JPH06138291A - 可撓性送給点の放射線密封通路装置 - Google Patents

可撓性送給点の放射線密封通路装置

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JPH06138291A
JPH06138291A JP3900791A JP3900791A JPH06138291A JP H06138291 A JPH06138291 A JP H06138291A JP 3900791 A JP3900791 A JP 3900791A JP 3900791 A JP3900791 A JP 3900791A JP H06138291 A JPH06138291 A JP H06138291A
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ロベル・ザン
Grousel Jacques
ジャック・グルゼル
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F7/00Shielded cells or rooms
    • G21F7/005Shielded passages through walls; Locks; Transferring devices between rooms

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホツトチヤンバの保護壁を通過する可撓性送
給点を放射線から密封するための通路装置を提供する。 【構成】 ホツトチヤンバの生物学的保護壁(12)を
通りかつ壁(2)を横切る屈曲パイプ(8)からなり、
可撓性送給点(14)が、少なくともパイプ内のその通
路に対応する部分に、複数の可動固体片(20)を備
え、これらの固体片が放射線に対する保護を付与しかつ
それを、少なくとも一方の位置から他方の位置に取り囲
み、そしてネツクレスの真珠のように形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可撓性送給点の放射線
密封通路装置に関し、そして電離および/または中性子
放射線に対する生物学的保護を提供する用途に関する。
これは、例えばかかる放射線にさらされかつホツトチヤ
ンバとして知られる室が核エネルギに関して人間を収容
する作業領域から特殊なコンクリート壁によつて隔離さ
れる場合に関する。
【0002】
【従来の技術】とくに、禁止されたホツトセル内に存す
る設備の種々の部材を送給することを保証するように、
セルの壁を通過する可撓性送給点を有することができる
ことが必要であり、これらの可撓性送給点は、例えば電
気ケーブルまたは幾つかの流体を流入および/または排
出するためのパイプである。
【0003】これらの従来の可撓性送給点は屈曲形状
(S通路パイプとして知られる)を有するかまたは直線
形状(直線通路パイプとして知られる)を有する筒状パ
イプにおいて保護壁を横切る。
【0004】これら両方の場合において、パイプは製造
するときにコンクリート壁自体に直接埋め込まれる屈曲
金属管(S通路)または直線金属管(直線通路)によつ
て構成される。
【0005】直線通路の場合において、プラグがパイプ
の各端部に配置され、このプラグが放射線(アルフアお
よび/またはベータおよび/またはガンマおよび/また
は中性子)を吸収する材料から作られ、バッフル板がこ
のプラグに機械加工されかつそれを通って可撓性送給点
が貫通する。
【0006】S通路の場合において、S形状は視準によ
る放射線を停止するのに十分である。図1はこの実施例
を示す。
【0007】図1は核施設のコンクリート壁2からなり
かつ放射性ホツトチヤンバ4を人間を収容する作業領域
6から隔離する部分を略示する。実際の壁の通路はコン
クリートの中空にされかつ機械的劣化からコンクリート
を保護すべくなされたスリーブ10と内部で並べられた
屈曲パイプ8によつて具体化される。人間の保護は壁2
の面の1つに配置された鋳鉄または鋼板12によつて完
全にされる。この場合に、スリーブ10はまた明らかな
ようにこの金属板12を横断する。その一端でホツト領
域4にかつ他端で非能動領域6に開口するスリーブ10
はかくして完全に可撓性管またはケーブルまたは流体パ
イプのごとき可撓性送給点への通路を許容し、したがつ
て一般に閉止された能動領域4にエネルギおよび続いて
生じる作業を実施するのに要求される一定数の流体を送
給することが可能である。
【0008】スリーブ10が放射線を抑制し易い材料を
含まないとき、放射線に対する保護の作用は電磁フオト
ンかつまた中性子の直線進行に対向するそのS形状によ
つて単に保証され、ならびにコンクリート壁に埋め込ま
れる適宜な材料から作られる板12によつて保証され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】残念ながら、この型の
実施例において、生物学的な保護の許容し得る品質を保
証するために、スリーブ10の内径は35mmを超えな
いかも知れず、他の方法では直接の漏洩が発生するかま
たはスリーブ10の壁上のフオトンまたは中性子の視準
(コリメーシヨン)により生起するかも知れないことを
計算が示している。事実上、理論的にセル4内のスリー
ブ10の入口に現れかつ直線上に延在するフオトンが図
1に印された点Bを通って進むことができないならば、
図1に点で印された通路に沿って壁上のCおよびDで連
続する反射現象のために、幾つかのフオトンは壁2を完
全に横断するかも知れない。
【0010】パイプ8の一定の壁の厚さおよび一定の曲
線のために、発生する漏洩の危険はスリーブ10の直径
がこの35mmの数字より大きいとき非常に大きいこと
は明らかであるので、これがスリーブ10の直径が約3
5mmに制限される理由である。
【0011】本発明の目的は、交差スリーブの直径を3
5mm以上に多分増加しながら、放射線からの完全な不
浸透性の維持を可能にするホツトチヤンバの生物学的保
護壁を通る可撓性送給点の放射線密封通路装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、ホツトチヤンバの生物学的保護壁を通りかつ該壁
を横切る屈曲した通常S形状パイプからなり、該パイプ
がスリーブと並べられそして一方がホツト領域にかつ他
方が作業領域に置かれる2つの端部で開放される可撓性
送給点の放射線密封通路装置において、前記可撓性送給
点が前記パイプのその通路に対応する少なくとも1部分
上に放射線に対して保護を付与しかつスリーブの材料と
匹敵し得る材料から作られる複数の可動固体片をしな
え、該固体片が前記送給点を少なくとも1つの位置から
他方の位置に取り囲みかつネツクレスの真珠のように配
置されそして前記パイプ内への摺動による配置、ならび
に導入されるかも知れない電磁放射線の直線伝播に対し
て前記屈曲パイプの不浸透性を保証することを特徴とす
る可撓性送給点の放射線密封通路装置によつて達成され
る。
【0013】理解されることができるように、本発明の
主たる装置は一方の位置から他方の位置へ横切ることを
必要とする可撓性送給点を取り囲む複数の可動固体片に
よつて構成され、これら種々の固体片の位置、大きさお
よび構成材料は電磁放射線の考え得る通路のすべてを完
全に遮断するような性質からなっている。
【0014】本発明によれば、屈曲パイプ内のその通路
に関して可撓性送給点を取り囲みかつネツクレスの真珠
のように糸に通されている固体片はそれらがいつたんそ
れらに割り当てられた不浸透性作用を充足したならば極
端に変化した形状をとることができる。
【0015】とくに簡単な第1の実施において、固体片
はスリーブの内径にほぼ等しい直径を有する球状ボール
でありかつ可撓性送給点用通路によりそれらの直径の1
つに沿って貫通される。
【0016】本発明の第2の実施態様において、固体片
は直線シリンダであり、該シリンダが円形基部およびス
リーブの内径にほぼ等しくかつ可撓性送給点用通路によ
りそれらの軸線に沿って貫通される。
【0017】本発明の他の非常に好都合な変形例によれ
ば、固体片は2部分で形成された筒状オリーブ状片であ
り、このオリーブ状片が一体にされかつ可撓性送給点の
通路のために、前記可撓性送給点のまわりの種々のオリ
ーブ状片の螺旋取り付けを許容するようにシリンダ軸線
に対して中心からずれて移動されるパイプを有する。固
体片を可撓性送給点に固定するためのこの態様は、種々
の連続するパイプ内の中心からずれて移動される通路の
ために、不浸透性を補強するこれらの固体片の構体の可
撓性送給点のまわりの螺旋分布を許容し、かくしてそれ
にも拘わらず屈曲パイプ内に導入されかつその中で移動
するフオトンまたは中性子の通路を複雑にする。
【0018】他の非常に好都合な実施例において、固体
片はもはや前述の実施例におけるように可撓性送給点に
沿って別個に分布されないが、これに反して屈曲パイプ
内の可撓性送給点の通路に沿って連続する可撓性の補強
を完全に構成する。このために、これらの固体片は一体
にされる2部分に分割された筒状オリーブ形状片であ
り、各部分が種々の連続するオリーブ形状片が互いに内
部で回転入れ子状に収容されかつ前記可撓性送給点のま
わりの連続可撓性補強を構成するように同一屈曲半径を
有する凹状球端面および凸状球端面を有する。
【0019】もちろん、各実施態様において固体片を構
成する材料は屈曲パイプの内部に沿って並ぶスリーブを
構成する材料に関してできるだけ良好な摩擦係数を有す
る。この点において、技術者は各特別な場合に電離放射
線に対して高い捕捉部分を有する材料から適宜な材料を
選択することができる。
【0020】幾つかの実施態様において、本発明はま
た、可撓性送給点により横切られかつとくにアルフアお
よびベータ放射線のごとき特定の放射線に対する保護を
完全にするように屈曲パイプの複数の開口の少なくとも
1つを遮断するパツキン箱からなる。
【0021】好ましくは人間の接近を容易にするために
非能動領域6の側にに配置されることができるパツキン
箱は、また汚染されたセル4の側に配置されることもで
きそして可撓性送給点がパツキン箱を横断するので可撓
性送給点を所定位置に保持する追加の利点を有する。
【0022】本発明は例示のためにかつ限定されない方
法で示される以下の幾つかの実施例の説明によつてより
容易に理解されることができる。
【0023】
【実施例】図2を参照して、この図は本発明の一般的な
装置を示し、この装置は本発明のすべての実施態様に共
通である。
【0024】図2は図1の要素と共通である幾つかの要
素を示しかつそれらは同一参照符号で示される。
【0025】解決されるべき技術的課題は可撓性の電気
ケーブル14が横断する壁2を有することにあり、電気
ケーブル14は屈曲パイプ8によつて壁2を横断しそし
て符号16でパイプの端部を介してホツト領域4にかつ
符号18でこの同一のパイプ8の端部を介して作業領域
6に開放する。本発明によれば、或る数の固体片または
はオリーブ状片20が電気ケーブルのまわりに配置さ
れ、これらの部材はケーブルによつて横断されかつその
外径は屈曲パイプ8に沿って並べるスリーブ10の内部
で摺動することにより前進運動を許容する。本発明を良
好に例示するために、図2はオリーブ状片とスリーブと
の間の空間を誇張している。
【0026】明らかであることは、この空間が減少され
ればされるほど、放射線または粒子の漏洩の数が益々少
なくなるということである。例えば、スリーブ10およ
び固体片20はスリーブ10内の固体片20の良好な摺
動を許容し、一方壁2をおうだんするようにスリーブ1
0内に導入される傾向がある電磁放射線に対する殆ど全
体の不浸透性を保証する、鉛のごとき重金属から作られ
ることができる。一般的に言えば、放射線および/また
は中性子(場合に依存して)吸収しかつ反摩擦特性を有
するあらゆる材料がオリーブ状片に適する。この材料は
同質(鉛)にするかまたは異成分(反摩擦材料で被覆さ
れた鋼)からなることができる。被覆が使用されると
き、この被覆が周囲照射に抗する必要があることは言う
までもない。本発明によれば、あちこちで電気ケーブル
14を取り囲む固体片20は可動であり、すなわち、ケ
ーブル14のまわりに配置されかつ要求されるとき随意
に除去されることができる。本発明によれば、スリーブ
10の直径はもはや良好な不浸透性を得るように約35
mmの大きさに従来技術におけるように制限される必要
はなくそしてその制限は単にスリーブ10の直径ととも
に、達成されるべき不浸透性を許容する固体片20の大
きさであることは明らかである。
【0027】図2はパイプ8の屈曲がホツト領域4に配
置されるこのパイプの開口16が作業領域6内のこの同
一のパイプ8の開口18より低いレベルにあるようにな
つていることを示す。この配置はとくに必要とされそし
てこれらの固体片20を備えたケーブル14が開口18
からの重力によりそれを下降させることによつて導入さ
れることを可能にし、能動領域4からのケーブルの補完
的な牽引はそれにも拘わらずパイプ8内のユニツトの配
置を保証するように必要とすることができる。
【0028】前述されたように、固体片20は可撓性ケ
ーブル14を取り囲むネツクレスの真珠のように作用し
かつこれらの同一の「真珠」は本発明の文脈内で考え得
る全ての望ましい形状を受容することができかつとくに
幾つかの数のこれらの形状が後で説明される。
【0029】図3は固体片20の1実施例を示し、この
実施例はこの例のそれらの部品がそれを横切る可撓性ケ
ーブルまたはアーマチユア用の直径的な通路24からな
るボール22であるので非常に簡単である。
【0030】図4の実施例において、固体片は、またケ
ーブル14用の軸方向通路チヤンネル24を有する円形
基部26を備えた直線シリンダである。
【0031】図3および図4の実施例において、別個の
物質または真珠を備えたケーブル14を同一ケーブル1
4を超えてそれらの中央開口を介してそれらに糸を通す
ことにより簡単に設けることができる。
【0032】図5は固体片の他の実施例を示し、この場
合に固体片はネジ30のごとき公知の手段を使用するこ
とにより互いに固定されることができる2つの部分から
なる筒状オリーブ状片28の形で現れる。このオリーブ
状片実施例において、ケーブル14の通路用のチヤンネ
ル24(図示せず)は2つの補完的なかつ並置可能な中
空半体シリンダ24aおよび24bによつて具体化さ
れ、それは、ネジ30によつて一体にされるとき、オリ
ーブ状片28の2つの半体28aおよび28bがケーブ
ル14の通路用の連続円形筒状チヤンネルを構成する。
このチヤンネル24の1つの顕著な特性は該チヤンネル
がオリーブ状片28の軸線に対して間隔eだけ中心から
ずれて移動され、それがケーブル14をスリーブの軸線
に対して中心からずれて移動されるようにし、そして図
6に示されるように、このケーブル14のまわりの連続
螺旋取り付けにより、屈曲パイプ8からの放射線の不浸
透性を補強するようなユニツトの自然な配置を得ること
を可能にする。
【0033】図5の実施例において、ケーブル14が2
つのオリーブ状片半体28aおよび28bを一体にする
前に通路24のシリンダ半体24aおよび24bの一方
に配置されることは明らかである。
【0034】図1および図2のすべての要素が現れる図
6に関して、ケーブル14は前述されたそれらの理由の
ためケーブル14のまわりに螺旋状に取り付けられた種
々のオリーブ状片28を備えて示される。
【0035】図6はまた補強がホツトチヤンバ4から引
き出されかつパイプ8の開口内のケーブル14のまわり
に配置された2つのパツキン箱プラグ32および34に
よつて通路内に遷移することができる小さな照射粒子に
対する保護が設けられることを示す。事実上、危険な放
射性放射線は単に電磁またはガンマフオトンXに制限さ
れないがまた高い運動エネルギによりまたは中性子から
同様にしばしば伝送されるアルフアおよびベータ粒子か
らなることもできる。この場合に、パツキン箱32およ
び34は粒子がパイプ8に接近することかつしたがつて
壁2を通る通過を禁止するのに十分である。図6の実施
例において、生物学的保護はさらに屈曲チヤンネル8の
開口を取り囲みかつ例えば、鋼または鉛から作られるこ
とができる2つの局部金属吸収板によつて補強される。
図6は鎖線により壁2を横切る遠隔操作子を略示しそし
て駆動ハンドル40により、被動恥把持装置41による
遠隔処理を許容する。
【0036】図7はスリーブ10内に図5からなりかつ
この図で明らかに見ることができるケーブル14に横断
されるオリーブ状片28の1つを略示しそしてそれはオ
リーブ状片28に対してかつしたがつてスリーブ10の
軸線に対して中心からずれて移動される。
【0037】図6の装置の断面ABおよびXYに対応す
る図8および図9は可撓性ケーブル14のまわりのその
組み立てネジ30を備えたオリーブ状片28に関してす
でに説明された螺旋取り付けの理解を可能にする。事実
上、図8と図9の間で、ケーブル14に関連してオリー
ブ状片28の180°の回転を観察することができる。
【0038】最後に、図10は本発明のとくに好都合な
実施例を示し、この実施例において種々の固体またはオ
リーブ状片がケーブル上に隣接して糸が通されかつスリ
ーブ10を横切る1種の可撓性アーマチユアを形成し、
それらは後で説明されるそれらの特性のために完全に満
足する。事実上、図10の実施例において、オリーブ状
片または固体片20の各々はケーブル14の通路用のチ
ヤンネル24により中心で貫通される円形基部を備えた
直線シリンダにより構成され、そして各オリーブ状片2
0の端部は種々の「真珠」20が屈曲パイプ8の壁に設
けているスリーブ10の内部で容易に摺動できる可撓性
アーマチユアを構成するように互いに隣接しかつ回転入
れ子状になされるように交互の凹状および凸状から作ら
れる。
【0039】以上説明されたように、本発明は、ホツト
チヤンバの生物学的保護壁を通りかつ該壁を横切る屈曲
した通常S形状パイプからなり、該パイプがスリーブと
並べられそして一方がホツト領域にかつ他方が作業領域
に置かれる2つの端部で開放される可撓性送給点の放射
線密封通路装置において、前記可撓性送給点が前記パイ
プのその通路に対応する少なくとも1部分上に前記送給
点を横切りかつ前記送給点を少なくとも1つの位置から
他方の位置に取り囲む複数の可動固体片を備え、ネツク
レスの真珠のように配置されかつ前記パイプ内への摺動
による配置およびいかなる電磁または中性子放射線に対
しても前記屈曲パイプの不浸透性を保証するように構成
したので、現行のS形状装置に関しては、視準による漏
洩がないことを保証可能にし、視準による計算は事実上
実施するのが困難でありかつ一般的に言えば、より重い
プラグ、より厚い壁等を有する結果として生じる高い安
全係数が提供され、本発明の装置はより低いコストで同
一の結果を達成することができ、35mmを超えるパイ
プ直径を許容する。次いでコンバータまたは他の容積測
定装置をS通路内に動かすことができる。また、中性子
放射線が高い場合において、中性子がガンマ線より視準
によつてより良好に拡散するので、沸騰水型または過圧
水型原子炉の燃料を処理するために設けられた現行のセ
ルが高速中性子炉の燃料を処理することがひつようであ
るとき、現在存在する通路用のさらに他の保護を必要と
するが、本発明の装置はこの点に関しても完全に適する
可撓性送給点の放射線密封通路装置を提供することがで
きる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】人間を収容する作業領域から放射性ホツトチヤ
ンバを隔離する核施設のコンクリート壁の部分を示す概
略図である。
【図2】本発明の一般的な原理を示す概略図である。
【図3】固体片または厳密に言えば球状オリーブ片のモ
デルを示す概略図である。
【図4】円形基部を有する直線シリンダの形の固体片ま
たはオリーブ状片の特定の形状を示す概略図である。
【図5】対称軸線に対して中心からずれて移動される通
路により貫通される直線筒状オリーブ状片の組み立てら
れる前の2つの部分を示す斜視図である。
【図6】可撓性送給点のまわりの螺旋配置による図5の
オリーブ状片の考え得る注入を示す概略図である。
【図7】図5によりかつそのスリーブに取り付けられた
オリーブ状片を示す拡大図である。
【図8】スリーブのまわりに取り付けられた図6のAB
に沿う断面図である。
【図9】スリーブのまわりに取り付けられた図8から1
80°位相をずらした図6のXYに沿う断面図である。
【図10】種々のオリーブ状または固体片が互いの内部
に回転入れ子状にする凹状および凸状球面端を交互に有
する筒状片の連続する構体から作られる本発明の他の実
施例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
2 壁 4 ホツト領域(チヤンバ) 6 作業領域 8 屈曲パイプ 10 スリーブ 14 電気ケーブル 20 固体片 24 通路 24a シリンダ半体 24b シリンダ半体 28 オリーブ状片 28a オリーブ状片半体 28b オリーブ状片半体 32 パツキン箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベル・ザン フランス国 78310 モーレパ、リュ・ダ ヴァン 25 (72)発明者 ジャック・グルゼル フランス国 95620 パルメン、リュ・ド ゥ・ラ・ペ 6

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホツトチヤンバの生物学的保護壁を通り
    かつ該壁を横切る屈曲した通常S形状パイプからなり、
    該パイプがスリーブと並べられそして一方がホツト領域
    にかつ他方が作業領域に置かれる2つの端部で開放され
    る可撓性送給点の放射線密封通路装置において、前記可
    撓性送給点が前記パイプのその通路に対応する少なくと
    も1部分上に前記送給点を横切りかつ前記送給点を少な
    くとも1つの位置から他方の位置に取り囲む複数の可動
    固体片を備え、ネツクレスの真珠のように配置されかつ
    前記パイプ内への摺動による配置およびいかなる電磁ま
    たは中性子放射線に対しても前記屈曲パイプの不浸透性
    を保証することを特徴とする可撓性送給点の放射線密封
    通路装置。
  2. 【請求項2】 前記固体片が前記スリーブの内径にほぼ
    等しい直径を有する球状ボールでありかつ前記可撓性送
    給点用通路によりそれらの直径の1つに沿って貫通され
    ることを特徴とする請求項1に記載の可撓性送給点の放
    射線密封通路装置。
  3. 【請求項3】 前記固体片が直線シリンダであり、該シ
    リンダが円形基部および前記スリーブの内径にほぼ等し
    くかつ前記可撓性送給点用通路によりそれらの軸線に沿
    って貫通されることを特徴とする請求項1に記載の可撓
    性送給点の放射線密封通路装置。
  4. 【請求項4】 前記固体片が筒状オリーブ状片であり、
    このオリーブ状片が2つの部分から一体にされかつ可撓
    性送給点の通路のために、前記可撓性送給点のまわりの
    種々のオリーブ状片の螺旋取り付けを許容するようにシ
    リンダ軸線に対して中心からずれて移動されることを特
    徴とする請求項1に記載の可撓性送給点の放射線密封通
    路装置。
  5. 【請求項5】 前記固体片が2つの部分から一体にさ
    れ、各部分が種々の連続するオリーブ形状片が互いに内
    部で回転入れ子状に収容されかつ前記可撓性送給点のま
    わりの連続可撓性防護を構成するように同一屈曲半径を
    有する凹状球端面および凸状球端面を有することを特徴
    とする請求項1に記載の可撓性送給点の放射線密封通路
    装置。
  6. 【請求項6】 前記固体片を構成する材料は前記スリー
    ブを構成する材料に関して良好な摩擦係数を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の可撓性送給点の放射線密
    封通路装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記送給点により横切られかつ
    放射性粒子に対する保護を完全にするように前記屈曲パ
    イプの複数の開口の少なくとも1つを遮断するパツキン
    箱からなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    か1項に記載の可撓性送給点の放射線密封通路装置。
  8. 【請求項8】 前記送給点は電気ケーブルおよび流体搬
    送管によつて構成されるグループに属することを特徴と
    する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の可撓性送
    給点の放射線密封通路装置。
JP3039007A 1990-02-13 1991-02-12 可撓性送給点の放射線密封通路装置 Expired - Lifetime JP2961668B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
999001676 1990-02-13
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