JPH06134999A - インク量検知装置 - Google Patents
インク量検知装置Info
- Publication number
- JPH06134999A JPH06134999A JP28561492A JP28561492A JPH06134999A JP H06134999 A JPH06134999 A JP H06134999A JP 28561492 A JP28561492 A JP 28561492A JP 28561492 A JP28561492 A JP 28561492A JP H06134999 A JPH06134999 A JP H06134999A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- outer bag
- state
- bag
- inner bag
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 含浸インク吸収体入りインクタンクにおい
て、プリント方向の変化に影響されることなく安定して
正確にインクタンク内のインク量を検知できるインク量
検知装置を提供することにある。 【構成】 オリフィス１からインクが吐出される。この
状態が続くと、含浸インク吸収体８内のインクの量が減
少する。それに比例してインク溜り４の内部圧力が下が
る。それに対して、内部袋５が膨脹して、外部袋６が収
縮するようになっている。外部袋６についている凸部１
３が移動する。この結果、フォトインタラプタ１０は遮
断状態から導通状態に遷移し、インクが´無´状態であ
ることが検知される。インクを含浸インク吸収体８に補
給すると、内部袋５が収縮し、その内部の液体または気
体が外部袋６に移動する。このため、外部袋６は膨脹
し、凸部１３はフォトインタラプタを導通状態から遮断
状態に変え、インクが´有´状態であることが検知され
る。
て、プリント方向の変化に影響されることなく安定して
正確にインクタンク内のインク量を検知できるインク量
検知装置を提供することにある。 【構成】 オリフィス１からインクが吐出される。この
状態が続くと、含浸インク吸収体８内のインクの量が減
少する。それに比例してインク溜り４の内部圧力が下が
る。それに対して、内部袋５が膨脹して、外部袋６が収
縮するようになっている。外部袋６についている凸部１
３が移動する。この結果、フォトインタラプタ１０は遮
断状態から導通状態に遷移し、インクが´無´状態であ
ることが検知される。インクを含浸インク吸収体８に補
給すると、内部袋５が収縮し、その内部の液体または気
体が外部袋６に移動する。このため、外部袋６は膨脹
し、凸部１３はフォトインタラプタを導通状態から遮断
状態に変え、インクが´有´状態であることが検知され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リなどに用いられるインク量検知装置に関するものであ
る。
リなどに用いられるインク量検知装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来技術を図３に示す。インクレベル検
出ピン４３、４４間に交流電圧を印加しておく。ピエゾ
素子３２が動作し、インク４０をノズルヘッド３１から
吐出する。インク４０を吐出すると、インクレベルが下
がる。インクレベルが下がると、インクレベル検出ピン
４３、４４間に印加された電圧が上昇する。この上昇に
基づいてインク量を検知する。
出ピン４３、４４間に交流電圧を印加しておく。ピエゾ
素子３２が動作し、インク４０をノズルヘッド３１から
吐出する。インク４０を吐出すると、インクレベルが下
がる。インクレベルが下がると、インクレベル検出ピン
４３、４４間に印加された電圧が上昇する。この上昇に
基づいてインク量を検知する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、（１）
インクをタンクにそのまま入れてプリントの方向を変え
てプリントすると、インク漏れが生ずる。（２）プリン
トの方向を変えると液面レベルの位置方向が異なりイン
ク量の検知は困難である。（３）タンク内に含浸インク
吸収体をいれた場合において、インクレベル検出ピンで
検知するのは不安定で、インク量を正確に検知すること
ができない。
インクをタンクにそのまま入れてプリントの方向を変え
てプリントすると、インク漏れが生ずる。（２）プリン
トの方向を変えると液面レベルの位置方向が異なりイン
ク量の検知は困難である。（３）タンク内に含浸インク
吸収体をいれた場合において、インクレベル検出ピンで
検知するのは不安定で、インク量を正確に検知すること
ができない。
【０００４】本発明の目的は、このような問題に鑑みな
されたものであり、含浸インク吸収体入りインクタンク
において、プリント方向の変化に影響されることなく安
定して正確にインクタンク内のインク量を検知できるイ
ンク量検知装置を提供することにある。
されたものであり、含浸インク吸収体入りインクタンク
において、プリント方向の変化に影響されることなく安
定して正確にインクタンク内のインク量を検知できるイ
ンク量検知装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のインク量検知装
置は、インクを吐出するノズルヘッドとインクを供給す
るインクタンクとに連通するインク溜りと、前記インク
溜りの内圧を電気信号に変換する手段とを有することを
特徴とする。
置は、インクを吐出するノズルヘッドとインクを供給す
るインクタンクとに連通するインク溜りと、前記インク
溜りの内圧を電気信号に変換する手段とを有することを
特徴とする。
【０００６】
【作用】オリフィス１からインクが吐出される。この状
態が続くと、含浸インク吸収体８内のインクの量が減少
する。それに比例してインク溜り４の内部圧力が下が
る。それに対して、内部袋５が膨脹して、外部袋６が収
縮するようになっている。外部袋６についている凸部１
３が移動する。この結果、フォトインタラプタ１０は遮
断状態から導通状態に遷移し、インクが´無´状態であ
ることが検知される。 インクを含浸インク吸収体８に
補給すると、内部袋５が収縮し、その内部の液体または
気体が外部袋６に移動する。このため、外部袋６は膨脹
し、凸部１３はフォトインタラプタを導通状態から遮断
状態に変え、インクが´有´状態であることが検知され
る。
態が続くと、含浸インク吸収体８内のインクの量が減少
する。それに比例してインク溜り４の内部圧力が下が
る。それに対して、内部袋５が膨脹して、外部袋６が収
縮するようになっている。外部袋６についている凸部１
３が移動する。この結果、フォトインタラプタ１０は遮
断状態から導通状態に遷移し、インクが´無´状態であ
ることが検知される。 インクを含浸インク吸収体８に
補給すると、内部袋５が収縮し、その内部の液体または
気体が外部袋６に移動する。このため、外部袋６は膨脹
し、凸部１３はフォトインタラプタを導通状態から遮断
状態に変え、インクが´有´状態であることが検知され
る。
【０００７】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。図１は本発明の一実施例の概略断面図
である。図４は、本発明のインク量検知装置を備えたプ
リンタの概略図である。図４には、インクタンク５５が
示されている。本発明のインク量検知装置は、インクタ
ンク５５に装着されている。図５と図６は、それぞれ、
前記プリンタの制御ブロック図とフロ−チャ−トであ
る。図５、６に示すように、最初、本発明のインク量検
知装置を使用したインク検出部においてインク有無のテ
ストが行われる。´有´の場合は、印字続行となり、印
字駆動部において印字が続行される。´無´の場合は、
印字停止、キャリッジ停止、インク無し表示、キャリッ
ジのホ−ムポジションへの復帰の動作が行われた後、オ
ペレ−タ−に対しインクの注入を促す。
詳細に説明する。図１は本発明の一実施例の概略断面図
である。図４は、本発明のインク量検知装置を備えたプ
リンタの概略図である。図４には、インクタンク５５が
示されている。本発明のインク量検知装置は、インクタ
ンク５５に装着されている。図５と図６は、それぞれ、
前記プリンタの制御ブロック図とフロ−チャ−トであ
る。図５、６に示すように、最初、本発明のインク量検
知装置を使用したインク検出部においてインク有無のテ
ストが行われる。´有´の場合は、印字続行となり、印
字駆動部において印字が続行される。´無´の場合は、
印字停止、キャリッジ停止、インク無し表示、キャリッ
ジのホ−ムポジションへの復帰の動作が行われた後、オ
ペレ−タ−に対しインクの注入を促す。
【０００８】図１において、インクを吐出するノズルヘ
ッド２はインクパス３ａを介してインク溜り４に連通さ
れている。含浸インク吸収体入りインクタンク９はイン
クパス３ｂを介してインク溜り４に連通されている。イ
ンクタンク９側にあるインクパス３ｂにはフィルタ−メ
ッシュ１１があり、気泡、ゴミのインクパスへの混入を
防いでいる。フィルタ−メッシュ１１に接触して含浸イ
ンク吸収体８がインクタンク９内にセットされている。
エア穴７がインクタンク９内に設けられている。インク
溜り４内には液体または気体の入った内部袋５と、それ
と内部が接続されている外部袋６とが設けられている。
外部袋６には凸部１３が設けられている。
ッド２はインクパス３ａを介してインク溜り４に連通さ
れている。含浸インク吸収体入りインクタンク９はイン
クパス３ｂを介してインク溜り４に連通されている。イ
ンクタンク９側にあるインクパス３ｂにはフィルタ−メ
ッシュ１１があり、気泡、ゴミのインクパスへの混入を
防いでいる。フィルタ−メッシュ１１に接触して含浸イ
ンク吸収体８がインクタンク９内にセットされている。
エア穴７がインクタンク９内に設けられている。インク
溜り４内には液体または気体の入った内部袋５と、それ
と内部が接続されている外部袋６とが設けられている。
外部袋６には凸部１３が設けられている。
【０００９】オリフィス１からインクが吐出される。こ
の状態が続くと、含浸インク吸収体８内のインクの量が
減少する。それに比例してインク溜り４の内部圧力が下
がる。それに対して、図１ｂに示すように内部袋５が膨
脹して、外部袋６が収縮するようになっている。外部袋
６についている凸部１３が移動する。この結果、フォト
インタラプタ１０は遮断状態から導通状態に遷移し、イ
ンクが´無´状態であることが検知される。
の状態が続くと、含浸インク吸収体８内のインクの量が
減少する。それに比例してインク溜り４の内部圧力が下
がる。それに対して、図１ｂに示すように内部袋５が膨
脹して、外部袋６が収縮するようになっている。外部袋
６についている凸部１３が移動する。この結果、フォト
インタラプタ１０は遮断状態から導通状態に遷移し、イ
ンクが´無´状態であることが検知される。
【００１０】一方、インクを含浸インク吸収体８に補給
した時の、内部袋５と外部袋６の状態を示したのが図１
ａである。インクを含浸インク吸収体８に補給すると、
内部袋５が収縮し、その内部の液体または気体が外部袋
６に移動する。このため、外部袋６は膨脹し、凸部１３
はフォトインタラプタを導通状態から遮断状態に変え、
インクが´有´状態であることが検知される。
した時の、内部袋５と外部袋６の状態を示したのが図１
ａである。インクを含浸インク吸収体８に補給すると、
内部袋５が収縮し、その内部の液体または気体が外部袋
６に移動する。このため、外部袋６は膨脹し、凸部１３
はフォトインタラプタを導通状態から遮断状態に変え、
インクが´有´状態であることが検知される。
【００１１】図２は図１における内部袋５と外部袋６と
の拡大図である。内部袋５と外部袋６は袋固定部１４に
よりインク溜り４内に固定されている。内部袋５は袋固
定部１４に対し平行な方向に膨脹あるいは収縮する。外
部袋６は袋固定部１４に対し垂直方向に膨脹あるいは収
縮する。
の拡大図である。内部袋５と外部袋６は袋固定部１４に
よりインク溜り４内に固定されている。内部袋５は袋固
定部１４に対し平行な方向に膨脹あるいは収縮する。外
部袋６は袋固定部１４に対し垂直方向に膨脹あるいは収
縮する。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインク量検
知装置は、インクを吐出するノズルヘッドとインクを供
給するインクタンクとに連通するインク溜りと、前記イ
ンク溜りの内圧を電気信号に変換する手段とを有するこ
とを特徴とする。従って、含浸インク吸収体入りインク
タンクにおいて、プリント方向の変化に影響されること
なく安定して正確にインクタンク内のインク量を検知で
きる。
知装置は、インクを吐出するノズルヘッドとインクを供
給するインクタンクとに連通するインク溜りと、前記イ
ンク溜りの内圧を電気信号に変換する手段とを有するこ
とを特徴とする。従って、含浸インク吸収体入りインク
タンクにおいて、プリント方向の変化に影響されること
なく安定して正確にインクタンク内のインク量を検知で
きる。
【図１】本発明のインク量検知装置の実施例である。
【図２】図１の内部袋と外部袋の拡大図である。
【図３】従来のインク量検知装置を示す図である。
【図４】本発明のインク量検知装置を備えたプリンタの
概略図である。
概略図である。
【図５】本発明のインク量検知装置を備えたプリンタの
制御ブロック図である。
制御ブロック図である。
【図６】本発明のインク量検知装置を備えたプリンタの
フロ−チャ−トである。
フロ−チャ−トである。
２ ノズルヘッド ３ａ，３ｂ インクパス ４ インク溜り ５ 内部袋 ６ 外部袋
Claims (1)
- 【請求項１】 インクを吐出するノズルヘッドとインク
を供給するインクタンクとに連通するインク溜りと、前
記インク溜りの内圧を電気信号に変換する手段とを有す
ることを特徴とするインク量検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28561492A JPH06134999A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | インク量検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28561492A JPH06134999A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | インク量検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06134999A true JPH06134999A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17693811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28561492A Pending JPH06134999A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | インク量検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06134999A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0941854A2 (en) * | 1998-03-09 | 1999-09-15 | Hewlett-Packard Company | Low cost pressurizable ink container |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP28561492A patent/JPH06134999A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0941854A2 (en) * | 1998-03-09 | 1999-09-15 | Hewlett-Packard Company | Low cost pressurizable ink container |
| EP0941854A3 (en) * | 1998-03-09 | 1999-11-24 | Hewlett-Packard Company | Low cost pressurizable ink container |
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