JPH0613787U - 脱水洗濯機のクラッチ切換装置 - Google Patents
脱水洗濯機のクラッチ切換装置Info
- Publication number
- JPH0613787U JPH0613787U JP5324192U JP5324192U JPH0613787U JP H0613787 U JPH0613787 U JP H0613787U JP 5324192 U JP5324192 U JP 5324192U JP 5324192 U JP5324192 U JP 5324192U JP H0613787 U JPH0613787 U JP H0613787U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- shaft
- dewatering
- inner diameter
- connecting plate
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗濯左右反転時にギヤシャフト16が上下に
振動したとしても、その振動が内径部15aとセレーシ
ョン部6a間で異常音となることを防止し洗濯時の静音
化を図ることを目的とする。 【構成】 脱水兼洗濯槽に連結した脱水シャフトと前記
脱水兼洗濯槽の底部に配設した回転翼と前記回転翼に連
結し前記脱水シャフト内径部に同心上に配設し、下方に
セレーション形状を形成した洗濯シャフトと前記脱水シ
ャフトに挿嵌したブレーキホィールと前記ブレーキホィ
ールにて外包され、かつ前記洗濯シャフト下方のセレー
ション部と連結する内径部を形成した連結板を配設した
減速ギヤとを備え、前記洗濯シャフトセレーション部を
前記内径部と挿嵌し前記連結板の挿嵌下端位置を前記連
結板の上下スラストガタでの可動範囲内に設定し、洗濯
反転時の異常音の発生を防止することにより、洗濯時の
静音化を得ることができる。
振動したとしても、その振動が内径部15aとセレーシ
ョン部6a間で異常音となることを防止し洗濯時の静音
化を図ることを目的とする。 【構成】 脱水兼洗濯槽に連結した脱水シャフトと前記
脱水兼洗濯槽の底部に配設した回転翼と前記回転翼に連
結し前記脱水シャフト内径部に同心上に配設し、下方に
セレーション形状を形成した洗濯シャフトと前記脱水シ
ャフトに挿嵌したブレーキホィールと前記ブレーキホィ
ールにて外包され、かつ前記洗濯シャフト下方のセレー
ション部と連結する内径部を形成した連結板を配設した
減速ギヤとを備え、前記洗濯シャフトセレーション部を
前記内径部と挿嵌し前記連結板の挿嵌下端位置を前記連
結板の上下スラストガタでの可動範囲内に設定し、洗濯
反転時の異常音の発生を防止することにより、洗濯時の
静音化を得ることができる。
Description
【0001】
本考案は一般家庭で使用する脱水洗濯機のクラッチ切換装置に関するもので、 特に洗濯時の静音化に関するものである。
【0002】
従来この種の脱水洗濯機の構成を図2及び図3により説明すると、図において 、1は水受槽であり、下方にクラッチ切換装置2とモータ3を配設し、かつ底部 に回転翼4を有する脱水兼洗濯槽5を配設している。脱水時には回転翼4を回転 させる洗濯シャフト6と、脱水兼洗濯槽5を回転させる脱水シャフト7が同時に 回転し、洗濯時には、切換クラッチ8の働きにより、減速ギヤ9を介して、洗濯 シャフト6のみが回転する。10は減速ギヤ9を外包するブレーキホィールであ り、上方に脱水シャフト7を、下方にギヤケース11を嵌着し、軸受12を挿着 した蓋13と、軸受ケース14により軸支されている。15は減速ギヤ9上方に 配設した連結板であり内径部15aにセレーション形状を形成し洗濯シャフト6 の下方に形成したセレーション部6aを遊嵌している。16はモータ3の回転を Vベルト17およびプーリ18を介して減速ギヤ9に伝えるギヤシャフトであり 、上方は洗濯時の回転音低減のためヘリカルギヤ形状を形成した歯部16aとし 、減速ギヤ9内に配設した遊星ギヤ19外径に形成されたヘリカルギヤ形状の歯 部19aとギヤ連結されている。ロッド20は水受槽1を本体21へ懸垂支持す るものである。
【0003】
このような従来の構成のものでは、ギヤシャフト16の歯部16aと遊星ギヤ 19の外径歯部19aとはヘリカルギヤ形状で連結されているため洗濯左右反転 時にギヤシャフト16が上下方向に振動した際、その振動が遊星ギヤ19を介し て連結板15に伝わり内径部15aとセレーション部6a間で異常音が発生する 場合があった。本考案は、このような問題を解決するもので、洗濯左右反転時に ギヤシャフト6が上下に振動したとしても、その振動が内径部15aとセレーシ ョン部6a間で異常音となることを防止し洗濯時の静音化を図った脱水洗濯機を 提供することを目的としている。
【0004】
上記目的を達成するために本考案は、脱水兼洗濯槽に連結した脱水シャフトと 前記脱水兼洗濯槽の底部に配設した回転翼と前記回転翼に連結し前記脱水シャフ ト内径部に同心上に配設し、下方にセレーション形状を形成した洗濯シャフトと 前記脱水シャフトに挿嵌したブレーキホィールと前記ブレーキホィールにて外包 され、かつ前記洗濯シャフト下方のセレーション部に連結する内径部を形成した 連結板を配設した減速ギヤとを備え、前記洗濯シャフトセレーション部に前記連 結板を挿嵌し、その挿嵌下端位置を前記連結板の上下スラストガタでの可動範囲 内に設定したものである。
【0005】
本考案の脱水洗濯機のクラッチ切換装置は上記構成により、洗濯左右反転時に ギヤシャフトが上下に振動し、内径部とセレーション部は嵌着状態にあるため、 連結板を介して洗濯シャフト、回転翼に振動が伝わるが、洗濯時には水負荷およ び衣類の負荷により回転翼には圧力が加わっており振動は規制されて異常音の発 生を防止することができる。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。なお従来の構成と同一部 材には同一符号を付し説明を省略する。図1において、2はクラッチ切換装置で あり内部にブレーキホィール10に外包された減速ギヤ9を有し、前記減速ギヤ 9は上方に連結板15、中央に複数個の遊星ギヤ19、前記遊星ギヤ19を外包 するサンギヤ22、前記遊星ギヤ19、サンギヤ22を回転自在に支持し連結板 15を係止した取り付け板23とで構成されている。前記連結板15は内径部1 5aにセレーション形状を形成し、洗濯シャフト6下方に形成したセレーション 部6aと挿嵌されるよう構成されている。
【0007】 次にこの一実施例の構成による作用を説明する。 洗濯時にはモータ3の回転がギヤシャフト16を介して遊星ギヤ19、連結板 15、洗濯シャフト6、回転翼4に伝わって行くが、ギヤシャフト16および遊 星ギヤ19は回転伝達をスムーズにし回転音を低減するためヘリカルギヤ形状と なっており、洗濯回転時には歯の傾斜方向に応じて上下スラスト方向に力が加わ り、洗濯反転時にはスラスト応力が上下入れ代わることによる振動が発生する。 この振動は連結板15を介して洗濯シャフト6、回転翼4に伝わって行くが、実 際の洗濯状態においては水負荷および衣類の負荷により回転翼4に圧力が加わり 異常音を発生することはない。また、連結板15の挿嵌位置を上下スラストガタ 可動範囲内に設定することにより遊星ギヤ19、サンギヤ22の回転時の接触抵 抗を低減することができ耐久性を保つ上で効果がある。
【0008】
以上のように本考案は洗濯反転時の異常音の発生を、洗濯シャフトに連結板を 挿嵌し前記連結板の上下スラストガタの可動範囲内に位置させたことにより防止 可能としたものであり、洗濯時の静音化を得ることができるものである。
【図1】本考案の実施例を示すクラッチ切換装置の縦断
面図
面図
【図2】脱水洗濯機の縦断面図
【図3】従来のクラッチ切換装置の縦断面図
2 クラッチ切換装置 4 回転翼 5 脱水兼洗濯槽 6 洗濯シャフト 6a セレーション部 7 脱水シャフト 9 減速ギヤ 10 ブレーキホィール 15 連結板 15a 内径部
Claims (1)
- 【請求項1】脱水兼洗濯槽に連結した脱水シャフトと前
記脱水兼洗濯槽の底部に配設した回転翼と前記回転翼に
連結し前記脱水シャフト内径部に同心上に配設し、下方
にセレーション形状を形成した洗濯シャフトと前記脱水
シャフトに挿嵌したブレーキホィールと前記ブレーキホ
ィールにて外包され、かつ前記洗濯シャフト下方のセレ
ーション部と連結する内径部を形成した連結板を配設し
た減速ギヤとを備え、前記洗濯シャフトセレーション部
を前記内径部と挿嵌し前記連結板の挿嵌下端位置を前記
連結板の上下スラストガタでの可動範囲内に設定した脱
水洗濯機のクラッチ切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5324192U JPH0613787U (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 脱水洗濯機のクラッチ切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5324192U JPH0613787U (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 脱水洗濯機のクラッチ切換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0613787U true JPH0613787U (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=12937302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5324192U Pending JPH0613787U (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 脱水洗濯機のクラッチ切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613787U (ja) |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP5324192U patent/JPH0613787U/ja active Pending
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