JPH06136431A - 金型の深冷処理方法 - Google Patents
金型の深冷処理方法Info
- Publication number
- JPH06136431A JPH06136431A JP29056492A JP29056492A JPH06136431A JP H06136431 A JPH06136431 A JP H06136431A JP 29056492 A JP29056492 A JP 29056492A JP 29056492 A JP29056492 A JP 29056492A JP H06136431 A JPH06136431 A JP H06136431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sub
- deep
- treatment
- edge part
- dry ice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金型1の所定部位2を冷却処理によって硬化
する深冷硬化材で形成し、この部位2に粉砕したドライ
アイス3を盛り付ける。気化の進行に伴いドライアイス
3が沈み込んで前記所定部位2の形状に馴み、冷却むら
を生ずることなく良好に深冷処理が行われる。
する深冷硬化材で形成し、この部位2に粉砕したドライ
アイス3を盛り付ける。気化の進行に伴いドライアイス
3が沈み込んで前記所定部位2の形状に馴み、冷却むら
を生ずることなく良好に深冷処理が行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定部位を深冷硬化材
で形成した金型の深冷処理方法に関する。
で形成した金型の深冷処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トリム金型の刃部となるエッジ部
を深冷硬化材で形成し、エッジ部を所定の形状に機械加
工した後、エッジ部を深冷処理して硬度を高めるように
したものが知られている。
を深冷硬化材で形成し、エッジ部を所定の形状に機械加
工した後、エッジ部を深冷処理して硬度を高めるように
したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】深冷処理の冷却剤とし
ては一般にドライアイスが用いられ、従来は、エッジ部
にセットした囲い枠に塊状のドライアイスを入れ深冷処
理を行っているが、深冷硬化材で形成する部位の形状が
複雑になると、該部位のところどころにドライアイスが
接触しない部分ができ、冷却むらを生じ易くなる。本発
明は、以上の点に鑑み、冷却むらを生ずることなく良好
に深冷処理を行い得られるようにした金型の深冷処理方
法を提供することをその目的としている。
ては一般にドライアイスが用いられ、従来は、エッジ部
にセットした囲い枠に塊状のドライアイスを入れ深冷処
理を行っているが、深冷硬化材で形成する部位の形状が
複雑になると、該部位のところどころにドライアイスが
接触しない部分ができ、冷却むらを生じ易くなる。本発
明は、以上の点に鑑み、冷却むらを生ずることなく良好
に深冷処理を行い得られるようにした金型の深冷処理方
法を提供することをその目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、金型の所定部位を深冷硬化材で形成し、該部
位に粉砕したドライアイスを盛り付けて深冷処理を行な
うことを特徴とする。
本発明は、金型の所定部位を深冷硬化材で形成し、該部
位に粉砕したドライアイスを盛り付けて深冷処理を行な
うことを特徴とする。
【0005】
【作用】ドライアイスを粉砕してあるため、気化の進行
につれてドライアイスが深冷処理すべき金型の所定部位
の形状に馴み、冷却むらを生ずることなく深冷処理が行
われる。
につれてドライアイスが深冷処理すべき金型の所定部位
の形状に馴み、冷却むらを生ずることなく深冷処理が行
われる。
【0006】
【実施例】図示の実施例は、トリム金型1の刃部となる
エッジ部2の深冷処理に本発明を適用したものである。
エッジ部2は、深冷処理によって硬化する深冷硬化材を
肉盛り溶接し、これを所定の形状に機械加工することで
形成されている。
エッジ部2の深冷処理に本発明を適用したものである。
エッジ部2は、深冷処理によって硬化する深冷硬化材を
肉盛り溶接し、これを所定の形状に機械加工することで
形成されている。
【0007】エッジ部2の深冷処理に際しては、図1
(a)に示す如く、エッジ部2の上面にざらめ状に粉砕
したドライアイス3をその一部がエッジ部2の外方に張
り出すように盛り付ける。これによれば、ドライアイス
3が気化の進行に伴い沈み込んで図1(b)に示す如く
エッジ部2の形状に馴み、冷却むらを生ずることなくエ
ッジ部2の冷却処理が行われる。
(a)に示す如く、エッジ部2の上面にざらめ状に粉砕
したドライアイス3をその一部がエッジ部2の外方に張
り出すように盛り付ける。これによれば、ドライアイス
3が気化の進行に伴い沈み込んで図1(b)に示す如く
エッジ部2の形状に馴み、冷却むらを生ずることなくエ
ッジ部2の冷却処理が行われる。
【0008】尚、本発明は、トリム金型の深冷処理に限
られるものではなく、深冷硬化材で形成される部位を有
する他の金型の深冷処理にも勿論適用できる。
られるものではなく、深冷硬化材で形成される部位を有
する他の金型の深冷処理にも勿論適用できる。
【0009】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、深冷硬化材で形成される金型の部位を冷却む
らを生ずることなく良好に深冷処理できる効果を有す
る。
によれば、深冷硬化材で形成される金型の部位を冷却む
らを生ずることなく良好に深冷処理できる効果を有す
る。
【図1】 (a)(b)は本発明方法の一例の工程を示
す図
す図
1 トリム金型 2 エッジ部(所定部
位) 3 ドライアイス
位) 3 ドライアイス
Claims (1)
- 【請求項1】 金型の所定部位を深冷硬化材で形成し、
該部位に粉砕したドライアイスを盛り付けて深冷処理を
行なうことを特徴とする金型の深冷処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29056492A JPH06136431A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 金型の深冷処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29056492A JPH06136431A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 金型の深冷処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06136431A true JPH06136431A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17757660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29056492A Pending JPH06136431A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 金型の深冷処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06136431A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997029878A1 (en) * | 1996-02-15 | 1997-08-21 | Stevens International Inc. | Cutting die and method of making |
USRE37366E1 (en) | 1993-01-19 | 2001-09-18 | Bernal International, Inc. | Method of making rotary cutting dies |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP29056492A patent/JPH06136431A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE37366E1 (en) | 1993-01-19 | 2001-09-18 | Bernal International, Inc. | Method of making rotary cutting dies |
WO1997029878A1 (en) * | 1996-02-15 | 1997-08-21 | Stevens International Inc. | Cutting die and method of making |
CN1117649C (zh) * | 1996-02-15 | 2003-08-13 | 贝尔纳国际公司 | 切割模具的制造方法 |
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