JPH06134312A - 水素化処理触媒組成物 - Google Patents

水素化処理触媒組成物

Info

Publication number
JPH06134312A
JPH06134312A JP4310906A JP31090692A JPH06134312A JP H06134312 A JPH06134312 A JP H06134312A JP 4310906 A JP4310906 A JP 4310906A JP 31090692 A JP31090692 A JP 31090692A JP H06134312 A JPH06134312 A JP H06134312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alumina
catalyst
diameter
average pore
catalyst composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4310906A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3327597B2 (ja
Inventor
Hidefumi Yamaguchi
英文 山口
Sadajiro Ando
貞次郎 安藤
Jun Fuchigami
循 渕上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JGC Catalysts and Chemicals Ltd
Original Assignee
Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=18010812&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH06134312(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd filed Critical Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
Priority to JP31090692A priority Critical patent/JP3327597B2/ja
Publication of JPH06134312A publication Critical patent/JPH06134312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3327597B2 publication Critical patent/JP3327597B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、重質油の分解率が高く、し
かも中間留分が多い、改良された水素化処理触媒組成物
の提供にある。 【構成】 アルミナ−ボリアから成る担体に、周期律表
の第6A族および第8族から選ばれた少なくとも1種の
金属を担持させて成る水素化処理触媒組成物に於いて、
窒素ガス吸着法において測定した該触媒組成物の細孔分
布が(A)平均細孔直径が100〜200Åであり、か
つ(B)(平均細孔直径−25)Åから(平均細孔直径
+25)Åの範囲の直径の細孔が占める細孔容積が、細
孔容積の10〜70%であることを特徴とする水素化処
理触媒組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素化処理触媒組成物
に関する。さらに詳しくは、本発明は、重質油、特に常
圧残渣油、減圧残渣油などの水素化処理に使用して中間
留分の収率が高く、寿命の長い水素化処理触媒組成物に
関するものである。
【0002】
【発明の背景】近年、世界的に原油が重質化する一方、
石油製品需要は益々増大し灯軽油等の中間留分の不足
は、以前にもまして重大な問題となっている。このよう
な世間の動向の中で、常圧残渣油や、減圧残渣油等の重
質油から、中間留分を得る水素化分解技術が数多く提案
され、また実際に商業運転が行われている。しかしなが
ら、従来の重質油の水素化処理触媒は、重質油に多量に
含まれるバナジウムやニッケル等の重金属による触媒細
孔の閉塞、あるいは窒素化合物による分解活性点の被
毒、さらにはアスファルテンなどの巨大分子が原因と成
って起こる、炭素質の析出等により、触媒の水素化分解
活性が急速に失活するなどの問題があり、新規な長寿命
の触媒開発が切望されている。
【0003】
【従来技術】重質油の水素化処理では、一般に多孔質の
無機耐火物担体に周期律表第6A族、および第8族金属
成分を担持したものが広く用いられている。金属成分と
しては、特にモリブデン−コバルト、モリブデン−ニッ
ケル、モリブデン−ニッケル−コバルト、あるいはタン
グステン−ニッケル等が代表的に使用されており、担体
成分としては、アルミナ、シリカなどの酸化物や、アル
ミナ−ボリア、アルミナ−シリカ、アルミナ−シリカ−
チタニア等の複合酸化物が使用されている。前述の水素
化処理触媒の例として、アルミナ−ボリアを担体とし
た、水素化処理触媒について、平均細孔直径70〜10
0Åで、特定の細孔分布を持つことを特徴とする触媒
が、特公昭62−25418号および特開平3−986
45号に示されている。これらの触媒は細孔分布を制御
することで、重質油の中間留分への分解率を高めている
が、平均細孔直径が比較的小さいこともあり、より重質
な原料油に対しては、必ずしも満足なものとはいい難
い。一方、特開平1−224094号には、アルミナ−
ボリアを担体とする触媒で触媒の平均細孔直径が100
Å以上であり、直径100〜200Åの細孔が占める細
孔容積が、全細孔容積の70%以上を占めることを特徴
とする触媒が提案されている。すなわち、該公報に開示
されている触媒は平均細孔直径が100Å以上であり、
平均細孔直径付近の細孔が占める容積が全体の細孔が占
める容積の大部分を占めるような細孔分布、すなわち比
較的狭い細孔分布を持つことを特徴としている。しか
し、この特開平1−224094号記載の水素化分解触
媒も充分に優れた分解活性、寿命及び優れた性状の中間
留分、高沸点留分を得るための触媒としては、必ずしも
満足のいくものではなかった。
【0004】
【目的】本発明は、重質油の分解率が高く、しかも中間
留分が多い、改良された水素化処理触媒組成物の提供を
目的する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アルミナ
−ボリアを主成分とする担体を用いた水素化処理触媒組
成物について鋭意研究を進めた結果、アルミナ−ボリア
から成る担体に、周期律表の第6A族および第8族から
選ばれた少なくとも1種以上の金属を担持させて成る重
質油の水素化処理触媒組成物に於いて、窒素ガス吸着法
において測定した該触媒組成物の細孔分布が、(A)直
径が0〜600Åの範囲にある細孔の平均細孔直径が1
00〜200Åであり、かつ(B)(平均細孔直径−2
5)Åから(平均細孔直径+25)Åの直径の細孔が占
める細孔容積が、0〜600Åの細孔が占める細孔容積
の10〜70%であることを特徴とする水素化処理触媒
組成物が、前記従来技術の問題点を解消し、常圧残渣
油、減圧残渣油などの水素化処理に使用して中間留分へ
の分解活性、脱硫活性が高く、寿命が長いなどの優れた
効果を有することを見出した。本発明の触媒組成物の細
孔分布は直径0〜600Åの範囲のものに限定されるも
のではないが、直径が0〜600Åの範囲にある細孔の
平均細孔直径が100〜200Åの範囲にあり、しかも
下記のように細孔分布が比較的広い分布を有しているこ
とを特徴とするものである。すなわち、(平均細孔直径
−25)Åから(平均細孔直径+25)Åの範囲の直径
の細孔が占める細孔容積が0〜600Åの細孔が占める
細孔容積の10〜70%、好ましくは30〜60%の範
囲にある。該触媒組成物の0〜600Åの細孔が占める
細孔容積は0.30ml/g以上好ましくは0.40か
ら0.90ml/gである。該触媒組成物の0〜600
Åの範囲にある細孔の平均細孔直径が100Åより小さ
い場合は、触媒寿命が短かくなり、また、200Åより
大きい場合は、分解活性や脱硫活性が低下するので好ま
しくない。さらに、0〜600Åの細孔が占める細孔容
積に対する(平均細孔直径±25)Åの細孔が占める細
孔容積が10%より小さい場合や逆に70%より大きい
場合には、得られた生成油中の残炭が増加する傾向にあ
るので好ましくない。本発明での窒素ガス吸着法による
細孔分布の特定は、BJH法(脱着曲線)により行っ
た。また、細孔の平均直径は細孔分布曲線から求めた細
孔容積の50%に相当する直径である。前記水素化処理
触媒組成物の表面積が50〜300m2/g、好ましく
は150〜250m2/gの範囲にあることが望まし
い。本発明に用いられるアルミナ−ボリアからなる担体
のボリア量は、B23/(B23+Al23)で表わし
て3〜30wt%の範囲にあることが望ましい。ボリア
の量が3wt%より少ない場合はアルミナ−ボリア担体
の固体酸量が少なくなるため分解活性が低下し、30w
t%より多い場合には、細孔容積が小さくなり、脱硫活
性が低下するので好ましくない。好ましいボリア量は5
〜15wt%の範囲である。なお、本発明に用いられる
アルミナ−ボリアからなる担体は、さらに第3成分、例
えばシリカ、チタニアなどを含有することもできる。こ
のようなアルミナ−ボリアからなる担体は、例えばアル
ミナまたはアルミナ前駆体とホウ素化合物、例えばホウ
酸、ホウ酸アンモニウムなどとを混合し、成型、乾燥、
焼成する公知の方法で製造することができる。また、ア
ルミナ担体にホウ素化合物の溶液を含浸して、乾燥、焼
成する方法で製造することもできる。本発明では、前述
の細孔分布を有する触媒組成物を得るために、所望の細
孔分布を有するアルミナ、または所望の細孔分布を与え
るアルミナ前駆体を選択することが必要である。このよ
うなアルミナは、公知の調製法によりできる。例えば硫
酸アルミニウムなどのアルミニウム塩をアンモニア等の
アルカリで中和し、あるいはアルミン酸ソーダ等のアル
ミン酸塩で中和して擬ベーマイトのアルミナ水和物を生
成させ、生成したアルミナ水和物を洗浄、熟成した後、
捏和、成形し、乾燥、焼成して得られる。あるいは、そ
の調製工程の途中のアルミナ水和物をアルミナ前駆体と
して使用することも可能である。また、市販されている
擬ベーマイトのアルミナ粉末を硝酸等で解膠し成型後、
乾燥、焼成することでも得られる。本発明の水素化処理
触媒組成物に用いる金属は、周期律表第6A族、第8族
より選ばれた少なくとも1種以上の金属を用いることが
でき、Mo,W,Ni,Coなどの外Co−Mo,Ni
−Mo,Co−Ni−Mo,Ni−W,Co−W,Ni
−Co−W,Ni−V,Co−V等が使用可能であり、
好ましい活性金属成分としては、Co−Mo,Ni−M
o,Co−Ni−Mo,Ni−W,Co−W,Ni−C
o−W,などが挙げられる。活性金属の担持量は、触媒
の全重量を基準に、金属酸化物として計算し1〜35w
t%、好ましくは5〜30%の範囲である。活性金属の
担持方法は公知の方法を用いることができる。本発明の
触媒組成物は、重質油、特に常圧残渣油、減圧残渣油の
水素化処理において優れた性能を示すが、ビスブレーキ
ング流出油、タールサンド油、黒油などの重質油、灯、
軽油などにも使用可能である。本発明の触媒組成物を用
いてかかる重質油を水素化処理する場合、従来採用され
ている反応条件を含む広範囲の反応条件を採用すること
ができるが、通常は、反応温度300〜500℃、反応
圧力50〜200kg/cm2G、水素/oil比40
0〜3000Nm3/kl、LHSV0.1から3.0
hr-1の条件が使用される。さらに好ましい反応条件を
示せば反応温度350〜450℃、反応圧力100〜1
80kg/cm2G、水素/oil比1000〜200
0Nm3/kl、LHSV=0.2〜1.0hr-1であ
る。以下実施例を示し、本発明の効果を詳細に説明する
が、これは本発明を限定するものではない。
【0006】
【実施例】
実施例1 市販の擬ベーマイトのアルミナ粉末(コンデア社製アル
ミナPural SB)1.5kgをニーダーに張り込
み、40gの63%硝酸に蒸留水を加え3lにした希硝
酸を加え、加熱しながら混練を開始した。混練開始後3
0分を経過した時点で、アンモニア水を加え硝酸を中和
した。このときのアルミナのpHは9.8であった。さ
らに擬ベーマイトのアルミナ粉末1.5kgを加え、水
分を調節しながら1時間混練した。ついで、担体組成が
重量比でAl23:B23=90:10になる様に、ほ
う酸を少量の蒸留水に懸濁して加え、30分加熱、混練
し、押出し成型可能な捏和物を得た。得られた捏和物を
1/22″径に押し出し成型し、110℃で16時間乾
燥した後550℃で1時間焼成してアルミナ−ボリア担
体を得た。この担体にパラモリブデン酸アンモンと硝酸
コバルトをアンモニア水溶液に溶解して得たMo−Co
水溶液と含浸して、乾燥、焼成し、触媒Aを得た。触媒
の性状を表1に示す。
【0007】比較例1 市販の擬ベーマイトのアルミナ粉末(実施例1と同じ)
3.0kgをニーダーに張り込み、80gの63%硝酸
に蒸留水を加え、6lにした希硝酸を加え、加熱しなが
ら混練を開始した。混練開始後30分を経過した時点
で、アンモニア水を加え硝酸を中和した。この時のアル
ミナのpHは7.3であった。次いで担体組成が重量比
でAl23:B23=90:10になるよう、ほう酸を
少量の蒸留水に懸濁して加え、以下実施例1と同様の方
法で触媒Bを得た。触媒の性状を表1に示す。
【0008】比較例2 市販の擬ベーマイトのアルミナ粉末(実施例1と同じ)
3kgをニーダーに張り込み、80gの63%硝酸に蒸
留水を加え、6lにした希硝酸を加え、加熱しながら混
練を開始した。混練開始後30分を経過した時点で、担
体組成が重量比でAl23:B23=90:10になる
ようほう酸を少量の蒸留水に懸濁して加え、以下実施例
1と、同様の方法で触媒Cを得た。触媒の性状を表1に
示す。
【0009】実施例2 市販の擬ベーマイトアルミナ粉末(実施例1と同じ)
3.0kgを空気流通下で室温から600℃迄10℃/
分で昇温し、ついで600℃にて5時間保って焼成し
た。得られた焼成粉末1.8kgを純水1.8lに懸濁
し、コロイドミルを3回通し湿式粉砕した。このスラリ
ーの濃度は、50.4wt%Al23であった。次に、
市販の擬ベーマイトアルミナ粉末(実施例1と同じ)3
kgをニーダーに張り込み、40gの63%硝酸に蒸留
水を加え、3lにした希硝酸を加え、加熱しながら混練
を開始した。混練開始後、30分を経過した時点で、ア
ンモニア水を加え硝酸を中和した。この時のアルミナの
pHは7.5であった。また、このときのアルミナ混練
物(ここではアルミナ混練物Aとする)の濃度は、3
1.3wt%Al23であった。上記湿式粉砕したアル
ミナスラリー3Kgと、アルミナ混練物A3kgをニー
ダー内でよく混練した後、担体組成が重量比でAl
23:B23=85:15になるように、ほう酸を加
え、以下実施例1と同様の方法で触媒Dを得た。触媒D
の性状を表1に示す。
【0010】実施例3 実施例および比較例の触媒A〜Cを用いて、触媒充填量
200mlのマイクロリアクターで下記反応条件下で常
圧残渣油の水素化処理を行った。 原料油性状 比重 0.971 (15/4℃) 粘度 950 (cSt at50℃) 硫黄 4.1 (wt%) 残留炭素 11 (wt%) チッ素 2,000 (ppm) ニッケル 20 (ppm) バナジウム 60 (ppm) 反応条件 反応圧力 150(kg/cm2G) 反応温度 370(℃) 水素/oil比 700(Nl/l) LHSV 0.2(hr-1) 水素濃度 90mol% 反応開始後200Hrの反応結果を表2にまとめて示
す。又、反応開始後3000Hrまでの分解率の反応時
間による変化を表3に示す。本発明による触媒Aは触媒
Bに比べ,脱硫率、脱金属率に優れ、又中間留分の収率
も高い。又、触媒Aは触媒Cに比べ長時間にわたり分解
率が安定しており、触媒寿命の点で優れていることもわ
かる。
【0011】実施例4 実施例2の触媒D、および比較例2の触媒Cを用いて、
生成油中の硫黄分が0.25wt%と一定の値を保つ様
に反応温度を調節して寿命試験を行った。触媒充填量2
00mlのマイクロリアクターを使用し、下記反応条件
下で、常圧残渣油の水素化処理を行った。 原料油性状 比重 0.985 (15/4℃) 粘度 2600 (cSt at50℃) 硫黄 4.2 (wt%) チッ素 2,450 (ppm) ニッケル 30 (ppm) バナジウム 70 (ppm) 反応条件 反応圧力 150 (kg/cm2G) 水素/oil比 700 (Nl/l) LHSV 0.2 (hr-1) H2濃度 90 mol% 図1に触媒D及び触媒Cの反応温度上昇(ΔT)の経時
的推移の様子を、又、表4に反応初期(150時間目)
の生成油の分析結果を示した。本発明による触媒Dは高
い脱硫活性を示し、寿命が長いことが判る。 触媒性状
【表1】 *1 SA;比表面積 *2 PV;0〜600Åの細孔が占める細孔容積 *3 AV.P.D.Å;平均細孔直径
【表2】 1) 170℃(−)留分 2) 170〜343℃留分 3) 343℃(+)留分中のトルエン不溶分 前記(+)(−)はそれぞれ以上あるいは以下を表わ
す。
【表3】
【表4】
【0012】
【効果】本発明によると、常圧残渣油、減圧残渣油等の
水素化処理に使用して中間留分への分解活性、脱硫活性
が高く、寿命が長い等の優れた効果を有する水素化処理
触媒組成物が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例4における触媒D及び触媒Cの反応温度
上昇(ΔT)と反応時間(hrs)との関係を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミナ−ボリアから成る担体に、周期
    律表の第6A族および第8族から選ばれた少なくとも1
    種の金属を担持させて成る水素化処理触媒組成物に於い
    て、窒素ガス吸着法において測定した該触媒組成物の細
    孔分布が(A)平均細孔直径が100〜200Åであ
    り、かつ(B)(平均細孔直径−25)Åから(平均細
    孔直径+25)Åの範囲の直径の細孔が占める細孔容積
    が、細孔容積の10〜70%であることを特徴とする水
    素化処理触媒組成物。
  2. 【請求項2】 アルミナ−ボリアから成る担体に、周期
    律表の第6A族および第8族から選ばれた少なくとも1
    種の金属を担持させて成る水素化処理触媒組成物に於い
    て、窒素ガス吸着法において測定した該触媒組成物の細
    孔分布が(A)平均細孔直径が100〜200Å、
    (B)(平均細孔直径−25)Åから(平均細孔直径+
    25)Åの範囲の直径の細孔が占める細孔容積が、細孔
    容積の10〜70%であり、かつアルミナ−ボリアから
    成る担体のボリアの量が、B23/(B23+Al
    23)で表わして3〜30重量%の範囲にあることを特
    徴とする水素化処理触媒組成物。
JP31090692A 1992-10-26 1992-10-26 水素化処理触媒組成物 Expired - Lifetime JP3327597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31090692A JP3327597B2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 水素化処理触媒組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31090692A JP3327597B2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 水素化処理触媒組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06134312A true JPH06134312A (ja) 1994-05-17
JP3327597B2 JP3327597B2 (ja) 2002-09-24

Family

ID=18010812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31090692A Expired - Lifetime JP3327597B2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 水素化処理触媒組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3327597B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015064385A1 (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 三井金属鉱業株式会社 排ガス浄化触媒用担体及び排ガス浄化触媒

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015064385A1 (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 三井金属鉱業株式会社 排ガス浄化触媒用担体及び排ガス浄化触媒
JPWO2015064385A1 (ja) * 2013-10-31 2017-03-09 三井金属鉱業株式会社 排ガス浄化触媒用担体及び排ガス浄化触媒
US9687817B2 (en) 2013-10-31 2017-06-27 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. Carrier for exhaust gas purification catalyst, and exhaust gas purification catalyst

Also Published As

Publication number Publication date
JP3327597B2 (ja) 2002-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4638610B2 (ja) 水素化処理用触媒並びに水素化処理方法
JP3439790B2 (ja) 水素化転換法
US6984310B2 (en) Alumina having bimodal pore structure, catalysts made therefrom and processes using same
EP1773969B1 (en) Two-step hydroprocessing method for heavy hydrocarbon oil
US5888380A (en) Hydroprocessing catalyst and use thereof
EP0449144B2 (en) Catalyst composition for hydrotreating of hydrocarbons and hydrotreating process using the same
JP2832033B2 (ja) 窒素または硫黄含有炭化水素油の接触ハイドロプロセシング方法
US5223472A (en) Demetallation catalyst
US5334307A (en) Resid hydroprocessing catalyst
TWI611836B (zh) 觸媒支撐物及其製備方法
CA2360121C (en) Hydroprocessing catalyst and use thereof
JPH0554385B2 (ja)
WO1998026866A1 (fr) Catalyseur d'hydrotraitement destine a des huiles d'hydrocarbures lourds, procede de production du catalyseur, et procede d'hydrotraitement employant ceux-ci
JP2000000470A (ja) 水素化処理触媒及び重質油の水素化処理方法
JP2006512430A (ja) 触媒の混合物を使用する炭化水素の水素化処理
JP4369871B2 (ja) 触媒の混合物を使用する重質原料のhpc法
JP4612229B2 (ja) 重質炭化水素油の水素化処理用触媒並びに水素化処理方法
US6551500B1 (en) Hydrocracking catalyst, producing method thereof, and hydrocracking method
JP2002363575A (ja) 重質炭化水素油の2段階水素化処理方法
JP3772285B2 (ja) 炭化水素油の水素化分解触媒および水素化分解方法
JP3492399B2 (ja) 水素化転換法及びそれに用いる触媒
JPH10296091A (ja) 水素化処理用触媒およびそれを用いる炭化水素油の水素化処理方法
JP2711871B2 (ja) ヒドロゲルから水素処理触媒を製造する方法
JP3327597B2 (ja) 水素化処理触媒組成物
JP2022074937A (ja) 重質炭化水素油の水素化処理触媒及びその製造方法ならびに水素化処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080712

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080712

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090712

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090712

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100712

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110712

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110712

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120712

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120712

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130712

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130712

Year of fee payment: 11