板を備えた支持筒の上端部に該集霧板の
    1〜4枚を仰向傾倒開閉可能に締結せしめる手段で締結
    し植物の保温湿器が形成されていることを特徴とするグ
    リーンインテリア植栽器。
  6. 【請求項6】 請求項4及び請求項5に記載の集霧板に
    照明ランプとフィトンチットなどの芳香物質をガス拡散
    せしめる拡散器とが設けられていることを特徴とするグ
    リーンインテリア植栽器。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれか1つの項
    に記載のグリーンインテリア植栽器が鉢皿滞水と流通し
    且つ水位を同じくして変動する遊水を滞留せしめる遊水
    槽と設定上限水位以上の該遊水を排除する手段と該遊水
    の設定下限水位で鉢植え植物に水分の供給を指示する手
    段とが付設された制水器を具備していることを特徴とす
    るグリーンインテリア植栽器。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれか1つの項
    に記載のグリーンインテリア植栽器を搭載した台盤をシ
    ャンデリア状に懸設して空中花壇が形成されていること
    を特徴とするグリーンインテリア植栽器。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8のいずれか1つの項
    に記載のグリーンインテリア植栽器が鉢植え植物に水分
    及び/又は葉水を順々に配給する配気液ロータリバルブ
    を具備していることを特徴とするグリーンインテリア植
    栽器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110193445A (zh) * 2019-07-05 2019-09-03 温州丰成建设有限公司 一种市政绿化工程用树干涂刷装置
CN113396735A (zh) * 2021-07-01 2021-09-17 安徽理工大学 一种基于建筑设计的组合种植装置

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