JPH0613938U - 自動車用料金支払器具 - Google Patents

自動車用料金支払器具

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Publication number
JPH0613938U
JPH0613938U JP6989791U JP6989791U JPH0613938U JP H0613938 U JPH0613938 U JP H0613938U JP 6989791 U JP6989791 U JP 6989791U JP 6989791 U JP6989791 U JP 6989791U JP H0613938 U JPH0613938 U JP H0613938U
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JP
Japan
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ticket
clip
handle
toll
container
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Pending
Application number
JP6989791U
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English (en)
Inventor
勝久 辻
Original Assignee
勝久 辻
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Publication date
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Publication of JPH0613938U publication Critical patent/JPH0613938U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 国内の有料道路の料金受取口及び駐車場の発
券機は、そのほとんどが運転手から見て右手に設けてあ
るので、左ハンドル車の運転手は煩わしさを感じている
人が多い。本考案の目的は、そのような状況においても
料金の支払い及び駐車券などの取り出しを容易に済ま
せ、また、右ハンドル車も含めて、風雨が激しいときの
料金所での支払いの際、車内に雨が降り注ぐのを防ぎ、
しかも常備しておいても不便にならないようにすること
にある。 【構成】 料金等を入れるための容器、又は回数券、カ
ード、駐車券などを挟むためのクリップに伸縮可能な柄
を設けたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、国内の有料道路の料金所及び駐車場などにおいて、運転手から見て 右手に位置する受取口に対し、左ハンドル車の運転手が料金の支払いを容易に行 なうことができ、また右ハンドル車の場合においても、風雨の激しいときは使用 価値があると考えられる器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
国内の料金所は、そのほとんどが右ハンドル車を想定した設計になっており、 左ハンドル車の運転手が料金を容易に支払えるようにすることを目的とした考案 も特に成されていない。
【0003】 また、料金所の雨よけは、大型車が通過できるよう、高い位置に設けてあり、 雨天の場合の乗用車に対する配慮は十分とは言えない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
左ハンドル車の運転手は、料金受取口が右手にある場合、車体を右に寄せよう として神経をつかったり、安全ベルトをはずして身を乗り出す人が多い。右に寄 せ足りなかった場合や大きい車の場合は、片足を助手席側におかなければならな いこともしばしばであり、太っている人はそれも困難である。又、係員の方は扉 を開けて出ていくかどうかを車の大きさ、寄せ具合、運転手の様子などによって 微妙な判断をしなければならず、誤解が生じ易く、後がつかえている場合は特に 煩わしい。また、駐車場及び一部の有料道路では、発券機より券を取り出さなけ ればならないことがあり、この場合は助手席に身を移すか、車外に出なければな らず、さらに煩わしい。
【0005】 また、料金所の雨よけは高い位置に設けてあるので、右ハンドル車も含めて、 風雨が激しいときは車内に雨水が降り注ぐこともある。
【0006】 この考案が解決しようとする課題は、上記の状況において、左ハンドル車の運 転手が料金の支払いを容易に済ませることができ、また、右ハンドル車も含めて 、風雨が激しいときでも、なるべく車内に雨水が降り注ぐことのないようにして 料金の支払いを済ませることができ、且つ、常備しても不便なことが生じないよ うにするにはどのようにしたらよいかという点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
料金等を入れる容器、又は紙幣、回数券、カード、駐車券等を挟むためのクリ ップに伸縮可能な柄を設けた。
【0008】
【作用】
図1及び図2の実施例の場合は、料金等を容器に入れるか、、クリップ式の場 合は回数券、カード等をクリップに挟み、いずれの場合も右手で柄の先端部をつ まみ、左手で柄の他方の端を持って引き伸ばし、係員に差し出す。
【0009】 図3の実施例のもので、発券機より駐車券を取り出す場合は、スライド板の凸 部(11)を前方へスライドさせてスライド板先端部(12)をクリップ前方に 突き出すことによってクリップを開口しておき、柄を延ばして券がクリップの挟 持部内に入るようにし、券取出口の上部面に(12)を押すことによってクリッ プの挟持部を閉じ、券を挟着する。磁石(13)はスライド板を使用していない とき、それを固定するためのものである。
【0010】 図4の実施例のもので、発券機より券を取り出す場合は、電源スイッチ(20 )を入れ、突起(22)をケース(21)より出し、クリップの押部(24)を 押してフック(23)を突起に押圧することにより、突起の戻る力に抗して突起 をスライドさせ、フックを突起の下面に固定してクリップを開口しておき、柄を 伸ばして券のクリップ内への進入を光透過型の光センサ(19)で検知し、論理 回路を用いて、ソレノイドなどを利用した駆動装置を作動させ、突起をケース内 にスライドさせて、フックをはずし、券を挟着する。
【0011】 また、有料道路の料金受取口は、乗用車の運転手からみて、やや上に位置して いるので、風雨が激しいときは、サイドウインドーを少し開け、そこから器具を 差し出す。
【0012】
【実施例】
図1は1実施例を示す斜視図である。料金等を入れる容器(2)に透明なスラ イド式の蓋を設け、下部に伸縮可能な柄(1)を設けている。柄は大小の管を嵌 合させており、両手による引き伸ばし、及び押圧によって伸縮可能となる。
【0013】 実施例では柄の伸縮方向と垂直な断面を楕円状にしているが、これは、円状に すると大小の管の圧接力が弱くなってきたときに回転しやすくなり、使用状況と の関りで不都合であるということと、容器の形状にも都合のよいものであるから である。しかし楕円状にすることの必然性はない。
【0014】 尚、伸縮可能な柄の具体例として、指示棒などが一般に知られており、本考案 の主体は柄の内部構造にはないので、その部分の構成については省略する。
【0015】 図1の実施例において、蓋の端を容器に蝶着させたものでもよく、この場合は 容器全体を右掌を想像させるようにし、透明な蓋の上に描かれた親指の先端部に つまみを設けるか、立体的に親指の形状を施した先端部をつまみとする場合など に都合がよい。
【0016】 図2の実施例は、紙幣、回数券、カードなどを挟着するためのクリップを使用 した例である。この例はしまいやすいのが長所である。
【0017】 図3及び図4の実施例は図2の実施例の機能に加えて、発券機より券を取り出 すことができるようにしたものである。
【0018】 図3の実施例では料金所の係員がクリップ押部の片方だけを押した場合を考え 、スライド板の下に両押部の連結部を設けてある。
【0019】 図3の(14)及び図4の(25)は小銭を入れる容器の下面に溝を設けたも のをこの棒に嵌合させて装着できるようにするためのものである。
【0020】 図4の突起(22)を電気力により駆動させる装置のしくみは一般に考えられ るもので十分である。
【0021】 尚、発券機より券を取り出す手段としては、巻尺などによくみられる、うず巻 ばねを利用したケース内に、ワイヤを内蔵したものをクリップの後部に固定し、 ワイヤの端を柄を構成している最も大きい管の内部の端に固定させて、柄を伸ば したときにワイヤも伸びるようしておき、手もとのつまみを動かすことによりク リップの開閉ができるようにすること、或いは、駐車券に使用されている素材は 、ある程度の硬さのあるものがほとんどであるから、券をクリップ内に進入させ るときに、てこの原理を利用して僅かな押圧力で図4に示してあるようなフック をはずすことにより券を挟着することなど、あらゆる方法が考えられるが、ここ では耐久性があり、器具の使用目的に適切なものを実施例として選んだ。
【0022】
【考案の効果】
国内の有料道路の料金所及び駐車場において、左ハンドル車の運転手でも、本 考案の器具を使用すれば、「考案が解決しようとする課題」で指摘したような煩 わしさがなく、容易に料金の支払い及び駐車券などの取り出しができ、また、右 ハンドル車も含めて、風雨が激しいとき料金の支払いをする際、車内に雨水が降 り注ぐこともない。その上、しまい易いことから、邪魔にもならない。従ってこ の器具は、快適な運転の一助となり得る。 加えて、国家間の交通法の違いによる前述の不便さは、英仏トンネルの完成、 及びEC統合に伴ない、増大するのは必至であるが、この器具を使用すれば、そ れを軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器に伸縮可能な柄を設けた斜視図である。
【図2】クリップに伸縮可能な柄を設けた斜視図であ
る。
【図3】クリップに伸縮可能な柄とスライド板を装着さ
せた斜視図である。
【図4】クリップに伸縮可能な柄と光センサを装着させ
た側面図である。
【符号の説明】
1 柄 14 小銭入固定棒 2 容器 15 バネ 3 蓋 16 柄 4 ネジ 17 発光部 5 つまみ 18 受光部 6 柄 19 光センサベース
フレーム 7 ネジ 20 電源スイッチ 8 クリップ 21 駆動装置内蔵ケ
ース 9 柄 22 突起 10 クリップ押部 23 フック 11 スライド板凸部 24 押部 12 緩衝部 25 小銭入固定棒 13 磁石 26 電池

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通行料金等を入れるための容器、又は回
    数券、カード、駐車券などを挟むためのクリップに伸縮
    可能な柄を設けたことを特徴とする自動車用料金支払器
JP6989791U 1991-05-07 1991-05-24 自動車用料金支払器具 Pending JPH0613938U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6989791U JPH0613938U (ja) 1991-05-07 1991-05-24 自動車用料金支払器具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6223791 1991-05-07
JP3-62237 1991-05-07
JP6989791U JPH0613938U (ja) 1991-05-07 1991-05-24 自動車用料金支払器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0613938U true JPH0613938U (ja) 1994-02-22

Family

ID=26403295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6989791U Pending JPH0613938U (ja) 1991-05-07 1991-05-24 自動車用料金支払器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613938U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012016937A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Shuichi Yamamoto シート状物品保持機構および該機構を用いたシート状物品保持具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS632940U (ja) * 1986-06-20 1988-01-09

Patent Citations (1)

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