JPH0613849B2 - エンジンオイルレベル検出方法 - Google Patents

エンジンオイルレベル検出方法

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JPH0613849B2
JPH0613849B2 JP28415585A JP28415585A JPH0613849B2 JP H0613849 B2 JPH0613849 B2 JP H0613849B2 JP 28415585 A JP28415585 A JP 28415585A JP 28415585 A JP28415585 A JP 28415585A JP H0613849 B2 JPH0613849 B2 JP H0613849B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はエンジンオイルレベル検出方法に関する。
背景技術 一般に、自動車等の車両に搭載されるエンジンは多数の
摺動部分を含んでいる。この各摺動部分では摩擦を生ず
るので出力損失、摩耗、又は摩擦熱によるエンジンの焼
き付け等の原因になっている。エンジンオイルはその摺
動部分における摩擦抵抗を減少させて円滑に作動させる
ために各摺動部分に供給されるものである。また摺動部
分における潤滑作用の他に、その部分の冷却作用及び腐
蝕防止作用、更には燃焼室の気密保作用もある。
エンジンオイルは、通常の場合クランクケース内に設け
られたオイルパンに注入されており、オイルポンプによ
って各摺動部分に給油される。オイルパン内のエンジン
オイルは、エンジンの運転に従って燃焼し或いは漏洩、
気化によってその油量が徐々に減少する。この減少によ
るエンジンオイルの欠乏は上記した潤滑作用等の作用に
重大な障害を与え、そしてエンジンの機能を麻痺させ
る。よって、エンジンオイル量が不足しているか否かを
正確に検出することはエンジンの作動を良好に保つため
に極めて重要である。
エンジンオイルレベルを正確に検出するためには、イグ
ニッションスイッチがオンにされてからエンジンが始動
するまでの各摺動部分に給油されない状態の期間、また
エンジンの運転が停止されてからエンジンオイルがオイ
ルパンに戻った後が適しているとされている。よって、
イグニッションスイッチのオン直後にエンジンオイルレ
ベルを検出し、またエンジンの運転停止から所定時間経
過後にエンジンオイルレベルを検出し、エンジンオイル
レベルが下限の基準レベル以下のときには警報を運転者
等に対して発生することが行なわれる。
ところで、イグニッションスイッチのオン直後にエンジ
ンオイルレベルを検出してオイルレベルが基準レベル以
下のために警報が発生し、エンジンの始動後にその警報
により運転を停止して直ちにエンジンオイルを補給する
ことが考えられる。しかしながら、エンジンオイルを直
ちに補給し、再びイグニッションスイッチをオンにして
もエンジン運転停止後の所定時間内はエンジンオイルレ
ベルの検出をしないのでオイルレベルの検出結果が分か
らないという不具合が生ずるのである。
発明の概要 そこで、本発明の目的は、エンジンオイル検出の際の不
具合を解決し得るエンジンオイルレベル検出方法を提供
することである。
本発明のエンジンオイルレベル検出方法はイグニッショ
ンスイッチのオンからエンジンの始動直前までにエンジ
ンオイルレベルが基準レベル以下に低下したか否かを検
出し、その検出結果を記憶しかつエンジンオイルレベル
が基準レベル以下に低下しているときには警報を発生
し、エンジンの運転が停止されたときに、検出結果の記
憶内容がエンジンオイルレベルの基準レベル以上を表わ
すならばエンジン運転停止状態から所定時間以上継続し
た後にエンジンオイルレベルを検出し、検出結果の記憶
内容がエンジンオイルレベルの基準レベル以下を表わす
ならばエンジン運転停止から所定時間内であってもエン
ジンオイルレベルを検出することを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明のエンジンオイルレベル検出方法を適用
した車載内燃エンジンの検出装置を示している。本装置
においては、オイルパン(図示せず)内にオイルレベル
センサ1が設けられている。オイルレベルセンサ1はエ
ンジンオイル2面に浮ぶ環状のフロート3の中央部に設
けられた磁石4と、オイルパン内のエンジンオイルの基
準レベルに対応する位置に固設されたリードスイッチ5
とからなる。エンジンオイルが下限基準レベルまで減少
するとフロート3内にリードスイッチ5が位置し、磁石
4がリードスイッチ5をオフせしめるようになってい
る。リードスイッチ5の一端はアースされ、他端は制御
回路7に接続されている。
制御回路7には点火装置12と、エンジンオイル供給管
内の圧力が所定値以下のときオンとなる油圧スイッチ9
と、警報ランプ10とが接続されている。また電圧VB
がイグニッションスイッチ11を介して供給される。油
圧スイッチ9は油圧不足時にオンとなり、オンにより警
報ランプ10を点灯せしめるように接続されている。ま
た油圧スイッチ9はオンオフに応じて出力レベルが変化
する出力端を有し、その出力端が制御回路7に接続され
ている。
制御回路7は第2図に示すように点火装置12のイグニ
ッションコイルの1次コイル8から得られる電気信号を
波形整形する波形整形回路21と、波形整形回路21か
ら出力されるパルス信号の発生間隔を計測するカウンタ
22と、オイルレベルセンサ1、イグニッションスイッ
チ11及び油圧スイッチ9の各出力レベルを変換するレ
ベル変換回路23と、レベル変換回路23の出力レベル
を各スイッチのオンオフを表わすデータとするディジタ
ル入力モジュレータ24と、警報ランプ10を点滅駆動
する駆動回路25と、プログラムに従ってディジタル演
算を行なうCPU26と、各種のプログラム及びデータ
が予め書き込まれたROM27と、RAM28とからな
る。カウンタ22、ディジタル入力モジュレータ24、
駆動回路25、CPU26、ROM27及びRAM28
は入出力バス29によって互いに接続されている。
かかる構成においては、カウンタ22からエンジン回転
数を表わす情報が、またディジタル入力モジュレータ2
4からオイルレベルセンサ1のリードスイッチ5、イグ
ニッションスイッチ11及び油圧スイッチ9の各スイッ
チのオンオフ情報がCPU26に入出力バス29を介し
て各々供給される。CPU26はこれらの情報を基にし
てクロック発生回路(図示せず)から出力されるクロッ
クパルスに従って本発明の検出方法を用いたエンジンオ
イルレベル検出動作を行なう。駆動回路25は発振周波
数が1Hzのマルチバイブレータ(図示せず)を有し、
CPU26から出力される点滅駆動指令に応じてマルチ
バイブレータの発振周波数で警報ランプ10を点灯する
ことにより点滅させ、点滅駆動停止指令に応じてく警報
ランプ10の点滅を停止させる。
次に、上記した構成の動作を第3図に示したCPU26
の動作フロー図に従って説明する。
CPU26においては、バッテリーの接続時点、又はイ
グニッションスイッチ11がオン状態にあるときに先
ず、エンジン始動時の油圧チェック終了を表わすフラグ
PIINT 及びエンジンオイルの油圧異常を表わすフラグAl
arm に“0”がセットされて初期化が行なわれ(ステッ
プ51)、ランプ10の消灯させるように駆動回路25
に対して点滅駆動停止指令が発生される(ステップ5
2)。次に、イグニッションスイッチ11がオンか否か
が判別され(ステップ53)、イグニッションスイッチ
11のオフ状態にはフラグFに“1”がセットされ動
作モードがアラームモードであることが記憶される(ス
テップ54)。イグニッションスイッチ11のオン状態
にはフラグFが“1”に等しいか否かが判別される
(ステップ55)。
=1の場合には運転時間の時間経過状態を表わすた
めのフラグFA 及び運転停止時間の時間経過状態を表わ
すためのフラグFB に“1”が各々セットされ(ステッ
プ56)、イグニッションスイッチ11のオンから80
m sec 経過したか否かが判別される(ステップ57)。
80m sec 経過したならば、変数n1 が0に等しくされ
(ステップ58)、オイルレベルセンサ1のリードスイ
ッチ5のオンオフが読み込まれ、リードスイッチ5がオ
ンか否かが判別される(ステップ59)。リードスイッ
チ5のオン時には変数n1 に1を加算した値が新たな変
数n1 とされ(ステップ60)、変数n1 が10に等し
いか否かが判別される(ステップ61)。n1 ≠10な
らば、前回のリードスイッチ5のオンオフの読み込みか
ら10m sec 経過したか否かが判別される(ステップ6
2)。10m sec 経過したときにはステップ59が再び
実行されリードスイッチ5のオンオフが読み込まれる。
オイルレベルセンサ1のリードスイッチ5のオフ時には
オイルレベルが基準レベル以下にありオイル不足である
のでフラグFに“1”がセットされ動作モードがアラ
ームモードであることが記憶され(ステップ64)、点
滅駆動指令が駆動回路25に対して発生される(ステッ
プ65)。駆動回路25は点滅駆動指令に応じてランプ
10を1Hzの周波数にて点滅させる。点滅駆動指令発
生後、イグニッションスイッチ11がオンか否かが判別
され(ステップ66)、イグニッションスイッチ11が
オフならば、駆動回路25に対して点滅駆動停止指令が
発生される(ステップ67)。イグニッションスイッチ
11がオンならば、イグニッションスイッチ11がオフ
になるまでランプ10の点滅が継続される。
ステップ55においてF=0の場合には動作モードが
非アラームモードであるのでフラグFA、FBが“0”に
等しいか否かが判別される(ステップ68,69)。後
述のステップにおいてエンジンの運転時間の時間経過が
第1所定時間T1 (例えば、10min )以上のときには
フラグFAに“1”がセットされ、エンジンの運転停止
時間の時間経過が第2所定時間T2 (例えば、15min
)以上のときにはフラグFB に“1”がセットされ
る。このように各時間の経過があり、FA =1及びFB
=1ならば、イグニッションスイッチ11のオンから8
0m sec 経過したか否かが判別される(ステップ7
0)。80m sec 経過したならば、変数n2 が0に等し
くされ(ステップ71)、オイルレベルセンサ1のリー
ドスイッチ5のオンオフが読み込まれ、リードスイッチ
5がオフか否かが判別される(ステップ72)。リード
スイッチ5のオフ時には変数n2 に1を加算した値が新
たな変数n2 とされ(ステップ73)、変数n2 が10
に等しいか否かが判別される(ステップ74)。n2
10ならば、前回のリードスイッチ5のオンオフの読み
込みから10m sec 経過したか否かが判別される(ステ
ップ75)。10m sec 経過したときにはステップ72
が再び実行されリードスイッチ5のオンオフが読み込ま
れる。n2 =10ならば、オイルレベルが確実に基準レ
ベル以下にありオイル不足であるのでステップ64が実
行される。
オイルレベルセンサ1のリードスイッチ5のオン時には
オイルレベルが基準レベル以上にありオイル適量である
のでフラグFに“0”がセットされ動作モードが非ア
ラームモードであることが記憶される(ステップ7
7)。またステップ61において10回継続してリード
スイッチ5のオン状態検出によりn1 =10と判別され
たとき、ステップ68においてエンジンの運転時間の時
間経過が第1所定時間T1 以下のためにフラグFA
“0”に等しいと判別されたとき、更にはステップ69
においてエンジンの運転停止時間の時間経過が第2所定
時間T2 以下のためにフラグFB が“0”に等しいと判
別されたときにはステップ77の実行によりF=0と
される。その後、イグニッションスイッチ11がオンか
否かが判別され(ステップ78)、イグニッションスイ
ッチ11のオン時にはCPU26内のタイムカウンタB
(図示せず)の計数値TB が所定値だけダウン計数され
て0に等しいか否かが判別される(ステップ79)。な
お、タイムカウンタBの計数値TB にはイグニッション
スイッチ11がオンになる毎に第2所定時間T2 が初期
設定される。TB ≠0ならば、エンジン回転数Neが4
0r.p.m.より小であるか否かが判別される(ステップ8
0)。TB =0ならば、フラグFB に“1”がセットさ
れエンジン運転停止時間が第2所定時間以上経過したこ
とが記憶され(ステップ81)、そしてステップ80が
実行される。Ne<40r.p.m.の場合にはエンストと見
なされて再びステップ78が実行され、エンストによる
エンジン運転停止時間の計測が行なわれる。Ne≧40
r.p.m.の場合にはフラグFA 、FB に“0”がセットさ
れ、圧力検出フラグFP に“0”がセットされ、またC
PU26内のタイムカウンタA(図示せず)の計数値T
A として第1所定時間T1 がセットされ、更に、タイム
カウンタBの計数値TB として第2所定時間T2 がセッ
トされる(ステップ82)。
次に、圧力検出フラグFP が“0”に等しいか否かが判
別される(ステップ83)。FP =0の場合、油圧スイ
ッチ9による油圧検出が不可能な状態にあるとされ、フ
ラグPIINT が“1”に等しいか否かが判別され(ステッ
プ84)、PIINT =0ならば、エンジン始動時の油圧チ
ェックが終了していないので油圧スイッチ9がオンか否
かが判別される(スイッチ85)。油圧が正常で油圧ス
イッチ9がオフのときには点滅駆動指令が駆動回路25
に対して発生され(ステップ86)、点滅駆動指令の発
生からランプ10が3回点滅する時間T3 の経過があっ
たか否かがCPU26内のタイムカウンタC(図示せ
ず)による計数により判別される(ステップ87)。時
間T3 の経過があったならば、点滅駆動停止指令が駆動
回路25に対して発生され(ステップ88)、フラグPI
INT に“1”がセットされエンジン始動時の油圧チェッ
クが終了したことが記憶される(ステップ89)。警報
ランプ10の3回の点滅によりエンジン始動時の油圧が
正常であることが表示される。
次いで、エンジン回転数Neが750r.p.m.より大であ
る状態が5秒間以上継続したか否かが判別される(ステ
ップ90)。ステップ84においてエンジン始動時の油
圧チェックが終了しているためにPIINT =1と判別され
たとき、またステップ85において油圧不足のために油
圧スイッチ9がオンであると判別されたときには直ちに
ステップ90が実行される。Ne>750r.p.m.の状態
が5sec 以上継続したならば、圧力検出フラグFP
“1”がセットされ油圧検出可能状態であることが記憶
される(ステップ91)。Ne>750r.p.m.の状態が
5sec 以上継続しないならば、エンジン回転数Neが7
50r.p.m.以下であるか否かが判別され(ステップ9
2)、Ne≦750r.p.m.のときには圧力検出フラグF
P に“0”がセットされ油圧検出の不可能な状態である
ことが記憶される(ステップ93)。そして、フラグAl
arm が“1”に等しいか否かが判別され(ステップ9
4)、Alarm =1ならば、エンジンオイルの油圧異常で
あるので点滅駆動指令が駆動回路25に対して発生され
る(ステップ95)。Alarm =0ならば、またタイムカ
ウンタAの計数値TA が所定値だけダウン計数されて
“0”に等しいか否かが判別される(ステップ96)。
すなわち、エンジンの運転開始から第1所定時間T1
経過したか否かが判別される。TA =0のときにはエン
ジンの運転開始から第1所定時間T1 が経過したとして
フラグFA に“1”がセットされ(ステップ97)、エ
ンジン回転数Neが40r.p.m.より小であるか否かが判
別される(ステップ98)。TA ≠0のときには直ちに
ステップ98が実行される。Ne<40r.p.m.ならば、
エンジンの運転が停止しているのでステップ78におい
てイグニッションスイッチ11がオンか否かが判別され
る。Ne≧40r.p.m.ならば、エンジンの運転中である
のでステップ82以降のステップが再び実行される。
ステップ83においてFP =1と判別された場合、油圧
スイッチ9による油圧検出が可能な状態にあるので油圧
スイッチ9のオン状態が500m sec以上継続したか否
かが判別される(ステップ99)。油圧スイッチ9のオ
ン状態が500m sec 以上継続したならば、エンジンオ
イルの油圧不足であるのでフラグAlarm に“1”がセッ
トされて油圧不足が記憶され(ステップ100)、その
後、ステップ92が実行される。油圧スイッチ9のオン
状態が500m sec 以上継続していないならば、直ちに
ステップ92が実行される。
一方、ステップ78においてイグニッションスイッチ1
1がオフであると判別されたときにはフラグFA
“1”に等しいか否かが判別される(ステップ10
1)。FA =1のときにはステップ96においてイグニ
ッションスイッチ11がオフされるまでのエンジンの運
転時間が第1所定時間T1 以上であった判別されている
のでエンジンオイル温度が十分上昇している。エンジン
オイル温度の十分なる上昇によりエンジンオイルの粘度
が小さくなり、エンジン停止後、第2所定時間T2 だけ
の時間経過でエンジンオイルがオイルパン内にエンジン
各部から戻ってくることが可能である。そこで、FA
1ならば、タイムカウンタBの計数値TB が所定値だけ
ダウン計数されて0に等しいか否かが判別され(ステッ
プ102)、TB =0のときにはフラグFB に“1”が
セットされエンジン運転停止時間が第2所定時間以上経
過したことが記憶される(ステップ103)。よって、
次回の本ルーチンの実行時にはステップ68ないし75
が実行されてオイルレベルセンサ1のリードスイッチ5
のオンオフが判別によりオイルレベルの良否が検出され
る。
かかる検出装置においては、第4図に示すように時点t
1 においてイグニッションスイッチ11がオンとなり、
エンジンクランキング状態になると、そのクランキング
期間はエンジンオイルはほとんどオイルパン内にあるの
でオイルレベルが検出される。時点t2 においてエンジ
ンが始動すると、エンジンオイルがオイルポンプによっ
て各摺動部分に供給されてオイルパン内のオイルレベル
が低下し、時間の経過と共に安定してくる。第1所定時
間T1 はオイルレベルが安定するまで時間に設定され
る。時点t3 においてエンジンの運転が停止されると、
エンジンオイルは徐々にオイルパン内に戻るのでオイル
レベルが徐々に上昇する。時点t3 から第2所定時間T
2 が経過すると、オイルレベルは正確に検出可能なレベ
ルになり、これ以後においてオイルレベルセンサ1によ
ってオイルレベルが検出されるのである。よって、第4
図の実線aの如くオイルレベルが基準レベル以上なら
ば、オイル量は十分であるとされ、第4図の破線bの如
くオイルレベルが基準レベル以上ならば、オイル不足と
されるのである。
時点t1 から時点t2 までのオイルレベル検出によって
エンジンオイル不足のためにランプが点滅した場合には
エンジン始動直後にエンジンの運転を停止すれば、その
運転停止から第2所定時間T2 経過しなくてもイグニッ
ションスイッチのオンによりエンジンオイルレベルを検
出することができる。また運転停止から第2所定時間T
2 経過しない内にエンジンオイルを補給してイグニッシ
ョンスイッチを単にオンにしてオイルレベルを基準レベ
ル以上になったか否かを調べるだけでイグニッションス
イッチをオフすることが考えられる。この場合、ステッ
プ77においてフラグFM には“0”がセットされるの
で次にイグニッションスイッチをオンにするとステップ
55の実行後にステップ68,69を実行することにな
るが、ステップ56においてフラグFA 、FB に“1”
が各々セットされているのでステップ72を実行し、再
度オイルレベルを調べるためにイグニッションスイッチ
をオンした以後の運転開始時に確実にオイルレベルの良
否を判別することができる。
発明の効果 以上の如く、本発明のエンジンオイルレベル検出方法に
おいては、イグニッションスイッチのオン時にエンジン
オイルレベルが基準レベル以下のために警報が発生し、
その警報により運転を停止してエンジンオイルを直ちに
補給し、再度イグニッションスイッチをオンにすると運
転停止後所定時間内であってもエンジンオイルレベルを
検出するのでエンジンオイル検出の際の不具合を解消す
ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエンジンオイルレベル検出方法を適用
した検出装置を示す図、第2図は第1図の装置の制御回
路の具体的構成を示すブロック図、第3図はCPUの動
作を示すフロー図、第4図はエンジンの運転経過とエン
ジンオイルレベルとの関係を示す図である。 主要部分の符号の説明 1……オイルレベルセンサ 5……リードスイッチ 7……制御回路 9……油圧スイッチ 10……警報ランプ 11……イグニッションスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イグニッションスイッチのオンからエンジ
    ンの始動直前までにエンジンオイルレベルが基準レベル
    以下に低下したか否かを検出し、その検出結果を記憶し
    かつエンジンオイルレベルが基準レベル以下に低下して
    いるときには警報を発生し、エンジンの運転が停止され
    たときに、前記検出結果の記憶内容がエンジンオイルレ
    ベルの所定値以上を表わすならばエンジン運転停止状態
    から所定時間以上継続した後にエンジンオイルレベルを
    検出し、前記検出結果の記憶内容がエンジンオイルレベ
    ルの基準レベル以下を表わすならばエンジン運転停止か
    ら前記所定時間内であってもエンジンオイルレベルを検
    出することを特徴とするエンジンオイルレベル検出方
    法。
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