JPH0613466Y2 - 温度計ホルダ− - Google Patents

温度計ホルダ−

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Publication number
JPH0613466Y2
JPH0613466Y2 JP1986013808U JP1380886U JPH0613466Y2 JP H0613466 Y2 JPH0613466 Y2 JP H0613466Y2 JP 1986013808 U JP1986013808 U JP 1986013808U JP 1380886 U JP1380886 U JP 1380886U JP H0613466 Y2 JPH0613466 Y2 JP H0613466Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
holder
holder body
handle
thermometer
temperature sensing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986013808U
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English (en)
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JPS62126735U (ja
Inventor
勝則 表田
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、タイヤ等の内部温度を測定する場合等に使
用される温度計ホルダーに関するものである。
[従来の技術] 手に保持されるホルダー本体から突出する針状の感温部
を有する第5図に示すような温度計ホルダーが公知であ
る(例えば実公昭58-30201号)。この温度計ホルダー50
は、熱電対を内蔵する感温部51をタイヤ等の測定個所に
刺し込んで使用されるもので、熱電対に発生した起電力
が補償導線52を介して別設の温度計本体に送られ、そこ
で温度に変換されて表示されるようになっている。
このホルダーは、針状の感温部51がにぎり部54からほぼ
直角方向に突出しているので、測定個所に刺し込むのが
容易であり手のにぎりにフィットするという利点はある
が、反面ホルダー本体の重量が大きくなり、測定のため
タイヤ等に刺し込んで放置したときに自重により感温部
51が抜け落ちたり曲ったりすることが多かった。
ホルダーの軽量化をはかるため、ホルダー本体を樹脂で
形成した第6図に示すようなものがあるが、この形状で
は補償導線の取出し部60が測温部から遠くなるので、補
償導線の重量によって感温部61が被測定物から抜け落ち
るという問題点があるほか、全体が棒状であるので測定
個所に刺し込みにくいという難点があった。
[考案が解決しようとする問題点] この考案は、上記従来の温度計ホルダーの問題点を解決
し、被測定物への刺込み操作等における取扱いに便利
で、しかも被測定物から抜け落ちにくい温度計ホルダー
を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために、本考案は次のような構成
とした。すなわち、本考案にかかる温度計ホルダーは、
手に保持される筒状のホルダー本体と、熱電対を収容し
前記ホルダー本体の前端部から該ホルダー本体の軸方向
に突出する針状の感温部と、前記ホルダー本体の軸方向
と交差する方向に突出する中空の把手部とをそなえ、前
記ホルダー本体の後端部には開閉自在なキャップによっ
て閉塞される開口部が形成されているとともに、前記把
手の端部には、ホルダー本体内において熱電対に接続さ
れた補償導線が把手の中空部を通って外部に取り出され
る取出し口が形成されていることを特徴としている。
[作用] 把手をにぎり針状の感温部をタイヤ等の被測定物に刺し
込んで使用する。ホルダー本体が筒状に形成されてお
り、にぎり部を兼ねていないので、その自重を小さくす
ることができる。また、把手がホルダー本体の前端部付
近に設けられ、ホルダー本体の軸方向と交差する方向に
突出しているので、感温部の刺し込み操作を楽に行なう
ことができる。さらに、補償導線が把手の内部を通って
その端部から取り出され、その取り出し位置と感温部か
らの距離が短くなっているので、補償導線の重量による
曲げモーメントが小さく、針状の感温部が抜け落ちにく
い。
[実施例] 第1図および第2図は本考案の1実施例をあらわすもの
で、この温度計ホルダー1はホルダー本体2と該ホルダ
ー本体の前端部から直角方向に突出する中空の把手3を
そなえ、ホルダー本体2の前端部には針状の感温部5が
ホルダー本体2と同軸方向に突設されている。
ホルダー本体2は概略円筒状に形成され、その前端部に
は外周部にねじの切られた中空のねじボス7が中心軸を
等しくして一体に突設されている。ねじボス7は前端部
から中間部にかけて切欠部8が形成されており、その中
空部9はホルダー本体2の中空部10と連通している。
ホルダー本体2の前端部付近には側方へ直角に突出する
中空の把手取付部12が一体に形成されている。把手取付
部12にはねじ部12aが形成されており、この部分に把手
3が螺着されるようになっている。ホルダー本体2の後
端部内面には雌ねじ部14が設けられている。
感温部5は先端部が尖利な中空針状に形成されており、
その内部に熱電対16,16′が収納されており、その内部
に熱電対16,16′が収納されている。感温部5の基部に
は前記切欠部8と係合する係合部17と、その後部に位置
する内筒18が設けられている。
ホルダー本体2の前端部のねじボス7には前部キャップ
20が螺着される。前部キャップ20は、芯部に前記ねじボ
ス7のねじ部7aに螺合するねじ穴21が設けられ、外周部
に微小凹凸が形成された基部20aと、基部から突出する
小径の筒部20bからなり、該筒部の芯部にはねじ穴21に
連通する感温部挿通穴23が穿設されている。
ホルダー本体2の後端部には後部キャップ25が螺着され
る。後部キャップ25は外周部に微小凹凸の形成されたツ
マミ部25aとねじボス部25bとからなり、ホルダー本体2
の雌ねじ部14に螺着されて中空部10の後端開口部を閉塞
する。
中空の把手3は内面部にねじ部が形成されており、前記
把手取付部12に螺着される。把手3の中空部3aの下端部
は若干小径となって開口し、補償導線取出し口28となっ
ている。なお、ホルダー本体2の中空部10の内周面には
絶縁チューブ30が嵌着される。絶縁チューブ30の下面部
には把手取付部12の中空部12bに連通する開口30aが形成
されている。
前記感温部5は、前部キャップ20を取り外したホルダー
本体2のねじボス7に挿入して前部キャップ20を螺着す
ることによりホルダー本体2に取り付けられる。このと
き、係合部17が切欠部8と係合した状態で前部キャップ
20によって挾圧固定される。
熱電対16,16′に対する補償導線32の接続は、第4図に
示す如く後部キャップ25を取り外したホルダー本体2の
後端部から熱電対16,16′を突出させて行なうことがで
きる。補償導線32は把手3の補償導線取出し口28からホ
ルダー本体2内へ挿入される。熱電対に対する接続を終
えた補償導線32は、取出口28側から引っ張ってホルダー
本体2内へ収容し、後部キャップ25でホルダー本体2の
後端開口部を閉塞する。
この温度計ホルダー1は把手5が本体と別になっている
ので、ホルダー本体2の径と肉厚を小さくすることがで
き、第5図に示す従来のものに較べて計量化することが
できる。把手3が感温部5の軸方向に対しほぼ直角方向
に穿設されており、全体的に概略T字形に形成されてい
るので使用中の取扱いに便利である。感温部を被測定物
に刺し込むときは、第3図に示すように人指し指を添え
ることができるので、狙い通りの個所にうまく刺し込む
ことができる。
また、前部キャップ20を外せば感温部を抜き取ることが
できるので、損傷した感温部の交換が容易である。さら
に、この温度計ホルダー1は、補償導線の取出口28がホ
ルダー本体2の前端部付近、換言すれば補償導線32が針
状感温部5の近くにあり、重心が前部に位置しているの
で、感温部5を被測定物に刺し込んだ状態で放置しても
重力によって抜け落ちることがなく、また、感温部5が
曲ったりすることがない。
[考案の効果] 以上の説明から明らかな如く、本考案にかかる温度計ホ
ルダーは、取扱いに便利であるとともに、使用中に被測
定物から抜け落ちたりすることのないすぐれたものとな
った。以上の説明では、タイヤの温度を測定する例につ
いて述べたが、この温度計ホルダーを他のゴム製品その
他の物体の測温に使用することができることは明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案にかかる温度計ホルダーの
1例をあらわす側面図および分解図、第3図は使用法の
説明図、第4図は修理方法の説明図、第5図および第6
図は従来品の説明図である。 1……温度計ホルダー、2……ホルダー本体 3……把手、5……感温部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手に保持される筒状のホルダー本体と、熱
    電対を収容し前記ホルダー本体の前端部から該ホルダー
    本体の軸方向に突出する針状の感温部と、前記ホルダー
    本体の前端部付近からホルダー本体の軸方向と交差する
    方向に突出する中空の把手部とをそなえ、前記ホルダー
    本体の後端部には開閉自在なキャップによって閉塞され
    る開口部が形成されているとともに、前記把手の端部に
    は、ホルダー本体内において熱電対に接続された補償導
    線が把手の中空部を通って外部に取り出される取出し口
    が形成されていることを特徴とする温度計ホルダー。
JP1986013808U 1986-01-31 1986-01-31 温度計ホルダ− Expired - Lifetime JPH0613466Y2 (ja)

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JP1986013808U JPH0613466Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31 温度計ホルダ−

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JP1986013808U JPH0613466Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31 温度計ホルダ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62126735U JPS62126735U (ja) 1987-08-11
JPH0613466Y2 true JPH0613466Y2 (ja) 1994-04-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5830201U (ja) * 1981-08-24 1983-02-26 南部工業株式会社 ポ−タブル型読書用照明装置
JPS612540U (ja) * 1984-06-12 1986-01-09 昭和電線電纜株式会社 土壌熱抵抗測定用探針

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JPS62126735U (ja) 1987-08-11

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