JPH06138267A - 計器の照明装置 - Google Patents

計器の照明装置

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JPH06138267A
JPH06138267A JP28642392A JP28642392A JPH06138267A JP H06138267 A JPH06138267 A JP H06138267A JP 28642392 A JP28642392 A JP 28642392A JP 28642392 A JP28642392 A JP 28642392A JP H06138267 A JPH06138267 A JP H06138267A
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light
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meter
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plate
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Miki Kato
三樹 加藤
Kazuhiko Miyazaki
一彦 宮崎
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】計器の文字板、指針等をその前方・正面から良
好に照明することができる計器の照明装置を提供する。 【構成】文字板3の上部前方又は下部前方に配置された
光源14から文字板3の照明を行う計器の照明装置であ
る。文字板3及び光源14の前方にメータ前面透光板1
5が傾斜して配設され、メータ前面透光板15が、光源
14からの光を文字板3側に反射するハーフミラー層
と、光源からの直接光を透過せず、文字板3側からの光
を前方に通過させるライトコントロールフィルム17を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用メータ等に使用
される計器の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用メータにおいて、文字板の
上部又は下部前方に照明ランプを配置し、文字板の前方
から、文字板、指針、及び文字板の開口部に設けられた
積算距離計を照明する構造の計器が知られている(例え
ば、特開平3−170816号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の計器
は、文字板等を照明する照明ランプが、文字板の前方の
下部或は上部に配置され、斜め下方或は斜め上方から文
字板等を照明するため、ランプに近い文字板部分は明る
く、ランプから遠い文字板部分は暗くなり、文字板上に
明るさが不均一になりやすい。さらに、文字板上の指針
においては、その影が、比較的大きく発生すると共に、
指針の回転位置に応じてその影が大きく変化し、メータ
の視認性や見栄えが悪化する問題があった。
【0004】さらに、文字板の開口部内に配設された積
算距離計においては、積算距離計の表示部が文字板の開
口部から少し奥に位置するため、斜め前方からその表示
部に照明が当てられた場合、開口部の縁部の影に入っ
て、その表示部が良好に照明されにくい問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、計器の文字板、指針等をその前方・正面から良好に
照明することができる計器の照明装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の計器の照明装置は、文字板の上部前方又は
下部前方に配置された光源から文字板の照明を行う計器
の照明装置において、文字板及び光源の前方にメータ前
面透光板が傾斜して配設され、メータ前面透光板が、光
源からの光を文字板側に反射し、文字板側からの光を前
方に通過させるハーフミラー層を備えることを特徴とす
る。
【0007】
【作用・効果】このような計器の照明装置では、光源が
点灯された場合、光源からの光はメータ前面透光板のハ
ーフミラー層で反射され、文字板の正面側から光が文字
板に向けて照射され、文字板の照明が行われる。
【0008】このため、文字板の略中央に位置する指針
5の影は、常に指針の背後に生じ、正面の観者からは指
針の影が視認されず、文字板の視認性を悪化させたり、
見栄えを悪くすることはない。
【0009】さらに、文字板上の各部には光源からの長
さが略均一な光が到達するため、文字板の全体が均一に
照明される。また、文字板に開口部が形成され、その開
口部の奥に積算距離計等の表示部が配設される場合で
も、その正面から光が照射されるため、奥に位置する表
示部が影で見にくくなる等の不具合は生じず、良好にそ
の表示部を照明することができる。
【0010】さらに、メータ前面透光板にライトコント
ロールフィルムを設ければ、ライトコントロールフィル
ムの遮光ルーバによって、光源からの直接光がメータ前
面透光板の外側に漏れることが防止され、計器内の文字
板や指針の照明を良好に行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は本発明を適用した車両用メータの断
面図を示している。1はメータケースであり、メータケ
ース1内には、速度計等のムーブメント2が基板6を介
して取付ねじ7により取付けられる。ムーブメント2の
上部と下部には積算距離計4a,4bが取付けられる。
【0013】メータケース1の前面には文字板3が固定
され、文字板3の中央に穿設された孔から、ムーブメン
ト2の指針軸8が突出し、指針軸8の先端に指針5が固
定される。また、文字板3には2個の開口部3a,3b
が形成され、その開口部3a,3bから積算距離計4
a,4bの表示部(ナンバーリング)が露出する。
【0014】なお、メータケース1内の下部には警報灯
9が取付けられ、その前面に位置する文字板の下部に開
口部が設けられ、そこにレンズ10が配設される。
【0015】メータケース1の前面部周縁には見返し板
11が取付けられ、その見返し板11の前面を覆うよう
に、メータ前面透光板15が取付けられる。このメータ
前面透光板15は、その下部を後に上部を前方に出すよ
うに、文字板3の平面(垂直面)に対し約35度傾斜し
て取付けられる。
【0016】さらに、メータケース1の上部と見返し板
11との接続部内側に、上方に突出する凹部13が形成
され、その凹部13内に放電ランプ等からなる光源14
が配設される。この光源14は、文字板3、指針5等を
その前方から照明するように設けられ、光源14からの
照射光を一旦、メータ前面透光板15の内側に当て、そ
こで反射した光を文字板3等に照射するように配設され
る。
【0017】また、この光源14とメータ前面透光板1
5の位置関係は、図1のように、光源14から照射した
光が文字板側に反射される状態で、文字板側からメータ
前面透光板15を見た場合、光源14の虚像14aが指
針軸8の軸線上、つまり観者の視線上に位置するように
設定される。
【0018】メータ前面透光板15は、図2に示すよう
に、基板となるアクリル樹脂板等の透明板16の一面
(文字板側)にライトコントロールフィルム17を重合
・接着し、ライトコントロールフィルム17の一面(文
字板側)にハーフミラー層18を設けて形成される。
【0019】ライトコントロールフィルム17は、透明
フィルム内に多数の遮光ルーバ17aを一定間隔で配設
して形成される。それらの遮光ルーバ17aはフィルム
の厚さ方向に対し一定角度傾斜して設けられ、この場合
の遮光ルーバ17aの傾斜角度は、図2に示すように、
メータ前面透光板15として配置された際、計器の指針
軸8の軸線方向、つまり観者の視線方向と略平行になる
ように設定される。
【0020】したがって、図2に示すように、光源から
照射されてハーフミラー層18を透過した一部の光が、
メータ前面透光板15を直進して通過しようとしても、
ライトコントロールフィルム17の遮光ルーバ17aに
より遮光され、光源14の光が外側に漏洩すことは防止
される。
【0021】ハーフミラー層18はライトコントロール
フィルム17の文字板側に、例えば薄い金属蒸着膜を施
すことにより形成される。
【0022】19は、メータ前面透光板15の上部と下
部前方に配置されたインストルメントパネルのパッド部
である。
【0023】上記のように、光源14から照射した光
は、メータ前面透光板15のハーフミラー層18で反射
され、文字板3、指針5等に向けて照射されるが、図3
に示す如く、その照射光が文字板3の必要範囲のみに照
射されるように、光源14を収納する凹部13の前縁部
の見返し板11の形状が調整されている。
【0024】上記構成の車両用メータの照明装置では、
光源14が点灯すると、光源14から照射された光がメ
ータ前面透光板15のハーフミラー層18で反射され、
文字板3、指針5、積算距離計4a,4bの表示部側に
照射され、それらが照明される。
【0025】このとき、この光源14とメータ前面透光
板15の位置関係は、図1のように、文字板側からメー
タ前面透光板15を見た場合、光源14の虚像14aが
指針軸8の軸線上、つまり観者の視線上に位置するよう
に設定されているため、光は光源の虚像14aから照射
されたかのように進み、文字板3、指針5、積算距離計
4a,4bの表示部の正面から照射光が当てられ、それ
らが照明される。
【0026】このため、指針5の影は常に指針5の背後
に生じ、正面の観者からは指針5の影が視認されること
はなく、文字板や表示部の視認性を悪化させたり、見栄
えを悪くすることはない。さらに、文字板3上の各部に
は光源からの長さが略均一な光が到達するため、文字板
3の全体が均一に照明され、また、開口部3a,3bの
正面から光が照射されるため、開口部3a,3bから奥
に位置する積算距離計4a,4bの表示部が影で見にく
くなる等の不具合は生じず、良好にその表示部を照明す
ることができる。
【0027】一方、運転者等の観者は、その視線をほぼ
指針軸8の軸線上に置いて、計器の文字板3等を見る
が、文字板3や指針5等から反射された略水平光は、ハ
ーフミラー層18及びライトコントロールフィルム17
を通過し、観者の目に達するため、観者は文字板3、指
針5、積算距離計の表示部を明確に視認することができ
る。また、光源14からの直接光がハーフミラー層18
を透過したとしても、メータ前面透光板15のライトコ
ントロールフィルム17の遮光ルーバ17aによって、
図2のように遮光されるため、光がメータ前面透光板1
5の外側に漏れ、パッド部19等を不要に照す恐れはな
い。
【0028】なお、上記実施例では、透明板16の文字
板3側にライトコントロールフィルム17を取着した
が、透明板16の外側にライトコントロールフィルム1
7を取着し、透明板16の文字板3側に又は透明板16
とライトコントロールフィルム17の間にハーフミラー
層18を設けるようにしてもよい。
【0029】さらに、ハーフミラー層18の透過光がパ
ッド部19を照射する場合、パッド部19の表面になし
地処理を施すなどして、見栄え上、問題が生じなけれ
ば、ライトコントロールフィルム17は必ずしも設ける
必要はない。
【0030】また、メータ前面透光板15は、強度が充
分であれば、ハーフミラー層18とライトコントロール
フィルム17のみで構成することもでき、平面ではなく
曲面を有していてもよい。また、光源14はメータケー
ス1の下部に設置し、メータ前面透光板15を上記実施
例とは上下逆に傾斜させて設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す車両用メータの断面図
である。
【図2】メータ前面透光板15の拡大断面図である。
【図3】光の照射範囲を示す断面説明図である。
【符号の説明】
3−文字板、 5−指針、 14−光源、 15−メータ前面透光板、 17−ライトコントロールフィルム、 18−ハーフミラー層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字板の上部前方又は下部前方に配置さ
    れた光源から該文字板の照明を行う計器の照明装置にお
    いて、 該文字板及び該光源の前方にメータ前面透光板が傾斜し
    て配設され、該メータ前面透光板が、該光源からの光を
    該文字板側に反射し、該文字板側からの光を前方に通過
    させるハーフミラー層を備えることを特徴とする計器の
    照明装置。
  2. 【請求項2】 該メータ前面透光板が、該光源からの光
    を該文字板側に反射し、該文字板側からの光を前方に通
    過させるライトコントロールフィルムを備えることを特
    徴とする請求項1記載の計器の照明装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014017035A1 (ja) * 2012-07-25 2014-01-30 株式会社デンソー 表示装置
US11226445B2 (en) 2019-11-01 2022-01-18 Samsung Display Co., Ltd. Display device viewable with polarizing sunglasses and method for manufacturing the same

Cited By (3)

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JP2014025759A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Denso Corp 表示装置
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