JPH06140172A - 紫外線発光装置 - Google Patents
紫外線発光装置Info
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- JPH06140172A JPH06140172A JP4281686A JP28168692A JPH06140172A JP H06140172 A JPH06140172 A JP H06140172A JP 4281686 A JP4281686 A JP 4281686A JP 28168692 A JP28168692 A JP 28168692A JP H06140172 A JPH06140172 A JP H06140172A
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- light emitting
- emitting device
- ultraviolet light
- ultraviolet
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波の発振の乱れ等によって生じるノイズ
や高調波が制御を行う回路装置等に侵入して誤動作が発
生するのを良好に防止する。 【構成】 紫外線発光装置１０内の高周波電子安定化回
路１１からの高周波の駆動電源が紫外線ランプ２ａ、２
ｂに供給される。また光センサ５、温度センサ６からの
信号が紫外線の照射線量の検出回路１２及び温度検出回
路１３に供給される。そしてこの紫外線発光装置１０に
おいて、電源入力部１５からの電源が絶縁トランス１６
を介して高周波電子安定化回路１１に供給され、絶縁ト
ランス１６の１次側の電源が絶縁トランス１７を介して
回路１２、１３に供給される。なお必要に応じて整流回
路１８を設けてもよい。さらに高周波電子安定化回路１
１を覆うシールド材１９が設けられる。また高周波電子
安定化回路１１から紫外線ランプ２ａ、２ｂまでの電流
路をを覆うシールド材２０が設けられる。
や高調波が制御を行う回路装置等に侵入して誤動作が発
生するのを良好に防止する。 【構成】 紫外線発光装置１０内の高周波電子安定化回
路１１からの高周波の駆動電源が紫外線ランプ２ａ、２
ｂに供給される。また光センサ５、温度センサ６からの
信号が紫外線の照射線量の検出回路１２及び温度検出回
路１３に供給される。そしてこの紫外線発光装置１０に
おいて、電源入力部１５からの電源が絶縁トランス１６
を介して高周波電子安定化回路１１に供給され、絶縁ト
ランス１６の１次側の電源が絶縁トランス１７を介して
回路１２、１３に供給される。なお必要に応じて整流回
路１８を設けてもよい。さらに高周波電子安定化回路１
１を覆うシールド材１９が設けられる。また高周波電子
安定化回路１１から紫外線ランプ２ａ、２ｂまでの電流
路をを覆うシールド材２０が設けられる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、殺菌、あるいは樹脂硬
化や、紫外線反応分解装置等に使用される紫外線発光装
置に関するものである。
化や、紫外線反応分解装置等に使用される紫外線発光装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】蛍光灯の発光に関して、従来から商用交
流電源の電源周波数（６０Ｈｚまたは５０Ｈｚ）で発光
させることが行われている。これに対してより高周波
（１ｋＨｚ〜３００ｋＨｚ）を発振させ、この高周波で
蛍光灯の発光を行うことによって、ちらつきの防止や、
発光効率の向上による省エネルギー化、ランプの長寿命
化を図ることが行われている。
流電源の電源周波数（６０Ｈｚまたは５０Ｈｚ）で発光
させることが行われている。これに対してより高周波
（１ｋＨｚ〜３００ｋＨｚ）を発振させ、この高周波で
蛍光灯の発光を行うことによって、ちらつきの防止や、
発光効率の向上による省エネルギー化、ランプの長寿命
化を図ることが行われている。
【０００３】一方紫外線ランプにおいても、蛍光灯と同
様の発光手段が用いられている。そこでこのような紫外
線ランプを用いる紫外線発光装置について、上述の高周
波を発振させこの高周波で紫外線ランプの発光を行うこ
とが考えられる。
様の発光手段が用いられている。そこでこのような紫外
線ランプを用いる紫外線発光装置について、上述の高周
波を発振させこの高周波で紫外線ランプの発光を行うこ
とが考えられる。
【０００４】ところで紫外線発光装置においては、その
紫外線照射量の制御や、その照射対象の変化等に応じて
発光の停止などの種々の制御を行う必要がある。ところ
が上述の高周波で紫外線ランプの発光を行う紫外線発光
装置を使用している場合に、上述の制御を行う回路装置
等に誤動作の生じることが報告された。
紫外線照射量の制御や、その照射対象の変化等に応じて
発光の停止などの種々の制御を行う必要がある。ところ
が上述の高周波で紫外線ランプの発光を行う紫外線発光
装置を使用している場合に、上述の制御を行う回路装置
等に誤動作の生じることが報告された。
【０００５】これに対して本願出願人等が調査を行った
ところ、回路装置等の誤動作の原因は、上述の高周波の
発振が何らかの理由によって乱された際に生じるノイズ
が、これらの回路装置等に侵入することによって発生し
ていることが判明した。この出願はこのような点に鑑み
て成されたものである。
ところ、回路装置等の誤動作の原因は、上述の高周波の
発振が何らかの理由によって乱された際に生じるノイズ
が、これらの回路装置等に侵入することによって発生し
ていることが判明した。この出願はこのような点に鑑み
て成されたものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、高周波で紫外線ランプの発光を行う紫外線発光装
置を使用している場合に、制御を行う回路装置等に誤動
作が生じるというものである。
点は、高周波で紫外線ランプの発光を行う紫外線発光装
置を使用している場合に、制御を行う回路装置等に誤動
作が生じるというものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による第１の手段
は、紫外線ランプ２ａ、２ｂを高周波で駆動して紫外線
を発光させる紫外線発光装置において、上記高周波で駆
動する手段（高周波電子安定化回路１１）の電源をノイ
ズ遮断手段（絶縁トランス１６）を介して外部電源に接
続（電源入力部１５）すると共に、上記紫外線ランプの
発光に伴う制御を行う手段（検出回路１２、１３）の電
源を上記ノイズ遮断手段の１次側に接続するようにした
ことを特徴とする紫外線発光装置である。
は、紫外線ランプ２ａ、２ｂを高周波で駆動して紫外線
を発光させる紫外線発光装置において、上記高周波で駆
動する手段（高周波電子安定化回路１１）の電源をノイ
ズ遮断手段（絶縁トランス１６）を介して外部電源に接
続（電源入力部１５）すると共に、上記紫外線ランプの
発光に伴う制御を行う手段（検出回路１２、１３）の電
源を上記ノイズ遮断手段の１次側に接続するようにした
ことを特徴とする紫外線発光装置である。
【０００８】本発明による第２の手段は、紫外線ランプ
２ａ、２ｂを高周波で駆動して紫外線を発光させる紫外
線発光装置において、上記高周波で駆動する手段（高周
波電子安定化回路１１）の電源を第１のノイズ遮断手段
（絶縁トランス１６）を介して外部電源に接続（電源入
力部１５）すると共に、上記紫外線ランプの発光に伴う
制御を行う手段の電源を第２のノイズ遮断手段（絶縁ト
ランス１７）を介して上記第１のノイズ遮断手段の２次
側に接続するようにしたことを特徴とする紫外線発光装
置である。
２ａ、２ｂを高周波で駆動して紫外線を発光させる紫外
線発光装置において、上記高周波で駆動する手段（高周
波電子安定化回路１１）の電源を第１のノイズ遮断手段
（絶縁トランス１６）を介して外部電源に接続（電源入
力部１５）すると共に、上記紫外線ランプの発光に伴う
制御を行う手段の電源を第２のノイズ遮断手段（絶縁ト
ランス１７）を介して上記第１のノイズ遮断手段の２次
側に接続するようにしたことを特徴とする紫外線発光装
置である。
【０００９】本発明による第３の手段は、上記ノイズ遮
断手段は絶縁トランスで形成されたことを特徴とする第
１の手段または第２の手段記載の紫外線発光装置であ
る。
断手段は絶縁トランスで形成されたことを特徴とする第
１の手段または第２の手段記載の紫外線発光装置であ
る。
【００１０】本発明による第４の手段は、上記ノイズ遮
断手段はコンデンサ及びコイルからなるノイズフィルタ
で形成されたことを特徴とする第１の手段または第２の
手段記載の紫外線発光装置である。
断手段はコンデンサ及びコイルからなるノイズフィルタ
で形成されたことを特徴とする第１の手段または第２の
手段記載の紫外線発光装置である。
【００１１】本発明による第５の手段は、上記ノイズフ
ィルタは装置の内部で発振される信号に応じて複数設け
られたことを特徴とする第４の手段記載の紫外線発光装
置である。
ィルタは装置の内部で発振される信号に応じて複数設け
られたことを特徴とする第４の手段記載の紫外線発光装
置である。
【００１２】本発明による第６の手段は、上記紫外線ラ
ンプの発光に伴う制御を行う手段は装置の内部に設けら
れると共に、外部へ信号を取り出すことができるように
されていることを特徴とする第１の手段または第２の手
段記載の紫外線発光装置である。
ンプの発光に伴う制御を行う手段は装置の内部に設けら
れると共に、外部へ信号を取り出すことができるように
されていることを特徴とする第１の手段または第２の手
段記載の紫外線発光装置である。
【００１３】本発明による第７の手段は、上記紫外線ラ
ンプは１灯または複数を高周波で駆動するようにしたこ
とを特徴とする第１の手段または第２の手段記載の紫外
線発光装置である。
ンプは１灯または複数を高周波で駆動するようにしたこ
とを特徴とする第１の手段または第２の手段記載の紫外
線発光装置である。
【００１４】本発明による第８の手段は、上記高周波で
駆動する手段をシールド材１９で覆い装置内部または外
部でアースを取ったことを特徴とする第１の手段または
第２の手段記載の紫外線発光装置である。
駆動する手段をシールド材１９で覆い装置内部または外
部でアースを取ったことを特徴とする第１の手段または
第２の手段記載の紫外線発光装置である。
【００１５】本発明による第９の手段は、上記高周波で
駆動する手段から紫外線ランプまでの電流路をシールド
材２０で覆い装置内部または外部でアースを取ったこと
を特徴とする第１の手段または第２の手段記載の紫外線
発光装置である。
駆動する手段から紫外線ランプまでの電流路をシールド
材２０で覆い装置内部または外部でアースを取ったこと
を特徴とする第１の手段または第２の手段記載の紫外線
発光装置である。
【００１６】本発明による第１０の手段は、上記シール
ド材は金属、非金属、セラミックス、シリコン、樹脂の
単品または複合材であることを特徴とする第８の手段ま
たは第９の手段記載の紫外線発光装置である。
ド材は金属、非金属、セラミックス、シリコン、樹脂の
単品または複合材であることを特徴とする第８の手段ま
たは第９の手段記載の紫外線発光装置である。
【００１７】
【作用】これによれば、高周波の発振の乱れ等によって
生じるノイズや高調波はノイズ遮断手段によって遮断さ
れ、このノイズが制御を行う回路装置等に侵入して誤動
作が発生するのを良好に防止することができる。
生じるノイズや高調波はノイズ遮断手段によって遮断さ
れ、このノイズが制御を行う回路装置等に侵入して誤動
作が発生するのを良好に防止することができる。
【００１８】
【実施例】図１は本願の発明を流体の殺菌装置に適用し
た場合の実施例を示す。この図において、１はタンクで
あって、このタンク１には例えば紫外線ランプ２ａ、２
ｂが設けられ、下部の流入口３から流入された流体は紫
外線ランプ２ａ、２ｂから発光される紫外線で殺菌や分
解反応促進、活性化されて、上部の流出口４から流出さ
れる。
た場合の実施例を示す。この図において、１はタンクで
あって、このタンク１には例えば紫外線ランプ２ａ、２
ｂが設けられ、下部の流入口３から流入された流体は紫
外線ランプ２ａ、２ｂから発光される紫外線で殺菌や分
解反応促進、活性化されて、上部の流出口４から流出さ
れる。
【００１９】この殺菌装置に対して、紫外線ランプ２
ａ、２ｂへの発光のための駆動電源が紫外線発光装置１
０から高周波（１ｋＨｚ〜３００ｋＨｚ）で供給され
る。すなわちこの紫外線発光装置１０には高周波電子安
定化回路１１が内蔵され、この高周波電子安定化回路１
１からの高周波の駆動電源が紫外線ランプ２ａ、２ｂに
供給される。これによって紫外線ランプ２ａ、２ｂを発
光させた場合には、ランプのちらつきが防止され、発光
効率の向上による省エネルギー化や、ランプの長寿命化
が図られる。また高周波点灯によって殺菌や、反応、分
解、酸化の速度が速くなることも知られている。
ａ、２ｂへの発光のための駆動電源が紫外線発光装置１
０から高周波（１ｋＨｚ〜３００ｋＨｚ）で供給され
る。すなわちこの紫外線発光装置１０には高周波電子安
定化回路１１が内蔵され、この高周波電子安定化回路１
１からの高周波の駆動電源が紫外線ランプ２ａ、２ｂに
供給される。これによって紫外線ランプ２ａ、２ｂを発
光させた場合には、ランプのちらつきが防止され、発光
効率の向上による省エネルギー化や、ランプの長寿命化
が図られる。また高周波点灯によって殺菌や、反応、分
解、酸化の速度が速くなることも知られている。
【００２０】さらにタンク１内には、紫外線ランプ２
ａ、２ｂからの紫外線を検出する光センサ５、温度セン
サ６が設けられる。この光センサ５からの信号が紫外線
発光装置１０内の紫外線の照射線量の検出回路１２に供
給される。また温度センサ６からの信号が紫外線発光装
置１０内の温度検出回路１３に供給される。さらにこれ
らの検出回路１２、１３からの信号が表示出力部１４に
供給されて、外部に表示されたり、外部への信号を取り
出すようにされる。
ａ、２ｂからの紫外線を検出する光センサ５、温度セン
サ６が設けられる。この光センサ５からの信号が紫外線
発光装置１０内の紫外線の照射線量の検出回路１２に供
給される。また温度センサ６からの信号が紫外線発光装
置１０内の温度検出回路１３に供給される。さらにこれ
らの検出回路１２、１３からの信号が表示出力部１４に
供給されて、外部に表示されたり、外部への信号を取り
出すようにされる。
【００２１】そしてこの紫外線発光装置１０において、
電源入力部１５からの電源が絶縁トランス１６を介して
高周波電子安定化回路１１に供給される。また絶縁トラ
ンス１６の１次側の電源が絶縁トランス１７を介して紫
外線の照射線量の検出回路１２及び温度検出回路１３に
供給される。なお必要に応じて整流回路１８を設けても
よい。また１次側の電源が１００Ｖ等の低圧である場合
には整流回路１８は絶縁トランス１７を介さずに直接設
けてもよい。さらに絶縁トランス１７は絶縁トランス１
６の２次側に接続してもよい。
電源入力部１５からの電源が絶縁トランス１６を介して
高周波電子安定化回路１１に供給される。また絶縁トラ
ンス１６の１次側の電源が絶縁トランス１７を介して紫
外線の照射線量の検出回路１２及び温度検出回路１３に
供給される。なお必要に応じて整流回路１８を設けても
よい。また１次側の電源が１００Ｖ等の低圧である場合
には整流回路１８は絶縁トランス１７を介さずに直接設
けてもよい。さらに絶縁トランス１７は絶縁トランス１
６の２次側に接続してもよい。
【００２２】また高周波電子安定化回路１１を覆い装置
内部または外部でアースを取るシールド材１９が設けら
れる。さらに高周波電子安定化回路１１から紫外線ラン
プ２ａ、２ｂまでの電流路を覆い装置内部または外部で
アースを取るシールド材２０が設けられる。
内部または外部でアースを取るシールド材１９が設けら
れる。さらに高周波電子安定化回路１１から紫外線ラン
プ２ａ、２ｂまでの電流路を覆い装置内部または外部で
アースを取るシールド材２０が設けられる。
【００２３】従ってこの装置において、例えば高周波電
子安定化回路１１の高周波の発振が何らかの理由によっ
て乱されても、それによって生じるノイズは絶縁トラン
ス１６によって遮断され、または絶縁トランス１７を絶
縁トランス１６の２次側に接続した場合には、絶縁トラ
ンス１７によって遮断され、このノイズが検出回路１
２、１３等に侵入して誤動作の発生するのが防止され
る。
子安定化回路１１の高周波の発振が何らかの理由によっ
て乱されても、それによって生じるノイズは絶縁トラン
ス１６によって遮断され、または絶縁トランス１７を絶
縁トランス１６の２次側に接続した場合には、絶縁トラ
ンス１７によって遮断され、このノイズが検出回路１
２、１３等に侵入して誤動作の発生するのが防止され
る。
【００２４】こうして上述の装置によれば、高周波の発
振の乱れ等によって生じるノイズや高調波はノイズ遮断
手段によって遮断され、このノイズが制御を行う回路装
置等に侵入して誤動作が発生するのを良好に防止するこ
とができるものである。
振の乱れ等によって生じるノイズや高調波はノイズ遮断
手段によって遮断され、このノイズが制御を行う回路装
置等に侵入して誤動作が発生するのを良好に防止するこ
とができるものである。
【００２５】また上述の装置によれば、これらのノイズ
が外部へ出て、他の集中制御システム等に入り、これら
の干渉することも防止される。なおこのような外部のシ
ステム等への高周波電子安定化回路１１からの干渉は、
現状の装置では大きな問題となっているものである。
が外部へ出て、他の集中制御システム等に入り、これら
の干渉することも防止される。なおこのような外部のシ
ステム等への高周波電子安定化回路１１からの干渉は、
現状の装置では大きな問題となっているものである。
【００２６】さらに上述の装置において、高周波電子安
定化回路１１、及び、高周波電子安定化回路１１から紫
外線ランプ２ａ、２ｂまでの電流路を覆うシールド材１
９、２０が設けられることによって、これらから直接発
生される高周波のノイズも遮断される。なおシールド材
は金属、非金属、セラミックス、シリコン、樹脂の単品
または複合材で形成することができる。
定化回路１１、及び、高周波電子安定化回路１１から紫
外線ランプ２ａ、２ｂまでの電流路を覆うシールド材１
９、２０が設けられることによって、これらから直接発
生される高周波のノイズも遮断される。なおシールド材
は金属、非金属、セラミックス、シリコン、樹脂の単品
または複合材で形成することができる。
【００２７】また上述の装置において、高周波電子安定
化回路１１は、例えば図２に示すように構成される。こ
の図において、上述の絶縁トランス１６からの電源入力
端子２１、２２がヒューズ２３を介して整流回路２４に
接続される。この整流回路２４の整流出力がチョークコ
イル２５を介してトランス２６の１次コイル２６ａの中
間タップに接続され、この１次コイル２６ａの両端がス
イッチングトランジスタ２７ａ、２７ｂを介して整流回
路２４の接地端に接続される。
化回路１１は、例えば図２に示すように構成される。こ
の図において、上述の絶縁トランス１６からの電源入力
端子２１、２２がヒューズ２３を介して整流回路２４に
接続される。この整流回路２４の整流出力がチョークコ
イル２５を介してトランス２６の１次コイル２６ａの中
間タップに接続され、この１次コイル２６ａの両端がス
イッチングトランジスタ２７ａ、２７ｂを介して整流回
路２４の接地端に接続される。
【００２８】さらに整流回路２４からの直流電圧が発振
回路２８に供給され、この発振回路２８からの例えば１
ｋＨｚ〜３００ｋＨｚの高周波信号が、スイッチングト
ランジスタ２７ａ、２７ｂに供給される。また１次コイ
ル２６ａの両端間にコンデンサ２９が接続される。そし
てトランス２６の２次コイル２６ｂに得られる高周波の
駆動電源が紫外線ランプ２ａ、２ｂに供給される。
回路２８に供給され、この発振回路２８からの例えば１
ｋＨｚ〜３００ｋＨｚの高周波信号が、スイッチングト
ランジスタ２７ａ、２７ｂに供給される。また１次コイ
ル２６ａの両端間にコンデンサ２９が接続される。そし
てトランス２６の２次コイル２６ｂに得られる高周波の
駆動電源が紫外線ランプ２ａ、２ｂに供給される。
【００２９】またトランス２６の２次の動作状態や発振
回路２８の動作状態の検出信号が、異常検出制御回路３
０に供給され、この異常検出制御回路３０からの検出出
力が端子３１に取り出される。この高周波電子安定化回
路１１によって、紫外線ランプ２ａ、２ｂの高周波の駆
動が行われる。
回路２８の動作状態の検出信号が、異常検出制御回路３
０に供給され、この異常検出制御回路３０からの検出出
力が端子３１に取り出される。この高周波電子安定化回
路１１によって、紫外線ランプ２ａ、２ｂの高周波の駆
動が行われる。
【００３０】さらに上述の装置において、高周波電子安
定化回路１１の入力電圧をボリューム等で可変し、紫外
線ランプ２ａ、２ｂの形状、容量、電極間の距離等に応
じて出力を調整することができる。その場合に、このボ
リュームをディジタル制御できるようにし、装置内部で
の温度検出や紫外線の照射線量の検出結果に基づいて自
動制御できるようにしてもよい。
定化回路１１の入力電圧をボリューム等で可変し、紫外
線ランプ２ａ、２ｂの形状、容量、電極間の距離等に応
じて出力を調整することができる。その場合に、このボ
リュームをディジタル制御できるようにし、装置内部で
の温度検出や紫外線の照射線量の検出結果に基づいて自
動制御できるようにしてもよい。
【００３１】またノイズ遮断手段は上述の絶縁トランス
に限らず、コンデンサ及びコイルからなるノイズフィル
タで形成してもよい。その場合にノイズフィルタは装置
の内部で発振される信号に応じて複数設けるようにして
もよい。
に限らず、コンデンサ及びコイルからなるノイズフィル
タで形成してもよい。その場合にノイズフィルタは装置
の内部で発振される信号に応じて複数設けるようにして
もよい。
【００３２】さらに駆動される紫外線ランプは上述の２
灯に限らず、１灯あるいは３灯以上であってもよい。
灯に限らず、１灯あるいは３灯以上であってもよい。
【００３３】また絶縁トランスは、電源トランスを兼用
することもできる。
することもできる。
【００３４】さらに本願の発明は、上述の殺菌装置に限
らず、一般の紫外線発光、ブラックライト装置、紫外線
印刷キャアリング、光反応装置、紫外線オゾン発生装
置、光オゾン反応装置、紫外線処理装置、樹脂硬化装
置、半導体製造紫外線照射装置、短紫外線１８０ナノメ
ーター以下の発生ラジカル放電装置等にも適用できる。
さらに高周波による無接触発光ランプ、マイクロ波放電
点灯、高周波点灯エレクトロルミネッセンス発光、レー
ザー発光源、半導体レーザー発振、半導体レーザー発
光、高周波によるひ電流加熱装置等にも応用できる。
らず、一般の紫外線発光、ブラックライト装置、紫外線
印刷キャアリング、光反応装置、紫外線オゾン発生装
置、光オゾン反応装置、紫外線処理装置、樹脂硬化装
置、半導体製造紫外線照射装置、短紫外線１８０ナノメ
ーター以下の発生ラジカル放電装置等にも適用できる。
さらに高周波による無接触発光ランプ、マイクロ波放電
点灯、高周波点灯エレクトロルミネッセンス発光、レー
ザー発光源、半導体レーザー発振、半導体レーザー発
光、高周波によるひ電流加熱装置等にも応用できる。
【００３５】
【発明の効果】この発明によれば、高周波の発振の乱れ
等によって生じるノイズや高調波はノイズ遮断手段によ
って遮断され、このノイズが制御を行う回路装置等に侵
入して誤動作が発生するのを良好に防止することができ
るようになった。
等によって生じるノイズや高調波はノイズ遮断手段によ
って遮断され、このノイズが制御を行う回路装置等に侵
入して誤動作が発生するのを良好に防止することができ
るようになった。
【図１】本発明による紫外線発光装置を適用した流体殺
菌装置の一例の構成図である。
菌装置の一例の構成図である。
【図２】高周波電子安定化回路の一例の構成図である。
１ タンク ２ａ、２ｂ 紫外線ランプ ３ 流入口 ４ 流出口 ５ 光センサ ６ 温度センサ １０ 紫外線発光装置 １１ 高周波電子安定化回路 １２ 紫外線の照射線量の検出回路 １３ 温度検出回路 １４ 表示部 １５ 電源入力部 １６、１７ 絶縁トランス １８ 整流回路 １９、２０ シールド材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小路 正史 東京都新宿区新宿４丁目３番15号レイフラ ット新宿601号 株式会社豊振科学産業所 内 (72)発明者 石垣 敬吉 東京都新宿区新宿４丁目３番15号レイフラ ット新宿601号 株式会社豊振科学産業所 内 (72)発明者 石川 求 埼玉県草加市稲荷５丁目31番４号 関東計 装株式会社内 (72)発明者 永山 徹 埼玉県草加市稲荷５丁目31番４号 関東計 装株式会社内 (72)発明者 浦上 逸男 埼玉県春日部市大沼６−111 千代田工販 株式会社リサーチセンター内
Claims (10)
- 【請求項１】 紫外線ランプを高周波で駆動して紫外線
を発光させる紫外線発光装置において、 上記高周波で駆動する手段の電源をノイズ遮断手段を介
して外部電源に接続すると共に、 上記紫外線ランプの発光に伴う制御を行う手段の電源を
上記ノイズ遮断手段の１次側に接続するようにしたこと
を特徴とする紫外線発光装置。 - 【請求項２】 紫外線ランプを高周波で駆動して紫外線
を発光させる紫外線発光装置において、 上記高周波で駆動する手段の電源を第１のノイズ遮断手
段を介して外部電源に接続すると共に、 上記紫外線ランプの発光に伴う制御を行う手段の電源を
第２のノイズ遮断手段を介して上記第１のノイズ遮断手
段の２次側に接続するようにしたことを特徴とする紫外
線発光装置。 - 【請求項３】 上記ノイズ遮断手段は絶縁トランスで形
成されたことを特徴とする請求項１または請求項２記載
の紫外線発光装置。 - 【請求項４】 上記ノイズ遮断手段はコンデンサ及びコ
イルからなるノイズフィルタで形成されたことを特徴と
する請求項１または請求項２記載の紫外線発光装置。 - 【請求項５】 上記ノイズフィルタは装置の内部で発振
される信号に応じて複数設けられたことを特徴とする請
求項４記載の紫外線発光装置。 - 【請求項６】 上記紫外線ランプの発光に伴う制御を行
う手段は装置の内部に設けられると共に、外部へ信号を
取り出すことができるようにされていることを特徴とす
る請求項１または請求項２記載の紫外線発光装置。 - 【請求項７】 上記紫外線ランプは１灯または複数を高
周波で駆動するようにしたことを特徴とする請求項１ま
たは請求項２記載の紫外線発光装置。 - 【請求項８】 上記高周波で駆動する手段をシールド材
で覆い装置内部または外部でアースを取ったことを特徴
とする請求項１または請求項２記載の紫外線発光装置。 - 【請求項９】 上記高周波で駆動する手段から紫外線ラ
ンプまでの電流路をシールド材で覆い装置内部または外
部でアースを取ったことを特徴とする請求項１または請
求項２記載の紫外線発光装置。 - 【請求項１０】 上記シールド材は金属、非金属、セラ
ミックス、シリコン、樹脂の単品または複合材であるこ
とを特徴とする請求項８または請求項９記載の紫外線発
光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4281686A JPH06140172A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 紫外線発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4281686A JPH06140172A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 紫外線発光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06140172A true JPH06140172A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17642576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4281686A Pending JPH06140172A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 紫外線発光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06140172A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011145299A (ja) * | 1998-11-28 | 2011-07-28 | Severn Trent Water Purification Inc | 紫外線光源 |
| JP2020097141A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | Dic株式会社 | 印刷装置及び印刷物の製造方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62227265A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-06 | Canon Inc | 原稿読み取り装置 |
| JPH01175197A (ja) * | 1988-02-25 | 1989-07-11 | Nec Home Electron Ltd | 蛍光ランプ用照明器具 |
| JPH01286297A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-17 | Nec Home Electron Ltd | 蛍光ランプ点灯装置 |
| JPH02189899A (ja) * | 1989-01-17 | 1990-07-25 | Ebara Denki Seisakusho:Kk | インバーター式殺菌灯 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP4281686A patent/JPH06140172A/ja active Pending
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| JP2020097141A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | Dic株式会社 | 印刷装置及び印刷物の製造方法 |
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