JPH06130253A - 光ファイバコネクタの固定装置 - Google Patents
光ファイバコネクタの固定装置Info
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- JPH06130253A JPH06130253A JP4282091A JP28209192A JPH06130253A JP H06130253 A JPH06130253 A JP H06130253A JP 4282091 A JP4282091 A JP 4282091A JP 28209192 A JP28209192 A JP 28209192A JP H06130253 A JPH06130253 A JP H06130253A
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- fiber connector
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- core wire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】かしめによって光ファイバコードをフェルール
に固定する光ファイバコネクタのかしめの強度を向上す
るとともに、光ファイバコネクタを光制御装置に簡単に
しかも確実に取り付けられるようにする。 【構成】上端面の貫通孔２１Ａに光ファイバコード１の
心線１１が下方から挿入されるフェルールと、ジャケッ
ト１２とテンションメンバ１３との間に挿入された内筒
２４と、所定の長さ露出されたテンションメンバ１３が
外装被覆１４の周囲に折り返されてなる外周にはめ合
い、かつフェルールの下部に結合された外筒２５とから
構成し、この外筒２５をかしめることにより内筒を介し
て光ファイバコード１を固定する。また、はめ合わせで
光制御装置、例えば光スイッチ３のケース３６に固定さ
れる固定具３７に設けられた可撓性の爪３７Ｂでその外
筒２５を押し上げて取り付ける。
に固定する光ファイバコネクタのかしめの強度を向上す
るとともに、光ファイバコネクタを光制御装置に簡単に
しかも確実に取り付けられるようにする。 【構成】上端面の貫通孔２１Ａに光ファイバコード１の
心線１１が下方から挿入されるフェルールと、ジャケッ
ト１２とテンションメンバ１３との間に挿入された内筒
２４と、所定の長さ露出されたテンションメンバ１３が
外装被覆１４の周囲に折り返されてなる外周にはめ合
い、かつフェルールの下部に結合された外筒２５とから
構成し、この外筒２５をかしめることにより内筒を介し
て光ファイバコード１を固定する。また、はめ合わせで
光制御装置、例えば光スイッチ３のケース３６に固定さ
れる固定具３７に設けられた可撓性の爪３７Ｂでその外
筒２５を押し上げて取り付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバコネクタを光
スイッチなどの光制御装置のケースに挿入して固定する
光ファイバコネクタの固定装置に関する。
スイッチなどの光制御装置のケースに挿入して固定する
光ファイバコネクタの固定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に光ファイバは、図４に示すように
心線１１と、この心線１１の周囲を取り囲むこの心線１
１の外周保護用のジャケット１２と、このジャケット１
２の周囲を取り囲む、例えば繊維状の材料からなるテン
ションメンバ１３と、このテンションメンバ１３の周囲
を取り囲む外装被覆１４とからなる光ファイバコード１
として用いられる。そしてこの光ファイバコードは光フ
ァイバコネクタを介して、光制御装置、例えば光スイッ
チに接続される。
心線１１と、この心線１１の周囲を取り囲むこの心線１
１の外周保護用のジャケット１２と、このジャケット１
２の周囲を取り囲む、例えば繊維状の材料からなるテン
ションメンバ１３と、このテンションメンバ１３の周囲
を取り囲む外装被覆１４とからなる光ファイバコード１
として用いられる。そしてこの光ファイバコードは光フ
ァイバコネクタを介して、光制御装置、例えば光スイッ
チに接続される。
【０００３】図３は従来例を示す光ファイバコネクタ構
造を用いた光スイッチの一部断面を含む側面図である。
図３において、光スイッチ３はその下方左右にそれぞれ
光ファイバコネクタ２との結合用孔３５Ｂとその上方中
央に空隙部３５Ｃを有する導光プリズム３５と、この空
隙部３５Ｃ内をアクチュエータ３１を上下方向に操作す
ることにより出入する遮光シャッタ３３とから構成さ
れ、これらはケース３６に収納されている。なお、３４
は遮光シャッタの戻しばね、３５Ａは導光プリズム３５
に必要に応じて設けられる集光レンズである。光ファイ
バコネクタ２はその上端面に光ファイバコード１の心線
１１とはめ合う貫通孔２１Ａを有する円筒状のフェルー
ル２１を備えており、光ファイバコード１の外装被覆１
４，テンションメンバ１３およびジャケット１２を剥い
で心線１１を露出し、フェルール２１の貫通孔２１Ａに
下方より挿入するとともに、前もって所定の長さ露出し
ておいたテンションメンバ１３を外装被覆１４の周囲に
折り返し、この折り返されたテンションメンバ１３の外
周がフェルール２１の下端部２１Ｂの内孔にはめ合うよ
う挿入する。また、フェルール２１の中央部の内孔には
心線１１およびジャケット１２が貫通するガイド２２が
設けられ、このガイド２２が設けられているフェルール
２１の外周に凹部２１Ｃが設けられている。そして、こ
の凹部２１Ｃあるいはフェルールの下端部２１Ｂをかし
めて光ファイバコード１をフェルール２１に固定する。
光ファイバコード１が固定されたフェルール２１、すな
わち光ファイバコネクタ２の光スイッチ３への取り付け
は、光ファイバコネクタ２をケース３６の穴部３６Ａよ
り挿入し、そのフェルール２１の先端部を光スイッチ３
の導光プリズム３５の結合用孔３５Ｂにはめ合うように
して、このフェルール２１に設けられたフランジ２１Ｄ
をケース３６の穴部３６Ａに押し込んで取り付ける。
造を用いた光スイッチの一部断面を含む側面図である。
図３において、光スイッチ３はその下方左右にそれぞれ
光ファイバコネクタ２との結合用孔３５Ｂとその上方中
央に空隙部３５Ｃを有する導光プリズム３５と、この空
隙部３５Ｃ内をアクチュエータ３１を上下方向に操作す
ることにより出入する遮光シャッタ３３とから構成さ
れ、これらはケース３６に収納されている。なお、３４
は遮光シャッタの戻しばね、３５Ａは導光プリズム３５
に必要に応じて設けられる集光レンズである。光ファイ
バコネクタ２はその上端面に光ファイバコード１の心線
１１とはめ合う貫通孔２１Ａを有する円筒状のフェルー
ル２１を備えており、光ファイバコード１の外装被覆１
４，テンションメンバ１３およびジャケット１２を剥い
で心線１１を露出し、フェルール２１の貫通孔２１Ａに
下方より挿入するとともに、前もって所定の長さ露出し
ておいたテンションメンバ１３を外装被覆１４の周囲に
折り返し、この折り返されたテンションメンバ１３の外
周がフェルール２１の下端部２１Ｂの内孔にはめ合うよ
う挿入する。また、フェルール２１の中央部の内孔には
心線１１およびジャケット１２が貫通するガイド２２が
設けられ、このガイド２２が設けられているフェルール
２１の外周に凹部２１Ｃが設けられている。そして、こ
の凹部２１Ｃあるいはフェルールの下端部２１Ｂをかし
めて光ファイバコード１をフェルール２１に固定する。
光ファイバコード１が固定されたフェルール２１、すな
わち光ファイバコネクタ２の光スイッチ３への取り付け
は、光ファイバコネクタ２をケース３６の穴部３６Ａよ
り挿入し、そのフェルール２１の先端部を光スイッチ３
の導光プリズム３５の結合用孔３５Ｂにはめ合うように
して、このフェルール２１に設けられたフランジ２１Ｄ
をケース３６の穴部３６Ａに押し込んで取り付ける。
【０００４】この光スイッチ３の動作は次の通りであ
る。一方の、例えば図３において左側の光ファイバコー
ド１を通して送られた光Ｌ1 はこの光ファイバコード１
の心線１１の端面から導光プリズム３５の集光レンズ３
５Ａを通して全反射面３５Ｄで全反射され空隙部３５Ｃ
に送られる。空隙部３５Ｃに遮光シャッタ３３がないと
きは光は空隙部３５Ｃを通過して全反射面３５Ｄで全反
射されて集光レンズ３５Ａを通して右側の光ファイバコ
ード１の心線１１の端面に送られ、この光ファイバコー
ド１を通して光Ｌ2 として戻され、例えばオンを表示す
る。また、遮光シャッタ３３が空隙部３５Ｃにあるとき
は、光はここで遮光され光Ｌ2 は戻されず、例えばオフ
を表示する。
る。一方の、例えば図３において左側の光ファイバコー
ド１を通して送られた光Ｌ1 はこの光ファイバコード１
の心線１１の端面から導光プリズム３５の集光レンズ３
５Ａを通して全反射面３５Ｄで全反射され空隙部３５Ｃ
に送られる。空隙部３５Ｃに遮光シャッタ３３がないと
きは光は空隙部３５Ｃを通過して全反射面３５Ｄで全反
射されて集光レンズ３５Ａを通して右側の光ファイバコ
ード１の心線１１の端面に送られ、この光ファイバコー
ド１を通して光Ｌ2 として戻され、例えばオンを表示す
る。また、遮光シャッタ３３が空隙部３５Ｃにあるとき
は、光はここで遮光され光Ｌ2 は戻されず、例えばオフ
を表示する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述の光ファイバコネ
クタ構造においては、フェルールの中央部に設けられた
凹部あるいはその下端部をかしめることで光ファイバコ
ードを固定するようにしているが、例えば凹部をかしめ
るとその力はジャケットを介して心線に加えられるの
で、心線が析損しやすい。また、下端部をかしめるとそ
の力は２重のテンションメンバ，外装被覆およびジャケ
ットを介して心線に加えられるので心線は安全である
が、外装被覆とジャケット間に空間があるためにかしめ
の効果が少なく充分固定できない。このため、このフェ
ルールの下端部と光ファイバコードとの間に接着剤を塗
布して固定しているのが実情であり、光ファイバコード
の取り付けの作業性が非常に悪い問題がある。
クタ構造においては、フェルールの中央部に設けられた
凹部あるいはその下端部をかしめることで光ファイバコ
ードを固定するようにしているが、例えば凹部をかしめ
るとその力はジャケットを介して心線に加えられるの
で、心線が析損しやすい。また、下端部をかしめるとそ
の力は２重のテンションメンバ，外装被覆およびジャケ
ットを介して心線に加えられるので心線は安全である
が、外装被覆とジャケット間に空間があるためにかしめ
の効果が少なく充分固定できない。このため、このフェ
ルールの下端部と光ファイバコードとの間に接着剤を塗
布して固定しているのが実情であり、光ファイバコード
の取り付けの作業性が非常に悪い問題がある。
【０００６】また、光ファイバコネクタを光制御装置、
例えば光スイッチに取り付けるとき、光ファイバコネタ
クのフェルールの先端部を光スイッチの導光プリズムの
結合用孔にはめ合わせ、フェルールに設けられたフラン
ジ（図３で２１Ｄで示す）をケースの穴部（図３で３６
Ａで示す）に押し込んで取り付けるようにしている。こ
のため、これらフランジの外径と穴部の内径が軽圧入に
なるようにそれらの寸法精度を高める必要があり、また
取り付けは治具を用いるなどして正しく挿入する必要が
あり、工数を要していた。
例えば光スイッチに取り付けるとき、光ファイバコネタ
クのフェルールの先端部を光スイッチの導光プリズムの
結合用孔にはめ合わせ、フェルールに設けられたフラン
ジ（図３で２１Ｄで示す）をケースの穴部（図３で３６
Ａで示す）に押し込んで取り付けるようにしている。こ
のため、これらフランジの外径と穴部の内径が軽圧入に
なるようにそれらの寸法精度を高める必要があり、また
取り付けは治具を用いるなどして正しく挿入する必要が
あり、工数を要していた。
【０００７】本発明の目的は光ファイバコネクタのフェ
ルールと光ファイバコードとの結合を強固にし、例えば
接着剤の塗布などを不要にするとともに光ファイバコネ
クタを光制御装置に簡単にしかも確実に取り付けられる
ようにすることにある。
ルールと光ファイバコードとの結合を強固にし、例えば
接着剤の塗布などを不要にするとともに光ファイバコネ
クタを光制御装置に簡単にしかも確実に取り付けられる
ようにすることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は心線と、この心線の周囲を取り囲むこの
心線の外周保護用のジャケットと、このジャケットの周
囲を取り囲むテンションメンバと、このテンションメン
バの周囲を取り囲む外装被覆とからなる光ファイバコー
ドの光ファイバコネクタ構造であって、その上端面に光
ファイバコードの心線とはめ合う貫通孔を有する筒状を
なし、光ファイバコードの露出された先端部の心線がこ
の貫通孔に下方から挿入されるフェルールと、ジャケッ
トとテンションメンバとの間に挿入された内筒と、所定
の長さ露出されたテンションメンバが外装被覆の周囲に
折り返されてなる外周にはめ合い、かつ前記フェルール
の下部に結合された外筒とからなり、この外筒をかしめ
ることにより内筒を介して光ファイバコードを固定した
光ファイバコネクタと、前記光ファイバコネクタを光制
御装置のケースの穴部に固定する、板ばねからなり、そ
の両端が光制御装置のケースの両側面に沿って上方に延
長され更に外方向に折り返された両端板を備え、これら
両端板にはそれぞれ一方の嵌合部が設けられた固定具と
からなり、前記光制御装置のケースには前記両端板をそ
れぞれ上方向に案内する案内溝と、これら案内溝の下部
には前記両端板をそれぞれ内側方向に前記案内溝の中に
湾曲させる傾斜面と、前記両端板の一方の嵌合部が内側
からはめ合う他方の嵌合部とをそれぞれ設けるようにす
る。またこの固定具は板ばねからなり、この板ばねの外
筒に対面する個所にこの板ばねにスリットを付して上方
向の可撓性の爪を形成するようにする、あるいはこの固
定具は板ばねからなり、その両端間に直角方向に折り曲
げられた側板を備え、この板ばねの外筒に対面する個所
にこの板ばねにスリットを付して前記側板に沿った上方
向の可撓性の爪を形成するようにする。更にこれら固定
具に設けられた可撓性の爪が所定の撓み量を越えると外
筒の下端がこの固定具に接触するよう構成する。
めに、本発明は心線と、この心線の周囲を取り囲むこの
心線の外周保護用のジャケットと、このジャケットの周
囲を取り囲むテンションメンバと、このテンションメン
バの周囲を取り囲む外装被覆とからなる光ファイバコー
ドの光ファイバコネクタ構造であって、その上端面に光
ファイバコードの心線とはめ合う貫通孔を有する筒状を
なし、光ファイバコードの露出された先端部の心線がこ
の貫通孔に下方から挿入されるフェルールと、ジャケッ
トとテンションメンバとの間に挿入された内筒と、所定
の長さ露出されたテンションメンバが外装被覆の周囲に
折り返されてなる外周にはめ合い、かつ前記フェルール
の下部に結合された外筒とからなり、この外筒をかしめ
ることにより内筒を介して光ファイバコードを固定した
光ファイバコネクタと、前記光ファイバコネクタを光制
御装置のケースの穴部に固定する、板ばねからなり、そ
の両端が光制御装置のケースの両側面に沿って上方に延
長され更に外方向に折り返された両端板を備え、これら
両端板にはそれぞれ一方の嵌合部が設けられた固定具と
からなり、前記光制御装置のケースには前記両端板をそ
れぞれ上方向に案内する案内溝と、これら案内溝の下部
には前記両端板をそれぞれ内側方向に前記案内溝の中に
湾曲させる傾斜面と、前記両端板の一方の嵌合部が内側
からはめ合う他方の嵌合部とをそれぞれ設けるようにす
る。またこの固定具は板ばねからなり、この板ばねの外
筒に対面する個所にこの板ばねにスリットを付して上方
向の可撓性の爪を形成するようにする、あるいはこの固
定具は板ばねからなり、その両端間に直角方向に折り曲
げられた側板を備え、この板ばねの外筒に対面する個所
にこの板ばねにスリットを付して前記側板に沿った上方
向の可撓性の爪を形成するようにする。更にこれら固定
具に設けられた可撓性の爪が所定の撓み量を越えると外
筒の下端がこの固定具に接触するよう構成する。
【０００９】
【作用】本発明の光ファイバコネクタの固定装置におい
ては、光ファイバコードのジャケットとテンションメン
バの間に内筒を挿入し、所定の長さ露出されたテンショ
ンメンバが外装被覆の周囲に折り返されてなる外周には
め合い、かつフェルールに結合された外筒とからなり、
この外筒をかしめるようにしたので、外筒に加えられた
力は内筒で受けるので、光ファイバに応力を与えること
なく強くかしめることができる。これによりフェルール
に光ファイバコードを強固に固定できる。
ては、光ファイバコードのジャケットとテンションメン
バの間に内筒を挿入し、所定の長さ露出されたテンショ
ンメンバが外装被覆の周囲に折り返されてなる外周には
め合い、かつフェルールに結合された外筒とからなり、
この外筒をかしめるようにしたので、外筒に加えられた
力は内筒で受けるので、光ファイバに応力を与えること
なく強くかしめることができる。これによりフェルール
に光ファイバコードを強固に固定できる。
【００１０】そして、光制御装置の結合用孔にフェルー
ルの先端部をはめ合わせて挿入し、この光制御装置のケ
ースにはめ合わせにより固定される固定具に設けた可撓
性の爪により、光ファイバコネクタの下端部を押し上げ
て光制御装置に取り付けるようにする。この固定具は板
ばねからなり、その両端が光制御装置のケースの両側面
に沿って上方に延長され更に外方向に折り返された両端
板を備え、これら両端板にはそれぞれ一方の嵌合部が設
けられ、前記光制御装置のケースには前記両端板をそれ
ぞれ上方向に案内する案内溝と、これら案内溝の下部に
は前記両端板をそれぞれ内側方向に前記案内溝の中に湾
曲させる傾斜面と、前記両端板の一方の嵌合部が内側か
らはめ合う他方の嵌合部とをそれぞれ設けるようにした
ので、特別な治具を必要とせずワンタッチで取り付けが
可能になる。この固定具は板ばねからなり、この板ばね
の外筒に対面する個所にこの板ばねにスリットを付して
上方向の可撓性の爪を形成したので、この可撓性の爪で
光ファイバコネクタに一定の押圧が加わり確実に取り付
けることができる。更にこの固定具は板ばねからなり、
その両端間に直角方向に折り曲げられた側板を備え、こ
の板ばねの外筒に対面する個所にこの板ばねにスリット
を付して前記側板に沿った上方向の可撓性の爪を形成し
たので、この側板により固定具の撓みに対する強度が増
加し、この側板に沿って長い爪の形成が可能となって爪
の撓み量が増大し、より一定の押圧が加わるようにな
り、一層確実に取り付けることができる。更にまた、こ
の固定具に設けられた可撓性の爪が所定の撓み量を越え
ると外筒の下端がこの固定具に接触するよう構成したの
で、光ファイバコードの配線時などで固定具に不用意な
引抜力が加わったとき、光ファイバコネクタの外筒の下
端は固定具で押さえられるので、光ファイバコネクタの
取り付けの確実性がより高められる。
ルの先端部をはめ合わせて挿入し、この光制御装置のケ
ースにはめ合わせにより固定される固定具に設けた可撓
性の爪により、光ファイバコネクタの下端部を押し上げ
て光制御装置に取り付けるようにする。この固定具は板
ばねからなり、その両端が光制御装置のケースの両側面
に沿って上方に延長され更に外方向に折り返された両端
板を備え、これら両端板にはそれぞれ一方の嵌合部が設
けられ、前記光制御装置のケースには前記両端板をそれ
ぞれ上方向に案内する案内溝と、これら案内溝の下部に
は前記両端板をそれぞれ内側方向に前記案内溝の中に湾
曲させる傾斜面と、前記両端板の一方の嵌合部が内側か
らはめ合う他方の嵌合部とをそれぞれ設けるようにした
ので、特別な治具を必要とせずワンタッチで取り付けが
可能になる。この固定具は板ばねからなり、この板ばね
の外筒に対面する個所にこの板ばねにスリットを付して
上方向の可撓性の爪を形成したので、この可撓性の爪で
光ファイバコネクタに一定の押圧が加わり確実に取り付
けることができる。更にこの固定具は板ばねからなり、
その両端間に直角方向に折り曲げられた側板を備え、こ
の板ばねの外筒に対面する個所にこの板ばねにスリット
を付して前記側板に沿った上方向の可撓性の爪を形成し
たので、この側板により固定具の撓みに対する強度が増
加し、この側板に沿って長い爪の形成が可能となって爪
の撓み量が増大し、より一定の押圧が加わるようにな
り、一層確実に取り付けることができる。更にまた、こ
の固定具に設けられた可撓性の爪が所定の撓み量を越え
ると外筒の下端がこの固定具に接触するよう構成したの
で、光ファイバコードの配線時などで固定具に不用意な
引抜力が加わったとき、光ファイバコネクタの外筒の下
端は固定具で押さえられるので、光ファイバコネクタの
取り付けの確実性がより高められる。
【００１１】
【実施例】図１（ａ）は本発明の光ファイバコネクタの
固定装置を用いた光スイッチの一部断面を含む側面図、
図１（ｂ）は図１（ａ）の要部正面図であり、図２
（ａ）は図１の固定具３７の側面図、図２（ｂ）は図２
（ａ）の下面図、図２（ｃ）は図２（ａ）の正面図であ
る。なお図３の従来例と同一部材には同一符号を付けて
説明を省略する。図１に示す光ファイバコネクタ２はそ
の上端面に光ファイバコード１の心線１１とはめ合う貫
通孔２１Ａを有する円筒状のフェルール２１を備えてお
り、光ファイバコード１の外装被覆１４，テンションメ
ンバ１３およびジャケット１２を剥いで心線１１を露出
し、前もって所定の長さ露出しておいたテンションメン
バ１３を外装被覆１４の周囲に折り返し、この折り返さ
れたテンションメンバ１３の外周に外筒２５を該外筒２
５の内孔にはめ合うよう挿入する。そしてジャケット１
２とテンションメンバ１３との間に内筒２４を挿入し、
フェルール２１の貫通孔２１Ａに光ファイバコード１の
心線１１を通して、外筒２５の上側のツメ部２５Ｂを内
方に曲げてフェルール２１と外筒２５とを固定する。そ
して、外筒２５をかしめ、この外筒２５と内筒２４との
間で光ファイバコード１を固定する。このとき、外筒２
５に加えられた力は内筒２４で受けるので、心線１１に
応力を与えることなく強くかしめることができる。これ
によりフェルール２１に光ファイバコード１を強固に固
定できる。
固定装置を用いた光スイッチの一部断面を含む側面図、
図１（ｂ）は図１（ａ）の要部正面図であり、図２
（ａ）は図１の固定具３７の側面図、図２（ｂ）は図２
（ａ）の下面図、図２（ｃ）は図２（ａ）の正面図であ
る。なお図３の従来例と同一部材には同一符号を付けて
説明を省略する。図１に示す光ファイバコネクタ２はそ
の上端面に光ファイバコード１の心線１１とはめ合う貫
通孔２１Ａを有する円筒状のフェルール２１を備えてお
り、光ファイバコード１の外装被覆１４，テンションメ
ンバ１３およびジャケット１２を剥いで心線１１を露出
し、前もって所定の長さ露出しておいたテンションメン
バ１３を外装被覆１４の周囲に折り返し、この折り返さ
れたテンションメンバ１３の外周に外筒２５を該外筒２
５の内孔にはめ合うよう挿入する。そしてジャケット１
２とテンションメンバ１３との間に内筒２４を挿入し、
フェルール２１の貫通孔２１Ａに光ファイバコード１の
心線１１を通して、外筒２５の上側のツメ部２５Ｂを内
方に曲げてフェルール２１と外筒２５とを固定する。そ
して、外筒２５をかしめ、この外筒２５と内筒２４との
間で光ファイバコード１を固定する。このとき、外筒２
５に加えられた力は内筒２４で受けるので、心線１１に
応力を与えることなく強くかしめることができる。これ
によりフェルール２１に光ファイバコード１を強固に固
定できる。
【００１２】なお、光スイッチ３の動作は図３の従来例
と同様である。固定具３７は、その両端が光スイッチ３
のケース３６の両側面に沿って上方向に延長され、更に
外方向に折り返された部分３７Ｄを有する両端板３７Ｃ
を備え、これら両端板３７Ｃにはそれぞれ凸状の一方の
嵌合部３７Ａが設けられている。また、光スイッチ３の
ケース３６の両側面にはそれぞれ両端板３７Ｃを上方向
に案内する案内溝３６Ｃと、これら案内溝３６Ｃの下部
には両端板３７Ｃをそれぞれ内側方向に案内溝３６Ｃの
中に湾曲させる傾斜面３６Ｄと、両端板３７Ｃの一方の
嵌合部３７Ａが内側からはめ合わされる凹状の他方の嵌
合部３６Ｂとがそれぞれ設けられている。更に固定具３
７はその両端間に直角方向に折り曲げられた側板３７Ｅ
を備え、この側板３７Ｅに沿って両端部から可撓性の爪
３７Ｂが設けられている。
と同様である。固定具３７は、その両端が光スイッチ３
のケース３６の両側面に沿って上方向に延長され、更に
外方向に折り返された部分３７Ｄを有する両端板３７Ｃ
を備え、これら両端板３７Ｃにはそれぞれ凸状の一方の
嵌合部３７Ａが設けられている。また、光スイッチ３の
ケース３６の両側面にはそれぞれ両端板３７Ｃを上方向
に案内する案内溝３６Ｃと、これら案内溝３６Ｃの下部
には両端板３７Ｃをそれぞれ内側方向に案内溝３６Ｃの
中に湾曲させる傾斜面３６Ｄと、両端板３７Ｃの一方の
嵌合部３７Ａが内側からはめ合わされる凹状の他方の嵌
合部３６Ｂとがそれぞれ設けられている。更に固定具３
７はその両端間に直角方向に折り曲げられた側板３７Ｅ
を備え、この側板３７Ｅに沿って両端部から可撓性の爪
３７Ｂが設けられている。
【００１３】このような構成において、光ファイバコネ
クタ２のフェルール２１の先端部を光スイッチ３の導光
プリズム３５の結合用孔３５Ｂにはめ合わせて挿入し、
固定具３７を光スイッチ３のケース３６の下方から押し
上げると、両端板３７Ｃは傾斜面３６Ｄによって内側方
向に案内溝３６Ｃ内に湾曲してこの案内溝３６Ｃ内を上
方に移動し、押し上げ完了とともに両端板３７Ｃはそれ
ぞれ傾斜面３６Ｄからはずれ、その湾曲は外側方向に回
復して、両端板３７Ｃの一方の嵌合部３７Ａは光スイッ
チ３のケース３６の他方の嵌合部３６Ｂに内側からはめ
合わされて固定される。そしてこの固定具３７に設けら
れた可撓性の爪３７Ｂにより、光ファイバコネクタ２は
その外筒２５の下端部が押し上げられて光スイッチ３に
取り付けられる。ここで図２に示すように、固定具３７
はその両端間に直角方向に折り曲げられた側板３７Ｅを
備え、この側板３７Ｅに沿って両端部から可撓性の爪３
７Ｂを設けるようにしたので、この側板３７Ｅによって
固定具３７の撓みに対する強度が増加し、この側板３７
Ｅに沿った長い爪を設けることが可能となる。これによ
り、この爪３７Ｂの可撓性は高められるので光ファイバ
コネクタ２に加わる押圧がより一定化されて確実に取り
付けられ、光ファイバコネクタ２の心線１１と導光プリ
ズム３５の集光レンズ３５Ａとの間隔をより容易に一定
に保つことができる。
クタ２のフェルール２１の先端部を光スイッチ３の導光
プリズム３５の結合用孔３５Ｂにはめ合わせて挿入し、
固定具３７を光スイッチ３のケース３６の下方から押し
上げると、両端板３７Ｃは傾斜面３６Ｄによって内側方
向に案内溝３６Ｃ内に湾曲してこの案内溝３６Ｃ内を上
方に移動し、押し上げ完了とともに両端板３７Ｃはそれ
ぞれ傾斜面３６Ｄからはずれ、その湾曲は外側方向に回
復して、両端板３７Ｃの一方の嵌合部３７Ａは光スイッ
チ３のケース３６の他方の嵌合部３６Ｂに内側からはめ
合わされて固定される。そしてこの固定具３７に設けら
れた可撓性の爪３７Ｂにより、光ファイバコネクタ２は
その外筒２５の下端部が押し上げられて光スイッチ３に
取り付けられる。ここで図２に示すように、固定具３７
はその両端間に直角方向に折り曲げられた側板３７Ｅを
備え、この側板３７Ｅに沿って両端部から可撓性の爪３
７Ｂを設けるようにしたので、この側板３７Ｅによって
固定具３７の撓みに対する強度が増加し、この側板３７
Ｅに沿った長い爪を設けることが可能となる。これによ
り、この爪３７Ｂの可撓性は高められるので光ファイバ
コネクタ２に加わる押圧がより一定化されて確実に取り
付けられ、光ファイバコネクタ２の心線１１と導光プリ
ズム３５の集光レンズ３５Ａとの間隔をより容易に一定
に保つことができる。
【００１４】次に光ファイバコネクタ２を取り外すとき
は、両端板３７Ｃの外方向に折り返された部分３７Ｄを
内側に押圧すると両端板３７Ｃの一方の嵌合部３７Ａと
光スイッチ３のケース３６の他方の嵌合部３６Ｂとのは
め合わせが外れるので、固定具３７を引き下げて取り外
し、光ファイバコネクタ２を結合用孔３５Ｂから引き抜
くようにする。
は、両端板３７Ｃの外方向に折り返された部分３７Ｄを
内側に押圧すると両端板３７Ｃの一方の嵌合部３７Ａと
光スイッチ３のケース３６の他方の嵌合部３６Ｂとのは
め合わせが外れるので、固定具３７を引き下げて取り外
し、光ファイバコネクタ２を結合用孔３５Ｂから引き抜
くようにする。
【００１５】また、図１において矢印Ｒで示されるよう
に、可撓性の爪３７Ｂが撓み、所定の撓み量を越えると
きは光ファイバコネクタ２の外筒２５の下端が固定具３
７に接触するように構成されている。これによって光フ
ァイバコードの配線時などで固定具３７に不用意な引抜
力が加わったとき、光ファイバコネクタ２は固定具３７
で押さえられるので、光ファイバコネクタ２の取り付け
の確実性がより高められる。
に、可撓性の爪３７Ｂが撓み、所定の撓み量を越えると
きは光ファイバコネクタ２の外筒２５の下端が固定具３
７に接触するように構成されている。これによって光フ
ァイバコードの配線時などで固定具３７に不用意な引抜
力が加わったとき、光ファイバコネクタ２は固定具３７
で押さえられるので、光ファイバコネクタ２の取り付け
の確実性がより高められる。
【００１６】
【発明の効果】本発明の光ファイバコネクタの固定装置
においては、光ファイバコードのジャケットとテンショ
ンメンバの間に内筒を挿入し、所定の長さ露出されたテ
ンションメンバが、外装被覆の周囲に折り返されてなる
外周に外筒を挿入したことにより、フェルールに結合さ
れた外筒をかしめたとき、心線に応力を与えることなく
強くかしめることができ、例えば接着剤の塗布などが不
要となる。また、光ファイバコネクタは光制御装置のケ
ースにはめ合わせにより固定される固定具に設けられた
可撓性の爪で押圧されることにより、光制御装置にワン
タッチで確実に取り付けることができる。更にまた、配
線時などで光ファイバコネクタに不用意な引抜力が加わ
ったときはこの固定具で光ファイバコネクタが押さえら
れるので光ファイバコードの取り付けの確実性が一層向
上する。
においては、光ファイバコードのジャケットとテンショ
ンメンバの間に内筒を挿入し、所定の長さ露出されたテ
ンションメンバが、外装被覆の周囲に折り返されてなる
外周に外筒を挿入したことにより、フェルールに結合さ
れた外筒をかしめたとき、心線に応力を与えることなく
強くかしめることができ、例えば接着剤の塗布などが不
要となる。また、光ファイバコネクタは光制御装置のケ
ースにはめ合わせにより固定される固定具に設けられた
可撓性の爪で押圧されることにより、光制御装置にワン
タッチで確実に取り付けることができる。更にまた、配
線時などで光ファイバコネクタに不用意な引抜力が加わ
ったときはこの固定具で光ファイバコネクタが押さえら
れるので光ファイバコードの取り付けの確実性が一層向
上する。
【図１】本発明の光ファイバコネクタの固定装置を用い
た光スイッチを示し（ａ）は一部断面を含む要部側面
図、（ｂ）は要部正面図
た光スイッチを示し（ａ）は一部断面を含む要部側面
図、（ｂ）は要部正面図
【図２】図１の固定具を示し（ａ）は側面図、（ｂ）は
下面図、（ｃ）は正面図
下面図、（ｃ）は正面図
【図３】従来の光ファイバコネクタ構造を用いた光スイ
ッチの一部断面を含む側面図
ッチの一部断面を含む側面図
【図４】光ファイバコードの構造を示す側面図
１ 光ファイバコード １１ 心線 １２ ジャケット １３ テンションメンバ １４ 外装被覆 ２ 光ファイバコネクタ ２１ フェルール ２１Ａ 貫通孔 ２４ 内筒 ２５ 外筒 ３ 光スイッチ（光制御装置） ３５Ｂ 結合用孔 ３６ ケース ３６Ｂ 他方の嵌合部 ３６Ｃ 案内溝 ３６Ｄ 傾斜面 ３７ 固定具 ３７Ａ 一方の嵌合部 ３７Ｂ 爪 ３７Ｃ 端板 ３７Ｅ 側板
Claims (4)
- 【請求項１】心線と、この心線の周囲を取り囲むこの心
線の外周保護用のジャケットと、このジャケットの周囲
を取り囲むテンションメンバと、このテンションメンバ
の周囲を取り囲む外装被覆とからなる光ファイバコード
の上端面に光ファイバコードの心線とはめ合う貫通孔を
有する筒状をなし、光ファイバコードの露出された先端
部の心線がこの貫通孔に下方から挿入されるフェルール
と、ジャケットとテンションメンバとの間に挿入された
内筒と、所定の長さ露出されたテンションメンバが外装
被覆の周囲に折り返されてなる外周にはめ合い、かつ前
記フェルールの下部に結合された外筒とからなり、この
外筒をかしめることにより内筒を介して光ファイバコー
ドを固定した光ファイバコネクタと、前記光ファイバコ
ネクタを光制御装置のケースの穴部に固定する、板ばね
からなり、その両端が光制御装置のケースの両側面に沿
って上方に延長され更に外方向に折り返された両端板を
備え、これら両端板にはそれぞれ一方の嵌合部が設けら
れた固定具とからなり、前記光制御装置のケースには前
記両端板をそれぞれ上方向に案内する案内溝と、これら
案内溝の下部には前記両端板をそれぞれ内側方向に前記
案内溝の中に湾曲させる傾斜面と、前記両端板の一方の
嵌合部が内側からはめ合う他方の嵌合部とがそれぞれ設
けられていることを特徴とする光ファイバコネクタの固
定装置。 - 【請求項２】請求項１に記載の光ファイバコネクタの固
定装置において、固定具は板ばねからなり、この板ばね
の外筒に対面する個所にこの板ばねにスリットを付して
上方向の可撓性の爪を形成したことを特徴とする光ファ
イバコネクタの固定装置。 - 【請求項３】請求項１に記載の光ファイバコネクタの固
定装置において、固定具は板ばねからなり、その両端間
に直角方向に折り曲げられた側板を備え、この板ばねの
外筒に対面する個所にこの板ばねにスリットを付して前
記側板に沿った上方向の可撓性の爪を形成したことを特
徴とする光ファイバコネクタの固定装置。 - 【請求項４】請求項２または３記載の光ファイバコネク
タの固定装置において、固定具に設けられた可撓性の爪
が所定の撓み量を越えると外筒の下端がこの固定具に接
触するよう構成されていることを特徴とする光ファイバ
コネクタの固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282091A JPH06130253A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 光ファイバコネクタの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282091A JPH06130253A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 光ファイバコネクタの固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06130253A true JPH06130253A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17648009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4282091A Pending JPH06130253A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 光ファイバコネクタの固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06130253A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017074670A1 (en) * | 2015-10-30 | 2017-05-04 | Corning Optical Communications LLC | Traceable cable assembly and connector |
| US9671551B2 (en) | 2012-02-13 | 2017-06-06 | Corning Optical Communications LLC | Visual tracer system for fiber optic cable |
| US10101553B2 (en) | 2015-05-20 | 2018-10-16 | Corning Optical Communications LLC | Traceable cable with side-emitting optical fiber and method of forming the same |
| US10107983B2 (en) | 2016-04-29 | 2018-10-23 | Corning Optical Communications LLC | Preferential mode coupling for enhanced traceable patch cord performance |
| US10185111B2 (en) | 2016-04-08 | 2019-01-22 | Corning Optical Communications LLC | Traceable end point cable assembly |
| US10222560B2 (en) | 2016-12-21 | 2019-03-05 | Corning Research & Development Corporation | Traceable fiber optic cable assembly with fiber guide and tracing optical fibers for carrying light received from a light launch device |
| US10228526B2 (en) | 2015-03-31 | 2019-03-12 | Corning Optical Communications LLC | Traceable cable with side-emitting optical fiber and method of forming the same |
| US10234614B2 (en) | 2017-01-20 | 2019-03-19 | Corning Research & Development Corporation | Light source assemblies and systems and methods with mode homogenization |
| US10338317B2 (en) | 2015-07-17 | 2019-07-02 | Corning Optical Communications LLC | Systems and methods for traceable cables |
| US10379309B2 (en) | 2014-11-18 | 2019-08-13 | Corning Optical Communications LLC | Traceable optical fiber cable and filtered viewing device for enhanced traceability |
| US10534135B2 (en) | 2015-07-17 | 2020-01-14 | Corning Optical Communications LLC | Systems and methods for tracing cables and cables for such systems and methods |
| US10539758B2 (en) | 2017-12-05 | 2020-01-21 | Corning Research & Development Corporation | Traceable fiber optic cable assembly with indication of polarity |
| US10539747B2 (en) | 2017-12-05 | 2020-01-21 | Corning Research & Development Corporation | Bend induced light scattering fiber and cable assemblies and method of making |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP4282091A patent/JPH06130253A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9671551B2 (en) | 2012-02-13 | 2017-06-06 | Corning Optical Communications LLC | Visual tracer system for fiber optic cable |
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| US10101553B2 (en) | 2015-05-20 | 2018-10-16 | Corning Optical Communications LLC | Traceable cable with side-emitting optical fiber and method of forming the same |
| US10534135B2 (en) | 2015-07-17 | 2020-01-14 | Corning Optical Communications LLC | Systems and methods for tracing cables and cables for such systems and methods |
| US10338317B2 (en) | 2015-07-17 | 2019-07-02 | Corning Optical Communications LLC | Systems and methods for traceable cables |
| US10101545B2 (en) | 2015-10-30 | 2018-10-16 | Corning Optical Communications LLC | Traceable cable assembly and connector |
| WO2017074670A1 (en) * | 2015-10-30 | 2017-05-04 | Corning Optical Communications LLC | Traceable cable assembly and connector |
| US10185111B2 (en) | 2016-04-08 | 2019-01-22 | Corning Optical Communications LLC | Traceable end point cable assembly |
| US10107983B2 (en) | 2016-04-29 | 2018-10-23 | Corning Optical Communications LLC | Preferential mode coupling for enhanced traceable patch cord performance |
| US10222560B2 (en) | 2016-12-21 | 2019-03-05 | Corning Research & Development Corporation | Traceable fiber optic cable assembly with fiber guide and tracing optical fibers for carrying light received from a light launch device |
| US10222561B2 (en) | 2016-12-21 | 2019-03-05 | Corning Research & Development Corporation | Light launch device for transmitting light into a traceable fiber optic cable assembly with tracing optical fibers |
| US10545298B2 (en) | 2016-12-21 | 2020-01-28 | Corning Research & Development Corporation | Traceable fiber optic cable assembly with illumination structure and tracing optical fibers for carrying light received from a light launch device |
| US10234614B2 (en) | 2017-01-20 | 2019-03-19 | Corning Research & Development Corporation | Light source assemblies and systems and methods with mode homogenization |
| US10539758B2 (en) | 2017-12-05 | 2020-01-21 | Corning Research & Development Corporation | Traceable fiber optic cable assembly with indication of polarity |
| US10539747B2 (en) | 2017-12-05 | 2020-01-21 | Corning Research & Development Corporation | Bend induced light scattering fiber and cable assemblies and method of making |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |