JPH06131205A - デッドロックリスタート方式 - Google Patents
デッドロックリスタート方式Info
- Publication number
- JPH06131205A JPH06131205A JP4278233A JP27823392A JPH06131205A JP H06131205 A JPH06131205 A JP H06131205A JP 4278233 A JP4278233 A JP 4278233A JP 27823392 A JP27823392 A JP 27823392A JP H06131205 A JPH06131205 A JP H06131205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- task
- deadlock
- resource usage
- tasks
- resource consumption
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】複数のタスクによる多重処理を行なうタスク間
でデッドロック発生時に、処理異常終了・再起動を行う
タスクの選定をシステムのリソースの効率を損なうこと
のないように行なう。 【構成】多重処理を行うタスク61,62〜6nに対す
るリソ−ス使用量カウンタ51,52〜5nを設けて、
タスク実行開始からの中央処理時間および入出力装置使
用回数を計数する。タスクデッドロック検出手段2がデ
ッドックを検出したとき、対象となるタスク番号をタス
クリソース使用量決定手段3に伝える。タスクリソース
使用量決定手段3は対象となるタスクのリソース使用量
カウンタから中央処理装置時および入出力装置使用回数
の、それまでのリソース使用量の少ないタスクを決定し
て、デッドロックタスクリカバリ手段4にタスクの異常
終了・再起動を行なわせる。
でデッドロック発生時に、処理異常終了・再起動を行う
タスクの選定をシステムのリソースの効率を損なうこと
のないように行なう。 【構成】多重処理を行うタスク61,62〜6nに対す
るリソ−ス使用量カウンタ51,52〜5nを設けて、
タスク実行開始からの中央処理時間および入出力装置使
用回数を計数する。タスクデッドロック検出手段2がデ
ッドックを検出したとき、対象となるタスク番号をタス
クリソース使用量決定手段3に伝える。タスクリソース
使用量決定手段3は対象となるタスクのリソース使用量
カウンタから中央処理装置時および入出力装置使用回数
の、それまでのリソース使用量の少ないタスクを決定し
て、デッドロックタスクリカバリ手段4にタスクの異常
終了・再起動を行なわせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデッドロックリスタート
方式、特に複数のタスクにより多重処理を行なう情報処
理システムのデッドロックリスタ−ト方式に関する。
方式、特に複数のタスクにより多重処理を行なう情報処
理システムのデッドロックリスタ−ト方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のデッドリスタ−ト方式は、
タスク間の競合によりデッドロックが発生すると、一般
には、デッドロックを検出した側のタスクを異常終了し
てデッドロックを解除し、このタスクを再起動する方法
をとっている。即ち、例えばタスクAでレコード1,タ
スクBでレコード2,タスクAでレコード2,そしてタ
スクBでレコード1を順にアクセスした場合に、タスク
Bがレコード1をアクセスした時点でタスクAとタスク
Bがデッドロックになっていることを検出したとする
と、デッドロックを検出した側のタスクBを異常終了さ
せてデッドロックを解除し、次いでタスクBを再起動す
るようにしている。
タスク間の競合によりデッドロックが発生すると、一般
には、デッドロックを検出した側のタスクを異常終了し
てデッドロックを解除し、このタスクを再起動する方法
をとっている。即ち、例えばタスクAでレコード1,タ
スクBでレコード2,タスクAでレコード2,そしてタ
スクBでレコード1を順にアクセスした場合に、タスク
Bがレコード1をアクセスした時点でタスクAとタスク
Bがデッドロックになっていることを検出したとする
と、デッドロックを検出した側のタスクBを異常終了さ
せてデッドロックを解除し、次いでタスクBを再起動す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデッド
ロックリスタート方式は、デッドロックを検出した側の
タスクの異常終了を行ない、再起動の対象タスクとして
おり、競合したタスクのうちでデッドロック検出時点ま
でに、それぞれのタスクが使用した中央処理装置の消費
量や、入力装置の使用回数の多い側のタスクを異常終了
・再起動の対象タスクとする場合があり、デッドロック
発生時におけるシステムリソースを効率良く使用しない
ことになるという欠点がある。
ロックリスタート方式は、デッドロックを検出した側の
タスクの異常終了を行ない、再起動の対象タスクとして
おり、競合したタスクのうちでデッドロック検出時点ま
でに、それぞれのタスクが使用した中央処理装置の消費
量や、入力装置の使用回数の多い側のタスクを異常終了
・再起動の対象タスクとする場合があり、デッドロック
発生時におけるシステムリソースを効率良く使用しない
ことになるという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のデッドロックリ
スタート方式は、複数のタスクにより多重処理を行なう
情報処理システムのデッドロックリスタート方式におい
て、タスクごとに設けたリソ−ス使用量カウンタにタス
クに割当てた中央処理装置の使用時間および入出力装置
の使用回数を計数させ、タスクの実行制御を行うタスク
実行制御手段と、タスク間で発生したデッドロックを検
出するデッドロック検出手段と、このデッドロック検出
手段がデッドロックの対象となるタスクに対応する前記
リソ−ス使用量カウンタの保持する中央処理装置の使用
時間および入出力装置の使用回数からリソース使用量の
少ないタスクを決定するタスクリソース使用量決定手段
と、このタスクリソース使用量決定手段が決定したタス
クの異常終了を行い、次いで再起動を行なわせるデッド
ロックタスクリカバリ手段とを有することにより構成さ
れる。
スタート方式は、複数のタスクにより多重処理を行なう
情報処理システムのデッドロックリスタート方式におい
て、タスクごとに設けたリソ−ス使用量カウンタにタス
クに割当てた中央処理装置の使用時間および入出力装置
の使用回数を計数させ、タスクの実行制御を行うタスク
実行制御手段と、タスク間で発生したデッドロックを検
出するデッドロック検出手段と、このデッドロック検出
手段がデッドロックの対象となるタスクに対応する前記
リソ−ス使用量カウンタの保持する中央処理装置の使用
時間および入出力装置の使用回数からリソース使用量の
少ないタスクを決定するタスクリソース使用量決定手段
と、このタスクリソース使用量決定手段が決定したタス
クの異常終了を行い、次いで再起動を行なわせるデッド
ロックタスクリカバリ手段とを有することにより構成さ
れる。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の一実施例の構成図である。
図1の実施例は複数のタスク61,62〜6n、複数の
リソース使用量カウンタ51,52,〜5n、タスク実
行制御手段1、タスクデッドロック検出手段2、タスク
リソース使用量決定手段3、およびデッドロックタスク
リカバリ手段4を有して構成される。
図1の実施例は複数のタスク61,62〜6n、複数の
リソース使用量カウンタ51,52,〜5n、タスク実
行制御手段1、タスクデッドロック検出手段2、タスク
リソース使用量決定手段3、およびデッドロックタスク
リカバリ手段4を有して構成される。
【0007】タスク実行制御手段1は走行している複数
のタスク61,62,〜6nの実行制御を行う。リソー
ス使用量カウンタ51,52,〜5nはタスク実行制御
手段1からの指示により、それぞれタスク61,62,
〜6nが消費した中央処理時間および入出力装置使用回
数を計測する。なおリソース使用量カウンタ51,5
2,〜5nはそれぞれタスク61,62,〜6nの終了
時または開始時にタスク実行制御手段1により初期化が
行なわれる。タスクデッドロック検出手段2は走行する
タスク間でデッドロックが発生したことを検出する。タ
スクリソース使用量決定手段3は、デッドロック検出手
段2が検出したデッドロックの対象となったタスク番号
を受けて、このタスク番号に対応するリソ−ス使用量カ
ウンタ51,52〜5nのカウンタからリソース使用情
報を入手し、システムにより予め設定した係数を中央処
理装置時間および入出力装置使用回数に掛けた数値を比
較し、この数値の小さい方を異常終了するタスクと決定
する。デッドロックタスクリカバリ手段4はタスクリソ
−ス使用量決定手段3で決定したタスク番号を受けて、
そののタスクを異常終了した後に、タスクの再起動を行
なう。
のタスク61,62,〜6nの実行制御を行う。リソー
ス使用量カウンタ51,52,〜5nはタスク実行制御
手段1からの指示により、それぞれタスク61,62,
〜6nが消費した中央処理時間および入出力装置使用回
数を計測する。なおリソース使用量カウンタ51,5
2,〜5nはそれぞれタスク61,62,〜6nの終了
時または開始時にタスク実行制御手段1により初期化が
行なわれる。タスクデッドロック検出手段2は走行する
タスク間でデッドロックが発生したことを検出する。タ
スクリソース使用量決定手段3は、デッドロック検出手
段2が検出したデッドロックの対象となったタスク番号
を受けて、このタスク番号に対応するリソ−ス使用量カ
ウンタ51,52〜5nのカウンタからリソース使用情
報を入手し、システムにより予め設定した係数を中央処
理装置時間および入出力装置使用回数に掛けた数値を比
較し、この数値の小さい方を異常終了するタスクと決定
する。デッドロックタスクリカバリ手段4はタスクリソ
−ス使用量決定手段3で決定したタスク番号を受けて、
そののタスクを異常終了した後に、タスクの再起動を行
なう。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、タスク間
でデッドロックが発生した場合に、デッドロックの対象
となったタスクで、デッドロック検出時点までに消費し
た中央処理装置時間、および入出力装置使用回数の使用
量から異常終了させるタスクを決定することにより、リ
ソ−ス使用効率の良いリカバリを行なうことができると
いう効果がある。
でデッドロックが発生した場合に、デッドロックの対象
となったタスクで、デッドロック検出時点までに消費し
た中央処理装置時間、および入出力装置使用回数の使用
量から異常終了させるタスクを決定することにより、リ
ソ−ス使用効率の良いリカバリを行なうことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
1 タスク実行制御手段 2 タスクデッドロック検出手段 3 タスクリソ−ス使用量決定手段 4 デッドロックタスクリカバリ手段 51,52,〜5n リソース使用量カウンタ 61,62,〜6n タスク
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のタスクにより多重処理を行なう情
報処理システムのデッドロックリスタート方式におい
て、タスクごとに設けたリソ−ス使用量カウンタにタス
クに割当てた中央処理装置の使用時間および入出力装置
の使用回数を計数させ、タスクの実行制御を行うタスク
実行制御手段と、タスク間で発生したデッドロックを検
出するデッドロック検出手段と、このデッドロック検出
手段がデッドロックの対象となるタスクに対応する前記
リソ−ス使用量カウンタの保持する中央処理装置の使用
時間および入出力装置の使用回数からリソース使用量の
少ないタスクを決定するタスクリソース使用量決定手段
と、このタスクリソース使用量決定手段が決定したタス
クの異常終了を行い、次いで再起動を行なわせるデッド
ロックタスクリカバリ手段とを有することを特徴とする
デッドロックリスタート方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278233A JPH06131205A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | デッドロックリスタート方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278233A JPH06131205A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | デッドロックリスタート方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06131205A true JPH06131205A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17594479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4278233A Withdrawn JPH06131205A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | デッドロックリスタート方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06131205A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09179755A (ja) * | 1995-12-23 | 1997-07-11 | Nec Corp | リソース浮き検出方式 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP4278233A patent/JPH06131205A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09179755A (ja) * | 1995-12-23 | 1997-07-11 | Nec Corp | リソース浮き検出方式 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |