JPH06138989A - ディジタル入力回路および入力回路の点検方法 - Google Patents

ディジタル入力回路および入力回路の点検方法

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JPH06138989A
JPH06138989A JP29184492A JP29184492A JPH06138989A JP H06138989 A JPH06138989 A JP H06138989A JP 29184492 A JP29184492 A JP 29184492A JP 29184492 A JP29184492 A JP 29184492A JP H06138989 A JPH06138989 A JP H06138989A
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JP
Japan
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circuit
input circuit
input
coupler
signal
Prior art date
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Application number
JP29184492A
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English (en)
Inventor
Shinya Suzuki
信也 鈴木
Hiroshi Mitanbata
博 三反畑
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な回路構成により、ディジタル入力回路内
のフォトカプラの劣化を防止するディジタル入力回路お
よび、前記入力回路の点検を行う入力回路の点検方法の
提供。 【構成】フォトカプラ3への給電を、プロセッサが情報
を読み込む時以外は遮断するスイッチを設けてフォトカ
プラの劣化を防ぎ、また、フォトカプラ駆動用の直流電
源とは別の点検用の直流電源と、両者を切り換えるスイ
ッチを設け、入力保護に用いたツェナダイオードの逆方
向に前記点検用の直流電圧を印加することにより入力回
路の点検を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、マイクロ・コ
ンピュータや制御用コンピュータに用いるディジタル入
力回路と入力回路の点検方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル入力回路の回路構成図
を図2に示す。図2において、1はオン・オフ入力情報
を取り込むための無電圧接点、2は入力保護用のツェナ
ーダイオード、3はフォトカプラ、4は直流電源、5は
抵抗である。Aはフォトカプラ3と直流電源4を結ぶ共
通線であり、出力信号Dは図示しないプロセッサが取り
込む信号名である。
【0003】無電圧接点1がオン状態になるとフォトカ
プラ3より出力される出力信号Dはロー信号となる。逆
に無電圧入力接点1がオフ状態になるとフォトカプラ3
より出力される出力信号Dはハイ信号となる。図示しな
いプロセッサは、ある一定のサンプリング周期でフォト
カプラ3より出力される出力信号Dを取り込んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術による回路
構成では、プロセッサが信号を取り込まない場合におい
ても入力接点がオン状態となると、フォトカプラの入力
側素子には不要な電流が流れ続けフォトカプラの劣化を
早めていた。また、入力回路内のフォトカプラが入力信
号に対応してオンあるいはオフしない異常や、ツェナー
ダイオードの異常を検出することは不可能である。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、簡単な回路構成によりフォトカプ
ラの劣化を防ぐことのできるディジタル入力回路と、入
力回路内のフォトカプラ、ツェナーダイオード等を点検
する入力回路の点検方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的と達成するため
に、共通線上にスイッチを設け、プロセッサが信号を読
み込まない場合においては直流電源とフォトカプラを切
り離す。また、入力回路の点検用の直流電源を用意し、
ツェナーダイオードの逆方向に印加する。
【0007】
【作用】共通線上にスイッチを設けたことにより、プロ
セッサが信号を読み込まない場合には、入力接点がオン
状態となってもフォトカプラに不要な電流が流れ続ける
のを抑えられる。また、入力回路内のツェナーダイオー
ドのツェナー電圧より大きな点検用の直流電圧をツェナ
ーダイオードの逆方向に印加したことにより、ツェナー
ダイオードに逆電流が流れ、入力接点の状態に係わらず
フォトカプラに電流が流れる。
【0008】
【実施例】図1は本発明によるディジタル入力回路およ
び入力回路の点検方法を説明するための回路構成図であ
る。図1において、4aは点検用の直流電源(電圧V
a)、4bはフォトカプラ駆動用の直流電源(電圧V
b)である。電圧Vaは入力回路を構成するツェナダイ
オード2のツェナ電圧Vzに等しいものとし、ツェナー
ダイオード2はフォトカプラ駆動用の直流電源電圧Vb
では逆方向の導通はしないものとする。
【0009】その他、図2に示す従来技術によるディジ
タル入力回路と同様の機能を有するものには同じ符号を
付して説明を省略する。また、X,Yは制御信号名であ
り、6a,6bはリレーである。6bは制御信号Yによ
って制御され、制御信号Yがのときに動作する。制御信
号Xは点検を行う制御信号であり、通常(非点検時)は
ハイ信号であって、制御信号Xによって制御されるリレ
ー6aは61側にある。入力回路の点検を行う際には制
御信号Xはロー信号となりリレー6aは62側へ動作す
る。
【0010】制御信号Y入力回路への給電を制御する制
御信号であり、プロセッサがフォトカプラから出力され
る信号Dを取り込むときはロー信号であって、制御信号
Yによって制御されるリレー6bはオン状態になる。以
下、図1を参照して、本発明によるディジタル入力回路
について説明する。図1において、図示されていないプ
ロセッサがフォトカプラ3からの出力信号を取り込むと
き、制御信号Yはロー信号となり、リレー6bはオン状
態になる。リレー6bがオンすると直流電源4bから直
流電圧Vbが共通線Aを介して入力回路のフォトカプラ
3へ印加される。
【0011】無電圧接点に入力がない場合、フォトカプ
ラ3の出力側はオフ状態であり、出力信号Dはハイ信号
となっている。無電圧接点に入力があると電流は、直流
電源4bからフォトカプラ3→抵抗5→無電圧接点1→
リレー6bへと流れ、フォトカプラ3の出力側がオン状
態となるため出力信号Dはロー信号となる。
【0012】プロセッサがフォトカプラ3からの出力信
号を取り込まないとき、無電圧接点1の状態をフォトカ
プラ3の出力側に伝達する必要がないため、フォトカプ
ラ3への給電も必要がなく、制御信号Yはハイ信号とな
りリレー6bはオフ状態となってフォトカプラ3への給
電を遮断する。次に、本発明による入力回路の点検方法
について説明する。
【0013】まず、フォトカプラ3のオフ異常を検出す
る点検方法について説明する。制御信号Xをハイ信号と
して、リレー6aを61側へ、また、制御信号Yもハイ
信号として、リレー6bをオフする。するとフォトカプ
ラ3への給電が遮断され、フォトカプラ3に電流が流れ
ない。フォトカプラ3の出力側もオフ状態となり、入力
回路が正常であれば無電圧接点の状態に係わらず出力信
号はハイ信号となる。ここで、出力信号にロー信号が出
力されると、その入力回路のフォトカプラ3のオフ異常
が検出される。
【0014】次に、フォトカプラ3のオン異常とツェナ
ーダイオード2の異常を検出する点検方法について説明
する。制御信号X,Yをロー信号とすると、リレー6a
は62側へ動作し、リレー6bはオンする。するとVa
+Vbとなる直流電源電圧が点検電圧としてフォトカプ
ラ3に印加され、自らのツェナ電圧Vzより大きな電圧
がツェナダイオード2の逆方向にも印加されるのでツェ
ナダイオード2は短絡状態となる。
【0015】したがって、入力回路が正常な場合には、
フォトカプラ3には電流が流れ出力信号Dは無電圧接点
の状態に係わらずロー信号となる。ここで、出力信号に
ハイ信号が出力されると、その入力回路のフォトカプラ
3のオフ異常または、ツェナダイオード2の異常が検出
される。なお、上述した実施例では直流電源と共通線と
の切り離しおよび、点検のための直流電源の切り換えに
リレーを用いていたが、前記実施例と同様のスイッチン
グ動作および、切り換え動作が可能であればトランジス
タ等のスイッチング素子を用いてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上、述べたように、直流電源と共通線
との切り離しを行うスイッチを設け、プロセッサが信号
を読み込まない場合には、フォトカプラへの給電を遮断
することにより、プロセッサが出力信号を取り込まない
ときのフォトカプラの入力側素子への不要な電流を抑制
でき、フォトカプラの劣化を防止でき、フォトカプラの
のオフ異常を検出することができる。
【0017】また、ツェナダイオードのツェナ電圧より
高い電圧を持つ故障検出用の電源を設け、入力回路のツ
ェナーダイオードの逆方向に印加することにより、フォ
トカプラのオン異常や、ツェナダイオードの異常を検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるディジタル入力回路の回路図
【図2】本発明によるディジタル入力回路の回路構成図
【符号の説明】
1 無電圧接点 2 ツェナダイオード 3 フォトカプラ 4 直流電源 5 抵抗 6 リレー A 共通線 D 出力信号 X 制御信号 Y 制御信号 r 抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力接点とツェナーダイオードとの並列回
    路と、前記並列回路に対応する抵抗とフォトカプラとの
    直列回路が、共通線を介し直流電源に対して複数個並列
    に接続されたディジタル入力回路において、 フォトカプラからの出力が不要な場合には入力回路への
    給電を遮断するスイッチを共通線に設けたことを特徴と
    するディジタル入力回路。
  2. 【請求項2】入力接点とツェナーダイオードとの並列回
    路と、前記並列回路に対応する抵抗とフォトカプラとの
    直列回路が、共通線を介し直流電源に対して複数個並列
    に接続されたディジタル入力回路の点検方法において、 前記共通線にスイッチを設け、前記フォトカプラへの給
    電を遮断することにより入力回路の点検を行うことを特
    徴とする入力回路の点検方法。
  3. 【請求項3】入力接点とツェナーダイオードとの並列回
    路と、前記並列回路に対応する抵抗とフォトカプラとの
    直列回路が、共通線を介し直流電源に対して複数個並列
    に接続されたディジタル入力回路の点検方法において、 入力回路を構成するツェナーダイオードのツェナ電圧よ
    り大きい電圧を持つ直流電源を設け、 前記ツェナーダイオードの逆方向に前記直流電源による
    電圧を印加することにより入力回路の点検を行うことを
    特徴とする入力回路の点検方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の入力回路の点検方法にお
    いて、直流電源を、入力回路を駆動する第1の直流電源
    と、入力回路の点検を行うための第2の直流電源とによ
    って構成することを特徴とする入力回路の点検方法。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の入力回路の点検方法にお
    いて、入力回路の点検を行う直流電源電圧を、入力回路
    を駆動する第1の直流電源と、点検時に該第1の直流電
    源に対して直列に挿入される第2の直流電源との和電圧
    とすることを特徴とする入力回路の点検方法。
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